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初等数学演習
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245076
2025-06-25T20:57:35Z
Tomzo
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/* 高等学校 */
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wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|メインページ|数学|frame=1}}
{{進捗状況}}
算数のドリルや初等数学の演習書として、ここには問題を解く練習を中心とした反復練習により学習の定着を図るタイプの参考書を収めます。多くは単元や複合・総合問題などの項目が設けられ、はじめに簡単な説明や解答の方針、解法の利用の仕方などが示されるでしょう。教科書などと併用して学習すると良いでしょう。
== 小学校 ==
* [[算数演習/小学校1年生|1ねんせいのためのさんすうドリル]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
* [[算数演習/小学校2年生|2年生のためのさんすうドリル]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
* [[算数演習/小学校3年生|3年生のための算数ドリル]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
* [[算数演習/小学校4年生|4年生のための算数ドリル]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
* [[算数演習/小学校5年生|5年生のための算数ドリル]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
* [[算数演習/小学校6年生|6年生のための算数ドリル]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
* [[中学受験算数/演習|中学受験算数ドリル]]{{進捗|00%|2019-10-06}}
対応する教科書:[[小学校算数]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
== 中学校 ==
* [[数学演習/中学校1年生]] {{進捗|75%|2014-02-09}}
* [[数学演習/中学校2年生]] {{進捗|100%|2014-02-09}}
* [[数学演習/中学校3年生]] {{進捗|75%|2014-02-09}}
対応する教科書:[[中学校数学]] {{進捗|75%|2014-02-09}}
== 高等学校 ==
* [[数学演習/数学I]]
* [[数学演習/数学A]]
* [[数学演習/数学II]]
* [[数学演習/数学B]]
* [[数学演習/数学III]]
* [[数学演習 高等学校I・A]]
対応する教科書:[[高等学校数学]]
[[Category:数学教育|しよとうすうかくえんしゆう]]
[[Category:小学校算数|しよとうすうかくえんしゆう]]
[[Category:中学校数学|しよとうすうかくえんしゆう]]
[[Category:高等学校教育|しよとうすうかくえんしゆう]]
[[Category:数学演習]]
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周期律と元素の諸特性/典型元素/アルカリ土類金属元素
0
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2025-06-26T07:10:41Z
Tomzo
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text/x-wiki
'''アルカリ土類金属'''とは'''第2族元素'''のこと、かつては、周期表の2族のうち、Ca(カルシウム)、Sr(ストロンチウム)、Ba(バリウム)、Ra(ラジウム)の4つの元素を指していたが、現在ではこれに加え、Be(ベリリウム)、Mg(マグネシウム)もアルカリ土類金属に含める。
{{substub}}
[[カテゴリ:元素]]
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有機化学/エステル
0
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2025-06-26T07:08:35Z
Tomzo
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text/x-wiki
==エステルの定義==
-CO-O-(エステル結合)を持つ化合物をエステルという(ただしR2は水素原子Hを除く)。
O-R2
/
R1-C
\\
O
==合成方法==
ヒドロキシ基及びカルボキシ基の間での脱水縮合。
R<sub>1</sub> -CO'''OH''' + R<sub>2</sub> -O'''H''' → R<sub>1</sub>-COO-R<sub>2</sub> + H<sub>2</sub>O
{{stub}}
[[カテゴリ:有機化学]]
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高等学校化学II/不確定性原理と化学結合
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2025-06-26T08:50:44Z
Tomzo
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text/x-wiki
{{sakujo|内容が全部除去されたページ}}
※ このページを削除すべきだという議論があります。詳しくは[[トーク:高等学校化学II/不確定性原理と化学結合|議論ページ]]を参照。
[https://ja.wikibooks.org/w/index.php?title=%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%8C%96%E5%AD%A6II/%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E6%80%A7%E5%8E%9F%E7%90%86%E3%81%A8%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%B5%90%E5%90%88&oldid=223481 旧版への固定リンク]
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大学受験ガイド
0
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2025-06-25T21:06:02Z
Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
*[[受験ガイド]] > '''大学受験ガイド'''
Wikibooksで書かれている大学受験ガイドは以下の通りです。
*[[日本の大学受験ガイド]]
*[[外国の大学受験ガイド]]
== 関連 ==
*[[大学受験参考書]] {{進捗|00%|2013-12-06}}
*[[受験ガイド]] {{進捗|00%|2013-12-06}}
[[Category:入学試験|たいかくしゆけんかいと]]
[[Category:水先案内のページ|たいかくしゆけんかいと]]
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労働法
0
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2025-06-26T00:18:56Z
Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
*[[法学]] > [[労働法]]
==労働法とは==
{{wikipedia|労働法}}
{{-}}
== 労働法の教科書 ==
労働法の教科書。
*[[労働基準法]]
*[[労働契約法]]
*[[労働組合法]]
*[[労働関係調整法]]
*[[最低賃金法]]
*[[男女雇用機会均等法]]
*[[労働審判法]]
*[[労働安全衛生法]]
*[[労働者派遣法]]
*[[職業安定法]]
{{stub|law}}
[[Category:法学の書庫|ろうとうほう]]
[[category:労働法|*]]
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民法第37条
0
4458
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240172
2025-06-26T08:11:46Z
Tomzo
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/* 参照条文 */
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text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[民法]]>[[コンメンタール民法]]>[[第1編 総則 (コンメンタール民法)]]>[[民法第37条]]
== 条文 ==
(外国法人の登記)
;第37条
#外国法人([[民法第35条|第35条第1項ただし書]]に規定する外国法人に限る。以下この条において同じ。)が日本に事務所を設けたときは、3週間以内に、その事務所の所在地において、次に掲げる事項を登記しなければならない。
##外国法人の設立の準拠法
##目的
##名称
##事務所の所在場所
##存続期間を定めたときは、その定め
##代表者の氏名及び住所
# 前項各号に掲げる事項に変更を生じたときは、3週間以内に、変更の登記をしなければならない。この場合において、登記前にあっては、その変更をもって第三者に対抗することができない。
# 代表者の職務の執行を停止し、若しくはその職務を代行する者を選任する仮処分命令又はその仮処分命令を変更し、若しくは取り消す決定がされたときは、その登記をしなければならない。この場合においては、前項後段の規定を準用する。
# 前二項の規定により登記すべき事項が外国において生じたときは、登記の期間は、その通知が到達した日から起算する。
# 外国法人が初めて日本に事務所を設けたときは、その事務所の所在地において登記するまでは、第三者は、その法人の成立を否認することができる。
# 外国法人が事務所を移転したときは、旧所在地においては3週間以内に移転の登記をし、新所在地においては4週間以内に第1項各号に掲げる事項を登記しなければならない。
# 同一の登記所の管轄区域内において事務所を移転したときは、その移転を登記すれば足りる。
# 外国法人の代表者が、この条に規定する登記を怠ったときは、50万円以下の過料に処する。
==解説==
民法の法人関係の規定においては「[[コンメンタール一般社団法人および一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律|一般社団法人および一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律]]」により全部改正がなされる予定である。
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール民法|民法]]
|[[第1編 総則 (コンメンタール民法)|第1編 総則]]<br>
[[第1編 総則 (コンメンタール民法)#3|第3章 法人]]<br>
|[[民法第36条]]<br>(登記)
|[[民法第38条]]<br>(民法第38条から第84条まで削除されています)<br>[[第1編 総則 (コンメンタール民法)#4|第4章 物]]<br>[[民法第85条]]<br>(定義)
}}
{{stub|law}}
[[category:民法|037]]
[[category:行政罰|み民037]]
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民法第38条
0
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209474
2025-06-26T08:34:03Z
Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[民法]]>[[コンメンタール民法]]>[[第1編 総則 (コンメンタール民法)]]
;平成18年6月2日 法律50号(施行:平20年12月1日)により削除
([[定款]]の変更)<br>
第38条
# 定款は、総社員の四分の三以上の同意があるときに限り、変更することができる。ただし、定款に別段の定めがあるときは、この限りでない。
# 定款の変更は、主務官庁の認可を受けなければ、その効力を生じない。
==解説==
民法の法人関係の規定においては「一般社団法人および一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」により全部改正がなされ削除された。
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール民法|民法]]
|[[第1編 総則 (コンメンタール民法)|第1編 総則]]<br>
[[第1編 総則 (コンメンタール民法)#3|第3章 法人]]<br>
(民法第38条から第84条まで削除)
|[[民法第37条]]<br>(登記)
|★[[民法第39条]]<br>(寄付行為) <br>[[第1編 総則 (コンメンタール民法)#4|第4章 物]]<br>[[民法第85条]]<br>(定義)
}}
[[category:民法|038]]
[[category:削除又は廃止された条文|民038]]
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組織学/歯
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20356
2025-06-26T07:11:25Z
Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
== 概要 ==
== 歯の組織 ==
== 画像一覧 ==
<gallery>
Image:Gray1006.png|歯冠、歯髄、歯根
Image:ToothSection.jpg|歯の構造
Image:Crosssectiontooth11-24-05.jpg|エナメル質に見られる条
Image:Mammoth ivory hg.jpg|条2
Image:Enamelmineralization11-17-05.jpg
Image:Eruptingtoothwithlabels11-24-05.jpg
Image:Toothhistology11-17-05.jpg
</gallery>
{{stub}}
[[Category:医学|そしきかく は]]
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サッカー/戦術/カウンターアタック
0
4581
275920
38627
2025-06-26T06:38:51Z
Tomzo
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275920
wikitext
text/x-wiki
相手からボールを奪った時に行うもので,手数をかけずにシンプルかつスピーディに攻めるのがセオリー。今までピンチだったチームの状況をひっくり返す上に相手にも身体的かつ精神的に負担がかけられるとあって,ゲームの上でこれをうまく決めるかどうかは非常に重要である。
格下のチームが格上のチーム相手に試合をする時に使われたり、リードしていて特に無理をして攻める必要のない時にも使われることもある。
{{substub}}
[[Category:サッカー|せんしゆつかうんたああたつく]]
fgp2296vi846nsz1th97ol3rn43p3im
民法第85条
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5350
275948
227854
2025-06-26T08:12:52Z
Tomzo
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/* 判例 */
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wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール民法]]>[[第1編 総則 (コンメンタール民法)]]
{{wikipedia|w:物 (法律)}}
==条文==
(定義)
;第85条
: この法律において「[[物]]」とは、有体物をいう。
==解説==
==参照条文==
==判例==
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=53337&hanreiKbn=02 物件引渡](最高裁判決 昭和54年02月15日)[[民法第369条]]
##構成部分の変動する集合動産と譲渡担保の目的
##:構成部分の変動する集合動産であつても、その種類所在場所及び量的範囲を指定するなどの方法により目的物の範囲が特定される場合には、一個の集合物として譲渡担保の目的となりうる。
##構成部分の変動する集合動産の譲渡担保につき目的物の範囲が特定されているとはいえないとされた事例
##:甲が、継続的倉庫寄託契約に基づき丙に寄託中の食用乾燥ネギフレーク44トン余りのうち28トンを乙に対する債務の譲渡担保とすること、乙はこれを売却処分することができることを約し、在庫証明の趣旨で丙が作成した預り証を乙に交付したが、乙も在庫を確認したにとどまり、その後処分のため乙に引き渡された右乾燥ネギフレークの大部分は甲の工場から乙に直送され、残部は甲が丙から受け出して乙に送付したものであるなど判示の事実関係のもとでは、甲が乙に寄託中の右乾燥ネギフレークのうち28トンを特定して譲渡担保に供したものとはいえない。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=52661&hanreiKbn=02 土地滅失登記処分取消](最高裁判決 昭和61年12月16日),[[民法第86条]]1項,[[不動産登記法第1条]]
#;海と民法86条1項にいう土地
#:海は、民法施行当時特定の者が排他的総括支配権を取得していたときを除いては、同法86条1項にいう土地に当たらない。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=55185&hanreiKbn=02 第三者異議](最高裁判決 昭和62年11月10日)[[民法第178条]]、[[民法第181条]]、[[民法第183条]]、[[民法第333条]]、[[民法第369条]]
##'''構成部分の変動する集合動産を目的とする集合物譲渡担保権の対抗要件と構成部分の変動した後の集合物に対する効力'''
##:構成部分の変動する集合動産を目的とする集合物譲渡担保権の設定者がその構成部分である動産の占有を取得したときは譲渡担保権者が占有改定の方法によつて占有権を取得する旨の合意があり、譲渡担保権設定者がその構成部分として現に存在する動産の占有を取得した場合には、譲渡担保権者は右譲渡担保権につき対抗要件を具備するに至り、右対抗要件具備の効力は、新たにその構成部分となつた動産を包含する集合物に及ぶ。
##'''構成部分の変動する集合動産を目的とする集合物譲渡担保権と動産売買先取特権に基づいてされた動産競売の不許を求める第三者異議の訴え'''
##:構成部分の変動する集合動産を目的とする集合物譲渡担保権者は、特段の事情のない限り、第三者異議の訴えによつて、動産売買先取特権者が右集合物の構成部分となつた動産についてした競売の不許を求めることができる。
##'''構成部分の変動する集合動産を目的とする集合物譲渡担保権設定契約において目的物の範囲が特定されているとされた事例'''
##:構成部分の変動する集合動産を目的とする集合物譲渡担保権設定契約において、目的動産の種類及び量的範囲が普通棒鋼、異形棒鋼等一切の在庫商品と、その所在場所が譲渡担保権設定者の倉庫内及び同敷地・ヤード内と指定されているときは、目的物の範囲が特定されているものというべきである。
----
{{前後
|[[コンメンタール民法|民法]]
|[[第1編 総則 (コンメンタール民法)|第1編 総則]]<br>
[[第1編 総則 (コンメンタール民法)#4|第4章 物]]<br>
|[[民法第37条]]<br>(外国法人の登記)<br>★[[民法第84条]]<br>(民法第38条から第84条まで削除されています)
|[[民法第86条]]<br>(不動産及び動産)
}}
{{stub|law}}
[[category:民法|085]]
gznwcw0frzeftg6ng33tcykrme6wcmr
かんぽっくり
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275865
136016
2025-06-25T20:51:38Z
Tomzo
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text/x-wiki
空き缶で作る子供の遊び道具。空き缶に紐を通し長めのループ状にしたものを
一対作り空き缶の上に乗る。紐を手で引き上げることにより空き缶は足底に密着して
あたかも下駄(ぽっくり)に乗っているように遊ぶことができる。
{{substub}}
{{DEFAULTSORT:かんほつくり}}
[[Category:ゲーム]]
06n3av3m8jtoc3qdx1qqko4ofmjg4ux
サッカー/戦術
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2025-06-26T06:40:28Z
Tomzo
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text/x-wiki
サッカーの戦術は主にオフェンスの戦術とディフェンスの戦術に別れる。
==オフェンス==
*[[サッカー/戦術/オフェンス基礎|オフェンス基礎]]
**[[サッカー/戦術/カウンターアタック|カウンターアタック]]
==ディフェンス==
*[[サッカー/戦術/ディフェンス基礎|ディフェンス基礎]]
各項目でサッカーにおける攻め方、守り方を解説する。
{{substub}}
[[Category:サッカー|戦術]]
czxcbklv2pm3wqt1wmz8al98fs19so9
国際関係概論
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text/x-wiki
*[[社会科学]] > [[国際関係学]]> 国際関係学概論
国際関係概論は国際関係に関する一般的な教科書である。
== 国際システム ==
== 国家 ==
== 国際紛争 ==
== 国際法 ==
== 国際機構 ==
== 国際経済 ==
== 国際社会 ==
== 世界システム ==
== グローバリゼーション ==
== 外交政策 ==
{{substub}}
[[Category:国際関係学|あんせんほしようかく]]
q8c8d5rz6ri59uvggl56livj0le6kha
Blender 3D/システム条件
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text/x-wiki
以下はBlender 2.45における。使用可能なシステム条件です。
== OS ==
*Microsoft Windows
**Microsoft Windows 98
**Microsoft Windows ME
**Microsoft Windows 2000
**Microsoft Windows XP
**Microsoft Windows Vista
*Mac OS X
**Mac OS X v10.3以降
***OpwerPC G4&G5、Intel Mac
*Linux
*Solaris
*FreeBSD
*Irix
{{stub}}
[[Category:Blender 3D]]
gifbqztyglwb7ppomwukrktxqs4f2ke
民事訴訟法第134条
0
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Tomzo
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/* 判例 */
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text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール民事訴訟法]]
== 条文 ==
(訴え提起の方式)
;第134条
# 訴えの提起は、訴状を裁判所に提出してしなければならない。
# 訴状には、次に掲げる事項を記載しなければならない。
## 当事者及び法定代理人
## [[請求]]の趣旨及び原因
===改正経緯===
===2022年改正===
「住所、氏名等の秘匿制度」の創設に伴い、第133条に定められていた「訴え提起の方式」を本条に繰り下げ、第134条に定められていた「証書真否確認の訴え」を第134条の2とした。
===旧法===
*第223条〔訴え提起の方式〕
*:訴ノ提起ハ訴状ヲ裁判所ニ提出シテ之ヲ為スコトヲ要ス
*第224条〔訴状の記載事項〕
*#訴状ニハ当事者、法定代理人並請求ノ趣旨及原因ヲ記載スルコトヲ要ス
*#準備書面ニ関スル規定ハ訴状ニ之ヲ準用ス
== 解説 ==
{{wikipedia|訴状}}
訴えの提起は、原告が、被告との関係において、一定の権利の存否を主張し、当該権利主張の当否について、審理し判決することを裁判所に要求する行為である。
訴えが訴訟要件を具備していれば、裁判所は、当該請求の当否について審議し判決する事になるから、請求は、訴訟の対象であるということができ、その意味から訴訟物や訴訟対象と呼ばれる。
そして、原告の権利主張を理由なしとするときは、判決主文において「原告の請求を棄却する」と判示するのが実務慣行であり、逆に権利主張理由ありとして、原告の求めたとおりの内容の判決をするときは、講学上「原告の請求を認容する」というが、これらの場合も、請求の概念は判決の要求の意味に用いられている。
訴状には、本条2項に掲げる事項、すなわち、当事者、法定代理人、請求の趣旨及び原因を記載しなければならない。そして、事実についての主張を記載するには、できる限り、請求を理由付ける事実についての主張と、当該事実に関する事実についての主張とを区別して記載することが必要である([[民事訴訟規則第53条|規則第53条]]第2項)。すなわち訴状であるためには、これらを必ず明確に記載しなければならず、訴状に不備がみうけられ、裁判長が訴状の記載について必要な補正を促す場合には、補正命令を裁判所書記官に命じて行わせることができる([[民事訴訟規則第56条|規則第56条]])。この場合において、原告が注意すべきこととして、原告が不備を命じられたのにもかかわらず補正しないときは、裁判長は、命令で、訴状を却下しなければならない([[民事訴訟法第137条|第137条]]第2項)と規定されており、原告の請求は不適法として却下される。
なお、訴状には、原告が訴訟救助([[民事訴訟法第82条|第82条]])を許与された場合を除き、民事訴訟費用等に関する法律の定める訴額に応じた申立手数料を納付するため、手数料額だけ収入印紙を貼付し、作成者である原告又はその代理人において署名押印([[民事訴訟規則第2条|規則第2条]]第1項)することを必要とする。本人訴訟の場合において、1つの訴えで、複数の訴えがある場合において、訴額が不明な場合は、訴えを提起しようとしている管轄の裁判所書記官に問い合わせると教示してもらえる。
===訴えの利益===
{{wikipedia|訴えの利益}}
{{-}}
===訴訟物理論===
{{wikipedia|訴訟物}}
;訴訟物理論が機能するとされる局面
#既判力の客観的範囲
#*[[民事訴訟法第114条|第114条]](既判力の範囲)第1項
#重複訴訟の禁止
#*[[民事訴訟法第142条|第142条]](重複する訴えの提起の禁止)
#訴えの変更
#*[[民事訴訟法第143条|第143条]](訴えの変更)
#訴えの併合
#*[[民事訴訟法第136条|第136条]](請求の併合)
== 参照条文 ==
== 判例 ==
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=56095 皇居外苑使用不許可処分取消等請求](最高裁判決 昭和28年12月23日)
#;公園使用不許可処分の取消を求める訴の使用すべき日経過後における判決を求める法律上の利益
#:昭和二七年五月一日のメーデーのための皇居外苑使用不許可処分の取消を求める訴は、右期日の経過により判決を求める法律上の利益を喪失する。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57514 慰籍料並に名誉回復請求](最高裁判決 昭和31年7月20日)[[民法第44条|民法44条]](現・[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第78条]]),[[民法第709条|民法709条]],[[民法第723条|民法723条]]
#;法人に対する民法第44条に基く請求と同法第715条に基く請求との訴訟物の異同
#:法人に対する民法第44条に基く損害賠償の請求と同法第715条に基く損害賠償の請求とは、訴訟物を異にする。
#:*民法44条による法人の責任と同715条による法人の責任とは、発生要件を異にし法律上別個のものと解すべき。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52867 約束手形金請求](最高裁判決 昭和33年6月19日)
#;会社更正法に基き、金銭債務の支払を禁ずる旨の仮処分決定をうけた会社に対し、金銭債権の無条件給付を求める訴の当否
#:会社更生法に基き、「会社は某日以前の原因に基いて生じた一切の金銭債務を弁済してはならない」旨の仮処分決定がなされた場合においても、債権者は、右会社およびその保証人の双方に対し、無条件の給付判決を求めることができる。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52909 株主総会決議一部取消請求](最高裁判決 昭和37年1月19日)
#;株主総会特別決議取消の訴の係属中訴の利益を欠くに至つたと認められた事例
#:株主以外の者に新株引受権を与える旨の株主総会特別決議につき決議取消の訴が係属する間に、右決議に基づき新株の発行が行なわれてしまつた場合には、右訴の利益は消滅するものと解すべきである。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53122 強制執行第三者異議請求](最高裁判決 昭和39年5月7日)
#;第三者異議の訴の係属中に差押の解除がなされた場合と訴の利益。
#:第三者異議の訴の係属中に、執行債権者において当該差押物件が執行債務者の責任財産に属しないことを承認して強制執行の取消を求め、差押が解除された場合には、特別の事情のないかぎり、右訴の利益は失われる。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52993 強制執行の目的物に対する第三者異議等](最高裁判決 昭和40年3月26日)
#;詐害行為取消の反訴が認容されるべき場合には本訴である第三者異議訴訟は排斥を免れないとされた事例。
#:所有権を異議理由とする第三者異議訴訟の繋属中に、右所有権の取得原因たる契約が詐害行為に該当することを理由として右契約の取消を求める反訴が提起され、右本訴および反訴が同一の裁判所において審理された結果、詐害行為取消権が存すると判断され、前記の所有権取得が否定されるべきことが裁判所に明らかな場合においては、本訴である第三者異議訴訟は排斥を免れない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53945 自動車運転免許取消処分の取消請求](最高裁判決 昭和40年8月2日)
#;自動車等運転免許証の有効期間の経過と右運転免許取消処分の取消訴訟における訴の利益の存否。
#:自動車等運転免許の取消処分の取消を求める訴訟の継続中、当該運転免許証の有効期間が経過した場合でも、その訴は利益を失われない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53859 登記抹消請求](最高裁判決 昭和41年3月18日)
#;所有権保存登記およびその後順次経由された所有権移転登記の抹消登記手続請求訴訟において一部の被告に敗訴した場合におけるその余の被告に対する請求についての訴の利益の有無
#:所有権保存登記およびその後順次経由された所有権移転登記の抹消登記手続請求訴訟において、最終登記名義人を被告とする請求について敗訴の判決があつた場合でも、その余の被告らに対する請求は訴の利益を失うものではない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=55123 株主総会決議取消、株主総会決議無効確認請求](最高裁判決 昭和45年4月2日)
##'''役員選任の株主総会決議取消の訴の係属中に当該役員が退任した場合と訴の利益の有無'''
##:役員選任の株主総会決議取消の訴の係属中、その決議に基づいて選任された取締役ら役員がすべて任期満了により退任し、その後の株主総会の決議によつて取締役ら役員が新たに選任されたときは、特別の事情のないかぎり、右決議取消の訴は、訴の利益を欠くに至るものと解すべきである。
##'''前項の場合において決議取消の訴がその利益を失わないとされる特別事情'''
##:前項の場合であつても、右株主総会決議取消の訴が当該取締役の在任中の行為について会社の受けた損害を回復することを目的とするものである旨の特別事情が立証されるときは、訴の利益は失われない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53296 社員総会決議不存在確認](最高裁判決 昭和53年7月10日)
#;有限会社の社員総会決議不存在確認を求める訴の提起が訴権の濫用にあたるとされた事例
#:有限会社の経営の実権を握つていた者が、第三者に対し自己の社員持分全部を相当の代償を受けて譲渡し、会社の経営を事実上右第三者に委ね、その後相当期間を経過しており、しかも右譲渡の当時社員総会を開いて承認を受けることがきわめて容易であつたなど、判示の事実関係のもとにおいて、右譲渡人が右社員持分譲渡を承認する社員総会決議及びこれを前提とする役員選任等に関する社員総会決議の不存在確認を求める訴を提起するのは、訴権の濫用として許されない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=64262 建物所有権移転登記抹消登記手続本訴建物明渡反訴](最高裁判決 昭和54年1月30日)
#;所有権保存登記抹消登記手続請求訴訟において勝訴の確定判決を得た原告が被告の口頭弁論終結後の承継人に対し真正な登記名義の回復のための所有権移転登記手続を求める訴と訴の利益
#:所有権保存登記抹消登記手続請求訴訟において勝訴の確定判決を得た原告が被告の口頭弁論終結後の承継人に対し真正な登記名義の回復のための所有権移転登記手続を求める訴は、右確定判決の存在によつて訴の利益を欠くものではない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=64219 建物収去土地明渡等](最高裁判決 昭和54年4月17日)
#;土地所有権に基づく建物収去土地明渡請求の再訴につき訴の利益があるとされた事例
#:土地所有権に基づく建物収去土地明渡請求の前訴において、建物所有を目的とする借地契約の成立及び地上建物につき借地期間の満了を停止条件とする売買契約の成立が認められ、建物引渡し及び土地明渡しの限度で右請求を認容する判決が言い渡されて確定した後、土地所有者が、前訴判決の事実審口頭弁論終結後に売主の債務不履行を理由に右売買契約を解除したことにより建物の所有権が売主に復帰したものとして、新たに建物収去土地明渡しを求める後訴を提起することは、特段の事情のない限り、訴の利益がある。
#<span id="長沼ナイキ"/>[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=55157 保安林解除処分取消]([[w:長沼ナイキ訴訟|長沼ナイキ訴訟]] 最高裁判決 昭和57年9月9日)
#:(本件における、当事者適格に関しては、[[民事訴訟法第28条#長沼ナイキ|民事訴訟法第28条・判例]]参照)
#;いわゆる代替施設の設置と保安林指定解除処分取消訴訟の訴えの利益
#:いわゆる代替施設の設置によつて洪水、渇水の危険が解消され、その防止上からは保安林の存続の必要性がなくなつたと認められるに至つたときは、右防止上の利益侵害を基礎として保安林指定解除処分取消訴訟の原告適格を認められた者の訴えの利益は失われる。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=55160 婚姻取消](最高裁判決 昭和57年9月28日)
#;重婚における後婚の離婚による解消と後婚の取消の訴えの許否
#:重婚において、後婚が離婚によつて解消された場合には、特段の事情のない限り、後婚の取消を請求することは許されない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52149 株主総会決議取消](最高裁判決 昭和58年6月7日)
#;計算書類等承認の株主総会決議取消の訴えの係属中にその後の決算期の計算書類等の承認がされた場合と右取消を求める訴えの利益
#:計算書類等承認の株主総会決議取消の訴えの係属中、その後の決算期の計算書類等の承認がされた場合であつても、該計算書類等につき承認の再決議がされたなどの特別の事情がない限り、右決議取消を求める訴えの利益は失われない。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52674 代表役員登記抹消](最高裁判決 昭和61年9月4日)
#;宗教法人の代表役員に就任した者がその地位にあることの確認の訴えとともに提起した自己の解任及び後任者の就任等の各登記の抹消登記手続を求める訴えの利益の有無
#:宗教法人の代表役員に就任した者が、宗教法人に対し、その代表役員の地位にあることの確認を訴求するとともに、自己の解任及び後任の代表役員の就任又はその辞任の各登記の抹消登記手続を求めて提起した訴えは、訴えの利益を欠く。
# [https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52197 損害賠償請求事件](最高裁判決 昭和63年1月26日)
#;訴えの提起が違法な行為となる場合
#:訴えの提起は、提訴者が当該訴訟において主張した権利又は法律関係が事実的、法律的根拠を欠くものである上、同人がそのことを知りながら又は通常人であれば容易にそのことを知り得たのにあえて提起したなど、<u>裁判制度の趣旨目的に照らして著しく相当性を欠く場合に限り</u>、相手方に対する違法な行為となる。
#[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53500 株主総会決議取消](最高裁判決 平成4年10月29日)
#;役員退職慰労金贈呈の株主総会決議取消しの訴えの係属中に当該決議と同一の内容の決議がされた場合と訴えの利益
#:役員退職慰労金贈呈の株主総会決議取消しの訴えの係属中、右決議と同一の内容を持ち、右決議の取消判決が確定した場合にはさかのぼって効力を生ずるものとされている決議が有効に成立し、それが確定したときは、特別の事情がない限り、右決議取消しの訴えの利益は、失われる。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=52505&hanreiKbn=02 不当労働行為救済命令取消請求、補助参加申立](最高裁判例 平成7年02月23日)[[労働委員会規則45条]]1項,[[行政事件訴訟法第9条]],民法第73条
#;労働組合が自然消滅した場合におけるその組合への金員の支払を命じていた救済命令の拘束力の消長と右命令の取消しを求める訴えの利益
#:組合員が存在しなくなったことなどにより労働組合が自然消滅した場合には、その組合が清算法人として存続していたとしても、使用者に対し右組合への金員の支払を命じていた救済命令の拘束力は失われ、その結果、右命令の取消しを求める訴えの利益は失われる。
#[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=84488 建物賃料増額確認請求事件](最高裁判決 平成26年9月25日)[[借地借家法第32条]],[[民事訴訟法第114条|民訴法114条]]1項
#;借地借家法32条1項の規定に基づく賃料増減請求により増減された賃料額の確認を求める訴訟の確定判決の既判力
#:借地借家法32条1項の規定に基づく賃料増減請求により増減された賃料額の確認を求める訴訟の確定判決の既判力は,原告が特定の期間の賃料額について確認を求めていると認められる特段の事情のない限り,前提である賃料増減請求の効果が生じた時点の賃料額に係る判断について生ずる。
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{{前後
|[[コンメンタール民事訴訟法|民事訴訟法]]
|[[コンメンタール民事訴訟法#2|第2編 第一審の訴訟手続]]<br>
[[コンメンタール民事訴訟法#1-6|第1章 訴え]]
|[[民事訴訟法第133条の4|第133条の4]]<br>(秘匿決定の取消し等)
|[[民事訴訟法第134条の2|第134条の2]]<br>(証書真否確認の訴え)
}}
{{stub|law}}
[[category:民事訴訟法|134]]
[[category:民事訴訟法 2022年改正|134]]
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コンメンタール民事再生法
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Tomzo
248
/* 第1章 総則 (第1条~第20条) */
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wikitext
text/x-wiki
民事再生法(最終改正:平成一八年六月二一日法律第八四号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|民事再生法}}
==<b id="1">第1章 総則 (第1条~第20条)</b>==
:[[民事再生法第1条|第1条]](目的)
:[[民事再生法第2条|第2条]](定義)
:[[民事再生法第3条|第3条]](外国人の地位)
:[[民事再生法第4条|第4条]](再生事件の管轄)
:[[民事再生法第5条|第5条]]
:[[民事再生法第6条|第6条]](専属管轄)
:[[民事再生法第7条|第7条]](再生事件の移送)
:[[民事再生法第8条|第8条]](任意的口頭弁論等)
:[[民事再生法第9条|第9条]](不服申立て)
:[[民事再生法第10条|第10条]](公告等)
:[[民事再生法第11条|第11条]](法人の再生手続に関する登記の嘱託等)
:[[民事再生法第12条|第12条]](登記のある権利についての登記等の嘱託)
:[[民事再生法第13条|第13条]](否認の登記)
:[[民事再生法第14条|第14条]](非課税)
:[[民事再生法第15条|第15条]](登録への準用)
:[[民事再生法第16条|第16条]](事件に関する文書の閲覧等)
:[[民事再生法第17条|第17条]](支障部分の閲覧等の制限)
:[[民事再生法第18条|第18条]](民事訴訟法 の準用)
:[[民事再生法第19条|第19条]](最高裁判所規則)
:[[民事再生法第20条|第20条]]'''削除'''
==<b id="2">第2章 再生手続の開始</b> ==
===<b id="2-1">第1節 再生手続開始の申立て (第21条~第32条)</b>===
:[[民事再生法第21条|第21条]](再生手続開始の申立て)
:[[民事再生法第22条|第22条]](破産手続開始等の申立義務と再生手続開始の申立て)
:[[民事再生法第23条|第23条]](疎明)
:[[民事再生法第24条|第24条]](費用の予納)
:[[民事再生法第24条の2|第24条の2]](意見の聴取)
:[[民事再生法第25条|第25条]](再生手続開始の条件)
:[[民事再生法第26条|第26条]](他の手続の中止命令等)
:[[民事再生法第27条|第27条]](再生債権に基づく強制執行等の包括的禁止命令)
:[[民事再生法第28条|第28条]](包括的禁止命令に関する公告及び送達等)
:[[民事再生法第29条|第29条]](包括的禁止命令の解除)
:[[民事再生法第30条|第30条]](仮差押え、仮処分その他の保全処分)
:[[民事再生法第31条|第31条]](担保権の実行手続の中止命令)
:[[民事再生法第32条|第32条]](再生手続開始の申立ての取下げの制限)
===<b id="2-2">第2節 再生手続開始の決定 (第33条~第53条)</b>===
:[[民事再生法第33条|第33条]](再生手続開始の決定)
:[[民事再生法第34条|第34条]](再生手続開始と同時に定めるべき事項)
:[[民事再生法第35条|第35条]](再生手続開始の公告等)
:[[民事再生法第36条|第36条]](抗告)
:[[民事再生法第37条|第37条]](再生手続開始決定の取消し)
:[[民事再生法第38条|第38条]](再生債務者の地位)
:[[民事再生法第39条|第39条]](他の手続の中止等)
:[[民事再生法第40条|第40条]](訴訟手続の中断等)
:[[民事再生法第40条の2|第40条の2]](債権者代位訴訟等の取扱い)
:[[民事再生法第41条|第41条]](再生債務者等の行為の制限)
:[[民事再生法第42条|第42条]](営業等の譲渡)
:[[民事再生法第43条|第43条]](事業の譲渡に関する株主総会の決議による承認に代わる許可)
:[[民事再生法第44条|第44条]](開始後の権利取得)
:[[民事再生法第45条|第45条]](開始後の登記及び登録)
:[[民事再生法第46条|第46条]](開始後の手形の引受け等)
:[[民事再生法第47条|第47条]](善意又は悪意の推定)
:[[民事再生法第48条|第48条]](共有関係)
:[[民事再生法第49条|第49条]](双務契約)
:[[民事再生法第50条|第50条]](継続的給付を目的とする双務契約)
:[[民事再生法第51条|第51条]](双務契約についての破産法 の準用)
:[[民事再生法第52条|第52条]](取戻権)
:[[民事再生法第53条|第53条]](別除権)
==<b id="3">第3章 再生手続の機関</b> ==
===<b id="3-1">第1節 監督委員 (第54条~第61条)</b>===
:[[民事再生法第54条|第54条]](監督命令)
:[[民事再生法第55条|第55条]](監督命令に関する公告及び送達)
:[[民事再生法第56条|第56条]](否認に関する権限の付与)
:[[民事再生法第57条|第57条]](監督委員に対する監督等)
:[[民事再生法第58条|第58条]](数人の監督委員の職務執行)
:[[民事再生法第59条|第59条]](監督委員による調査等)
:[[民事再生法第60条|第60条]](監督委員の注意義務)
:[[民事再生法第61条|第61条]](監督委員の報酬等)
===<b id="3-2">第2節 調査委員 (第62条~第63条)</b>===
:[[民事再生法第62条|第62条]](調査命令)
:[[民事再生法第63条|第63条]](監督委員に関する規定の準用)
===<b id="3-3">第3節 管財人 (第64条~第78条)</b>===
:[[民事再生法第64条|第64条]](管理命令)
:[[民事再生法第65条|第65条]](管理命令に関する公告及び送達)
:[[民事再生法第66条|第66条]](管財人の権限)
:[[民事再生法第67条|第67条]](管理命令が発せられた場合の再生債務者の財産関係の訴えの取扱い)
:[[民事再生法第68条|第68条]](第113条第2項後段において準用する場合を含む。)
:[[民事再生法第69条|第69条]](行政庁に係属する事件の取扱い)
:[[民事再生法第70条|第70条]](数人の管財人の職務執行)
:[[民事再生法第71条|第71条]](管財人代理)
:[[民事再生法第72条|第72条]](再生債務者の業務及び財産の管理)
:[[民事再生法第73条|第73条]](郵便物等の管理)
:[[民事再生法第74条|第74条]]
:[[民事再生法第75条|第75条]](管財人の行為に対する制限)
:[[民事再生法第76条|第76条]](管理命令後の再生債務者の行為等)
:[[民事再生法第76条の2|第76条の2]](取締役等の報酬)
:[[民事再生法第77条|第77条]](任務終了の場合の報告義務等)
:[[民事再生法第78条|第78条]](監督委員に関する規定の準用)
===<b id="3-4">第4節 保全管理人 (第79条~第83条)</b>===
:[[民事再生法第79条|第79条]](保全管理命令)
:[[民事再生法第80条|第80条]](保全管理命令に関する公告及び送達)
:[[民事再生法第81条|第81条]](保全管理人の権限)
:[[民事再生法第82条|第82条]](保全管理人代理)
:[[民事再生法第83条|第83条]](監督委員に関する規定等の保全管理人等への準用)
==<b id="4">第4章 再生債権</b> ==
===<b id="4-1">第1節 再生債権者の権利 (第84条~第93条の2)</b>===
:[[民事再生法第84条|第84条]](再生債権となる請求権)
:[[民事再生法第85条|第85条]](再生債権の弁済の禁止)
:[[民事再生法第85条の2|第85条の2]](再生債務者等による相殺)
:[[民事再生法第86条|第86条]](再生債権者の手続参加)
:[[民事再生法第87条|第87条]](再生債権者の議決権)
:[[民事再生法第88条|第88条]](別除権者の手続参加)
:[[民事再生法第89条|第89条]](再生債権者が外国で受けた弁済)
:[[民事再生法第90条|第90条]](代理委員)
:[[民事再生法第90条の2|第90条の2]](裁判所による代理委員の選任)
:[[民事再生法第91条|第91条]](報償金等)
:[[民事再生法第92条|第92条]](相殺権)
:[[民事再生法第93条|第93条]](相殺の禁止)
:[[民事再生法第93条の2|第93条の2]]
===<b id="4-2">第2節 再生債権の届出 (第94条~第98条)</b>===
:[[民事再生法第94条|第94条]](届出)
:[[民事再生法第95条|第95条]](届出の追完等)
:[[民事再生法第96条|第96条]](届出名義の変更)
:[[民事再生法第97条|第97条]](罰金、科料等の届出)
:[[民事再生法第98条|第98条]]
===<b id="4-3">第3節 再生債権の調査及び確定 (第99条~第113条)</b>===
:[[民事再生法第99条|第99条]](再生債権者表の作成等)
:[[民事再生法第100条|第100条]](再生債権の調査)
:[[民事再生法第101条|第101条]](認否書の作成及び提出)
:[[民事再生法第102条|第102条]](一般調査期間における調査)
:[[民事再生法第103条|第103条]](特別調査期間における調査)
:[[民事再生法第103条の2|第103条の2]](特別調査期間に関する費用の予納)
:[[民事再生法第104条|第104条]](再生債権の調査の結果)
:[[民事再生法第105条|第105条]](再生債権の査定の裁判)
:[[民事再生法第106条|第106条]](査定の申立てについての裁判に対する異議の訴え)
:[[民事再生法第107条|第107条]](異議等のある再生債権に関する訴訟の受継)
:[[民事再生法第108条|第108条]](主張の制限)
:[[民事再生法第109条|第109条]](執行力ある債務名義のある債権等に対する異議の主張)
:[[民事再生法第110条|第110条]](再生債権の確定に関する訴訟の結果の記載)
:[[民事再生法第111条|第111条]](再生債権の確定に関する訴訟の判決等の効力)
:[[民事再生法第112条|第112条]](訴訟費用の償還)
:[[民事再生法第112条の2|第112条の2]](再生手続終了の場合における再生債権の確定手続の取扱い)
:[[民事再生法第113条|第113条]](再生手続開始前の罰金等についての不服の申立て)
===<b id="4-4">第4節 債権者集会及び債権者委員会 (第114条~第118条の3)</b>===
:[[民事再生法第114条|第114条]](債権者集会の招集)
:[[民事再生法第115条|第115条]](債権者集会の期日の呼出し等)
:[[民事再生法第116条|第116条]](債権者集会の指揮)
:[[民事再生法第117条|第117条]](債権者委員会)
:[[民事再生法第118条|第118条]](債権者委員会の意見聴取)
:[[民事再生法第118条の2|第118条の2]](再生債務者等の債権者委員会に対する報告義務)
:[[民事再生法第118条の3|第118条の3]](再生債務者等に対する報告命令)
==<b id="5">第5章 共益債権、一般優先債権及び開始後債権 (第119条~第123条)</b>==
:[[民事再生法第119条|第119条]](共益債権となる請求権)
:[[民事再生法第120条|第120条]](開始前の借入金等)
:[[民事再生法第120条の2|第120条の2]](社債管理者等の費用及び報酬)
:[[民事再生法第121条|第121条]](共益債権の取扱い)
:[[民事再生法第122条|第122条]](一般優先債権)
:[[民事再生法第123条|第123条]](開始後債権)
==<b id="6">第6章 再生債務者の財産の調査及び確保</b> ==
===<b id="6-1">第1節 再生債務者の財産状況の調査 (第124条~第126条)</b>===
:[[民事再生法第124条|第124条]](財産の価額の評定等)
:[[民事再生法第125条|第125条]](裁判所への報告)
:[[民事再生法第126条|第126条]](財産状況報告集会への報告)
===<b id="6-2">第2節 否認権 (第127条~第141条)</b>===
:[[民事再生法第127条|第127条]](再生債権者を害する行為の否認)
:[[民事再生法第127条の2|第127条の2]](相当の対価を得てした財産の処分行為の否認)
:[[民事再生法第127条の3|第127条の3]](特定の債権者に対する担保の供与等の否認)
:[[民事再生法第128条|第128条]](手形債務支払の場合等の例外)
:[[民事再生法第129条|第129条]](権利変動の対抗要件の否認)
:[[民事再生法第130条|第130条]](執行行為の否認)
:[[民事再生法第131条|第131条]](支払の停止を要件とする否認の制限)
:[[民事再生法第132条|第132条]](否認権行使の効果)
:[[民事再生法第132条の2|第132条の2]](再生債務者の受けた反対給付に関する相手方の権利等)
:[[民事再生法第133条|第133条]](相手方の債権の回復)
:[[民事再生法第134条|第134条]](転得者に対する否認権)
:[[民事再生法第134条の2|第134条の2]](否認権のための保全処分)
:[[民事再生法第134条の3|第134条の3]](保全処分に係る手続の続行と担保の取扱い)
:[[民事再生法第135条|第135条]](否認権の行使)
:[[民事再生法第136条|第136条]](否認の請求)
:[[民事再生法第137条|第137条]](否認の請求を認容する決定に対する異議の訴え)
:[[民事再生法第138条|第138条]](否認権限を有する監督委員の訴訟参加等)
:[[民事再生法第139条|第139条]](否認権行使の期間)
:[[民事再生法第140条|第140条]](詐害行為取消訴訟等の取扱い)
:[[民事再生法第141条|第141条]](否認の訴え等の中断及び受継)
===<b id="6-3">第3節 法人の役員の責任の追及 (第142条~第147条)</b>===
:[[民事再生法第142条|第142条]](法人の役員の財産に対する保全処分)
:[[民事再生法第143条|第143条]](損害賠償請求権の査定の申立て等)
:[[民事再生法第144条|第144条]](損害賠償請求権の査定に関する裁判)
:[[民事再生法第145条|第145条]](査定の裁判に対する異議の訴え)
:[[民事再生法第146条|第146条]]
:[[民事再生法第147条|第147条]](査定の裁判の効力)
===<b id="6-4">第4節 担保権の消滅 (第148条~第153条)</b>===
:[[民事再生法第148条|第148条]](担保権消滅の許可等)
:[[民事再生法第149条|第149条]](価額決定の請求)
:[[民事再生法第150条|第150条]](財産の価額の決定)
:[[民事再生法第151条|第151条]](費用の負担)
:[[民事再生法第152条|第152条]](価額に相当する金銭の納付等)
:[[民事再生法第153条|第153条]](配当等の実施)
==<b id="7">第7章 再生計画</b> ==
===<b id="7-1">第1節 再生計画の条項 (第154条~第162条)</b>===
:[[民事再生法第154条|第154条]](再生計画の条項)
:[[民事再生法第155条|第155条]](再生計画による権利の変更)
:[[民事再生法第156条|第156条]](権利の変更の1般的基準)
:[[民事再生法第157条|第157条]](届出再生債権者等の権利に関する定め)
:[[民事再生法第158条|第158条]](債務の負担及び担保の提供に関する定め)
:[[民事再生法第159条|第159条]](未確定の再生債権に関する定め)
:[[民事再生法第160条|第160条]](別除権者の権利に関する定め)
:[[民事再生法第161条|第161条]](再生債務者の株式の取得等に関する定め)
:[[民事再生法第162条|第162条]](募集株式を引き受ける者の募集に関する定め)
===<b id="7-2">第2節 再生計画案の提出 (第163条~第168条)</b>===
:[[民事再生法第163条|第163条]](再生計画案の提出時期)
:[[民事再生法第164条|第164条]](再生計画案の事前提出)
:[[民事再生法第165条|第165条]](債務を負担する者等の同意)
:[[民事再生法第166条|第166条]](再生債務者の株式の取得等を定める条項に関する許可)
:[[民事再生法第166条の2|第166条の2]](募集株式を引き受ける者の募集を定める条項に関する許可)
:[[民事再生法第167条|第167条]](再生計画案の修正)
:[[民事再生法第168条|第168条]](再生債務者の労働組合等の意見)
===<b id="7-3">第3節 再生計画案の決議 (第169条~第173条)</b>===
:[[民事再生法第169条|第169条]](決議に付する旨の決定)
:[[民事再生法第169条の2|第169条の2]](社債権者等の議決権の行使に関する制限)
:[[民事再生法第170条|第170条]](債権者集会が開催される場合における議決権の額の定め方等)
:[[民事再生法第171条|第171条]](債権者集会が開催されない場合における議決権の額の定め方等)
:[[民事再生法第172条|第172条]](議決権の行使の方法等)
:[[民事再生法第172条の2|第172条の2]](基準日による議決権者の確定)
:[[民事再生法第172条の3|第172条の3]](再生計画案の可決の要件)
:[[民事再生法第172条の4|第172条の4]](再生計画案の変更)
:[[民事再生法第172条の5|第172条の5]](債権者集会の期日の続行)
:[[民事再生法第173条|第173条]](再生計画案が可決された場合の法人の継続)
===<b id="7-4">第4節 再生計画の認可等 (第174条~第185条)</b>===
:[[民事再生法第174条|第174条]](再生計画の認可又は不認可の決定)
:[[民事再生法第174条の2|第174条の2]](約定劣後再生債権の届出がある場合における認可等の特則)
:[[民事再生法第175条|第175条]](再生計画認可の決定等に対する即時抗告)
:[[民事再生法第176条|第176条]](再生計画の効力発生の時期)
:[[民事再生法第177条|第177条]](再生計画の効力範囲)
:[[民事再生法第178条|第178条]](再生債権の免責)
:[[民事再生法第179条|第179条]](届出再生債権者等の権利の変更)
:[[民事再生法第180条|第180条]](再生計画の条項の再生債権者表への記載等)
:[[民事再生法第181条|第181条]](届出のない再生債権等の取扱い)
:[[民事再生法第182条|第182条]](別除権者の再生計画による権利の行使)
:[[民事再生法第183条|第183条]](再生計画により再生債務者の株式の取得等がされた場合の取扱い)
:[[民事再生法第183条の2|第183条の2]](再生計画に募集株式を引き受ける者の募集に関する条項を定めた場合の取扱い)
:[[民事再生法第184条|第184条]](中止した手続の失効)
:[[民事再生法第185条|第185条]](不認可の決定が確定した場合の再生債権者表の記載の効力)
==<b id="8">第8章 再生計画認可後の手続 (第186条~第190条)</b>==
:[[民事再生法第186条|第186条]](再生計画の遂行)
:[[民事再生法第187条|第187条]](再生計画の変更)
:[[民事再生法第188条|第188条]](再生手続の終結)
:[[民事再生法第189条|第189条]](再生計画の取消し)
:[[民事再生法第190条|第190条]](破産手続開始の決定又は新たな再生手続開始の決定がされた場合の取扱い等)
==<b id="9">第9章 再生手続の廃止 (第191条~第195条)</b>==
:[[民事再生法第191条|第191条]](再生計画認可前の手続廃止)
:[[民事再生法第192条|第192条]]
:[[民事再生法第193条|第193条]](再生債務者の義務違反による手続廃止)
:[[民事再生法第194条|第194条]](再生計画認可後の手続廃止)
:[[民事再生法第195条|第195条]](再生手続廃止の公告等)
==<b id="10">第10章 住宅資金貸付債権に関する特則 (第196条~第206条)</b>==
:[[民事再生法第196条|第196条]](定義)
:[[民事再生法第197条|第197条]](抵当権の実行手続の中止命令等)
:[[民事再生法第198条|第198条]](住宅資金特別条項を定めることができる場合等)
:[[民事再生法第199条|第199条]](住宅資金特別条項の内容)
:[[民事再生法第200条|第200条]](住宅資金特別条項を定めた再生計画案の提出等)
:[[民事再生法第201条|第201条]](住宅資金特別条項を定めた再生計画案の決議等)
:[[民事再生法第202条|第202条]](住宅資金特別条項を定めた再生計画の認可又は不認可の決定等)
:[[民事再生法第203条|第203条]](住宅資金特別条項を定めた再生計画の効力等)
:[[民事再生法第204条|第204条]](保証会社が保証債務を履行した場合の取扱い)
:[[民事再生法第205条|第205条]](査定の申立てがされなかった場合等の取扱い)
:[[民事再生法第206条|第206条]](住宅資金特別条項を定めた再生計画の取消し等)
==<b id="11">第11章 外国倒産処理手続がある場合の特則 (第207条~第210条)</b>==
:[[民事再生法第207条|第207条]](外国管財人との協力)
:[[民事再生法第208条|第208条]](再生手続の開始原因の推定)
:[[民事再生法第209条|第209条]](外国管財人の権限等)
:[[民事再生法第210条|第210条]](相互の手続参加)
==<b id="12">第12章 簡易再生及び同意再生に関する特則</b> ==
===<b id="12-1">第1節 簡易再生 (第211条~第216条)</b>===
:[[民事再生法第211条|第211条]](簡易再生の決定)
:[[民事再生法第212条|第212条]](簡易再生の決定の効力等)
:[[民事再生法第213条|第213条]](即時抗告等)
:[[民事再生法第214条|第214条]](債権者集会の特則)
:[[民事再生法第215条|第215条]](再生計画の効力等の特則)
:[[民事再生法第216条|第216条]](再生債権の調査及び確定に関する規定等の適用除外等)
===<b id="12-2">第2節 同意再生 (第217条~第220条)</b>===
:[[民事再生法第217条|第217条]](同意再生の決定)
:[[民事再生法第218条|第218条]](即時抗告)
:[[民事再生法第219条|第219条]](同意再生の決定が確定した場合の効力)
:[[民事再生法第220条|第220条]](再生債権の調査及び確定に関する規定等の適用除外)
==<b id="13">第13章 小規模個人再生及び給与所得者等再生に関する特則</b> ==
===<b id="13-1">第1節 小規模個人再生 (第221条~第238条)</b>===
:[[民事再生法第221条|第221条]](手続開始の要件等)
:[[民事再生法第222条|第222条]](再生手続開始に伴う措置)
:[[民事再生法第223条|第223条]](個人再生委員)
:[[民事再生法第224条|第224条]](再生債権の届出の内容)
:[[民事再生法第225条|第225条]](再生債権のみなし届出)
:[[民事再生法第226条|第226条]](届出再生債権に対する異議)
:[[民事再生法第227条|第227条]](再生債権の評価)
:[[民事再生法第228条|第228条]](貸借対照表の作成等の免除)
:[[民事再生法第229条|第229条]](再生計画による権利の変更の内容等)
:[[民事再生法第230条|第230条]](再生計画案の決議)
:[[民事再生法第231条|第231条]](再生計画の認可又は不認可の決定)
:[[民事再生法第232条|第232条]](再生計画の効力等)
:[[民事再生法第233条|第233条]](再生手続の終結)
:[[民事再生法第234条|第234条]](再生計画の変更)
:[[民事再生法第235条|第235条]](計画遂行が極めて困難となった場合の免責)
:[[民事再生法第236条|第236条]](再生計画の取消し)
:[[民事再生法第237条|第237条]](再生手続の廃止)
:[[民事再生法第238条|第238条]](通常の再生手続に関する規定の適用除外)
===<b id="13-2">第2節 給与所得者等再生 (第239条~第245条)</b>===
:[[民事再生法第239条|第239条]](手続開始の要件等)
:[[民事再生法第240条|第240条]](再生計画案についての意見聴取)
:[[民事再生法第241条|第241条]](再生計画の認可又は不認可の決定等)
:[[民事再生法第242条|第242条]](再生計画の取消し)
:[[民事再生法第243条|第243条]](再生手続の廃止)
:[[民事再生法第244条|第244条]](小規模個人再生の規定の準用)
:[[民事再生法第245条|第245条]](通常の再生手続に関する規定の適用除外)
==<b id="14">第14章 再生手続と破産手続との間の移行</b> ==
===<b id="14-1">第1節 破産手続から再生手続への移行 (第246条~第247条)</b>===
:[[民事再生法第246条|第246条]](破産管財人による再生手続開始の申立て)
:[[民事再生法第247条|第247条]](再生債権の届出を要しない旨の決定)
===<b id="14-2">第2節 再生手続から破産手続への移行 (第248条~第254条)</b>===
:[[民事再生法第248条|第248条]](再生手続開始の決定があった場合の破産事件の移送)
:[[民事再生法第249条|第249条]](再生手続終了前の破産手続開始の申立て等)
:[[民事再生法第250条|第250条]](再生手続の終了に伴う職権による破産手続開始の決定)
:[[民事再生法第251条|第251条]](再生手続の終了等に伴う破産手続開始前の保全処分等)
:[[民事再生法第252条|第252条]](再生手続の終了に伴う破産手続における破産法 の適用関係)
:[[民事再生法第253条|第253条]](破産債権の届出を要しない旨の決定)
:[[民事再生法第254条|第254条]](否認の請求を認容する決定に対する異議の訴え等の取扱い)
==<b id="15">第15章 罰則 (第255条~第266条)</b>==
:[[民事再生法第255条|第255条]](詐欺再生罪)
:[[民事再生法第256条|第256条]](特定の債権者に対する担保の供与等の罪)
:[[民事再生法第257条|第257条]](監督委員等の特別背任罪)
:[[民事再生法第258条|第258条]](報告及び検査の拒絶等の罪)
:[[民事再生法第259条|第259条]](業務及び財産の状況に関する物件の隠滅等の罪)
:[[民事再生法第260条|第260条]](監督委員等に対する職務妨害の罪)
:[[民事再生法第261条|第261条]](収賄罪)
:[[民事再生法第262条|第262条]](贈賄罪)
:[[民事再生法第263条|第263条]](再生債務者等に対する面会強請等の罪)
:[[民事再生法第264条|第264条]](国外犯)
:[[民事再生法第265条|第265条]](両罰規定)
:[[民事再生法第266条|第266条]](過料)
==外部リンク==
*[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%96%af%8e%96%8d%c4%90%b6%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=H11HO225&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 民事再生法](法令データ提供システム)
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[[Category:コンメンタール|みんしさいせいほう こんめんたある]]
[[Category:民事再生法|*こんめんたあるみんしさいせいほう]]
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健康保険法第162条
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Tomzo
248
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wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
(健康保険組合の保険料の負担割合の特例)
;第162条
#健康保険組合は、[[健康保険法第161条|前条第1項]]の規定にかかわらず、規約で定めるところにより、事業主の負担すべき一般保険料額又は介護保険料額の負担の割合を増加することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#7|第7章 費用の負担]]<br>
|[[健康保険法第161条]]<br>(保険料の負担及び納付義務)
|[[健康保険法第163条]]<br>'''削除'''<br>[[健康保険法第164条]]<br>(保険料の納付)
}}
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[[category:健康保険法|162]]
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2025-06-26T00:36:05Z
Tomzo
248
/* 条文 */
275893
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
(健康保険組合の保険料の負担割合の特例)
;第162条
:健康保険組合は、[[健康保険法第161条|前条第1項]]の規定にかかわらず、規約で定めるところにより、事業主の負担すべき一般保険料額又は介護保険料額の負担の割合を増加することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#7|第7章 費用の負担]]<br>
|[[健康保険法第161条]]<br>(保険料の負担及び納付義務)
|[[健康保険法第163条]]<br>'''削除'''<br>[[健康保険法第164条]]<br>(保険料の納付)
}}
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[[category:健康保険法|162]]
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健康保険法第163条
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Tomzo
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text/x-wiki
[[法学]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
;第163条
:<big><big><big>削除</big></big></big>
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#7|第7章 費用の負担]]<br>
|[[健康保険法第162条]]<br>(健康保険組合の保険料の負担割合の特例)
|[[健康保険法第164条]]<br>(保険料の納付)
}}
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[[category:健康保険法|163]]
[[category:削除又は廃止された条文|健保163]]
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健康保険法第164条
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Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
(保険料の納付)
;第164条
# 被保険者に関する毎月の保険料は、翌月末日までに、納付しなければならない。ただし、任意継続被保険者に関する保険料については、その月の10日(初めて納付すべき保険料については、保険者が指定する日)までとする。
#保険者等(被保険者が協会が管掌する健康保険の任意継続被保険者である場合は協会、被保険者が健康保険組合が管掌する健康保険の被保険者である場合は当該健康保険組合、これら以外の場合は厚生労働大臣をいう。次項において同じ。)は、被保険者に関する保険料の納入の告知をした後に告知をした保険料額が当該納付義務者の納付すべき保険料額を超えていることを知ったとき、又は納付した被保険者に関する保険料額が当該納付義務者の納付すべき保険料額を超えていることを知ったときは、その超えている部分に関する納入の告知又は納付を、その告知又は納付の日の翌日から6月以内の期日に納付されるべき保険料について納期を繰り上げてしたものとみなすことができる。
#前項の規定によって、納期を繰り上げて納入の告知又は納付をしたものとみなしたときは、保険者等は、その旨を当該納付義務者に通知しなければならない。
==解説==
==参照条文==
*[[健康保険法第39条]](資格の得喪の確認)
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#7|第7章 費用の負担]]<br>
|[[健康保険法第162条]]<br>(健康保険組合の保険料の負担割合の特例)<br>[[健康保険法第163条]]<br>'''削除'''
|[[健康保険法第165条]]<br>(任意継続被保険者の保険料の前納)
}}
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[[category:健康保険法|164]]
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高等学校古文/思想
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Tomzo
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text/x-wiki
==儒家・儒教==
===概説===
===孔子===
*[[/論語]]
===孟子===
*[[/孟子]]
===荀子===
*[[/荀子]]
==道家・道教・老荘思想==
===概説===
===老子===
*[[/老子]]
===荘子===
*[[/荘子]]
===列子===
*[[/列子]]
==諸子百家==
===概説===
===墨家===
*[[/墨子]]
===兵家===
*[[/孫子]]
===法家===
*[[/韓非子]]
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[[カテゴリ:高等学校教育 国語|しそう]]
[[カテゴリ:哲学・思想]]
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労働組合法
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2025-06-25T18:56:47Z
Tomzo
248
/* 第2節 不当労働行為事件の審査の手続 (第27条~第27条の18) */
275848
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[社会法]]>[[労働法]]>[[労働組合法]]
労働組合法(最終改正:平成二〇年五月二日法律第二六号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|労働組合法}}
==<span id="1"></span>第1章 総則 (第1条~第4条)==
:[[労働組合法第1条|第1条]](目的)
:[[労働組合法第2条|第2条]](労働組合)
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==<span id="2"></span>第2章 労働組合 (第5条~第13条の14)==
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:[[労働組合法第13条の12|第13条の12]](不服申立ての制限)
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==<span id="4"></span>第4章 労働委員会 ==
===<span id="4-1"></span>第1節 設置、任務及び所掌事務並びに組織等 (第19条~第26条)===
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:[[労働組合法第19条の9|第19条の9]](中央労働委員会の会長)
:[[労働組合法第19条の10|第19条の10]](地方調整委員)
:[[労働組合法第19条の11|第19条の11]](中央労働委員会の事務局)
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===<span id="4-2"></span>第2節 不当労働行為事件の審査の手続 (第27条~第27条の18)===
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:[[労働組合法第27条の8|第27条の8]]【陳述宣誓】
:[[労働組合法第27条の9|第27条の9]]【民事訴訟法の準用】
:[[労働組合法第27条の10|第27条の10]](不服の申立て)
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==外部リンク==
*[https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=324AC0000000174 労働組合法 | e-Gov法令検索]
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[[Category:コンメンタール|ろうとうくみあいほう こんめんたある]]
[[Category:労働組合法|*こんめんたあるろうとうくみあいほう]]
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275856
275848
2025-06-25T19:23:42Z
Tomzo
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/* 第5章 罰則 (第28条~第33条) */
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wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[社会法]]>[[労働法]]>[[労働組合法]]
労働組合法(最終改正:平成二〇年五月二日法律第二六号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|労働組合法}}
==<span id="1"></span>第1章 総則 (第1条~第4条)==
:[[労働組合法第1条|第1条]](目的)
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==<span id="2"></span>第2章 労働組合 (第5条~第13条の14)==
:[[労働組合法第5条|第5条]](労働組合として設立されたものの取扱)
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===<span id="4-2"></span>第2節 不当労働行為事件の審査の手続 (第27条~第27条の18)===
:[[労働組合法第27条|第27条]](不当労働行為事件の審査の開始)
:[[労働組合法第27条の2|第27条の2]](公益委員の除斥)
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:[[労働組合法第27条の26|第27条の26]](不服申立ての制限)
==<span id="5"></span>第5章 罰則 (第28条~第33条)==
:[[労働組合法第28条|第28条]]【救済命令違反に対する罰則】
:[[労働組合法第28条の2|第28条の2]]【虚偽陳述に対する罰則】
:[[労働組合法第29条|第29条]]【守秘義務違反に対する罰則】
:[[労働組合法第30条|第30条]]【労働委員会の臨検・検査妨害に対する罰則】
:[[労働組合法第31条|第31条]]【両罰規定】
:[[労働組合法第32条|第32条]]【使用者の緊急命令違反】
:[[労働組合法第32条の2|第32条の2]]【労働委員会の調査に対する不協力】
:[[労働組合法第32条の3|第32条の3]]【労働委員会の調査に対する虚偽陳述】
:[[労働組合法第32条の4|第32条の4]]【審問廷の秩序維持妨害】
:[[労働組合法第33条|第33条]]【清算人等の任務懈怠】
==外部リンク==
*[https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=324AC0000000174 労働組合法 | e-Gov法令検索]
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[[Category:コンメンタール|ろうとうくみあいほう こんめんたある]]
[[Category:労働組合法|*こんめんたあるろうとうくみあいほう]]
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労働保険の保険料の徴収等に関する法律
0
10305
275900
72237
2025-06-26T01:37:49Z
Tomzo
248
/* 第3章 労働保険料の納付の手続等 (第10条~第32条) */
275900
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[社会法]]>[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律]]>[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行令]]>[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行規則]]
労働保険の保険料の徴収等に関する法律( 最終改正:平成一九年七月六日法律第一一〇号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|労働保険の保険料の徴収等に関する法律}}
==第1章 総則 (第1条~第2条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第1条|第1条]](趣旨)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第2条|第2条]](定義)
==第2章 保険関係の成立及び消滅 (第3条~第9条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第3条|第3条]](保険関係の成立)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第4条|第4条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第4条の2|第4条の2]](保険関係の成立の届出等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第5条|第5条]](保険関係の消滅)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第6条|第6条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第7条|第7条]](有期事業の一括)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第8条|第8条]](請負事業の一括)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第9条|第9条]](継続事業の一括)
==第3章 労働保険料の納付の手続等 (第10条~第32条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第10条|第10条]](労働保険料)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第11条|第11条]](一般保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第11条の2|第11条の2]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第12条|第12条]](一般保険料に係る保険料率)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第12条の2|第12条の2]](労災保険率の特例)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第13条|第13条]](第一種特別加入保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第14条|第14条]](第二種特別加入保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第14条の2|第14条の2]](第三種特別加入保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第15条|第15条]](概算保険料の納付)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第15条の2|第15条の2]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第16条|第16条]](増加概算保険料の納付)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第17条|第17条]](概算保険料の追加徴収)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第18条|第18条]](概算保険料の延納)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第19条|第19条]](確定保険料)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第19条の2|第19条の2]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第20条|第20条]](確定保険料の特例)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第21条|第21条]](追徴金)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第21条の2|第21条の2]](口座振替による納付等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第22条|第22条]](印紙保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第23条|第23条]](印紙保険料の納付)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第24条|第24条]](帳簿の調製及び報告)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第25条|第25条]](印紙保険料の決定及び追徴金)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第26条|第26条]](特例納付保険料の納付等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第27条|第27条]](督促及び滞納処分)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第28条|第28条]](延滞金)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条|第29条]](先取特権の順位)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第30条|第30条]](徴収金の徴収手続)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第31条|第31条]](労働保険料の負担)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第32条|第32条]](賃金からの控除)
==第4章 労働保険事務組合 (第33条~第36条の2)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第33条|第33条]](労働保険事務組合)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第34条|第34条]](労働保険事務組合に対する通知等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第35条|第35条]](労働保険事務組合の責任等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第36条|第36条]](帳簿の備付け)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第36条の2|第36条の2]](行政手続法 の適用除外)
==第5章 不服申立て及び訴訟 (第37条~第38条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第37条|第37条]](不服申立て)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第38条|第38条]](不服申立てと訴訟との関係)
==第6章 雑則 (第39条~第45条の2)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第39条|第39条]](適用の特例)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第40条|第40条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第41条|第41条]](時効)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第42条|第42条]](報告等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第43条|第43条]](立入検査)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第43条の2|第43条の2]](資料の提供)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第44条|第44条]](経過措置の命令への委任)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第45条|第45条]](権限の委任)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第45条の2|第45条の2]](厚生労働省令への委任)
==第7章 罰則 (第46条~第48条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第46条|第46条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第47条|第47条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第48条|第48条]]
{{stub}}
[[Category:労働保険の保険料の徴収等に関する法律|*ろうどうほけんのほけんりょうのちょううしゅうとうにかんするほうりつ]]
[[Category:コンメンタール|ろうとうほけんのほけんりようのちようしゆうとう]]
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/* 第7章 罰則 (第46条~第48条) */
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text/x-wiki
[[法学]]>[[社会法]]>[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律]]>[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行令]]>[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行規則]]
労働保険の保険料の徴収等に関する法律( 最終改正:平成一九年七月六日法律第一一〇号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|労働保険の保険料の徴収等に関する法律}}
==第1章 総則 (第1条~第2条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第1条|第1条]](趣旨)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第2条|第2条]](定義)
==第2章 保険関係の成立及び消滅 (第3条~第9条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第3条|第3条]](保険関係の成立)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第4条|第4条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第4条の2|第4条の2]](保険関係の成立の届出等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第5条|第5条]](保険関係の消滅)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第6条|第6条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第7条|第7条]](有期事業の一括)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第8条|第8条]](請負事業の一括)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第9条|第9条]](継続事業の一括)
==第3章 労働保険料の納付の手続等 (第10条~第32条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第10条|第10条]](労働保険料)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第11条|第11条]](一般保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第11条の2|第11条の2]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第12条|第12条]](一般保険料に係る保険料率)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第12条の2|第12条の2]](労災保険率の特例)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第13条|第13条]](第一種特別加入保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第14条|第14条]](第二種特別加入保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第14条の2|第14条の2]](第三種特別加入保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第15条|第15条]](概算保険料の納付)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第15条の2|第15条の2]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第16条|第16条]](増加概算保険料の納付)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第17条|第17条]](概算保険料の追加徴収)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第18条|第18条]](概算保険料の延納)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第19条|第19条]](確定保険料)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第19条の2|第19条の2]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第20条|第20条]](確定保険料の特例)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第21条|第21条]](追徴金)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第21条の2|第21条の2]](口座振替による納付等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第22条|第22条]](印紙保険料の額)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第23条|第23条]](印紙保険料の納付)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第24条|第24条]](帳簿の調製及び報告)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第25条|第25条]](印紙保険料の決定及び追徴金)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第26条|第26条]](特例納付保険料の納付等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第27条|第27条]](督促及び滞納処分)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第28条|第28条]](延滞金)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条|第29条]](先取特権の順位)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第30条|第30条]](徴収金の徴収手続)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第31条|第31条]](労働保険料の負担)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第32条|第32条]](賃金からの控除)
==第4章 労働保険事務組合 (第33条~第36条の2)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第33条|第33条]](労働保険事務組合)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第34条|第34条]](労働保険事務組合に対する通知等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第35条|第35条]](労働保険事務組合の責任等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第36条|第36条]](帳簿の備付け)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第36条の2|第36条の2]](行政手続法 の適用除外)
==第5章 不服申立て及び訴訟 (第37条~第38条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第37条|第37条]](不服申立て)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第38条|第38条]](不服申立てと訴訟との関係)
==第6章 雑則 (第39条~第45条の2)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第39条|第39条]](適用の特例)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第40条|第40条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第41条|第41条]](時効)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第42条|第42条]](報告等)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第43条|第43条]](立入検査)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第43条の2|第43条の2]](資料の提供)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第44条|第44条]](経過措置の命令への委任)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第45条|第45条]](権限の委任)
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第45条の2|第45条の2]](厚生労働省令への委任)
==第7章 罰則 (第46条~第48条)==
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第46条|第46条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第47条|第47条]]
:[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第48条|第48条]]
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[[Category:労働保険の保険料の徴収等に関する法律|*ろうどうほけんのほけんりょうのちょううしゅうとうにかんするほうりつ]]
[[Category:コンメンタール|ろうとうほけんのほけんりようのちようしゆうとう]]
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最低賃金法
0
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2025-06-26T06:34:58Z
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/* 第5章 罰則 (第39条~第42条) */
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text/x-wiki
[[法学]]>[[社会法]]>[[労働法]]>[[最低賃金法]]>[[最低賃金法施行令]]>[[最低賃金法施行規則]]
最低賃金法(最終改正:平成二〇年五月二日法律第二六号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|最低賃金法}}
==第1章 総則 (第1条~第2条)==
:[[最低賃金法第1条|第1条]](目的)
:[[最低賃金法第2条|第2条]](定義)
==第2章 最低賃金 ==
===第1節 総則 (第3条~第8条)===
:[[最低賃金法第3条|第3条]](最低賃金額)
:[[最低賃金法第4条|第4条]](最低賃金の効力)
:[[最低賃金法第5条|第5条]](現物給与等の評価)
:[[最低賃金法第6条|第6条]](最低賃金の競合)
:[[最低賃金法第7条|第7条]](最低賃金の減額の特例)
:[[最低賃金法第8条|第8条]](周知義務)
===第2節 地域別最低賃金 (第9条~第14条)===
:[[最低賃金法第9条|第9条]](地域別最低賃金の原則)
:[[最低賃金法第10条|第10条]](地域別最低賃金の決定)
:[[最低賃金法第11条|第11条]](最低賃金審議会の意見に関する異議の申出)
:[[最低賃金法第12条|第12条]](地域別最低賃金の改正等)
:[[最低賃金法第13条|第13条]](派遣中の労働者の地域別最低賃金)
:[[最低賃金法第14条|第14条]](地域別最低賃金の公示及び発効)
===第3節 特定最低賃金 (第15条~第19条)===
:[[最低賃金法第15条|第15条]](特定最低賃金の決定等)
:[[最低賃金法第16条|第16条]]
:[[最低賃金法第17条|第17条]]
:[[最低賃金法第18条|第18条]](派遣中の労働者の特定最低賃金)
:[[最低賃金法第19条|第19条]](特定最低賃金の公示及び発効)
==第3章 最低賃金審議会 (第20条~第26条)==
:[[最低賃金法第20条|第20条]](設置)
:[[最低賃金法第21条|第21条]](権限)
:[[最低賃金法第22条|第22条]](組織)
:[[最低賃金法第23条|第23条]](委員)
:[[最低賃金法第24条|第24条]](会長)
:[[最低賃金法第25条|第25条]](専門部会等)
:[[最低賃金法第26条|第26条]](政令への委任)
==第4章 雑則 (第27条~第38条)==
:[[最低賃金法第27条|第27条]](援助)
:[[最低賃金法第28条|第28条]](調査)
:[[最低賃金法第29条|第29条]](報告)
:[[最低賃金法第30条|第30条]](職権等)
:[[最低賃金法第31条|第31条]](労働基準監督署長及び労働基準監督官)
:[[最低賃金法第32条|第32条]](労働基準監督官の権限)
:[[最低賃金法第33条|第33条]]
:[[最低賃金法第34条|第34条]](監督機関に対する申告)
:[[最低賃金法第35条|第35条]](船員に関する特例)
:[[最低賃金法第36条|第36条]]
:[[最低賃金法第37条|第37条]]
:[[最低賃金法第38条|第38条]](省令への委任)
==<span id="5"/>第5章 罰則 (第39条~第42条)==
:[[最低賃金法第39条|第39条]]【申告者に対する不利益な取り扱い】- [[最低賃金法第34条|第34条]]第2項違反
:[[最低賃金法第40条|第40条]]【最低賃金の不払い】- [[最低賃金法第4条|第4条]]第1項違反
:[[最低賃金法第41条|第41条]]【周知懈怠・報告拒絶/虚偽報告・臨検妨害等】- [[最低賃金法第8条|第8条]]・[[最低賃金法第29条|第29条]]・[[最低賃金法第32条|第32条]]第1項違反
:[[最低賃金法第42条|第42条]]【両罰規定】
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[[Category:コンメンタール|さいていちんきんほう こんめんたある]]
[[Category:最低賃金法|*こんめんたあるさいていちんきんほう]]
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河川法第23条
0
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2025-06-25T21:20:29Z
Tomzo
248
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wikitext
text/x-wiki
==条文==
(流水の占用の許可)
;第23条
:河川の流水を占用しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[河川法]]
|[[河川法#2|第2章 河川の管理]]<br>
[[河川法#2-3|第3節 河川の使用及び河川に関する規制]]<br>
[[河川法#2-3-1|第1款 通則]]<br>
|[[河川法第22条の2]]<br>(高規格堤防の他人の土地における原状回復措置等)
|[[河川法第24条]]<br>(土地の占用の許可)
}}
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[[category:河川法|23]]
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売春防止法第5条
0
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275812
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2025-06-25T14:02:04Z
Fukupow
34984
/* 解説 */ 加筆
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wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール売春防止法]]>売春防止法第5条
== 条文 ==
(勧誘等)
; 第5条
: 売春をする目的で、次の各号の一に該当する行為をした者は、六月以下の懲役又は一万円以下の罰金に処する。
:# 公衆の目にふれるような方法で、人を売春の相手方となるように勧誘すること。
:# 売春の相手方となるように勧誘するため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
:# 公衆の目にふれるような方法で客待ちをし、又は広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること。
== 解説 ==
本条は、各号の行為が風紀を乱し、公衆に迷惑を及ぼすものとして、処罰の対象としたものである。
本条は、性別を限定していないため、男女の別なく本条の主体となり得る。
また、売春をする目的で行わなければ、本条の罪は成立しない。
=== 第1号 ===
本条1号は、売春をしようとする者が、自ら相手方を探して勧誘する行為を処罰しようとするものである。
「'''公衆の目にふれるような方法'''」とは、不特定の一般人の目に触れる可能性のある方法のすべてをいい、2号の「'''道路その他公共の場所で'''」というよりもやや広い概念とされる。
勧誘する者以外に通行人が偶然いない場合の路上の勧誘であっても、不特定の者の目に入る可能性がある場合であれば本号の処罰対象に含まれる。しかし、勧誘する姿が公衆の目に触れず声だけが聞こえるような場合は本号には該当しない。
「'''勧誘'''」とは、特定の人に対し売春の相手方となるよう積極的に働きかけることをいい、方法は言葉か身振りかを問わず、相手方が勧誘に応じたか否かも本罪の成否に影響を及ぼさない。ただし、客待ちをしているだけでは勧誘とはいえない。
=== 第2号 ===
本条2号は、売春をしようとする者が、売春の相手方を探して勧誘するための準備を公共の場所でする行為を処罰しようとするものである。
「'''道路その他公共の場所で'''」とは、国家や地方公共団体の管理下にある場所に限らず、駅や私道、興行場、飲食店、ホテルのロビーなど、広く公衆の利用し得る場所をいう。
「'''人の身辺に立ちふさがり'''」とは、人の前に立ってその通行を妨げることをいい、「'''つきまとう'''」とは、人の前後左右について、その人が歩いたり立ち止まったりするのに合わせて行動し離れないことをいう。これらは、公衆の迷惑になる行為であるために処罰対象となっている。そのため、これらの行為によってその人が不快感を抱いたかどうか、その人がそれに気付いているかどうかなどは本罪の成否に影響を及ぼさない。
=== 第3号 ===
本条3号は、売春をしようとする者が、自ら売春をする意思があることを表示し、相手方の申し込みを待つ行為を処罰しようとするものである。
「'''客待ち'''」とは、積極的に相手方に働きかけないが、その挙動によって売春する意思があることを表示しながら相手方の申し込みを待つ行為をいう。本号の処罰対象となるには、時間、場所、服装、態度、挙動などを総合的に判断して、通常行われる街中での待ち合わせなどとは客観的に区別される程度の行為とされなければならない。
「'''広告その他これに類似する方法'''」とは、新聞雑誌への広告掲載、看板や張り紙の掲出、チラシやビラの頒布、拡声器による宣伝など、不特定または多数人に呼び掛ける方法をいう。
「'''誘引'''」とは、売春をする意思があることを表示して誘い、相手方の申し込みを待つ行為をいう。
== 参照条文 ==
* [[売春防止法第16条]](刑の執行猶予の特例)
== 判例 ==
* 最高裁判所第三小法廷決定、昭和34年6月30日、昭和37年(あ)第1838号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57001 売春防止法違反]』、最高裁判所刑事判例集16巻12号1713頁。
* 最高裁判所第二小法廷決定、平成7年6月9日、平成3年(あ)第1223号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57923 売春防止法違反]』、最高裁判所裁判集刑事265号763頁。
{{前後
|[[コンメンタール売春防止法]]
|売春防止法第5条<br>(勧誘等)
|[[売春防止法第4条]]<br>(適用上の注意)
|[[売春防止法第6条]]<br>(周旋等)
}}
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[[category:売春防止法|05]]
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/* 第1号 */ 微修正
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text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール売春防止法]]>売春防止法第5条
== 条文 ==
(勧誘等)
; 第5条
: 売春をする目的で、次の各号の一に該当する行為をした者は、六月以下の懲役又は一万円以下の罰金に処する。
:# 公衆の目にふれるような方法で、人を売春の相手方となるように勧誘すること。
:# 売春の相手方となるように勧誘するため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
:# 公衆の目にふれるような方法で客待ちをし、又は広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること。
== 解説 ==
本条は、各号の行為が風紀を乱し、公衆に迷惑を及ぼすものとして、処罰の対象としたものである。
本条は、性別を限定していないため、男女の別なく本条の主体となり得る。
また、売春をする目的で行わなければ、本条の罪は成立しない。
=== 第1号 ===
本条1号は、売春をしようとする者が、自ら相手方を探して勧誘する行為を処罰しようとするものである。
「'''公衆の目にふれるような方法'''」とは、不特定の一般人の目に触れる可能性のある方法のすべてをいい、この公衆とは、第2号の「'''道路その他公共の場所で'''」というよりもやや広い概念とされる。
勧誘する者以外に通行人が偶然いない場合の路上の勧誘であっても、不特定の者の目に入る可能性がある場合であれば本号の処罰対象に含まれる。しかし、勧誘する姿が公衆の目に触れず声だけが聞こえるような場合は本号には該当しない。
「'''勧誘'''」とは、特定の人に対し売春の相手方となるよう積極的に働きかけることをいい、方法は言葉か身振りかを問わず、相手方が勧誘に応じたか否かも本罪の成否に影響を及ぼさない。ただし、客待ちをしているだけでは勧誘とはいえない。
=== 第2号 ===
本条2号は、売春をしようとする者が、売春の相手方を探して勧誘するための準備を公共の場所でする行為を処罰しようとするものである。
「'''道路その他公共の場所で'''」とは、国家や地方公共団体の管理下にある場所に限らず、駅や私道、興行場、飲食店、ホテルのロビーなど、広く公衆の利用し得る場所をいう。
「'''人の身辺に立ちふさがり'''」とは、人の前に立ってその通行を妨げることをいい、「'''つきまとう'''」とは、人の前後左右について、その人が歩いたり立ち止まったりするのに合わせて行動し離れないことをいう。これらは、公衆の迷惑になる行為であるために処罰対象となっている。そのため、これらの行為によってその人が不快感を抱いたかどうか、その人がそれに気付いているかどうかなどは本罪の成否に影響を及ぼさない。
=== 第3号 ===
本条3号は、売春をしようとする者が、自ら売春をする意思があることを表示し、相手方の申し込みを待つ行為を処罰しようとするものである。
「'''客待ち'''」とは、積極的に相手方に働きかけないが、その挙動によって売春する意思があることを表示しながら相手方の申し込みを待つ行為をいう。本号の処罰対象となるには、時間、場所、服装、態度、挙動などを総合的に判断して、通常行われる街中での待ち合わせなどとは客観的に区別される程度の行為とされなければならない。
「'''広告その他これに類似する方法'''」とは、新聞雑誌への広告掲載、看板や張り紙の掲出、チラシやビラの頒布、拡声器による宣伝など、不特定または多数人に呼び掛ける方法をいう。
「'''誘引'''」とは、売春をする意思があることを表示して誘い、相手方の申し込みを待つ行為をいう。
== 参照条文 ==
* [[売春防止法第16条]](刑の執行猶予の特例)
== 判例 ==
* 最高裁判所第三小法廷決定、昭和34年6月30日、昭和37年(あ)第1838号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57001 売春防止法違反]』、最高裁判所刑事判例集16巻12号1713頁。
* 最高裁判所第二小法廷決定、平成7年6月9日、平成3年(あ)第1223号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57923 売春防止法違反]』、最高裁判所裁判集刑事265号763頁。
{{前後
|[[コンメンタール売春防止法]]
|売春防止法第5条<br>(勧誘等)
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[[category:売春防止法|05]]
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text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール売春防止法]]>売春防止法第5条
== 条文 ==
(勧誘等)
; 第5条
: 売春をする目的で、次の各号の一に該当する行為をした者は、6月以下の懲役又は1万円以下の罰金に処する。
:# 公衆の目にふれるような方法で、人を売春の相手方となるように勧誘すること。
:# 売春の相手方となるように勧誘するため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
:# 公衆の目にふれるような方法で客待ちをし、又は広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること。
== 解説 ==
本条は、各号の行為が風紀を乱し、公衆に迷惑を及ぼすものとして、処罰の対象としたものである。
本条は、性別を限定していないため、男女の別なく本条の主体となり得る。
また、売春をする目的で行わなければ、本条の罪は成立しない。
=== 第1号 ===
本条1号は、売春をしようとする者が、自ら相手方を探して勧誘する行為を処罰しようとするものである。
「'''公衆の目にふれるような方法'''」とは、不特定の一般人の目に触れる可能性のある方法のすべてをいい、この公衆とは、第2号の「'''道路その他公共の場所で'''」というよりもやや広い概念とされる。
勧誘する者以外に通行人が偶然いない場合の路上の勧誘であっても、不特定の者の目に入る可能性がある場合であれば本号の処罰対象に含まれる。しかし、勧誘する姿が公衆の目に触れず声だけが聞こえるような場合は本号には該当しない。
「'''勧誘'''」とは、特定の人に対し売春の相手方となるよう積極的に働きかけることをいい、方法は言葉か身振りかを問わず、相手方が勧誘に応じたか否かも本罪の成否に影響を及ぼさない。ただし、客待ちをしているだけでは勧誘とはいえない。
=== 第2号 ===
本条2号は、売春をしようとする者が、売春の相手方を探して勧誘するための準備を公共の場所でする行為を処罰しようとするものである。
「'''道路その他公共の場所で'''」とは、国家や地方公共団体の管理下にある場所に限らず、駅や私道、興行場、飲食店、ホテルのロビーなど、広く公衆の利用し得る場所をいう。
「'''人の身辺に立ちふさがり'''」とは、人の前に立ってその通行を妨げることをいい、「'''つきまとう'''」とは、人の前後左右について、その人が歩いたり立ち止まったりするのに合わせて行動し離れないことをいう。これらは、公衆の迷惑になる行為であるために処罰対象となっている。そのため、これらの行為によってその人が不快感を抱いたかどうか、その人がそれに気付いているかどうかなどは本罪の成否に影響を及ぼさない。
=== 第3号 ===
本条3号は、売春をしようとする者が、自ら売春をする意思があることを表示し、相手方の申し込みを待つ行為を処罰しようとするものである。
「'''客待ち'''」とは、積極的に相手方に働きかけないが、その挙動によって売春する意思があることを表示しながら相手方の申し込みを待つ行為をいう。本号の処罰対象となるには、時間、場所、服装、態度、挙動などを総合的に判断して、通常行われる街中での待ち合わせなどとは客観的に区別される程度の行為とされなければならない。
「'''広告その他これに類似する方法'''」とは、新聞雑誌への広告掲載、看板や張り紙の掲出、チラシやビラの頒布、拡声器による宣伝など、不特定または多数人に呼び掛ける方法をいう。
「'''誘引'''」とは、売春をする意思があることを表示して誘い、相手方の申し込みを待つ行為をいう。
== 参照条文 ==
* [[売春防止法第16条]](刑の執行猶予の特例)
== 判例 ==
* 最高裁判所第三小法廷決定、昭和34年6月30日、昭和37年(あ)第1838号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57001 売春防止法違反]』、最高裁判所刑事判例集16巻12号1713頁。
* 最高裁判所第二小法廷決定、平成7年6月9日、平成3年(あ)第1223号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57923 売春防止法違反]』、最高裁判所裁判集刑事265号763頁。
{{前後
|[[コンメンタール売春防止法]]
|売春防止法第5条<br>(勧誘等)
|[[売春防止法第4条]]<br>(適用上の注意)
|[[売春防止法第6条]]<br>(周旋等)
}}
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[[category:売春防止法|05]]
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2025-06-25T14:22:28Z
Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール売春防止法]]>売春防止法第5条
== 条文 ==
(勧誘等)
; 第5条
: 売春をする目的で、次の各号の一に該当する行為をした者は、6月以下の懲役又は1万円以下の罰金に処する。
:# 公衆の目にふれるような方法で、人を売春の相手方となるように勧誘すること。
:# 売春の相手方となるように勧誘するため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
:# 公衆の目にふれるような方法で客待ちをし、又は広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること。
== 解説 ==
本条は、各号の行為が風紀を乱し、公衆に迷惑を及ぼすものとして、処罰の対象としたものである。
本条は、性別を限定していないため、男女の別なく本条の主体となり得る。
また、売春をする目的で行わなければ、本条の罪は成立しない。
=== 第1号 ===
本条1号は、売春をしようとする者が、自ら相手方を探して勧誘する行為を処罰しようとするものである。
「'''公衆の目にふれるような方法'''」とは、不特定の一般人の目に触れる可能性のある方法のすべてをいい、この公衆とは、第2号の「'''道路その他公共の場所で'''」というよりもやや広い概念とされる。
勧誘する者以外に通行人が偶然いない場合の路上の勧誘であっても、不特定の者の目に入る可能性がある場合であれば本号の処罰対象に含まれる。しかし、勧誘する姿が公衆の目に触れず声だけが聞こえるような場合は本号には該当しない。
「'''勧誘'''」とは、特定の人に対し売春の相手方となるよう積極的に働きかけることをいい、方法は言葉か身振りかを問わず、相手方が勧誘に応じたか否かも本罪の成否に影響を及ぼさない。ただし、客待ちをしているだけでは勧誘とはいえない。
=== 第2号 ===
本条2号は、売春をしようとする者が、売春の相手方を探して勧誘するための準備を公共の場所でする行為を処罰しようとするものである。
「'''道路その他公共の場所で'''」とは、国家や地方公共団体の管理下にある場所に限らず、駅や私道、興行場、飲食店、ホテルのロビーなど、広く公衆の利用し得る場所をいう。
「'''人の身辺に立ちふさがり'''」とは、人の前に立ってその通行を妨げることをいい、「'''つきまとう'''」とは、人の前後左右について、その人が歩いたり立ち止まったりするのに合わせて行動し離れないことをいう。これらは、公衆の迷惑になる行為であるために処罰対象となっている。そのため、これらの行為によってその人が不快感を抱いたかどうか、その人がそれに気付いているかどうかなどは本罪の成否に影響を及ぼさない。
=== 第3号 ===
本条3号は、売春をしようとする者が、自ら売春をする意思があることを表示し、相手方の申し込みを待つ行為を処罰しようとするものである。
「'''客待ち'''」とは、積極的に相手方に働きかけないが、その挙動によって売春する意思があることを表示しながら相手方の申し込みを待つ行為をいう。本号の処罰対象となるには、時間、場所、服装、態度、挙動などを総合的に判断して、通常行われる街中での待ち合わせなどとは客観的に区別される程度の行為とされなければならない。
「'''広告その他これに類似する方法'''」とは、新聞雑誌への広告掲載、看板や張り紙の掲出、チラシやビラの頒布、拡声器による宣伝など、不特定または多数人に呼び掛ける方法をいう。
「'''誘引'''」とは、売春をする意思があることを表示して誘い、相手方の申し込みを待つ行為をいう。
== 参照条文 ==
* [[売春防止法第16条]](刑の執行猶予の特例)
== 判例 ==
#[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57001 売春防止法違反](最高裁判所第三小法廷決定、昭和34年6月30日、昭和37年(あ)第1838号、最高裁判所刑事判例集16巻12号1713頁)
#;売春防止法第5条の趣旨
#:売春防止法第5条は、女性のみを処罰の対象とするものではない。
#:*売春防止法5条は女性のみを対象として売春の予備的行為を処罰するものであつて、両性の本質的平等に反する規定であり、憲法14条に違反する旨の主張は、同条は女性のみを処罰の対象とするものではないから、その前提を欠く。
<!--#[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=57923 売春防止法違反](最高裁判所第二小法廷決定、平成7年6月9日、平成3年(あ)第1223号、最高裁判所裁判集刑事265号763頁)
#;売春防止法5条3号前段の「客待ち」に当たるとされた事例
#:被告人の行為が売春防止法5条3号前段の「客待ち」に当たるとした原判断は、相当である。
※リンク先「全文」を確認しても被告人のどのような行為を「客待ち」にあたると判断したのかが不明であり、参照判例とすることが疑問であるため、一旦コメントアウト-->
----
{{前後
|[[コンメンタール売春防止法]]
|売春防止法第5条<br>(勧誘等)
|[[売春防止法第4条]]<br>(適用上の注意)
|[[売春防止法第6条]]<br>(周旋等)
}}
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[[category:売春防止法|05]]
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鉱業法第44条
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2025-06-25T13:27:43Z
Tomzo
248
275805
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(共同鉱業権者)
;第44条
#鉱業権を共有する者(以下「共同鉱業権者」という。)は、経済産業省令で定める手続に従い、そのうちの一人を代表者と定め、これを経済産業局長に届け出なければならない。
#前項の規定による届出がないときは、経済産業局長は、代表者を指定する。
#前2項の代表者の変更は、経済産業局長に届け出なければ、その効力を生じない。
#代表者は、国に対して共同鉱業権者を代表する。
#共同鉱業権者は、組合契約をしたものとみなす。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール鉱業法]]
|[[コンメンタール鉱業法#2|第2章 鉱業権]]<br>
|[[鉱業法第43条]]<br>(許可の失効)
|[[鉱業法第45条]]<br>(鉱区の増減)
}}
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[[category:鉱業法|44]]
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労働組合法第10条
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2025-06-26T10:05:16Z
Tomzo
248
275954
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(解散)
;第10条
: 労働組合は、左の事由によって解散する。
:# 規約で定めた解散事由の発生
:# 組合員又は構成団体の4分の3以上の多数による総会の決議
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#2|第2章 労働組合]]<br>
|[[労働組合法第9条]]<br>(基金の流用)
|[[労働組合法第11条]]<br>(法人である労働組合)
}}
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[[category:労働組合法|10]]
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労働組合法第13条の4
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Tomzo
248
275931
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(清算人の解任)
;第13条の4
: 重要な事由があるときは、裁判所は、利害関係人の請求により、清算人を解任することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#2|第2章 労働組合]]<br>
|[[労働組合法第13条の3]]<br>(裁判所による清算人の選任)
|[[労働組合法第13条の5]]<br>(清算人及び解散の登記)
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[[category:労働組合法|13の04]]
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2025-06-26T07:03:28Z
Tomzo
248
/* 判例 */
275932
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(清算人の解任)
;第13条の4
: 重要な事由があるときは、裁判所は、利害関係人の請求により、清算人を解任することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#2|第2章 労働組合]]<br>
|[[労働組合法第13条の3]]<br>(裁判所による清算人の選任)
|[[労働組合法第13条の5]]<br>(清算人及び解散の登記)
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|13の04]]
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労働組合法第13条の12
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2025-06-26T07:07:02Z
Tomzo
248
275934
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(不服申立ての制限)
;第13条の12
: 法人である労働組合の清算人の選任の裁判に対しては、不服を申し立てることができない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#2|第2章 労働組合]]<br>
|[[労働組合法第13条の11]]<br>(特別代理人の選任等に関する事件の管轄)
|[[労働組合法第13条の13]]<br>(裁判所の選任する清算人の報酬)
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|13の12]]
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労働組合法第27条
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2025-06-25T18:01:36Z
Tomzo
248
275837
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(不当労働行為事件の審査の開始)
;第27条
# 労働委員会は、使用者が[[労働組合法第7条|第7条]]の規定に違反した旨の申立てを受けたときは、遅滞なく調査を行い、必要があると認めたときは、当該申立てが理由があるかどうかについて審問を行わなければならない。この場合において、審問の手続においては、当該使用者及び申立人に対し、証拠を提出し、証人に反対尋問をする充分な機会が与えられなければならない。
# 労働委員会は、前項の申立てが、行為の日(継続する行為にあってはその終了した日)から1年を経過した事件に係るものであるときは、これを受けることができない。
==解説==
*第7条(不当労働行為)
==参照条文==
==判例==
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=56313&hanreiKbn=02 救済命令取消請求](最高裁判例 昭和52年02月23日)[[労働組合法第7条]]1号
##'''労働委員会が不当労働行為為により雇された労働者の救済命令において賃金相当額の遡及支払を命ずる場合と右労働者が解雇期間中他の職に就いて得た収入額の控除'''
##:労働委員会が不当労働行為により解雇された労働者の救済命令において解雇期間中の得べかりし賃金相当額の遡及支払を命ずる場合に、被解雇者が右期間中他の職に就いて収入を得ていたときは、労働委員会は、解雇により被解雇者の受けた個人的被害の救済の観点のみから右他収入額を機械的にそのまま控除すべきではなく、右解雇が使用者の事業所における労働者らの組合活動一般に対して与えた侵害を除去し正常な集団的労使関係秩序を回復、確保するという観点をもあわせ考慮して、合理的裁量により、右他収入の控除の要否及びその程度を決定しなければならない。
##'''不当労働行為によつて解雇された労働者が解雇期間中他の職に就いて得た収入を控除しないで賃金相当額全額の遡及支払を命じた労働委員会の救済命令が違法とされた事例'''
##:不当労働行為によつて解雇された労働者がタクシー運転手であつて、解雇後比較的短期間内に他のタクシー会社に運転手として雇用されて従前の賃金額に近い収入を得ており、また、タクシー運転手の同業他桂への転職が当時比較的頻繁かつ容易であつたことなどにより、解雇による被解雇者の打撃が軽少で、当該事業所における労働者らの組合活動意思に対する制約的効果にも通常の場合とかなり異なるものがあつたなど判示の事情がある場合には、右他収入の控除を全く不問に付して賃金相当額全額の遡及支払を命じた労働委員会の救済命令は、特段の理由のない限り、裁量権行使の合理的な限度を超えるものとして、違法である。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=52505&hanreiKbn=02 不当労働行為救済命令取消請求、補助参加申立](最高裁判例 平成7年02月23日)[[労働委員会規則45条]]1項,[[行政事件訴訟法第9条]],民法第73条
#;労働組合が自然消滅した場合におけるその組合への金員の支払を命じていた救済命令の拘束力の消長と右命令の取消しを求める[[訴えの利益]]
#:組合員が存在しなくなったことなどにより労働組合が自然消滅した場合には、その組合が清算法人として存続していたとしても、使用者に対し右組合への金員の支払を命じていた救済命令の拘束力は失われ、その結果、右命令の取消しを求める訴えの利益は失われる。
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-2|第2節 不当労働行為事件の審査の手続]]<br>
|[[労働組合法第26条]]<br>(規則制定権)
|[[労働組合法第27条の2]]<br>(公益委員の除斥)
}}
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[[category:労働組合法|27]]
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労働組合法第27条の7
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Tomzo
248
275845
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]] ([[労働組合法第27条の6|前]])([[労働組合法第27条の8|次]])
==条文==
(証拠調べ)
;第27条の7
# 労働委員会は、当事者の申立てにより又は職権で、調査を行う手続においては第2号に掲げる方法により、審問を行う手続においては次の各号に掲げる方法により証拠調べをすることができる。
## 事実の認定に必要な限度において、当事者又は証人に出頭を命じて陳述させること。
## 事件に関係のある帳簿書類その他の物件であって、当該物件によらなければ当該物件により認定すべき事実を認定することが困難となるおそれがあると認めるもの(以下「物件」という。)の所持者に対し、当該物件の提出を命じ、又は提出された物件を留め置くこと。
# 労働委員会は、前項第2号の規定により物件の提出を命ずる処分(以下「物件提出命令」という。)をするかどうかを決定するに当たっては、個人の秘密及び事業者の事業上の秘密の保護に配慮しなければならない。
# 労働委員会は、物件提出命令をする場合において、物件に提出を命ずる必要がないと認める部分又は前項の規定により配慮した結果提出を命ずることが適当でないと認める部分があるときは、その部分を除いて、提出を命ずることができる。
# 調査又は審問を行う手続に参与する使用者委員及び労働者委員は、労働委員会が第1項第1号の規定により当事者若しくは証人に出頭を命ずる処分(以下「証人等出頭命令」という。)又は物件提出命令をしようとする場合には、意見を述べることができる。
# 労働委員会は、職権で証拠調べをしたときは、その結果について、当事者の意見を聴かなければならない。
# 物件提出命令の申立ては、次に掲げる事項を明らかにしてしなければならない。
## 物件の表示
## 物件の趣旨
## 物件の所持者
## 証明すべき事実
# 労働委員会は、物件提出命令をしようとする場合には、物件の所持者を審尋しなければならない。
# 労働委員会は、物件提出命令をする場合には、第6項各号(第3号を除く。)に掲げる事項を明らかにしなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-2|第2節 不当労働行為事件の審査の手続]]<br>
|[[労働組合法第27条の6]]<br>(審査の計画)
|[[労働組合法第27条の8]]<br>【証拠調べ2】
}}
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[[category:労働組合法|27の07]]
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2025-06-25T18:51:17Z
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/* 判例 */
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wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]] ([[労働組合法第27条の6|前]])([[労働組合法第27条の8|次]])
==条文==
(証拠調べ)
;第27条の7
# 労働委員会は、当事者の申立てにより又は職権で、調査を行う手続においては第2号に掲げる方法により、審問を行う手続においては次の各号に掲げる方法により証拠調べをすることができる。
## 事実の認定に必要な限度において、当事者又は証人に出頭を命じて陳述させること。
## 事件に関係のある帳簿書類その他の物件であって、当該物件によらなければ当該物件により認定すべき事実を認定することが困難となるおそれがあると認めるもの(以下「物件」という。)の所持者に対し、当該物件の提出を命じ、又は提出された物件を留め置くこと。
# 労働委員会は、前項第2号の規定により物件の提出を命ずる処分(以下「物件提出命令」という。)をするかどうかを決定するに当たっては、個人の秘密及び事業者の事業上の秘密の保護に配慮しなければならない。
# 労働委員会は、物件提出命令をする場合において、物件に提出を命ずる必要がないと認める部分又は前項の規定により配慮した結果提出を命ずることが適当でないと認める部分があるときは、その部分を除いて、提出を命ずることができる。
# 調査又は審問を行う手続に参与する使用者委員及び労働者委員は、労働委員会が第1項第1号の規定により当事者若しくは証人に出頭を命ずる処分(以下「証人等出頭命令」という。)又は物件提出命令をしようとする場合には、意見を述べることができる。
# 労働委員会は、職権で証拠調べをしたときは、その結果について、当事者の意見を聴かなければならない。
# 物件提出命令の申立ては、次に掲げる事項を明らかにしてしなければならない。
## 物件の表示
## 物件の趣旨
## 物件の所持者
## 証明すべき事実
# 労働委員会は、物件提出命令をしようとする場合には、物件の所持者を審尋しなければならない。
# 労働委員会は、物件提出命令をする場合には、第6項各号(第3号を除く。)に掲げる事項を明らかにしなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-2|第2節 不当労働行為事件の審査の手続]]<br>
|[[労働組合法第27条の6]]<br>(審査の計画)
|[[労働組合法第27条の8]]<br>【陳述宣誓】
}}
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[[category:労働組合法|27の07]]
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労働組合法第27条の8
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Tomzo
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275851
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【陳述宣誓】
;第27条の8
# 労働委員会が証人に陳述させるときは、その証人に宣誓をさせなければならない。
# 労働委員会が当事者に陳述させるときは、その当事者に宣誓をさせることができる。
==解説==
==参照条文==
*[[労働組合法第32条の2]] - 罰則
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-2|第2節 不当労働行為事件の審査の手続]]<br>
|[[労働組合法第27条の7]]<br>(証拠調べ)
|[[労働組合法第27条の9]]<br>【陳述宣誓】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|27の08]]
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労働組合法第27条の9
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Tomzo
248
275850
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【民事訴訟法の準用】
;第27条の9
: [[民事訴訟法第196条|民事訴訟法(平成8年法律第109号)第196条]]、[[民事訴訟法第197条|第197条]]及び[[民事訴訟法第201条|第201条]]第2項から第4項までの規定は、労働委員会が証人に陳述させる手続に、[[民事訴訟法第210条|同法第210条]]の規定において準用する[[民事訴訟法第201条|同法第201条]]第2項の規定は、労働委員会が当事者に陳述させる手続について準用する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-2|第2節 不当労働行為事件の審査の手続]]<br>
|[[労働組合法第27条の8]]<br>【陳述宣誓】
|[[労働組合法第27条の10]]<br>(不服の申立て)
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|27の09]]
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労働組合法第27条の11
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2025-06-25T19:20:27Z
Tomzo
248
275853
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(審問廷の秩序維持)
;第27条の11
: 労働委員会は、審問を妨げる者に対し退廷を命じ、その他審問廷の秩序を維持するために必要な措置を執ることができる。
==解説==
==参照条文==
*[[労働組合法第32条の4]] - 罰則
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-2|第2節 不当労働行為事件の審査の手続]]<br>
|[[労働組合法第27条の10]]<br>(不服の申立て)
|[[労働組合法第27条の12]]<br>(救済命令等)
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|27の11]]
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労働組合法第27条の20
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2025-06-25T18:25:05Z
Tomzo
248
275843
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(緊急命令)
;第27条の20
: [[労働組合法第27条の19|前条]]第1項の規定により使用者が裁判所に訴えを提起した場合において、受訴裁判所は、救済命令等を発した労働委員会の申立てにより、決定をもって、使用者に対し判決の確定に至るまで救済命令等の全部又は一部に従うべき旨を命じ、又は当事者の申立てにより、若しくは職権でこの決定を取り消し、若しくは変更することができる。
==解説==
==参照条文==
*[[労働組合法第32条]]-罰則
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-3|第3節 訴訟]]<br>
|[[労働組合法第27条の19]]<br>(取消しの訴え)
|[[労働組合法第27条の21]]<br>(証拠の申出の制限)
}}
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[[category:労働組合法|27の20]]
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労働組合法第27条の26
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2025-06-25T18:05:54Z
Tomzo
248
275838
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
(不服申立ての制限)
;第27条の26
: 労働委員会がした処分([[労働組合法第24条の2|第24条の2]]第4項の規定により公益委員がした処分及び同条第5項の規定により公益を代表する地方調整委員がした処分を含む。)については、[[行政不服審査法]](昭和37年法律第160号)による不服申立てをすることができない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第4章 労働委員会]]<br>
[[労働組合法#4-4|第4節 雑則]]<br>
|[[労働組合法第27条の25]]<br>(不服申立ての制限)
|[[労働組合法第28条]]<br>【救済命令違反に対する罰則】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|27の26]]
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労働組合法第28条
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2025-06-25T18:08:03Z
Tomzo
248
275839
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【救済命令違反に対する罰則】
;第28条
: 救済命令等の全部又は一部が確定判決によって支持された場合において、その違反があったときは、その行為をした者は、1年以下の拘禁刑若しくは100万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
===改正経緯===
2022年刑法改正により、以下のとおり改正。
:(改正前)禁錮
:(改正後)拘禁刑
==解説==
==参照条文==
== 判例 ==
#[http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53014 行政処分取消請求](最高裁判例 昭和37年10月9日)[[労働組合法第7条|労働組合法7条]],[[労働組合法第27条|労働組合法27条]]4項,労働組合法28条,[[労働組合法第32条|労働組合法32条]],労働組合法27条1項,労働組合法27条3項,中央労働委員会規則40条,中央労働委員会規則43条2項
##'''将来の不当労働行為を事前に禁止する救済命令の適否'''
##:成否未定の将来の不当労働行為を事前に禁止する救済命令であつても、当該不当労働行為がさきになされた不当労働行為と同種若しくは類似のものであつて、審問終結当時その発生のおそれがあると認められる場合には、違法でないと解するのが相当である。
##'''労働委員会が将来の不当労働行為を禁止する場合における当該不当労働行為の証明の程度'''
##:労働委員会が将来の不当労働行為を禁止する場合における当該不当労働行為の証明は、審問終結当時を客観的にその発生のおそれのあることの証明をもつて足るものと解すべきである。
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第27条の26]]<br>(不服申立ての制限)
|[[労働組合法第28条の2]]<br>【虚偽陳述に対する罰則】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|28]]
[[category:刑事罰|労組28]]
[[category:旧禁錮刑|労組28]]
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労働組合法第28条の2
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2025-06-25T18:11:32Z
Tomzo
248
275840
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【虚偽陳述に対する罰則】
;第28条の2
: [[労働組合法第27条の8|第27条の8]]第1項([[労働組合法第27条の17|第27条の17]]の規定により準用する場合を含む。)の規定により宣誓した証人が虚偽の陳述をしたときは、3月以上10年以下の拘禁刑に処する。
===改正経緯===
2022年刑法改正により、以下のとおり改正。
:(改正前)懲役
:(改正後)拘禁刑
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第27条の26]]<br>【救済命令違反に対する罰則】
|[[労働組合法第29条]]<br>【守秘義務違反に対する罰則】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|28の2]]
[[category:刑事罰|労組28の2]]
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労働組合法第29条
0
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275841
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2025-06-25T18:16:23Z
Tomzo
248
275841
wikitext
text/x-wiki
==条文==
【守秘義務違反に対する罰則】
;第29条
: [[労働組合法第23条|第23条]]の規定に違反した者は、1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処する。
===改正経緯===
2022年刑法改正により、以下のとおり改正。
:(改正前)懲役
:(改正後)拘禁刑
==解説==
:[[労働組合法第23条]](守秘義務)違反に対する罰則。
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第28条の2]]<br>【虚偽陳述に対する罰則】
|[[労働組合法第30条]]<br>【労働委員会の臨検・検査妨害に対する罰則】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|29]]
[[category:刑事罰|労組29]]
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Tomzo
248
/* 判例 */
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wikitext
text/x-wiki
==条文==
【守秘義務違反に対する罰則】
;第29条
: [[労働組合法第23条|第23条]]の規定に違反した者は、1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処する。
===改正経緯===
2022年刑法改正により、以下のとおり改正。
:(改正前)懲役
:(改正後)拘禁刑
==解説==
:[[労働組合法第23条]](守秘義務)違反に対する罰則。
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第28条の2]]<br>【虚偽陳述に対する罰則】
|[[労働組合法第30条]]<br>【労働委員会の臨検・検査妨害に対する罰則】
}}
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[[category:労働組合法|29]]
[[category:刑事罰|労組29]]
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労働組合法第30条
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Tomzo
248
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wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【労働委員会の臨検・検査妨害に対する罰則】
;第30条
: [[労働組合法第22条|第22条]]の規定に違反して報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、若しくは帳簿書類の提出をせず、又は同条の規定に違反して出頭をせず、若しくは同条の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者は、30万円以下の罰金に処する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#4|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第29条]]<br>【守秘義務違反に対する罰則】
|[[労働組合法第31条]]<br>【両罰規定】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|30]]
[[category:刑事罰|労組30]]
[[category:罰金刑等のみの犯罪|労組30]]
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275858
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Tomzo
248
/* 判例 */
275858
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【労働委員会の臨検・検査妨害に対する罰則】
;第30条
: [[労働組合法第22条|第22条]]の規定に違反して報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、若しくは帳簿書類の提出をせず、又は同条の規定に違反して出頭をせず、若しくは同条の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者は、30万円以下の罰金に処する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第29条]]<br>【守秘義務違反に対する罰則】
|[[労働組合法第31条]]<br>【両罰規定】
}}
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[[category:労働組合法|30]]
[[category:刑事罰|労組30]]
[[category:罰金刑等のみの犯罪|労組30]]
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労働組合法第31条
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275844
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Tomzo
248
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wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【両罰規定】
;第31条
: 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して[[労働組合法第30条|前条]]の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても同条の刑を科する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第30条]]<br>【労働委員会の臨検・検査妨害に対する罰則】
|[[労働組合法第32条]]<br>【使用者の緊急命令違反】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|31]]
[[category:刑事罰|労組31]]
[[category:両罰規定|労組31]]
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労働組合法第32条
0
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275846
54727
2025-06-25T18:49:49Z
Tomzo
248
275846
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【使用者の緊急命令違反】
;第32条
:使用者が[[労働組合法第27条の20|第27条の20]]の規定による裁判所の命令に違反したときは、50万円(当該命令が作為を命ずるものであるときは、その命令の日の翌日から起算して不履行の日数が5日を超える場合にはその超える日数1日につき10万円の割合で算定した金額を加えた金額)以下の過料に処する。
:[[労働組合法第27条の13|第27条の13]]第1項([[労働組合法第27条の17|第27条の17]]の規定により準用する場合を含む。)の規定により確定した救済命令等に違反した場合も、同様とする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第31条]]<br>【両罰規定】
|[[労働組合法第32条の2]]<br>【労働委員会の調査に対する不協力】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|32]]
[[category:行政罰|労組32]]
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労働組合法第32条の2
0
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275849
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2025-06-25T19:07:35Z
Tomzo
248
275849
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【労働委員会の調査に対する不協力】
;第32条の2
: 次の各号のいずれかに該当する者は、30万円以下の過料に処する。
:# 正当な理由がないのに、[[労働組合法第27条の7|第27条の7]]第1項第1号([[労働組合法第27条の17|第27条の17]]の規定により準用する場合を含む。)の規定による処分に違反して出頭せず、又は陳述をしない者
:# 正当な理由がないのに、第27条の7第1項第2号(第27条の17の規定により準用する場合を含む。)の規定による処分に違反して物件を提出しない者
:# 正当な理由がないのに、[[労働組合法第27条の8|第27条の8]](第27条の17の規定により準用する場合を含む。)の規定による処分に違反して宣誓をしない者
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第32条]]<br>【使用者の緊急命令違反】
|[[労働組合法第32条の3]]<br>【労働委員会の調査に対する虚偽陳述】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|32の2]]
[[category:行政罰|労組32の2]]
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労働組合法第32条の3
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2025-06-25T19:15:45Z
Tomzo
248
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wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【労働委員会の調査に対する虚偽陳述】
;第32条の3
: [[労働組合法第27条の8|第27条の8]]第2項([[労働組合法第27条の17|第27条の17]]の規定により準用する場合を含む。)の規定により宣誓した当事者が虚偽の陳述をしたときは、30万円以下の過料に処する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第32条の2]]<br>【労働委員会の調査に対する不協力】
|[[労働組合法第32条の4]]<br>【審問廷の秩序維持妨害】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|32の3]]
[[category:行政罰|労組32の3]]
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労働組合法第32条の4
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2025-06-25T19:20:45Z
Tomzo
248
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wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【審問廷の秩序維持妨害】
;第32条の4
: [[労働組合法第27条の11|第27条の11]]([[労働組合法第27条の17|第27条の17]]の規定により準用する場合を含む。)の規定による処分に違反して審問を妨げた者は、10万円以下の過料に処する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第32条の3]]<br>【労働委員会の調査に対する不協力】
|[[労働組合法第33条]]<br>【清算人等の任務懈怠】
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|32の4]]
[[category:行政罰|労組32の4]]
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労働組合法第33条
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275855
54733
2025-06-25T19:23:36Z
Tomzo
248
275855
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働組合法]]
==条文==
【清算人等の任務懈怠】
;第33条
# 法人である労働組合の清算人は、次の各号のいずれかに該当する場合には、50万円以下の過料に処する。
## [[労働組合法第13条の5|第13条の5]]に規定する登記を怠ったとき。
## [[労働組合法第13条の7|第13条の7]]第1項又は[[労働組合法第13条の9|第13条の9]]第1項の公告を怠り、又は不正の公告をしたとき。
## [[労働組合法第13条の9|第13条の9]]第1項の規定による破産手続開始の申立てを怠ったとき。
## 官庁又は総会に対し、不実の申立てをし、又は事実を隠ぺいしたとき。
# 前項の規定は、法人である労働組合の代表者が[[労働組合法第11条|第11条]]第2項の規定に基いて発する政令で定められた登記事項の変更の登記をすることを怠った場合において、その代表者につき準用する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働組合法]]
|[[労働組合法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[労働組合法第32条の4]]<br>【審問廷の秩序維持妨害】
|-
}}
{{stub|law}}
[[category:労働組合法|33]]
[[category:行政罰|労組33]]
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労働安全衛生法第24条
0
13148
275914
55526
2025-06-26T03:21:39Z
Tomzo
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275914
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[労働安全衛生法]]
==条文==
;第24条
:事業者は、労働者の作業行動から生ずる労働災害を防止するため必要な措置を講じなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働安全衛生法]]
|[[労働安全衛生法#4|第4章 労働者の危険又は健康障害を防止するための措置]]<br>
|[[労働安全衛生法第23条]]<br>(保険料の滞納処分等の特例)
|[[労働安全衛生法第25条]]<br>(徴収に関する通則)
}}
{{stub|law}}
[[category:労働安全衛生法|24]]
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Wikibooks:削除依頼
4
13260
275951
275764
2025-06-26T08:49:54Z
Tomzo
248
/* 内容が全部除去されたページ */
275951
wikitext
text/x-wiki
[[Category:ウィキブックスのメンテナンス|削除依頼]]
{{ショートカット|[[WB:AFD]]<br />[[WB:RFD]]<br />[[WB:VFD]]}}
{{削除依頼}}
また、[[wikijunior:メインページ|ウィキジュニア]]のページの削除依頼についてもこのページで行って下さい。
== 2025年 ==
=== 内容が全部除去されたページ ===
以下のページの内容は、すべて除去されています。経緯は不明ですが、近日中に復帰または新たな執筆がないようであれば、削除したいと考えます【議論の期間:2週間程度】。
*[[小学校社会/1学年]]
*[[小学校社会/2学年]]
*[[高等学校地学/地学]]
以上。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月24日 (火) 00:15 (UTC)
:(追加)
:*[[高等学校化学II/不確定性原理と化学結合]]
:*:このページについては、移動がなされ残骸ページになっているものから、過去ページのリンクがなされている(WMPでは過去ログ等に使うものであり本文では通常用いない)ものと判断されるのですが、ページの継続の必要があるのでしょうか。本日から2週間程度を目処にご意見たまわりたく。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月26日 (木) 08:49 (UTC)
=== [[量子化学/分子軌道]] ===
2023-07-23T00:12:08 [[user:Nermer314]]さんにより大部分が除去され、サブスタブ状態です。本テーマで加筆がないようであれば、テスト投稿ページとして削除したいと考えます。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月23日 (月) 22:21 (UTC)
=== [[コンメンタール民事訴訟法/改訂]] ===
[[コンメンタール民事訴訟法/改訂]]と全く重複、存在意義不明。即時の、転送化でも構わないが、参照もされていないため、削除で対応したい。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月10日 (火) 02:22 (UTC)
=== [[コンメンタール刑法/改訂]] ===
[[コンメンタール刑法/改訂]]と全く重複、存在意義不明。即時の、転送化でも構わないが、参照もされていないため、削除で対応したい。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月10日 (火) 02:10 (UTC)
:(コメント)この依頼と上の依頼ですが、依頼対象のページと重複としているページのリンクが同一です。--[[利用者:PuzzleBachelor|PuzzleBachelor]] ([[利用者・トーク:PuzzleBachelor|トーク]]) 2025年6月23日 (月) 13:49 (UTC)
=== 著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置 ===
[[利用者:Nermer314|Nermer314]]さんから、以下のとおり、著作権侵害を理由とした削除依頼がなされています(順序を入れ替えました)。
*①[[#オートマトン|オートマトン/第一類/オートマトンとは・オートマトン/第一類/数学的準備/集合・オートマトン/第一類/順序機械・オートマトン/第一類/ミーリー型順序機械]]
*:(主執筆者)
*:*{{User2|オリガ・セルゲーエヴナ}}
*:*{{IPuser2|45.129.56.151}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|131.129.64.240}}
*②[[#圏論|圏論/代数系/古典的代数系・圏論/代数系/関係, 同値関係・圏論/代数系/順序・圏論/代数系/写像,演算・圏論/代数系/代数系]]
*:(主執筆者)
*:*{{User2|おぶろーもふ}}
*:*{{IPuser2|131.129.101.78}}
*:*{{IPuser2|131.129.114.155}}
*:*{{IPuser2|131.129.117.56}}
*:*{{IPuser2|131.129.117.60}}
*:*{{IPuser2|131.129.119.15}}
*:*{{IPuser2|118.243.44.194}}
*:なお、ツリーリンクされてはいないが、以下の記事もこの系列と考えられる。
*:*[[古典的代数系]]
*:(主執筆者)
*::*{{User2|おぶろーもふ}}
*::#*{{IPuser2|118.243.44.194}}
*::#*{{IPuser2|125.4.125.75}}
*:*[[順序]]
*:(主執筆者)
*::*{{User2|おぶろーもふ}}
*:*{{IPuser2|131.129.119.15}}
*③[[#電磁気学|電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトル・電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのスカラー積・電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのベクトル積・電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/場の概念・電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/電場と磁場の定義]]
*:(主執筆者)
*:*{{IPuser2|131.129.114.156}}
*:*{{IPuser2|162.219.176.251}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|184.75.214.131}}
*:なお、本記事に関しては、[http://blog.livedoor.jp/t_cogito_ergo_sum/archives/51546385.html]において、記事が剽窃であることにつき推認できます。
通常であれば、参加者の誰かが出典を確認し、その証言を持って削除すべきところですが、出典が専門書の場合も多く、参加者の少ない本wikibooksで、その方式を完遂することは困難かと考えており、この削除依頼は長期に放置される恐れがあるものと懸念します。
ただ、ここで言えるのは、以下のとおり、過去も同様の事象があり、作成者が同一人物である可能性が高いということです。
*④[[#和声学|和声学/和声の基礎 - トーク 以下の一連の記事]]
*:(主執筆者)
*:*{{IPuser2|45.129.56.151}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|131.129.114.156}}
*:*{{IPuser2|183.76.232.71}}
*⑤[[#ケインジアンアプローチ|ケインジアンアプローチ - トーク]]
*:(主執筆者)
*:*{{User2|おぶろーもふ}}
*:*{{IPuser2|49.251.189.40}}
*:*{{IPuser2|118.243.44.194}}
*:*{{IPuser2|125.4.125.16}}
*:*{{IPuser2|125.4.125.231}}
*:*{{IPuser2|183.76.156.68}}
*:*{{IPuser2|211.124.122.65}}
*:*{{IPuser2|219.115.243.149}}
*⑥[[#経済学|経済学/経済とは何か - トーク 以下の一連の記事]]
*:(主執筆者)
*:*{{User2|おぶろーもふ}}
*:*{{IPuser2|103.77.235.67}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|103.77.235.68}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|103.231.91.115}} - ブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|116.206.229.100}} - ブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|162.219.176.251}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|177.67.80.187}} - ブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|177.67.80.188}}
*:*{{IPuser2|116.206.228.203}}
*:*{{IPuser2|181.215.46.112}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|183.76.232.71}}
また、以下のツリーでも、著作権侵害に関する疑問が呈示されています([[トーク:制御と振動の数学|トーク]])。
*⑦[[制御と振動の数学]]配下のツリー
*:(主執筆者)
*:*{{IPuser2|45.129.56.151}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|87.101.92.147}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|103.208.220.131}}
*:*{{IPuser2|103.208.220.136}}
*:*{{IPuser2|103.208.220.142}}
*:*{{IPuser2|103.208.220.143}}
*:*{{IPuser2|131.129.65.141}}
*:*{{IPuser2|131.129.114.155}}
*:*{{IPuser2|131.129.114.156}}
*:*{{IPuser2|131.129.115.141}}
*:*{{IPuser2|131.129.117.4}}
*:*{{IPuser2|131.129.112.103}}
*:*{{IPuser2|134.90.149.139}}
*:*{{IPuser2|165.225.100.112}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|165.225.110.200}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|165.225.110.204}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|165.225.110.210}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|165.225.110.215}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|183.76.11.17}}
*:*{{IPuser2|183.76.227.176}}
*:*{{IPuser2|183.76.232.84}}
*:*{{IPuser2|198.54.131.118}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:*{{IPuser2|202.211.117.75}}
*:*{{IPuser2|211.120.68.252}}
逆に各ユーザーの執筆記録をたどりましょう。
*{{User2|おぶろーもふ}}
*:②⑤⑥
*:その他
*::⑧聖書ヘブライ語入門 - [[聖書ヘブライ語入門]]
*{{User2|オリガ・セルゲーエヴナ}}
*:①
以下、IPユーザー
*{{IPuser2|45.129.56.151}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:①④⑦
*{{IPuser2|49.251.189.40}} - 株式会社ジェイコムウエスト
*:⑤
*{{IPuser2|87.101.92.147}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑦
*{{IPuser2|103.77.235.67}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑥⑧
*:その他
*::⑨古典ギリシア語 - [[古典ギリシア語]]以下
*:::なお、「ギリシャ語練習プリント」ー河島 思朗(監修)、小学館辞書編集部(編)との類似点多数。
*::⑩[[アイスランド語]]
*{{IPuser2|103.77.235.68}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑥⑧⑨⑩
*{{IPuser2|103.208.220.131}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
*:⑦⑧⑨
*:その他
*::⑪線型代数学 - [[線型代数学/行列と行列式]]以下
*{{IPuser2|103.208.220.136}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
*:⑦⑧⑨
*{{IPuser2|103.208.220.142}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
*:⑦⑧⑨
*{{IPuser2|103.208.220.143}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
*:⑦⑧⑨⑪
*{{IPuser2|103.231.91.115}} - ブロック中(open proxy)
*:⑥⑧⑨⑩
*{{IPuser2|116.206.228.203}} - オーストラリア : 公開proxyの疑い 参考:[https://cleantalk.org/blacklists/116.206.228.203],[https://scamalytics.com/ip/116.206.228.203]
*:⑥
*{{IPuser2|116.206.229.100}} - ブロック中(open proxy)
*:⑥
*{{IPuser2|118.243.44.194}}- asahi-net
*:②⑤
*{{IPuser2|125.4.125.16}} - 株式会社ジェイコムウエスト
*:②⑤⑧
*{{IPuser2|125.4.125.75}} - 株式会社ジェイコムウエスト
*:②
*{{IPuser2|125.4.125.231}} - 株式会社ジェイコムウエスト
*:⑤⑧
*{{IPuser2|131.129.64.240}} - asahi-net 剽窃に関する議論参加([[トーク:解析学基礎/解析概論/第一類/数の概念]])
*:①
*{{IPuser2|131.129.65.141}} - asahi-net 編集態度に対し苦言を受けた経歴あり(コミュニケーション拒否)
*:⑦⑧⑨⑩⑪
*:その他
*::⑫測度論的確率論 - [[測度論的確率論]]以下
*::⑬ペルシア語 - [[ペルシア語/補遺]]以下
*{{IPuser2|131.129.101.78}} - asahi-net
*:②⑧
*:なお削除済み「[[#2024年|一般力学/ベクトル・一般力学/ベクトルの加法・一般力学/ベクトルの乗法]]」の主執筆者でもある。
*{{IPuser2|131.129.112.103}} - asahi-net 編集態度に対し苦言を受けた経歴あり(コミュニケーション拒否)
*:②⑦⑧⑨⑩⑬
*:その他
*::⑭中国語 - [[中国語/基礎単語]]
*{{IPuser2|131.129.114.155}} - asahi-net
*:②④⑦⑧⑨⑪⑫
*:なお削除済み「[[#2024年|一般力学/ベクトル・一般力学/ベクトルの加法・一般力学/ベクトルの乗法]]」の主執筆者でもある。
*{{IPuser2|131.129.114.156}} - asahi-net
*:③④⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭
*{{IPuser2|131.129.115.141}} - asahi-net
*:⑦⑭
*{{IPuser2|131.129.117.4}} - asahi-net
*:⑦⑧⑨⑪
*{{IPuser2|131.129.117.56}} - asahi-net
*:②⑧
*{{IPuser2|131.129.117.60}} - asahi-net
*:②
*{{IPuser2|131.129.119.15}} - asahi-net 編集態度に対し苦言を受けた経歴あり(コミュニケーション拒否)
*:②⑧
*{{IPuser2|134.90.149.139}} - デンマーク : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/134.90.149.139]
*:⑦
*{{IPuser2|141.98.254.131}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:その他
*::⑮解析学基礎 - [[解析学基礎/解析概論]]以下
*{{IPuser2|162.219.176.251}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:③⑥⑦⑧⑨⑩⑮ - 削除暦あり
*{{IPuser2|165.225.100.112}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:②⑦⑧⑫
*{{IPuser2|165.225.110.200}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:②⑦
*{{IPuser2|165.225.110.204}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:②⑦
*{{IPuser2|165.225.110.210}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:②⑦⑪
*{{IPuser2|165.225.110.215}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑦
*{{IPuser2|177.67.80.187}} - ブロック中(open proxy)
*:⑥
*{{IPuser2|177.67.80.188}} - ブラジル : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/177.67.80.188]
*:⑥
*{{IPuser2|181.215.46.112}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑥
*{{IPuser2|183.76.11.17}} - asahi-net 編集に関する呼びかけにコミュニケーション拒否
*:⑦⑧⑨⑬
*{{IPuser2|183.76.156.68}} - asahi-net
*:⑤⑧
*{{IPuser2|183.76.227.176}} - asahi-net
*:④⑦
*{{IPuser2|183.76.232.71}} - asahi-net 編集に関する呼びかけにコミュニケーション拒否
*:④⑥⑨
*{{IPuser2|183.76.232.84}} - asahi-net
*:⑦
*{{IPuser2|184.75.214.131}} - カナダ : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/184.75.214.131]
*:③⑦⑧⑪
*{{IPuser2|185.16.85.149}} - イギリス : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/185.16.85.149]
*:⑦(弁護自演?)
*{{IPuser2|193.148.16.219}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑦(弁護自演?)
*{{IPuser2|198.54.129.69}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑪
*{{IPuser2|198.54.129.78}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑪
*{{IPuser2|198.54.131.118}} - グローバルブロック中(open proxy)
*:⑦
*{{IPuser2|202.211.117.75}} - NIGIWAI-NET(すもと市民広場運営協議会)
*:⑦⑧⑨
*{{IPuser2|211.120.68.252}} - asahi-net
*:⑦⑧⑨⑪⑮
*{{IPuser2|211.124.122.65}} - 株式会社ジェイコムウエスト
*:⑤⑧
*{{IPuser2|219.115.243.149}} - 株式会社ジェイコムウエスト
*:②⑤⑧
以上から、以下のことが判断できます。
#上記①〜⑮の記事は、同一人物({{User2|おぶろーもふ}}氏)により作成されている。
#①〜⑥に関しては引き写し元の出版物が特定されており、確認中である。また、⑦⑨についても剽窃の疑義が出ている。
#作成者と思われる人物は、著作権の尊重について理解を示していない、また、open proxyを多用する、対話を拒否する場合がある、なりすましをしようとするなどWikiMediaProjectのルールの基本的理解に難がある。
上記のとおり、参加者の誰かが出典を確認し、その証言を持って削除するという正規の手続きとなると、削除依頼は長期に放置されるリスクがあります。著作権の軽視は最も避けるべき事項と考えますので、以上の状況を総合的に考え、コミュニティとして討議し処理を決めたいと考えます。
とりあえず、本日から2週間(5月31日まで)を目途とし、作成者が全て自らに著作権があることを証明できない場合、依頼の出ているものに関しては全て削除、その他、以下に列挙するものについても、オリジナルであることについて全く信用できず、また、プロジェクト参加においてそのような遵法精神のない著者のものを残すことは不適当であると考えますので、全削除ということで対応したいと考えます。
:⑦[[制御と振動の数学]]配下
:⑧[[聖書ヘブライ語入門]]配下
:⑨[[古典ギリシア語]]配下
:⑩[[アイスランド語]]配下
:⑪線型代数学 - [[線型代数学/行列と行列式]]配下
:⑫[[測度論的確率論]]配下
:⑬ペルシア語 - [[ペルシア語/補遺]]配下
:⑭中国語 - [[中国語/基礎単語]]
:⑮<del>ペルシア語 - [[ペルシア語/補遺]]以下</del><u>解析学基礎 - [[解析学基礎/解析概論]]以下</u>
以上、ご意見等あれば、よろしくお願いします。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月16日 (金) 22:05 (UTC)
:削除対象列挙に誤りがあったため、誤りを売り消し線で消し、下線部に修正しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月26日 (月) 10:15 (UTC)
::{{対処}}<span id="対処内容"/>予告していた5月31日が経過しました。その間、本件に関するご意見はいただいておらず、以下の事項については認められたものと認識し対処します。
::#事実の概要
::##以下に挙げるユーザーは、同一のユーザーである。
::##*{{User2|おぶろーもふ}}
::##*{{User2|オリガ・セルゲーエヴナ}}
::##*{{IPuser2|45.129.56.151}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|49.251.189.40}} - 株式会社ジェイコムウエスト
::##*{{IPuser2|87.101.92.147}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|103.77.235.67}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|103.77.235.68}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|103.208.220.131}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
::##*{{IPuser2|103.208.220.136}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
::##*{{IPuser2|103.208.220.142}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
::##*{{IPuser2|103.208.220.143}} - 日本-米国 : 公開proxyの疑い
::##*{{IPuser2|103.231.91.115}} - ブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|116.206.228.203}} - オーストラリア : 公開proxyの疑い 参考:[https://cleantalk.org/blacklists/116.206.228.203],[https://scamalytics.com/ip/116.206.228.203]
::##*{{IPuser2|116.206.229.100}} - ブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|118.243.44.194}}- asahi-net
::##*{{IPuser2|125.4.125.16}} - 株式会社ジェイコムウエスト
::##*{{IPuser2|125.4.125.75}} - 株式会社ジェイコムウエスト
::##*{{IPuser2|125.4.125.231}} - 株式会社ジェイコムウエスト
::##*{{IPuser2|131.129.64.240}} - asahi-net 剽窃に関する議論参加([[トーク:解析学基礎/解析概論/第一類/数の概念]])
::##*{{IPuser2|131.129.65.141}} - asahi-net 編集態度に対し苦言を受けた経歴あり(コミュニケーション拒否)
::##*{{IPuser2|131.129.101.78}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|131.129.112.103}} - asahi-net 編集態度に対し苦言を受けた経歴あり(コミュニケーション拒否)
::##*{{IPuser2|131.129.114.155}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|131.129.114.156}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|131.129.115.141}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|131.129.117.4}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|131.129.117.56}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|131.129.117.60}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|131.129.119.15}} - asahi-net 編集態度に対し苦言を受けた経歴あり(コミュニケーション拒否)
::##*{{IPuser2|134.90.149.139}} - デンマーク : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/134.90.149.139]
::##*{{IPuser2|141.98.254.131}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|162.219.176.251}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|165.225.100.112}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|165.225.110.200}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|165.225.110.204}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|165.225.110.210}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|165.225.110.215}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|177.67.80.187}} - ブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|177.67.80.188}} - ブラジル : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/177.67.80.188]
::##*{{IPuser2|181.215.46.112}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|183.76.11.17}} - asahi-net 編集に関する呼びかけにコミュニケーション拒否
::##*{{IPuser2|183.76.156.68}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|183.76.227.176}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|183.76.232.71}} - asahi-net 編集に関する呼びかけにコミュニケーション拒否
::##*{{IPuser2|183.76.232.84}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|184.75.214.131}} - カナダ : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/184.75.214.131]
::##*{{IPuser2|185.16.85.149}} - イギリス : 公開proxyの疑い 参考:[https://scamalytics.com/ip/185.16.85.149]
::##*{{IPuser2|193.148.16.219}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|198.54.129.69}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|198.54.129.78}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|198.54.131.118}} - グローバルブロック中(open proxy)
::##*{{IPuser2|202.211.117.75}} - NIGIWAI-NET(すもと市民広場運営協議会)
::##*{{IPuser2|211.120.68.252}} - asahi-net
::##*{{IPuser2|211.124.122.65}} - 株式会社ジェイコムウエスト
::##*{{IPuser2|219.115.243.149}} - 株式会社ジェイコムウエスト
::##このユーザーが立ち上げた記事は、以下のものである。なお、これらの記事に関して、上に挙げたユーザー以外の参加はほとんど見られない。
::##*①[[#オートマトン|オートマトン/第一類/オートマトンとは・オートマトン/第一類/数学的準備/集合・オートマトン/第一類/順序機械・オートマトン/第一類/ミーリー型順序機械]]
::##*②[[#圏論|圏論/代数系/古典的代数系・圏論/代数系/関係, 同値関係・圏論/代数系/順序・圏論/代数系/写像,演算・圏論/代数系/代数系]]
::##*③[[#電磁気学|電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトル・電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのスカラー積・電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのベクトル積・電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/場の概念・電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/電場と磁場の定義]]
::##*④[[#和声学|和声学/和声の基礎 - トーク 以下の一連の記事]]
::##*⑤[[#ケインジアンアプローチ|ケインジアンアプローチ - トーク]]
::##*⑥[[#経済学|経済学/経済とは何か - トーク 以下の一連の記事]]
::##*⑦[[制御と振動の数学]]配下
::##*⑧[[聖書ヘブライ語入門]]配下
::##*⑨[[古典ギリシア語]]配下
::##*⑩[[アイスランド語]]配下
::##*⑪線型代数学 - [[線型代数学/行列と行列式]]配下
::##*⑫[[測度論的確率論]]配下
::##*⑬ペルシア語 - [[ペルシア語/補遺]]配下
::##*⑭中国語 - [[中国語/基礎単語]]
::##*⑮解析学基礎 - [[解析学基礎/解析概論]]以下
::##2.であげた記事のうち、以下の記事に関しては、出版等がなされた著作物と強い共通が見られ著作権の侵害が強く疑われている。
::##*①[[#オートマトン|オートマトン/第一類/オートマトンとは・オートマトン/第一類/数学的準備/集合・オートマトン/第一類/順序機械・オートマトン/第一類/ミーリー型順序機械]]
::##*②[[#圏論|圏論/代数系/古典的代数系・圏論/代数系/関係, 同値関係・圏論/代数系/順序・圏論/代数系/写像,演算・圏論/代数系/代数系]]
::##*③[[#電磁気学|電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトル・電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのスカラー積・電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのベクトル積・電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/場の概念・電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/電場と磁場の定義]]
::##*④[[#和声学|和声学/和声の基礎 - トーク 以下の一連の記事]]
::##*⑤[[#ケインジアンアプローチ|ケインジアンアプローチ - トーク]]
::##*⑥[[#経済学|経済学/経済とは何か - トーク 以下の一連の記事]]
::#事実の評価
::##取得されているユーザーアカウントに対して、ブロック等の措置はなされていないにも関わらず、別名、IPでの投稿が多い。タイミングの多くは、投稿に関して著作権侵害等の疑いを示す問いかけや編集態度に対する問いかけがあった後であり、対話の回避を疑わせる。IPでの投稿に対する問いかけにも答える意思を見せない。一方で問いかけの対象ユーザーと異なるユーザーに擬しての回答と見られるものを返していると推定されるものがある。WikiMediaProject参加においての対話の重視に対する尊重の姿勢がない。
::##匿名IP利用に際しても、発信ベンダーの目眩しの目的か、WikiMediaProjectでは忌避されている、オープンプロクシーの利用も目立つ。
::##上記、認定事実の3.に見られるように著作権侵害が疑われる投稿が繰り返されており、著作権に関する尊重の念がない。なお、米国著作権法上で(少なくとも日本国内では認められない)認められるフェアユースに関しては誤った都合のいい理解をしている。
::#評価に基づく措置
::#:以上から、以下の措置を取りたいと思います。
::##当該参加者は、日本語版ウィキブックスの参加者として適性を欠き参加者としてはふさわしくない。取得されているユーザーアカウントに対しては期限を定めないブロックの措置とします。
::##したがって、今後、同様の編集傾向等を示し、なりすますなどして参加した場合、原則として削除又は差し戻しし不可視化、投稿ユーザーはブロック。
::##現在、著作権侵害の疑いの出ている記事はツリー元を含め削除。
::##その他、同一の参加者により投稿されたものに関しても、著作権侵害のリスクが有り、プロジェクトが抱えるべきリスクではないため削除します。
::以上です。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 13:48 (UTC)
:::{{コメント2|報告}} 削除作業過程で以下の2IPユーザーが発見されています(「聖書ヘブライ語入門」関連執筆)。
:::*{{IPuser2|219.115.246.97}} - 株式会社ジェイコムウエスト
:::*{{IPuser2|219.115.254.129}} - 株式会社ジェイコムウエスト
:::以上です。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 16:32 (UTC)
:::{{コメント2|報告}} 削除作業過程で以下の2IPユーザーが発見されています(「アイスランド語」関連執筆)。
:::*{{IPuser2|183.76.232.1757}} - asahi-net
:::以上です。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 16:49 (UTC)
=== [[オートマトン/第一類/オートマトンとは]]・[[オートマトン/第一類/数学的準備/集合]]・[[オートマトン/第一類/順序機械]]・[[オートマトン/第一類/ミーリー型順序機械]] ===
<span id="オートマトン"/>
富田悦次、横森貴著『オートマトン・言語理論』森北出版、2013年の1~16ページの内容とほとんど同じです。著作権侵害のため削除する必要があります。--[[利用者:Nermer314|Nermer314]] ([[利用者・トーク:Nermer314|トーク]]) 2025年5月12日 (月) 13:15 (UTC)
:{{コメント2|報告}}「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」で一括して議論したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月16日 (金) 22:05 (UTC)
::{{対処}} 本件、「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」において[[#対処内容|本対応]]といたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 13:48 (UTC)
=== [[圏論/代数系/古典的代数系]]・[[圏論/代数系/関係, 同値関係]]・[[圏論/代数系/順序]]・[[圏論/代数系/写像,演算]]・[[圏論/代数系/代数系]] ===
<span id="圏論"/>
大熊正『圏論(カテゴリー)』槙書店、1979年の1~19ページの文章と一致します。著作権侵害のため削除する必要があります。--[[利用者:Nermer314|Nermer314]] ([[利用者・トーク:Nermer314|トーク]]) 2025年5月12日 (月) 13:15 (UTC)
:{{コメント2|報告}}「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」で一括して議論したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月16日 (金) 22:05 (UTC)
::{{対処}} 本件、「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」において[[#対処内容|本対応]]といたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 13:48 (UTC)
=== [[電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトル]]・[[電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのスカラー積]]・[[電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのベクトル積]]・[[電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/場の概念]]・[[電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/電場と磁場の定義]] ===
<span id="電磁気学"/>
砂川重信『理論電磁気学』紀伊國屋書店、1999年の書き写しです。[[電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトル]]・[[電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのスカラー積]]・[[電磁気学/電磁場/第一類/初等ベクトル解析/ベクトルのベクトル積]]は437~438ページ、[[電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/場の概念]]は1~4ページ、[[電磁気学/電磁場/第一類/真空電磁場の基本法則/電場と磁場の定義]]は4~5ページの内容と一致します。著作権侵害のため削除する必要があります。 --[[利用者:Nermer314|Nermer314]] ([[利用者・トーク:Nermer314|トーク]]) 2025年5月9日 (金) 14:15 (UTC)
:{{コメント2|報告}}「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」で一括して議論したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月16日 (金) 22:05 (UTC)
::{{対処}} 本件、「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」において[[#対処内容|本対応]]といたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 13:48 (UTC)
=== [[中学受験ガイド/公立中学とのギャップ]]・[[中学受験ガイド/自由型と管理型]]・[[トーク:高校受験ガイド/高校偏差値についてのよくある誤解]]・[[トーク:高等学校化学II/不確定性原理と化学結合]] ===
無期限ブロックを受けた[[利用者:すじにくシチュー]]の別アカウントと思しき[[利用者:Househome100]]が新規作成したページです。なお、最後の[[トーク:高等学校化学II/不確定性原理と化学結合]]はIPですが、文体が似ていること(「間違い」を「マチガイ」とカタカナ書きする、脈絡もなく「左翼運動家」「政治的活動」という言葉を使う)やページの執筆傾向(現行「化学」ではなく旧旧課程「化学II」を編集する)、出没時期などから同じ人物と思われます。--[[利用者:椎楽|椎楽]] ([[利用者・トーク:椎楽|トーク]]) 2025年5月3日 (土) 00:45 (UTC)
:{{コメント2|コメント}} ブロックの判断に対して一定期間抗弁等は認められるでしょうから、1週間程度(5月10日を目途)様子は見たいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月3日 (土) 03:12 (UTC)
::{{対処}} ブロック中のユーザーのなりすましアカウントによる作成ページと判断されたため削除しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月10日 (土) 15:30 (UTC)
== 2024年 ==
=== [[一般力学/ベクトル]]・[[一般力学/ベクトルの加法]]・[[一般力学/ベクトルの乗法]] ===
山内恭彦『一般力学』岩波書店の1ページから8ページの内容と一致します。著作権侵害の可能性が高いため削除が必要です。--[[利用者:Nermer314|Nermer314]] ([[利用者・トーク:Nermer314|トーク]]) 2024年5月2日 (木) 11:32 (UTC)
:{{対処}} 約1年掲示をしましたが(この期間は、たまたまであって、必須条件ではありません)、依頼に対する反論がいずれからもなかったため、削除しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月3日 (土) 02:59 (UTC)
==2023年==
=== [[小学校国語/おおきな かぶ]]・[[小学校国語/おむすびころりん]] ===
前者については、[https://arasuji-m.com/okinakabu/]に一致。後者については、[http://hukumusume.com/douwa/koe/jap/03/15.htm]に一致。昔話のモチーフ自体は著作権の対象ではないというものの、具体的な表現については、著作権が及びます。前者については、HPの最下欄に「著作物表示」がなされていますし、後者については、[http://hukumusume.com/douwa/link_keisai.htm]に権利関係の取り扱いが記載されていますが、少なくとも引用元などの記載は、トラブル防止などの観点からは必須と考えます。これら権利関係の処理について不明であるため、一旦の削除を、もし存続させるのであれば権利関係について問題ない旨の注記等の追記を提案します。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2023年7月25日 (火) 19:47 (UTC)
===[[Wikibooks:ウィキブックスに寄稿する]]===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''即時削除''' に決定しました。
----
ページ名と無関係の内容であり、かつ、虚偽内容。なお、同一IPによりjawpの「日本貸金業協会」に書かれたものと同じ内容です。--[[利用者:Nnh|nnh]] ([[利用者・トーク:Nnh|トーク]]) 2023年5月20日 (土) 01:32 (UTC)
{{AFD|削除}} 依頼者票。--[[利用者:Nnh|nnh]] ([[利用者・トーク:Nnh|トーク]]) 2023年5月20日 (土) 01:32 (UTC)
: (報告) 即時削除されました。 [[利用者:MathXplore|MathXplore]] ([[利用者・トーク:MathXplore|トーク]]) 2023年5月20日 (土) 10:22 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
=== [[高等学校歴史総合 (通常版)]]およびそのサブページ ===
理由は以下の通りです。
#すでに[[高等学校歴史総合]]が存在し、同じ教科の教科書が二種類存在することは利用者にとっても不便であり、かつ無意味である。加筆修正は現行の[[高等学校歴史総合]]に行うことが適切である。
#ページ立ち上げの[[利用者:義務教育学校及び高等学校学習指導要領]](以下、義務教育)氏による議論逃れの疑惑を払拭できないうえ、氏がグローバルロックされ、これ以上の更新が見込まれない。
#サブページも別ページのコピー&ペーストの上、中立性も疑わしい。
以上の観点から、削除が妥当だと考えられます。--[[利用者:椎楽|椎楽]] ([[利用者・トーク:椎楽|トーク]]) 2023年7月8日 (土) 13:13 (UTC)
{{AFD|削除}} 依頼者票。--[[利用者:椎楽|椎楽]] ([[利用者・トーク:椎楽|トーク]]) 2023年7月8日 (土) 13:13 (UTC)
:{{対処}} 本件、長期に渡り掲示しましたが、削除に関して異論等がなかったため、削除を実施しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月3日 (土) 04:44 (UTC)
==2022年==
===[[高等学校政治経済/経済/物価の動き]]===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''取り下げ・存続終了''' に決定しました。
----
狂った記述,他者を愚弄し侮辱する記述が垂れ流しされているうえ,もはや修正も不可能,削除すべし。--[[利用者:Honooo|Honooo]] ([[利用者・トーク:Honooo|トーク]]) 2022年4月6日 (水) 04:35 (UTC)
{{AFD|削除}} 依頼者票。
:(削除依頼取り消し)再編集終了したので、削除依頼は撤回、取り消します。--[[利用者:Honooo|Honooo]] ([[利用者・トーク:Honooo|トーク]]) 2023年2月23日 (木) 07:50 (UTC)
* (終了) 依頼者取り下げかつ他の意見もありませんので、一旦存続終了としましょう。再度の削除依頼を妨げるものではありません。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2023年8月26日 (土) 07:20 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
===[[田絵うんこ]]===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''即時削除''' に決定しました。
----
明らかに悪戯で作成されたページ。
{{AFD|削除}}依頼者票。--[[利用者:ドラみそ|ドラみそjawb]] ([[利用者・トーク:ドラみそ|トーク]]) 2022年10月10日 (月) 01:07 (UTC)
:対処しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2022年10月10日 (月) 03:07 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
==2021年==
==={{非転送|(市立)尾道大対策}} → [[尾道大対策]]-[[Talk:尾道大対策|トーク]]===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''削除''' に決定しました。
----
{{AFD|削除}} 依頼者票。現在リダイレクトになっているが、"(市立)"だけでは(どの市か)曖昧な名称であり不適切。有用な履歴があると判断し、通常の削除依頼として提出させていただきました。--[[利用者:Mario1257|Mario1257]] ([[利用者・トーク:Mario1257|トーク]]) 2021年3月2日 (火) 19:17 (UTC) <small>削除対象ページを非転送リンクに変更--[[利用者:Mario1257|Mario1257]] ([[利用者・トーク:Mario1257|トーク]]) 2021年4月5日 (月) 16:57 (UTC)</small>
* {{AFD|削除}} 依頼者の仰る通りで、曖昧な名称であり不適切。削除に賛成。--[[利用者:ドラみそ|ドラみそjawb]] ([[利用者・トーク:ドラみそ|トーク]]) 2023年5月28日 (日) 05:22 (UTC)
** {{対処}} 上記審議に従い削除しました。主著者であった [[Special:Contributions/210.235.37.126|210.235.37.126]] さんがコピペ改名を試みたようですが、その新ページ名が他の編集者各位に支持されず、削除に至りました。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2024年5月13日 (月) 14:31 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
== 2020年 ==
=== 高等学校国語表現 - [[トーク:高等学校国語表現|トーク]] ===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''削除''' に決定しました。
----
[https://www.edu.yamanashi.ac.jp/wp-content/uploads/2019/12/e1d47e11e541a11e6bd67cf9a244bc1c.pdf]からの転載です。著作権侵害に該当するため、全版削除が必要であるものと考えます。--[[利用者:Ohgi|Ohgi]] ([[利用者・トーク:Ohgi|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 12:31 (UTC)
* (削除)一致を確認しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 14:22 (UTC)
*{{AFD|削除}} 転載を確認。--[[利用者:Mario1257|Mario1257]] ([[利用者・トーク:Mario1257|トーク]]) 2021年3月2日 (火) 19:17 (UTC)
**{{対処}} 上記の合意に従い全版削除いたしました。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2021年3月27日 (土) 04:04 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
=== [[高等学校商業 ビジネス基礎]] - [[トーク:高等学校商業 ビジネス基礎|トーク]] ===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''即時削除''' に決定しました。
----
[https://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h17/syougyou/gaidance/bisinesskiso.htm]からの転載です。著作権侵害に該当するため、全版削除が必要であるものと考えます。--[[利用者:Ohgi|Ohgi]] ([[利用者・トーク:Ohgi|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 12:27 (UTC)
* (削除)一致を確認しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 14:22 (UTC)
** {{報告}} 著作権侵害で[[WB:SD|即時削除]]済み。お手すきの際に閉じて頂ければと思います。--[[利用者:Semi-Brace|Semi-Brace]] ([[利用者・トーク:Semi-Brace|トーク]]) 2021年4月28日 (水) 04:06 (UTC)
*** [[File:Symbol_confirmed.svg|15px]] '''確認・終了''' Tomzo さんにより即時削除されていますので終了しましょう。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2021年6月7日 (月) 11:44 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
=== [[高等学校商業 総合実践]] - [[トーク:高等学校商業 総合実践|トーク]] ===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''削除''' に決定しました。
----
[https://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h17/syougyou/gaidance/sougoujitsen.htm]からの転載です。著作権侵害に該当するため、全版削除が必要であるものと考えます。--[[利用者:Ohgi|Ohgi]] ([[利用者・トーク:Ohgi|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 12:27 (UTC)
* (削除)一致を確認しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 14:22 (UTC)
*{{AFD|削除}} 転載を確認。--[[利用者:Mario1257|Mario1257]] ([[利用者・トーク:Mario1257|トーク]]) 2021年3月2日 (火) 19:17 (UTC)
** {{AFD|対処}} 上記の審議に基づき全版削除しました。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2021年6月7日 (月) 11:44 (UTC)
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<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
=== [[高等学校商業 マーケティング]] - [[トーク:高等学校商業 マーケティング|トーク]] ===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''削除''' に決定しました。
----
[https://www.gyakubiki.net/jc/discovery/theme/0800/0808]からの転載です。著作権侵害に該当するため、全版削除が必要であるものと考えます。--[[利用者:Ohgi|Ohgi]] ([[利用者・トーク:Ohgi|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 12:27 (UTC)
* (削除)一致を確認しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 14:22 (UTC)
** {{AFD|対処}} 上記の審議に基づき全版削除しました。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2021年6月7日 (月) 11:44 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
=== [[高等学校音楽I]] - [[トーク:高等学校音楽I|トーク]] ===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''削除''' に決定しました。
----
[https://www.nagano-c.ed.jp/tagawahs/gakkoshokai/H29_08on.pdf]からの転載です。著作権侵害に該当するため、全版削除が必要であるものと考えます。--[[利用者:Ohgi|Ohgi]] ([[利用者・トーク:Ohgi|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 12:27 (UTC)
* (削除)一致を確認しました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 14:22 (UTC)
** (対処・削除)上記の審議どおり、全版削除いたしました。遅くなり申し訳ございません。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2023年6月22日 (木) 11:21 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
=== [[総合的な学習の時間]] - [[トーク:総合的な学習の時間|トーク]] ===
[https://www.kyoiku-press.com/post-208282/]からの転載です。著作権侵害に該当するため、全版削除が必要であるものと考えます。--[[利用者:Ohgi|Ohgi]] ([[利用者・トーク:Ohgi|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 12:27 (UTC)
* (削除)一致を確認しました。なお、原掲載者による著作権に対する態度は、[http://www.kyoiku-press.co.jp/copyright こちら]です。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年12月21日 (月) 14:22 (UTC)
=== [[和声学/和声の基礎]] - [[トーク:和声学/和声の基礎|トーク]] 以下の一連の記事 ===
<span id="和声学"/>
*[[和声学/和声の基礎]]
*[[和声学/和声の基礎/調性と主音]]
*[[和声学/和声の基礎/音階]]
*[[和声学/和声の基礎/長音階と短音階]]
*[[和声学/和声の基礎/24の調性]]
*[[和声学/和声の基礎/7個の音度]]
*[[和声学/和声の基礎/和音]]
*[[和声学/和声の基礎/3和音]]
本記事の[https://ja.wikibooks.org/w/index.php?title=%E5%92%8C%E5%A3%B0%E5%AD%A6&type=revision&diff=130114&oldid=16970 派生元の見出し]と[[w:外崎幹二|外崎幹二]]・[[w:島岡譲|島岡譲]]『和声の原理と実習』 ([[w:音楽之友社|音楽之友社]] 1958年)に関する章立て([https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000000986587-00 国立国会図書館所蔵書書誌]・[https://www.hmv.co.jp/artist_%E5%A4%96%E5%B4%8E%E5%B9%B9%E4%BA%8C_000000000265817/item_%E5%92%8C%E5%A3%B0%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86%E3%81%A8%E5%AE%9F%E7%BF%92%EF%BC%9C%E5%A4%96%E5%B4%8E%E3%83%BB%E5%B3%B6%E5%B2%A1%EF%BC%9E_1680021 参考])と強く一致しており、内容について、同様の見出し構成を持つ[http://d8tywgizg.blog.shinobi.jp/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E8%A3%BD%E4%BD%9C/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E7%AB%A0%E3%80%80%E5%92%8C%E9%9F%B3%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E 個人のブログ]に一致。以上から、本記事は『和声の原理と実習』から剽窃されたものと強く疑われます。本書は、以前、[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2486906 国立国会図書館デジタルコレクション]で公開されていた可能性がありますが、現在は著作権の観点から公開が停止されています。内容の一致については、引き続き検証しますが、著作権侵害の警告もかね取り急ぎ削除依頼いたします(どこかで書いたような)。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年7月31日 (金) 01:24 (UTC)
:以下のページが、{{IPuser|183.76.232.71}}さんにより追加されたので、削除対象に追加します。内容は、上で紹介したブログに記載されたものと文言が同一です。
:*[[和声学/和声の基礎/構成上の3和音の種類]]
:ご確認よろしくお願いします。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年7月31日 (金) 14:39 (UTC)
::(追加)
::*[[和声学/和声の基礎/同一和音の変形]]
::ご確認よろしくお願いします。--2020年8月1日 (土) 15:00 (UTC)
::*[[和声学/4声体の配置]]
::*[[和声学/4声体の配置/4声体]]
::以上追加。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年8月3日 (月) 15:31 (UTC)
::*[[和声学/4声体の配置/4声体の配置]]
::以上追加。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年8月10日 (月) 18:10 (UTC)
(インデント戻します){{コメント2|報告}}「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」に場を移して、一括して議論したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月16日 (金) 22:05 (UTC)
:{{対処}} 本件、「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」において[[#対処内容|本対応]]といたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 13:48 (UTC)
=== [[ケインジアンアプローチ]] - [[トーク:ケインジアンアプローチ|トーク]] ===
<span id="ケインジアンアプローチ"/>
本記事の見出しと[https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000000966171-00 このページ]の章立てが、完全に一致しており、本記事は[[w:新野幸次郎|新野幸次郎]]・[[w:置塩信雄|置塩信雄]]『ケインズ経済学』 ([[w:三一書房|三一書房]] 1957年)から剽窃されたものと強く疑われます。本書は、以前、[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3007330 国立国会図書館デジタルコレクション]で公開されていた可能性がありますが、現在は著作権の観点から公開が停止されています。内容の一致については、引き続き検証しますが、著作権侵害の警告もかね取り急ぎ削除依頼いたします。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年7月13日 (月) 15:14 (UTC)
* {{コメント2|コメント}} 皆さま、事実確認と賛否表明をお願いできますでしょうか。[[project:削除の方針|削除の方針]]に合致するか、合致する版の範囲は全版か一部か、それとも合致しない不当な削除依頼か、合意形成が必要です。宜しくご協力の程お願いいたします。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年7月23日 (木) 12:09 (UTC)
* {{コメント2|賛成r}}(削除) Kanjyさんのコメントで気づきました。ありがとうございます。こちらについて、当該剽窃元(と見られる書籍)と同じ見出しが初版から書かれており、なおかつそれ以降それらに付け加える形の編集が大半のようですので、ページそのものの削除が必要と思います。できれば当該書籍の本文との照らし合わせを行いたいところですが、あいにくこのような世情で、図書館も本の消毒などにより本の貸し出しまでに時間がかかるようですので、見出しの一致のみが判断材料となりますが(管理者の方の結論付けよりも前に該当書籍をお持ちの方が内容との不一致を報告された場合、この票を取り消します)、ページの削除に賛成いたします。<small>Kanjyさんのごもっともなご指摘を受け修正--[[利用者:ダーフレ|Darfre]]([[利用者・トーク:ダーフレ|会話]]) 2020年7月31日 (金) 16:26 (UTC)</small>--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2020年7月24日 (金) 08:15 (UTC)
** (コメント)@[[user:ダーフレ|ダーフレ]]さん、ここは削除依頼ですから「賛成」でなく「削除」か「存続」かでお願いできますでしょうか。「削除」のバリエーションとして「即時削除」「全削除」「版指定削除」等はアリです。<small>私 (Kanjy) が不用意に「賛否表明」と申し上げたのが誤解を招いたなら申し訳ありません。しかし、まさかダーフレさんがそんな初歩的なミスを犯されるとは。ダーフレさんがご反応くださったことは誠に有難く感謝に堪えませんが、ここに謹んで感謝と批判とお願いを申し上げる次第でございます。</small> --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年7月31日 (金) 12:18 (UTC)
** (コメント)[[User:Kanjy|Kanjy]]さん、ご指摘の通りです。ごめんなさい。--[[利用者:ダーフレ|Darfre]]([[利用者・トーク:ダーフレ|会話]]) 2020年7月31日 (金) 16:26 (UTC)
* (コメント・皆さまへのお願い)皆さま、繰り返しますが、事実確認と賛否表明(削除か存続か)をお願いできますでしょうか。つまり、[[project:削除の方針|削除の方針]]に合致するか否かを、ご自身での事実確認に基づいて表明してください。管理者は合意を確認の上で対処いたしますが、単に数だけでなく皆さまの審議内容を真摯に検討し、[[project:削除の方針|削除の方針]]に合致するか否かの合意が成立していることを確認しています。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年7月31日 (金) 12:18 (UTC)
(インデント戻します){{コメント2|報告}}「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」に場を移して、一括して議論したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月16日 (金) 22:05 (UTC)
:{{対処}} 本件、「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」において[[#対処内容|本対応]]といたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 13:48 (UTC)
=== [[経済学/経済とは何か]] - [[トーク:経済学/経済とは何か|トーク]] 以下の一連の記事===
<span id="経済学"/>
標記記事については、以下の通り、外部のブログとの一致が相当に見られます。即時削除でも良いレベルですが、内容の一致の確認を願いたく、削除依頼に上程します。なお、[[経済学/経済とは何か/需要曲線]]については、直接一致するページが発見できませんでしたが、他の記事が削除された場合、体系から外れた記事になりなすので、同時に削除すべきものと考えます。
*[[経済学/経済とは何か/そもそも経済学とは]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/10/29/051233]
*[[経済学/経済とは何か/ミクロ経済学とマクロ経済学]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/10/30/054738]
*[[経済学/経済とは何か/希少性と価格]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/10/30/061038]
*[[経済学/経済とは何か/機会費用]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/10/30/163510]
*[[経済学/経済とは何か/価格と需要と供給の関係]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/11/01/213728]
*[[経済学/経済とは何か/供給曲線]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/11/02/044515]
*[[経済学/経済とは何か/需要・供給の弾力性]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/11/05/044555]
*[[経済学/経済とは何か/家計の消費]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/11/05/234606]
以上、確認のほどお願いいたします。--[[利用者:Mtodo|Mtodo]] ([[利用者・トーク:Mtodo|トーク]]) 2020年7月3日 (金) 18:28 (UTC)
:(コメント)以上の依頼は、[[user:Tomzo|Tomzo]]のサブアカウントにて実施されています(アカウントの切り替えを忘れたため)。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年7月3日 (金) 18:38 (UTC)
:(追加)[[経済学/経済とは何か/家計の消費]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/11/09/045121]--[[利用者:ゆにこーど|ゆにこーど]] ([[利用者・トーク:ゆにこーど|トーク]]) 2020年7月8日 (水) 09:34 (UTC)
:(追加)[[経済学/経済とは何か/企業の目的]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/11/09/050809]
:(追加)[[経済学/経済とは何か/生産関数]] ← [http://miyabi-lifestyle.hateblo.jp/entry/2015/11/11/044548]--[[利用者:ゆにこーど|ゆにこーど]] ([[利用者・トーク:ゆにこーど|トーク]]) 2020年7月8日 (水) 13:23 (UTC)
(インデント戻します)さらに、以下のページを追加します。
*[[経済学/経済とは何か/利潤の最大化]]
*[[経済学/経済とは何か/完全競争]]
さて、変に完成度が高いなあ、と思っていましたがコピー元を発見しました。以上の記事は、
*井堀利宏『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』([https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A64%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E3%81%8C10%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%A7%E3%81%96%E3%81%A3%E3%81%A8%E5%AD%A6%E3%81%B9%E3%82%8B-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BA%95%E5%A0%80-%E5%88%A9%E5%AE%8F-ebook/dp/B07KP3R2HL/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr= Amazon])
の引き写しで、上のblog主もそれをコピーした模様です。
なお、冒頭部分は[https://www.yodobashi.com/product/100000009003060901/?gad1=&gad2=g&gad3=&gad4=446722669882&gad5=12028089362382000424&gad6=&gclid=Cj0KCQjwo6D4BRDgARIsAA6uN19F-7JRdOpZkIMKLEFAmlJWzyMqxQCCkaPcZpel8FcUC9qdv1-TFs4aAq6oEALw_wcB&xfr=pla yodobashi.com]の「無料サンプル(電子書籍版)を見る」で読むことができ、ひきつづきの部分は、[http://blog.livedoor.jp/toeicc/archives/6428119.html 別の個人ブログ]で確認することができます(このブログの最後に、出典が『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』である旨の記載がありますーそれでも著作権法違反ですが)。
以上、本件が市販の出版物からの剽窃であることを報告します。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2020年7月11日 (土) 06:20 (UTC)
* {{コメント2|コメント}} 皆さま、事実確認と賛否表明をお願いできますでしょうか。[[project:削除の方針|削除の方針]]に合致するか、合致する版の範囲は全版か一部か、それとも合致しない不当な削除依頼か、合意形成が必要です。宜しくご協力の程お願いいたします。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年7月23日 (木) 12:09 (UTC)
**{{コメント2|コメント}}そうですねー,上の2つ合わせてコメントしますが,確かにケインジアンに関しては見出しが一致していますね。経済学/経済とは何か/ については,正直文章にあまり魅力を感じないので,どうしても読む気にならず未確認ですが,常識的に,善意で行動されてると思われる方々が一致を指摘する以上,ある一致があるのだと思います。疑わしきは罰せずというのはいい言葉だと思いますが,問題によっては,あまりにも疑いが濃厚な場合は,何らかの暫定的な措置が取られてもいいと思います。--[[利用者:Honooo|Honooo]] ([[利用者・トーク:Honooo|トーク]]) 2020年7月23日 (木) 21:10 (UTC)
:{{Outdent|:}}
* {{コメント2|賛成r}}(削除)確認しました。文言を変えたりは認められるものの、主として<del>ニュアンス</del>【修正:文の内容】が同じ【補足:(画像の内容を文にしたり、文末を変えたり)】ようですので、ページ群の削除に賛成いたします。<small>【Kanjyさんのご指摘を受け修正・補足--[[利用者:ダーフレ|Darfre]]([[利用者・トーク:ダーフレ|会話]]) 2020年7月31日 (金) 16:26 (UTC)】</small>--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2020年7月24日 (金) 08:15 (UTC)
** (コメント) @[[user:ダーフレ|ダーフレ]]さん、ここは削除依頼ですから「賛成」でなく「削除」か「存続」かでお願いできますでしょうか。「削除」のバリエーションとして「即時削除」「全削除」「版指定削除」等はアリですが。また、同じ考えの方々が各々のお考えとして「ニュアンスが一致する」意味内容を発信することはあり得ると思われますが、単にニュアンスが一致するだけで著作権侵害になるのでしょうか? むしろ、意味が全く違っても、表現を剽窃したパロディが著作権侵害になり得ます。著作権の観点から、改めて賛否(削除か存続か)を表明いただければ幸いです。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年7月31日 (金) 12:18 (UTC)
** (コメント)@[[User:Kanjy|Kanjy]]さん、ご指摘の通りです。ニュアンスという言葉を用いたことにも問題がありました。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。自分なりに考えた結果を反映させていただきましたので、確認ごいただけると幸いです。--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2020年7月31日 (金) 16:26 (UTC)
*(コメント・質問・管理者より) [[user:ダーフレ|ダーフレ]] さんは、本件対象の全ページについて剽窃を確認され、全ページとも著作権侵害の疑い濃厚につき削除すべき、と意見表明されたものと理解して宜しいでしょうか? --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年9月5日 (土) 06:45 (UTC)
(インデント戻します){{コメント2|報告}}「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」に場を移して、一括して議論したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月16日 (金) 22:05 (UTC)
:{{対処}} 本件、「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」において[[#対処内容|本対応]]といたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 13:48 (UTC)
===[[テンプレート:独自研究の可能性]] - [[テンプレート・トーク:独自研究の可能性|トーク]]===
独自研究内容の修正を他人に押し付けるのはまずいというトークページでの意見を受けて。--<span class="plainlinks">[[User:令和少年|<span style="color:#1e50a2">''令''</span><span style="color:#aacf53">'''''和'''''</span><span style="color:#b7282e">''少''</span><span style="color:#eb6101">'''''年'''''</span></span>]] <small>([[User talk:令和少年|トーク]]・[[Special:Contributions/令和少年|履歴]] ・[[特別:アカウント統一管理/令和少年|グローバル利用者情報]] • [//tools.wmflabs.org/guc/index.php?user={{urlencode:令和少年}}&blocks=true&lang=ja 全履歴])</small> 2020年6月17日 (水) 23:28 (UTC)
* (存続) 誰かさんみたいにめちゃくちゃな事を書いてても注釈なしだとそれが日本語版ウィキブックスの「見解」なんだなと誤解される虞があるため。--[[利用者:Semi-Brace|Semi-Brace]] ([[利用者・トーク:Semi-Brace|トーク]]) 2021年4月28日 (水) 04:02 (UTC)
* (削除)日本語版ウィキブックスなる統一された主体は存在しない。あらゆるページが履歴に署名された編集者の丁々発止のやり取りの中、現時点でその形で公開されているに過ぎない。めちゃくちゃな事書いてやがると思ったところで、このテンプレートを貼りつけて、対処して、解決したと思うのは、あまりにも安易なんじゃあない?あと誰かさんという言葉で他者を批判するのは明らかに駄目だろう。ちゃんとハンドル名書けよ。--[[利用者:Honooo|Honooo]] ([[利用者・トーク:Honooo|トーク]]) 2021年4月28日 (水) 11:10 (UTC)
:*(意見を変えて存続)他の人の文章に対しては全く必要ないが,すじ肉シチューなる人物の文章には絶対必要なので,(というかこの人物の文にはすべてこれを張るべき)存続に意見変えます。--[[利用者:Honooo|Honooo]] ([[利用者・トーク:Honooo|トーク]]) 2022年4月10日 (日) 03:21 (UTC)
=== [[刑法第195条]] ===
[https://ja.wikibooks.org/w/index.php?title=%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC195%E6%9D%A1&diff=152767&oldid=152766 2020年3月12日 (木) 16:08 (UTC)の版]で[https://this.kiji.is/610299311565177953 共同通信社配信の記事]の文章が転載されました。著作権侵害のおそれがあります。なお、これより前に転載元の記事URLが追加されていますが、依頼ページには他に実質的な記載が条文しかなく、引用とみるために必要な主となる文章があるとはいえないため、引用とは判断できません。したがって、2020年3月12日 (木) 16:08 (UTC)の版から当該記載を除去する直前の 2020年3月12日 (木) 16:21 (UTC)の版まで計5版の版指定削除を依頼します。 --[[利用者:Kyube|kyube]] ([[利用者・トーク:Kyube|トーク]]) 2020年3月17日 (火) 03:19 (UTC)
*(版指定削除)特定の版に、著作権侵害と思われる文章を確認しました。--<span class="plainlinks">[[利用者:令和少年|令和少年]]</span> <small>([[利用者・トーク:令和少年|トーク]]</span> • <span title="ウィキブックス日本語版での投稿記録を表示します">[[Special:Contributions/令和少年|投稿履歴]]</span> • <span title="他プロジェクトにある同名アカウントの統一ログイン状態を表示します">[[特別:アカウント統一管理/令和少年|グローバル利用者情報]]</span> • <span title="他プロジェクトにある同名アカウントの直近の投稿記録と被ブロック状態を表示します">[//tools.wmflabs.org/guc/index.php?user={{urlencode:令和少年}}&blocks=true&lang=ja 全履歴]</span></span></span></small></span>) 2020年3月20日 (金) 00:26 (UTC)
**(対処・版指定削除)合意に基づき、ご依頼の5版を版指定削除いたしました。他の管理者の確認をお願いいたします。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年5月17日 (日) 04:44 (UTC)
***本件、妥当な対処がなされている旨確認いたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年5月3日 (土) 04:46 (UTC)
=== [[トイレ砂]] - [[トーク:トイレ砂|トーク]] ===
内容が百科事典的であり、少なくとも「ペットの飼育」的な所(のサブページ)に移動すべきではないでしょうか。現時点では[[ハムスターの飼育#巣材]]からリンクされているものの、この内容であればjawpへのリンク設置などで十分と考えます。
* (削除)依頼者<!-- 提案者 -->票。 --{{利用者:ダーフレ/日本語}}2020年5月12日 (火) 11:52 (UTC)
== 2019年 ==
=== [[利用者:すじにくシチュー]] - [[利用者・トーク:すじにくシチュー|トーク]] ===
すじにくシチュー氏の利用者ページは、[[WB:WIN#主張を押し付ける場ではない]]に反していると思われます。理由を以下に述べたいと思います。
氏の利用者ページには、「〜への抗議」や「〜についての私の意見」などの'''個人的な意見を含む表記'''が数多くあります。それに加え、他人の過ちを書き立てては、騒いでいます。この事項は、WB:WINの「議論場ではない」に当たると考えられます。特に、[[利用者:すじにくシチュー#ウィキブックス日本語版への抗議]]は、あからさまです。また、「メモ」と言っておきながらも、自分なりの科学の証明を載せており、到底メモとは言えません。
第二に'''長すぎる'''。この利用者ページはとてつもなく長く、'''250キロバイト'''にのぼります。いくらメモとはいえ、長すぎますから、当人振り返って編集の材料にする可能性は極めて低いです。それから、氏は、批判(侮辱含め)を他利用者に積極的に書く人です。そのため利用者ページも、自らの意見をひたすら書いておくだけのページなのでしょう。
以上の理由から削除を要求します。--{{利用者:令和少年/オシ}} 2019年12月25日(水)17:36 (UTC)
*(追加)特に[[WB:WIN]]に反していると思わしき節。不適切な言葉が使われている場合、かっこを付けて示します。ただ、「馬鹿」「アホ」「無能」は数えきれないほど多用しているので除きます。また、文の流れ的に不適切と考えられる場合も掲載します。
**[[利用者:すじにくシチュー#このページの利用法への文句への反論について]]
**[[利用者:すじにくシチュー#透視図法]]
**[[利用者:すじにくシチュー#他のウィキブックシアンの出鱈目]](馬鹿の一つ覚え)
**[[利用者:すじにくシチュー#ウィキブックス日本語版への抗議]]
**[[利用者:すじにくシチュー#科学界には「一次史料」的な考えが大学ですら理科教育に無い]](幼稚)
**[[利用者:すじにくシチュー#日本の教育は3等国]](三流、三等国)
**[[利用者:すじにくシチュー#中学校公民の人権教育の偽善]]
**[[利用者:すじにくシチュー#動くコードを書く人を信用しよう]]
**[[利用者:すじにくシチュー#メモ書き: 高校歴史教育のダメな点]]
**[[利用者:すじにくシチュー#センター試験の地歴公民の悪問]]
**[[利用者:すじにくシチュー#でもセンター英語も難しいですよ、という話]](うぬぼれた馬鹿)
**[[利用者:すじにくシチュー#告発: 電気工学科はカリキュラムがメチャクチャ]]
**[[利用者:すじにくシチュー#工業大学のカリキュラムはいろいろと腐ってる]](杜撰、稚拙)
**[[利用者:すじにくシチュー#声明: 日本企業は戦後、就活で高度経済成長期に私大卒を差別をしたのではないか?]](ろくでもない)
**[[利用者:すじにくシチュー#告発]]
**[[利用者:すじにくシチュー#江戸時代の「鎖国」についての私の意見]]
**[[利用者:すじにくシチュー#勉強時間を増やしただけの受験勝者なだけの教育インチキ評論家たち]](クソ、インチキ)
**[[利用者:すじにくシチュー#証明丸暗記の物理学者・数学者は無能である]](偽物、独裁政治)
**[[利用者:すじにくシチュー#「でもしか教師」たちに注意]](低脳)
**[[利用者:すじにくシチュー#馬鹿でも大人になれる、馬鹿でも親になれる、PTA]](セックス)
**[[利用者:すじにくシチュー#ペテン師の「大学の数学が仕事の役立つ」と言うペテン]](ペテン師)
:反論は、然るべき場所でしていただきたいです。利用者ページに書かれても何一つ解決しません。--<span class="plainlinks">[[User:令和少年|<span style="color:#1e50a2">''令''</span><span style="color:#aacf53">'''''和'''''</span><span style="color:#b7282e">''少''</span><span style="color:#eb6101">'''''年'''''</span></span>]] <small>([[User talk:令和少年|トーク]]</span> • <span title="ウィキブックス日本語版での投稿記録を表示します">[[Special:Contributions/令和少年|投稿履歴]]</span> • <span title="他プロジェクトにある同名アカウントの統一ログイン状態を表示します">[[特別:アカウント統一管理/令和少年|グローバル利用者情報]]</span> • <span title="他プロジェクトにある同名アカウントの直近の投稿記録と被ブロック状態を表示">[//tools.wmflabs.org/guc/index.php?user={{urlencode:令和少年}}&blocks=true&lang=ja 全履歴]</span></span></span></small></span>) 2020年5月2日 (土) 01:11 (UTC)
*(削除)依頼者票。--{{利用者:令和少年/オシ}} 2020年1月3日(水)12:21 (UTC)
*(削除)賛成です。4月26日現在、そのデータサイズは28万バイト(288キロバイト)を超え、さらにそのサイズは日に日に増大し、30万バイトに迫る勢いです。談話室で何位か具体的に示されていましたので、経過を報告させて頂くとそのサイズは第六位相当、あとすこしでトップファイブ入りを果たしてしまいます。また、私も全て査読する気力は湧きませんが、例えば、[[利用者:すじにくシチュー#透視図法]]は明らかに[[利用者:Honooo|Honooo]]様への[[w:Wikipedia:個人攻撃はしない|個人攻撃]]です。あまり長々と理由を書くのもよろしくないので、このあたりにしておきますが、明らかにガイドライン違反で、ウィキブックスとして相応しくないのに、残しておくのはそういった'''前例を作ってしまいかねない'''ので、早急な対応をお願いしたいです。--[[利用者:雪津風明石|雪津風明石]] ([[利用者・トーク:雪津風明石|トーク]]) 2020年4月26日 (日) 04:14 (UTC)
* あえて票は投じませんが,この人が問題のある人なのは事実なんでしょうね…。大体この利用者ページの最新の投稿も,何でこんなこと書くのって気分なんですが(^^;;;…。これって誰の悪口なの?(^^;;;。とにかく悪口であることは,200% 間違いないよね(^^;;;。-- [[利用者:Honooo|Honooo]] ([[利用者・トーク:Honooo|トーク]]) 2020年4月26日 (日) 06:21 (UTC)
**依頼理由を修正いたしました。--<span class="plainlinks">[[User:令和少年|<span style="color:#1e50a2">''令''</span><span style="color:#aacf53">'''''和'''''</span><span style="color:#b7282e">''少''</span><span style="color:#eb6101">'''''年'''''</span></span>]] <small>([[User talk:令和少年|トーク]]</span> • <span title="ウィキブックス日本語版での投稿記録を表示します">[[Special:Contributions/令和少年|投稿履歴]]</span> • <span title="他プロジェクトにある同名アカウントの統一ログイン状態を表示します">[[特別:アカウント統一管理/令和少年|グローバル利用者情報]]</span> • <span title="他プロジェクトにある同名アカウントの直近の投稿記録と被ブロック状態を表示">[//tools.wmflabs.org/guc/index.php?user={{urlencode:令和少年}}&blocks=true&lang=ja 全履歴]</span></span></span></small></span>) 2020年5月2日 (土) 00:20 (UTC)
* 賛成です。あえてこれ以上は書きません。--[[利用者:ゆにこーど|ゆにこーど]] ([[利用者・トーク:ゆにこーど|トーク]]) 2020年5月4日 (月) 05:29 (UTC)
*(削除)これはひどい。個人攻撃を含むような利用者ページを許してはなりません。依頼が提出されてから早1年半、管理者の方は一刻も早い対処をお願いします。--[[利用者:Bonfire12|Bonfire12]] ([[利用者・トーク:Bonfire12|トーク]]) 2020年5月26日 (火) 11:24 (UTC)
* (削除) [https://ja.wikibooks.org/w/index.php?title=利用者:すじにくシチュー&action=info 292,397 バイト] というページの長さは[[特別:長いページ]]ベースで行くと第六位です。'''ある種の尊敬すら覚えます。'''このまま[[政治学概論]] (299,128 バイト)を抜いてトップ5に入るのもすじにくさんなら楽勝でしょう。しかしながら、問題があるページは葬り去らなければいけないため、削除票を投じます。 --[[利用者:Semi-Brace|Semi-Brace]] ([[利用者・トーク:Semi-Brace|トーク]]) 2020年5月26日 (火) 12:40 (UTC)
** (追記) 興味が湧いて罵詈雑言の出現回数を調べてみました。結果は、「バカ」「馬鹿」は59+80回、「アホ」は2回、「無能」は11回でした。--[[利用者:Semi-Brace|Semi-Brace]] ([[利用者・トーク:Semi-Brace|トーク]]) 2020年5月27日 (水) 04:44 (UTC)
*(対処不能・審議継続)対処すべき管理者として申し上げます。利用者ページとして問題があることについては合意されたようですが、編集除去で問題が解決するのなら、管理者権限を振るってページを削除するわけにはいきません。誤ったページ名であれば移動または削除、著作権侵害等の法的問題には全削除または版指定削除、不適切または誤った内容が含まれる場合は原則として編集によって対処するものでしょう。例えば、ここで列挙された節は全て編集除去すべきとか、[[Special:PermaLink/80695|2014年4月]]頃の版に戻すべき、といったような合意が成立すれば [[w:WP:UP#他者による編集や削除依頼]] を準用して編集除去に持ち込むことも可能でしょう。お手数ですが、引き続きご審議の程お願いいたします。ご依頼から約8か月半、遅いコメントになったことをお詫び申し上げます。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年8月10日 (月) 02:02 (UTC)
**@[[利用者:Kanjy|Kanjy]]さん 返信遅くなり(議論を丸投げしたようで)すみません。確かに貴方の仰る通りで、早とちりし過ぎました。差し戻しで充分と言ったところでしょう。「特定の」人物に対する個人攻撃などは見当たらないですし、差し戻しが妥当だと考えます。--<span class="plainlinks">[[User:令和少年|<span style="color:#1e50a2">''令''</span><span style="color:#aacf53">'''''和'''''</span><span style="color:#b7282e">''少''</span><span style="color:#eb6101">'''''年'''''</span></span>]] <small>([[User talk:令和少年|トーク]]・[[Special:Contributions/令和少年|履歴]] ・[[特別:アカウント統一管理/令和少年|グローバル利用者情報]] • [//tools.wmflabs.org/guc/index.php?user={{urlencode:令和少年}}&blocks=true&lang=ja 全履歴])</small> 2020年8月17日 (月) 14:12 (UTC)
* (コメント・意見募集)[[user:Kanjy|Kanjy]]です。管理者による削除機能の行使が必要な問題が見落とされていれば、ぜひご指摘の程お願いいたします。管理者による削除に適さず、利用者ページには本人の裁量が相当に許容され、それでも利用者ページとして問題があるとお考えの方は、どうすればよいか<small>(何を取り除くべき、どの版に戻すべき、…)</small>を具体的に表明いただければ幸いです。いずれにしてもウィキブックス日本語版コミュニティとしての'''合意'''がない限り、現状維持となります。現状でOKというご意見ももちろん歓迎されますが、不毛な水掛け論を避け、これまでに示された問題に対し誤解を解くよう各種方針に基づいて具体的にご説明いただければ非常に助かります。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年8月21日 (金) 12:33 (UTC)
:*(コメント) ざっと見たところ 34から41以外はほとんど全てが自身の主張であるだけに留まらず他者や組織への暴言・小馬鹿にした見下しが含まれているように見えました(あまりにも長く全て精査したわけではありませんが)。利用者ページに手出しするのは憚られるというのは理解できますが、「自分だけがWikibooksで○○を書いている、だから自分は偉い、他の人はみなバカだ」というような主張と態度を明に暗に続ければ話も変わってくるでしょう。--[[User:Angol Mois|Angol Mois]] 2020年8月22日 (土) 01:29 (UTC)
**{{コメント2|提案}} [[特別:固定リンク/110062]]あたりに差し戻してはどうでしょう?当人の教育に関する意見程度であれば問題ないと思いますが、やはり見下す表現は別だと思います。--<span class="plainlinks">[[User:令和少年|<span style="color:#1e50a2">''令''</span><span style="color:#aacf53">'''''和'''''</span><span style="color:#b7282e">''少''</span><span style="color:#eb6101">'''''年'''''</span></span>]] <small>([[User talk:令和少年|トーク]]・[[Special:Contributions/令和少年|履歴]] ・[[特別:アカウント統一管理/令和少年|グローバル利用者情報]] • [//tools.wmflabs.org/guc/index.php?user={{urlencode:令和少年}}&blocks=true&lang=ja 全履歴])</small> 2020年8月22日 (土) 07:37 (UTC)
* {{AFD|削除}}'''(条件付)'''まず、多くの方がご存知かと思いますが、当該ページに関しての議論が[https://ja.wikibooks.org/w/index.php?title=Wikibooks:%E8%AB%87%E8%A9%B1%E5%AE%A4&oldid=156344#利用者ページの利用法について こちら]で行われていたということをご報告させていただいた上で、当該ページのどの部分を除去すべきかという点の前に、[[User:Kanjy|Kanjyさん]]の「編集除去で問題が解決するのなら、管理者権限を振るってページを削除するわけにはいきません。」というお言葉について、私は「編集除去では問題が解決しない」と考えています。当該ページは[[w:Wikipedia:利用者ページ]]で認められている(「プロジェクトの趣旨に合致するため明記されないが許容される内容」も含め)用法でないことは多くの方がご存知の通りですが、ページ全体でこのような「'''罵倒や偏見、怨念が混沌と存在している状況'''」が確認できることから、'''一部分だけでも残すのは困難'''な上、除去した部分に存在したそれらが問題となりうる可能性を捨てきれず、仮に編集除去で対処する(除去はSysopの方もしくは当該ユーザー本人が実行すべき)にしても、版指定削除等の対応が必要になりえます(ここまでは椎楽さんのご指摘を借用させていただいたものです)。この依頼や前述の談話室などで多くの方が問題箇所を指摘していらっしゃいますが、一見何も問題のなさそうな「{{節リンク|利用者:すじにくシチュー|私の著作権の放棄の宣言}}」を例にとってみても、ウィキメディア財団が[https://foundation.wikimedia.org/wiki/Terms_of_Use/ja#7._コンテンツの利用許諾 利用規約]で指定している「GFDL」「CC-BY-SA」に相反する内容であることが問題になるように、ほとんどの内容に問題があります。また、今挙げた例の「著作権放棄」が不可能であるという結論を出さなければ、削除した内容を安易に復帰させる可能性もあります。よって、「この結論をしっかりと出した上で、ページを削除すべき」と存じます。--{{利用者:ダーフレ/日本語|+}}2020年8月23日 (日) 14:02 (UTC)
*(コメント・質問・管理者より)2020年8月23日の [[user:ダーフレ|ダーフレ]] さんからの削除意見は [[{{ns:project}}:削除の方針]] との関連が不明であり、賛同する意見が来たとしても、管理者として対処困難です。もし初版から最新版までの全版に法令違反等の法的問題があるとのご指摘でしたら、[[w:WP:DP#B]]をご参考に、具体的にどのような法的問題があるのかご指摘いただけませんか。ウィキメディアのウィキでは「落書きは差し戻し/編集除去」が原則であり、大抵の落書きは管理者による削除を要しません。また、この方の著作権放棄宣言には「法律的に可能なかぎり」と明記されており、各国の法令や財団が定めるライセンスとの対立については心配ないものと思われますが、それでも問題があれば具体的にご指摘いただけませんか。ダーフレさんへの質問を含みますが、他の皆さまのご見解ももちろん歓迎いたします。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年9月5日 (土) 06:45 (UTC)
*(コメント・存続終了予告)今のところ方針に基づく合意の目処が立たず、このままでは「全削除」も「版指定削除」もできず、「特定の部分が不適切(除去すべきで再投稿不可)」等の合意に基づく「他者による編集」もできず、現状維持で存続終了とならざるを得ませんが、宜しいでしょうか。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年9月5日 (土) 06:45 (UTC)
**(コメント)いいですよ、仕方ないですからね。ただ私が思うところを 2点書いておくと、まずネット上で、しかもコミュニケーションを目的としない Wiki上で、参加者の十全な合意はそもそも手に入らないのではないかという疑問はあります。そしてもう一点、私の主観から行くと、議題になっている人物は問題のある人だと思いますし、事実上多くの言動にストレスを感じますが、一方でまじめに教科書を書く気が満々の人ですから、ウィキメディアプロジェクトの理念から言って、この人を強制的に排除することもできないし、強制力で行動を制限して規定することもできないと思います。--[[利用者:Honooo|Honooo]] ([[利用者・トーク:Honooo|トーク]]) 2020年9月6日 (日) 13:06 (UTC)
*(コメント・情報提供)Wikipediaではこの方に対する「[[w:Wikipedia:コメント依頼/すじにくシチュー|コメント依頼]]」ならびに「[[w:Wikipedia:投稿ブロック依頼/すじにくシチュー|投稿ブロック依頼]]」が提出されました。--[[利用者:Shokupan|Shokupan]] ([[利用者・トーク:Shokupan|トーク]]) 2021年5月4日 (火) 05:06 (UTC)
=== 複数の非接続コンメンタール ===
複数のコンメンタール記事を、「目次だけでその下が作成されていない」「他のどのページからもリンクされていない」「jawsに項目がない」を基準に削除を依頼します。該当ページは
# [[コンメンタールガス事業法施行規則]]
# [[コンメンタールダム使用権登録令]]
# [[コンメンタールマンション標準管理規約(団地型)]]
# [[コンメンタールマンション裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律施行規則]]
# [[コンメンタールモーターボート競走法施行令]]
# [[コンメンタールモーターボート競走法施行規則]]
# [[コンメンタール不動産特定共同事業法]]
# [[コンメンタール不動産特定共同事業法施行令]]
# [[コンメンタール不動産特定共同事業法施行規則]]
# [[コンメンタール事業附属寄宿舎規程]]
# [[コンメンタール人身保護規則]]
# [[コンメンタール企業会計審議会令]]
# [[コンメンタール企業担保登記規則]]
です。この他にもまだ膨大な数が残っていますが、Sysopの方の負担が大変であること、jawsでの確認などの作業が面倒であることを理由に一旦区切りとさせていただきます。--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2019年10月10日 (木) 07:05 (UTC)
:{{コメント2|コメント}} 本件、依頼者主張のとおり、「目次だけでその下が作成されていない」「他のどのページからもリンクされていない」(「jawsに項目がない」は理由としては弱い)であって、コンメンタール自身全く解説が書かれないものに関しては、jawsとの棲み分けも考慮して濫造を注意しているという事情([[利用者・トーク:Preppedia#コンメンタールについて]]、[[利用者・トーク:Gggofuku#コンメンタールについて]]、[[利用者・トーク:Gggofuku#解説を書いてください]] 等参照)もあります。依頼のページについては条文本文すらなく「作成依頼」程度のもので、今後、成長の見込みが薄いものと考えます。1週間程度(6月10日目途)「解説つき」本文が作成されないようであれば「テスト投稿」と判断し削除したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 22:42 (UTC)
::{{対処}} 特に異論がなかったようなので、「削除」にて対応したいと思います。その他、他同様理由で削除対象となるページを確認しましたが700程度あり可読性を害するのでたたみます。以下の「表示」で内容は確認できます。一挙にやるとタイムラインが相当に流れるため、1日五十個程度を目処に進めたいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月11日 (水) 15:00 (UTC)
{{NavTop}}
::削除依頼同等のページを発見したので削除対象として追加します・
::#[[コンメンタール爆発物取締罰則]]
::#[[コンメンタール抵当証券法]]
::#[[コンメンタール旧破産法]]
::#[[会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律]]
::#[[コンメンタール立木ニ関スル法律]]
::#[[コンメンタール土地改良登記令]]
::#[[コンメンタール土地改良登記規則]]
::#[[コンメンタール土地改良法施行令]]
::#[[コンメンタール家事審判法施行法]]
::#[[コンメンタール老人福祉法]]
::#[[コンメンタール薬事法施行令]]
::#[[コンメンタール薬事法施行規則]]
::#[[コンメンタール電子記録債権法施行令]]
::#[[コンメンタール電子記録債権法施行規則]]
::#[[コンメンタール裁判員の参加する刑事裁判に関する法律]]
::#[[コンメンタール遺失物法施行令]]
::#[[コンメンタール遺失物法施行規則]]
::#[[コンメンタール獣医師法]]
::#[[コンメンタール獣医師法施行令]]
::#[[コンメンタール獣医師法施行規則]]
::#[[コンメンタール保健師助産師看護師法施行令]]
::#[[コンメンタール保健師助産師看護師法施行規則]]
::#[[コンメンタール標準貨物自動車運送約款]]
::#[[コンメンタール標準貨物軽自動車運送約款]]
::#[[コンメンタール標準引越運送約款]]
::#[[コンメンタール標準貨物軽自動車引越運送約款]]
::#[[コンメンタール標準宅配便運送約款]]
::#[[コンメンタール罰金等臨時措置法]]
::#[[コンメンタール組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律]]
::#[[人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律]]
::#[[コンメンタール不正アクセス行為の禁止等に関する法律]]
::#[[コンメンタール公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律]]
::#[[コンメンタール爆発物取締罰則]]
::#[[コンメンタール民生委員法]]
::#[[コンメンタール民生委員法施行令]]
::#[[コンメンタール民生委員及び児童委員表彰規則]]
::#[[コンメンタール児童福祉法施行令]]
::#[[コンメンタール児童福祉法施行規則]]
::#[[社会福祉法施行令]]
::#[[社会福祉法施行規則]]
::#[[ストーカー行為等の規制等に関する法律]]
::#[[ストーカー行為等の規制等に関する法律施行令]]
::#[[ストーカー行為等の規制等に関する法律施行規則]]
::#[[配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律]]
::#[[コンメンタール犯罪捜査のための通信傍受に関する法律]]
::#[[コンメンタール犯罪被害者等基本法]]
::#[[コンメンタール犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律]]
::以上--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月9日 (月) 10:02 (UTC)
:::追加
:::#[[中小企業における労働力の確保及び良好な雇用の機会の創出のための雇用管理の改善の促進に関する法律]]
:::--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月9日 (月) 10:13 (UTC)
:::#[[コンメンタール漁業法施行法]]
:::#[[出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律]]
:::#[[商標法施行法]]
:::#[[電気通信回線による登記情報の提供に関する法律]]
:::#[[意匠法施行法]]
:::#[[実用新案法施行法]]
:::#[[コンメンタール船舶安全法]]
:::--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月9日 (月) 10:54 (UTC)
:::#[[コンメンタール種苗法]]
:::#[[コンメンタール政党助成法]]
:::#[[コンメンタール更生保護事業法]]
:::#[[コンメンタール火薬類取締法]]
:::#[[コンメンタール感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律]]
:::#[[コンメンタール勤労者財産形成促進法]]
:::#[[コンメンタール独立行政法人農業者年金基金法]]
:::#[[コンメンタール信託業法]]
:::#[[コンメンタール統計法]]
:::#[[コンメンタール動物の愛護及び管理に関する法律]]
:::#[[次世代育成支援対策推進法]]
:::#[[コンメンタール担保付社債信託法]]
:::#[[コンメンタール国際観光ホテル整備法]]
:::#[[コンメンタール水産資源保護法]]
:::#[[コンメンタール不動産の鑑定評価に関する法律]]
:::#[[コンメンタール独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律]]
:::#[[コンメンタール特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール建築物の耐震改修の促進に関する法律]]
:::#[[地域雇用開発促進法]]
:::#[[港湾労働法]]
:::#[[コンメンタール貨物利用運送事業法]]
:::#[[コンメンタール地価税法]]
:::#[[コンメンタール家内労働法]]
:::#[[コンメンタール民間事業者による信書の送達に関する法律]]
:::#[[コンメンタール長期優良住宅の普及の促進に関する法律]]
:::#[[コンメンタールインターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律]]
:::#[[コンメンタール地価公示法]]
:::#[[コンメンタール揮発油税法]]
:::#[[コンメンタール社会保険診療報酬支払基金法]]
:::#[[コンメンタール石油石炭税法]]
:::#[[コンメンタール老人福祉法]]
:::#[[コンメンタール航空機燃料税法]]
:::#[[コンメンタール特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール法人特別税法]]
:::#[[コンメンタール独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法]]
:::#[[コンメンタール債権管理回収業に関する特別措置法]]
:::#[[コンメンタール独立行政法人労働者健康福祉機構法]]
:::#[[コンメンタール災害救助法]]
:::#[[コンメンタール郵便局株式会社法]]
:::#[[コンメンタール関税法]]
:::#<del>[[コンメンタール都市再開発法]]</del>条文作成あり。
:::#[[コンメンタール銀行法]]
:::#[[コンメンタール医療法]]
:::#[[コンメンタール文化財保護法]]
:::#[[コンメンタール裁判員の参加する刑事裁判に関する法律]]
:::#<del>[[コンメンタール国家公務員共済組合法]]</del>条文作成あり。
:::#[[コンメンタール風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール土地改良法]]
:::#<del>[[コンメンタール労働金庫法]]</del>条文作成あり。
:::#[[コンメンタール公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール麻薬及び向精神薬取締法]]
:::#[[コンメンタール地方独立行政法人法]]
:::#[[農業経営基盤強化促進法]]
:::#[[コンメンタール大気汚染防止法]]
:::#[[私立学校教職員共済法]]
:::#[[政治資金規正法]]
:::#[[コンメンタール土壌汚染対策法]]
:::#[[コンメンタール土地家屋調査士法]]
:::#[[コンメンタール国土利用計画法]]
:::#[[コンメンタール宗教法人法]]
:::#[[コンメンタール食品衛生法]]
:::#[[コンメンタール火薬類取締法]]
:::#[[外国為替及び外国貿易法]]
:::#[[コンメンタール海上運送法]]
:::#[[コンメンタール私立学校法]]
:::#[[コンメンタール通関業法]]
:::#[[コンメンタール覚せい剤取締法]]
:::#[[コンメンタール貨物自動車運送事業法]]
:::#[[コンメンタール空港法]]
:::#[[コンメンタール小型自動車競走法]]
:::#[[コンメンタール水質汚濁防止法]]
:::#[[道路整備特別措置法]]
:::#[[コンメンタール鉄道事業法]]
:::#[[コンメンタール通訳案内士法]]
:::#[[コンメンタール自転車競技法]]
:::#[[コンメンタール都市公園法]]
:::#[[コンメンタール大麻取締法]]
:::#[[コンメンタール港湾運送事業法]]
:::#[[コンメンタール競馬法]]
:::#[[コンメンタール武器等製造法]]
:::#<del>[[コンメンタール国税通則法]]</del>条文作成あり。
:::#[[公認会計士法]]
:::#[[コンメンタール確定給付企業年金法]]
:::#[[確定給付企業年金法施行令]]
:::#[[確定給付企業年金法施行規則]]
:::#[[船員職業安定法]]
:::#[[障害者自立支援法]]
:::#[[コンメンタール総合法律支援法]]
:::#[[建築物における衛生的環境の確保に関する法律]]
:::#[[コンメンタール漁港漁場整備法]]
:::#[[コンメンタール漁港漁場整備法施行令]]
:::#[[コンメンタール漁港漁場整備法施行規則]]
:::#[[コンメンタール介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律施行令]]
:::#[[コンメンタール介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律施行規則]]
:::#[[コンメンタール騒音規制法]]
:::#[[コンメンタール振動規制法]]
:::#[[コンメンタール著作権等管理事業法]]
:::#[[コンメンタール歯科技工士法]]
:::#[[コンメンタール柔道整復師法]]
:::#[[コンメンタール理学療法士及び作業療法士法]]
:::#[[コンメンタール歯科医師法]]
:::#[[コンメンタール公有地の拡大の推進に関する法律施行令]]
:::#[[コンメンタール公有地の拡大の推進に関する法律施行規則]]
:::#[[下水道法]]
:::#[[コンメンタール視能訓練士法]]
:::#[[コンメンタール保健師助産師看護師法]]
:::#[[コンメンタール義肢装具士法]]
:::#[[コンメンタール臨床検査技師等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール臨床工学技士法]]
:::#[[コンメンタール救急救命士法]]
:::#[[コンメンタール言語聴覚士法]]
:::#[[コンメンタール診療放射線技師法]]
:::#[[コンメンタール薬剤師法]]
:::#[[高速道路株式会社法]]
:::#[[心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律]]
:::#[[精神保健及び精神障害者福祉に関する法律]]
:::#[[国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律]]
:::#[[モーターボート競走法]]
:::#[[配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律]]
:::#[[コンメンタール社会福祉士及び介護福祉士法]]
:::#[[河川法施行令]]
:::#[[コンメンタール精神保健福祉士法]]
:::#[[航空法]]
:::#[[労働保険審査官及び労働保険審査会法]]
:::#[[労働保険審査官及び労働保険審査会法施行令]]
:::#[[労働保険審査官及び労働保険審査会法施行規則]]
:::#[[賃金の支払の確保等に関する法律施行令]]
:::#[[賃金の支払の確保等に関する法律施行規則]]
:::#[[コンメンタール教育職員免許法]]
:::#[[労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律施行規則]]
:::#[[コンメンタール高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則]]
:::#[[学校教育法]]
:::#[[保険業法]]
:::#[[会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール資産の流動化に関する法律]]
:::#[[コンメンタール国家公務員災害補償法]]
:::#[[コンメンタール地すべり等防止法]]
:::#[[コンメンタール社会教育法]]
:::#[[コンメンタール医療法施行令]]
:::#[[コンメンタール電線共同溝の整備等に関する特別措置法]]
:::#[[コンメンタール河川法施行法]]
:::#[[コンメンタール林業種苗法]]
:::#[[コンメンタールクリーニング業法]]
:::#[[コンメンタール毒物及び劇物取締法]]
:::#[[コンメンタール児童手当法]]
:::#[[コンメンタール美容師法]]
:::#[[コンメンタール海岸法]]
:::#[[コンメンタール海岸法施行令]]
:::#[[コンメンタール海岸法施行規則]]
:::#[[コンメンタール探偵業の業務の適正化に関する法律]]
:::#[[コンメンタール地方揮発油税法]]
:::#[[鉱業法施行法]]
:::#[[コンメンタール臓器の移植に関する法律]]
:::#[[コンメンタール建設機械抵当法]]
:::#[[コンメンタール不当景品類及び不当表示防止法]]
:::#[[ストーカー行為等の規制等に関する法律]]
:::#[[大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律]]
:::#[[コンメンタール調理師法]]
:::#[[コンメンタール不正アクセス行為の禁止等に関する法律]]
:::#[[コンメンタール特許法施行法]]
:::#[[コンメンタールとん税法]]
:::#[[道路交通事業抵当法]]
:::#[[コンメンタール船舶安全法]]
:::#[[意匠法施行法]]
:::重複があるかもしれませんがとりあえず以上。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月9日 (月) 18:43 (UTC)
::::さらに追加(ここからは、猶予期間を掲載後3日程度、ただし、上に示したものの政省令である場合は同時に削除することもあります)。
{{Col|
::::#[[コンメンタール毒物及び劇物取締法施行令]]
::::#[[コンメンタール毒物及び劇物取締法施行規則]]
::::#[[コンメンタール危険物の規制に関する規則]]
::::#[[コンメンタール総合法律支援法施行令]]
::::#[[コンメンタール総合法律支援法施行規則]]
::::#[[コンメンタール社会保険審査官及び社会保険審査会法施行令]]
::::#[[コンメンタール社会保険審査官及び社会保険審査会法施行規則]]
::::#[[コンメンタール医療法施行規則]]
::::#[[コンメンタール危険物の規制に関する政令]]
::::#[[確定拠出年金法施行令]]
::::#[[確定拠出年金法施行規則]]
::::#[[コンメンタール鉄道営業法]]
::::#[[コンメンタール遺言の方式の準拠法に関する法律]]
::::#[[罹災都市借地借家臨時処理法]]
::::#[[通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律]]
::::#[[コンメンタール戸籍法施行規則]]
::::#[[郵便法施行規則]]
::::#[[地方更生保護委員会事務局組織規則]]
::::#[[更生保護事業法施行規則]]
::::#[[更生保護施設における処遇の基準等に関する規則]]
::::#[[更生保護事業費補助金交付規則]]
::::#[[コンメンタール更生保護法]]
::::#[[更生保護委託費支弁基準]]
::::#[[更生保護法施行令]]
::::#[[船員に関する賃金の支払の確保等に関する法律施行規則]]
::::#[[保険医療機関及び保険薬局の指定並びに保険医及び保険薬剤師の登録に関する政令]]
::::#[[保険医療機関及び保険薬局の指定並びに保険医及び保険薬剤師の登録に関する省令]]
::::#[[地方独立行政法人法施行規則]]
::::#[[地方独立行政法人法施行令]]
::::#[[職業安定法施行規則]]
::::#[[職業安定法施行令]]
::::#[[労働基準法第18条第4項の規定に基づき使用者が労働者の預金を受け入れる場合の利率を定める省令]]
::::#[[公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律第2条第1項第三号の法人を定める政令]]
::::#[[公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律]]
::::#[[建築物における衛生的環境の確保に関する法律第8条第3項に規定する指定試験機関等を指定する省令]]
::::#[[建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則]]
::::#[[建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令]]
::::#[[建築物における衛生的環境の確保に関する法律]]
::::#[[農業経営基盤強化促進法施行規則]]
::::#[[農業経営基盤強化促進法による不動産登記に関する政令]]
::::#[[農業経営統計調査規則]]
::::#[[農業経営基盤強化促進法施行令]]
::::#[[筆界特定申請手数料規則]]
::::#[[登記手数料令]]
::::#[[登録免許税法施行規則]]
::::#[[登録免許税法施行令]]
::::#[[電気通信回線による登記情報の提供に関する法律施行規則]]
::::#[[電気通信回線による登記情報の提供に関する法律施行令]]
::::#[[国土調査法による不動産登記に関する政令]]
::::#[[土地区画整理法施行規則]]
::::#[[恩赦法施行規則]]
::::#[[不動産の管轄登記所等の指定に関する省令]]
::::#[[労働関係調整法施行令]]
::::#[[国民年金基金規則]]
::::#[[国民年金基金令]]
::::#[[国民年金基金及び国民年金基金連合会の財務及び会計に関する省令]]
::::#[[法人税法施行令]]
::::#[[私立学校教職員共済法の年金の額の改定に関する政令]]
::::#[[私立学校教職員共済法施行令]]
::::#[[恩給法]]
::::#[[情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律]]
::::#[[漁業手数料規則]]
::::#[[漁業法施行規則]]
::::#[[コンメンタール漁業法施行法]]
::::#[[漁業法施行令]]
::::#[[日本銀行法施行規則]]
::::#[[日本銀行法施行令]]
::::#[[消防組織法]]
::::#[[コンメンタール商法施行規則]]
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}}
::::以上、[[user:Preppedia]]さん作成分。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月10日 (火) 09:50 (UTC)
::::追加(上記同様、猶予期間を掲載後3日程度)。
{{Col|
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::::#[[コンメンタール廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則]]
::::#[[コンメンタール循環型社会形成推進基本法]]
::::#[[コンメンタール自然環境保全法施行規則]]
::::#[[コンメンタール自然環境保全法施行令]]
::::#[[コンメンタール都市再開発法施行令]]
::::#[[コンメンタール動物の愛護及び管理に関する法律施行規則]]
::::#[[コンメンタール動物の愛護及び管理に関する法律施行令]]
::::#[[コンメンタール自動車の保管場所の確保等に関する法律施行規則]]
::::#[[コンメンタールガス事業法施行令]]
::::#[[コンメンタール裁判所法施行令]]
::::#[[コンメンタール裁判所法施行法]]
::::#[[コンメンタール警察法施行規則]]
::::#[[コンメンタール警察法施行令]]
::::#[[コンメンタール警察法]]
::::#[[コンメンタール風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則]]
::::#[[コンメンタール風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令]]
::::#[[コンメンタール墓地、埋葬等に関する法律施行規則]]
::::#[[コンメンタール社会保険診療報酬支払基金法施行規則]]
|
::::#[[コンメンタール社会保険診療報酬支払基金法施行令]]
::::#[[コンメンタール独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律]]
::::#[[コンメンタール独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律施行令]]
::::#[[道路交通法施行令]]
::::#[[コンメンタール測量法施行令]]
::::#[[コンメンタール測量法施行規則]]
::::#[[コンメンタール旅行業法施行令]]
::::#[[コンメンタール旅行業法施行規則]]
::::#[[コンメンタール銃砲刀剣類所持等取締法施行令]]
::::#[[コンメンタール銃砲刀剣類所持等取締法施行規則]]
::::#[[コンメンタール地方税法施行規則]]
::::#[[コンメンタール地方税法施行令]]
::::#[[コンメンタール相続税法施行規則]]
::::#[[コンメンタール相続税法施行令]]
::::#[[警備業法施行令]]
::::#[[コンメンタール公営住宅法]]
::::#[[コンメンタール信用金庫法]]
::::#[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行規則]]
::::#[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行令]]
::::#[[少年法]]
::::#[[郵便法]]
::::#[[地方財政再建促進特別措置法]]
::::#[[土地家屋調査士法施行規則]]
::::#[[土地家屋調査士法施行令]]
::::#[[鉱害賠償登録令]]
::::#[[鉱害賠償登録規則]]
::::#[[国土調査法施行令]]
::::#[[技術士法施行規則]]
::::#[[技術士法施行令]]
::::#[[予算決算及び会計令]]
::::#[[コンメンタール破産規則]]
::::#[[マンションの建替えの円滑化等に関する法律施行令]]
::::#[[住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則]]
::::#[[マンションの管理の適正化の推進に関する法律施行令]]
::::#[[被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法]]
::::#[[コンメンタール国有財産法]]
::::#[[コンメンタール公有水面埋立法]]}}
::::以上、[[user:Gggofuku]]さん作成分。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月10日 (火) 11:15 (UTC)
::::(追加)
::::#[[コンメンタール特別家事審判規則]]
::::#[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則]]
::::#[[コンメンタール栄養士法]]
::::#[[コンメンタール介護保険法施行規則]]
::::#[[コンメンタール会社更生規則]]
::::#[[コンメンタール家事審判規則]]
::::#[[救命艇手規則]]
::::#[[コンメンタール公文書等の管理に関する法律施行令]]
::::#[[コンメンタール歯科衛生士法]]
::::#[[コンメンタール製菓衛生師法]]
::::#[[コンメンタール日刊新聞紙の発行を目的とする株式会社の株式の譲渡の制限等に関する法律]]
::::以上、再確認時に発見。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月13日 (金) 00:06 (UTC)
::::(追加)
::::#[[コンメンタールあん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律]]
::::#[[コンメンタール家畜商法]]
::::以上、再確認時に発見。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月13日 (金) 19:00 (UTC)
::::(追加)
::::#[[コンメンタール悪臭防止法]]
::::以上、再確認時に発見。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月13日 (金) 19:12 (UTC)
::::(追加)
::::#[[一般社団法人および一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律]]
::::以上、再確認時に発見。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月23日 (月) 00:35 (UTC)
::::(追加)
::::#[[特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律]]
::::以上、再確認時に発見。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月23日 (月) 06:53 (UTC)
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=== [[ペルシア語/補遺/文字と発音/ペルシア文字とその綴り方]] - [[トーク:ペルシア語/補遺/文字と発音/ペルシア文字とその綴り方|トーク]] ===
[[ペルシア語/補遺/第一類/文字と発音/ペルシア文字とその綴り方|ペルシア語/補遺/'''第一類'''/文字と発音/ペルシア文字とその綴り方]]のページ名間違いと思われます。執筆者がIPユーザーであり、ページの移動ができなかったことが原因と思われます。なお、[[利用者・トーク:183.76.11.17|作成者に尋ねている]]ものの、返答が得られませんでした。「答えたくない」「IPアドレスが変わって気づかなかった」の理由が考えられますが、「第一類」が入っている方の最も最近の編集者である方は最近別ジャンルを執筆されており、別人の可能性が高いため質問などを行っておりません。ただ、必要性がないページですので削除を依頼します。--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2019年7月14日 (日) 12:31 (UTC)
* (削除)提案者票--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2019年7月14日 (日) 12:31 (UTC)
* (削除)当該ページならびに[[ペルシア語/補遺/第一類/文字と発音/ペルシア文字とその綴り方]]を確認しました。明らかに重複しており依頼者ダーフレさんの指摘通りかと思われます。--[[利用者:椎楽|椎楽]] ([[利用者・トーク:椎楽|トーク]]) 2019年7月14日 (日) 12:39 (UTC)
*(削除)明らかな誤植。{{利用者:令和少年/オリジナル署名}} 2019年10月12日 (土) 02:03 (UTC)
*(コメント・対処予告および別案)対処すべき管理者からの提案です。本件は[[ペルシア語/補遺/文字と発音/ペルシア文字とその綴り方|旧ページ]]の[[Special:PermaLink/134761|2019-03-26T14:12:42Z]]版と、[[ペルシア語/補遺/第一類/文字と発音/ペルシア文字とその綴り方|新ページ]]の[[Special:PermaLink/134765|2019-03-26T15:10:01Z]]版とが、[[Special:Diff/134761/134765|完全に同一内容]]かつ同一IPアドレス[[Special:Contributions/183.76.11.17|183.76.11.17]]発であることに基づいたご依頼と理解いたします。後回しにされてきましたが、ご依頼通り旧ページを削除して宜しいでしょうか。敢えて管理者権限を振るって削除するより、単にリダイレクト化で済ますほうがスマートかもしれません。同じ管理者権限を振るうなら、特定版削除の応用で、旧ページの履歴を新ページに移して統合する「履歴統合」という技も可能です。個人的には単にリダイレクト化で済ますのが穏やかかと思いますが、皆さまいかがでしょうか。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年8月10日 (月) 02:02 (UTC)
*(コメント・対処予告)特に追加のご意見もないようですので、管理者としてはご依頼どおり旧ページを削除することになるかと思います。宜しいでしょうか。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年9月5日 (土) 06:45 (UTC)
*:2年越しの返信となるのですが,良いと思います。--[[利用者:ドラみそ|ドラみそjawb]] ([[利用者・トーク:ドラみそ|トーク]]) 2022年12月9日 (金) 10:01 (UTC)
(インデント戻します){{コメント2|報告}} 本件、「[[#著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置|著作権侵害が疑われるユーザー及びそのユーザーが利用していると考えられるIPアドレスからの投稿に関する措置]]」における執筆者による執筆記事であり、同措置によって削除されております。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月2日 (月) 22:29 (UTC)
=== [[大学受験参考書/数学]]- [[トーク:大学受験参考書/数学|トーク]] および[[小学校・中学校・高等学校の学習/ウィキブックスで教科書を執筆する人へ]] - [[トーク:小学校・中学校・高等学校の学習/ウィキブックスで教科書を執筆する人へ|トーク]]===
前者は[[高等学校数学II/式と証明・高次方程式]]・[[高等学校数学II/微分・積分の考え]]で削除された内容を持ってきており、両ページでの議論逃れの場となっています。現在は白紙化されていますが、今後も他の高校数学で除去された内容をこちらに移転させることで議論逃れに利用されるおそれがあります。主執筆者ならびに他のユーザーから大学受験参考書にふさわしい内容もしくはそれに向けての案が提示されないのであれば削除が妥当と思われます。
後者は、主執筆者のすじにくシチュー氏が告白した[https://ja.wikibooks.org/w/index.php?title=%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%BB%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%BF%92/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%A7%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%82%92%E5%9F%B7%E7%AD%86%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%B8&oldid=138144]ように、一切の合意に基づかない主観丸出しの記事であり、現状としては[[Wikibooks:ウィキブックスは何でないか#主張を押し付ける場ではない]]に該当する独自研究のため、削除が妥当と考えられます。--[[利用者:椎楽|椎楽]] ([[利用者・トーク:椎楽|トーク]]) 2019年7月2日 (火) 15:41 (UTC)
*(削除)依頼者票--[[利用者:椎楽|椎楽]] ([[利用者・トーク:椎楽|トーク]]) 2019年7月2日 (火) 15:41 (UTC)
*(版指定削除または特定版削除)各ページの履歴を辿ったところ、議論逃れと思わしき投稿は見つけられました。しかし、一旦ページを全削除したからといって議論逃れが無くならない可能性はあると思いますし、ページを全削除するだけ無駄だと思います。今回は、版指定削除または特定版削除を行ってから、議論逃れをしたユーザーをブロックすべきではないでしょうか。--{{利用者:令和少年/オリジナル署名}}2019年7月3日(水)11:32 (UTC)
* (削除)前者はなぜ除去されたのかわかっておられないまま移転しており、議論逃れとして言語道断と思います。後者は内容をWikibooks空間にすれば少しは認められた'''かも'''しれないですが。いずれにしても独自研究をあまり放置したくありませんね。ただ、ウィキブックス日本語版の現状で「独自研究を追放」すると何も残らないような気がします。--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2019年7月22日 (月) 16:18 (UTC)-
*(対処不能・審議継続)対処すべき管理者として申し上げます。他者に除去された内容を初版投稿者が逃避させた、ということでしょうか。しかし、両ページとも初版投稿者以外の方々によって活用されており、もはや削除するわけにいかなくなっていませんか。もし著作権侵害等の法的問題があれば版指定削除または特定版削除が必要になり得ますので、もしあればご指摘ください。そういった問題がなければ、いったん存続終了とせざるを得ないかもしれません。お手数ですが、引き続きご審議の程お願いいたします。遅いコメントになったことをお詫び申し上げます。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年8月10日 (月) 02:02 (UTC)
* (コメント)いささか「初版投稿者以外の方々によって活用されており」という理由による存続は後者に対して認められるものではないように思われますが。前者は議論逃れの記述は全て白紙化を通して消去されており、依頼提出当時とは状況も異なりますので、存続も可能でしょう。外部からの転載等でもないようですから、版指定削除の類も必要ないかと思われます。'''もちろん議論逃れを行ったユーザーの行為を肯定するものではありませんし、その行いは糾弾されてしかるべき'''ですが。 そして、後者に関しましては、独自研究であることは明々白々で、存置させるのに見合った理由がないばかりか、ページの内容は一般の読者向けにあらずして(であるからして通常名前空間にあるのも不適切)方針やガイドライン、ヘルプ、ウィキプロジェクトの類でもなければ(仮にそうであったとしても認められない可能性が高いが)、[[テンプレート:Sakujo]]の「今後当ページに加えられた編集は無駄となる可能性があります」という記載をもって編集後の削除を寄稿者は了承しているものととらえ、よって存続させるに足る理由はないものと考えます。--{{利用者:ダーフレ/日本語}}2020年8月10日 (月) 13:27 (UTC)
*(対処予告)前者は存続、後者は削除、ということで概ねコンセンサスができていると理解して宜しいでしょうか。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年8月23日 (日) 10:16 (UTC)
**{{コメント2|コメント}}当該ご理解(前者は存続、後者は削除)で相違ないと思います。特に後者は、プロジェクト運営の一環として議論記述されるべきものであって、書くとしても空間及び手続きが違います。現時点で対処しても良いのですが、1週間ほど様子を見て、異論が出ないようであれば、対処しましょう。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月3日 (火) 10:25 (UTC)
***{{対処}}議論の結果を踏まえ、[[大学受験参考書/数学]]は存続とし、「小学校・中学校・高等学校の学習/ウィキブックスで教科書を執筆する人へ」について削除にて対応いたしました。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月11日 (水) 06:41 (UTC)
=== [[人称代名詞]] - [[トーク:人称代名詞|トーク]] ===
一応「曖昧さ回避ページ」とはなっているものの、内容が
* ラテン語での人称代名詞
* その他の言語→Wikipediaへのリンク
であり、<nowiki>{{Wikipedia}}</nowiki>で代替できるためです。即時削除か迷ったものの、結局削除依頼を出させていただきます。なお、[[特別:孤立しているページ|孤立したページ]]であることも理由の一つです。--{{利用者:ダーフレ/English}}2019年3月1日 (金) 14:19 (UTC)
* (削除)依頼者票。--{{利用者:ダーフレ/English}}2019年3月1日 (金) 14:22 (UTC)
*(存続) 各種言語への誘導として有用と思います。今後の成長の見込みがあると思います。 -[[利用者:Naggy Nagumo|Naggy Nagumo]] ([[利用者・トーク:Naggy Nagumo|トーク]]) 2019年3月12日 (火) 14:14 (UTC)
*<s>(存続)</s>(保留)''今後の加筆次第だと思います。''<s>成長の見込みあり</s>--[[利用者:令和少年|令和少年]] ([[利用者・トーク:令和少年|トーク]]) 2019年7月4日(木)7:13(UTC)
*{{cmt|コメント}}新たに、「[[:カテゴリ:水先案内のページ]]」というページのカテゴリーを作成しました、このページはこのカテゴリーになると思われるので、存続で良いと考えます。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月23日 (月) 22:55 (UTC)
=== [[テンプレート:テスト頻出]] - [[テンプレート・トーク:テスト頻出|トーク]] ===
ウィキブックスは教科書を作るプロジェクトですが、読者は学生のみを想定しているわけではないのでこういう類のテンプレートは不要ではないでしょうか。--[[利用者:新幹線|新幹線]] ([[利用者・トーク:新幹線|トーク]]) 2019年1月24日 (木) 04:31 (UTC)
*(存続)本ウィキブックスは、いろんな人を対象に書かれております。だから、その中でも学生用に作られたテンプレートがあっても良いと思います。--[[利用者:令和少年|令和少年]] ([[利用者・トーク:令和少年|トーク]]) 2019年6月22日 (土) 23:24 (UTC)
* {{AFD|削除}}初版作成者です。今になって考えてみれば、このテンプレートの貼り付け基準は曖昧で、仮にこれによる編集合戦が起きることもなくはない上、そもそもテストの出題内容は担当教員の裁量に左右されるため、このテンプレートの貼りつけられた箇所がテストに出題されなかった時、読者は何を思うかなどの問題もあることから、削除票を投じます。個人的には、投稿者依頼として即時削除の票を出そうと思いましたが、[[テンプレート:Sakujo]]を貼り付けはった[[User:新幹線|新幹線さん]]の同意が得られていないことから、通常削除の票とします。--{{利用者:ダーフレ/English}}2020年8月7日 (金) 14:00 (UTC)
::{{対処}} 使用実績がなく、作成者による削除依頼が出ており、作成者以外の投稿は「削除依頼中」の表示であるため、初版作成者による削除依頼と同一視しても差し支えないと判断し、削除いたします。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月3日 (火) 06:23 (UTC)
== 2018年 ==
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''取り下げ・存続終了''' に決定しました。
----
=== [[PHP Programming]] - [[トーク:PHP Programming]] ===
インポートされたばかりで恐縮ですが、すでに[[PHP]]がありますので、このページは必要ないのではないかと思います。なお、サブページである[[PHP Programming/Files]]は[[PHP/ファイル]]に移動することで対処できますので、親ページの削除には影響しないと思われます。--[[利用者:ネイ|ネイ]] ([[利用者・トーク:ネイ|トーク]]) 2018年3月9日 (金) 15:39 (UTC)
:(<u>条件付き</u>削除予告+コメント)該当の記事は[[PHP Programming/Files]]をインポートする際に同時に取り込まれたものです。いずれ削除で対応しますが,先に[[PHP Programming/Files]]を[[PHP/ファイル]]に移動されるのを待ってから対応する予定で考えています。--[[利用者:かげろん|かげろん]] ([[利用者・トーク:かげろん|トーク]]) 2018年3月10日 (土) 08:05 (UTC)<small>下線部追記。--[[利用者:かげろん|かげろん]] ([[利用者・トーク:かげろん|トーク]]) 2018年3月10日 (土) 09:36 (UTC)</small>
::(追記)ただし,別の考えとしては,英語版の内容で日本語版のPHPの各サブページを徐々に置き換えていくという方法もありかもしれません。そこらへんを考えてからの対応でも良いかなと。--[[利用者:かげろん|かげろん]] ([[利用者・トーク:かげろん|トーク]]) 2018年3月10日 (土) 09:36 (UTC)
:::なるほど、インポートの仕様ということですね。英語版の内容を徐々に翻訳する予定でしたが、毎回要らない[[:en:PHP Programming]]を再インポートされては面倒です。では、わたしからもう1つインポート依頼を出して、翻訳予定のあるページを全て取り入れてからにしようかと思います。--[[利用者:ネイ|ネイ]] ([[利用者・トーク:ネイ|トーク]]) 2018年3月11日 (日) 06:46 (UTC)
*(コメント・審議再開要請) ご依頼者 [[user:ネイ|ネイ]] さん、皆さん、本件はどうしましょう? 本件は削除すべきでしょうか? まだ待つべきでしょうか? それともリダイレクト化などを検討すべきでしょうか? このままでは対処も存続終了もできませんので、どうぞ宜しくお願いいたします。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年8月10日 (月) 02:02 (UTC)
**ウィキブックスにおける編集はしばらくは再開できそうにないので、今回は依頼取り下げとして終了し、今後必要があれば再度提出することがよろしいかと存じます。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。--[[利用者:ネイ|ネイ]] ([[利用者・トーク:ネイ|トーク]]) 2020年9月15日 (火) 05:27 (UTC)
* (終了) 依頼者取り下げかつ他の意見もありませんので、一旦存続終了としましょう。再度の削除依頼を妨げるものではありません。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2023年8月26日 (土) 07:20 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
== 2016年 ==
<span id="wikiversity"></span>
=== [[Broken/wikiversity:メインページ]] - [[ノート:Broken/wikiversity:メインページ|ノート]] ===
<div class="boilerplate metadata vfd" style="background-color: #F3F9FF; margin: 0 auto; padding: 0 10px 0 10px; border: 1px solid #AAAAAA">
この削除依頼は議論の結果、'''存続''' に決定しました。
----
すでに日本語版ウィキバーシティは発足しており、もう不要。[[Broken/wikiversity:プロジェクト関連文書]]、[[Broken/wikiversity:ウィキバーシティ]]、[[Broken/wikiversity:参加者]]、[[Broken/wikiversity:開講依頼]]も、同様に不要。 --[[利用者:すじにくシチュー|すじにくシチュー]] ([[利用者・トーク:すじにくシチュー|トーク]]) 2016年2月27日 (土) 07:29 (UTC)
# [[Broken/wikiversity:メインページ]] - [[トーク:Broken/wikiversity:メインページ|トーク]]
# [[Broken/wikiversity:プロジェクト関連文書]] - [[トーク:Broken/wikiversity:プロジェクト関連文書|トーク]]
# [[Broken/wikiversity:ウィキバーシティ]] - [[トーク:Broken/wikiversity:ウィキバーシティ|トーク]]
# [[Broken/wikiversity:参加者]] - [[トーク:Broken/wikiversity:参加者|トーク]]
# [[Broken/wikiversity:開講依頼]] - [[トーク:Broken/wikiversity:開講依頼|トーク]]
上に依頼対象ページを列挙しました。また、削除依頼テンプレート貼付をお忘れのようでしたので、先ほど代理で貼付しました。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2016年6月4日 (土) 04:20 (UTC)
*(コメント・終了予告) 削除の合意が得られず、ひとまず存続終了とせざるを得ないかと思いますが、いかがでしょうか。存続の場合、各ページ名のうち「Broken/wikiversity:」の部分を「Wikiversity/」に改めることと、未だソフトリダイレクトでないページをソフトリダイレクト化することが必要かと思いますが。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年8月9日 (日) 08:28 (UTC)
**(終了・存続)削除の合意が得られる見込みがなく、ひとまず存続終了としましょう。再度の削除依頼を妨げるものではありません。 --[[利用者:Kanjy|Kanjy]] ([[利用者・トーク:Kanjy|トーク]]) 2020年9月5日 (土) 04:05 (UTC)
----
<p style="margin:0 2em;font-style:italic">上の議論は保存されたものです。<strong style="color:red">編集しないでください。</strong>新たな議論は当該ページのノートか、[[Wikibooks:談話室|談話室]]で行ってください。復帰依頼については[[Wikibooks:削除されたページの復帰|削除されたページの復帰]]を参照してください。</p>
</div>
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健康保険法第7条の9
0
14207
275871
58453
2025-06-25T21:04:20Z
Tomzo
248
275871
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
(役員)
;第7条の9
:協会に、役員として、理事長1人、理事6人以内及び監事2人を置く。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#2|第2章 保険者]]<br>
[[コンメンタール健康保険法#2-2|第2節 全国健康保険協会]]<br>
|[[健康保険法第7条の8]]<br>(名称)
|[[健康保険法第7条の10]]<br>(役員の職務)
}}
{{stub|law}}
[[category:健康保険法|007の09]]
smeovd5cyg1lrjka4sniygq3qfpvp3b
健康保険法第7条の23
0
14209
275811
58455
2025-06-25T13:38:34Z
Tomzo
248
275811
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(職員の任命)
;第7条の23
:協会の職員は、理事長が任命する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#2|第2章 保険者]]<br>
[[コンメンタール健康保険法#2-2|第2節 全国健康保険協会]]<br>
|[[健康保険法第7条の22]]<br>(運営規則)
|[[健康保険法第7条の24]]<br>役員及び職員の公務員たる性質)
}}
{{stub|law}}
[[category:健康保険法|007の23]]
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275818
275811
2025-06-25T14:28:45Z
Tomzo
248
/* 判例 */
275818
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(職員の任命)
;第7条の23
:協会の職員は、理事長が任命する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#2|第2章 保険者]]<br>
[[コンメンタール健康保険法#2-2|第2節 全国健康保険協会]]<br>
|[[健康保険法第7条の22]]<br>(運営規則)
|[[健康保険法第7条の24]]<br>(役員及び職員の公務員たる性質)
}}
{{stub|law}}
[[category:健康保険法|007の23]]
taf3k96wpqphyi5lft9w8q9r012ind7
健康保険法第8条
0
14211
275953
58457
2025-06-26T08:55:17Z
Tomzo
248
275953
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
(組織)
;第8条
:健康保険組合は、適用事業所の事業主、その適用事業所に使用される被保険者及び任意継続被保険者をもって組織する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#2|第2章 保険者]]<br>
[[コンメンタール健康保険法#2-3|第3節 健康保険組合]]<br>
|[[健康保険法第7条の42]]<br>(財務大臣との協議)
|[[健康保険法第9条]]<br>(法人格)
}}
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[[category:健康保険法|008]]
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カテゴリ:サブスタブ
14
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275941
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2025-06-26T07:24:00Z
Tomzo
248
/* サブスタブの基準 */
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wikitext
text/x-wiki
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* {{Pathnav|主要カテゴリ|ウィキブックス|スタブ}}
</div>
{{Wikipediacat}}
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==サブスタブの基準==
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*1ページの文字数が概ね600byte(Unicode、全角200字程度)以下である(テンプレート使用や画像使用により文字数が少ないものを除く)。
*記述されたことが、ある項目の1行知識程度のもの、漢文等原文の単なるcopy&paste、関連項目の羅列、見出しのみの作成、目次的な用途でリンク先の記事が作成されていない。
==サブスタブ表示の効果==
「サブスタブ」の状態のまま、長期間放置された場合、「テスト投稿」として削除されることがあります。
{{DEFAULTSORT:さふすたふ}}
[[カテゴリ:スタブ]]
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鉱業法第111条
0
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2025-06-25T13:32:56Z
Tomzo
248
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wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール鉱業法]]
==条文==
(賠償についての基準)
;第111条
# 損害は、公正且つ適切に賠償されなければならない。
# 損害の賠償は、金銭をもつてする。但し、賠償金額に比して著しく多額の費用を要しないで原状の回復をすることができるときは、被害者は、原状の回復を請求することができる。
# 賠償義務者の申立があつた場合において、裁判所が適当であると認めるときは、前項の規定にかかわらず、金銭をもつてする賠償に代えて原状の回復を命ずることができる。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール鉱業法|鉱業法]]
|[[コンメンタール鉱業法#s5|第5章 土地の使用及び収用]]<br>
[[コンメンタール鉱業法#s5-1|第1節 賠償義務]]<br>
|[[鉱業法第110条]]<br>(負担部分と償還請求)
|[[鉱業法第112条]]<br>(賠償についての基準)
}}
{{stub|law}}
[[category:鉱業法|111]]
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2025-06-25T13:33:36Z
Tomzo
248
/* 参照条文 */
275810
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール鉱業法]]
==条文==
(賠償についての基準)
;第111条
# 損害は、公正且つ適切に賠償されなければならない。
# 損害の賠償は、金銭をもつてする。但し、賠償金額に比して著しく多額の費用を要しないで原状の回復をすることができるときは、被害者は、原状の回復を請求することができる。
# 賠償義務者の申立があつた場合において、裁判所が適当であると認めるときは、前項の規定にかかわらず、金銭をもつてする賠償に代えて原状の回復を命ずることができる。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール鉱業法|鉱業法]]
|[[コンメンタール鉱業法#s5|第5章 土地の使用及び収用]]<br>
[[コンメンタール鉱業法#s5-1|第1節 賠償義務]]<br>
|[[鉱業法第110条]]<br>(負担部分と償還請求)
|[[鉱業法第112条]]<br>(賠償についての基準)
}}
{{stub|law}}
[[category:鉱業法|H111]]
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破産法第148条
0
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275942
61491
2025-06-26T07:32:12Z
Tomzo
248
275942
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール破産法]]
==条文==
(財団債権となる請求権)
;第148条
#次に掲げる請求権は、財団債権とする。
##破産債権者の共同の利益のためにする裁判上の費用の請求権
##破産財団の管理、換価及び配当に関する費用の請求権
##破産手続開始前の原因に基づいて生じた租税等の請求権(共助対象外国租税の請求権及び[[破産法第97条|第97条]]第5号に掲げる請求権を除く。)であって、破産手続開始当時、まだ納期限の到来していないもの又は納期限から1年(その期間中に包括的禁止命令が発せられたことにより国税滞納処分をすることができない期間がある場合には、当該期間を除く。)を経過していないもの
##破産財団に関し破産管財人がした行為によって生じた請求権
##事務管理又は不当利得により破産手続開始後に破産財団に対して生じた請求権
##委任の終了又は代理権の消滅の後、急迫の事情があるためにした行為によって破産手続開始後に破産財団に対して生じた請求権
##[[破産法第53条|第53条]]第1項の規定により破産管財人が債務の履行をする場合において相手方が有する請求権
##破産手続の開始によって双務契約の解約の申入れ([[破産法第53条|第53条]]第1項又は第2項の規定による賃貸借契約の解除を含む。)があった場合において破産手続開始後その契約の終了に至るまでの間に生じた請求権
#破産管財人が負担付遺贈の履行を受けたときは、その負担した義務の相手方が有する当該負担の利益を受けるべき請求権は、遺贈の目的の価額を超えない限度において、財団債権とする。
#[[破産法第103条|第103条]]第2項及び第3項の規定は、第1項第7号及び前項に規定する財団債権について準用する。この場合において、当該財団債権が無利息債権又は定期金債権であるときは、当該債権の額は、当該債権が破産債権であるとした場合に[[破産法第99条|第99条]]第1項第2号から第4号までに掲げる劣後的破産債権となるべき部分に相当する金額を控除した額とする。
#保全管理人が債務者の財産に関し権限に基づいてした行為によって生じた請求権は、財団債権とする。
==解説==
{{wikipedia|財団債権}}
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール破産法|破産法]]
|[[コンメンタール破産法#5|第5章 財団債権]]
|[[破産法第147条]]<br>(破産管財人に対する報告命令)
|[[破産法第149条]]<br>(使用人の給料等)
}}
{{stub|law}}
[[category:破産法|160]]
ow9zkqawty0v62e3zbfpib5n38t8sg5
自然環境保全法第47条
0
15429
275822
63659
2025-06-25T14:48:57Z
Tomzo
248
275822
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[環境法]]>[[{{{1|自然環境保全}}}法]]>[[コンメンタール{{{1|自然環境保全}}}法]]
==条文==
;(実地調査)
第{{{2|47}}}条
: 都道府県は、[[wikt:条例|条例]]で、都道府県{{{3|自然環境保全地域}}}に関し実地調査のため必要がある場合に、都道府県知事が[[{{{1|自然環境保全}}}法第{{{4|31}}}条|第{{{5|31}}}条]]の規定の例によりその職員に他人の土地に立ち入り、同条第1項に規定する標識の設置その他の行為をさせることができる旨を定めることができる。
==解説==
[[{{{1|自然環境保全}}}法第{{{4|31}}}条#解説]] 参照
----
<noinclude>
{{前後
|[[コンメンタール自然環境保全法|自然環境保全法]]
|[[コンメンタール自然環境保全法#47|第6章 都道府県自然環境保全地域及び都道府県における自然環境の保全に関する審議会その他の合議制の機関]]<br>
<br>
|[[自然環境保全法第46条]]<br>(保全)
|[[自然環境保全法第48条]]<br>(損失の補償)
}}
{{stub|law}}
</noinclude>
[[category:{{{1|自然環境保全}}}法|{{{2|47}}}]]
n8za9q7taw58elc56qfppab5a4vvx8b
自然公園法第71条
0
15531
275924
63438
2025-06-26T06:43:25Z
Tomzo
248
275924
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[環境法]]>[[自然公園法]]>[[コンメンタール自然公園法]]
;({{{1|原生自然環境保全地域との関係}}})
第{{{2|71}}}条
: {{{3|}}}[[自然環境保全法第14条]]第1項の規定により指定された原生自然環境保全地域の区域は、{{{4|国立公園又は国定}}}公園の区域に含まれないものとする。
== 解説 ==
自然環境保全法は、本法と異なり利用を前提とせず、目的が異なるものである<ref>環境省 [http://www.env.go.jp/nature/koen_kento/siryo.html#061130 「国立・国定公園の指定及び管理運営に関する検討会」の資料]</ref>。同じ土地が本法と自然環境保全法の重複適用を受けるということは、本条と[[自然公園法第{{{5|81}}}条]]、[[自然環境保全法第22条]]等で排除されている。
== 脚注 ==
<references/>
== 参照条文 ==
*[[自然公園法第{{{5|81}}}条]] - {{{6|都道府県立自然}}}公園
*[[自然環境保全法第22条]]、[[自然環境保全法第45条]] - 自然公園の区域は、[[w:自然環境保全地域|自然環境保全地域]]、都道府県自然環境保全地域の区域に含まれないものとしている規定
----
<noinclude>
{{前後
|[[コンメンタール自然公園法|自然公園法]]
|[[コンメンタール自然公園法#71|第2章 国立公園及び国定公園
]]<br>
[[コンメンタール自然公園法#9|第9節 雑則]]<br>
|[[自然公園法第70条]]<br>(事務の区分)
|[[自然公園法第72条]]<br>(指定)
}}
{{stub|law}}
[[category:自然公園法|71]]
</noinclude>
2tb2lnvsqb66y2qm5nt2bxu4w5sb49j
自然公園法第81条
0
15609
275925
63437
2025-06-26T06:43:57Z
Tomzo
248
275925
wikitext
text/x-wiki
{{:自然公園法第71条|国立公園等との関係|81|国立公園若しくは国定公園又は|都道府県立自然|71|国立公園、国定}}{{前後 |自然公園法|[[コンメンタール自然公園法#81|第三章 都道府県立自然公園]]<br>
|[[自然公園法第80条]]<br>(報告、助言又は勧告)
|[[自然公園法第82条]]<br>
}}
{{stub|law}}
[[category:自然公園法|81]]
1ewcbvj5mbehtfw6lhl1ykzur1hn2ae
自然公園法第76条
0
15685
275823
63660
2025-06-25T14:49:08Z
Tomzo
248
275823
wikitext
text/x-wiki
{{:自然環境保全法第47条|自然公園|76|立自然公園|62|62}}
----
{{前後
|[[コンメンタール自然公園法|自然公園法]]
|[[コンメンタール自然公園法#76|第三章 都道府県立自然公園
]]<br>
|[[自然公園法第75条]]<br>(公園管理団体)
|[[自然公園法第77条]]<br>(損失の補償)
}}
{{stub|law}}
283vi2kuy9hy797fjly90r4atsuk5sb
自然公園法第10条
0
15797
275960
64164
2025-06-26T11:32:02Z
Tomzo
248
275960
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[環境法]]>[[自然公園法]]>[[コンメンタール自然公園法]]
==条文==
;(国{{{1|立}}}公園事業の執行)
第{{{2|10}}}条
# 国{{{1|立}}}公園事業は、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|国|都道府県}}が執行する。 {{#ifeq:{{{1|立}}}|立| |ただし、[[道路法]] (昭和27年法律第180号)その他他の法律の定めるところにより、国が道路に係る事業その他の事業を執行することを妨げない。}}
# {{#ifeq:{{{1|立}}}|立|[[wikt:地方公共団体|地方公共団体]]及び[[wikt:政令|政令]]で定めるその他|都道府県以外}}の公共団体(以下「公共団体」という。)は、[[w:環境省|環境省]][[wikt:省令|令]]で定めるところにより、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|[[w:環境大臣|環境大臣]]|都道府県知事}}に協議し、その同意を得て、国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することができる。
# 国及び公共団体以外の者は、環境省令で定めるところにより、 {{#ifeq:{{{1|立}}}|立|環境大臣|都道府県知事}}の認可を受けて、国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することができる。
{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|# 第2項の同意を得ようとする者又は前項の認可を受けようとする者は、環境省令で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した申請書を環境大臣に提出しなければならない。
##氏名又は名称及び住所並びに[[wikt:法人|法人]]にあつては、その代表者の氏名
##第2条第6号に規定する政令で定める施設(以下この条において「公園施設」という。)の種類
##公園施設の位置
##公園施設の規模
##公園施設の管理又は経営の方法
##前各号に掲げるもののほか、環境省令で定める事項
# 前項の申請書には、公園施設の位置を示す図面その他の環境省令で定める書類を添付しなければならない。
# 第2項の同意を得た者又は第3項の認可を受けた者(以下「国立公園事業者」という。)は、第4項各号に掲げる事項を変更しようとするときは、公共団体にあつては環境大臣に協議し、その同意を得なければならず、国及び公共団体以外の者にあつては環境大臣の認可を受けなければならない。ただし、環境省令で定める軽微な変更については、この限りでない。
# 前項の同意を得ようとする者又は同項の認可を受けようとする者は、環境省令で定めるところにより、変更に係る事項を記載した申請書を環境大臣に提出しなければならない。
# 第5項の規定は、前項の申請書について準用する。
# 国立公園事業者は、第6項ただし書の環境省令で定める軽微な変更をしたときは、遅滞なく、その旨を環境大臣に届け出なければならない。
# 第3項又は第6項の認可には、国立公園の保護又は利用のために必要な限度において、条件を付することができる。|# [[自然公園法第10条|第10条]]第4項及び第5項並びに[[自然公園法第14条|第14条]]第1項及び第2項の規定は第2項の同意及び前項の認可について、第10条第6項から第9項まで、[[自然公園法第12条|第12条]]第1項及び[[自然公園法第13条|第13条]]の規定は第2項の同意を得た者について、第10条第6項から第10項まで、第11条から第13条まで【[[自然公園法第11条|第11条]]、[[自然公園法第12条|第12条]]、[[自然公園法第13条|第13条]]】、[[自然公園法第14条|第14条]]第3項及び前条の規定は前項の認可を受けた者について準用する。この場合において、これらの規定中「環境大臣」とあるのは「都道府県知事」と、第十条第十項中「国立公園」とあるのは「国定公園」と、第11条、第14条第1項及び前条第1項中「国立公園事業」とあるのは「国定公園事業」と、第12条第1項及び第2項中「その国立公園事業」とあるのは「その国定公園事業」と、同条第1項中「公共団体である」とあるのは「都道府県以外の公共団体である」と、第13条中「国立公園事業の」とあるのは「国定公園事業の」と、前条第1項中「国立公園の」とあるのは「国定公園の」と読み替えるものとする。}}
== 解説 ==
第1項は、国{{{1|立}}}公園事業は、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|国|都道府県}}が執行することについて規定している。なお、国{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|定|立}}公園事業は、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|都道府県|国}}が執行することが原則とされている({{自然公園法条|{{#ifeq:{{{2|10}}}|10|16|10}}}}第1項)。
第2項、第3項は、地方公共団体{{#ifeq:{{{1|立}}}|立||(都道府県を除く)}}等が国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することができる場合についての規定である。{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|第2項でいう、「政令で定めるその他公共団体」とは、「[[港湾法]]に定める港務局」が該当する(自然公園法施行令-[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32SE298.html 法令データ提供システム]-第2条)。|}}
第4項{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|以降|}}は、上記の国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することに係る認可に関する規定である。{{#ifeq:{{{1|立}}}|立||第10条第4項以下の規定を準用しており、国立公園事業の場合と共通性がある。}}<noinclude>第5項以降でいう「環境省令」とは、自然公園法施行規則第1章([http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32F03601000041.html#1000000000001000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 法令データ提供システム])が該当する。なお、この規定は、第16条(国定公園事業の執行)の第4項において準用されている。</noinclude>
== 参照条文 ==
* [[自然公園法第{{#ifeq:{{{2|10}}}|10|16|10}}条]] - (国{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|定|立}}公園事業の執行)
* [[自然環境保全法第16条]] -([[w:原生自然環境保全地域|原生自然環境保全地域]]に関する保全事業の執行)、[[自然環境保全法第24条]] -([[w:自然環境保全地域|自然環境保全地域]]に関する保全事業の執行)
<noinclude>
----
{{前後
|[[コンメンタール自然公園法|自然公園法]]
|[[コンメンタール自然公園法#10|第2章 国立公園及び国定公園]]<br>
[[コンメンタール自然公園法#4|第3節 公園事業]]<br>
|[[自然公園法第9条]]<br>(公園事業の決定)
|[[自然公園法第11条]]<br>(改善命令)
}}
{{stub|law}}
[[category:自然公園法|10]]
</noinclude>
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275961
275960
2025-06-26T11:33:29Z
Tomzo
248
275961
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[環境法]]>[[自然公園法]]>[[コンメンタール自然公園法]]
==条文==
;(国{{{1|立}}}公園事業の執行)
第{{{2|10}}}条
# 国{{{1|立}}}公園事業は、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|国|都道府県}}が執行する。 {{#ifeq:{{{1|立}}}|立| |ただし、[[道路法]] (昭和27年法律第180号)その他他の法律の定めるところにより、国が道路に係る事業その他の事業を執行することを妨げない。}}
# {{#ifeq:{{{1|立}}}|立|[[wikt:地方公共団体|地方公共団体]]及び[[wikt:政令|政令]]で定めるその他|都道府県以外}}の公共団体(以下「公共団体」という。)は、[[w:環境省|環境省]][[wikt:省令|令]]で定めるところにより、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|[[w:環境大臣|環境大臣]]|都道府県知事}}に協議し、その同意を得て、国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することができる。
# 国及び公共団体以外の者は、環境省令で定めるところにより、 {{#ifeq:{{{1|立}}}|立|環境大臣|都道府県知事}}の認可を受けて、国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することができる。
{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|# 第2項の同意を得ようとする者又は前項の認可を受けようとする者は、環境省令で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した申請書を環境大臣に提出しなければならない。
##氏名又は名称及び住所並びに[[wikt:法人|法人]]にあつては、その代表者の氏名
##第2条第6号に規定する政令で定める施設(以下この条において「公園施設」という。)の種類
##公園施設の位置
##公園施設の規模
##公園施設の管理又は経営の方法
##前各号に掲げるもののほか、環境省令で定める事項
# 前項の申請書には、公園施設の位置を示す図面その他の環境省令で定める書類を添付しなければならない。
# 第2項の同意を得た者又は第3項の認可を受けた者(以下「国立公園事業者」という。)は、第4項各号に掲げる事項を変更しようとするときは、公共団体にあつては環境大臣に協議し、その同意を得なければならず、国及び公共団体以外の者にあつては環境大臣の認可を受けなければならない。ただし、環境省令で定める軽微な変更については、この限りでない。
# 前項の同意を得ようとする者又は同項の認可を受けようとする者は、環境省令で定めるところにより、変更に係る事項を記載した申請書を環境大臣に提出しなければならない。
# 第5項の規定は、前項の申請書について準用する。
# 国立公園事業者は、第6項ただし書の環境省令で定める軽微な変更をしたときは、遅滞なく、その旨を環境大臣に届け出なければならない。
# 第3項又は第6項の認可には、国立公園の保護又は利用のために必要な限度において、条件を付することができる。|# [[自然公園法第10条|第10条]]第4項及び第5項並びに[[自然公園法第14条|第14条]]第1項及び第2項の規定は第2項の同意及び前項の認可について、第10条第6項から第9項まで、[[自然公園法第12条|第12条]]第1項及び[[自然公園法第13条|第13条]]の規定は第2項の同意を得た者について、第10条第6項から第10項まで、第11条から第13条まで【[[自然公園法第11条|第11条]]、[[自然公園法第12条|第12条]]、[[自然公園法第13条|第13条]]】、[[自然公園法第14条|第14条]]第3項及び[[自然公園法第15条|前条]]の規定は前項の認可を受けた者について準用する。この場合において、これらの規定中「環境大臣」とあるのは「都道府県知事」と、第十条第十項中「国立公園」とあるのは「国定公園」と、第11条、第14条第1項及び前条第1項中「国立公園事業」とあるのは「国定公園事業」と、第12条第1項及び第2項中「その国立公園事業」とあるのは「その国定公園事業」と、同条第1項中「公共団体である」とあるのは「都道府県以外の公共団体である」と、第13条中「国立公園事業の」とあるのは「国定公園事業の」と、前条第1項中「国立公園の」とあるのは「国定公園の」と読み替えるものとする。}}
== 解説 ==
第1項は、国{{{1|立}}}公園事業は、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|国|都道府県}}が執行することについて規定している。なお、国{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|定|立}}公園事業は、{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|都道府県|国}}が執行することが原則とされている({{自然公園法条|{{#ifeq:{{{2|10}}}|10|16|10}}}}第1項)。
第2項、第3項は、地方公共団体{{#ifeq:{{{1|立}}}|立||(都道府県を除く)}}等が国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することができる場合についての規定である。{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|第2項でいう、「政令で定めるその他公共団体」とは、「[[港湾法]]に定める港務局」が該当する(自然公園法施行令-[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32SE298.html 法令データ提供システム]-第2条)。|}}
第4項{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|以降|}}は、上記の国{{{1|立}}}公園事業の一部を執行することに係る認可に関する規定である。{{#ifeq:{{{1|立}}}|立||第10条第4項以下の規定を準用しており、国立公園事業の場合と共通性がある。}}<noinclude>第5項以降でいう「環境省令」とは、自然公園法施行規則第1章([http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32F03601000041.html#1000000000001000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 法令データ提供システム])が該当する。なお、この規定は、第16条(国定公園事業の執行)の第4項において準用されている。</noinclude>
== 参照条文 ==
* [[自然公園法第{{#ifeq:{{{2|10}}}|10|16|10}}条]] - (国{{#ifeq:{{{1|立}}}|立|定|立}}公園事業の執行)
* [[自然環境保全法第16条]] -([[w:原生自然環境保全地域|原生自然環境保全地域]]に関する保全事業の執行)、[[自然環境保全法第24条]] -([[w:自然環境保全地域|自然環境保全地域]]に関する保全事業の執行)
<noinclude>
----
{{前後
|[[コンメンタール自然公園法|自然公園法]]
|[[コンメンタール自然公園法#10|第2章 国立公園及び国定公園]]<br>
[[コンメンタール自然公園法#4|第3節 公園事業]]<br>
|[[自然公園法第9条]]<br>(公園事業の決定)
|[[自然公園法第11条]]<br>(改善命令)
}}
{{stub|law}}
[[category:自然公園法|10]]
</noinclude>
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自然公園法第16条
0
15798
275962
64165
2025-06-26T11:34:11Z
Tomzo
248
275962
wikitext
text/x-wiki
{{:自然公園法第10条|定|16}}
----
{{前後
|[[コンメンタール自然公園法|自然公園法]]
|[[コンメンタール自然公園法#16|第2章 国立公園及び国定公園]]<br>
[[コンメンタール自然公園法#3|第3節 公園事業]]<br>
|[[自然公園法第15条]]<br>(原状回復命令等)
|[[自然公園法第17条]]<br>(報告徴収及び立入検査)
}}
{{stub|law}}
[[category:自然公園法|16]]
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民事再生法第14条
0
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275943
170863
2025-06-26T07:37:28Z
Tomzo
248
275943
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール民事再生法]]>[[民事再生法第14条]]
==条文==
(非課税)
;第14条
:前3条の規定【[[民事再生法第11条|第11条(法人の再生手続に関する登記の嘱託等)]]、[[民事再生法第12条|第12条(登記のある権利についての登記等の嘱託)]]、[[民事再生法第13条|第13条(否認の登記)]]】による登記については、登録免許税を課さない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[民事再生法]]
|[[民事再生法#1|第1章 総則]]<br>
|[[民事再生法第13条|第13条]]<br>(否認の登記)
|[[民事再生法第15条|第15条]]<br>(登録への準用)
}}
{{stub|law}}
[[category:民事再生法|014]]
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民事再生法第15条
0
15818
275940
170864
2025-06-26T07:18:28Z
Tomzo
248
275940
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール民事再生法]]>[[民事再生法第15条]]
==条文==
(登録への準用)
;第15条
:前3条の規定【[[民事再生法第12条|第12条(登記のある権利についての登記等の嘱託)]]、[[民事再生法第13条|第13条(否認の登記)]]、[[民事再生法第14条|第14条(非課税)]]】は、登録のある権利について準用する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[民事再生法]]
|[[民事再生法#1|第1章 総則]]<br>
|[[民事再生法第14条|第14条]]<br>(非課税)
|[[民事再生法第16条|第16条]]<br>(事件に関する文書の閲覧等)
}}
{{stub|law}}
[[category:民事再生法|015]]
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破産法第6条
0
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275824
156424
2025-06-25T15:56:59Z
Tomzo
248
275824
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[民事法]]>[[破産法]]>[[コンメンタール破産法]]>[[破産法第6条]]
==条文==
(専属管轄)
;第6条
#この法律に規定する裁判所の管轄は、専属とする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[破産法]]
|[[破産法#1|第1章 総則]]<br>
|[[破産法第5条]]<br>【破産事件の管轄】
|[[破産法第7条]]<br>(破産事件の移送)
}}
{{stub|law}}
[[category:破産法|6]]
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国民年金法第29条
0
16015
275819
65280
2025-06-25T14:29:04Z
Tomzo
248
275819
wikitext
text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[国民年金法]]
==条文==
(失権)
;第29条
:老齢基礎年金の受給権は、受給権者が死亡したときは、消滅する。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[国民年金法]]
|[[国民年金法#3|第3章 給付]]<br>
[[国民年金法#3-2|第2節 老齢基礎年金]]<br>
|[[国民年金法第28条]]<br>(支給の繰下げ)
|[[国民年金法第30条]]<br>(支給要件)
}}
{{stub|law}}
[[category:国民年金法|29]]
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警備業法第20条
0
16523
275866
67811
2025-06-25T20:54:37Z
Tomzo
248
275866
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(苦情の解決)
;第20条
:警備業者は、常に、その行う警備業務について、依頼者等からの苦情の適切な解決に努めなければならない。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[警備業法]]
|[[警備業法#3|第3章 警備業務]]<br>
|[[警備業法第19条]]<br>(書面の交付)
|[[警備業法第21条]]<br>(警備業者等の責務)
}}
{{stub|law}}
[[category:警備業法|20]]
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労働者災害補償保険法第5条
0
16574
275832
68050
2025-06-25T16:15:20Z
Tomzo
248
275832
wikitext
text/x-wiki
==条文==
;第5条
:この法律に基づく政令及び厚生労働省令並びに[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律|労働保険の保険料の徴収等に関する法律(昭和44年法律第84号。以下「徴収法」という。)]]に基づく政令及び厚生労働省令(労働者災害補償保険事業に係るものに限る。)は、その草案について、[[労働政策審議会]]の意見を聞いて、これを制定する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働者災害補償保険法]]
|[[労働者災害補償保険法#1|第1章 総則]]<br>
|[[労働者災害補償保険法第3条]]<br><br>[[労働者災害補償保険法第4条]]<br>'''削除'''
|[[労働者災害補償保険法第6条]]<br>
}}
{{stub|law}}
[[category:労働者災害補償保険法|05]]
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労働者災害補償保険法第6条
0
16575
275830
68051
2025-06-25T16:11:40Z
Tomzo
248
275830
wikitext
text/x-wiki
==条文==
;第6条
:保険関係の成立及び消滅については、[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律|徴収法]]の定めるところによる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働者災害補償保険法]]
|[[労働者災害補償保険法#3|第2章 保険関係の成立及び消滅]]<br>
|[[労働者災害補償保険法第5条]]<br>
|[[労働者災害補償保険法第7条]]<br>
}}
{{stub|law}}
[[category:労働者災害補償保険法|06]]
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275831
275830
2025-06-25T16:12:12Z
Tomzo
248
/* 判例 */
275831
wikitext
text/x-wiki
==条文==
;第6条
:保険関係の成立及び消滅については、[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律|徴収法]]の定めるところによる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働者災害補償保険法]]
|[[労働者災害補償保険法#2|第2章 保険関係の成立及び消滅]]<br>
|[[労働者災害補償保険法第5条]]<br>
|[[労働者災害補償保険法第7条]]<br>
}}
{{stub|law}}
[[category:労働者災害補償保険法|06]]
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労働者災害補償保険法第8条の5
0
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68058
2025-06-25T21:09:04Z
Tomzo
248
275873
wikitext
text/x-wiki
==条文==
;第8条の5
:給付基礎日額に1円未満の端数があるときは、これを1円に切り上げるものとする。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[労働者災害補償保険法]]
|[[労働者災害補償保険法#1|第1章 総則]]<br>
|[[労働者災害補償保険法第8条の4|第8条の4]]<br>
|[[労働者災害補償保険法第9条|第9条]]<br>
}}
{{stub|law}}
[[category:労働者災害補償保険法|08の5]]
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GNU Octave 2.1.x 日本語マニュアル/I/Oストリーム
0
16961
275963
95044
2025-06-26T11:36:01Z
Tomzo
248
275963
wikitext
text/x-wiki
= 8 I/Oストリーム =
==== isstream (x) ====
[Built-in Function]
もしx がストリームオブジェクトならば真値を,そうでなければ偽値を返します。
{{stub}}
[[Category:GNU Octave|2.1.x にほんこまにゆある I O すとりいむ]]
6uy3dhwyblo77y2ke8zvp8ah4noiw0y
労働基準法施行規則第34条の2
0
16989
275964
70215
2025-06-26T11:57:35Z
Tomzo
248
275964
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(年少者の1ヵ月単位の変形労働時間制、1年単位の変形労働時間制)
;第34条の2
:[[労働基準法第60条|法第60条]]第3項第2号の厚生労働省令で定める時間は、48時間とする。
==解説==
:[[労働基準法第60条]]第3項
::使用者は、[[労働基準法第32条|第32条]]の規定にかかわらず、満15歳以上で満18歳に満たない者については、満18歳に達するまでの間(満15歳に達した日以後の最初の3月31日までの間を除く。)、次に定めるところにより、労働させることができる。
:::第2項
::::<u>'''1週間について48時間以下の範囲内で厚生労働省令で定める時間'''(本条)</u>、1日について8時間を超えない範囲内において、[[労働基準法第32条の2|第32条の2]]又は[[労働基準法第32条の4|第32条の4]]及び[[労働基準法第32条の4の2|第32条の4の2]]の規定の例により労働させること。
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[労働基準法施行規則]]
|
|[[労働基準法施行規則第34条]]<br>(適用除外の許可)
|[[労働基準法施行規則第34条の2の2]]<br>(訓練生の労働契約の期間)
}}
{{stub|law}}
[[category:労働基準法施行規則|34の2]]
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最低賃金法第3条
0
17029
275859
70400
2025-06-25T19:31:29Z
Tomzo
248
275859
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(最低賃金額)
;第3条
:最低賃金額(最低賃金において定める賃金の額をいう。以下同じ。)は、時間によつて定めるものとする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[最低賃金法]]
|[[最低賃金法#2|第2章 最低賃金]]<br>
[[最低賃金法#2-1|第1節 総則]]<br>
|[[最低賃金法第2条]]<br>(定義)
|[[最低賃金法第4条]]<br>(最低賃金の効力)
}}
{{stub|law}}
[[category:最低賃金法|03]]
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最低賃金法第39条
0
17064
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70754
2025-06-26T06:35:18Z
Tomzo
248
275919
wikitext
text/x-wiki
==条文==
【申告者に対する不利益な取り扱い】
;第39条
:[[最低賃金法第34条|第34条]]第2項の規定に違反した者は、6月以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処する。
===改正経緯===
年改正により、以下のとおり改正。
:(改正前)懲役
:(改正後)拘禁刑
==解説==
==参照条文==
*第34条(監督機関に対する申告)
==判例==
----
{{前後
|[[最低賃金法]]
|[[最低賃金法#5|第5章 罰則]]<br>
|[[最低賃金法第38条]]<br>(省令への委任)
|[[最低賃金法第40条]]<br>【最低賃金の不払い】
}}
{{stub|law}}
[[category:最低賃金法|39]]
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介護保険法第184条
0
17124
275834
71040
2025-06-25T17:34:16Z
Tomzo
248
275834
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(介護保険審査会の設置)
;第184条
:[[介護保険審査会]](以下「保険審査会」という。)は、各都道府県に置く。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[介護保険法]]
|[[介護保険法#12|第12章 審査請求]]<br>
|[[介護保険法第183条]]<br>(審査請求)
|[[介護保険法第185条]]<br>(組織)
}}
{{stub|law}}
[[category:介護保険法|184]]
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介護保険法第199条
0
17125
275892
71041
2025-06-26T00:26:56Z
Tomzo
248
275892
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(先取特権の順位)
;第199条
:保険料その他この法律の規定による徴収金の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[介護保険法]]
|[[介護保険法#13|第13章 雑則]]<br>
|[[介護保険法第198条]]<br>(審査請求)
|[[介護保険法第200条]]<br>(組織)
}}
{{stub|law}}
[[category:介護保険法|199]]
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275895
275892
2025-06-26T00:38:11Z
Tomzo
248
/* 参照条文 */
275895
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(先取特権の順位)
;第199条
:保険料その他この法律の規定による徴収金の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[健康保険法第182条]]
==判例==
----
{{前後
|[[介護保険法]]
|[[介護保険法#13|第13章 雑則]]<br>
|[[介護保険法第198条]]<br>(審査請求)
|[[介護保険法第200条]]<br>(組織)
}}
{{stub|law}}
[[category:介護保険法|199]]
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275907
275895
2025-06-26T01:50:28Z
Tomzo
248
275907
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(先取特権の順位)
;第199条
:保険料その他この法律の規定による徴収金の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[健康保険法第182条]]
*[[国民年金法第98条]]
*[[厚生年金保険法第88条]]
*[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条]]
==判例==
----
{{前後
|[[介護保険法]]
|[[介護保険法#13|第13章 雑則]]<br>
|[[介護保険法第198条]]<br>(審査請求)
|[[介護保険法第200条]]<br>(組織)
}}
{{stub|law}}
[[category:介護保険法|199]]
hc9p8tugjgm4h4241vpf7atkj3oqtxq
健康保険法第119条
0
17128
275944
71069
2025-06-26T07:56:44Z
Tomzo
248
275944
wikitext
text/x-wiki
==条文==
;第119条
:保険者は、被保険者又は被保険者であった者が、正当な理由なしに療養に関する指示に従わないときは、保険給付の一部を行わないことができる。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#4|第4章 保険給付]]<br>
[[コンメンタール健康保険法#4-6|第6節 保険給付の制限]]<br>
|[[健康保険法第118条]]<br>(保険料の負担及び納付義務)
|[[健康保険法第120条]]<br>(保険料の納付)
}}
{{stub|law}}
[[category:健康保険法|119]]
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平家物語 鱸
0
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275922
72504
2025-06-26T06:40:53Z
~2025-82961
88255
/* 第一節 */
275922
wikitext
text/x-wiki
[[文学]]>[[古典文学]]>[[日本の古典]]>[[平家物語]]
[[Category:平家物語|すすき]]
__NOTOC__
==原文==
===第一節===
その子共は、皆[[w:近衛府|諸衞佐]]に成りて、[[w:昇殿|昇殿]]せしに、[[w:殿上人|殿上]]の交はりを人嫌ふに及ばず。その頃[[w:平忠盛|忠盛]]、[[w:備前|備前國]]より都へ上りたりけるに[[w:鳥羽天皇|鳥羽院]]御前へ召して、
「明石浦はいかに」
と御尋ねありければ、
''[[w:有明海|有明]]の 月も[[w:明石|明石]]の うら風に 浪ばかりこそ 寄るとみえしか''
と申したりければ、御感ありけり。この歌は、[[w:金葉集|金葉集]]にぞ入られける。
[[w:平忠盛|忠盛]]また仙洞に最愛の[[w:女房|女房]]をもつて、通はれけるが、ある時、その[[w:女房|女房]]の局に、つまに月出したる扇を忘れて出でられたりければ、かたへの[[w:女房|女房]]たち、
「これは、いづくよりの月影ぞや、出所おぼつかなし」
なんど、笑ひあはれければ、かの[[w:女房|女房]]
''雲井より ただもりきたる 月なれば おぼろけにては いはじとぞ思ふ''
と詠みたりければ、いとどあさからずぞ思はれける。[[w:薩摩|薩摩守]][[w:平忠度|忠度]]の母これなり。似るを友とかやの風情に、[[w:平忠度|忠度]]もすいたりければ、かの[[w:女房|女房]]も優なりけり。
===第二節===
かくて[[w:平忠盛|忠盛]]、[[w:刑部省|刑部卿]]になつて、[[w:仁平|仁平]][[w:1153年|三年]]正月十五日、歳五十八にてうせにき。[[w:平清盛|清盛]][[w:嫡男|嫡男]]たるによつて、その跡を繼ぐ。
[[w:保元|保元]][[w:1156年|元年]]七月に、宇治の[[w:藤原頼長|左府]]、[[w:保元の乱|世を亂りたまひし時]]、[[w:安芸|安藝守]]として御方にて勳功ありしかば、播磨守に移つて、同三年太宰大貳になる。次に平治元年十二月、信賴卿が謀反の時、[[w:官軍御方にて賊徒を討ち平らげ、
「勳功一つにあらず、恩賞これ重かるべし」
とて、次の年[[w:正三位|正三位]]に敍せられ、うち續き宰相、[[w:五衛府|衞府督]]、[[w:検非違使|檢非違使別当]]、[[w:中納言|中納言]]、[[w:大納言|大納言]]に經あがつて、あまさへ[[w:大臣|丞相]]の位にいたり、[[w:左大臣|左]][[w:右大臣|右]]を經ずして[[w:内大臣|内大臣]]より[[w:太政大臣|太政大臣]][[w:従一位|從一位]]に上がる。大將にあらねども、[[w:兵杖|兵杖]]をたまはつて隨身を召し具す。[[w:|牛車]]輦車の宣旨を蒙つて、乘りながら[[w:宮中|宮中]]を出入りす。偏に執政の臣のごとし。
「[[w:太政大臣|太政大臣]]は、一人に師範として、四海に儀刑せり。國を治め道を論じ、[[w:陰陽|陰陽]]をやはらげさむ。その人にあらはずは則ち闕けよ」
といへり。卽闕の官とも名付けたり。その人ならでは涜すべき官ならねども、一天四海を掌の内に握られし上は、子細に及ばず。
===第三節===
[[w:平氏#桓武平氏|平家]]かやうに繁昌せられけるも、[[w:熊野権現|熊野權現]]の御利生とぞ聞こえし。その故は、清盛いまだ安藝守たりし時、[[w:伊勢|伊勢]]の海より船にて熊野へまいられけるに、大きなる[[w:鱸|鱸]]の船に躍り入りたりけるを、先達申しけるは、
「これは、[[w:熊野権現|權現]]の御利生なり。いそぎ參るべし」
と申しければ、[[w:平清盛|清盛]]宣ひけるは、
「昔[[w:周|周]]の[[w:武王 (周)|武王]]の船にこそ、白魚は、躍り入りたりけるなれ。これ吉事なり。」
とて、さばかり十戒を保ち、精進潔齋の道なれども、調味して、家子侍共に食はせられけり。その故にや、吉事のみうち続いて、[[w:太政大臣|太政大臣]]まできはめたまへり。子孫の官途も、竜の雲に昇るよりは、猶すみやかなり。九代の先蹤をこえたまふこそ目出たけれ。
==現代語訳==
===第一節===
忠盛の子供は、諸衛の次官になった。昇殿を許されたが、(その他の人々は)殿上人としての交わりを嫌うことはできなかった。そのころ、忠盛は、備前国から上京することがあったが、鳥羽院から、
「明石の浦は、どうか」
とお尋ねがあり、
''有明の月も明るい明石の浦では、風に吹き寄せられた波ばかりが、夜の景色として見えた事でした。''
と申し上げたところ、鳥羽院は御感心なさった。この歌は、『金葉集』に入れられた。
忠盛はまた、院の御所に最愛の女房がいて、通っておられたが、ある時、その女房の部屋に、端に月が描かれてある扇を忘れて帰っていらっしゃったので、仲間の女房たちが、
「これはどこから出た月の光でしょうか。出所が不明です」
などと笑い合われたので、その女房は、
''雲間からただ漏れてきた月なので、なみたいていのことでは言うまいと思います''
と詠んだので、忠盛は、ますます思いを深められた。薩摩守忠度の母が、この方である。似た物夫婦とかいうように、忠盛も歌道を好んだが、その女房も歌道に優れていた。
===第二節===
こうして忠盛は、刑部卿に就任して、仁平三年正月十五日、五十八歳で亡くなった。清盛は、嫡男であるので、その跡を継いだ。
保元元年七月に、宇治の左大臣頼長が、反乱を起こされた時、清盛は安芸守として、後白河天皇方の味方について勲功があったので、播磨守に栄転し、同三年には、太宰大弐になった。次に、平治元年十二月、信頼卿の謀反の時、二条帝方につき、賊軍を討ち平らげ、
「勲功は、一つだけでない。恩賞は、これを重くするべきである」
として、翌年、正三位に叙せられ、引き続き、参議、衛府督、検非違使の別当、中納言、大納言を歴任して昇進し、その上、大臣の位に至り、右大臣、左大臣を経ずに、内大臣から太政大臣従一位に昇進する。大将ではなかったが、兵杖を賜って、護衛を召し連れ、牛車輦車の宣旨をいただいて、乗車したままで宮中に出入りした。全く摂政関白と同様である。
「太政大臣は、天子の師範として、天下の手本である。国を治め、道徳を論じ、陰陽を調和させ治める。それに相応しい人がなければ、すなわち、欠員のままにせよ」
と言われている。それゆえ即闕の官とも名づけているのである。その適任者以外には、任官させられない官職であるが、清盛が天下を掌中に握られた以上は、とやかく言うこともできない。
===第三節===
平家が、このように繁栄なさったのも、熊野権現の御利益といわれた。そのわけは、昔、清盛公が、まだ安芸守であった頃、伊勢の海から船で参詣された時に、大きな鱸が、船に躍り入ったのを、案内人の申すことには、
「これは、権現の御利益です。急ぎ召し上がるべきです」
と申したので、清盛公がおっしゃったことは、
「昔、周の武王の船に、白魚が躍り入ったそうである。これは、吉事である。」
と言って、厳しく十戒を守り、精進潔斎をせねばならない道中であるげれども、これを調理して、家の子、侍たちに食べさせた。そのためであろうか、吉事のみが続いて、太政大臣にまで極められた。子孫の官職も、竜が雲に昇るよりも、さらに速やかである。九代にわたる先祖の先例を超えられたのは、めでたいことであった。
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[[文学]]>[[古典文学]]>[[日本の古典]]>[[平家物語]]
[[Category:平家物語|すすき]]
__NOTOC__
==原文==
===第一節===
その子共は、皆[[w:近衛府|諸衞佐]]に成りて、[[w:昇殿|昇殿]]せしに、[[w:殿上人|殿上]]の交はりを人嫌ふに及ばず。その頃[[w:平忠盛|忠盛]]、[[w:備前|備前國]]より都へ上りたりけるに[[w:鳥羽天皇|鳥羽院]]御前へ召して、
「[[w:有明海|有明]]の月もあかしの浦風に浪ばかりこそよるとみえしか」
と御尋ねありければ、
''[[w:有明海|有明]]の 月も[[w:明石|明石]]の うら風に 浪ばかりこそ 寄るとみえしか''
と申したりければ、御感ありけり。この歌は、[[w:金葉集|金葉集]]にぞ入られける。
[[w:平忠盛|忠盛]]また仙洞に最愛の[[w:女房|女房]]をもつて、通はれけるが、ある時、その[[w:女房|女房]]の局に、つまに月出したる扇を忘れて出でられたりければ、かたへの[[w:女房|女房]]たち、
「これは、いづくよりの月影ぞや、出所おぼつかなし」
なんど、笑ひあはれければ、かの[[w:女房|女房]]
''雲井より ただもりきたる 月なれば おぼろけにては いはじとぞ思ふ''
と詠みたりければ、いとどあさからずぞ思はれける。[[w:薩摩|薩摩守]][[w:平忠度|忠度]]の母これなり。似るを友とかやの風情に、[[w:平忠度|忠度]]もすいたりければ、かの[[w:女房|女房]]も優なりけり。
===第二節===
かくて[[w:平忠盛|忠盛]]、[[w:刑部省|刑部卿]]になつて、[[w:仁平|仁平]][[w:1153年|三年]]正月十五日、歳五十八にてうせにき。[[w:平清盛|清盛]][[w:嫡男|嫡男]]たるによつて、その跡を繼ぐ。
[[w:保元|保元]][[w:1156年|元年]]七月に、宇治の[[w:藤原頼長|左府]]、[[w:保元の乱|世を亂りたまひし時]]、[[w:安芸|安藝守]]として御方にて勳功ありしかば、播磨守に移つて、同三年太宰大貳になる。次に平治元年十二月、信賴卿が謀反の時、[[w:官軍御方にて賊徒を討ち平らげ、
「勳功一つにあらず、恩賞これ重かるべし」
とて、次の年[[w:正三位|正三位]]に敍せられ、うち續き宰相、[[w:五衛府|衞府督]]、[[w:検非違使|檢非違使別当]]、[[w:中納言|中納言]]、[[w:大納言|大納言]]に經あがつて、あまさへ[[w:大臣|丞相]]の位にいたり、[[w:左大臣|左]][[w:右大臣|右]]を經ずして[[w:内大臣|内大臣]]より[[w:太政大臣|太政大臣]][[w:従一位|從一位]]に上がる。大將にあらねども、[[w:兵杖|兵杖]]をたまはつて隨身を召し具す。[[w:|牛車]]輦車の宣旨を蒙つて、乘りながら[[w:宮中|宮中]]を出入りす。偏に執政の臣のごとし。
「[[w:太政大臣|太政大臣]]は、一人に師範として、四海に儀刑せり。國を治め道を論じ、[[w:陰陽|陰陽]]をやはらげさむ。その人にあらはずは則ち闕けよ」
といへり。卽闕の官とも名付けたり。その人ならでは涜すべき官ならねども、一天四海を掌の内に握られし上は、子細に及ばず。
===第三節===
[[w:平氏#桓武平氏|平家]]かやうに繁昌せられけるも、[[w:熊野権現|熊野權現]]の御利生とぞ聞こえし。その故は、清盛いまだ安藝守たりし時、[[w:伊勢|伊勢]]の海より船にて熊野へまいられけるに、大きなる[[w:鱸|鱸]]の船に躍り入りたりけるを、先達申しけるは、
「これは、[[w:熊野権現|權現]]の御利生なり。いそぎ參るべし」
と申しければ、[[w:平清盛|清盛]]宣ひけるは、
「昔[[w:周|周]]の[[w:武王 (周)|武王]]の船にこそ、白魚は、躍り入りたりけるなれ。これ吉事なり。」
とて、さばかり十戒を保ち、精進潔齋の道なれども、調味して、家子侍共に食はせられけり。その故にや、吉事のみうち続いて、[[w:太政大臣|太政大臣]]まできはめたまへり。子孫の官途も、竜の雲に昇るよりは、猶すみやかなり。九代の先蹤をこえたまふこそ目出たけれ。
==現代語訳==
===第一節===
忠盛の子供は、諸衛の次官になった。昇殿を許されたが、(その他の人々は)殿上人としての交わりを嫌うことはできなかった。そのころ、忠盛は、備前国から上京することがあったが、鳥羽院から、
「明石の浦は、どうか」
とお尋ねがあり、
''有明の月も明るい明石の浦では、風に吹き寄せられた波ばかりが、夜の景色として見えた事でした。''
と申し上げたところ、鳥羽院は御感心なさった。この歌は、『金葉集』に入れられた。
忠盛はまた、院の御所に最愛の女房がいて、通っておられたが、ある時、その女房の部屋に、端に月が描かれてある扇を忘れて帰っていらっしゃったので、仲間の女房たちが、
「これはどこから出た月の光でしょうか。出所が不明です」
などと笑い合われたので、その女房は、
''雲間からただ漏れてきた月なので、なみたいていのことでは言うまいと思います''
と詠んだので、忠盛は、ますます思いを深められた。薩摩守忠度の母が、この方である。似た物夫婦とかいうように、忠盛も歌道を好んだが、その女房も歌道に優れていた。
===第二節===
こうして忠盛は、刑部卿に就任して、仁平三年正月十五日、五十八歳で亡くなった。清盛は、嫡男であるので、その跡を継いだ。
保元元年七月に、宇治の左大臣頼長が、反乱を起こされた時、清盛は安芸守として、後白河天皇方の味方について勲功があったので、播磨守に栄転し、同三年には、太宰大弐になった。次に、平治元年十二月、信頼卿の謀反の時、二条帝方につき、賊軍を討ち平らげ、
「勲功は、一つだけでない。恩賞は、これを重くするべきである」
として、翌年、正三位に叙せられ、引き続き、参議、衛府督、検非違使の別当、中納言、大納言を歴任して昇進し、その上、大臣の位に至り、右大臣、左大臣を経ずに、内大臣から太政大臣従一位に昇進する。大将ではなかったが、兵杖を賜って、護衛を召し連れ、牛車輦車の宣旨をいただいて、乗車したままで宮中に出入りした。全く摂政関白と同様である。
「太政大臣は、天子の師範として、天下の手本である。国を治め、道徳を論じ、陰陽を調和させ治める。それに相応しい人がなければ、すなわち、欠員のままにせよ」
と言われている。それゆえ即闕の官とも名づけているのである。その適任者以外には、任官させられない官職であるが、清盛が天下を掌中に握られた以上は、とやかく言うこともできない。
===第三節===
平家が、このように繁栄なさったのも、熊野権現の御利益といわれた。そのわけは、昔、清盛公が、まだ安芸守であった頃、伊勢の海から船で参詣された時に、大きな鱸が、船に躍り入ったのを、案内人の申すことには、
「これは、権現の御利益です。急ぎ召し上がるべきです」
と申したので、清盛公がおっしゃったことは、
「昔、周の武王の船に、白魚が躍り入ったそうである。これは、吉事である。」
と言って、厳しく十戒を守り、精進潔斎をせねばならない道中であるげれども、これを調理して、家の子、侍たちに食べさせた。そのためであろうか、吉事のみが続いて、太政大臣にまで極められた。子孫の官職も、竜が雲に昇るよりも、さらに速やかである。九代にわたる先祖の先例を超えられたのは、めでたいことであった。
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[[文学]]>[[古典文学]]>[[日本の古典]]>[[平家物語]]
[[Category:平家物語|すすき]]
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==原文==
===第一節===
その子共は、皆[[w:近衛府|諸衞佐]]に成りて、[[w:昇殿|昇殿]]せしに、[[w:殿上人|殿上]]の交はりを人嫌ふに及ばず。その頃[[w:平忠盛|忠盛]]、[[w:備前|備前國]]より都へ上りたりけるに[[w:鳥羽天皇|鳥羽院]]御前へ召して、
「明石浦はいかに」
と御尋ねありければ、
''[[w:有明海|有明]]の 月も[[w:明石|明石]]の うら風に 浪ばかりこそ 寄るとみえしか''
と申したりければ、御感ありけり。この歌は、[[w:金葉集|金葉集]]にぞ入られける。
[[w:平忠盛|忠盛]]また仙洞に最愛の[[w:女房|女房]]をもつて、通はれけるが、ある時、その[[w:女房|女房]]の局に、つまに月出したる扇を忘れて出でられたりければ、かたへの[[w:女房|女房]]たち、
「これは、いづくよりの月影ぞや、出所おぼつかなし」
なんど、笑ひあはれければ、かの[[w:女房|女房]]
''雲井より ただもりきたる 月なれば おぼろけにては いはじとぞ思ふ''
と詠みたりければ、いとどあさからずぞ思はれける。[[w:薩摩|薩摩守]][[w:平忠度|忠度]]の母これなり。似るを友とかやの風情に、[[w:平忠度|忠度]]もすいたりければ、かの[[w:女房|女房]]も優なりけり。
===第二節===
かくて[[w:平忠盛|忠盛]]、[[w:刑部省|刑部卿]]になつて、[[w:仁平|仁平]][[w:1153年|三年]]正月十五日、歳五十八にてうせにき。[[w:平清盛|清盛]][[w:嫡男|嫡男]]たるによつて、その跡を繼ぐ。
[[w:保元|保元]][[w:1156年|元年]]七月に、宇治の[[w:藤原頼長|左府]]、[[w:保元の乱|世を亂りたまひし時]]、[[w:安芸|安藝守]]として御方にて勳功ありしかば、播磨守に移つて、同三年太宰大貳になる。次に平治元年十二月、信賴卿が謀反の時、[[w:官軍御方にて賊徒を討ち平らげ、
「勳功一つにあらず、恩賞これ重かるべし」
とて、次の年[[w:正三位|正三位]]に敍せられ、うち續き宰相、[[w:五衛府|衞府督]]、[[w:検非違使|檢非違使別当]]、[[w:中納言|中納言]]、[[w:大納言|大納言]]に經あがつて、あまさへ[[w:大臣|丞相]]の位にいたり、[[w:左大臣|左]][[w:右大臣|右]]を經ずして[[w:内大臣|内大臣]]より[[w:太政大臣|太政大臣]][[w:従一位|從一位]]に上がる。大將にあらねども、[[w:兵杖|兵杖]]をたまはつて隨身を召し具す。[[w:|牛車]]輦車の宣旨を蒙つて、乘りながら[[w:宮中|宮中]]を出入りす。偏に執政の臣のごとし。
「[[w:太政大臣|太政大臣]]は、一人に師範として、四海に儀刑せり。國を治め道を論じ、[[w:陰陽|陰陽]]をやはらげさむ。その人にあらはずは則ち闕けよ」
といへり。卽闕の官とも名付けたり。その人ならでは涜すべき官ならねども、一天四海を掌の内に握られし上は、子細に及ばず。
===第三節===
[[w:平氏#桓武平氏|平家]]かやうに繁昌せられけるも、[[w:熊野権現|熊野權現]]の御利生とぞ聞こえし。その故は、清盛いまだ安藝守たりし時、[[w:伊勢|伊勢]]の海より船にて熊野へまいられけるに、大きなる[[w:鱸|鱸]]の船に躍り入りたりけるを、先達申しけるは、
「これは、[[w:熊野権現|權現]]の御利生なり。いそぎ參るべし」
と申しければ、[[w:平清盛|清盛]]宣ひけるは、
「昔[[w:周|周]]の[[w:武王 (周)|武王]]の船にこそ、白魚は、躍り入りたりけるなれ。これ吉事なり。」
とて、さばかり十戒を保ち、精進潔齋の道なれども、調味して、家子侍共に食はせられけり。その故にや、吉事のみうち続いて、[[w:太政大臣|太政大臣]]まできはめたまへり。子孫の官途も、竜の雲に昇るよりは、猶すみやかなり。九代の先蹤をこえたまふこそ目出たけれ。
==現代語訳==
===第一節===
忠盛の子供は、諸衛の次官になった。昇殿を許されたが、(その他の人々は)殿上人としての交わりを嫌うことはできなかった。そのころ、忠盛は、備前国から上京することがあったが、鳥羽院から、
「明石の浦は、どうか」
とお尋ねがあり、
''有明の月も明るい明石の浦では、風に吹き寄せられた波ばかりが、夜の景色として見えた事でした。''
と申し上げたところ、鳥羽院は御感心なさった。この歌は、『金葉集』に入れられた。
忠盛はまた、院の御所に最愛の女房がいて、通っておられたが、ある時、その女房の部屋に、端に月が描かれてある扇を忘れて帰っていらっしゃったので、仲間の女房たちが、
「これはどこから出た月の光でしょうか。出所が不明です」
などと笑い合われたので、その女房は、
''雲間からただ漏れてきた月なので、なみたいていのことでは言うまいと思います''
と詠んだので、忠盛は、ますます思いを深められた。薩摩守忠度の母が、この方である。似た物夫婦とかいうように、忠盛も歌道を好んだが、その女房も歌道に優れていた。
===第二節===
こうして忠盛は、刑部卿に就任して、仁平三年正月十五日、五十八歳で亡くなった。清盛は、嫡男であるので、その跡を継いだ。
保元元年七月に、宇治の左大臣頼長が、反乱を起こされた時、清盛は安芸守として、後白河天皇方の味方について勲功があったので、播磨守に栄転し、同三年には、太宰大弐になった。次に、平治元年十二月、信頼卿の謀反の時、二条帝方につき、賊軍を討ち平らげ、
「勲功は、一つだけでない。恩賞は、これを重くするべきである」
として、翌年、正三位に叙せられ、引き続き、参議、衛府督、検非違使の別当、中納言、大納言を歴任して昇進し、その上、大臣の位に至り、右大臣、左大臣を経ずに、内大臣から太政大臣従一位に昇進する。大将ではなかったが、兵杖を賜って、護衛を召し連れ、牛車輦車の宣旨をいただいて、乗車したままで宮中に出入りした。全く摂政関白と同様である。
「太政大臣は、天子の師範として、天下の手本である。国を治め、道徳を論じ、陰陽を調和させ治める。それに相応しい人がなければ、すなわち、欠員のままにせよ」
と言われている。それゆえ即闕の官とも名づけているのである。その適任者以外には、任官させられない官職であるが、清盛が天下を掌中に握られた以上は、とやかく言うこともできない。
===第三節===
平家が、このように繁栄なさったのも、熊野権現の御利益といわれた。そのわけは、昔、清盛公が、まだ安芸守であった頃、伊勢の海から船で参詣された時に、大きな鱸が、船に躍り入ったのを、案内人の申すことには、
「これは、権現の御利益です。急ぎ召し上がるべきです」
と申したので、清盛公がおっしゃったことは、
「昔、周の武王の船に、白魚が躍り入ったそうである。これは、吉事である。」
と言って、厳しく十戒を守り、精進潔斎をせねばならない道中であるげれども、これを調理して、家の子、侍たちに食べさせた。そのためであろうか、吉事のみが続いて、太政大臣にまで極められた。子孫の官職も、竜が雲に昇るよりも、さらに速やかである。九代にわたる先祖の先例を超えられたのは、めでたいことであった。
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雇用保険法第44条
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2025-06-26T10:49:14Z
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wikitext
text/x-wiki
==条文==
(日雇労働被保険者手帳)
;第44条
:日雇労働被保険者は、厚生労働省令で定めるところにより、公共職業安定所において、日雇労働被保険者手帳の交付を受けなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[雇用保険法]]
|[[雇用保険法#3|第3章 失業等給付]]<br>
[[雇用保険法#3-4|第4節 通則]]<br>
|[[雇用保険法第43条]]<br>(日雇労働被保険者)
|[[雇用保険法第45条]]<br>(日雇労働求職者給付金の受給資格)
}}
{{stub|law}}
[[category:雇用保険法|44]]
nk1gvqw091ue1cobq13dti8nwawprze
雇用保険法第12条
0
17610
275821
73248
2025-06-25T14:33:24Z
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wikitext
text/x-wiki
==条文==
(公課の禁止)
;第12条
:租税その他の公課は、失業等給付として支給を受けた金銭を標準として課することができない。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[雇用保険法]]
|[[雇用保険法#3|第3章 失業等給付]]<br>
[[雇用保険法#3-1|第1節 通則]]<br>
|[[雇用保険法第11条]]<br>(受給権の保護)
|[[雇用保険法第13条]]<br>(基本手当の受給資格)
}}
{{stub|law}}
[[category:雇用保険法|12]]
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小型船舶操縦士国家試験
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18405
275825
217066
2025-06-25T16:00:37Z
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wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|メインページ|技術}}
{{Pathnav|メインページ|試験|資格試験}}
小型船舶を操船するのに必要な操船免許を国家試験で受験する方法や登録小型船舶教習所で受講して修了試験に合格して取得する試験である。受験資格は特殊小型船舶、二級小型船舶が15歳9か月(免許取得は満16歳以上)、一級小型船舶が17歳9か月(免許取得は満18歳以上)。
== 試験の内容 ==
*[[小型船舶操縦士国家試験/身体検査]]
*[[小型船舶操縦士国家試験/学科試験]]
*[[小型船舶操縦士国家試験/実技試験]]
[[カテゴリ:国家試験|こがたせんぱくそうじゅうしこっかしけん]]
[[category:小型船舶操縦士国家試験|*]]
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中学校理科 第1分野/化学変化とイオン
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2025-06-26T01:35:36Z
Shun Fukami
88244
/* 酸と酸性 */
275899
wikitext
text/x-wiki
{{Nav}}
== 酸性とアルカリ性 ==
=== 酸と酸性 ===
[[ファイル:1-Blue and red litmus paper.jpg|thumb|left|リトマス紙]]
これまでに、塩酸(えんさん)や酢酸(さくさん)や硫酸(りゅうさん)などの酸について学んだ。これらの薄い水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 青色リトマス紙を赤色に変える。
* BTB液を加えると黄色になる。
このような性質を'''酸性'''(さんせい)と言った。また、酸性を示す物質を'''酸'''(さん、acid)と言った。酸性の水溶液のこれらの性質の理由は、イオンの観点で見ると、実は水素イオンH<sup>+</sup>の性質である。したがって、酸とアルカリをイオンの観点から定義しなおすと次のようになる。
酸とは、水に溶けたときに水素イオン H<sup>+</sup> を出す物質である。
たとえば塩化水素HClは、水溶液中では
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
と電離しているので、塩化水素は酸である。硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> も、同様に化学式に水素原子 H を含んでいる。この水素原子が水素イオンになるというわけである。
なお、「電離」(でんり)とは、水溶液に解けた時にイオンになる物質が、陽イオンと陰イオンに分かれることである。
アルカリとは、水に溶けたときに水酸化物イオン OH<sup>-</sup> を出す物質である。
たとえば水酸化ナトリウムNaOHは、水溶液中では
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
と電離しているので、水酸化ナトリウムはアルカリである。
{{コラム|アンモニア水がアルカリ性をしめす理由|
アンモニアNH<sub>3</sub>は、分子中にOHを含んでいないが、アンモニアの水溶液はアルカリ性をしめす。これは、アンモニアNH<sub>3</sub>は水に溶けると次のように電離して、水溶液中の水分子から水素イオンをうばってNH<sub>4</sub><sup>+</sup>をつくり、水酸化物イオンOH<sup>-</sup>を発生させるためである。
:NH<sub>3</sub>+H<sub>2</sub>O → NH<sub>4</sub><sup>+</sup>+OH<sup>-</sup>
このように、ある物質が酸かアルカリか、または、どちらでもないかは、イオン反応式も知らなければ判断できないので注意が必要だ。
アンモニアの例からも分かるように、もし化学式中に水素原子Hを含んでいても、その水溶液が酸性とは限らない。
}}
さて、つぎの節では、小学校以来これまでに習った酸とアルカリの基本的な性質を復習する。イオンの観点による酸やアルカリの定義と、これまでに習った酸やアルカリの基本的な性質や実験例、具体的な反応式などを関連付けてしっかり理解しよう。
=== 酸とアルカリの復習 ===
==== 酸についての復習 ====
酸性の溶液には次のような性質が有る。
* 食用に用いられる酢酸やクエン酸などの薄い水溶液を舐めてみると、すっぱい味がするように、食用の酸はすっぱいことが多い。
:'''(※ 注意:誤って、塩酸や硫酸などの水溶液を舐めてはいけない。)'''
:'''(※ 注意:理科室の物は、学校の先生の許可無く、味見しないこと。理科実験では危険な物質も扱うことがあるので、決して、許可無く口にいれてはならない。原則的に小中高の理科実験では、味見は行わない。たとえ食用で安全な物質だけを使う実験であっても、誤って別の危険な物質を混入させてしまう失敗をする場合もありうる。なので、理科実験では、念のため、最初から安全な物質でも味見をしないという指導が普通である。)'''
* 塩酸の水溶液は、鉄や亜鉛、マグネシウムなどの金属を溶かす。硫酸の水溶液は、金属と反応しやすい。
;主な酸
おもな酸には、塩酸HCl、酢酸CH<sub>3</sub>COOH、炭酸H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>、硫酸(りゅうさん)H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>、硝酸(しょうさん)HNO<sub>3</sub>などがある。ミカンなどの柑橘類(かんきつるい)に含まれるクエン酸や、食用油などに含まれるオレイン酸も酸である。
* 塩酸 HCl
塩酸 HCl とは、'''塩化水素'''(えんかすいそ、hydrogen chloride)という気体が溶けた水溶液である。
無色透明の水溶液である。強い酸性を示す。
塩酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
においは、刺激臭が有る。この刺激臭は塩化水素の蒸気のにおいである。
(※ 注意:塩酸のにおいをかぐ時は、決して直接、かいではいけない。塩酸の蒸気を手であおいだり鼻に風を送ったりして、間接的に、においをかぐ。)
:塩酸は、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄を溶かす。これらの金属を溶かすときに水素が発生する。この水素は塩化水素中に含まれていた水素原子が化学反応によって水素分子として生じたものである。
* 酢酸 CH<sub>3</sub>COOH
食用の酢酸水(CH<sub>3</sub>COOH水溶液)である食酢(しょくさく)には、酢酸(CH<sub>3</sub>COOH)が3%〜5%ほど含まれている。
酢酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:CH<sub>3</sub>COOH → CH<sub>3</sub>COO<sup>−</sup> + H<sup>+</sup>
においは、すっぱい刺激臭が有る。
濃い酢酸は、寒くなると凍る。凍った酢酸を氷酢酸(ひょうさくさん)という。
* 炭酸 H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>
二酸化炭素CO2の溶けた水溶液である。
* 硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>
水溶液中では、つぎのように電離している。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> → 2H<sup>+</sup> + SO<sub>4</sub><sup>2−</sup>
:硫酸 → 水素イオン + 硫酸イオン
強い酸である。
* 硝酸 HNO<sub>3</sub>
水溶液中では
:HNO<sub>3</sub> → H<sup>+</sup> + NO<sub>3</sub><sup>-</sup>
:硝酸 → 水素イオン + 硝酸イオン
と電離し、強い酸性を示す。
* 強酸(きょうさん)と弱酸(じゃくさん)
塩酸や硫酸などの強い酸のことを、まとめて、'''強酸'''(きょうさん)という。
一方、炭酸や酢酸などの、弱い酸を、'''弱酸'''(じゃくさん)と言う。
* 実験の際の注意
塩酸や硫酸、硝酸などの強い酸は、危険であり、取り扱いには注意を要する。皮膚などにつかないように注意する。
もし、実験の失敗などで、これらの酸の濃い酸が体にかかったり、大量の酸がかかったら、実験を中断し、すぐに大量の純水で洗い、先生や大人に相談すること。
注意するのは、酸の液体だけでなく、酸の液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
==== アルカリ ====
まず、復習をしよう。
水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カルシウム水溶液やアンモニア水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 赤色リトマス紙を青色に変える。
* BTB液を加えると青色になる。
* 水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えると、赤色に変わる。
このような性質を'''アルカリ性'''と言う。(または「塩基性」(えんきせい)と言う。高校では「塩基性」のほうの呼び方を使う。中学の段階では、アルカリ性で呼び方を統一してよい。)また、水溶液がアルカリ性を示す物質のことを'''アルカリ'''(alkali、発音:アルカライ)といい、高校では、そのような物質を「塩基」(base , ベイス)と呼ぶ。
アルカリの中にはタンパク質や脂肪などを溶かすものもあり、皮膚などを溶かし、強いアルカリや濃いアルカリの中には危険な物もある。取り扱いには注意すること。皮膚などにアルカリをつけないようにする。もしアルカリが目に入った場合は、即座に大量の純水で洗い流し、先生や大人に相談および連絡をして、必要に応じて保険医などに診察してもらうこと。
注意するのは、アルカリの液体だけでなく、アルカリの液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
こういう目にアルカリの入る事故が起きないように、あらかじめ、安全メガネなどを掛けておくなど、必要に応じて準備すること。
;主なアルカリ
* 水酸化ナトリウム NaOH
水酸化ナトリウム(すいさんかナトリウム、sodium hydroxide、ソウディアム・ハイドロオキサイド)は、強いアルカリ性を示す。なので取り扱いには気をつけること。
:白色で半透明の固体である。
:空気中に放置しておくと、空気中の水分を吸収し溶ける。この現象を「潮解」(ちょうかい,deliquescence,デリクエーセンス)といい、また、この性質を'''潮解性'''という。このため、水酸化ナトリウムを取り出すときは手際よく行う必要がある。
:アルミニウムを溶かす性質が有る。
:強いアルカリ性のため、タンパク質や脂肪などを溶かす。
* 水酸化カルシウム
消石灰のことである。
:白色の固体である。
:水には溶けにくいものの、溶ける。水酸化カルシウムの水溶液を'''石灰水'''(せっかいすい、limewater、ライムウォータ)という。
:石灰水に二酸化炭素を吹き込むと、白い沈殿物が生じる。この現象はよく、気体の種類が二酸化炭素であるかどうかを調べる手法に利用される。
* アンモニア NH<sub>3</sub>
アンモニアの水溶液を'''アンモニア水'''(アンモニアすい)という。
:刺激臭が有る。
*水酸化カリウム KOH
水酸化カリウムは、次のように電離する。
:KOH → K<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
==== 中性 ====
酸性でもなく、アルカリ性でもない性質を中性(ちゅうせい)という。純水(じゅんすい)は、中性である。
水溶液が中性をしめす物質は多くあるが、例を上げると、食塩水や砂糖水は中性である。リトマス紙に中性の水溶液をつけても、色は変わらない。
イオンの観点から見れば、水溶液が中性の物質は、たとえば、
:塩化ナトリウムNaClのように水溶液で電離はするが、水素イオンや水酸化物イオンOHをふくまない物質。
:砂糖のように、そもそも電離しなくて、イオンにならない物質。
:純水 H<sub>2</sub>O のように、水素イオン H<sup>+</sup> の数と、水酸化物イオン OH<sup>-</sup> の数とが、つりあっている物質。
などがある。
==== 中和 ====
酸性の溶液とアルカリ性の溶液を混ぜた水溶液を作ると、酸の水素イオン<math>\mathrm{H^+}</math>と、アルカリの水酸化物イオン<math>\mathrm{OH^-}</math>が結合し、水分子H<sub>2</sub>Oが出来る。
この反応を'''中和'''(ちゅうわ)と呼ぶ。
:H<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O
酸とアルカリが中和した際には水が生じる。
また、中和の結果、その水溶液は中性に近づく。中和とは、酸とアルカリが反応して水を生じることを言うので、必ずしも水溶液は中性ではない。
具体例として、塩酸 HCl と水酸化ナトリウム NaOH との、中和を考える。
:H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> + Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O + Na<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
のような反応が起こる。
(左辺前半の H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> はHClに由来。左辺後半の Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> は NaOH に由来。)
中和をしただけだと、水溶液にNaClが溶けて電離したままなので、塩化ナトリウム NaCl は 出来ない。
塩化ナトリウム NaCl のように、分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
たとえ塩化ナトリウムや塩化物で無くとも、もし酸とアルカリの中和反応で出来る化合物なら、その化合物は塩(えん)と言う。
塩の定義を、より詳しく言うと、中和反応での、酸の陰イオンと、アルカリの陽イオンとが結びついた化合物を、塩(えん)という。
詳しい定義で、たとえばNaClを説明すると、
:「酸(HCl)の陰イオン(Cl<sup>−</sup>)と、アルカリ(NaOH)の陽イオン(Na<sup>+</sup>)とが結びついた化合物を、塩(NaCl)という。」
というふうに、確かに、塩(えん)に なっている。
塩酸の水溶液に、水酸化ナトリウムを加えていくと、中和によって、だんだん中性に水溶液は近づいていく。
そのまま、さらに水酸化ナトリウムを加えると、もし完全にピッタリと塩酸の水素イオンを打ち消してつりあった瞬間では、水溶液は中性になるが、しかし現実には、ピッタリとつりあった瞬間で止めるのは不可能なので、よって基本的には、やや酸性よりの時点で実験を止めるか、それとも、ややアルカリ性に行き過ぎた時点で、実験を止めることになる。
つまり、けっして、
「ピッタリと中性になった時点で、水溶液を安定させて、もしそれ以上のアルカリまたは酸が外部から加えられてても、それ以上の反応の進行をとめるて中性のままで、いつづける」ような仕組みは無い。
なので、上述のように、完全に中和して中性になった水溶液に、そのあと少し余分に水酸化ナトリウムを加えられて、ややアルカリ性になった状態で、実験を終えることになるのが普通だろうか。
中和で生じる塩の種類については、反応に用いた酸とアルカリによって生じる塩が決まる。例えば、塩酸とアンモニア水が反応した時には水と塩化アンモニウム(えんかアンモニウム、ammonium chloride)が生じる。この反応は次の化学反応式で書かれる。
:<math>
\mathrm{HCl + NH_3 + H_2 O \rightarrow H_2O + NH_4 Cl}
</math>
以上の例のように、酸とアルカリを混合すると、中和によって、水と塩(えん)が生じる。
* おもな塩
・塩化ナトリウム(食塩) NaCl
<br />
中和によって塩化ナトリウムを生じさせたい場合は、塩酸HClと水酸化ナトリウムNaOHの中和で、塩化ナトリウムNaClを生じさせる事が出来る。
・硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>
<br />
硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> と水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> の中和によって、塩(えん)として、<span style="font-size: large">硫酸バリウム</span> BaSO<sub>4</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> + Ba(OH)<sub>2</sub> → BaSO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硫酸 + 水酸化バリウム → 硫酸バリウム + 水
硫酸バリウムは白色であり、また、沈殿(ちんでん)を生じる。つまり、硫酸バリウムは白色の沈殿になる。
したがって、硫酸と水酸化バリウムの中和で、白色の沈殿が生じる。この、硫酸と水酸化バリウムの中和で生じた白色の沈殿が、硫酸バリウムである。
反応式を書くときは、塩だけでなく、水も生じることを忘れないように。
なお、硫酸バリウムは、医療用の放射線検査でもちいる造影剤(ぞうえいざい)である。
・炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub>
<br />
白色の沈殿である。石灰水を白く濁らせるのは、この<span style="font-size: large">炭酸カルシウム</span> である。
炭酸と、水酸化カルシウム水溶液との、中和で炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → CaCO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:炭酸 + 水酸化カルシウム → 炭酸カルシウム + 水
・塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub>
<br />
塩酸 HCl と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で、塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub> が生じる。
・硝酸カルシウム Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub>
<br />
硝酸 HNO<sub>3</sub> と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で生じる。
:2HNO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硝酸 + 水酸化カルシウム → 硝酸カルシウム + 水
沈殿は'''生じない'''。水溶液から硝酸カルシウムを取り出す場合は、蒸発や再結晶などによって取り出す。
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以上の塩の例のように、塩には、NaClのように水に溶けやすい塩と、硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>のように水に溶けにくい塩との、2種類がある。
=== PH ===
水溶液中での酸性やアルカリ性には強さがある。酸性やアルカリ性の強さを決める要因は、おもに、その酸の種類またはアルカリの種類と、水溶液中での酸またはアルカリの濃度で決まる。
水溶液の酸性やアルカリ性の強さを表す値を '''pH'''('''ピーエイチ'''、もしくはペーハー) と呼ぶ。pH が、 pH=7のとき、その溶液は中性である。
pHが7未満が酸性である。pHが小さくなるほど、溶液は酸性に近づく。
一般に、pH=0 で最も強い酸性である。
またpHが7より大きいと、アルカリ性である。pHが大きくなるほど、溶液はアルカリ性に近づく。一般に、pH=14が最も強いアルカリ性である。
pHは普通、0から14の範囲内である。
私たち中学3年以上の読者は、イオンを知っているし、酸は水素イオン H<sup>+</sup> によって出来ることも知っているし、アルカリは水酸化物イオン OH<sup>-</sup> などによって出来ることも知っている。
つまり、PHの強さは、水溶液中の水素イオンや水酸化物イオンの数や濃度から、計算することができる。( PHとイオンの数の計算は、くわしくは、高校で習う。 )
{{コラム|高校の範囲: 水素イオン指数|
pH は、一定量を加えたときに電離したときの水素イオン濃度をもとに、値が決められています。(受験研究社)
酸は、どんな酸でも、水溶液中で電離したときに
水素イオン H<sup>+</sup> が発生します。
なので、水素イオン濃度 をもとに決める方法で、ほとんどの酸の強さを決められます。
:(※ もしかしたら、ごく例外的な酸で、pHが中性に近いのに反応のつよい酸などもあるかもしれないが、しかし中学高校では扱わないので、そういう例外的な物質は考えないでおく。)
同様に、すべてのアルカリは、水溶液中で電離したときに OH<sup>−</sup> を発生します。
この OH<sup>−</sup> の影響で、もとあった水にふくまれていた H<sup>+</sup> がうばわれます。
なので、水溶液全体の水素イオン H<sup>+</sup> の濃度を調べる方法で、
酸の強さもアルカリの強さも、両方とも分かる、という仕組みなわけです。
なので、pH のことを「水素イオン指数」とも言います(受験研究社)。
ただし、一般的には pH (ピーエイチ、ペーハー)の呼び方が普及しています。
:※ 詳しくは、高校で習います。中学では、ここまで知っておけば、もう十分でしょう。
}}
==== pH指示薬 ====
物質の中には、水溶液に接触させた時に、水溶液のpHの値によって色が変化するものがある。このような物質はpHを調べるのに用いることができるので、これらの物質のうちpHを調べる物質として実用化されている物質を'''pH指示薬'''(pH indicator、ピーエイチ・インディケイター)という。いわゆるリトマス試験紙もpH指示薬に含まれる。またリトマス試験紙のように、pH指示薬を試験用の紙に染み込ませて用いる事が多い。このようなpH指示薬を染み込ませてある紙を'''pH試験紙'''(pH indicator paper)という。
リトマス紙やBTB溶液やフェノールフタレイン溶液は、pH指示薬である。pH指示薬には、他にもメチルオレンジなどがある。
pH指示薬は、その物質によって、色を変えるpHの範囲が限られている。たとえば、メチルオレンジはpH=3.1以下では赤色で、そこからpHが高くなると黄色味を増していき、pH=4.4では橙黄色である。pH=4.4より高いpHでは橙黄色のまま、ほとんど色が同じなので、このpHの範囲では指示薬として用いられない。
なお、このように指示薬の色が変わるpHの範囲を'''変色域'''(へんしょくいき、indicator range など)という。
== 水溶液とイオン ==
=== 水溶液の電気伝導性 ===
==== 電解質 ====
水に溶かしたとき、その水溶液に電流が流れるようになる物質を{{ruby|'''電解質'''|でんかいしつ}}(英語: electrolyte)という。
:例) 塩化ナトリウム(食塩)、水酸化ナトリウム、塩化銅、硫酸、塩化水素(塩酸) など。
水にとかしてもその水溶液に電流が流れない物質を{{ruby|'''非電解質'''|ひでんかいしつ}}という。
:例) エタノール、砂糖、など。
塩化ナトリウムであっても、水溶液に溶かしていない、固体の塩化ナトリウムでは、たとえ電気回路に電圧を加えても、電気を流さない。水酸化ナトリウムも同様に、水溶液に溶かしていない固体の水酸化ナトリウムは電気を流さない。
塩化銅も、固体の状態では、電圧を加えても、電気を流さない。
水の電気分解の実験を思い出そう。純粋な水そのものは電気を通さないので、少量の水酸化ナトリウムを加えた。
水酸化ナトリウムは、電解質である。なので、ツジツマが合っている。
いっぽう、砂糖は、水に溶かしても(砂糖水にしても)電流が流れない。この事は、砂糖が非電解質であることと、ツジツマが合っている。
=== 塩化銅の水溶液に電気を流す実験 ===
塩化銅の水溶液に電気を流すため、水溶液にプラスの陽極とマイナスの陰極の電極を差し込んで電気を流すという実験について、これから説明する。
この塩化銅水溶液に電気を流す実験では、陰極に、銅が付着する。一方、陽極付近には、塩素が気体として発生する。
発生気体が塩素であることは、{{ruby|臭い|におい}}が、プールの消毒液のような臭いであることからも分かる。有毒な気体なので、あまり、かぎすぎないように。においをかぐときは、手であおぐようにして、かぐこと。
実験をするときは、換気をして、実験すること。
この陽極と陰極のそれぞれの発生物質から、塩化銅の水溶液では、塩素と銅という二つの物質に分かれている事が、予想される。
電気を流していない状態では、二つに分かれた塩素と銅は、水溶液に溶けている状態だが、電気を流すことで、出てきた、という仕組みが予想される。
電気は、プラスとマイナスが、引き寄せあうのだった。
陰極に銅が付着するということは、水溶液中の銅は、逆の電荷を持っているということであり、つまり銅はプラスの電荷を持っているということである。
一方、陽極に塩素が発生するという事は、つまり塩素は逆符号の電気を持っている、つまり塩素はマイナスの電気を持っているということである。
そのほかの様々な実験からも、塩化銅の水溶液中での、電気を流す前の塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。水溶液中の銅についても、塩化銅の水溶液の中では、電気を流す前の銅は、プラスの電気を持っていることが確認されている。
さて、普通の水に少量の食塩などを混ぜて電気を流すと、水の電気分解によって、水素と酸素が発生する。
今回の塩化銅の水溶液に、電気を流して、銅と塩素を発生させる実験は、つまり、塩化銅の電気分解(電解)をしたことになる。
なお、この実験で陰極に銅が付着することを応用して、金属の表面に 銅めっき をすることが出来る。
=== 銅の電解精錬 ===
[[File:Electrorefining copper jp.svg|thumb|400px|銅の電解精錬]]
銅の純度が20%から40%の銅精鉱を、コークス(主成分:炭素)などとの加熱反応で還元したものは、銅の純度が約99%であり、{{ruby|粗銅|そどう}}と呼ばれる。粗銅には亜鉛や銀などの不純物が含まれるため、純度をさらに上げるには、これらの不純物を分離する必要がある。その手段として電解が利用されている。
電解液には硫酸銅(II)水溶液を用いる。陽極(英語: anode、アノード)には、純度を上げたい粗銅を使用する。一方、陰極(英語: cathode、カソード)には純度の高い銅を用いる。電気分解により、以下の反応が起こる:
* 陰極: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
* 陽極: Cu → Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
陽極からは銅だけでなく、銅よりイオン化傾向の大きい鉄、亜鉛、ニッケルなども溶け出す。しかし、陰極で析出するのはほぼ銅のみであるため、高純度の銅が得られる仕組みとなっている。
粗銅中に銀や金が含まれていた場合、これらはイオン化傾向が銅よりも小さいため、陽極の下に沈殿する。この沈殿物を{{ruby|陽極泥|ようきょくでい}}(英語: anode slime)という。陽極泥には金や銀などが含まれているため、これらの貴金属も回収の対象となる。
陰極には純度99.99%程度の高純度銅が析出する。これを{{ruby|純銅|じゅんどう}}という。
=== 塩化水素の水溶液に電気を流す場合 ===
他の電解質の水溶液に、電気を流す場合も考えてみよう。
塩酸の水溶液に電気を流すと、陽極に塩素が発生する。塩化銅の水溶液に電気を流す実験でも、陽極には、塩素が発生したのであった。以上の2つの実験から、塩素をふくむ電解質の水溶液の陽極には、ふつう、塩素が発生することがわかる。
一方、塩酸の水溶液に電気を流す実験で、陰極(マイナス極)のほうには、水素が発生する。
:水素が陰極に引かれることから、水素は逆の電気を持っている、つまり水素はプラスの電気を持っている。
:塩素が陽極に引かれることから、つまり塩素の電気は逆符号の電気であり、塩素はマイナスの電気を持っている。
そのほかの様々な実験からも、塩酸や塩化銅の水溶液中での塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。
=== 原子の成り立ちとイオン ===
原子は, {{ruby|'''陽子'''|ようし}}と{{ruby|'''中性子'''|ちゅうせいし}}からなる{{ruby|'''原子核'''|げんしかく}}と、原子核のまわりを回る'''電子'''からできている。原子の直径は1億分の1cm程度である。電子は、原子核には含めない。
陽子の質量と、中性子の質量は、同じである。厳密にいうと、ほんのわずかに質量が違うのだが、ほとんど同じなので、中学の段階では、陽子の質量と、中性子の質量は同じである、と考えてよい。一方、電子の質量は、陽子と比べて、極めて小さい。電子の質量は、陽子の質量の 約 <math>\frac{1}{1800}</math> 倍 でしかない。
したがって、原子にとって、電子は、ほとんど質量が無い。ある原子や分子の質量の大きさを決めているのは、その原子核の陽子や中性子の個数である、と考えても、中学高校では、あまり問題は無い。
電子1個のマイナスの電気の強さは、陽子1個のプラスの電気の強さと符号が反対なだけで、強さは同じであるので、1個の電子と1個の陽子の力がつりあう。
原子の中心には+の電気をもつ原子核が1つあり、マイナスの電気をもついくつかの電子がそれを取り巻いている。安定している状態の原子や分子では、原子核の持つ陽子の数と、電子の持つ数とは、同じであり、原子核がもつ+の電気の総量と、電子のもつマイナスの電気の総量が等しいので、原子全体は電気を帯びていない。
ある原子が、何の'''元素'''であるかは、原子核に含まれる陽子の数で決まる。一方で、原子核の中性子の数は、陽子の数に近いが、必ずしも陽子と中性子の数が同じとは限らない。原子核に含まれる陽子の数が同じで(すなわち、同じ元素で)、中性子の数が異なるものを、{{ruby|'''同位体'''|どういたい}}(英語: isotope)という。
ふつうの水素原子の原子核は、1個の陽子だけである。1個の陽子だけを持つ水素原子のまわりの電子の数は、1個の電子がある。
[[File:Helium Atom jp.svg|frame|right|ヘリウム原子のモデル。図での緑色で表された粒が、中性子。ヘリウムの原子核は2個の陽子と、2個の中性祖を持つ。ヘリウムの電子は2個である。]]
ふつうのヘリウム原子の原子核は、2個の陽子と、2個の中性子との、計4個の粒子である。ヘリウムの電子の数は、陽子と同じ2個である。
ヘリウム原子の原子核の質量は、水素原子の原子核の質量の、ほぼ4倍である。
たとえば水素原子とヘリウム原子の質量の比なら、電子の質量は無視できる。よって原子核の粒子数の比から、ヘリウム原子の質量は、水素原子の質量の4倍である。
電気を帯びた原子を'''イオン'''という。イオンのうち、+(プラス)の電気を帯びたイオンを'''陽イオン'''と言い、いっぽう、-(マイナス)の電気を帯びたイオンを'''陰イオン'''という。
塩化銅の水溶液での塩素は、陰イオンである。塩化水素の水溶液での塩素も、陰イオンである。<br>
塩化銅の水溶液での銅は、陽イオンである。塩化水素の水溶液での水素は、陽イオンである。
イオンは原子が電子を失ったり受けとったりすることにより、安定な状態になったものである。陽イオンは、原子が電子を失って+の電気を帯びたものである。電子を2個失うと、1個の場合の2倍の+電気を帯びる。一方、塩素原子などは電子を受けとり-の電気を帯びる。
原子の記号の右肩に,帯びている電気の種類と量を書いた記号を'''イオン式'''という。
(注:イオン式という用語は、令和2年度教科書から全ての教科書で撤廃されました。)
:水素イオン(H<sup>+</sup>) …… 水素原子が電子を1個失った陽イオン
:銅イオン(Cu<sup>2+</sup>) …… 銅原子が電子2個を失った陽イオン
:カリウム イオン (K<sup>+</sup>)
:亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)
:ナトリウムイオン(Na<sup>+</sup>)
:塩化物イオン(Cl<sup>-</sup>) …… 塩素原子が電子1個を取りこんだ陰イオン
:水酸化物イオン(OH<sup>-</sup>)のように、イオンには原子がいくつか集まったもので電気を帯びたものもある。
:硫酸イオン(SO<sub>4</sub><sup>2-</sup>)
:硝酸イオン(NO<sub>3</sub><sup>-</sup>)
OHなど、いくつかの原子があつまった物であるが、分子にはなっていないものを、原子の集まりという意味で、原子団(げんしだん)と言う。
アンモニウムイオンも、このような、いくつかの原子があつまったイオンであり、アンモニウムイオンは原子団である。
ナトリウムイオンは陽イオンであり、Na<sup>+</sup>である。
塩化ナトリウム NaCl では、塩化物イオンCl<sup>-</sup>のマイナス電荷1個と、ナトリウムイオンNa<sup>+</sup>とのプラス電荷1個がつりあっているので、塩化ナトリウム NaCl 全体では電気を持っていない。
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
塩化銅 CuCl<sub>2</sub> も、塩化物イオン Cl<sup>-</sup> の2個と、銅イオン1個 Cu<sup>2+</sup> のプラス電荷の2個がつりあっているので(銅イオンの場合、銅原子1個につき電気が2個ある)、塩化銅 CuCl<sub>2</sub>全体では電気を持っていない。
: CuCl → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
電解質が水にとけて陽イオンと陰イオンとに分かれることを{{ruby|'''電離'''|でんり}}(英語: ionization)またはイオン化という。非電解質は電離しない。
塩化ナトリウムが水に溶けてイオンに分かれることも、電離である。塩化銅が水溶液中で塩化物イオンと銅イオンに分かれることも電離である。
砂糖が水に溶けても、電離はしていない。エタノールを水に溶かしても、電離してない。
塩化水素は、気体の状態では水素原子と塩素原子が結合したもので電気的に中性である。水にとけると、水素イオンH<sup>+</sup>と塩化物イオンCl<sup>-</sup>となる。1つの塩化水素からは1つの水素イオンと1つの塩化物イオンができる。
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
*さまざまな電解質の電離の例
・塩化水素
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・塩化ナトリウム
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・水酸化ナトリウム
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
・塩化銅
: CuCl<sub>2</sub> → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
=== 参考: 人体とイオン ===
スポーツドリンクなどの広告とかで、「電解質」やら「イオン」などの文字を見たり聞いたりすることもあるでしょう。保健体育などの授業でも、電解質やイオンなどの言葉を聞く場合もあるかもしれません。
これは、どういうことでしょうか。
じつは、私たち人間の体にも、血液中などに、塩化物イオンやナトリウムイオンなどのイオンが溶けています。
ナトリウムイオンは、人体で、さまざまな働きをしています。汗をかくと、ナトリウムイオンなどのイオンが失われます。もしナトリウムが不足しすぎると、 めまい や けいれん などの危険な症状になります。
なので、ナトリウムイオンなどをおぎなうために、食事などでは{{ruby|食塩|しょくえん}}をおぎなう必要があるので、塩分のふくまれたものを食べるのです。
学校の給食は、栄養士の人などが、中学生に必要な塩分やカロリーやビタミンなどを計算して、給食を作っています。アレルギーが無い限り、なるべく給食を食べるようにしましょう。
さて、汗をたくさん、かいたあとに、水だけを飲んでも、ナトリウムは補われません。熱中症で、汗をかきすぎた場合は、患者に水だけを飲ませるよりも、うすめの食塩水をのませたほうが良いのです。(中学高校の保健体育の教科書でも、そう説明されています。)ちなみに、みそ汁の濃度と同じくらいの濃度が、熱中症の人に飲ませる食塩水の濃度では、ちょうど良いとされています。この濃度は、水1kgあたり、食塩2gていどです。
スポーツドリンクで「イオン」とか「電解質」と言ってるのは、商品にもよりますが、運動で汗をかいたときに不足しやすいナトリウムなどのイオンが含まれている飲料だからです。
=== 電池のしくみ ===
化学変化や温度差、光などの作用によって電気エネルギーをつくり出す装置を{{ruby|'''電池'''|でんち}}(英語: battery)という。
電池のうち、化学変化を利用して化学エネルギーを電気エネルギーに変える電池のことを、{{ruby|'''化学電池'''|かがく でんち}}と呼ぶ。
一方、太陽光発電パネルなどのように、化学反応を用いなくても発電できる装置は、化学電池ではない。
本節では、化学電池を重点的に説明する。イオンの観点から、化学電池を説明する。
さて、化学電池では、どうやって、化学変化で電気を起こしているのだろうか。
* 復習:電気回路とは
まず、電気回路について、復習の便宜のため、説明しておこう。
まず電流とは、導線の内部を、マイナスの電気をもつ電子が流れているのが電流の正体である。
金属線を電池などの電源に接続すると、金属線中の電子は-極から+極に向かっていっせいに移動する。回路を流れている電流とは、このように電源の-極から+極に流れる電子の移動である。
'''電流の向きは電源の+極から出て-極に入る向きに流れる'''と決められている。これは、電流の向きが決められた当時は電子がまだ発見されていなかったことによる。電流の正体が-の電気をもつ電子の流れであることがわかってからも、「電流は電源の+極から出て、-極に入る向きに流れるもの」と定義されている。
==== 参考:電池の発見の歴史 ====
[[File:VoltaBattery.JPG|thumb|200px|ボルタの電椎(でんつい)とほぼ同じ構造の電池。]]
1780年ごろ、イタリアの解剖学者ガルバーニ(1737〜1798)は、解剖したカエルの あし に2種類の金属を接触させると、あしが感電したかのようにけいれんすることを発見した。ガルバーニはカエルの筋肉に電気がたくわえられているのだろうと考え、これを「動物電気」と名づけた。
しかし、解剖した あし が けいれん する本当の原因は、2種類の金属が、電池の電極となって、電気をつくっているのだった。
イタリアのボルタ(1745〜1827)による電池の研究によって、けいれんの本当の原因が明らかになった。
そしてボルタは、1800年、2種類の金属(銅と亜鉛)で、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)でしめらせた厚紙をはさんだ物によって電池をつくり、現代でいう「ボルタの電池」を発明した。
[[File:ボルタの電椎のしくみ.svg|thumb|350px|left|ボルタの電椎のしくみ]]
この電池から取り出される電流は小さかったので、ボルタは直列的に2種類の金属ではさんだ厚紙(食塩水でしめらせてある)を何段も積みかさね、柱状にした電池を発明した。この柱状に積み重なったボルタの電池を「ボルタの電椎」(でんつい)という。
{{-}}
==== ボルタの電池 ====
[[File:ボルタの電池.svg|thumb|400px|ボルタの電池]]
うすい塩酸、またはうすい硫酸に、亜鉛板と銅板をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の正極で、亜鉛板の側が負極である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液からなる電池を'''ボルタの電池'''(Voltaic pile)という。
亜鉛板が電池のマイナス極に相当し、銅板がプラス極に相当する。
ここで重要なのは、決して片方の亜鉛板だけを硫酸にひたしても、マイナス極しか出来ていないから、電気は発生しなくて、電池にはならない。たとえ亜鉛板が酸と反応して溶けても、電池は出来ず、電気も流れず、単に亜鉛板が硫酸にとけていくだけである。
マイナス極の亜鉛板だけでなく、亜鉛板にくわえて、プラス極になる銅板を薄い硫酸にひたして、こうしてプラス極とマイナス極とがそろって、化学電池になるのである。
ボルタの電池が、電池であることを確認するには、回路に豆電球(ただし理科実験用の小型のもの)をつないだり、あるいはモータ(ただし理科実験用の小型のもの)をつなげば良い。回路に電球やモータをつないだとき、電極で起こる化学反応は以下の通りである。
* 亜鉛板
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)になり水溶液にとけ出す。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
* 銅板
亜鉛板にたまった電子が導線へ流れ出し、モーターを通ったあと銅板に流れこむ。この電子は、水溶液中の水素イオン(H<sup>+</sup>)と結びつき水素原子になる。できた水素原子2個が結びついて水素分子(<math>H_2</math>)になる。
電子の流れは「亜鉛板 → 銅板」なので、電流の向きは、「銅板 → 亜鉛板」となり、亜鉛板が−極、銅板が+極となる。
ボルタの電池の電圧は、最初は常にほぼ一定である。この電池が作る電圧を{{ruby|'''起電力'''|きでんりょく}}(英語: electromotive force, EMF)という。ボルタの電池の起電力は、1.1ボルトである。
電圧や起電力の単位の「ボルト」の由来は、ボルタの電池を発見したボルタが由来である。
なお、ボルタの電池は、時間がたつと、起電力が下がっていってしまう。
起電力が下がる理由として、よく言われてきた説は「反応中に銅板で発生する水素による泡が原因である」という説があるが、詳しい理由は不明、または他の理由なども混ざった複合的な現象であるかもしれないと考えられている。(このため、原因については入試に出ない)
用語として、水素の泡が原因という説に立った場合の用語だが、電極に発生した泡による起電力の低下を、電池の{{ruby|分極|ぶんきょく}}(英語: polarization)という。(分極は高校レベルなので、中学生は、あまり気にしなくて良い。)
ボルタの電池のように、プラス極の金属板とマイナス極の金属板は、べつの種類の元素でなければならない。プラス極とマイナス極の両方の金属板を亜鉛板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
同様に、プラス極とマイナス極の両方の金属板を銅板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
ボルタの電池の他にも、化学反応を用いた電池は多くある。たとえば、乾電池に用いられるアルカリ電池やマンガン乾電池も、化学反応を用いている。
このように、起電力の電圧の発生要因に化学反応を用いている電池を化学電池(かがくでんち)という。
金属と酸との化学電池の組み合わせは、銅と亜鉛だけでなくとも、可能である。
銅板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
亜鉛板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
※ じつは、ボルタ電池では、亜鉛板のほうにもH<sub>2</sub>の泡が発生する(これは、後述のイオン化傾向の理論通りの結果である)。起電力が低下する原因として、銅表面が実は酸化銅であり、それが電池として使用されて消耗するからだという説もある。このように事情で、「分極」の通説が間違っている可能性もあるので、中高生はボルタ電池には深入りの必要は無い。後述のダニエル電池に、仕切りの「素焼き板」がある。「素焼き板が無くても電池が作れる」という事さえ、分かればいい。
※ 論文[https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/46/10/46_KJ00003520589/_pdf 『ボルタ電池はもうやめよう』, The Chemical Society of Japan]が詳しい。
==== イオン化傾向 ====
:(※くわしくは高校でイオン化傾向を習うが、中学の検定教科書と参考書などに書かれているので、余裕があれば学んで頂きたい。)
ボルタ電池や、後述するダニエル電池のような反応がなぜ起こるかは、この節で説明する、亜鉛板と銅板との「イオン化傾向」というものの差による。
金属元素の単体を水または水溶液に入れたときの、陽イオンのなりやすさを{{ruby|'''イオン化傾向'''|イオンか けいこう}}(英語 ionization tendency、イオニゼイション・テンデンシー)という。
例として、亜鉛Znを{{ruby|希塩酸|きえんさん}}HClの水溶液に入れると、亜鉛Znは溶け、また、亜鉛は電子を失ってZn<sup>2+</sup>になる。
:Zn + 2H<sup>+</sup> → Zn<sup>2+</sup> + H<sub>2</sub>
一方、銀Agを希塩酸(薄い塩酸のこと)に入れても反応は起こらない。
このように金属のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさ)の大きさは、物質ごとにイオン化傾向の大きさが異なる。
今度は、銅を希塩酸の溶液に入れてみた場合を考える。この場合は、なにも反応しない。
以上の例だけでは、まだ、銅と銀のイオン化傾向の大きさの大小関係は不明である。
* 銅と銀のイオン化傾向
;硝酸銀溶液と銅の場合
そこで、銅と銀のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)を比べるための実験例として、
硝酸銀AgNO<sub>3</sub>の溶液に、銅線や銅板などの銅の固体を添加する。
ここでは、銅板を添加したとしよう。すると、銅板の表面に銀が付着し、銀が析出する。
一方、この硝酸銀の溶液中では銅板は陽イオンとなり溶ける。
溶液は、しだいに青くなるが、この青色は銅イオン溶液の色である。以上の変化を反応式で書くと、
:Cu + 2Ag<sup>+</sup> → Cu <sup>2+</sup> + 2Ag
なお、この反応で生じた銀を、生じ方が樹木が伸びるように析出した銀が伸びることから{{ruby|'''銀樹'''|ぎんじゅ}}という。
;硫酸銅溶液と銀の場合
いっぽう、今度は溶液を変え、硫酸銅 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> の溶液に銀板Agをいれても、
なにも析出せず、なにも変化は起きない。
これらのことから、銅は銀よりもイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)が大きいであろうことが予測できる。
;亜鉛と銅のイオン化傾向
また溶液を変え、硫酸銅の水溶液に亜鉛板Znを添加すると、亜鉛の表面に銅が析出する。
このことから、亜鉛Znは銅Cuよりもイオン化傾向が大きいことが予想できる。
* イオン化列(イオンか れつ)
さまざまな溶液や金属の組み合わせで、イオン化傾向の比較の実験を行った結果、
イオン化傾向の大きさが決定された。
左から順に、イオン化傾向の大きい金属を並べると、以下のようになる。
: Li > K > Ca > Na > Mg > Al > Zn > Fe > Ni > Sn > Pb > (H<sub>2</sub>) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
:左側ほど、陽イオンになりやすい。 右側ほど、イオン化しづらい。
(中学の段階では、覚える必要はない。)
金属を、イオン化傾向の大きさの順に並べたものを金属の{{ruby|'''イオン化列'''|イオンかれつ}}(英語: ionization series)という。
水素や水は金属では無いが、比較のため、イオン化列に加えられる。
金属原子は、上記の他にもあるが、高校化学では上記の金属のみのイオン化列を用いることが多い。
なお、イオン化列の記憶のための語呂合わせとして、
「リッチに貸そうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる借金。」(りっちに かそうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる しゃっきん。)
などのような語呂合わせがある。ちなみにこの語呂合わせの場合、
:「Liリッチ に Kか そう かCa なNa、まMg あAl、あZn てFe にNi す なPb、ひH2 どCu すHg ぎAg る 借金Pt,Au。」
と対応している。中学では無理に覚える必要はない。
==== ダニエル電池 ====
[[File:Daniell cell education japanese.svg|thumb|400px|ダニエル電池]]
[[File:Galvanic cell-ja.png|thumb|400px|ダニエル電池<br>
この図での「カチオン」<br>とはZn<sup>2+</sup> のこと。「アニオン」とはSO<sub>4</sub><sup>2-</sup> のこと。
※ 中学生用の説明図がまだ作成されていません。検定教科書や市販の教材で、図をご確認ください。
アノードとは、電池のマイナス極のこと。カソードとは電池のプラス極のこと。
]]
:(※編集者への注意。 2021年の指導要領改訂により、従来のボルタ電池に加えて、ダニエル電池を中学で習うようになった。また、イオン化列もより詳しく習うようになった。)
ビーカーをセロハンまたは素焼き(すやき)の筒・板で区切り、どちらかに硫酸銅水溶液に銅板、もう一方に硫酸亜鉛水溶液に亜鉛版をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の+極(プラスきょく)で、亜鉛板の側が-極(マイナスきょく)である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液、セロハンまたは素焼きの板からなる電池を'''ダニエル電池'''という。
※ 素焼きとは、天然の粘土をこねて焼いた材料。
ダニエル電池にはボルタ電池では分極の原因だった H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> が無いので、ダニエル電池では分極が起きない。
* 亜鉛板側
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオンになり水溶液にとけ出す。なので亜鉛イオンはとけてボロボロになっていく。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
: 亜鉛(原子) → 亜鉛イオン + 電子(2個)
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。
* 銅板側
亜鉛版側から流れてきた電子e<sup>-</sup>は硫酸銅水溶液中の銅イオンとくっつき、銅原子となり銅板に付着する。
: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
: 銅イオン + 電子(2個) → 銅(原子)
銅イオンが銅板に付着するため、硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、溶液の色も青色から無色に変化していく。
* セロハンを使う理由
セロハンとは?→紙のようなもので目には見えない無数の穴があり、イオンが通り抜けることができる。
:1...液体が混合するのを防ぐため。
:→当たり前のことであるが、硫酸銅水溶液と硫酸亜鉛水溶液をセロハン・仕切りを入れずにビーカーに入れたら混ざってしまう。
:2...電気的なかたよりを防ぐため。
:→ダニエル電池では、銅板側の硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。ということは、銅板側では陽イオンである銅イオンが減り、-にかたよっている、亜鉛側では陽イオンである亜鉛イオンが増え、+にかたよっているといえる。そのためダニエル電池ではセロハンを通してイオンが移動する現象が起きる。亜鉛版側の亜鉛イオンが硫酸銅水溶液側に行き、銅板側の水溶液の硫酸イオンが+極側に移動する。そのため電気的なかたよりがなくなる。
==== 身の回りの化学電池 ====
*マンガン乾電池
マンガン乾電池の起電力の電圧は約1.5ボルトである。
マンガン電池の内部では、マイナス極に亜鉛を用いており、プラス極に二酸化マンガンを用いている。
電解質として、塩化亜鉛水溶液を用いている。
ボルタ電池のような反応がなぜ起こるかは、次の節で説明する、亜鉛板と銅板とのイオン化傾向の差による。
===== 二次電池 =====
* 鉛電池(なまり でんち)
自動車のバッテリーで用いられている電池である。
電極は、マイナス極に{{ruby|鉛|なまり}}を用いている。プラス極には、酸化鉛を用いている。
電解質には、うすい硫酸が用いられている。
鉛電池では、外部から逆向きに電流を加えることで、{{ruby|'''充電'''|じゅうでん}}が出来る。このように、充電の出来る電池のことを{{ruby|二次電池|にじでんち}}と言う。
一方、充電できない電池を{{ruby|一次電池|いちじ でんち}}という。マンガン乾電池は充電できないので、マンガン乾電池は一次電池である。
* リチウムイオン電池
携帯電話のバッテリーや、ノートパソコンのバッテリーに用いられている。二次電池であり、充電できる。
* ニッケル水素電池
デジタルカメラなどに用いられている。二次電池であり、蓄えられる電気の大きさが大きい。
=== 燃料電池 ===
[[Image:Solid oxide fuel cell protonic.svg|thumb|燃料電池。 (水素-酸素系)<br>左側から供給された水素 H<sub>2</sub> の一部は、正極でイオン化され、負極にたどり着き、酸素 O<sub>2</sub> と反応し水になる。<br>anode = 陰極 , cathode = 正極 , Fuel = 燃料 , electrolyte = 電解質 .]]
酸素と水素を用いて、電気分解と逆の反応を行っている。水素などの陽極の燃料を、触媒を用いてイオン化させ、余った電子を取り出す電池。陽極の燃料が水素の場合は、陰極で酸素および回収した電子と反応し水になる。このような仕組みで、電気を取り出す装置を燃料電池(ねんりょう でんち)という。様々な方式の燃料電池がある。
:2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub> → 2H<sub>2</sub>O + 電気
一方、電気分解は、次のような反応式で表せた。
:2H<sub>2</sub>O + 電気 → 2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub>
水素ガスなどからエネルギーを取り出せる燃料電池(ねんりょう でんち)は、べつに発電方法では無い。電池は、発電した電力を蓄える装置でしかない。水素ガスを作るのに、別の電力が必要になる。
石油を燃やしたりするのとは違い、燃焼を行っておらず、反応では水と電気が出来るだけなので、直接的に大気汚染をすることは無く、環境への負担が低いと考えられており、そのため燃料電池の開発が進められている。
=== 電気分解 ===
電解質の水溶液に、電極を2本入れて、それぞれの電極に、外部の直流電源から電気を通じると、電極で水溶液中の物質に化学反応を起こせる。これを'''電気分解'''(でんきぶんかい、electrolysis、イレクトロシス)という。あるいは略して'''電解'''(でんかい)という。
電気分解で、直流電源の負極につないだ側の電極を'''陰極'''(いんきょく、cathode、カソード)という。
電気分解で、直流電源の性極につないだ側の電極を'''陽極'''(ようきょく、anode、アノード)という。
陰極の電荷は、電源の負極から電子が送られてくるので、陰極は負電荷に帯電する。一方、陽極の電荷は、正電荷に帯電する。
なお、電極には、白金や炭素などを用いる。
一般に電気分解で反応を起こしたい対象は「水溶液」であり、電極そのものは反応を起こしたい対象ではないので、混同しないように注意のこと。外部の文献などでは、説明の簡略化のため、電気分解では「電極での反応」などという事が多いが、電極そのものが析出をするのでは無いので、間違えないように。
この電気分解の実用例として、金属の精錬に利用されている。
;水の電気分解
純水な水は電気を通さないので、導電性を高めるために硫酸か、あるいは水酸化ナトリウムを加える。
ナトリウムは、非常にイオン化傾向が大きいので、ナトリウム原子は陰極では電子を受け取らずに、水分子がイオンを受け取るので、結果として、下記のように水素イオンが電子と反応をするので、水の電気分解が下記のように起きる。
陰極で水素 H<sub>2</sub> が発生する。
:陰極: 2H<sup>+</sup> + 2e<sup>-</sup> → H<sub>2</sub>↑
陽極では、酸素 O<sub>2</sub> が発生。
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
:陽極: O<sub>2</sub>が発生。
このままだと、陰極と陽極の電子の数が釣り合わないので、陰極を2倍すればいい(すると、両方とも4個になる)。
:陰極: 4H<sup>+</sup> + 4e<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>↑
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
さて、実験結果では、水の電気分解で発生する気体の体積の比率は、一定で、
:(陽極の酸素):(陰極の水素)= 2:1
である。
ちょうどこれは、上記の電子の個数がつりあった陰極と陽極の化学式での、それぞれの気体の係数に、反比例をしている。
この事と、他のさまざまな化学反応実験の結果を合わせれば、今回の実験が、この中学理科であつかった分子やイオンの考え方が正しい事の証明のひとつになる。
:(※ 範囲外)中学の検定教科書では深入りしないが、電気分解に限らず、化学合成や分解といった化学反応では、一般的に、電子の受け渡しが仲介として行われている。そのため、上記のように、電子の個数に注目して化学式を計算していった結果が、実験結果によく合う事になる。(詳しくは高校で習う。)
=== 発展: 強電解質と弱電解質 ===
:※ 参考書の範囲
塩化ナトリウムのように、水に溶かすと電気を流れさせることのできる物質のことを、電解質という。
電解質のなかには、水に加えた分子のかZu の割には、電流が流れづらい物質もある事が分かっている。
たとえば、酢酸(さくさん) や、 アンモニア(アンモニア水)が、そうである。
これは、加えた分子のうち、一部しかイオンになっていないからである。このような、水に溶かしたさいに、どれだけの割合でイオンになるかを数値的に示した割合のことを「電離度」(でんりど)という(高校の範囲なので、理解できなくても良い)。
たとえば、酢酸の電離度は 0.1 の前後や 0.01 くらいであることも多い(温度や濃度によって変わるので、覚えなくて良い)。
いっぽう、塩酸の電離度は、0.999 のように、ほぼ1に近いので、計算では塩酸の電離度は1で近似するのが普通である
電離度の数値は、割合なので、0から1のあいだの数値を取る。
:※ じつは受験研究社が、脚注で「電離度」を紹介している(P.304 の脚注)。
電離度が、一定の割合よりも低い場合、その物質のことを、弱電解質(じゃくでんかいしつ)という。
いっぽう、塩酸や硫酸、水酸化ナトリウムなどは、その多くが水の中ではイオンになるので、これを強電解質といい、電離度は大きい。
上記では、サラっと「電離」という言葉を使ったが、水溶液中で、電解質の分子がイオンになって陽イオンと陰イオンに分かれることを「電離」(でんり)という(旺文社)。
「電」解質が、陽イオンと陰イオンに分かれて「離」れるから、その名の通り「電離」と呼ぶ。
電解質の単元でも紹介したが、電流が流れるのは、あくまでイオンに分かれて電離しているときである。
なので、たとえ強電解質であっても、水に溶かしていない固体ならば、電気を流さない。
たとえば塩化ナトリウムの固体は、強電解質であるが、しかし固体のままなので、電気を流さない。
{{コラム|「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の考え混同しないように|
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」の考えは、別物ではある。混同しないように。
たとえば、食塩である塩化ナトリウム NaCl は、強電解質ではあり、電離度も高く、電離度は 1 に近い。しかし、NaCl は、その水溶液(食塩水)は、まったく酸性でもなければアルカリ性でもない。
このように、「強酸」・「強アルカリ」の考え方と、強電解質の考え方は、まったく別々のものである。
あまり、関連づけて考えないほうが安全だろう。(参考書でも、関連づけはしていない。
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」は、両方とも、「電離度」の考え方で、考えることができる。
なので、無理やりにでも関連づけをさせようとすれば、「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の関連づけをさせる事もできる。だが、上記の食塩のように、あくまで別々の考えなので、あまり関連づけをしないほうが安全である。
}}
=== 塩とpH ===
分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
さて、強酸と弱アルカリを中和したときに得られる塩について、考える。
塩酸(これは強酸である)HClとアンモニア水(これは弱酸である(NH<sub>3</sub>水溶液)との中和で生じる塩は、塩化アンモニウム NH<sub>4</sub>Cl である。
この塩化ナトリウムを取り出して、、あらたに中性の水溶液中にこの塩化アンモニウムを加えると、下記のように電離する。
NH<sub>4</sub>Cl → NH<sub>4</sub><sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
弱アルカリを作るもとになっているアンモニウムイオンによって作られるアルカリ性と、塩素イオンによって作られる酸性とで、全体として強酸のもとになっている塩素イオンによって生じる酸性のほうが強いので、全体として、塩化アンモニウムの水溶液は、酸性になる。
同様に、硝酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
同様に、硫酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
このように、強酸と弱アルカリからなる塩を、中性の水溶液に加えた場合は、全体として酸性になる場合が多い。
次に、今度は、弱酸である酢酸 CH<sub>3</sub>COOH と、強アルカリである水酸化ナトリウム NAOH の中和によって生じる塩である 酢酸ナトリウム CH<sub>3</sub>COONa を考えよう。
酢酸ナトリウムは、中性の水溶液中で、次のように電離する。
CH<sub>3</sub>COONa → CH<sub>3</sub>COO<sup>-</sup> + Na<sup>+</sup>
この酢酸ナトリウム水溶液は、全体として、アルカリ性を示す。
ほか、炭酸ナトリウム Na<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> 水溶液も、全体としてアルカリ性を示す。(炭酸は弱酸であり、水酸化ナトリウムは強アルカリであるので。)
このように、弱酸と強アルカリからなる塩の水溶液は、アルカリ性を示す場合が多い。
なお、塩化ナトリウム NaCl 水溶液は、中性を示す。
これは、強酸である塩酸 HCl と 強アルカリである水酸化ナトリウム NaOH の塩として NaCl を考えれば、強酸と強アルカリとの塩であると考えることができる。
つまり、強酸と強アルカリとの塩は、中性を示す場合が多い。
同様に、いちいち式を書かないが、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、硫酸カルシウム、塩化バリウム、硝酸バリウム、硫酸バリウムなど、すべて、それぞれの水溶液は中性を示す。
水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> や、水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> は、それぞれ強アルカリであるので。
ただし、弱酸と弱アルカリとの反応は、やや特別である。
なお、暗黙の前提として、中和反応によって生じる「塩」は、電解質である。
なお、余談だが、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウムなどは、水に溶けにくい。
このように、電解質だからといって、水に溶けるからといって、水に溶けやすいとは限らない。
なお、塩化バリウムは、水に溶けやすい。(上記の溶けにくい物質に、塩化バリウムが無いことに注目)
このため、塩化バリウム水溶液と、硫酸銅水溶液を混ぜると、溶けにくい硫酸バリウムが出来るので、硫酸バリウムの沈殿が出来る。(受験研究社の参考書にある実験例)
:※ 中学の範囲を超えるので、深入りしない。旺文社の参考書では紹介していない実験。
== 発展 ==
=== 発展: 電子殻 ===
この節で扱う電子殻(でんしかく)について、詳しくは高校で習う。
[[Image:Electron shell 008 Oxygen (diatomic nonmetal) - no label.svg| thumb |200px| 酸素原子Oの電子は、K殻に2個の電子。L殻に6個の価電子を持つ。]]
[[File:Electron shell 001 Hydrogen (diatomic nonmetal) - no label.svg|thumb|200px| 水素原子Hの電子は、K殻に1個の価電子を持つ。]]
原子の構造のうち、電子が並んでいる原子核の周りの部分について、より詳しく見ていこう。
; 電子殻(でんしかく、electron shell) : 電子が飛び回っている部分全体を指す。階層構造になっている。
この電子殻は何重かにわかれており、内側から{{ruby|'''K殻'''|ケーかく}}(英語: K shell)、{{ruby|'''L殻'''|エルかく}}(英語: L shell)、{{ruby|'''M殻'''|エムかく}}(英語: M shell)、……と呼ぶ。
それぞれの層に入ることのできる電子の数は決まっており、その数以上の電子が一つの層に入ることは無い。たとえば、K殻に入ることのできる電子の数は2つまでである。また、電子は原則的に内側の層から順に入っていく。M殻以降では例外もあるが、中学・高等学校の化学ではこれについては扱わない。
また、いちばん外側の電子殻にある電子を{{ruby|'''最外殻電子'''|さいがい でんしかく}}と呼ぶ。最外殻電子は原子の性質に大きな影響を与える。ある原子とある原子との接点が、実際には電子殻であるため、原子の結合の仕方などはこの最外殻電子の個数が重要になってくる。原子の性質を決める最外殻電子を特別に{{ruby|'''価電子'''|かでんし}}(英語: valence electron)と呼ぶ。
:※ 「価電子」という用語は中学では習わないかもしれないが、当wikiの図表の都合で、紹介する。
最外殻にそれ以上電子が入ることのできない状態を{{ruby|'''閉殻'''|へいかく}}という。閉殻になっている原子の価電子の個数は'''0'''である。
[[File:Electron shell 002 Helium - no label.svg|thumb|left|200px| ヘリウム原子Heの電子は、K殻に2個の電子を持つ。ヘリウムは閉殻構造である。閉殻なのでヘリウムの価電子は0と数える。]]
基本的には、周期表の順番どおりに、電子が埋まっていく。だから、第一周目の水素 H とヘリウム He は、最外殻電子はK殻となる。
:※ 本ページ内に、周期表を掲載。「周期表・付録」でページ検索すると閲覧できるようにしておく。[[中学校理科_第1分野/化学変化とイオン#周期表・付録]]
そして、周期表の2行目以降のリチム Li やベリリウム Be などは、L殻に電子が配置されはじめる。
[[File:電子配置.png|400px|thumb|周期が3までの元素の電子配置]]
各々の原子の電子の、電子殻への配列の仕方を{{ruby|'''電子配置'''|でんしはいち}}(英語: electron configuration)という。K殻に2個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガス(希ガス)であるヘリウムHeの電子配置と同じである。L殻まで電子が全て収められ、L殻に8個の電子とK殻に2個の電子の合計10個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガスであるネオンNeの電子配置と同じである。
同様に、M殻の終わりまで全て電子が収められた状態は、貴ガスであるアルゴンArの電子配置と同じである。
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Electron shell 011 Sodium.svg |ナトリウム原子Naの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に1個の価電子を持つ。イオン(Na<sup>+</sup>)になったときは、最外殻の電子1個が放出されている。<br />電解質の場合、ナトリウムの電子殻が放出した電子の行き先は、電解質の、もう一方の原子の電気殻である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、ナトリウムNaの放出した電子の行き先は、塩素原子Clの電子殻である。
File:Electron shell 017 Chlorine.svg| 塩素原子Clの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に7個の価電子を持つ。イオン(Cl<sup>-</sup>)になったときは、最外殻に電子が1個入っている。<br />電解質の場合、塩素の電子殻に、やってきた電子の出所は、ほかの原子である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、塩素原子Clの電子殻にやってきた電子の出所(でどころ)は、ナトリウムNaから放出されている。
</gallery>
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Electron shell 010 Neon.svg|ネオンの電子配置。
File:Electron shell 018 Argon.svg|アルゴンの電子配置。
</gallery>
ナトリウムがイオン化すると、電子配置はネオンNeと同じになる。(原子核は、ナトリウムNaとネオンNeは、ちがっている。)
塩素がイオン化すると、電子配置は、アルゴンArと同じになる。(原子核は、塩素 Cl とアルゴン Ar は、ちがっている。)
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* 第1周期…H:水素 He:ヘリウム
* 第2周期…Li:リチウム Be:ベリリウム B:ホウ素 C:炭素 N:窒素 O:酸素 F:フッ素 Ne:ネオン
* 第3周期…Na:ナトリウム Mg:マグネシウム Al:アルミニウム Si:ケイ素 P:リン S:硫黄 Cl:塩素 Ar:アルゴン
* 第4周期…K:カリウム Ca:カルシウム
{| class="wikitable" style="float:right"
|+ 原子番号20までの原子の電子配置
! 原子番号 !! 元素記号 !! K殻 !! L殻 !! M殻 !! N殻 !!
|-
! 1 !! H
| 1 || || || ||
|-
! 2 !! He
| 2 || || || ||
|-
! 3 !! Li
| 2 || 1 || || ||
|-
! 4 !! Be
| 2 || 2 || || ||
|-
! 5 !! B
| 2 || 3 || || ||
|-
! 6 !! C
| 2 || 4 || || ||
|-
! 7 !! N
| 2 || 5 || || ||
|-
! 8 !! O
| 2 || 6 || || ||
|-
! 9 !! F
| 2 || 7 || || ||
|-
! 10 !! Ne
| 2 || 8 || || ||
|-
! 11 !! Na
| 2 || 8 || 1 || ||
|-
! 12 !! Mg
| 2 || 8 || 2 || ||
|-
! 13 !! Al
| 2 || 8 || 3 || ||
|-
! 14 !! Si
| 2 || 8 || 4 || ||
|-
! 15 !! P
| 2 || 8 || 5 || ||
|-
! 16 !! S
| 2 || 8 || 6 || ||
|-
! 17 !! Cl
| 2 || 8 || 7 || ||
|-
! 18 !! Ar
| 2 || 8 || 8 || ||
|-
! 19 !! K
| 2 || 8 || 8 || 1 ||
|-
! 20 !! Ca
| 2 || 8 || 8 || 2 ||
|-
|}
「イオン化」の現象とは、最外殻電子が閉殻していない原子から、たとえば電子が外れたり、あるいは逆に空いている部分に電子が入る事である。
たとえば、ナトリウムがイオン化すると、最外殻電子のM殻にあった1個の電子を放出するので、そのナトリウムイオンの電子配置は、Mの一つ前のL殻の電子配置と同じになり(「閉殻」の構造)、比較的に安定する。
イオン化の反応にかぎらず、一般的によくある反応の直後で安定している場合は、原子の周囲の電子配置は、閉殻の電子配置になっているので、安定する、という仕組みになっているのが普通である。
ヘリウムや、ネオンやアルゴンなどの周期表18族原子は、右の表を見れば分かるように、最外殻電子が満杯の状態になっている。このため、18族のヘリウム、ネオン、アルゴンは、安定しており、化学反応しづらい。
18族以外の他の原子でも、イオン化や化学反応などによって、最外殻の電子配置が満杯になると、その原子や分子などは安定する。なので、水溶液中などでは、電子配置が、最外殻電子を埋めるように、もしくは最外殻電子をなくすように、反応をする。
この結果、周期表を見ることで、イオンになった場合の電荷の数や符号が、だいたい予想できる。
水素H、リチウムLi、ナトリウムNaなど、周期表の1族の原子がイオンになったとき、イオンはそれぞれ、H<sup>+</sup>、Li<sup>+</sup>、Na<sup>+</sup>、・・・というふうに、イオンの電気がプラス1である。
逆に、塩素は、周期表の17族にあるが、電子が1個だけ増えると、18族の電子配置と同じになるので、塩素イオンCl<sup>-</sup>というふうに、塩素イオンの電気はマイナス1ということが、周期表からも予想できる。
イオンに限らず、分子をつくる反応でも、最外殻電子の電子数を安定配置にする方向に、反応が進む。
たとえば水素Hの気体が、水素分子H<sub>2</sub>として存在する理由も、2個の水素原子が最外殻電子を1個ずつ共有すると、電子配置がヘリウムと同じになり、安定するからである。
酸素分子も同様であり、2個の酸素原子が、電子を2個ずつ共有すれば、16族の酸素原子は、ちょうどネオン(18族)の電子配置と同じになる。
固体の塩化ナトリウムでも、ナトリウムの電子1個が、塩素の電子殻に移動することで、それぞれ電子殻が安定する。
電子殻について、詳しくは高校で習う。
{{コラム|電子殻はナゼK殻から始まるか?|電子殻のアルファベットがKから始まるのは、発見当初にはK殻より内側にも殻があることもないことも示す論証も理論もなく、未知の殻は多くても10個を超えないだろうということでK殻から順に名付けることになりました。
しかし、K殻よりも小さい殻は発見されませんでした。
}}
{{clear}}
{{-}}
=== 周期表・付録 ===
「周期表・付録」
;周期表
{| border="0" cellspacing="1" cellpadding="0"
|-align="center"
!style="vertical-align: bottom; width:60px"|1
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
!style="width:60px"|18
|-align="center"
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|1<br/>[[w:水素|'''H''']]<br/>水素
!style="vertical-align: bottom;"|2
| || || || || || || || || ||
!style="vertical-align: bottom;"|13
!style="vertical-align: bottom;"|14
!style="vertical-align: bottom;"|15
!style="vertical-align: bottom;"|16
!style="vertical-align: bottom;"|17
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|2<br/>[[w:ヘリウム|'''He''']]<br/><small>ヘリウム</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|3<br/>[[w:リチウム|'''Li''']]<br/><small>リチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|4<br/>[[w:ベリリウム|'''Be''']]<br/><small>ベリリウム</small>
| || || || || || || || || ||
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|5<br/>[[w:ホウ素|'''B''']]<br/>ホウ素
|style="border:solid #999 2px"|6<br/>[[w:炭素|'''C''']]<br/>炭素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|7<br/>[[w:窒素|'''N''']]<br/>窒素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|8<br/>[[w:酸素|'''O''']]<br/>酸素
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|9<br/>[[w:フッ素|'''F''']]<br/>フッ素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|10<br/>[[w:ネオン|'''Ne''']]<br/>ネオン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|11<br/>[[w:ナトリウム|'''Na''']]<br/><small>ナトリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|12<br/>[[w:マグネシウム|'''Mg''']]<br/><small>マグネシウム</small>
!style="vertical-align: bottom;"|3
!style="vertical-align: bottom;"|4
!style="vertical-align: bottom;"|5
!style="vertical-align: bottom;"|6
!style="vertical-align: bottom;"|7
!style="vertical-align: bottom;"|8
!style="vertical-align: bottom;"|9
!style="vertical-align: bottom;"|10
!style="vertical-align: bottom;"|11
!style="vertical-align: bottom;"|12
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|13<br/>[[w:アルミニウム|'''Al''']]<br/><small>アルミニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|14<br/>[[w:ケイ素|'''Si''']]<br/>ケイ素
|style="border:solid #999 2px"|15<br/>[[w:リン|'''P''']]<br/>リン
|style="border:solid #999 2px"|16<br/>[[w:硫黄|'''S''']]<br/>硫黄
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|17<br/>[[w:塩素|'''Cl''']]<br/>塩素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|18<br/>[[w:アルゴン|'''Ar''']]<br/>アルゴン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|19<br/>[[w:カリウム|'''K''']]<br/>カリウム<small></small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|20<br/>[[w:カルシウム|'''Ca''']]<br/><small>カルシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|21<br/>[[w:スカンジウム|'''Sc''']]<br/><small>スカンジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|22<br/>[[w:チタン|'''Ti''']]<br/>チタン
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|23<br/>[[w:バナジウム|'''V''']]<br/><small>バナジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|24<br/>[[w:クロム|'''Cr''']]<br/>クロム
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|25<br/>[[w:マンガン|'''Mn''']]<br/><small>マンガン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|26<br/>[[w:鉄|'''Fe''']]<br/>鉄
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|27<br/>[[w:コバルト|'''Co''']]<br/><small>コバルト</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|28<br/>[[w:ニッケル|'''Ni''']]<br/><small>ニッケル</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|29<br/>[[w:銅|'''Cu''']]<br/>銅
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|30<br/>[[w:亜鉛|'''Zn''']]<br/>亜鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|31<br/>[[w:ガリウム|'''Ga''']]<br/><small>ガリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|32<br/>[[w:ゲルマニウム|'''Ge''']]<br/><small>ゲルマニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|33<br/>[[w:ヒ素|'''As''']]<br/>ヒ素
|style="border:solid #999 2px"|34<br/>[[w:セレン|'''Se''']]<br/>セレン
|style="border:solid #09f 2px;color:#f33"|35<br/>[[w:臭素|'''Br''']]<br/>臭素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|36<br/>[[w:クリプトン|'''Kr''']]<br/><small>クリプトン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|37<br/>[[w:ルビジウム|'''Rb''']]<br/><small>ルビジウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|38<br/>[[w:ストロンチウム|'''Sr''']]<br/><small>ストロンチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|39<br/>[[w:イットリウム|'''Y''']]<br/><small>イットリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|40<br/>[[w:ジルコニウム|'''Zr''']]<br/><small>ジルコニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|41<br/>[[w:ニオブ|'''Nb''']]<br/><small>ニオブ</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|42<br/>[[w:モリブデン|'''Mo''']]<br/><small>モリブデン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|43<br/>[[w:テクネチウム|'''Tc''']]<br/><small>テクネチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|44<br/>[[w:ルテニウム|'''Ru''']]<br/><small>ルテニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|45<br/>[[w:ロジウム|'''Rh''']]<br/><small>ロジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|46<br/>[[w:パラジウム|'''Pd''']]<br/><small>パラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|47<br/>[[w:銀|'''Ag''']]<br/>銀
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|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|50<br/>[[w:スズ|'''Sn''']]<br/>スズ
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|51<br/>[[w:アンチモン|'''Sb''']]<br/><small>アンチモン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|52<br/>[[w:テルル|'''Te''']]<br/>テルル
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|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|54<br/>[[w:キセノン|'''Xe''']]<br/><small>キセノン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|55<br/>[[w:セシウム|'''Cs''']]<br/><small>セシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|56<br/>[[w:バリウム|'''Ba''']]<br/><small>バリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*1</small><br/><small>ランタノイド</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|72<br/>[[w:ハフニウム|'''Hf''']]<br/><small>ハフニウム</small>
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|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|74<br/>[[w:タングステン|'''W''']]<br/><small>タングステン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|75<br/>[[w:レニウム|'''Re''']]<br/><small>レニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|76<br/>[[w:オスミウム|'''Os''']]<br/><small>オスミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|77<br/>[[w:イリジウム|'''Ir''']]<br/><small>イリジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|78<br/>[[w:白金|'''Pt''']]<br/>白金
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|79<br/>[[w:金|'''Au''']]<br/>金
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff;color:#f33"|80<br/>[[w:水銀|'''Hg''']]<br/>水銀
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|81<br/>[[w:タリウム|'''Tl''']]<br/>タリウム
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|82<br/>[[w:鉛|'''Pb''']]<br/>鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|83<br/>[[w:ビスマス|'''Bi''']]<br/><small>ビスマス</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|84<br/>[[w:ポロニウム|'''Po''']]<br/><small>ポロニウム</small>
|style="border:solid #09f 2px"|85<br/>[[w:アスタチン|'''At''']]<br/><small>アスタチン</small>
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|86<br/>[[w:ラドン|'''Rn''']]<br/><small>ラドン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|87<br/>[[w:フランシウム|'''Fr''']]<br/><small>フランシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|88<br/>[[w:ラジウム|'''Ra''']]<br/><small>ラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*2</small><br/><small>アクチノイド</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|104<br/>[[w:ラザホージウム|'''Rf''']]<br/><small>ラザホージウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|105<br/>[[w:ドブニウム|'''Db''']]<br/><small>ドブニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|106<br/>[[w:シーボーギウム|'''Sg''']]<br/><small>シーボーギウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|107<br/>[[w:ボーリウム|'''Bh''']]<br/><small>ボーリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|108<br/>[[w:ハッシウム|'''Hs''']]<br/><small>ハッシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|109<br/>[[w:マイトネリウム|'''Mt''']]<br/><small>マイトネリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|110<br/>[[w:ダームスタチウム|'''Ds''']]<br/><small>ダームスタチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|111<br/>[[w:レントゲニウム|'''Rg''']]<br/><small>レントゲニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|112<br/>[[w:コペルニシウム|'''Cn''']]<br/><small>コペルニシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|113<br/>[[w:ニホニウム|'''Nh''']]<br/><small>ニホニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|114<br/>[[w:フレロビウム|'''Fl''']]<br/><small>フレロビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|115<br/>[[w:モスコビウム|'''Mc''']]<br/><small>モスコビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|116<br/>[[w:リバモリウム|'''Lv''']]<br/><small>リバモリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|117<br/>[[w:テネシン|'''Ts''']]<br/><small>テネシン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|118<br/>[[w:オガネソン|'''Og''']]<br/><small>オガネソン</small>
|-
|
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*1</span> [[w:ランタノイド|ランタノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|57<br/>[[w:ランタン|'''La''']]<br/><small>ランタン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|58<br/>[[w:セリウム|'''Ce''']]<br/><small>セリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|59<br/>[[w:プラセオジム|'''Pr''']]<br/><small>プラセオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|60<br/>[[w:ネオジム|'''Nd''']]<br/><small>ネオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|61<br/>[[w:プロメチウム|'''Pm''']]<br/><small>プロメチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|62<br/>[[w:サマリウム|'''Sm''']]<br/><small>サマリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|63<br/>[[w:ユウロピウム|'''Eu''']]<br/><small>ユウロピウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|64<br/>[[w:ガドリニウム|'''Gd''']]<br/><small>ガドリニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|65<br/>[[w:テルビウム|'''Tb''']]<br/><small>テルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|66<br/>[[w:ジスプロシウム|'''Dy''']]<br/><small>ジスプロシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|67<br/>[[w:ホルミウム|'''Ho''']]<br/><small>ホルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|68<br/>[[w:エルビウム|'''Er''']]<br/><small>エルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|69<br/>[[w:ツリウム|'''Tm''']]<br/><small>ツリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|70<br/>[[w:イッテルビウム|'''Yb''']]<br/><small>イッテルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|71<br/>[[w:ルテチウム|'''Lu''']]<br/><small>ルテチウム</small>
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*2</span> [[w:アクチノイド|アクチノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|89<br/>[[w:アクチニウム|'''Ac''']]<br/><small>アクチニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|90<br/>[[w:トリウム|'''Th''']]<br/><small>トリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|91<br/>[[w:プロトアクチニウム|'''Pa''']]<br/><small>プロトアクチニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|92<br/>[[w:ウラン|'''U''']]<br/>ウラン
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|93<br/>[[w:ネプツニウム|'''Np''']]<br/><small>ネプツニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|94<br/>[[w:プルトニウム|'''Pu''']]<br/><small>プルトニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|95<br/>[[w:アメリシウム|'''Am''']]<br/><small>アメリシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|96<br/>[[w:キュリウム|'''Cm''']]<br/><small>キュリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|97<br/>[[w:バークリウム|'''Bk''']]<br/><small>バークリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|98<br/>[[w:カリホルニウム|'''Cf''']]<br/><small>カリホルニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|99<br/>[[w:アインスタイニウム|'''Es''']]<br/><small>アインスタイニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|100<br/>[[w:フェルミウム|'''Fm''']]<br/><small>フェルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|101<br/>[[w:メンデレビウム|'''Md''']]<br/><small>メンデレビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|102<br/>[[w:ノーベリウム|'''No''']]<br/><small>ノーベリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|103<br/>[[w:ローレンシウム|'''Lr''']]<br/><small>ローレンシウム</small>
|
|-
|colspan="18" style="text-align:right"|
{| border="0" cellspacing="4" cellpadding="0" style="margin-left:auto;text-align:left"
|-
|style="border:solid #999 1px;"| 1 ||常温で[[w:固体|固体]]
|width="32"|
|style="border:solid #999 1px;background:#f0f0ff"| ||[[w:金属元素|金属元素]]
|width="32"|
|style="border:solid #f90 2px"| ||[[w:アルカリ金属|アルカリ金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#f33"| 1 ||常温で[[w:液体|液体]]
|
|style="border:solid #999 1px;background:#ccffff"| ||[[w:半金属元素|半金属元素]]
|
|style="border:solid #9f0 2px"| ||[[w:アルカリ土類金属|アルカリ土類金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#3f3"| 1 ||常温で[[w:気体|気体]]
|
|style="border:solid #999 1px"| ||[[w:非金属元素|非金属元素]]
|
|style="border:solid #09f 2px"| ||[[w:ハロゲン|ハロゲン]]
|-
| ||
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|style="border:solid #999 1px;background:#ffffcc"| ||[[w:人工元素|人工元素]]
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|style="border:solid #00f 2px"| ||[[w:遷移元素|遷移元素]]
|}
|}
書籍などでの実際の周期表には、つぎのように、原子番号や質量が、元素記号のとなりに書かれる。
:<math>\mathrm{{}_1^1 H}</math> (水素原子を例にとった。)
左上の数字は原子番号で、左下の数字は炭素原子{{sup|12}}Cの質量を12としたときの、その原子のおよその質量である。
書籍によっては、書く位置が違う場合もあるので、その書籍ごとに確認のこと。
それぞれの原子を羅列していくと、
; 元素の周期
: 第1周期 <math>\mathrm{{}_1^1 H , {}_4^2 He } </math>
: 第2周期 <math>\mathrm{ {}_7^3 Li , {}_9^4 Be , {}_{11}^5 B , {}_{12}^6 C , {}_{14}^7 N , {}_{16}^8 O , {}_{19}^9 F , {}_{20}^{10} Ne }</math>
: 第3周期 <math>\mathrm{ {}_{23}^{11} Na , {}_{24}^{12} Mg , {}_{27}^{13} Al , {}_{28}^{14} Si , {}_{31}^{15} P , {}_{32}^{16} S , {}_{35}^{17} Cl , {}_{40}^{18} Ar }</math>
というようになる。
----
=== 参考: 炎色反応 ===
:(※ 炎色反応は、2014年の現在では、中学校では、扱わない。もし読者に時間に余裕があれば、読んでもらいたい。)
化学反応で発生したイオンを調べる方法には、様々な方法があるが、一つの方法として、次に説明する炎色反応が応用できる。
ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのある種の元素は、炎の中に入れると、元素の種類ごとに特有の色の炎が上がる。
このような現象を{{ruby|'''炎色反応'''|えんしょくはんのう}}(英語: flame test)という。
イオンの検出では、白金線にイオン水溶液をつけガスバーナーの炎に入れると、もし水溶液中のイオンがリチウムイオンなら赤色に、ナトリウムイオンでは黄色に、カリウムでは赤紫色にそれぞれ炎が色づく。
{|align="center" style="border:solid #aaffaa 1px; text-align:center;"
|[[File:FlammenfärbungLi.png|52px|リチウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungNa.png|50px|ナトリウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungK.png|50px|カリウムの炎色反応]]
|-
|Li||Na||K
|}
* 炎色反応の元素と色の一覧
:リチウム: 赤
:カリウム: 赤紫
:ナトリウム: 黄色
:カルシウム: 橙(オレンジ色っぽい色のこと)
:銅: 青緑
:バリウム: 緑
中学の段階では、元素と色の対応を、無理に覚える必要はない。<!--また、色温度と混同しないように-->
<gallery>
Image:Flametest--.swn.jpg|試料を加えない場合のガスバーナーの色
Image:Flametest--Na.swn.jpg|ナトリウム
Image:Flametest-Co-Na.swn.jpg|ナトリウム(コバルトガラスを通した場合)
Image:FlammenfärbungK.png|カリウム
Image:FlammenfärbungCa.png|カルシウム
Image:FlammenfärbungLi.png|リチウム
Image:Flametest--Cu.swn.jpg|銅
Image:Boratflamme.jpg|ホウ素
Image:FlammenfärbungSb.png|アンチモン
</gallery>
花火の色は、炎色反応を利用しているのが、一般である。
[[Category:中学校教育|りか1]]
[[Category:理科教育|中1]]
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275901
275899
2025-06-26T01:42:20Z
Shun Fukami
88244
/* 酸についての復習 */
275901
wikitext
text/x-wiki
{{Nav}}
== 酸性とアルカリ性 ==
=== 酸と酸性 ===
[[ファイル:1-Blue and red litmus paper.jpg|thumb|left|リトマス紙]]
これまでに、塩酸(えんさん)や酢酸(さくさん)や硫酸(りゅうさん)などの酸について学んだ。これらの薄い水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 青色リトマス紙を赤色に変える。
* BTB液を加えると黄色になる。
このような性質を'''酸性'''(さんせい)と言った。また、酸性を示す物質を'''酸'''(さん、acid)と言った。酸性の水溶液のこれらの性質の理由は、イオンの観点で見ると、実は水素イオンH<sup>+</sup>の性質である。したがって、酸とアルカリをイオンの観点から定義しなおすと次のようになる。
酸とは、水に溶けたときに水素イオン H<sup>+</sup> を出す物質である。
たとえば塩化水素HClは、水溶液中では
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
と電離しているので、塩化水素は酸である。硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> も、同様に化学式に水素原子 H を含んでいる。この水素原子が水素イオンになるというわけである。
なお、「電離」(でんり)とは、水溶液に解けた時にイオンになる物質が、陽イオンと陰イオンに分かれることである。
アルカリとは、水に溶けたときに水酸化物イオン OH<sup>-</sup> を出す物質である。
たとえば水酸化ナトリウムNaOHは、水溶液中では
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
と電離しているので、水酸化ナトリウムはアルカリである。
{{コラム|アンモニア水がアルカリ性をしめす理由|
アンモニアNH<sub>3</sub>は、分子中にOHを含んでいないが、アンモニアの水溶液はアルカリ性をしめす。これは、アンモニアNH<sub>3</sub>は水に溶けると次のように電離して、水溶液中の水分子から水素イオンをうばってNH<sub>4</sub><sup>+</sup>をつくり、水酸化物イオンOH<sup>-</sup>を発生させるためである。
:NH<sub>3</sub>+H<sub>2</sub>O → NH<sub>4</sub><sup>+</sup>+OH<sup>-</sup>
このように、ある物質が酸かアルカリか、または、どちらでもないかは、イオン反応式も知らなければ判断できないので注意が必要だ。
アンモニアの例からも分かるように、もし化学式中に水素原子Hを含んでいても、その水溶液が酸性とは限らない。
}}
さて、つぎの節では、小学校以来これまでに習った酸とアルカリの基本的な性質を復習する。イオンの観点による酸やアルカリの定義と、これまでに習った酸やアルカリの基本的な性質や実験例、具体的な反応式などを関連付けてしっかり理解しよう。
=== 酸とアルカリの復習 ===
==== 酸についての復習 ====
酸性の溶液には次のような性質が有る。
* 食用に用いられる酢酸やクエン酸などの薄い水溶液を舐めてみると、すっぱい味がするように、食用の酸はすっぱいことが多い。
:'''(※ 注意:誤って、塩酸や硫酸などの水溶液を舐めてはいけない。)'''
:'''(※ 注意:理科室の物は、学校の先生の許可無く、味見しないこと。理科実験では危険な物質も扱うことがあるので、決して、許可無く口にいれてはならない。原則的に小中高の理科実験では、味見は行わない。たとえ食用で安全な物質だけを使う実験であっても、誤って別の危険な物質を混入させてしまう失敗をする場合もありうる。なので、理科実験では、念のため、最初から安全な物質でも味見をしないという指導が普通である。)'''
* 塩酸の水溶液は、鉄や亜鉛、マグネシウムなどの金属を溶かす。硫酸の水溶液は、金属と反応しやすい。
;主な酸
おもな酸には、塩酸HCl、酢酸CH<sub>3</sub>COOH、炭酸H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>、硫酸(りゅうさん)H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>、硝酸(しょうさん)HNO<sub>3</sub>などがある。ミカンなどの柑橘類(かんきつるい)に含まれるクエン酸や、食用油などに含まれるオレイン酸も酸である。
* 塩酸 HCl
塩酸 HCl とは、'''塩化水素'''(えんかすいそ、hydrogen chloride)という気体が溶けた水溶液である。
無色透明の水溶液である。強い酸性を示す。
塩酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
においは、刺激臭が有る。この刺激臭は塩化水素の蒸気のにおいである。
(※ 注意:塩酸のにおいをかぐ時は、決して直接、かいではいけない。塩酸の蒸気を手であおいだり鼻に風を送ったりして、間接的に、においをかぐ。)
:塩酸は、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄を溶かす。これらの金属を溶かすときに水素が発生する。この水素は塩化水素中に含まれていた水素原子が化学反応によって水素分子として生じたものである。
* 酢酸 CH<sub>3</sub>COOH
食用の酢酸水(CH<sub>3</sub>COOH水溶液)である食酢(しょくさく)には、酢酸(CH<sub>3</sub>COOH)が3%〜5%ほど含まれている。
酢酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:CH<sub>3</sub>COOH → CH<sub>3</sub>COO<sup>−</sup> + H<sup>+</sup>
においは、すっぱい刺激臭が有る。
濃い酢酸は、寒くなると凍る。凍った酢酸を氷酢酸(ひょうさくさん)という。
* 炭酸 H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>
二酸化炭素CO<sub>2</sub>の溶けた水溶液である。
* 硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>
水溶液中では、つぎのように電離している。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> → 2H<sup>+</sup> + SO<sub>4</sub><sup>2−</sup>
:硫酸 → 水素イオン + 硫酸イオン
と電離し、強い酸性を示す。
* 硝酸 HNO<sub>3</sub>
水溶液中では
:HNO<sub>3</sub> → H<sup>+</sup> + NO<sub>3</sub><sup>-</sup>
:硝酸 → 水素イオン + 硝酸イオン
と電離し、強い酸性を示す。
* 強酸(きょうさん)と弱酸(じゃくさん)
塩酸や硫酸などの強い酸のことを、まとめて、'''強酸'''(きょうさん)という。
一方、炭酸や酢酸などの、弱い酸を、'''弱酸'''(じゃくさん)と言う。
* 実験の際の注意
塩酸や硫酸、硝酸などの強い酸は、危険であり、取り扱いには注意を要する。皮膚などにつかないように注意する。
もし、実験の失敗などで、これらの酸の濃い酸が体にかかったり、大量の酸がかかったら、実験を中断し、すぐに大量の純水で洗い、先生や大人に相談すること。
注意するのは、酸の液体だけでなく、酸の液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
==== アルカリ ====
まず、復習をしよう。
水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カルシウム水溶液やアンモニア水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 赤色リトマス紙を青色に変える。
* BTB液を加えると青色になる。
* 水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えると、赤色に変わる。
このような性質を'''アルカリ性'''と言う。(または「塩基性」(えんきせい)と言う。高校では「塩基性」のほうの呼び方を使う。中学の段階では、アルカリ性で呼び方を統一してよい。)また、水溶液がアルカリ性を示す物質のことを'''アルカリ'''(alkali、発音:アルカライ)といい、高校では、そのような物質を「塩基」(base , ベイス)と呼ぶ。
アルカリの中にはタンパク質や脂肪などを溶かすものもあり、皮膚などを溶かし、強いアルカリや濃いアルカリの中には危険な物もある。取り扱いには注意すること。皮膚などにアルカリをつけないようにする。もしアルカリが目に入った場合は、即座に大量の純水で洗い流し、先生や大人に相談および連絡をして、必要に応じて保険医などに診察してもらうこと。
注意するのは、アルカリの液体だけでなく、アルカリの液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
こういう目にアルカリの入る事故が起きないように、あらかじめ、安全メガネなどを掛けておくなど、必要に応じて準備すること。
;主なアルカリ
* 水酸化ナトリウム NaOH
水酸化ナトリウム(すいさんかナトリウム、sodium hydroxide、ソウディアム・ハイドロオキサイド)は、強いアルカリ性を示す。なので取り扱いには気をつけること。
:白色で半透明の固体である。
:空気中に放置しておくと、空気中の水分を吸収し溶ける。この現象を「潮解」(ちょうかい,deliquescence,デリクエーセンス)といい、また、この性質を'''潮解性'''という。このため、水酸化ナトリウムを取り出すときは手際よく行う必要がある。
:アルミニウムを溶かす性質が有る。
:強いアルカリ性のため、タンパク質や脂肪などを溶かす。
* 水酸化カルシウム
消石灰のことである。
:白色の固体である。
:水には溶けにくいものの、溶ける。水酸化カルシウムの水溶液を'''石灰水'''(せっかいすい、limewater、ライムウォータ)という。
:石灰水に二酸化炭素を吹き込むと、白い沈殿物が生じる。この現象はよく、気体の種類が二酸化炭素であるかどうかを調べる手法に利用される。
* アンモニア NH<sub>3</sub>
アンモニアの水溶液を'''アンモニア水'''(アンモニアすい)という。
:刺激臭が有る。
*水酸化カリウム KOH
水酸化カリウムは、次のように電離する。
:KOH → K<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
==== 中性 ====
酸性でもなく、アルカリ性でもない性質を中性(ちゅうせい)という。純水(じゅんすい)は、中性である。
水溶液が中性をしめす物質は多くあるが、例を上げると、食塩水や砂糖水は中性である。リトマス紙に中性の水溶液をつけても、色は変わらない。
イオンの観点から見れば、水溶液が中性の物質は、たとえば、
:塩化ナトリウムNaClのように水溶液で電離はするが、水素イオンや水酸化物イオンOHをふくまない物質。
:砂糖のように、そもそも電離しなくて、イオンにならない物質。
:純水 H<sub>2</sub>O のように、水素イオン H<sup>+</sup> の数と、水酸化物イオン OH<sup>-</sup> の数とが、つりあっている物質。
などがある。
==== 中和 ====
酸性の溶液とアルカリ性の溶液を混ぜた水溶液を作ると、酸の水素イオン<math>\mathrm{H^+}</math>と、アルカリの水酸化物イオン<math>\mathrm{OH^-}</math>が結合し、水分子H<sub>2</sub>Oが出来る。
この反応を'''中和'''(ちゅうわ)と呼ぶ。
:H<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O
酸とアルカリが中和した際には水が生じる。
また、中和の結果、その水溶液は中性に近づく。中和とは、酸とアルカリが反応して水を生じることを言うので、必ずしも水溶液は中性ではない。
具体例として、塩酸 HCl と水酸化ナトリウム NaOH との、中和を考える。
:H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> + Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O + Na<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
のような反応が起こる。
(左辺前半の H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> はHClに由来。左辺後半の Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> は NaOH に由来。)
中和をしただけだと、水溶液にNaClが溶けて電離したままなので、塩化ナトリウム NaCl は 出来ない。
塩化ナトリウム NaCl のように、分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
たとえ塩化ナトリウムや塩化物で無くとも、もし酸とアルカリの中和反応で出来る化合物なら、その化合物は塩(えん)と言う。
塩の定義を、より詳しく言うと、中和反応での、酸の陰イオンと、アルカリの陽イオンとが結びついた化合物を、塩(えん)という。
詳しい定義で、たとえばNaClを説明すると、
:「酸(HCl)の陰イオン(Cl<sup>−</sup>)と、アルカリ(NaOH)の陽イオン(Na<sup>+</sup>)とが結びついた化合物を、塩(NaCl)という。」
というふうに、確かに、塩(えん)に なっている。
塩酸の水溶液に、水酸化ナトリウムを加えていくと、中和によって、だんだん中性に水溶液は近づいていく。
そのまま、さらに水酸化ナトリウムを加えると、もし完全にピッタリと塩酸の水素イオンを打ち消してつりあった瞬間では、水溶液は中性になるが、しかし現実には、ピッタリとつりあった瞬間で止めるのは不可能なので、よって基本的には、やや酸性よりの時点で実験を止めるか、それとも、ややアルカリ性に行き過ぎた時点で、実験を止めることになる。
つまり、けっして、
「ピッタリと中性になった時点で、水溶液を安定させて、もしそれ以上のアルカリまたは酸が外部から加えられてても、それ以上の反応の進行をとめるて中性のままで、いつづける」ような仕組みは無い。
なので、上述のように、完全に中和して中性になった水溶液に、そのあと少し余分に水酸化ナトリウムを加えられて、ややアルカリ性になった状態で、実験を終えることになるのが普通だろうか。
中和で生じる塩の種類については、反応に用いた酸とアルカリによって生じる塩が決まる。例えば、塩酸とアンモニア水が反応した時には水と塩化アンモニウム(えんかアンモニウム、ammonium chloride)が生じる。この反応は次の化学反応式で書かれる。
:<math>
\mathrm{HCl + NH_3 + H_2 O \rightarrow H_2O + NH_4 Cl}
</math>
以上の例のように、酸とアルカリを混合すると、中和によって、水と塩(えん)が生じる。
* おもな塩
・塩化ナトリウム(食塩) NaCl
<br />
中和によって塩化ナトリウムを生じさせたい場合は、塩酸HClと水酸化ナトリウムNaOHの中和で、塩化ナトリウムNaClを生じさせる事が出来る。
・硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>
<br />
硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> と水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> の中和によって、塩(えん)として、<span style="font-size: large">硫酸バリウム</span> BaSO<sub>4</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> + Ba(OH)<sub>2</sub> → BaSO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硫酸 + 水酸化バリウム → 硫酸バリウム + 水
硫酸バリウムは白色であり、また、沈殿(ちんでん)を生じる。つまり、硫酸バリウムは白色の沈殿になる。
したがって、硫酸と水酸化バリウムの中和で、白色の沈殿が生じる。この、硫酸と水酸化バリウムの中和で生じた白色の沈殿が、硫酸バリウムである。
反応式を書くときは、塩だけでなく、水も生じることを忘れないように。
なお、硫酸バリウムは、医療用の放射線検査でもちいる造影剤(ぞうえいざい)である。
・炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub>
<br />
白色の沈殿である。石灰水を白く濁らせるのは、この<span style="font-size: large">炭酸カルシウム</span> である。
炭酸と、水酸化カルシウム水溶液との、中和で炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → CaCO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:炭酸 + 水酸化カルシウム → 炭酸カルシウム + 水
・塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub>
<br />
塩酸 HCl と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で、塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub> が生じる。
・硝酸カルシウム Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub>
<br />
硝酸 HNO<sub>3</sub> と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で生じる。
:2HNO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硝酸 + 水酸化カルシウム → 硝酸カルシウム + 水
沈殿は'''生じない'''。水溶液から硝酸カルシウムを取り出す場合は、蒸発や再結晶などによって取り出す。
----
以上の塩の例のように、塩には、NaClのように水に溶けやすい塩と、硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>のように水に溶けにくい塩との、2種類がある。
=== PH ===
水溶液中での酸性やアルカリ性には強さがある。酸性やアルカリ性の強さを決める要因は、おもに、その酸の種類またはアルカリの種類と、水溶液中での酸またはアルカリの濃度で決まる。
水溶液の酸性やアルカリ性の強さを表す値を '''pH'''('''ピーエイチ'''、もしくはペーハー) と呼ぶ。pH が、 pH=7のとき、その溶液は中性である。
pHが7未満が酸性である。pHが小さくなるほど、溶液は酸性に近づく。
一般に、pH=0 で最も強い酸性である。
またpHが7より大きいと、アルカリ性である。pHが大きくなるほど、溶液はアルカリ性に近づく。一般に、pH=14が最も強いアルカリ性である。
pHは普通、0から14の範囲内である。
私たち中学3年以上の読者は、イオンを知っているし、酸は水素イオン H<sup>+</sup> によって出来ることも知っているし、アルカリは水酸化物イオン OH<sup>-</sup> などによって出来ることも知っている。
つまり、PHの強さは、水溶液中の水素イオンや水酸化物イオンの数や濃度から、計算することができる。( PHとイオンの数の計算は、くわしくは、高校で習う。 )
{{コラム|高校の範囲: 水素イオン指数|
pH は、一定量を加えたときに電離したときの水素イオン濃度をもとに、値が決められています。(受験研究社)
酸は、どんな酸でも、水溶液中で電離したときに
水素イオン H<sup>+</sup> が発生します。
なので、水素イオン濃度 をもとに決める方法で、ほとんどの酸の強さを決められます。
:(※ もしかしたら、ごく例外的な酸で、pHが中性に近いのに反応のつよい酸などもあるかもしれないが、しかし中学高校では扱わないので、そういう例外的な物質は考えないでおく。)
同様に、すべてのアルカリは、水溶液中で電離したときに OH<sup>−</sup> を発生します。
この OH<sup>−</sup> の影響で、もとあった水にふくまれていた H<sup>+</sup> がうばわれます。
なので、水溶液全体の水素イオン H<sup>+</sup> の濃度を調べる方法で、
酸の強さもアルカリの強さも、両方とも分かる、という仕組みなわけです。
なので、pH のことを「水素イオン指数」とも言います(受験研究社)。
ただし、一般的には pH (ピーエイチ、ペーハー)の呼び方が普及しています。
:※ 詳しくは、高校で習います。中学では、ここまで知っておけば、もう十分でしょう。
}}
==== pH指示薬 ====
物質の中には、水溶液に接触させた時に、水溶液のpHの値によって色が変化するものがある。このような物質はpHを調べるのに用いることができるので、これらの物質のうちpHを調べる物質として実用化されている物質を'''pH指示薬'''(pH indicator、ピーエイチ・インディケイター)という。いわゆるリトマス試験紙もpH指示薬に含まれる。またリトマス試験紙のように、pH指示薬を試験用の紙に染み込ませて用いる事が多い。このようなpH指示薬を染み込ませてある紙を'''pH試験紙'''(pH indicator paper)という。
リトマス紙やBTB溶液やフェノールフタレイン溶液は、pH指示薬である。pH指示薬には、他にもメチルオレンジなどがある。
pH指示薬は、その物質によって、色を変えるpHの範囲が限られている。たとえば、メチルオレンジはpH=3.1以下では赤色で、そこからpHが高くなると黄色味を増していき、pH=4.4では橙黄色である。pH=4.4より高いpHでは橙黄色のまま、ほとんど色が同じなので、このpHの範囲では指示薬として用いられない。
なお、このように指示薬の色が変わるpHの範囲を'''変色域'''(へんしょくいき、indicator range など)という。
== 水溶液とイオン ==
=== 水溶液の電気伝導性 ===
==== 電解質 ====
水に溶かしたとき、その水溶液に電流が流れるようになる物質を{{ruby|'''電解質'''|でんかいしつ}}(英語: electrolyte)という。
:例) 塩化ナトリウム(食塩)、水酸化ナトリウム、塩化銅、硫酸、塩化水素(塩酸) など。
水にとかしてもその水溶液に電流が流れない物質を{{ruby|'''非電解質'''|ひでんかいしつ}}という。
:例) エタノール、砂糖、など。
塩化ナトリウムであっても、水溶液に溶かしていない、固体の塩化ナトリウムでは、たとえ電気回路に電圧を加えても、電気を流さない。水酸化ナトリウムも同様に、水溶液に溶かしていない固体の水酸化ナトリウムは電気を流さない。
塩化銅も、固体の状態では、電圧を加えても、電気を流さない。
水の電気分解の実験を思い出そう。純粋な水そのものは電気を通さないので、少量の水酸化ナトリウムを加えた。
水酸化ナトリウムは、電解質である。なので、ツジツマが合っている。
いっぽう、砂糖は、水に溶かしても(砂糖水にしても)電流が流れない。この事は、砂糖が非電解質であることと、ツジツマが合っている。
=== 塩化銅の水溶液に電気を流す実験 ===
塩化銅の水溶液に電気を流すため、水溶液にプラスの陽極とマイナスの陰極の電極を差し込んで電気を流すという実験について、これから説明する。
この塩化銅水溶液に電気を流す実験では、陰極に、銅が付着する。一方、陽極付近には、塩素が気体として発生する。
発生気体が塩素であることは、{{ruby|臭い|におい}}が、プールの消毒液のような臭いであることからも分かる。有毒な気体なので、あまり、かぎすぎないように。においをかぐときは、手であおぐようにして、かぐこと。
実験をするときは、換気をして、実験すること。
この陽極と陰極のそれぞれの発生物質から、塩化銅の水溶液では、塩素と銅という二つの物質に分かれている事が、予想される。
電気を流していない状態では、二つに分かれた塩素と銅は、水溶液に溶けている状態だが、電気を流すことで、出てきた、という仕組みが予想される。
電気は、プラスとマイナスが、引き寄せあうのだった。
陰極に銅が付着するということは、水溶液中の銅は、逆の電荷を持っているということであり、つまり銅はプラスの電荷を持っているということである。
一方、陽極に塩素が発生するという事は、つまり塩素は逆符号の電気を持っている、つまり塩素はマイナスの電気を持っているということである。
そのほかの様々な実験からも、塩化銅の水溶液中での、電気を流す前の塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。水溶液中の銅についても、塩化銅の水溶液の中では、電気を流す前の銅は、プラスの電気を持っていることが確認されている。
さて、普通の水に少量の食塩などを混ぜて電気を流すと、水の電気分解によって、水素と酸素が発生する。
今回の塩化銅の水溶液に、電気を流して、銅と塩素を発生させる実験は、つまり、塩化銅の電気分解(電解)をしたことになる。
なお、この実験で陰極に銅が付着することを応用して、金属の表面に 銅めっき をすることが出来る。
=== 銅の電解精錬 ===
[[File:Electrorefining copper jp.svg|thumb|400px|銅の電解精錬]]
銅の純度が20%から40%の銅精鉱を、コークス(主成分:炭素)などとの加熱反応で還元したものは、銅の純度が約99%であり、{{ruby|粗銅|そどう}}と呼ばれる。粗銅には亜鉛や銀などの不純物が含まれるため、純度をさらに上げるには、これらの不純物を分離する必要がある。その手段として電解が利用されている。
電解液には硫酸銅(II)水溶液を用いる。陽極(英語: anode、アノード)には、純度を上げたい粗銅を使用する。一方、陰極(英語: cathode、カソード)には純度の高い銅を用いる。電気分解により、以下の反応が起こる:
* 陰極: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
* 陽極: Cu → Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
陽極からは銅だけでなく、銅よりイオン化傾向の大きい鉄、亜鉛、ニッケルなども溶け出す。しかし、陰極で析出するのはほぼ銅のみであるため、高純度の銅が得られる仕組みとなっている。
粗銅中に銀や金が含まれていた場合、これらはイオン化傾向が銅よりも小さいため、陽極の下に沈殿する。この沈殿物を{{ruby|陽極泥|ようきょくでい}}(英語: anode slime)という。陽極泥には金や銀などが含まれているため、これらの貴金属も回収の対象となる。
陰極には純度99.99%程度の高純度銅が析出する。これを{{ruby|純銅|じゅんどう}}という。
=== 塩化水素の水溶液に電気を流す場合 ===
他の電解質の水溶液に、電気を流す場合も考えてみよう。
塩酸の水溶液に電気を流すと、陽極に塩素が発生する。塩化銅の水溶液に電気を流す実験でも、陽極には、塩素が発生したのであった。以上の2つの実験から、塩素をふくむ電解質の水溶液の陽極には、ふつう、塩素が発生することがわかる。
一方、塩酸の水溶液に電気を流す実験で、陰極(マイナス極)のほうには、水素が発生する。
:水素が陰極に引かれることから、水素は逆の電気を持っている、つまり水素はプラスの電気を持っている。
:塩素が陽極に引かれることから、つまり塩素の電気は逆符号の電気であり、塩素はマイナスの電気を持っている。
そのほかの様々な実験からも、塩酸や塩化銅の水溶液中での塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。
=== 原子の成り立ちとイオン ===
原子は, {{ruby|'''陽子'''|ようし}}と{{ruby|'''中性子'''|ちゅうせいし}}からなる{{ruby|'''原子核'''|げんしかく}}と、原子核のまわりを回る'''電子'''からできている。原子の直径は1億分の1cm程度である。電子は、原子核には含めない。
陽子の質量と、中性子の質量は、同じである。厳密にいうと、ほんのわずかに質量が違うのだが、ほとんど同じなので、中学の段階では、陽子の質量と、中性子の質量は同じである、と考えてよい。一方、電子の質量は、陽子と比べて、極めて小さい。電子の質量は、陽子の質量の 約 <math>\frac{1}{1800}</math> 倍 でしかない。
したがって、原子にとって、電子は、ほとんど質量が無い。ある原子や分子の質量の大きさを決めているのは、その原子核の陽子や中性子の個数である、と考えても、中学高校では、あまり問題は無い。
電子1個のマイナスの電気の強さは、陽子1個のプラスの電気の強さと符号が反対なだけで、強さは同じであるので、1個の電子と1個の陽子の力がつりあう。
原子の中心には+の電気をもつ原子核が1つあり、マイナスの電気をもついくつかの電子がそれを取り巻いている。安定している状態の原子や分子では、原子核の持つ陽子の数と、電子の持つ数とは、同じであり、原子核がもつ+の電気の総量と、電子のもつマイナスの電気の総量が等しいので、原子全体は電気を帯びていない。
ある原子が、何の'''元素'''であるかは、原子核に含まれる陽子の数で決まる。一方で、原子核の中性子の数は、陽子の数に近いが、必ずしも陽子と中性子の数が同じとは限らない。原子核に含まれる陽子の数が同じで(すなわち、同じ元素で)、中性子の数が異なるものを、{{ruby|'''同位体'''|どういたい}}(英語: isotope)という。
ふつうの水素原子の原子核は、1個の陽子だけである。1個の陽子だけを持つ水素原子のまわりの電子の数は、1個の電子がある。
[[File:Helium Atom jp.svg|frame|right|ヘリウム原子のモデル。図での緑色で表された粒が、中性子。ヘリウムの原子核は2個の陽子と、2個の中性祖を持つ。ヘリウムの電子は2個である。]]
ふつうのヘリウム原子の原子核は、2個の陽子と、2個の中性子との、計4個の粒子である。ヘリウムの電子の数は、陽子と同じ2個である。
ヘリウム原子の原子核の質量は、水素原子の原子核の質量の、ほぼ4倍である。
たとえば水素原子とヘリウム原子の質量の比なら、電子の質量は無視できる。よって原子核の粒子数の比から、ヘリウム原子の質量は、水素原子の質量の4倍である。
電気を帯びた原子を'''イオン'''という。イオンのうち、+(プラス)の電気を帯びたイオンを'''陽イオン'''と言い、いっぽう、-(マイナス)の電気を帯びたイオンを'''陰イオン'''という。
塩化銅の水溶液での塩素は、陰イオンである。塩化水素の水溶液での塩素も、陰イオンである。<br>
塩化銅の水溶液での銅は、陽イオンである。塩化水素の水溶液での水素は、陽イオンである。
イオンは原子が電子を失ったり受けとったりすることにより、安定な状態になったものである。陽イオンは、原子が電子を失って+の電気を帯びたものである。電子を2個失うと、1個の場合の2倍の+電気を帯びる。一方、塩素原子などは電子を受けとり-の電気を帯びる。
原子の記号の右肩に,帯びている電気の種類と量を書いた記号を'''イオン式'''という。
(注:イオン式という用語は、令和2年度教科書から全ての教科書で撤廃されました。)
:水素イオン(H<sup>+</sup>) …… 水素原子が電子を1個失った陽イオン
:銅イオン(Cu<sup>2+</sup>) …… 銅原子が電子2個を失った陽イオン
:カリウム イオン (K<sup>+</sup>)
:亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)
:ナトリウムイオン(Na<sup>+</sup>)
:塩化物イオン(Cl<sup>-</sup>) …… 塩素原子が電子1個を取りこんだ陰イオン
:水酸化物イオン(OH<sup>-</sup>)のように、イオンには原子がいくつか集まったもので電気を帯びたものもある。
:硫酸イオン(SO<sub>4</sub><sup>2-</sup>)
:硝酸イオン(NO<sub>3</sub><sup>-</sup>)
OHなど、いくつかの原子があつまった物であるが、分子にはなっていないものを、原子の集まりという意味で、原子団(げんしだん)と言う。
アンモニウムイオンも、このような、いくつかの原子があつまったイオンであり、アンモニウムイオンは原子団である。
ナトリウムイオンは陽イオンであり、Na<sup>+</sup>である。
塩化ナトリウム NaCl では、塩化物イオンCl<sup>-</sup>のマイナス電荷1個と、ナトリウムイオンNa<sup>+</sup>とのプラス電荷1個がつりあっているので、塩化ナトリウム NaCl 全体では電気を持っていない。
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
塩化銅 CuCl<sub>2</sub> も、塩化物イオン Cl<sup>-</sup> の2個と、銅イオン1個 Cu<sup>2+</sup> のプラス電荷の2個がつりあっているので(銅イオンの場合、銅原子1個につき電気が2個ある)、塩化銅 CuCl<sub>2</sub>全体では電気を持っていない。
: CuCl → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
電解質が水にとけて陽イオンと陰イオンとに分かれることを{{ruby|'''電離'''|でんり}}(英語: ionization)またはイオン化という。非電解質は電離しない。
塩化ナトリウムが水に溶けてイオンに分かれることも、電離である。塩化銅が水溶液中で塩化物イオンと銅イオンに分かれることも電離である。
砂糖が水に溶けても、電離はしていない。エタノールを水に溶かしても、電離してない。
塩化水素は、気体の状態では水素原子と塩素原子が結合したもので電気的に中性である。水にとけると、水素イオンH<sup>+</sup>と塩化物イオンCl<sup>-</sup>となる。1つの塩化水素からは1つの水素イオンと1つの塩化物イオンができる。
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
*さまざまな電解質の電離の例
・塩化水素
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・塩化ナトリウム
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・水酸化ナトリウム
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
・塩化銅
: CuCl<sub>2</sub> → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
=== 参考: 人体とイオン ===
スポーツドリンクなどの広告とかで、「電解質」やら「イオン」などの文字を見たり聞いたりすることもあるでしょう。保健体育などの授業でも、電解質やイオンなどの言葉を聞く場合もあるかもしれません。
これは、どういうことでしょうか。
じつは、私たち人間の体にも、血液中などに、塩化物イオンやナトリウムイオンなどのイオンが溶けています。
ナトリウムイオンは、人体で、さまざまな働きをしています。汗をかくと、ナトリウムイオンなどのイオンが失われます。もしナトリウムが不足しすぎると、 めまい や けいれん などの危険な症状になります。
なので、ナトリウムイオンなどをおぎなうために、食事などでは{{ruby|食塩|しょくえん}}をおぎなう必要があるので、塩分のふくまれたものを食べるのです。
学校の給食は、栄養士の人などが、中学生に必要な塩分やカロリーやビタミンなどを計算して、給食を作っています。アレルギーが無い限り、なるべく給食を食べるようにしましょう。
さて、汗をたくさん、かいたあとに、水だけを飲んでも、ナトリウムは補われません。熱中症で、汗をかきすぎた場合は、患者に水だけを飲ませるよりも、うすめの食塩水をのませたほうが良いのです。(中学高校の保健体育の教科書でも、そう説明されています。)ちなみに、みそ汁の濃度と同じくらいの濃度が、熱中症の人に飲ませる食塩水の濃度では、ちょうど良いとされています。この濃度は、水1kgあたり、食塩2gていどです。
スポーツドリンクで「イオン」とか「電解質」と言ってるのは、商品にもよりますが、運動で汗をかいたときに不足しやすいナトリウムなどのイオンが含まれている飲料だからです。
=== 電池のしくみ ===
化学変化や温度差、光などの作用によって電気エネルギーをつくり出す装置を{{ruby|'''電池'''|でんち}}(英語: battery)という。
電池のうち、化学変化を利用して化学エネルギーを電気エネルギーに変える電池のことを、{{ruby|'''化学電池'''|かがく でんち}}と呼ぶ。
一方、太陽光発電パネルなどのように、化学反応を用いなくても発電できる装置は、化学電池ではない。
本節では、化学電池を重点的に説明する。イオンの観点から、化学電池を説明する。
さて、化学電池では、どうやって、化学変化で電気を起こしているのだろうか。
* 復習:電気回路とは
まず、電気回路について、復習の便宜のため、説明しておこう。
まず電流とは、導線の内部を、マイナスの電気をもつ電子が流れているのが電流の正体である。
金属線を電池などの電源に接続すると、金属線中の電子は-極から+極に向かっていっせいに移動する。回路を流れている電流とは、このように電源の-極から+極に流れる電子の移動である。
'''電流の向きは電源の+極から出て-極に入る向きに流れる'''と決められている。これは、電流の向きが決められた当時は電子がまだ発見されていなかったことによる。電流の正体が-の電気をもつ電子の流れであることがわかってからも、「電流は電源の+極から出て、-極に入る向きに流れるもの」と定義されている。
==== 参考:電池の発見の歴史 ====
[[File:VoltaBattery.JPG|thumb|200px|ボルタの電椎(でんつい)とほぼ同じ構造の電池。]]
1780年ごろ、イタリアの解剖学者ガルバーニ(1737〜1798)は、解剖したカエルの あし に2種類の金属を接触させると、あしが感電したかのようにけいれんすることを発見した。ガルバーニはカエルの筋肉に電気がたくわえられているのだろうと考え、これを「動物電気」と名づけた。
しかし、解剖した あし が けいれん する本当の原因は、2種類の金属が、電池の電極となって、電気をつくっているのだった。
イタリアのボルタ(1745〜1827)による電池の研究によって、けいれんの本当の原因が明らかになった。
そしてボルタは、1800年、2種類の金属(銅と亜鉛)で、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)でしめらせた厚紙をはさんだ物によって電池をつくり、現代でいう「ボルタの電池」を発明した。
[[File:ボルタの電椎のしくみ.svg|thumb|350px|left|ボルタの電椎のしくみ]]
この電池から取り出される電流は小さかったので、ボルタは直列的に2種類の金属ではさんだ厚紙(食塩水でしめらせてある)を何段も積みかさね、柱状にした電池を発明した。この柱状に積み重なったボルタの電池を「ボルタの電椎」(でんつい)という。
{{-}}
==== ボルタの電池 ====
[[File:ボルタの電池.svg|thumb|400px|ボルタの電池]]
うすい塩酸、またはうすい硫酸に、亜鉛板と銅板をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の正極で、亜鉛板の側が負極である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液からなる電池を'''ボルタの電池'''(Voltaic pile)という。
亜鉛板が電池のマイナス極に相当し、銅板がプラス極に相当する。
ここで重要なのは、決して片方の亜鉛板だけを硫酸にひたしても、マイナス極しか出来ていないから、電気は発生しなくて、電池にはならない。たとえ亜鉛板が酸と反応して溶けても、電池は出来ず、電気も流れず、単に亜鉛板が硫酸にとけていくだけである。
マイナス極の亜鉛板だけでなく、亜鉛板にくわえて、プラス極になる銅板を薄い硫酸にひたして、こうしてプラス極とマイナス極とがそろって、化学電池になるのである。
ボルタの電池が、電池であることを確認するには、回路に豆電球(ただし理科実験用の小型のもの)をつないだり、あるいはモータ(ただし理科実験用の小型のもの)をつなげば良い。回路に電球やモータをつないだとき、電極で起こる化学反応は以下の通りである。
* 亜鉛板
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)になり水溶液にとけ出す。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
* 銅板
亜鉛板にたまった電子が導線へ流れ出し、モーターを通ったあと銅板に流れこむ。この電子は、水溶液中の水素イオン(H<sup>+</sup>)と結びつき水素原子になる。できた水素原子2個が結びついて水素分子(<math>H_2</math>)になる。
電子の流れは「亜鉛板 → 銅板」なので、電流の向きは、「銅板 → 亜鉛板」となり、亜鉛板が−極、銅板が+極となる。
ボルタの電池の電圧は、最初は常にほぼ一定である。この電池が作る電圧を{{ruby|'''起電力'''|きでんりょく}}(英語: electromotive force, EMF)という。ボルタの電池の起電力は、1.1ボルトである。
電圧や起電力の単位の「ボルト」の由来は、ボルタの電池を発見したボルタが由来である。
なお、ボルタの電池は、時間がたつと、起電力が下がっていってしまう。
起電力が下がる理由として、よく言われてきた説は「反応中に銅板で発生する水素による泡が原因である」という説があるが、詳しい理由は不明、または他の理由なども混ざった複合的な現象であるかもしれないと考えられている。(このため、原因については入試に出ない)
用語として、水素の泡が原因という説に立った場合の用語だが、電極に発生した泡による起電力の低下を、電池の{{ruby|分極|ぶんきょく}}(英語: polarization)という。(分極は高校レベルなので、中学生は、あまり気にしなくて良い。)
ボルタの電池のように、プラス極の金属板とマイナス極の金属板は、べつの種類の元素でなければならない。プラス極とマイナス極の両方の金属板を亜鉛板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
同様に、プラス極とマイナス極の両方の金属板を銅板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
ボルタの電池の他にも、化学反応を用いた電池は多くある。たとえば、乾電池に用いられるアルカリ電池やマンガン乾電池も、化学反応を用いている。
このように、起電力の電圧の発生要因に化学反応を用いている電池を化学電池(かがくでんち)という。
金属と酸との化学電池の組み合わせは、銅と亜鉛だけでなくとも、可能である。
銅板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
亜鉛板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
※ じつは、ボルタ電池では、亜鉛板のほうにもH<sub>2</sub>の泡が発生する(これは、後述のイオン化傾向の理論通りの結果である)。起電力が低下する原因として、銅表面が実は酸化銅であり、それが電池として使用されて消耗するからだという説もある。このように事情で、「分極」の通説が間違っている可能性もあるので、中高生はボルタ電池には深入りの必要は無い。後述のダニエル電池に、仕切りの「素焼き板」がある。「素焼き板が無くても電池が作れる」という事さえ、分かればいい。
※ 論文[https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/46/10/46_KJ00003520589/_pdf 『ボルタ電池はもうやめよう』, The Chemical Society of Japan]が詳しい。
==== イオン化傾向 ====
:(※くわしくは高校でイオン化傾向を習うが、中学の検定教科書と参考書などに書かれているので、余裕があれば学んで頂きたい。)
ボルタ電池や、後述するダニエル電池のような反応がなぜ起こるかは、この節で説明する、亜鉛板と銅板との「イオン化傾向」というものの差による。
金属元素の単体を水または水溶液に入れたときの、陽イオンのなりやすさを{{ruby|'''イオン化傾向'''|イオンか けいこう}}(英語 ionization tendency、イオニゼイション・テンデンシー)という。
例として、亜鉛Znを{{ruby|希塩酸|きえんさん}}HClの水溶液に入れると、亜鉛Znは溶け、また、亜鉛は電子を失ってZn<sup>2+</sup>になる。
:Zn + 2H<sup>+</sup> → Zn<sup>2+</sup> + H<sub>2</sub>
一方、銀Agを希塩酸(薄い塩酸のこと)に入れても反応は起こらない。
このように金属のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさ)の大きさは、物質ごとにイオン化傾向の大きさが異なる。
今度は、銅を希塩酸の溶液に入れてみた場合を考える。この場合は、なにも反応しない。
以上の例だけでは、まだ、銅と銀のイオン化傾向の大きさの大小関係は不明である。
* 銅と銀のイオン化傾向
;硝酸銀溶液と銅の場合
そこで、銅と銀のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)を比べるための実験例として、
硝酸銀AgNO<sub>3</sub>の溶液に、銅線や銅板などの銅の固体を添加する。
ここでは、銅板を添加したとしよう。すると、銅板の表面に銀が付着し、銀が析出する。
一方、この硝酸銀の溶液中では銅板は陽イオンとなり溶ける。
溶液は、しだいに青くなるが、この青色は銅イオン溶液の色である。以上の変化を反応式で書くと、
:Cu + 2Ag<sup>+</sup> → Cu <sup>2+</sup> + 2Ag
なお、この反応で生じた銀を、生じ方が樹木が伸びるように析出した銀が伸びることから{{ruby|'''銀樹'''|ぎんじゅ}}という。
;硫酸銅溶液と銀の場合
いっぽう、今度は溶液を変え、硫酸銅 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> の溶液に銀板Agをいれても、
なにも析出せず、なにも変化は起きない。
これらのことから、銅は銀よりもイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)が大きいであろうことが予測できる。
;亜鉛と銅のイオン化傾向
また溶液を変え、硫酸銅の水溶液に亜鉛板Znを添加すると、亜鉛の表面に銅が析出する。
このことから、亜鉛Znは銅Cuよりもイオン化傾向が大きいことが予想できる。
* イオン化列(イオンか れつ)
さまざまな溶液や金属の組み合わせで、イオン化傾向の比較の実験を行った結果、
イオン化傾向の大きさが決定された。
左から順に、イオン化傾向の大きい金属を並べると、以下のようになる。
: Li > K > Ca > Na > Mg > Al > Zn > Fe > Ni > Sn > Pb > (H<sub>2</sub>) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
:左側ほど、陽イオンになりやすい。 右側ほど、イオン化しづらい。
(中学の段階では、覚える必要はない。)
金属を、イオン化傾向の大きさの順に並べたものを金属の{{ruby|'''イオン化列'''|イオンかれつ}}(英語: ionization series)という。
水素や水は金属では無いが、比較のため、イオン化列に加えられる。
金属原子は、上記の他にもあるが、高校化学では上記の金属のみのイオン化列を用いることが多い。
なお、イオン化列の記憶のための語呂合わせとして、
「リッチに貸そうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる借金。」(りっちに かそうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる しゃっきん。)
などのような語呂合わせがある。ちなみにこの語呂合わせの場合、
:「Liリッチ に Kか そう かCa なNa、まMg あAl、あZn てFe にNi す なPb、ひH2 どCu すHg ぎAg る 借金Pt,Au。」
と対応している。中学では無理に覚える必要はない。
==== ダニエル電池 ====
[[File:Daniell cell education japanese.svg|thumb|400px|ダニエル電池]]
[[File:Galvanic cell-ja.png|thumb|400px|ダニエル電池<br>
この図での「カチオン」<br>とはZn<sup>2+</sup> のこと。「アニオン」とはSO<sub>4</sub><sup>2-</sup> のこと。
※ 中学生用の説明図がまだ作成されていません。検定教科書や市販の教材で、図をご確認ください。
アノードとは、電池のマイナス極のこと。カソードとは電池のプラス極のこと。
]]
:(※編集者への注意。 2021年の指導要領改訂により、従来のボルタ電池に加えて、ダニエル電池を中学で習うようになった。また、イオン化列もより詳しく習うようになった。)
ビーカーをセロハンまたは素焼き(すやき)の筒・板で区切り、どちらかに硫酸銅水溶液に銅板、もう一方に硫酸亜鉛水溶液に亜鉛版をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の+極(プラスきょく)で、亜鉛板の側が-極(マイナスきょく)である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液、セロハンまたは素焼きの板からなる電池を'''ダニエル電池'''という。
※ 素焼きとは、天然の粘土をこねて焼いた材料。
ダニエル電池にはボルタ電池では分極の原因だった H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> が無いので、ダニエル電池では分極が起きない。
* 亜鉛板側
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオンになり水溶液にとけ出す。なので亜鉛イオンはとけてボロボロになっていく。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
: 亜鉛(原子) → 亜鉛イオン + 電子(2個)
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。
* 銅板側
亜鉛版側から流れてきた電子e<sup>-</sup>は硫酸銅水溶液中の銅イオンとくっつき、銅原子となり銅板に付着する。
: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
: 銅イオン + 電子(2個) → 銅(原子)
銅イオンが銅板に付着するため、硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、溶液の色も青色から無色に変化していく。
* セロハンを使う理由
セロハンとは?→紙のようなもので目には見えない無数の穴があり、イオンが通り抜けることができる。
:1...液体が混合するのを防ぐため。
:→当たり前のことであるが、硫酸銅水溶液と硫酸亜鉛水溶液をセロハン・仕切りを入れずにビーカーに入れたら混ざってしまう。
:2...電気的なかたよりを防ぐため。
:→ダニエル電池では、銅板側の硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。ということは、銅板側では陽イオンである銅イオンが減り、-にかたよっている、亜鉛側では陽イオンである亜鉛イオンが増え、+にかたよっているといえる。そのためダニエル電池ではセロハンを通してイオンが移動する現象が起きる。亜鉛版側の亜鉛イオンが硫酸銅水溶液側に行き、銅板側の水溶液の硫酸イオンが+極側に移動する。そのため電気的なかたよりがなくなる。
==== 身の回りの化学電池 ====
*マンガン乾電池
マンガン乾電池の起電力の電圧は約1.5ボルトである。
マンガン電池の内部では、マイナス極に亜鉛を用いており、プラス極に二酸化マンガンを用いている。
電解質として、塩化亜鉛水溶液を用いている。
ボルタ電池のような反応がなぜ起こるかは、次の節で説明する、亜鉛板と銅板とのイオン化傾向の差による。
===== 二次電池 =====
* 鉛電池(なまり でんち)
自動車のバッテリーで用いられている電池である。
電極は、マイナス極に{{ruby|鉛|なまり}}を用いている。プラス極には、酸化鉛を用いている。
電解質には、うすい硫酸が用いられている。
鉛電池では、外部から逆向きに電流を加えることで、{{ruby|'''充電'''|じゅうでん}}が出来る。このように、充電の出来る電池のことを{{ruby|二次電池|にじでんち}}と言う。
一方、充電できない電池を{{ruby|一次電池|いちじ でんち}}という。マンガン乾電池は充電できないので、マンガン乾電池は一次電池である。
* リチウムイオン電池
携帯電話のバッテリーや、ノートパソコンのバッテリーに用いられている。二次電池であり、充電できる。
* ニッケル水素電池
デジタルカメラなどに用いられている。二次電池であり、蓄えられる電気の大きさが大きい。
=== 燃料電池 ===
[[Image:Solid oxide fuel cell protonic.svg|thumb|燃料電池。 (水素-酸素系)<br>左側から供給された水素 H<sub>2</sub> の一部は、正極でイオン化され、負極にたどり着き、酸素 O<sub>2</sub> と反応し水になる。<br>anode = 陰極 , cathode = 正極 , Fuel = 燃料 , electrolyte = 電解質 .]]
酸素と水素を用いて、電気分解と逆の反応を行っている。水素などの陽極の燃料を、触媒を用いてイオン化させ、余った電子を取り出す電池。陽極の燃料が水素の場合は、陰極で酸素および回収した電子と反応し水になる。このような仕組みで、電気を取り出す装置を燃料電池(ねんりょう でんち)という。様々な方式の燃料電池がある。
:2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub> → 2H<sub>2</sub>O + 電気
一方、電気分解は、次のような反応式で表せた。
:2H<sub>2</sub>O + 電気 → 2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub>
水素ガスなどからエネルギーを取り出せる燃料電池(ねんりょう でんち)は、べつに発電方法では無い。電池は、発電した電力を蓄える装置でしかない。水素ガスを作るのに、別の電力が必要になる。
石油を燃やしたりするのとは違い、燃焼を行っておらず、反応では水と電気が出来るだけなので、直接的に大気汚染をすることは無く、環境への負担が低いと考えられており、そのため燃料電池の開発が進められている。
=== 電気分解 ===
電解質の水溶液に、電極を2本入れて、それぞれの電極に、外部の直流電源から電気を通じると、電極で水溶液中の物質に化学反応を起こせる。これを'''電気分解'''(でんきぶんかい、electrolysis、イレクトロシス)という。あるいは略して'''電解'''(でんかい)という。
電気分解で、直流電源の負極につないだ側の電極を'''陰極'''(いんきょく、cathode、カソード)という。
電気分解で、直流電源の性極につないだ側の電極を'''陽極'''(ようきょく、anode、アノード)という。
陰極の電荷は、電源の負極から電子が送られてくるので、陰極は負電荷に帯電する。一方、陽極の電荷は、正電荷に帯電する。
なお、電極には、白金や炭素などを用いる。
一般に電気分解で反応を起こしたい対象は「水溶液」であり、電極そのものは反応を起こしたい対象ではないので、混同しないように注意のこと。外部の文献などでは、説明の簡略化のため、電気分解では「電極での反応」などという事が多いが、電極そのものが析出をするのでは無いので、間違えないように。
この電気分解の実用例として、金属の精錬に利用されている。
;水の電気分解
純水な水は電気を通さないので、導電性を高めるために硫酸か、あるいは水酸化ナトリウムを加える。
ナトリウムは、非常にイオン化傾向が大きいので、ナトリウム原子は陰極では電子を受け取らずに、水分子がイオンを受け取るので、結果として、下記のように水素イオンが電子と反応をするので、水の電気分解が下記のように起きる。
陰極で水素 H<sub>2</sub> が発生する。
:陰極: 2H<sup>+</sup> + 2e<sup>-</sup> → H<sub>2</sub>↑
陽極では、酸素 O<sub>2</sub> が発生。
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
:陽極: O<sub>2</sub>が発生。
このままだと、陰極と陽極の電子の数が釣り合わないので、陰極を2倍すればいい(すると、両方とも4個になる)。
:陰極: 4H<sup>+</sup> + 4e<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>↑
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
さて、実験結果では、水の電気分解で発生する気体の体積の比率は、一定で、
:(陽極の酸素):(陰極の水素)= 2:1
である。
ちょうどこれは、上記の電子の個数がつりあった陰極と陽極の化学式での、それぞれの気体の係数に、反比例をしている。
この事と、他のさまざまな化学反応実験の結果を合わせれば、今回の実験が、この中学理科であつかった分子やイオンの考え方が正しい事の証明のひとつになる。
:(※ 範囲外)中学の検定教科書では深入りしないが、電気分解に限らず、化学合成や分解といった化学反応では、一般的に、電子の受け渡しが仲介として行われている。そのため、上記のように、電子の個数に注目して化学式を計算していった結果が、実験結果によく合う事になる。(詳しくは高校で習う。)
=== 発展: 強電解質と弱電解質 ===
:※ 参考書の範囲
塩化ナトリウムのように、水に溶かすと電気を流れさせることのできる物質のことを、電解質という。
電解質のなかには、水に加えた分子のかZu の割には、電流が流れづらい物質もある事が分かっている。
たとえば、酢酸(さくさん) や、 アンモニア(アンモニア水)が、そうである。
これは、加えた分子のうち、一部しかイオンになっていないからである。このような、水に溶かしたさいに、どれだけの割合でイオンになるかを数値的に示した割合のことを「電離度」(でんりど)という(高校の範囲なので、理解できなくても良い)。
たとえば、酢酸の電離度は 0.1 の前後や 0.01 くらいであることも多い(温度や濃度によって変わるので、覚えなくて良い)。
いっぽう、塩酸の電離度は、0.999 のように、ほぼ1に近いので、計算では塩酸の電離度は1で近似するのが普通である
電離度の数値は、割合なので、0から1のあいだの数値を取る。
:※ じつは受験研究社が、脚注で「電離度」を紹介している(P.304 の脚注)。
電離度が、一定の割合よりも低い場合、その物質のことを、弱電解質(じゃくでんかいしつ)という。
いっぽう、塩酸や硫酸、水酸化ナトリウムなどは、その多くが水の中ではイオンになるので、これを強電解質といい、電離度は大きい。
上記では、サラっと「電離」という言葉を使ったが、水溶液中で、電解質の分子がイオンになって陽イオンと陰イオンに分かれることを「電離」(でんり)という(旺文社)。
「電」解質が、陽イオンと陰イオンに分かれて「離」れるから、その名の通り「電離」と呼ぶ。
電解質の単元でも紹介したが、電流が流れるのは、あくまでイオンに分かれて電離しているときである。
なので、たとえ強電解質であっても、水に溶かしていない固体ならば、電気を流さない。
たとえば塩化ナトリウムの固体は、強電解質であるが、しかし固体のままなので、電気を流さない。
{{コラム|「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の考え混同しないように|
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」の考えは、別物ではある。混同しないように。
たとえば、食塩である塩化ナトリウム NaCl は、強電解質ではあり、電離度も高く、電離度は 1 に近い。しかし、NaCl は、その水溶液(食塩水)は、まったく酸性でもなければアルカリ性でもない。
このように、「強酸」・「強アルカリ」の考え方と、強電解質の考え方は、まったく別々のものである。
あまり、関連づけて考えないほうが安全だろう。(参考書でも、関連づけはしていない。
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」は、両方とも、「電離度」の考え方で、考えることができる。
なので、無理やりにでも関連づけをさせようとすれば、「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の関連づけをさせる事もできる。だが、上記の食塩のように、あくまで別々の考えなので、あまり関連づけをしないほうが安全である。
}}
=== 塩とpH ===
分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
さて、強酸と弱アルカリを中和したときに得られる塩について、考える。
塩酸(これは強酸である)HClとアンモニア水(これは弱酸である(NH<sub>3</sub>水溶液)との中和で生じる塩は、塩化アンモニウム NH<sub>4</sub>Cl である。
この塩化ナトリウムを取り出して、、あらたに中性の水溶液中にこの塩化アンモニウムを加えると、下記のように電離する。
NH<sub>4</sub>Cl → NH<sub>4</sub><sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
弱アルカリを作るもとになっているアンモニウムイオンによって作られるアルカリ性と、塩素イオンによって作られる酸性とで、全体として強酸のもとになっている塩素イオンによって生じる酸性のほうが強いので、全体として、塩化アンモニウムの水溶液は、酸性になる。
同様に、硝酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
同様に、硫酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
このように、強酸と弱アルカリからなる塩を、中性の水溶液に加えた場合は、全体として酸性になる場合が多い。
次に、今度は、弱酸である酢酸 CH<sub>3</sub>COOH と、強アルカリである水酸化ナトリウム NAOH の中和によって生じる塩である 酢酸ナトリウム CH<sub>3</sub>COONa を考えよう。
酢酸ナトリウムは、中性の水溶液中で、次のように電離する。
CH<sub>3</sub>COONa → CH<sub>3</sub>COO<sup>-</sup> + Na<sup>+</sup>
この酢酸ナトリウム水溶液は、全体として、アルカリ性を示す。
ほか、炭酸ナトリウム Na<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> 水溶液も、全体としてアルカリ性を示す。(炭酸は弱酸であり、水酸化ナトリウムは強アルカリであるので。)
このように、弱酸と強アルカリからなる塩の水溶液は、アルカリ性を示す場合が多い。
なお、塩化ナトリウム NaCl 水溶液は、中性を示す。
これは、強酸である塩酸 HCl と 強アルカリである水酸化ナトリウム NaOH の塩として NaCl を考えれば、強酸と強アルカリとの塩であると考えることができる。
つまり、強酸と強アルカリとの塩は、中性を示す場合が多い。
同様に、いちいち式を書かないが、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、硫酸カルシウム、塩化バリウム、硝酸バリウム、硫酸バリウムなど、すべて、それぞれの水溶液は中性を示す。
水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> や、水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> は、それぞれ強アルカリであるので。
ただし、弱酸と弱アルカリとの反応は、やや特別である。
なお、暗黙の前提として、中和反応によって生じる「塩」は、電解質である。
なお、余談だが、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウムなどは、水に溶けにくい。
このように、電解質だからといって、水に溶けるからといって、水に溶けやすいとは限らない。
なお、塩化バリウムは、水に溶けやすい。(上記の溶けにくい物質に、塩化バリウムが無いことに注目)
このため、塩化バリウム水溶液と、硫酸銅水溶液を混ぜると、溶けにくい硫酸バリウムが出来るので、硫酸バリウムの沈殿が出来る。(受験研究社の参考書にある実験例)
:※ 中学の範囲を超えるので、深入りしない。旺文社の参考書では紹介していない実験。
== 発展 ==
=== 発展: 電子殻 ===
この節で扱う電子殻(でんしかく)について、詳しくは高校で習う。
[[Image:Electron shell 008 Oxygen (diatomic nonmetal) - no label.svg| thumb |200px| 酸素原子Oの電子は、K殻に2個の電子。L殻に6個の価電子を持つ。]]
[[File:Electron shell 001 Hydrogen (diatomic nonmetal) - no label.svg|thumb|200px| 水素原子Hの電子は、K殻に1個の価電子を持つ。]]
原子の構造のうち、電子が並んでいる原子核の周りの部分について、より詳しく見ていこう。
; 電子殻(でんしかく、electron shell) : 電子が飛び回っている部分全体を指す。階層構造になっている。
この電子殻は何重かにわかれており、内側から{{ruby|'''K殻'''|ケーかく}}(英語: K shell)、{{ruby|'''L殻'''|エルかく}}(英語: L shell)、{{ruby|'''M殻'''|エムかく}}(英語: M shell)、……と呼ぶ。
それぞれの層に入ることのできる電子の数は決まっており、その数以上の電子が一つの層に入ることは無い。たとえば、K殻に入ることのできる電子の数は2つまでである。また、電子は原則的に内側の層から順に入っていく。M殻以降では例外もあるが、中学・高等学校の化学ではこれについては扱わない。
また、いちばん外側の電子殻にある電子を{{ruby|'''最外殻電子'''|さいがい でんしかく}}と呼ぶ。最外殻電子は原子の性質に大きな影響を与える。ある原子とある原子との接点が、実際には電子殻であるため、原子の結合の仕方などはこの最外殻電子の個数が重要になってくる。原子の性質を決める最外殻電子を特別に{{ruby|'''価電子'''|かでんし}}(英語: valence electron)と呼ぶ。
:※ 「価電子」という用語は中学では習わないかもしれないが、当wikiの図表の都合で、紹介する。
最外殻にそれ以上電子が入ることのできない状態を{{ruby|'''閉殻'''|へいかく}}という。閉殻になっている原子の価電子の個数は'''0'''である。
[[File:Electron shell 002 Helium - no label.svg|thumb|left|200px| ヘリウム原子Heの電子は、K殻に2個の電子を持つ。ヘリウムは閉殻構造である。閉殻なのでヘリウムの価電子は0と数える。]]
基本的には、周期表の順番どおりに、電子が埋まっていく。だから、第一周目の水素 H とヘリウム He は、最外殻電子はK殻となる。
:※ 本ページ内に、周期表を掲載。「周期表・付録」でページ検索すると閲覧できるようにしておく。[[中学校理科_第1分野/化学変化とイオン#周期表・付録]]
そして、周期表の2行目以降のリチム Li やベリリウム Be などは、L殻に電子が配置されはじめる。
[[File:電子配置.png|400px|thumb|周期が3までの元素の電子配置]]
各々の原子の電子の、電子殻への配列の仕方を{{ruby|'''電子配置'''|でんしはいち}}(英語: electron configuration)という。K殻に2個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガス(希ガス)であるヘリウムHeの電子配置と同じである。L殻まで電子が全て収められ、L殻に8個の電子とK殻に2個の電子の合計10個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガスであるネオンNeの電子配置と同じである。
同様に、M殻の終わりまで全て電子が収められた状態は、貴ガスであるアルゴンArの電子配置と同じである。
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Electron shell 011 Sodium.svg |ナトリウム原子Naの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に1個の価電子を持つ。イオン(Na<sup>+</sup>)になったときは、最外殻の電子1個が放出されている。<br />電解質の場合、ナトリウムの電子殻が放出した電子の行き先は、電解質の、もう一方の原子の電気殻である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、ナトリウムNaの放出した電子の行き先は、塩素原子Clの電子殻である。
File:Electron shell 017 Chlorine.svg| 塩素原子Clの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に7個の価電子を持つ。イオン(Cl<sup>-</sup>)になったときは、最外殻に電子が1個入っている。<br />電解質の場合、塩素の電子殻に、やってきた電子の出所は、ほかの原子である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、塩素原子Clの電子殻にやってきた電子の出所(でどころ)は、ナトリウムNaから放出されている。
</gallery>
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Electron shell 010 Neon.svg|ネオンの電子配置。
File:Electron shell 018 Argon.svg|アルゴンの電子配置。
</gallery>
ナトリウムがイオン化すると、電子配置はネオンNeと同じになる。(原子核は、ナトリウムNaとネオンNeは、ちがっている。)
塩素がイオン化すると、電子配置は、アルゴンArと同じになる。(原子核は、塩素 Cl とアルゴン Ar は、ちがっている。)
----
* 第1周期…H:水素 He:ヘリウム
* 第2周期…Li:リチウム Be:ベリリウム B:ホウ素 C:炭素 N:窒素 O:酸素 F:フッ素 Ne:ネオン
* 第3周期…Na:ナトリウム Mg:マグネシウム Al:アルミニウム Si:ケイ素 P:リン S:硫黄 Cl:塩素 Ar:アルゴン
* 第4周期…K:カリウム Ca:カルシウム
{| class="wikitable" style="float:right"
|+ 原子番号20までの原子の電子配置
! 原子番号 !! 元素記号 !! K殻 !! L殻 !! M殻 !! N殻 !!
|-
! 1 !! H
| 1 || || || ||
|-
! 2 !! He
| 2 || || || ||
|-
! 3 !! Li
| 2 || 1 || || ||
|-
! 4 !! Be
| 2 || 2 || || ||
|-
! 5 !! B
| 2 || 3 || || ||
|-
! 6 !! C
| 2 || 4 || || ||
|-
! 7 !! N
| 2 || 5 || || ||
|-
! 8 !! O
| 2 || 6 || || ||
|-
! 9 !! F
| 2 || 7 || || ||
|-
! 10 !! Ne
| 2 || 8 || || ||
|-
! 11 !! Na
| 2 || 8 || 1 || ||
|-
! 12 !! Mg
| 2 || 8 || 2 || ||
|-
! 13 !! Al
| 2 || 8 || 3 || ||
|-
! 14 !! Si
| 2 || 8 || 4 || ||
|-
! 15 !! P
| 2 || 8 || 5 || ||
|-
! 16 !! S
| 2 || 8 || 6 || ||
|-
! 17 !! Cl
| 2 || 8 || 7 || ||
|-
! 18 !! Ar
| 2 || 8 || 8 || ||
|-
! 19 !! K
| 2 || 8 || 8 || 1 ||
|-
! 20 !! Ca
| 2 || 8 || 8 || 2 ||
|-
|}
「イオン化」の現象とは、最外殻電子が閉殻していない原子から、たとえば電子が外れたり、あるいは逆に空いている部分に電子が入る事である。
たとえば、ナトリウムがイオン化すると、最外殻電子のM殻にあった1個の電子を放出するので、そのナトリウムイオンの電子配置は、Mの一つ前のL殻の電子配置と同じになり(「閉殻」の構造)、比較的に安定する。
イオン化の反応にかぎらず、一般的によくある反応の直後で安定している場合は、原子の周囲の電子配置は、閉殻の電子配置になっているので、安定する、という仕組みになっているのが普通である。
ヘリウムや、ネオンやアルゴンなどの周期表18族原子は、右の表を見れば分かるように、最外殻電子が満杯の状態になっている。このため、18族のヘリウム、ネオン、アルゴンは、安定しており、化学反応しづらい。
18族以外の他の原子でも、イオン化や化学反応などによって、最外殻の電子配置が満杯になると、その原子や分子などは安定する。なので、水溶液中などでは、電子配置が、最外殻電子を埋めるように、もしくは最外殻電子をなくすように、反応をする。
この結果、周期表を見ることで、イオンになった場合の電荷の数や符号が、だいたい予想できる。
水素H、リチウムLi、ナトリウムNaなど、周期表の1族の原子がイオンになったとき、イオンはそれぞれ、H<sup>+</sup>、Li<sup>+</sup>、Na<sup>+</sup>、・・・というふうに、イオンの電気がプラス1である。
逆に、塩素は、周期表の17族にあるが、電子が1個だけ増えると、18族の電子配置と同じになるので、塩素イオンCl<sup>-</sup>というふうに、塩素イオンの電気はマイナス1ということが、周期表からも予想できる。
イオンに限らず、分子をつくる反応でも、最外殻電子の電子数を安定配置にする方向に、反応が進む。
たとえば水素Hの気体が、水素分子H<sub>2</sub>として存在する理由も、2個の水素原子が最外殻電子を1個ずつ共有すると、電子配置がヘリウムと同じになり、安定するからである。
酸素分子も同様であり、2個の酸素原子が、電子を2個ずつ共有すれば、16族の酸素原子は、ちょうどネオン(18族)の電子配置と同じになる。
固体の塩化ナトリウムでも、ナトリウムの電子1個が、塩素の電子殻に移動することで、それぞれ電子殻が安定する。
電子殻について、詳しくは高校で習う。
{{コラム|電子殻はナゼK殻から始まるか?|電子殻のアルファベットがKから始まるのは、発見当初にはK殻より内側にも殻があることもないことも示す論証も理論もなく、未知の殻は多くても10個を超えないだろうということでK殻から順に名付けることになりました。
しかし、K殻よりも小さい殻は発見されませんでした。
}}
{{clear}}
{{-}}
=== 周期表・付録 ===
「周期表・付録」
;周期表
{| border="0" cellspacing="1" cellpadding="0"
|-align="center"
!style="vertical-align: bottom; width:60px"|1
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
!style="width:60px"|18
|-align="center"
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|1<br/>[[w:水素|'''H''']]<br/>水素
!style="vertical-align: bottom;"|2
| || || || || || || || || ||
!style="vertical-align: bottom;"|13
!style="vertical-align: bottom;"|14
!style="vertical-align: bottom;"|15
!style="vertical-align: bottom;"|16
!style="vertical-align: bottom;"|17
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|2<br/>[[w:ヘリウム|'''He''']]<br/><small>ヘリウム</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|3<br/>[[w:リチウム|'''Li''']]<br/><small>リチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|4<br/>[[w:ベリリウム|'''Be''']]<br/><small>ベリリウム</small>
| || || || || || || || || ||
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|5<br/>[[w:ホウ素|'''B''']]<br/>ホウ素
|style="border:solid #999 2px"|6<br/>[[w:炭素|'''C''']]<br/>炭素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|7<br/>[[w:窒素|'''N''']]<br/>窒素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|8<br/>[[w:酸素|'''O''']]<br/>酸素
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|9<br/>[[w:フッ素|'''F''']]<br/>フッ素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|10<br/>[[w:ネオン|'''Ne''']]<br/>ネオン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|11<br/>[[w:ナトリウム|'''Na''']]<br/><small>ナトリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|12<br/>[[w:マグネシウム|'''Mg''']]<br/><small>マグネシウム</small>
!style="vertical-align: bottom;"|3
!style="vertical-align: bottom;"|4
!style="vertical-align: bottom;"|5
!style="vertical-align: bottom;"|6
!style="vertical-align: bottom;"|7
!style="vertical-align: bottom;"|8
!style="vertical-align: bottom;"|9
!style="vertical-align: bottom;"|10
!style="vertical-align: bottom;"|11
!style="vertical-align: bottom;"|12
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|13<br/>[[w:アルミニウム|'''Al''']]<br/><small>アルミニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|14<br/>[[w:ケイ素|'''Si''']]<br/>ケイ素
|style="border:solid #999 2px"|15<br/>[[w:リン|'''P''']]<br/>リン
|style="border:solid #999 2px"|16<br/>[[w:硫黄|'''S''']]<br/>硫黄
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|17<br/>[[w:塩素|'''Cl''']]<br/>塩素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|18<br/>[[w:アルゴン|'''Ar''']]<br/>アルゴン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|19<br/>[[w:カリウム|'''K''']]<br/>カリウム<small></small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|20<br/>[[w:カルシウム|'''Ca''']]<br/><small>カルシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|21<br/>[[w:スカンジウム|'''Sc''']]<br/><small>スカンジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|22<br/>[[w:チタン|'''Ti''']]<br/>チタン
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|23<br/>[[w:バナジウム|'''V''']]<br/><small>バナジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|24<br/>[[w:クロム|'''Cr''']]<br/>クロム
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|25<br/>[[w:マンガン|'''Mn''']]<br/><small>マンガン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|26<br/>[[w:鉄|'''Fe''']]<br/>鉄
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|27<br/>[[w:コバルト|'''Co''']]<br/><small>コバルト</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|28<br/>[[w:ニッケル|'''Ni''']]<br/><small>ニッケル</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|29<br/>[[w:銅|'''Cu''']]<br/>銅
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|30<br/>[[w:亜鉛|'''Zn''']]<br/>亜鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|31<br/>[[w:ガリウム|'''Ga''']]<br/><small>ガリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|32<br/>[[w:ゲルマニウム|'''Ge''']]<br/><small>ゲルマニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|33<br/>[[w:ヒ素|'''As''']]<br/>ヒ素
|style="border:solid #999 2px"|34<br/>[[w:セレン|'''Se''']]<br/>セレン
|style="border:solid #09f 2px;color:#f33"|35<br/>[[w:臭素|'''Br''']]<br/>臭素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|36<br/>[[w:クリプトン|'''Kr''']]<br/><small>クリプトン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|37<br/>[[w:ルビジウム|'''Rb''']]<br/><small>ルビジウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|38<br/>[[w:ストロンチウム|'''Sr''']]<br/><small>ストロンチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|39<br/>[[w:イットリウム|'''Y''']]<br/><small>イットリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|40<br/>[[w:ジルコニウム|'''Zr''']]<br/><small>ジルコニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|41<br/>[[w:ニオブ|'''Nb''']]<br/><small>ニオブ</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|42<br/>[[w:モリブデン|'''Mo''']]<br/><small>モリブデン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|43<br/>[[w:テクネチウム|'''Tc''']]<br/><small>テクネチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|44<br/>[[w:ルテニウム|'''Ru''']]<br/><small>ルテニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|45<br/>[[w:ロジウム|'''Rh''']]<br/><small>ロジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|46<br/>[[w:パラジウム|'''Pd''']]<br/><small>パラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|47<br/>[[w:銀|'''Ag''']]<br/>銀
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|48<br/>[[w:カドミウム|'''Cd''']]<br/><small>カドミウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|49<br/>[[w:インジウム|'''In''']]<br/><small>インジウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|50<br/>[[w:スズ|'''Sn''']]<br/>スズ
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|51<br/>[[w:アンチモン|'''Sb''']]<br/><small>アンチモン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|52<br/>[[w:テルル|'''Te''']]<br/>テルル
|style="border:solid #09f 2px"|53<br/>[[w:ヨウ素|'''I''']]<br/>ヨウ素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|54<br/>[[w:キセノン|'''Xe''']]<br/><small>キセノン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|55<br/>[[w:セシウム|'''Cs''']]<br/><small>セシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|56<br/>[[w:バリウム|'''Ba''']]<br/><small>バリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*1</small><br/><small>ランタノイド</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|72<br/>[[w:ハフニウム|'''Hf''']]<br/><small>ハフニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|73<br/>[[w:タンタル|'''Ta''']]<br/><small>タンタル</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|74<br/>[[w:タングステン|'''W''']]<br/><small>タングステン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|75<br/>[[w:レニウム|'''Re''']]<br/><small>レニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|76<br/>[[w:オスミウム|'''Os''']]<br/><small>オスミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|77<br/>[[w:イリジウム|'''Ir''']]<br/><small>イリジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|78<br/>[[w:白金|'''Pt''']]<br/>白金
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|79<br/>[[w:金|'''Au''']]<br/>金
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff;color:#f33"|80<br/>[[w:水銀|'''Hg''']]<br/>水銀
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|81<br/>[[w:タリウム|'''Tl''']]<br/>タリウム
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|82<br/>[[w:鉛|'''Pb''']]<br/>鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|83<br/>[[w:ビスマス|'''Bi''']]<br/><small>ビスマス</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|84<br/>[[w:ポロニウム|'''Po''']]<br/><small>ポロニウム</small>
|style="border:solid #09f 2px"|85<br/>[[w:アスタチン|'''At''']]<br/><small>アスタチン</small>
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|86<br/>[[w:ラドン|'''Rn''']]<br/><small>ラドン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|87<br/>[[w:フランシウム|'''Fr''']]<br/><small>フランシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|88<br/>[[w:ラジウム|'''Ra''']]<br/><small>ラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*2</small><br/><small>アクチノイド</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|104<br/>[[w:ラザホージウム|'''Rf''']]<br/><small>ラザホージウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|105<br/>[[w:ドブニウム|'''Db''']]<br/><small>ドブニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|106<br/>[[w:シーボーギウム|'''Sg''']]<br/><small>シーボーギウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|107<br/>[[w:ボーリウム|'''Bh''']]<br/><small>ボーリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|108<br/>[[w:ハッシウム|'''Hs''']]<br/><small>ハッシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|109<br/>[[w:マイトネリウム|'''Mt''']]<br/><small>マイトネリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|110<br/>[[w:ダームスタチウム|'''Ds''']]<br/><small>ダームスタチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|111<br/>[[w:レントゲニウム|'''Rg''']]<br/><small>レントゲニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|112<br/>[[w:コペルニシウム|'''Cn''']]<br/><small>コペルニシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|113<br/>[[w:ニホニウム|'''Nh''']]<br/><small>ニホニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|114<br/>[[w:フレロビウム|'''Fl''']]<br/><small>フレロビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|115<br/>[[w:モスコビウム|'''Mc''']]<br/><small>モスコビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|116<br/>[[w:リバモリウム|'''Lv''']]<br/><small>リバモリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|117<br/>[[w:テネシン|'''Ts''']]<br/><small>テネシン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|118<br/>[[w:オガネソン|'''Og''']]<br/><small>オガネソン</small>
|-
|
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*1</span> [[w:ランタノイド|ランタノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|57<br/>[[w:ランタン|'''La''']]<br/><small>ランタン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|58<br/>[[w:セリウム|'''Ce''']]<br/><small>セリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|59<br/>[[w:プラセオジム|'''Pr''']]<br/><small>プラセオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|60<br/>[[w:ネオジム|'''Nd''']]<br/><small>ネオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|61<br/>[[w:プロメチウム|'''Pm''']]<br/><small>プロメチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|62<br/>[[w:サマリウム|'''Sm''']]<br/><small>サマリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|63<br/>[[w:ユウロピウム|'''Eu''']]<br/><small>ユウロピウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|64<br/>[[w:ガドリニウム|'''Gd''']]<br/><small>ガドリニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|65<br/>[[w:テルビウム|'''Tb''']]<br/><small>テルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|66<br/>[[w:ジスプロシウム|'''Dy''']]<br/><small>ジスプロシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|67<br/>[[w:ホルミウム|'''Ho''']]<br/><small>ホルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|68<br/>[[w:エルビウム|'''Er''']]<br/><small>エルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|69<br/>[[w:ツリウム|'''Tm''']]<br/><small>ツリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|70<br/>[[w:イッテルビウム|'''Yb''']]<br/><small>イッテルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|71<br/>[[w:ルテチウム|'''Lu''']]<br/><small>ルテチウム</small>
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*2</span> [[w:アクチノイド|アクチノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|89<br/>[[w:アクチニウム|'''Ac''']]<br/><small>アクチニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|90<br/>[[w:トリウム|'''Th''']]<br/><small>トリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|91<br/>[[w:プロトアクチニウム|'''Pa''']]<br/><small>プロトアクチニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|92<br/>[[w:ウラン|'''U''']]<br/>ウラン
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|93<br/>[[w:ネプツニウム|'''Np''']]<br/><small>ネプツニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|94<br/>[[w:プルトニウム|'''Pu''']]<br/><small>プルトニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|95<br/>[[w:アメリシウム|'''Am''']]<br/><small>アメリシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|96<br/>[[w:キュリウム|'''Cm''']]<br/><small>キュリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|97<br/>[[w:バークリウム|'''Bk''']]<br/><small>バークリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|98<br/>[[w:カリホルニウム|'''Cf''']]<br/><small>カリホルニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|99<br/>[[w:アインスタイニウム|'''Es''']]<br/><small>アインスタイニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|100<br/>[[w:フェルミウム|'''Fm''']]<br/><small>フェルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|101<br/>[[w:メンデレビウム|'''Md''']]<br/><small>メンデレビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|102<br/>[[w:ノーベリウム|'''No''']]<br/><small>ノーベリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|103<br/>[[w:ローレンシウム|'''Lr''']]<br/><small>ローレンシウム</small>
|
|-
|colspan="18" style="text-align:right"|
{| border="0" cellspacing="4" cellpadding="0" style="margin-left:auto;text-align:left"
|-
|style="border:solid #999 1px;"| 1 ||常温で[[w:固体|固体]]
|width="32"|
|style="border:solid #999 1px;background:#f0f0ff"| ||[[w:金属元素|金属元素]]
|width="32"|
|style="border:solid #f90 2px"| ||[[w:アルカリ金属|アルカリ金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#f33"| 1 ||常温で[[w:液体|液体]]
|
|style="border:solid #999 1px;background:#ccffff"| ||[[w:半金属元素|半金属元素]]
|
|style="border:solid #9f0 2px"| ||[[w:アルカリ土類金属|アルカリ土類金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#3f3"| 1 ||常温で[[w:気体|気体]]
|
|style="border:solid #999 1px"| ||[[w:非金属元素|非金属元素]]
|
|style="border:solid #09f 2px"| ||[[w:ハロゲン|ハロゲン]]
|-
| ||
|
|style="border:solid #999 1px;background:#ffffcc"| ||[[w:人工元素|人工元素]]
|
|style="border:solid #0f9 2px"| ||[[w:希ガス|貴ガス]]
|-
| ||
|
| ||
|
|style="border:solid #00f 2px"| ||[[w:遷移元素|遷移元素]]
|}
|}
書籍などでの実際の周期表には、つぎのように、原子番号や質量が、元素記号のとなりに書かれる。
:<math>\mathrm{{}_1^1 H}</math> (水素原子を例にとった。)
左上の数字は原子番号で、左下の数字は炭素原子{{sup|12}}Cの質量を12としたときの、その原子のおよその質量である。
書籍によっては、書く位置が違う場合もあるので、その書籍ごとに確認のこと。
それぞれの原子を羅列していくと、
; 元素の周期
: 第1周期 <math>\mathrm{{}_1^1 H , {}_4^2 He } </math>
: 第2周期 <math>\mathrm{ {}_7^3 Li , {}_9^4 Be , {}_{11}^5 B , {}_{12}^6 C , {}_{14}^7 N , {}_{16}^8 O , {}_{19}^9 F , {}_{20}^{10} Ne }</math>
: 第3周期 <math>\mathrm{ {}_{23}^{11} Na , {}_{24}^{12} Mg , {}_{27}^{13} Al , {}_{28}^{14} Si , {}_{31}^{15} P , {}_{32}^{16} S , {}_{35}^{17} Cl , {}_{40}^{18} Ar }</math>
というようになる。
----
=== 参考: 炎色反応 ===
:(※ 炎色反応は、2014年の現在では、中学校では、扱わない。もし読者に時間に余裕があれば、読んでもらいたい。)
化学反応で発生したイオンを調べる方法には、様々な方法があるが、一つの方法として、次に説明する炎色反応が応用できる。
ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのある種の元素は、炎の中に入れると、元素の種類ごとに特有の色の炎が上がる。
このような現象を{{ruby|'''炎色反応'''|えんしょくはんのう}}(英語: flame test)という。
イオンの検出では、白金線にイオン水溶液をつけガスバーナーの炎に入れると、もし水溶液中のイオンがリチウムイオンなら赤色に、ナトリウムイオンでは黄色に、カリウムでは赤紫色にそれぞれ炎が色づく。
{|align="center" style="border:solid #aaffaa 1px; text-align:center;"
|[[File:FlammenfärbungLi.png|52px|リチウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungNa.png|50px|ナトリウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungK.png|50px|カリウムの炎色反応]]
|-
|Li||Na||K
|}
* 炎色反応の元素と色の一覧
:リチウム: 赤
:カリウム: 赤紫
:ナトリウム: 黄色
:カルシウム: 橙(オレンジ色っぽい色のこと)
:銅: 青緑
:バリウム: 緑
中学の段階では、元素と色の対応を、無理に覚える必要はない。<!--また、色温度と混同しないように-->
<gallery>
Image:Flametest--.swn.jpg|試料を加えない場合のガスバーナーの色
Image:Flametest--Na.swn.jpg|ナトリウム
Image:Flametest-Co-Na.swn.jpg|ナトリウム(コバルトガラスを通した場合)
Image:FlammenfärbungK.png|カリウム
Image:FlammenfärbungCa.png|カルシウム
Image:FlammenfärbungLi.png|リチウム
Image:Flametest--Cu.swn.jpg|銅
Image:Boratflamme.jpg|ホウ素
Image:FlammenfärbungSb.png|アンチモン
</gallery>
花火の色は、炎色反応を利用しているのが、一般である。
[[Category:中学校教育|りか1]]
[[Category:理科教育|中1]]
ok0xjsemvzcq69m3dgih7zq2umk4vew
275902
275901
2025-06-26T01:45:27Z
Shun Fukami
88244
/* 中性 */
275902
wikitext
text/x-wiki
{{Nav}}
== 酸性とアルカリ性 ==
=== 酸と酸性 ===
[[ファイル:1-Blue and red litmus paper.jpg|thumb|left|リトマス紙]]
これまでに、塩酸(えんさん)や酢酸(さくさん)や硫酸(りゅうさん)などの酸について学んだ。これらの薄い水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 青色リトマス紙を赤色に変える。
* BTB液を加えると黄色になる。
このような性質を'''酸性'''(さんせい)と言った。また、酸性を示す物質を'''酸'''(さん、acid)と言った。酸性の水溶液のこれらの性質の理由は、イオンの観点で見ると、実は水素イオンH<sup>+</sup>の性質である。したがって、酸とアルカリをイオンの観点から定義しなおすと次のようになる。
酸とは、水に溶けたときに水素イオン H<sup>+</sup> を出す物質である。
たとえば塩化水素HClは、水溶液中では
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
と電離しているので、塩化水素は酸である。硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> も、同様に化学式に水素原子 H を含んでいる。この水素原子が水素イオンになるというわけである。
なお、「電離」(でんり)とは、水溶液に解けた時にイオンになる物質が、陽イオンと陰イオンに分かれることである。
アルカリとは、水に溶けたときに水酸化物イオン OH<sup>-</sup> を出す物質である。
たとえば水酸化ナトリウムNaOHは、水溶液中では
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
と電離しているので、水酸化ナトリウムはアルカリである。
{{コラム|アンモニア水がアルカリ性をしめす理由|
アンモニアNH<sub>3</sub>は、分子中にOHを含んでいないが、アンモニアの水溶液はアルカリ性をしめす。これは、アンモニアNH<sub>3</sub>は水に溶けると次のように電離して、水溶液中の水分子から水素イオンをうばってNH<sub>4</sub><sup>+</sup>をつくり、水酸化物イオンOH<sup>-</sup>を発生させるためである。
:NH<sub>3</sub>+H<sub>2</sub>O → NH<sub>4</sub><sup>+</sup>+OH<sup>-</sup>
このように、ある物質が酸かアルカリか、または、どちらでもないかは、イオン反応式も知らなければ判断できないので注意が必要だ。
アンモニアの例からも分かるように、もし化学式中に水素原子Hを含んでいても、その水溶液が酸性とは限らない。
}}
さて、つぎの節では、小学校以来これまでに習った酸とアルカリの基本的な性質を復習する。イオンの観点による酸やアルカリの定義と、これまでに習った酸やアルカリの基本的な性質や実験例、具体的な反応式などを関連付けてしっかり理解しよう。
=== 酸とアルカリの復習 ===
==== 酸についての復習 ====
酸性の溶液には次のような性質が有る。
* 食用に用いられる酢酸やクエン酸などの薄い水溶液を舐めてみると、すっぱい味がするように、食用の酸はすっぱいことが多い。
:'''(※ 注意:誤って、塩酸や硫酸などの水溶液を舐めてはいけない。)'''
:'''(※ 注意:理科室の物は、学校の先生の許可無く、味見しないこと。理科実験では危険な物質も扱うことがあるので、決して、許可無く口にいれてはならない。原則的に小中高の理科実験では、味見は行わない。たとえ食用で安全な物質だけを使う実験であっても、誤って別の危険な物質を混入させてしまう失敗をする場合もありうる。なので、理科実験では、念のため、最初から安全な物質でも味見をしないという指導が普通である。)'''
* 塩酸の水溶液は、鉄や亜鉛、マグネシウムなどの金属を溶かす。硫酸の水溶液は、金属と反応しやすい。
;主な酸
おもな酸には、塩酸HCl、酢酸CH<sub>3</sub>COOH、炭酸H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>、硫酸(りゅうさん)H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>、硝酸(しょうさん)HNO<sub>3</sub>などがある。ミカンなどの柑橘類(かんきつるい)に含まれるクエン酸や、食用油などに含まれるオレイン酸も酸である。
* 塩酸 HCl
塩酸 HCl とは、'''塩化水素'''(えんかすいそ、hydrogen chloride)という気体が溶けた水溶液である。
無色透明の水溶液である。強い酸性を示す。
塩酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
においは、刺激臭が有る。この刺激臭は塩化水素の蒸気のにおいである。
(※ 注意:塩酸のにおいをかぐ時は、決して直接、かいではいけない。塩酸の蒸気を手であおいだり鼻に風を送ったりして、間接的に、においをかぐ。)
:塩酸は、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄を溶かす。これらの金属を溶かすときに水素が発生する。この水素は塩化水素中に含まれていた水素原子が化学反応によって水素分子として生じたものである。
* 酢酸 CH<sub>3</sub>COOH
食用の酢酸水(CH<sub>3</sub>COOH水溶液)である食酢(しょくさく)には、酢酸(CH<sub>3</sub>COOH)が3%〜5%ほど含まれている。
酢酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:CH<sub>3</sub>COOH → CH<sub>3</sub>COO<sup>−</sup> + H<sup>+</sup>
においは、すっぱい刺激臭が有る。
濃い酢酸は、寒くなると凍る。凍った酢酸を氷酢酸(ひょうさくさん)という。
* 炭酸 H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>
二酸化炭素CO<sub>2</sub>の溶けた水溶液である。
* 硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>
水溶液中では、つぎのように電離している。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> → 2H<sup>+</sup> + SO<sub>4</sub><sup>2−</sup>
:硫酸 → 水素イオン + 硫酸イオン
と電離し、強い酸性を示す。
* 硝酸 HNO<sub>3</sub>
水溶液中では
:HNO<sub>3</sub> → H<sup>+</sup> + NO<sub>3</sub><sup>-</sup>
:硝酸 → 水素イオン + 硝酸イオン
と電離し、強い酸性を示す。
* 強酸(きょうさん)と弱酸(じゃくさん)
塩酸や硫酸などの強い酸のことを、まとめて、'''強酸'''(きょうさん)という。
一方、炭酸や酢酸などの、弱い酸を、'''弱酸'''(じゃくさん)と言う。
* 実験の際の注意
塩酸や硫酸、硝酸などの強い酸は、危険であり、取り扱いには注意を要する。皮膚などにつかないように注意する。
もし、実験の失敗などで、これらの酸の濃い酸が体にかかったり、大量の酸がかかったら、実験を中断し、すぐに大量の純水で洗い、先生や大人に相談すること。
注意するのは、酸の液体だけでなく、酸の液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
==== アルカリ ====
まず、復習をしよう。
水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カルシウム水溶液やアンモニア水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 赤色リトマス紙を青色に変える。
* BTB液を加えると青色になる。
* 水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えると、赤色に変わる。
このような性質を'''アルカリ性'''と言う。(または「塩基性」(えんきせい)と言う。高校では「塩基性」のほうの呼び方を使う。中学の段階では、アルカリ性で呼び方を統一してよい。)また、水溶液がアルカリ性を示す物質のことを'''アルカリ'''(alkali、発音:アルカライ)といい、高校では、そのような物質を「塩基」(base , ベイス)と呼ぶ。
アルカリの中にはタンパク質や脂肪などを溶かすものもあり、皮膚などを溶かし、強いアルカリや濃いアルカリの中には危険な物もある。取り扱いには注意すること。皮膚などにアルカリをつけないようにする。もしアルカリが目に入った場合は、即座に大量の純水で洗い流し、先生や大人に相談および連絡をして、必要に応じて保険医などに診察してもらうこと。
注意するのは、アルカリの液体だけでなく、アルカリの液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
こういう目にアルカリの入る事故が起きないように、あらかじめ、安全メガネなどを掛けておくなど、必要に応じて準備すること。
;主なアルカリ
* 水酸化ナトリウム NaOH
水酸化ナトリウム(すいさんかナトリウム、sodium hydroxide、ソウディアム・ハイドロオキサイド)は、強いアルカリ性を示す。なので取り扱いには気をつけること。
:白色で半透明の固体である。
:空気中に放置しておくと、空気中の水分を吸収し溶ける。この現象を「潮解」(ちょうかい,deliquescence,デリクエーセンス)といい、また、この性質を'''潮解性'''という。このため、水酸化ナトリウムを取り出すときは手際よく行う必要がある。
:アルミニウムを溶かす性質が有る。
:強いアルカリ性のため、タンパク質や脂肪などを溶かす。
* 水酸化カルシウム
消石灰のことである。
:白色の固体である。
:水には溶けにくいものの、溶ける。水酸化カルシウムの水溶液を'''石灰水'''(せっかいすい、limewater、ライムウォータ)という。
:石灰水に二酸化炭素を吹き込むと、白い沈殿物が生じる。この現象はよく、気体の種類が二酸化炭素であるかどうかを調べる手法に利用される。
* アンモニア NH<sub>3</sub>
アンモニアの水溶液を'''アンモニア水'''(アンモニアすい)という。
:刺激臭が有る。
*水酸化カリウム KOH
水酸化カリウムは、次のように電離する。
:KOH → K<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
==== 中性 ====
酸性でもなく、アルカリ性でもない性質を中性(ちゅうせい)という。純水(じゅんすい)は、中性である。
水溶液が中性をしめす物質は多くあるが、例を上げると、食塩水や砂糖水は中性である。リトマス紙に中性の水溶液をつけても、色は変わらない。
イオンの観点から見れば、水溶液が中性の物質は、たとえば、
:塩化ナトリウムNaClのように水溶液で電離はするが、水素イオン <sup>+</sup> や水酸化物イオン OH<sup>-</sup> をふくまない物質。
:砂糖のように、そもそも電離しなくて、イオンにならない物質。
:純水 H<sub>2</sub>O のように、水素イオン H<sup>+</sup> の数と、水酸化物イオン OH<sup>-</sup> の数とが、つりあっている物質。
などがある。
==== 中和 ====
酸性の溶液とアルカリ性の溶液を混ぜた水溶液を作ると、酸の水素イオン<math>\mathrm{H^+}</math>と、アルカリの水酸化物イオン<math>\mathrm{OH^-}</math>が結合し、水分子H<sub>2</sub>Oが出来る。
この反応を'''中和'''(ちゅうわ)と呼ぶ。
:H<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O
酸とアルカリが中和した際には水が生じる。
また、中和の結果、その水溶液は中性に近づく。中和とは、酸とアルカリが反応して水を生じることを言うので、必ずしも水溶液は中性ではない。
具体例として、塩酸 HCl と水酸化ナトリウム NaOH との、中和を考える。
:H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> + Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O + Na<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
のような反応が起こる。
(左辺前半の H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> はHClに由来。左辺後半の Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> は NaOH に由来。)
中和をしただけだと、水溶液にNaClが溶けて電離したままなので、塩化ナトリウム NaCl は 出来ない。
塩化ナトリウム NaCl のように、分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
たとえ塩化ナトリウムや塩化物で無くとも、もし酸とアルカリの中和反応で出来る化合物なら、その化合物は塩(えん)と言う。
塩の定義を、より詳しく言うと、中和反応での、酸の陰イオンと、アルカリの陽イオンとが結びついた化合物を、塩(えん)という。
詳しい定義で、たとえばNaClを説明すると、
:「酸(HCl)の陰イオン(Cl<sup>−</sup>)と、アルカリ(NaOH)の陽イオン(Na<sup>+</sup>)とが結びついた化合物を、塩(NaCl)という。」
というふうに、確かに、塩(えん)に なっている。
塩酸の水溶液に、水酸化ナトリウムを加えていくと、中和によって、だんだん中性に水溶液は近づいていく。
そのまま、さらに水酸化ナトリウムを加えると、もし完全にピッタリと塩酸の水素イオンを打ち消してつりあった瞬間では、水溶液は中性になるが、しかし現実には、ピッタリとつりあった瞬間で止めるのは不可能なので、よって基本的には、やや酸性よりの時点で実験を止めるか、それとも、ややアルカリ性に行き過ぎた時点で、実験を止めることになる。
つまり、けっして、
「ピッタリと中性になった時点で、水溶液を安定させて、もしそれ以上のアルカリまたは酸が外部から加えられてても、それ以上の反応の進行をとめるて中性のままで、いつづける」ような仕組みは無い。
なので、上述のように、完全に中和して中性になった水溶液に、そのあと少し余分に水酸化ナトリウムを加えられて、ややアルカリ性になった状態で、実験を終えることになるのが普通だろうか。
中和で生じる塩の種類については、反応に用いた酸とアルカリによって生じる塩が決まる。例えば、塩酸とアンモニア水が反応した時には水と塩化アンモニウム(えんかアンモニウム、ammonium chloride)が生じる。この反応は次の化学反応式で書かれる。
:<math>
\mathrm{HCl + NH_3 + H_2 O \rightarrow H_2O + NH_4 Cl}
</math>
以上の例のように、酸とアルカリを混合すると、中和によって、水と塩(えん)が生じる。
* おもな塩
・塩化ナトリウム(食塩) NaCl
<br />
中和によって塩化ナトリウムを生じさせたい場合は、塩酸HClと水酸化ナトリウムNaOHの中和で、塩化ナトリウムNaClを生じさせる事が出来る。
・硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>
<br />
硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> と水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> の中和によって、塩(えん)として、<span style="font-size: large">硫酸バリウム</span> BaSO<sub>4</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> + Ba(OH)<sub>2</sub> → BaSO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硫酸 + 水酸化バリウム → 硫酸バリウム + 水
硫酸バリウムは白色であり、また、沈殿(ちんでん)を生じる。つまり、硫酸バリウムは白色の沈殿になる。
したがって、硫酸と水酸化バリウムの中和で、白色の沈殿が生じる。この、硫酸と水酸化バリウムの中和で生じた白色の沈殿が、硫酸バリウムである。
反応式を書くときは、塩だけでなく、水も生じることを忘れないように。
なお、硫酸バリウムは、医療用の放射線検査でもちいる造影剤(ぞうえいざい)である。
・炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub>
<br />
白色の沈殿である。石灰水を白く濁らせるのは、この<span style="font-size: large">炭酸カルシウム</span> である。
炭酸と、水酸化カルシウム水溶液との、中和で炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → CaCO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:炭酸 + 水酸化カルシウム → 炭酸カルシウム + 水
・塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub>
<br />
塩酸 HCl と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で、塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub> が生じる。
・硝酸カルシウム Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub>
<br />
硝酸 HNO<sub>3</sub> と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で生じる。
:2HNO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硝酸 + 水酸化カルシウム → 硝酸カルシウム + 水
沈殿は'''生じない'''。水溶液から硝酸カルシウムを取り出す場合は、蒸発や再結晶などによって取り出す。
----
以上の塩の例のように、塩には、NaClのように水に溶けやすい塩と、硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>のように水に溶けにくい塩との、2種類がある。
=== PH ===
水溶液中での酸性やアルカリ性には強さがある。酸性やアルカリ性の強さを決める要因は、おもに、その酸の種類またはアルカリの種類と、水溶液中での酸またはアルカリの濃度で決まる。
水溶液の酸性やアルカリ性の強さを表す値を '''pH'''('''ピーエイチ'''、もしくはペーハー) と呼ぶ。pH が、 pH=7のとき、その溶液は中性である。
pHが7未満が酸性である。pHが小さくなるほど、溶液は酸性に近づく。
一般に、pH=0 で最も強い酸性である。
またpHが7より大きいと、アルカリ性である。pHが大きくなるほど、溶液はアルカリ性に近づく。一般に、pH=14が最も強いアルカリ性である。
pHは普通、0から14の範囲内である。
私たち中学3年以上の読者は、イオンを知っているし、酸は水素イオン H<sup>+</sup> によって出来ることも知っているし、アルカリは水酸化物イオン OH<sup>-</sup> などによって出来ることも知っている。
つまり、PHの強さは、水溶液中の水素イオンや水酸化物イオンの数や濃度から、計算することができる。( PHとイオンの数の計算は、くわしくは、高校で習う。 )
{{コラム|高校の範囲: 水素イオン指数|
pH は、一定量を加えたときに電離したときの水素イオン濃度をもとに、値が決められています。(受験研究社)
酸は、どんな酸でも、水溶液中で電離したときに
水素イオン H<sup>+</sup> が発生します。
なので、水素イオン濃度 をもとに決める方法で、ほとんどの酸の強さを決められます。
:(※ もしかしたら、ごく例外的な酸で、pHが中性に近いのに反応のつよい酸などもあるかもしれないが、しかし中学高校では扱わないので、そういう例外的な物質は考えないでおく。)
同様に、すべてのアルカリは、水溶液中で電離したときに OH<sup>−</sup> を発生します。
この OH<sup>−</sup> の影響で、もとあった水にふくまれていた H<sup>+</sup> がうばわれます。
なので、水溶液全体の水素イオン H<sup>+</sup> の濃度を調べる方法で、
酸の強さもアルカリの強さも、両方とも分かる、という仕組みなわけです。
なので、pH のことを「水素イオン指数」とも言います(受験研究社)。
ただし、一般的には pH (ピーエイチ、ペーハー)の呼び方が普及しています。
:※ 詳しくは、高校で習います。中学では、ここまで知っておけば、もう十分でしょう。
}}
==== pH指示薬 ====
物質の中には、水溶液に接触させた時に、水溶液のpHの値によって色が変化するものがある。このような物質はpHを調べるのに用いることができるので、これらの物質のうちpHを調べる物質として実用化されている物質を'''pH指示薬'''(pH indicator、ピーエイチ・インディケイター)という。いわゆるリトマス試験紙もpH指示薬に含まれる。またリトマス試験紙のように、pH指示薬を試験用の紙に染み込ませて用いる事が多い。このようなpH指示薬を染み込ませてある紙を'''pH試験紙'''(pH indicator paper)という。
リトマス紙やBTB溶液やフェノールフタレイン溶液は、pH指示薬である。pH指示薬には、他にもメチルオレンジなどがある。
pH指示薬は、その物質によって、色を変えるpHの範囲が限られている。たとえば、メチルオレンジはpH=3.1以下では赤色で、そこからpHが高くなると黄色味を増していき、pH=4.4では橙黄色である。pH=4.4より高いpHでは橙黄色のまま、ほとんど色が同じなので、このpHの範囲では指示薬として用いられない。
なお、このように指示薬の色が変わるpHの範囲を'''変色域'''(へんしょくいき、indicator range など)という。
== 水溶液とイオン ==
=== 水溶液の電気伝導性 ===
==== 電解質 ====
水に溶かしたとき、その水溶液に電流が流れるようになる物質を{{ruby|'''電解質'''|でんかいしつ}}(英語: electrolyte)という。
:例) 塩化ナトリウム(食塩)、水酸化ナトリウム、塩化銅、硫酸、塩化水素(塩酸) など。
水にとかしてもその水溶液に電流が流れない物質を{{ruby|'''非電解質'''|ひでんかいしつ}}という。
:例) エタノール、砂糖、など。
塩化ナトリウムであっても、水溶液に溶かしていない、固体の塩化ナトリウムでは、たとえ電気回路に電圧を加えても、電気を流さない。水酸化ナトリウムも同様に、水溶液に溶かしていない固体の水酸化ナトリウムは電気を流さない。
塩化銅も、固体の状態では、電圧を加えても、電気を流さない。
水の電気分解の実験を思い出そう。純粋な水そのものは電気を通さないので、少量の水酸化ナトリウムを加えた。
水酸化ナトリウムは、電解質である。なので、ツジツマが合っている。
いっぽう、砂糖は、水に溶かしても(砂糖水にしても)電流が流れない。この事は、砂糖が非電解質であることと、ツジツマが合っている。
=== 塩化銅の水溶液に電気を流す実験 ===
塩化銅の水溶液に電気を流すため、水溶液にプラスの陽極とマイナスの陰極の電極を差し込んで電気を流すという実験について、これから説明する。
この塩化銅水溶液に電気を流す実験では、陰極に、銅が付着する。一方、陽極付近には、塩素が気体として発生する。
発生気体が塩素であることは、{{ruby|臭い|におい}}が、プールの消毒液のような臭いであることからも分かる。有毒な気体なので、あまり、かぎすぎないように。においをかぐときは、手であおぐようにして、かぐこと。
実験をするときは、換気をして、実験すること。
この陽極と陰極のそれぞれの発生物質から、塩化銅の水溶液では、塩素と銅という二つの物質に分かれている事が、予想される。
電気を流していない状態では、二つに分かれた塩素と銅は、水溶液に溶けている状態だが、電気を流すことで、出てきた、という仕組みが予想される。
電気は、プラスとマイナスが、引き寄せあうのだった。
陰極に銅が付着するということは、水溶液中の銅は、逆の電荷を持っているということであり、つまり銅はプラスの電荷を持っているということである。
一方、陽極に塩素が発生するという事は、つまり塩素は逆符号の電気を持っている、つまり塩素はマイナスの電気を持っているということである。
そのほかの様々な実験からも、塩化銅の水溶液中での、電気を流す前の塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。水溶液中の銅についても、塩化銅の水溶液の中では、電気を流す前の銅は、プラスの電気を持っていることが確認されている。
さて、普通の水に少量の食塩などを混ぜて電気を流すと、水の電気分解によって、水素と酸素が発生する。
今回の塩化銅の水溶液に、電気を流して、銅と塩素を発生させる実験は、つまり、塩化銅の電気分解(電解)をしたことになる。
なお、この実験で陰極に銅が付着することを応用して、金属の表面に 銅めっき をすることが出来る。
=== 銅の電解精錬 ===
[[File:Electrorefining copper jp.svg|thumb|400px|銅の電解精錬]]
銅の純度が20%から40%の銅精鉱を、コークス(主成分:炭素)などとの加熱反応で還元したものは、銅の純度が約99%であり、{{ruby|粗銅|そどう}}と呼ばれる。粗銅には亜鉛や銀などの不純物が含まれるため、純度をさらに上げるには、これらの不純物を分離する必要がある。その手段として電解が利用されている。
電解液には硫酸銅(II)水溶液を用いる。陽極(英語: anode、アノード)には、純度を上げたい粗銅を使用する。一方、陰極(英語: cathode、カソード)には純度の高い銅を用いる。電気分解により、以下の反応が起こる:
* 陰極: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
* 陽極: Cu → Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
陽極からは銅だけでなく、銅よりイオン化傾向の大きい鉄、亜鉛、ニッケルなども溶け出す。しかし、陰極で析出するのはほぼ銅のみであるため、高純度の銅が得られる仕組みとなっている。
粗銅中に銀や金が含まれていた場合、これらはイオン化傾向が銅よりも小さいため、陽極の下に沈殿する。この沈殿物を{{ruby|陽極泥|ようきょくでい}}(英語: anode slime)という。陽極泥には金や銀などが含まれているため、これらの貴金属も回収の対象となる。
陰極には純度99.99%程度の高純度銅が析出する。これを{{ruby|純銅|じゅんどう}}という。
=== 塩化水素の水溶液に電気を流す場合 ===
他の電解質の水溶液に、電気を流す場合も考えてみよう。
塩酸の水溶液に電気を流すと、陽極に塩素が発生する。塩化銅の水溶液に電気を流す実験でも、陽極には、塩素が発生したのであった。以上の2つの実験から、塩素をふくむ電解質の水溶液の陽極には、ふつう、塩素が発生することがわかる。
一方、塩酸の水溶液に電気を流す実験で、陰極(マイナス極)のほうには、水素が発生する。
:水素が陰極に引かれることから、水素は逆の電気を持っている、つまり水素はプラスの電気を持っている。
:塩素が陽極に引かれることから、つまり塩素の電気は逆符号の電気であり、塩素はマイナスの電気を持っている。
そのほかの様々な実験からも、塩酸や塩化銅の水溶液中での塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。
=== 原子の成り立ちとイオン ===
原子は, {{ruby|'''陽子'''|ようし}}と{{ruby|'''中性子'''|ちゅうせいし}}からなる{{ruby|'''原子核'''|げんしかく}}と、原子核のまわりを回る'''電子'''からできている。原子の直径は1億分の1cm程度である。電子は、原子核には含めない。
陽子の質量と、中性子の質量は、同じである。厳密にいうと、ほんのわずかに質量が違うのだが、ほとんど同じなので、中学の段階では、陽子の質量と、中性子の質量は同じである、と考えてよい。一方、電子の質量は、陽子と比べて、極めて小さい。電子の質量は、陽子の質量の 約 <math>\frac{1}{1800}</math> 倍 でしかない。
したがって、原子にとって、電子は、ほとんど質量が無い。ある原子や分子の質量の大きさを決めているのは、その原子核の陽子や中性子の個数である、と考えても、中学高校では、あまり問題は無い。
電子1個のマイナスの電気の強さは、陽子1個のプラスの電気の強さと符号が反対なだけで、強さは同じであるので、1個の電子と1個の陽子の力がつりあう。
原子の中心には+の電気をもつ原子核が1つあり、マイナスの電気をもついくつかの電子がそれを取り巻いている。安定している状態の原子や分子では、原子核の持つ陽子の数と、電子の持つ数とは、同じであり、原子核がもつ+の電気の総量と、電子のもつマイナスの電気の総量が等しいので、原子全体は電気を帯びていない。
ある原子が、何の'''元素'''であるかは、原子核に含まれる陽子の数で決まる。一方で、原子核の中性子の数は、陽子の数に近いが、必ずしも陽子と中性子の数が同じとは限らない。原子核に含まれる陽子の数が同じで(すなわち、同じ元素で)、中性子の数が異なるものを、{{ruby|'''同位体'''|どういたい}}(英語: isotope)という。
ふつうの水素原子の原子核は、1個の陽子だけである。1個の陽子だけを持つ水素原子のまわりの電子の数は、1個の電子がある。
[[File:Helium Atom jp.svg|frame|right|ヘリウム原子のモデル。図での緑色で表された粒が、中性子。ヘリウムの原子核は2個の陽子と、2個の中性祖を持つ。ヘリウムの電子は2個である。]]
ふつうのヘリウム原子の原子核は、2個の陽子と、2個の中性子との、計4個の粒子である。ヘリウムの電子の数は、陽子と同じ2個である。
ヘリウム原子の原子核の質量は、水素原子の原子核の質量の、ほぼ4倍である。
たとえば水素原子とヘリウム原子の質量の比なら、電子の質量は無視できる。よって原子核の粒子数の比から、ヘリウム原子の質量は、水素原子の質量の4倍である。
電気を帯びた原子を'''イオン'''という。イオンのうち、+(プラス)の電気を帯びたイオンを'''陽イオン'''と言い、いっぽう、-(マイナス)の電気を帯びたイオンを'''陰イオン'''という。
塩化銅の水溶液での塩素は、陰イオンである。塩化水素の水溶液での塩素も、陰イオンである。<br>
塩化銅の水溶液での銅は、陽イオンである。塩化水素の水溶液での水素は、陽イオンである。
イオンは原子が電子を失ったり受けとったりすることにより、安定な状態になったものである。陽イオンは、原子が電子を失って+の電気を帯びたものである。電子を2個失うと、1個の場合の2倍の+電気を帯びる。一方、塩素原子などは電子を受けとり-の電気を帯びる。
原子の記号の右肩に,帯びている電気の種類と量を書いた記号を'''イオン式'''という。
(注:イオン式という用語は、令和2年度教科書から全ての教科書で撤廃されました。)
:水素イオン(H<sup>+</sup>) …… 水素原子が電子を1個失った陽イオン
:銅イオン(Cu<sup>2+</sup>) …… 銅原子が電子2個を失った陽イオン
:カリウム イオン (K<sup>+</sup>)
:亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)
:ナトリウムイオン(Na<sup>+</sup>)
:塩化物イオン(Cl<sup>-</sup>) …… 塩素原子が電子1個を取りこんだ陰イオン
:水酸化物イオン(OH<sup>-</sup>)のように、イオンには原子がいくつか集まったもので電気を帯びたものもある。
:硫酸イオン(SO<sub>4</sub><sup>2-</sup>)
:硝酸イオン(NO<sub>3</sub><sup>-</sup>)
OHなど、いくつかの原子があつまった物であるが、分子にはなっていないものを、原子の集まりという意味で、原子団(げんしだん)と言う。
アンモニウムイオンも、このような、いくつかの原子があつまったイオンであり、アンモニウムイオンは原子団である。
ナトリウムイオンは陽イオンであり、Na<sup>+</sup>である。
塩化ナトリウム NaCl では、塩化物イオンCl<sup>-</sup>のマイナス電荷1個と、ナトリウムイオンNa<sup>+</sup>とのプラス電荷1個がつりあっているので、塩化ナトリウム NaCl 全体では電気を持っていない。
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
塩化銅 CuCl<sub>2</sub> も、塩化物イオン Cl<sup>-</sup> の2個と、銅イオン1個 Cu<sup>2+</sup> のプラス電荷の2個がつりあっているので(銅イオンの場合、銅原子1個につき電気が2個ある)、塩化銅 CuCl<sub>2</sub>全体では電気を持っていない。
: CuCl → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
電解質が水にとけて陽イオンと陰イオンとに分かれることを{{ruby|'''電離'''|でんり}}(英語: ionization)またはイオン化という。非電解質は電離しない。
塩化ナトリウムが水に溶けてイオンに分かれることも、電離である。塩化銅が水溶液中で塩化物イオンと銅イオンに分かれることも電離である。
砂糖が水に溶けても、電離はしていない。エタノールを水に溶かしても、電離してない。
塩化水素は、気体の状態では水素原子と塩素原子が結合したもので電気的に中性である。水にとけると、水素イオンH<sup>+</sup>と塩化物イオンCl<sup>-</sup>となる。1つの塩化水素からは1つの水素イオンと1つの塩化物イオンができる。
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
*さまざまな電解質の電離の例
・塩化水素
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・塩化ナトリウム
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・水酸化ナトリウム
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
・塩化銅
: CuCl<sub>2</sub> → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
=== 参考: 人体とイオン ===
スポーツドリンクなどの広告とかで、「電解質」やら「イオン」などの文字を見たり聞いたりすることもあるでしょう。保健体育などの授業でも、電解質やイオンなどの言葉を聞く場合もあるかもしれません。
これは、どういうことでしょうか。
じつは、私たち人間の体にも、血液中などに、塩化物イオンやナトリウムイオンなどのイオンが溶けています。
ナトリウムイオンは、人体で、さまざまな働きをしています。汗をかくと、ナトリウムイオンなどのイオンが失われます。もしナトリウムが不足しすぎると、 めまい や けいれん などの危険な症状になります。
なので、ナトリウムイオンなどをおぎなうために、食事などでは{{ruby|食塩|しょくえん}}をおぎなう必要があるので、塩分のふくまれたものを食べるのです。
学校の給食は、栄養士の人などが、中学生に必要な塩分やカロリーやビタミンなどを計算して、給食を作っています。アレルギーが無い限り、なるべく給食を食べるようにしましょう。
さて、汗をたくさん、かいたあとに、水だけを飲んでも、ナトリウムは補われません。熱中症で、汗をかきすぎた場合は、患者に水だけを飲ませるよりも、うすめの食塩水をのませたほうが良いのです。(中学高校の保健体育の教科書でも、そう説明されています。)ちなみに、みそ汁の濃度と同じくらいの濃度が、熱中症の人に飲ませる食塩水の濃度では、ちょうど良いとされています。この濃度は、水1kgあたり、食塩2gていどです。
スポーツドリンクで「イオン」とか「電解質」と言ってるのは、商品にもよりますが、運動で汗をかいたときに不足しやすいナトリウムなどのイオンが含まれている飲料だからです。
=== 電池のしくみ ===
化学変化や温度差、光などの作用によって電気エネルギーをつくり出す装置を{{ruby|'''電池'''|でんち}}(英語: battery)という。
電池のうち、化学変化を利用して化学エネルギーを電気エネルギーに変える電池のことを、{{ruby|'''化学電池'''|かがく でんち}}と呼ぶ。
一方、太陽光発電パネルなどのように、化学反応を用いなくても発電できる装置は、化学電池ではない。
本節では、化学電池を重点的に説明する。イオンの観点から、化学電池を説明する。
さて、化学電池では、どうやって、化学変化で電気を起こしているのだろうか。
* 復習:電気回路とは
まず、電気回路について、復習の便宜のため、説明しておこう。
まず電流とは、導線の内部を、マイナスの電気をもつ電子が流れているのが電流の正体である。
金属線を電池などの電源に接続すると、金属線中の電子は-極から+極に向かっていっせいに移動する。回路を流れている電流とは、このように電源の-極から+極に流れる電子の移動である。
'''電流の向きは電源の+極から出て-極に入る向きに流れる'''と決められている。これは、電流の向きが決められた当時は電子がまだ発見されていなかったことによる。電流の正体が-の電気をもつ電子の流れであることがわかってからも、「電流は電源の+極から出て、-極に入る向きに流れるもの」と定義されている。
==== 参考:電池の発見の歴史 ====
[[File:VoltaBattery.JPG|thumb|200px|ボルタの電椎(でんつい)とほぼ同じ構造の電池。]]
1780年ごろ、イタリアの解剖学者ガルバーニ(1737〜1798)は、解剖したカエルの あし に2種類の金属を接触させると、あしが感電したかのようにけいれんすることを発見した。ガルバーニはカエルの筋肉に電気がたくわえられているのだろうと考え、これを「動物電気」と名づけた。
しかし、解剖した あし が けいれん する本当の原因は、2種類の金属が、電池の電極となって、電気をつくっているのだった。
イタリアのボルタ(1745〜1827)による電池の研究によって、けいれんの本当の原因が明らかになった。
そしてボルタは、1800年、2種類の金属(銅と亜鉛)で、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)でしめらせた厚紙をはさんだ物によって電池をつくり、現代でいう「ボルタの電池」を発明した。
[[File:ボルタの電椎のしくみ.svg|thumb|350px|left|ボルタの電椎のしくみ]]
この電池から取り出される電流は小さかったので、ボルタは直列的に2種類の金属ではさんだ厚紙(食塩水でしめらせてある)を何段も積みかさね、柱状にした電池を発明した。この柱状に積み重なったボルタの電池を「ボルタの電椎」(でんつい)という。
{{-}}
==== ボルタの電池 ====
[[File:ボルタの電池.svg|thumb|400px|ボルタの電池]]
うすい塩酸、またはうすい硫酸に、亜鉛板と銅板をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の正極で、亜鉛板の側が負極である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液からなる電池を'''ボルタの電池'''(Voltaic pile)という。
亜鉛板が電池のマイナス極に相当し、銅板がプラス極に相当する。
ここで重要なのは、決して片方の亜鉛板だけを硫酸にひたしても、マイナス極しか出来ていないから、電気は発生しなくて、電池にはならない。たとえ亜鉛板が酸と反応して溶けても、電池は出来ず、電気も流れず、単に亜鉛板が硫酸にとけていくだけである。
マイナス極の亜鉛板だけでなく、亜鉛板にくわえて、プラス極になる銅板を薄い硫酸にひたして、こうしてプラス極とマイナス極とがそろって、化学電池になるのである。
ボルタの電池が、電池であることを確認するには、回路に豆電球(ただし理科実験用の小型のもの)をつないだり、あるいはモータ(ただし理科実験用の小型のもの)をつなげば良い。回路に電球やモータをつないだとき、電極で起こる化学反応は以下の通りである。
* 亜鉛板
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)になり水溶液にとけ出す。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
* 銅板
亜鉛板にたまった電子が導線へ流れ出し、モーターを通ったあと銅板に流れこむ。この電子は、水溶液中の水素イオン(H<sup>+</sup>)と結びつき水素原子になる。できた水素原子2個が結びついて水素分子(<math>H_2</math>)になる。
電子の流れは「亜鉛板 → 銅板」なので、電流の向きは、「銅板 → 亜鉛板」となり、亜鉛板が−極、銅板が+極となる。
ボルタの電池の電圧は、最初は常にほぼ一定である。この電池が作る電圧を{{ruby|'''起電力'''|きでんりょく}}(英語: electromotive force, EMF)という。ボルタの電池の起電力は、1.1ボルトである。
電圧や起電力の単位の「ボルト」の由来は、ボルタの電池を発見したボルタが由来である。
なお、ボルタの電池は、時間がたつと、起電力が下がっていってしまう。
起電力が下がる理由として、よく言われてきた説は「反応中に銅板で発生する水素による泡が原因である」という説があるが、詳しい理由は不明、または他の理由なども混ざった複合的な現象であるかもしれないと考えられている。(このため、原因については入試に出ない)
用語として、水素の泡が原因という説に立った場合の用語だが、電極に発生した泡による起電力の低下を、電池の{{ruby|分極|ぶんきょく}}(英語: polarization)という。(分極は高校レベルなので、中学生は、あまり気にしなくて良い。)
ボルタの電池のように、プラス極の金属板とマイナス極の金属板は、べつの種類の元素でなければならない。プラス極とマイナス極の両方の金属板を亜鉛板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
同様に、プラス極とマイナス極の両方の金属板を銅板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
ボルタの電池の他にも、化学反応を用いた電池は多くある。たとえば、乾電池に用いられるアルカリ電池やマンガン乾電池も、化学反応を用いている。
このように、起電力の電圧の発生要因に化学反応を用いている電池を化学電池(かがくでんち)という。
金属と酸との化学電池の組み合わせは、銅と亜鉛だけでなくとも、可能である。
銅板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
亜鉛板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
※ じつは、ボルタ電池では、亜鉛板のほうにもH<sub>2</sub>の泡が発生する(これは、後述のイオン化傾向の理論通りの結果である)。起電力が低下する原因として、銅表面が実は酸化銅であり、それが電池として使用されて消耗するからだという説もある。このように事情で、「分極」の通説が間違っている可能性もあるので、中高生はボルタ電池には深入りの必要は無い。後述のダニエル電池に、仕切りの「素焼き板」がある。「素焼き板が無くても電池が作れる」という事さえ、分かればいい。
※ 論文[https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/46/10/46_KJ00003520589/_pdf 『ボルタ電池はもうやめよう』, The Chemical Society of Japan]が詳しい。
==== イオン化傾向 ====
:(※くわしくは高校でイオン化傾向を習うが、中学の検定教科書と参考書などに書かれているので、余裕があれば学んで頂きたい。)
ボルタ電池や、後述するダニエル電池のような反応がなぜ起こるかは、この節で説明する、亜鉛板と銅板との「イオン化傾向」というものの差による。
金属元素の単体を水または水溶液に入れたときの、陽イオンのなりやすさを{{ruby|'''イオン化傾向'''|イオンか けいこう}}(英語 ionization tendency、イオニゼイション・テンデンシー)という。
例として、亜鉛Znを{{ruby|希塩酸|きえんさん}}HClの水溶液に入れると、亜鉛Znは溶け、また、亜鉛は電子を失ってZn<sup>2+</sup>になる。
:Zn + 2H<sup>+</sup> → Zn<sup>2+</sup> + H<sub>2</sub>
一方、銀Agを希塩酸(薄い塩酸のこと)に入れても反応は起こらない。
このように金属のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさ)の大きさは、物質ごとにイオン化傾向の大きさが異なる。
今度は、銅を希塩酸の溶液に入れてみた場合を考える。この場合は、なにも反応しない。
以上の例だけでは、まだ、銅と銀のイオン化傾向の大きさの大小関係は不明である。
* 銅と銀のイオン化傾向
;硝酸銀溶液と銅の場合
そこで、銅と銀のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)を比べるための実験例として、
硝酸銀AgNO<sub>3</sub>の溶液に、銅線や銅板などの銅の固体を添加する。
ここでは、銅板を添加したとしよう。すると、銅板の表面に銀が付着し、銀が析出する。
一方、この硝酸銀の溶液中では銅板は陽イオンとなり溶ける。
溶液は、しだいに青くなるが、この青色は銅イオン溶液の色である。以上の変化を反応式で書くと、
:Cu + 2Ag<sup>+</sup> → Cu <sup>2+</sup> + 2Ag
なお、この反応で生じた銀を、生じ方が樹木が伸びるように析出した銀が伸びることから{{ruby|'''銀樹'''|ぎんじゅ}}という。
;硫酸銅溶液と銀の場合
いっぽう、今度は溶液を変え、硫酸銅 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> の溶液に銀板Agをいれても、
なにも析出せず、なにも変化は起きない。
これらのことから、銅は銀よりもイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)が大きいであろうことが予測できる。
;亜鉛と銅のイオン化傾向
また溶液を変え、硫酸銅の水溶液に亜鉛板Znを添加すると、亜鉛の表面に銅が析出する。
このことから、亜鉛Znは銅Cuよりもイオン化傾向が大きいことが予想できる。
* イオン化列(イオンか れつ)
さまざまな溶液や金属の組み合わせで、イオン化傾向の比較の実験を行った結果、
イオン化傾向の大きさが決定された。
左から順に、イオン化傾向の大きい金属を並べると、以下のようになる。
: Li > K > Ca > Na > Mg > Al > Zn > Fe > Ni > Sn > Pb > (H<sub>2</sub>) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
:左側ほど、陽イオンになりやすい。 右側ほど、イオン化しづらい。
(中学の段階では、覚える必要はない。)
金属を、イオン化傾向の大きさの順に並べたものを金属の{{ruby|'''イオン化列'''|イオンかれつ}}(英語: ionization series)という。
水素や水は金属では無いが、比較のため、イオン化列に加えられる。
金属原子は、上記の他にもあるが、高校化学では上記の金属のみのイオン化列を用いることが多い。
なお、イオン化列の記憶のための語呂合わせとして、
「リッチに貸そうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる借金。」(りっちに かそうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる しゃっきん。)
などのような語呂合わせがある。ちなみにこの語呂合わせの場合、
:「Liリッチ に Kか そう かCa なNa、まMg あAl、あZn てFe にNi す なPb、ひH2 どCu すHg ぎAg る 借金Pt,Au。」
と対応している。中学では無理に覚える必要はない。
==== ダニエル電池 ====
[[File:Daniell cell education japanese.svg|thumb|400px|ダニエル電池]]
[[File:Galvanic cell-ja.png|thumb|400px|ダニエル電池<br>
この図での「カチオン」<br>とはZn<sup>2+</sup> のこと。「アニオン」とはSO<sub>4</sub><sup>2-</sup> のこと。
※ 中学生用の説明図がまだ作成されていません。検定教科書や市販の教材で、図をご確認ください。
アノードとは、電池のマイナス極のこと。カソードとは電池のプラス極のこと。
]]
:(※編集者への注意。 2021年の指導要領改訂により、従来のボルタ電池に加えて、ダニエル電池を中学で習うようになった。また、イオン化列もより詳しく習うようになった。)
ビーカーをセロハンまたは素焼き(すやき)の筒・板で区切り、どちらかに硫酸銅水溶液に銅板、もう一方に硫酸亜鉛水溶液に亜鉛版をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の+極(プラスきょく)で、亜鉛板の側が-極(マイナスきょく)である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液、セロハンまたは素焼きの板からなる電池を'''ダニエル電池'''という。
※ 素焼きとは、天然の粘土をこねて焼いた材料。
ダニエル電池にはボルタ電池では分極の原因だった H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> が無いので、ダニエル電池では分極が起きない。
* 亜鉛板側
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオンになり水溶液にとけ出す。なので亜鉛イオンはとけてボロボロになっていく。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
: 亜鉛(原子) → 亜鉛イオン + 電子(2個)
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。
* 銅板側
亜鉛版側から流れてきた電子e<sup>-</sup>は硫酸銅水溶液中の銅イオンとくっつき、銅原子となり銅板に付着する。
: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
: 銅イオン + 電子(2個) → 銅(原子)
銅イオンが銅板に付着するため、硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、溶液の色も青色から無色に変化していく。
* セロハンを使う理由
セロハンとは?→紙のようなもので目には見えない無数の穴があり、イオンが通り抜けることができる。
:1...液体が混合するのを防ぐため。
:→当たり前のことであるが、硫酸銅水溶液と硫酸亜鉛水溶液をセロハン・仕切りを入れずにビーカーに入れたら混ざってしまう。
:2...電気的なかたよりを防ぐため。
:→ダニエル電池では、銅板側の硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。ということは、銅板側では陽イオンである銅イオンが減り、-にかたよっている、亜鉛側では陽イオンである亜鉛イオンが増え、+にかたよっているといえる。そのためダニエル電池ではセロハンを通してイオンが移動する現象が起きる。亜鉛版側の亜鉛イオンが硫酸銅水溶液側に行き、銅板側の水溶液の硫酸イオンが+極側に移動する。そのため電気的なかたよりがなくなる。
==== 身の回りの化学電池 ====
*マンガン乾電池
マンガン乾電池の起電力の電圧は約1.5ボルトである。
マンガン電池の内部では、マイナス極に亜鉛を用いており、プラス極に二酸化マンガンを用いている。
電解質として、塩化亜鉛水溶液を用いている。
ボルタ電池のような反応がなぜ起こるかは、次の節で説明する、亜鉛板と銅板とのイオン化傾向の差による。
===== 二次電池 =====
* 鉛電池(なまり でんち)
自動車のバッテリーで用いられている電池である。
電極は、マイナス極に{{ruby|鉛|なまり}}を用いている。プラス極には、酸化鉛を用いている。
電解質には、うすい硫酸が用いられている。
鉛電池では、外部から逆向きに電流を加えることで、{{ruby|'''充電'''|じゅうでん}}が出来る。このように、充電の出来る電池のことを{{ruby|二次電池|にじでんち}}と言う。
一方、充電できない電池を{{ruby|一次電池|いちじ でんち}}という。マンガン乾電池は充電できないので、マンガン乾電池は一次電池である。
* リチウムイオン電池
携帯電話のバッテリーや、ノートパソコンのバッテリーに用いられている。二次電池であり、充電できる。
* ニッケル水素電池
デジタルカメラなどに用いられている。二次電池であり、蓄えられる電気の大きさが大きい。
=== 燃料電池 ===
[[Image:Solid oxide fuel cell protonic.svg|thumb|燃料電池。 (水素-酸素系)<br>左側から供給された水素 H<sub>2</sub> の一部は、正極でイオン化され、負極にたどり着き、酸素 O<sub>2</sub> と反応し水になる。<br>anode = 陰極 , cathode = 正極 , Fuel = 燃料 , electrolyte = 電解質 .]]
酸素と水素を用いて、電気分解と逆の反応を行っている。水素などの陽極の燃料を、触媒を用いてイオン化させ、余った電子を取り出す電池。陽極の燃料が水素の場合は、陰極で酸素および回収した電子と反応し水になる。このような仕組みで、電気を取り出す装置を燃料電池(ねんりょう でんち)という。様々な方式の燃料電池がある。
:2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub> → 2H<sub>2</sub>O + 電気
一方、電気分解は、次のような反応式で表せた。
:2H<sub>2</sub>O + 電気 → 2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub>
水素ガスなどからエネルギーを取り出せる燃料電池(ねんりょう でんち)は、べつに発電方法では無い。電池は、発電した電力を蓄える装置でしかない。水素ガスを作るのに、別の電力が必要になる。
石油を燃やしたりするのとは違い、燃焼を行っておらず、反応では水と電気が出来るだけなので、直接的に大気汚染をすることは無く、環境への負担が低いと考えられており、そのため燃料電池の開発が進められている。
=== 電気分解 ===
電解質の水溶液に、電極を2本入れて、それぞれの電極に、外部の直流電源から電気を通じると、電極で水溶液中の物質に化学反応を起こせる。これを'''電気分解'''(でんきぶんかい、electrolysis、イレクトロシス)という。あるいは略して'''電解'''(でんかい)という。
電気分解で、直流電源の負極につないだ側の電極を'''陰極'''(いんきょく、cathode、カソード)という。
電気分解で、直流電源の性極につないだ側の電極を'''陽極'''(ようきょく、anode、アノード)という。
陰極の電荷は、電源の負極から電子が送られてくるので、陰極は負電荷に帯電する。一方、陽極の電荷は、正電荷に帯電する。
なお、電極には、白金や炭素などを用いる。
一般に電気分解で反応を起こしたい対象は「水溶液」であり、電極そのものは反応を起こしたい対象ではないので、混同しないように注意のこと。外部の文献などでは、説明の簡略化のため、電気分解では「電極での反応」などという事が多いが、電極そのものが析出をするのでは無いので、間違えないように。
この電気分解の実用例として、金属の精錬に利用されている。
;水の電気分解
純水な水は電気を通さないので、導電性を高めるために硫酸か、あるいは水酸化ナトリウムを加える。
ナトリウムは、非常にイオン化傾向が大きいので、ナトリウム原子は陰極では電子を受け取らずに、水分子がイオンを受け取るので、結果として、下記のように水素イオンが電子と反応をするので、水の電気分解が下記のように起きる。
陰極で水素 H<sub>2</sub> が発生する。
:陰極: 2H<sup>+</sup> + 2e<sup>-</sup> → H<sub>2</sub>↑
陽極では、酸素 O<sub>2</sub> が発生。
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
:陽極: O<sub>2</sub>が発生。
このままだと、陰極と陽極の電子の数が釣り合わないので、陰極を2倍すればいい(すると、両方とも4個になる)。
:陰極: 4H<sup>+</sup> + 4e<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>↑
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
さて、実験結果では、水の電気分解で発生する気体の体積の比率は、一定で、
:(陽極の酸素):(陰極の水素)= 2:1
である。
ちょうどこれは、上記の電子の個数がつりあった陰極と陽極の化学式での、それぞれの気体の係数に、反比例をしている。
この事と、他のさまざまな化学反応実験の結果を合わせれば、今回の実験が、この中学理科であつかった分子やイオンの考え方が正しい事の証明のひとつになる。
:(※ 範囲外)中学の検定教科書では深入りしないが、電気分解に限らず、化学合成や分解といった化学反応では、一般的に、電子の受け渡しが仲介として行われている。そのため、上記のように、電子の個数に注目して化学式を計算していった結果が、実験結果によく合う事になる。(詳しくは高校で習う。)
=== 発展: 強電解質と弱電解質 ===
:※ 参考書の範囲
塩化ナトリウムのように、水に溶かすと電気を流れさせることのできる物質のことを、電解質という。
電解質のなかには、水に加えた分子のかZu の割には、電流が流れづらい物質もある事が分かっている。
たとえば、酢酸(さくさん) や、 アンモニア(アンモニア水)が、そうである。
これは、加えた分子のうち、一部しかイオンになっていないからである。このような、水に溶かしたさいに、どれだけの割合でイオンになるかを数値的に示した割合のことを「電離度」(でんりど)という(高校の範囲なので、理解できなくても良い)。
たとえば、酢酸の電離度は 0.1 の前後や 0.01 くらいであることも多い(温度や濃度によって変わるので、覚えなくて良い)。
いっぽう、塩酸の電離度は、0.999 のように、ほぼ1に近いので、計算では塩酸の電離度は1で近似するのが普通である
電離度の数値は、割合なので、0から1のあいだの数値を取る。
:※ じつは受験研究社が、脚注で「電離度」を紹介している(P.304 の脚注)。
電離度が、一定の割合よりも低い場合、その物質のことを、弱電解質(じゃくでんかいしつ)という。
いっぽう、塩酸や硫酸、水酸化ナトリウムなどは、その多くが水の中ではイオンになるので、これを強電解質といい、電離度は大きい。
上記では、サラっと「電離」という言葉を使ったが、水溶液中で、電解質の分子がイオンになって陽イオンと陰イオンに分かれることを「電離」(でんり)という(旺文社)。
「電」解質が、陽イオンと陰イオンに分かれて「離」れるから、その名の通り「電離」と呼ぶ。
電解質の単元でも紹介したが、電流が流れるのは、あくまでイオンに分かれて電離しているときである。
なので、たとえ強電解質であっても、水に溶かしていない固体ならば、電気を流さない。
たとえば塩化ナトリウムの固体は、強電解質であるが、しかし固体のままなので、電気を流さない。
{{コラム|「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の考え混同しないように|
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」の考えは、別物ではある。混同しないように。
たとえば、食塩である塩化ナトリウム NaCl は、強電解質ではあり、電離度も高く、電離度は 1 に近い。しかし、NaCl は、その水溶液(食塩水)は、まったく酸性でもなければアルカリ性でもない。
このように、「強酸」・「強アルカリ」の考え方と、強電解質の考え方は、まったく別々のものである。
あまり、関連づけて考えないほうが安全だろう。(参考書でも、関連づけはしていない。
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」は、両方とも、「電離度」の考え方で、考えることができる。
なので、無理やりにでも関連づけをさせようとすれば、「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の関連づけをさせる事もできる。だが、上記の食塩のように、あくまで別々の考えなので、あまり関連づけをしないほうが安全である。
}}
=== 塩とpH ===
分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
さて、強酸と弱アルカリを中和したときに得られる塩について、考える。
塩酸(これは強酸である)HClとアンモニア水(これは弱酸である(NH<sub>3</sub>水溶液)との中和で生じる塩は、塩化アンモニウム NH<sub>4</sub>Cl である。
この塩化ナトリウムを取り出して、、あらたに中性の水溶液中にこの塩化アンモニウムを加えると、下記のように電離する。
NH<sub>4</sub>Cl → NH<sub>4</sub><sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
弱アルカリを作るもとになっているアンモニウムイオンによって作られるアルカリ性と、塩素イオンによって作られる酸性とで、全体として強酸のもとになっている塩素イオンによって生じる酸性のほうが強いので、全体として、塩化アンモニウムの水溶液は、酸性になる。
同様に、硝酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
同様に、硫酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
このように、強酸と弱アルカリからなる塩を、中性の水溶液に加えた場合は、全体として酸性になる場合が多い。
次に、今度は、弱酸である酢酸 CH<sub>3</sub>COOH と、強アルカリである水酸化ナトリウム NAOH の中和によって生じる塩である 酢酸ナトリウム CH<sub>3</sub>COONa を考えよう。
酢酸ナトリウムは、中性の水溶液中で、次のように電離する。
CH<sub>3</sub>COONa → CH<sub>3</sub>COO<sup>-</sup> + Na<sup>+</sup>
この酢酸ナトリウム水溶液は、全体として、アルカリ性を示す。
ほか、炭酸ナトリウム Na<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> 水溶液も、全体としてアルカリ性を示す。(炭酸は弱酸であり、水酸化ナトリウムは強アルカリであるので。)
このように、弱酸と強アルカリからなる塩の水溶液は、アルカリ性を示す場合が多い。
なお、塩化ナトリウム NaCl 水溶液は、中性を示す。
これは、強酸である塩酸 HCl と 強アルカリである水酸化ナトリウム NaOH の塩として NaCl を考えれば、強酸と強アルカリとの塩であると考えることができる。
つまり、強酸と強アルカリとの塩は、中性を示す場合が多い。
同様に、いちいち式を書かないが、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、硫酸カルシウム、塩化バリウム、硝酸バリウム、硫酸バリウムなど、すべて、それぞれの水溶液は中性を示す。
水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> や、水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> は、それぞれ強アルカリであるので。
ただし、弱酸と弱アルカリとの反応は、やや特別である。
なお、暗黙の前提として、中和反応によって生じる「塩」は、電解質である。
なお、余談だが、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウムなどは、水に溶けにくい。
このように、電解質だからといって、水に溶けるからといって、水に溶けやすいとは限らない。
なお、塩化バリウムは、水に溶けやすい。(上記の溶けにくい物質に、塩化バリウムが無いことに注目)
このため、塩化バリウム水溶液と、硫酸銅水溶液を混ぜると、溶けにくい硫酸バリウムが出来るので、硫酸バリウムの沈殿が出来る。(受験研究社の参考書にある実験例)
:※ 中学の範囲を超えるので、深入りしない。旺文社の参考書では紹介していない実験。
== 発展 ==
=== 発展: 電子殻 ===
この節で扱う電子殻(でんしかく)について、詳しくは高校で習う。
[[Image:Electron shell 008 Oxygen (diatomic nonmetal) - no label.svg| thumb |200px| 酸素原子Oの電子は、K殻に2個の電子。L殻に6個の価電子を持つ。]]
[[File:Electron shell 001 Hydrogen (diatomic nonmetal) - no label.svg|thumb|200px| 水素原子Hの電子は、K殻に1個の価電子を持つ。]]
原子の構造のうち、電子が並んでいる原子核の周りの部分について、より詳しく見ていこう。
; 電子殻(でんしかく、electron shell) : 電子が飛び回っている部分全体を指す。階層構造になっている。
この電子殻は何重かにわかれており、内側から{{ruby|'''K殻'''|ケーかく}}(英語: K shell)、{{ruby|'''L殻'''|エルかく}}(英語: L shell)、{{ruby|'''M殻'''|エムかく}}(英語: M shell)、……と呼ぶ。
それぞれの層に入ることのできる電子の数は決まっており、その数以上の電子が一つの層に入ることは無い。たとえば、K殻に入ることのできる電子の数は2つまでである。また、電子は原則的に内側の層から順に入っていく。M殻以降では例外もあるが、中学・高等学校の化学ではこれについては扱わない。
また、いちばん外側の電子殻にある電子を{{ruby|'''最外殻電子'''|さいがい でんしかく}}と呼ぶ。最外殻電子は原子の性質に大きな影響を与える。ある原子とある原子との接点が、実際には電子殻であるため、原子の結合の仕方などはこの最外殻電子の個数が重要になってくる。原子の性質を決める最外殻電子を特別に{{ruby|'''価電子'''|かでんし}}(英語: valence electron)と呼ぶ。
:※ 「価電子」という用語は中学では習わないかもしれないが、当wikiの図表の都合で、紹介する。
最外殻にそれ以上電子が入ることのできない状態を{{ruby|'''閉殻'''|へいかく}}という。閉殻になっている原子の価電子の個数は'''0'''である。
[[File:Electron shell 002 Helium - no label.svg|thumb|left|200px| ヘリウム原子Heの電子は、K殻に2個の電子を持つ。ヘリウムは閉殻構造である。閉殻なのでヘリウムの価電子は0と数える。]]
基本的には、周期表の順番どおりに、電子が埋まっていく。だから、第一周目の水素 H とヘリウム He は、最外殻電子はK殻となる。
:※ 本ページ内に、周期表を掲載。「周期表・付録」でページ検索すると閲覧できるようにしておく。[[中学校理科_第1分野/化学変化とイオン#周期表・付録]]
そして、周期表の2行目以降のリチム Li やベリリウム Be などは、L殻に電子が配置されはじめる。
[[File:電子配置.png|400px|thumb|周期が3までの元素の電子配置]]
各々の原子の電子の、電子殻への配列の仕方を{{ruby|'''電子配置'''|でんしはいち}}(英語: electron configuration)という。K殻に2個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガス(希ガス)であるヘリウムHeの電子配置と同じである。L殻まで電子が全て収められ、L殻に8個の電子とK殻に2個の電子の合計10個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガスであるネオンNeの電子配置と同じである。
同様に、M殻の終わりまで全て電子が収められた状態は、貴ガスであるアルゴンArの電子配置と同じである。
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Electron shell 011 Sodium.svg |ナトリウム原子Naの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に1個の価電子を持つ。イオン(Na<sup>+</sup>)になったときは、最外殻の電子1個が放出されている。<br />電解質の場合、ナトリウムの電子殻が放出した電子の行き先は、電解質の、もう一方の原子の電気殻である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、ナトリウムNaの放出した電子の行き先は、塩素原子Clの電子殻である。
File:Electron shell 017 Chlorine.svg| 塩素原子Clの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に7個の価電子を持つ。イオン(Cl<sup>-</sup>)になったときは、最外殻に電子が1個入っている。<br />電解質の場合、塩素の電子殻に、やってきた電子の出所は、ほかの原子である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、塩素原子Clの電子殻にやってきた電子の出所(でどころ)は、ナトリウムNaから放出されている。
</gallery>
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Electron shell 010 Neon.svg|ネオンの電子配置。
File:Electron shell 018 Argon.svg|アルゴンの電子配置。
</gallery>
ナトリウムがイオン化すると、電子配置はネオンNeと同じになる。(原子核は、ナトリウムNaとネオンNeは、ちがっている。)
塩素がイオン化すると、電子配置は、アルゴンArと同じになる。(原子核は、塩素 Cl とアルゴン Ar は、ちがっている。)
----
* 第1周期…H:水素 He:ヘリウム
* 第2周期…Li:リチウム Be:ベリリウム B:ホウ素 C:炭素 N:窒素 O:酸素 F:フッ素 Ne:ネオン
* 第3周期…Na:ナトリウム Mg:マグネシウム Al:アルミニウム Si:ケイ素 P:リン S:硫黄 Cl:塩素 Ar:アルゴン
* 第4周期…K:カリウム Ca:カルシウム
{| class="wikitable" style="float:right"
|+ 原子番号20までの原子の電子配置
! 原子番号 !! 元素記号 !! K殻 !! L殻 !! M殻 !! N殻 !!
|-
! 1 !! H
| 1 || || || ||
|-
! 2 !! He
| 2 || || || ||
|-
! 3 !! Li
| 2 || 1 || || ||
|-
! 4 !! Be
| 2 || 2 || || ||
|-
! 5 !! B
| 2 || 3 || || ||
|-
! 6 !! C
| 2 || 4 || || ||
|-
! 7 !! N
| 2 || 5 || || ||
|-
! 8 !! O
| 2 || 6 || || ||
|-
! 9 !! F
| 2 || 7 || || ||
|-
! 10 !! Ne
| 2 || 8 || || ||
|-
! 11 !! Na
| 2 || 8 || 1 || ||
|-
! 12 !! Mg
| 2 || 8 || 2 || ||
|-
! 13 !! Al
| 2 || 8 || 3 || ||
|-
! 14 !! Si
| 2 || 8 || 4 || ||
|-
! 15 !! P
| 2 || 8 || 5 || ||
|-
! 16 !! S
| 2 || 8 || 6 || ||
|-
! 17 !! Cl
| 2 || 8 || 7 || ||
|-
! 18 !! Ar
| 2 || 8 || 8 || ||
|-
! 19 !! K
| 2 || 8 || 8 || 1 ||
|-
! 20 !! Ca
| 2 || 8 || 8 || 2 ||
|-
|}
「イオン化」の現象とは、最外殻電子が閉殻していない原子から、たとえば電子が外れたり、あるいは逆に空いている部分に電子が入る事である。
たとえば、ナトリウムがイオン化すると、最外殻電子のM殻にあった1個の電子を放出するので、そのナトリウムイオンの電子配置は、Mの一つ前のL殻の電子配置と同じになり(「閉殻」の構造)、比較的に安定する。
イオン化の反応にかぎらず、一般的によくある反応の直後で安定している場合は、原子の周囲の電子配置は、閉殻の電子配置になっているので、安定する、という仕組みになっているのが普通である。
ヘリウムや、ネオンやアルゴンなどの周期表18族原子は、右の表を見れば分かるように、最外殻電子が満杯の状態になっている。このため、18族のヘリウム、ネオン、アルゴンは、安定しており、化学反応しづらい。
18族以外の他の原子でも、イオン化や化学反応などによって、最外殻の電子配置が満杯になると、その原子や分子などは安定する。なので、水溶液中などでは、電子配置が、最外殻電子を埋めるように、もしくは最外殻電子をなくすように、反応をする。
この結果、周期表を見ることで、イオンになった場合の電荷の数や符号が、だいたい予想できる。
水素H、リチウムLi、ナトリウムNaなど、周期表の1族の原子がイオンになったとき、イオンはそれぞれ、H<sup>+</sup>、Li<sup>+</sup>、Na<sup>+</sup>、・・・というふうに、イオンの電気がプラス1である。
逆に、塩素は、周期表の17族にあるが、電子が1個だけ増えると、18族の電子配置と同じになるので、塩素イオンCl<sup>-</sup>というふうに、塩素イオンの電気はマイナス1ということが、周期表からも予想できる。
イオンに限らず、分子をつくる反応でも、最外殻電子の電子数を安定配置にする方向に、反応が進む。
たとえば水素Hの気体が、水素分子H<sub>2</sub>として存在する理由も、2個の水素原子が最外殻電子を1個ずつ共有すると、電子配置がヘリウムと同じになり、安定するからである。
酸素分子も同様であり、2個の酸素原子が、電子を2個ずつ共有すれば、16族の酸素原子は、ちょうどネオン(18族)の電子配置と同じになる。
固体の塩化ナトリウムでも、ナトリウムの電子1個が、塩素の電子殻に移動することで、それぞれ電子殻が安定する。
電子殻について、詳しくは高校で習う。
{{コラム|電子殻はナゼK殻から始まるか?|電子殻のアルファベットがKから始まるのは、発見当初にはK殻より内側にも殻があることもないことも示す論証も理論もなく、未知の殻は多くても10個を超えないだろうということでK殻から順に名付けることになりました。
しかし、K殻よりも小さい殻は発見されませんでした。
}}
{{clear}}
{{-}}
=== 周期表・付録 ===
「周期表・付録」
;周期表
{| border="0" cellspacing="1" cellpadding="0"
|-align="center"
!style="vertical-align: bottom; width:60px"|1
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
!style="width:60px"|18
|-align="center"
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|1<br/>[[w:水素|'''H''']]<br/>水素
!style="vertical-align: bottom;"|2
| || || || || || || || || ||
!style="vertical-align: bottom;"|13
!style="vertical-align: bottom;"|14
!style="vertical-align: bottom;"|15
!style="vertical-align: bottom;"|16
!style="vertical-align: bottom;"|17
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|2<br/>[[w:ヘリウム|'''He''']]<br/><small>ヘリウム</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|3<br/>[[w:リチウム|'''Li''']]<br/><small>リチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|4<br/>[[w:ベリリウム|'''Be''']]<br/><small>ベリリウム</small>
| || || || || || || || || ||
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|5<br/>[[w:ホウ素|'''B''']]<br/>ホウ素
|style="border:solid #999 2px"|6<br/>[[w:炭素|'''C''']]<br/>炭素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|7<br/>[[w:窒素|'''N''']]<br/>窒素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|8<br/>[[w:酸素|'''O''']]<br/>酸素
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|9<br/>[[w:フッ素|'''F''']]<br/>フッ素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|10<br/>[[w:ネオン|'''Ne''']]<br/>ネオン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|11<br/>[[w:ナトリウム|'''Na''']]<br/><small>ナトリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|12<br/>[[w:マグネシウム|'''Mg''']]<br/><small>マグネシウム</small>
!style="vertical-align: bottom;"|3
!style="vertical-align: bottom;"|4
!style="vertical-align: bottom;"|5
!style="vertical-align: bottom;"|6
!style="vertical-align: bottom;"|7
!style="vertical-align: bottom;"|8
!style="vertical-align: bottom;"|9
!style="vertical-align: bottom;"|10
!style="vertical-align: bottom;"|11
!style="vertical-align: bottom;"|12
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|13<br/>[[w:アルミニウム|'''Al''']]<br/><small>アルミニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|14<br/>[[w:ケイ素|'''Si''']]<br/>ケイ素
|style="border:solid #999 2px"|15<br/>[[w:リン|'''P''']]<br/>リン
|style="border:solid #999 2px"|16<br/>[[w:硫黄|'''S''']]<br/>硫黄
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|17<br/>[[w:塩素|'''Cl''']]<br/>塩素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|18<br/>[[w:アルゴン|'''Ar''']]<br/>アルゴン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|19<br/>[[w:カリウム|'''K''']]<br/>カリウム<small></small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|20<br/>[[w:カルシウム|'''Ca''']]<br/><small>カルシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|21<br/>[[w:スカンジウム|'''Sc''']]<br/><small>スカンジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|22<br/>[[w:チタン|'''Ti''']]<br/>チタン
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|23<br/>[[w:バナジウム|'''V''']]<br/><small>バナジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|24<br/>[[w:クロム|'''Cr''']]<br/>クロム
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|25<br/>[[w:マンガン|'''Mn''']]<br/><small>マンガン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|26<br/>[[w:鉄|'''Fe''']]<br/>鉄
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|27<br/>[[w:コバルト|'''Co''']]<br/><small>コバルト</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|28<br/>[[w:ニッケル|'''Ni''']]<br/><small>ニッケル</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|29<br/>[[w:銅|'''Cu''']]<br/>銅
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|30<br/>[[w:亜鉛|'''Zn''']]<br/>亜鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|31<br/>[[w:ガリウム|'''Ga''']]<br/><small>ガリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|32<br/>[[w:ゲルマニウム|'''Ge''']]<br/><small>ゲルマニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|33<br/>[[w:ヒ素|'''As''']]<br/>ヒ素
|style="border:solid #999 2px"|34<br/>[[w:セレン|'''Se''']]<br/>セレン
|style="border:solid #09f 2px;color:#f33"|35<br/>[[w:臭素|'''Br''']]<br/>臭素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|36<br/>[[w:クリプトン|'''Kr''']]<br/><small>クリプトン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|37<br/>[[w:ルビジウム|'''Rb''']]<br/><small>ルビジウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|38<br/>[[w:ストロンチウム|'''Sr''']]<br/><small>ストロンチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|39<br/>[[w:イットリウム|'''Y''']]<br/><small>イットリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|40<br/>[[w:ジルコニウム|'''Zr''']]<br/><small>ジルコニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|41<br/>[[w:ニオブ|'''Nb''']]<br/><small>ニオブ</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|42<br/>[[w:モリブデン|'''Mo''']]<br/><small>モリブデン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|43<br/>[[w:テクネチウム|'''Tc''']]<br/><small>テクネチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|44<br/>[[w:ルテニウム|'''Ru''']]<br/><small>ルテニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|45<br/>[[w:ロジウム|'''Rh''']]<br/><small>ロジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|46<br/>[[w:パラジウム|'''Pd''']]<br/><small>パラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|47<br/>[[w:銀|'''Ag''']]<br/>銀
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|48<br/>[[w:カドミウム|'''Cd''']]<br/><small>カドミウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|49<br/>[[w:インジウム|'''In''']]<br/><small>インジウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|50<br/>[[w:スズ|'''Sn''']]<br/>スズ
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|51<br/>[[w:アンチモン|'''Sb''']]<br/><small>アンチモン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|52<br/>[[w:テルル|'''Te''']]<br/>テルル
|style="border:solid #09f 2px"|53<br/>[[w:ヨウ素|'''I''']]<br/>ヨウ素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|54<br/>[[w:キセノン|'''Xe''']]<br/><small>キセノン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|55<br/>[[w:セシウム|'''Cs''']]<br/><small>セシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|56<br/>[[w:バリウム|'''Ba''']]<br/><small>バリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*1</small><br/><small>ランタノイド</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|72<br/>[[w:ハフニウム|'''Hf''']]<br/><small>ハフニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|73<br/>[[w:タンタル|'''Ta''']]<br/><small>タンタル</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|74<br/>[[w:タングステン|'''W''']]<br/><small>タングステン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|75<br/>[[w:レニウム|'''Re''']]<br/><small>レニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|76<br/>[[w:オスミウム|'''Os''']]<br/><small>オスミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|77<br/>[[w:イリジウム|'''Ir''']]<br/><small>イリジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|78<br/>[[w:白金|'''Pt''']]<br/>白金
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|79<br/>[[w:金|'''Au''']]<br/>金
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff;color:#f33"|80<br/>[[w:水銀|'''Hg''']]<br/>水銀
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|81<br/>[[w:タリウム|'''Tl''']]<br/>タリウム
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|82<br/>[[w:鉛|'''Pb''']]<br/>鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|83<br/>[[w:ビスマス|'''Bi''']]<br/><small>ビスマス</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|84<br/>[[w:ポロニウム|'''Po''']]<br/><small>ポロニウム</small>
|style="border:solid #09f 2px"|85<br/>[[w:アスタチン|'''At''']]<br/><small>アスタチン</small>
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|86<br/>[[w:ラドン|'''Rn''']]<br/><small>ラドン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|87<br/>[[w:フランシウム|'''Fr''']]<br/><small>フランシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|88<br/>[[w:ラジウム|'''Ra''']]<br/><small>ラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*2</small><br/><small>アクチノイド</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|104<br/>[[w:ラザホージウム|'''Rf''']]<br/><small>ラザホージウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|105<br/>[[w:ドブニウム|'''Db''']]<br/><small>ドブニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|106<br/>[[w:シーボーギウム|'''Sg''']]<br/><small>シーボーギウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|107<br/>[[w:ボーリウム|'''Bh''']]<br/><small>ボーリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|108<br/>[[w:ハッシウム|'''Hs''']]<br/><small>ハッシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|109<br/>[[w:マイトネリウム|'''Mt''']]<br/><small>マイトネリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|110<br/>[[w:ダームスタチウム|'''Ds''']]<br/><small>ダームスタチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|111<br/>[[w:レントゲニウム|'''Rg''']]<br/><small>レントゲニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|112<br/>[[w:コペルニシウム|'''Cn''']]<br/><small>コペルニシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|113<br/>[[w:ニホニウム|'''Nh''']]<br/><small>ニホニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|114<br/>[[w:フレロビウム|'''Fl''']]<br/><small>フレロビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|115<br/>[[w:モスコビウム|'''Mc''']]<br/><small>モスコビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|116<br/>[[w:リバモリウム|'''Lv''']]<br/><small>リバモリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|117<br/>[[w:テネシン|'''Ts''']]<br/><small>テネシン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|118<br/>[[w:オガネソン|'''Og''']]<br/><small>オガネソン</small>
|-
|
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*1</span> [[w:ランタノイド|ランタノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|57<br/>[[w:ランタン|'''La''']]<br/><small>ランタン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|58<br/>[[w:セリウム|'''Ce''']]<br/><small>セリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|59<br/>[[w:プラセオジム|'''Pr''']]<br/><small>プラセオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|60<br/>[[w:ネオジム|'''Nd''']]<br/><small>ネオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|61<br/>[[w:プロメチウム|'''Pm''']]<br/><small>プロメチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|62<br/>[[w:サマリウム|'''Sm''']]<br/><small>サマリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|63<br/>[[w:ユウロピウム|'''Eu''']]<br/><small>ユウロピウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|64<br/>[[w:ガドリニウム|'''Gd''']]<br/><small>ガドリニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|65<br/>[[w:テルビウム|'''Tb''']]<br/><small>テルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|66<br/>[[w:ジスプロシウム|'''Dy''']]<br/><small>ジスプロシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|67<br/>[[w:ホルミウム|'''Ho''']]<br/><small>ホルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|68<br/>[[w:エルビウム|'''Er''']]<br/><small>エルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|69<br/>[[w:ツリウム|'''Tm''']]<br/><small>ツリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|70<br/>[[w:イッテルビウム|'''Yb''']]<br/><small>イッテルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|71<br/>[[w:ルテチウム|'''Lu''']]<br/><small>ルテチウム</small>
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*2</span> [[w:アクチノイド|アクチノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|89<br/>[[w:アクチニウム|'''Ac''']]<br/><small>アクチニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|90<br/>[[w:トリウム|'''Th''']]<br/><small>トリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|91<br/>[[w:プロトアクチニウム|'''Pa''']]<br/><small>プロトアクチニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|92<br/>[[w:ウラン|'''U''']]<br/>ウラン
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|93<br/>[[w:ネプツニウム|'''Np''']]<br/><small>ネプツニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|94<br/>[[w:プルトニウム|'''Pu''']]<br/><small>プルトニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|95<br/>[[w:アメリシウム|'''Am''']]<br/><small>アメリシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|96<br/>[[w:キュリウム|'''Cm''']]<br/><small>キュリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|97<br/>[[w:バークリウム|'''Bk''']]<br/><small>バークリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|98<br/>[[w:カリホルニウム|'''Cf''']]<br/><small>カリホルニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|99<br/>[[w:アインスタイニウム|'''Es''']]<br/><small>アインスタイニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|100<br/>[[w:フェルミウム|'''Fm''']]<br/><small>フェルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|101<br/>[[w:メンデレビウム|'''Md''']]<br/><small>メンデレビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|102<br/>[[w:ノーベリウム|'''No''']]<br/><small>ノーベリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|103<br/>[[w:ローレンシウム|'''Lr''']]<br/><small>ローレンシウム</small>
|
|-
|colspan="18" style="text-align:right"|
{| border="0" cellspacing="4" cellpadding="0" style="margin-left:auto;text-align:left"
|-
|style="border:solid #999 1px;"| 1 ||常温で[[w:固体|固体]]
|width="32"|
|style="border:solid #999 1px;background:#f0f0ff"| ||[[w:金属元素|金属元素]]
|width="32"|
|style="border:solid #f90 2px"| ||[[w:アルカリ金属|アルカリ金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#f33"| 1 ||常温で[[w:液体|液体]]
|
|style="border:solid #999 1px;background:#ccffff"| ||[[w:半金属元素|半金属元素]]
|
|style="border:solid #9f0 2px"| ||[[w:アルカリ土類金属|アルカリ土類金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#3f3"| 1 ||常温で[[w:気体|気体]]
|
|style="border:solid #999 1px"| ||[[w:非金属元素|非金属元素]]
|
|style="border:solid #09f 2px"| ||[[w:ハロゲン|ハロゲン]]
|-
| ||
|
|style="border:solid #999 1px;background:#ffffcc"| ||[[w:人工元素|人工元素]]
|
|style="border:solid #0f9 2px"| ||[[w:希ガス|貴ガス]]
|-
| ||
|
| ||
|
|style="border:solid #00f 2px"| ||[[w:遷移元素|遷移元素]]
|}
|}
書籍などでの実際の周期表には、つぎのように、原子番号や質量が、元素記号のとなりに書かれる。
:<math>\mathrm{{}_1^1 H}</math> (水素原子を例にとった。)
左上の数字は原子番号で、左下の数字は炭素原子{{sup|12}}Cの質量を12としたときの、その原子のおよその質量である。
書籍によっては、書く位置が違う場合もあるので、その書籍ごとに確認のこと。
それぞれの原子を羅列していくと、
; 元素の周期
: 第1周期 <math>\mathrm{{}_1^1 H , {}_4^2 He } </math>
: 第2周期 <math>\mathrm{ {}_7^3 Li , {}_9^4 Be , {}_{11}^5 B , {}_{12}^6 C , {}_{14}^7 N , {}_{16}^8 O , {}_{19}^9 F , {}_{20}^{10} Ne }</math>
: 第3周期 <math>\mathrm{ {}_{23}^{11} Na , {}_{24}^{12} Mg , {}_{27}^{13} Al , {}_{28}^{14} Si , {}_{31}^{15} P , {}_{32}^{16} S , {}_{35}^{17} Cl , {}_{40}^{18} Ar }</math>
というようになる。
----
=== 参考: 炎色反応 ===
:(※ 炎色反応は、2014年の現在では、中学校では、扱わない。もし読者に時間に余裕があれば、読んでもらいたい。)
化学反応で発生したイオンを調べる方法には、様々な方法があるが、一つの方法として、次に説明する炎色反応が応用できる。
ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのある種の元素は、炎の中に入れると、元素の種類ごとに特有の色の炎が上がる。
このような現象を{{ruby|'''炎色反応'''|えんしょくはんのう}}(英語: flame test)という。
イオンの検出では、白金線にイオン水溶液をつけガスバーナーの炎に入れると、もし水溶液中のイオンがリチウムイオンなら赤色に、ナトリウムイオンでは黄色に、カリウムでは赤紫色にそれぞれ炎が色づく。
{|align="center" style="border:solid #aaffaa 1px; text-align:center;"
|[[File:FlammenfärbungLi.png|52px|リチウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungNa.png|50px|ナトリウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungK.png|50px|カリウムの炎色反応]]
|-
|Li||Na||K
|}
* 炎色反応の元素と色の一覧
:リチウム: 赤
:カリウム: 赤紫
:ナトリウム: 黄色
:カルシウム: 橙(オレンジ色っぽい色のこと)
:銅: 青緑
:バリウム: 緑
中学の段階では、元素と色の対応を、無理に覚える必要はない。<!--また、色温度と混同しないように-->
<gallery>
Image:Flametest--.swn.jpg|試料を加えない場合のガスバーナーの色
Image:Flametest--Na.swn.jpg|ナトリウム
Image:Flametest-Co-Na.swn.jpg|ナトリウム(コバルトガラスを通した場合)
Image:FlammenfärbungK.png|カリウム
Image:FlammenfärbungCa.png|カルシウム
Image:FlammenfärbungLi.png|リチウム
Image:Flametest--Cu.swn.jpg|銅
Image:Boratflamme.jpg|ホウ素
Image:FlammenfärbungSb.png|アンチモン
</gallery>
花火の色は、炎色反応を利用しているのが、一般である。
[[Category:中学校教育|りか1]]
[[Category:理科教育|中1]]
3rrod5yu9c90tlqvbcnqyeqk7nrjwnn
275903
275902
2025-06-26T01:45:56Z
Shun Fukami
88244
/* 中性 */
275903
wikitext
text/x-wiki
{{Nav}}
== 酸性とアルカリ性 ==
=== 酸と酸性 ===
[[ファイル:1-Blue and red litmus paper.jpg|thumb|left|リトマス紙]]
これまでに、塩酸(えんさん)や酢酸(さくさん)や硫酸(りゅうさん)などの酸について学んだ。これらの薄い水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 青色リトマス紙を赤色に変える。
* BTB液を加えると黄色になる。
このような性質を'''酸性'''(さんせい)と言った。また、酸性を示す物質を'''酸'''(さん、acid)と言った。酸性の水溶液のこれらの性質の理由は、イオンの観点で見ると、実は水素イオンH<sup>+</sup>の性質である。したがって、酸とアルカリをイオンの観点から定義しなおすと次のようになる。
酸とは、水に溶けたときに水素イオン H<sup>+</sup> を出す物質である。
たとえば塩化水素HClは、水溶液中では
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
と電離しているので、塩化水素は酸である。硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> も、同様に化学式に水素原子 H を含んでいる。この水素原子が水素イオンになるというわけである。
なお、「電離」(でんり)とは、水溶液に解けた時にイオンになる物質が、陽イオンと陰イオンに分かれることである。
アルカリとは、水に溶けたときに水酸化物イオン OH<sup>-</sup> を出す物質である。
たとえば水酸化ナトリウムNaOHは、水溶液中では
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
と電離しているので、水酸化ナトリウムはアルカリである。
{{コラム|アンモニア水がアルカリ性をしめす理由|
アンモニアNH<sub>3</sub>は、分子中にOHを含んでいないが、アンモニアの水溶液はアルカリ性をしめす。これは、アンモニアNH<sub>3</sub>は水に溶けると次のように電離して、水溶液中の水分子から水素イオンをうばってNH<sub>4</sub><sup>+</sup>をつくり、水酸化物イオンOH<sup>-</sup>を発生させるためである。
:NH<sub>3</sub>+H<sub>2</sub>O → NH<sub>4</sub><sup>+</sup>+OH<sup>-</sup>
このように、ある物質が酸かアルカリか、または、どちらでもないかは、イオン反応式も知らなければ判断できないので注意が必要だ。
アンモニアの例からも分かるように、もし化学式中に水素原子Hを含んでいても、その水溶液が酸性とは限らない。
}}
さて、つぎの節では、小学校以来これまでに習った酸とアルカリの基本的な性質を復習する。イオンの観点による酸やアルカリの定義と、これまでに習った酸やアルカリの基本的な性質や実験例、具体的な反応式などを関連付けてしっかり理解しよう。
=== 酸とアルカリの復習 ===
==== 酸についての復習 ====
酸性の溶液には次のような性質が有る。
* 食用に用いられる酢酸やクエン酸などの薄い水溶液を舐めてみると、すっぱい味がするように、食用の酸はすっぱいことが多い。
:'''(※ 注意:誤って、塩酸や硫酸などの水溶液を舐めてはいけない。)'''
:'''(※ 注意:理科室の物は、学校の先生の許可無く、味見しないこと。理科実験では危険な物質も扱うことがあるので、決して、許可無く口にいれてはならない。原則的に小中高の理科実験では、味見は行わない。たとえ食用で安全な物質だけを使う実験であっても、誤って別の危険な物質を混入させてしまう失敗をする場合もありうる。なので、理科実験では、念のため、最初から安全な物質でも味見をしないという指導が普通である。)'''
* 塩酸の水溶液は、鉄や亜鉛、マグネシウムなどの金属を溶かす。硫酸の水溶液は、金属と反応しやすい。
;主な酸
おもな酸には、塩酸HCl、酢酸CH<sub>3</sub>COOH、炭酸H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>、硫酸(りゅうさん)H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>、硝酸(しょうさん)HNO<sub>3</sub>などがある。ミカンなどの柑橘類(かんきつるい)に含まれるクエン酸や、食用油などに含まれるオレイン酸も酸である。
* 塩酸 HCl
塩酸 HCl とは、'''塩化水素'''(えんかすいそ、hydrogen chloride)という気体が溶けた水溶液である。
無色透明の水溶液である。強い酸性を示す。
塩酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
においは、刺激臭が有る。この刺激臭は塩化水素の蒸気のにおいである。
(※ 注意:塩酸のにおいをかぐ時は、決して直接、かいではいけない。塩酸の蒸気を手であおいだり鼻に風を送ったりして、間接的に、においをかぐ。)
:塩酸は、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄を溶かす。これらの金属を溶かすときに水素が発生する。この水素は塩化水素中に含まれていた水素原子が化学反応によって水素分子として生じたものである。
* 酢酸 CH<sub>3</sub>COOH
食用の酢酸水(CH<sub>3</sub>COOH水溶液)である食酢(しょくさく)には、酢酸(CH<sub>3</sub>COOH)が3%〜5%ほど含まれている。
酢酸は、水溶液中で、次のようにイオンに電離している。
:CH<sub>3</sub>COOH → CH<sub>3</sub>COO<sup>−</sup> + H<sup>+</sup>
においは、すっぱい刺激臭が有る。
濃い酢酸は、寒くなると凍る。凍った酢酸を氷酢酸(ひょうさくさん)という。
* 炭酸 H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>
二酸化炭素CO<sub>2</sub>の溶けた水溶液である。
* 硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>
水溶液中では、つぎのように電離している。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> → 2H<sup>+</sup> + SO<sub>4</sub><sup>2−</sup>
:硫酸 → 水素イオン + 硫酸イオン
と電離し、強い酸性を示す。
* 硝酸 HNO<sub>3</sub>
水溶液中では
:HNO<sub>3</sub> → H<sup>+</sup> + NO<sub>3</sub><sup>-</sup>
:硝酸 → 水素イオン + 硝酸イオン
と電離し、強い酸性を示す。
* 強酸(きょうさん)と弱酸(じゃくさん)
塩酸や硫酸などの強い酸のことを、まとめて、'''強酸'''(きょうさん)という。
一方、炭酸や酢酸などの、弱い酸を、'''弱酸'''(じゃくさん)と言う。
* 実験の際の注意
塩酸や硫酸、硝酸などの強い酸は、危険であり、取り扱いには注意を要する。皮膚などにつかないように注意する。
もし、実験の失敗などで、これらの酸の濃い酸が体にかかったり、大量の酸がかかったら、実験を中断し、すぐに大量の純水で洗い、先生や大人に相談すること。
注意するのは、酸の液体だけでなく、酸の液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
==== アルカリ ====
まず、復習をしよう。
水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カルシウム水溶液やアンモニア水溶液は、つぎのような性質を示す。
* 赤色リトマス紙を青色に変える。
* BTB液を加えると青色になる。
* 水溶液にフェノールフタレイン溶液を加えると、赤色に変わる。
このような性質を'''アルカリ性'''と言う。(または「塩基性」(えんきせい)と言う。高校では「塩基性」のほうの呼び方を使う。中学の段階では、アルカリ性で呼び方を統一してよい。)また、水溶液がアルカリ性を示す物質のことを'''アルカリ'''(alkali、発音:アルカライ)といい、高校では、そのような物質を「塩基」(base , ベイス)と呼ぶ。
アルカリの中にはタンパク質や脂肪などを溶かすものもあり、皮膚などを溶かし、強いアルカリや濃いアルカリの中には危険な物もある。取り扱いには注意すること。皮膚などにアルカリをつけないようにする。もしアルカリが目に入った場合は、即座に大量の純水で洗い流し、先生や大人に相談および連絡をして、必要に応じて保険医などに診察してもらうこと。
注意するのは、アルカリの液体だけでなく、アルカリの液体から発する蒸気なども、注意すること。蒸気を、かぎすぎないようにすること。また、目に入らないようにすること。
こういう目にアルカリの入る事故が起きないように、あらかじめ、安全メガネなどを掛けておくなど、必要に応じて準備すること。
;主なアルカリ
* 水酸化ナトリウム NaOH
水酸化ナトリウム(すいさんかナトリウム、sodium hydroxide、ソウディアム・ハイドロオキサイド)は、強いアルカリ性を示す。なので取り扱いには気をつけること。
:白色で半透明の固体である。
:空気中に放置しておくと、空気中の水分を吸収し溶ける。この現象を「潮解」(ちょうかい,deliquescence,デリクエーセンス)といい、また、この性質を'''潮解性'''という。このため、水酸化ナトリウムを取り出すときは手際よく行う必要がある。
:アルミニウムを溶かす性質が有る。
:強いアルカリ性のため、タンパク質や脂肪などを溶かす。
* 水酸化カルシウム
消石灰のことである。
:白色の固体である。
:水には溶けにくいものの、溶ける。水酸化カルシウムの水溶液を'''石灰水'''(せっかいすい、limewater、ライムウォータ)という。
:石灰水に二酸化炭素を吹き込むと、白い沈殿物が生じる。この現象はよく、気体の種類が二酸化炭素であるかどうかを調べる手法に利用される。
* アンモニア NH<sub>3</sub>
アンモニアの水溶液を'''アンモニア水'''(アンモニアすい)という。
:刺激臭が有る。
*水酸化カリウム KOH
水酸化カリウムは、次のように電離する。
:KOH → K<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
==== 中性 ====
酸性でもなく、アルカリ性でもない性質を中性(ちゅうせい)という。純水(じゅんすい)は、中性である。
水溶液が中性をしめす物質は多くあるが、例を上げると、食塩水や砂糖水は中性である。リトマス紙に中性の水溶液をつけても、色は変わらない。
イオンの観点から見れば、水溶液が中性の物質は、たとえば、
:塩化ナトリウムNaClのように水溶液で電離はするが、水素イオン H<sup>+</sup> や水酸化物イオン OH<sup>-</sup> をふくまない物質。
:砂糖のように、そもそも電離しなくて、イオンにならない物質。
:純水 H<sub>2</sub>O のように、水素イオン H<sup>+</sup> の数と、水酸化物イオン OH<sup>-</sup> の数とが、つりあっている物質。
などがある。
==== 中和 ====
酸性の溶液とアルカリ性の溶液を混ぜた水溶液を作ると、酸の水素イオン<math>\mathrm{H^+}</math>と、アルカリの水酸化物イオン<math>\mathrm{OH^-}</math>が結合し、水分子H<sub>2</sub>Oが出来る。
この反応を'''中和'''(ちゅうわ)と呼ぶ。
:H<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O
酸とアルカリが中和した際には水が生じる。
また、中和の結果、その水溶液は中性に近づく。中和とは、酸とアルカリが反応して水を生じることを言うので、必ずしも水溶液は中性ではない。
具体例として、塩酸 HCl と水酸化ナトリウム NaOH との、中和を考える。
:H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> + Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> → H<sub>2</sub>O + Na<sup>+</sup> + Cl<sup>−</sup>
のような反応が起こる。
(左辺前半の H<sup>+</sup> +Cl<sup>−</sup> はHClに由来。左辺後半の Na<sup>+</sup> + OH<sup>−</sup> は NaOH に由来。)
中和をしただけだと、水溶液にNaClが溶けて電離したままなので、塩化ナトリウム NaCl は 出来ない。
塩化ナトリウム NaCl のように、分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
たとえ塩化ナトリウムや塩化物で無くとも、もし酸とアルカリの中和反応で出来る化合物なら、その化合物は塩(えん)と言う。
塩の定義を、より詳しく言うと、中和反応での、酸の陰イオンと、アルカリの陽イオンとが結びついた化合物を、塩(えん)という。
詳しい定義で、たとえばNaClを説明すると、
:「酸(HCl)の陰イオン(Cl<sup>−</sup>)と、アルカリ(NaOH)の陽イオン(Na<sup>+</sup>)とが結びついた化合物を、塩(NaCl)という。」
というふうに、確かに、塩(えん)に なっている。
塩酸の水溶液に、水酸化ナトリウムを加えていくと、中和によって、だんだん中性に水溶液は近づいていく。
そのまま、さらに水酸化ナトリウムを加えると、もし完全にピッタリと塩酸の水素イオンを打ち消してつりあった瞬間では、水溶液は中性になるが、しかし現実には、ピッタリとつりあった瞬間で止めるのは不可能なので、よって基本的には、やや酸性よりの時点で実験を止めるか、それとも、ややアルカリ性に行き過ぎた時点で、実験を止めることになる。
つまり、けっして、
「ピッタリと中性になった時点で、水溶液を安定させて、もしそれ以上のアルカリまたは酸が外部から加えられてても、それ以上の反応の進行をとめるて中性のままで、いつづける」ような仕組みは無い。
なので、上述のように、完全に中和して中性になった水溶液に、そのあと少し余分に水酸化ナトリウムを加えられて、ややアルカリ性になった状態で、実験を終えることになるのが普通だろうか。
中和で生じる塩の種類については、反応に用いた酸とアルカリによって生じる塩が決まる。例えば、塩酸とアンモニア水が反応した時には水と塩化アンモニウム(えんかアンモニウム、ammonium chloride)が生じる。この反応は次の化学反応式で書かれる。
:<math>
\mathrm{HCl + NH_3 + H_2 O \rightarrow H_2O + NH_4 Cl}
</math>
以上の例のように、酸とアルカリを混合すると、中和によって、水と塩(えん)が生じる。
* おもな塩
・塩化ナトリウム(食塩) NaCl
<br />
中和によって塩化ナトリウムを生じさせたい場合は、塩酸HClと水酸化ナトリウムNaOHの中和で、塩化ナトリウムNaClを生じさせる事が出来る。
・硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>
<br />
硫酸 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> と水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> の中和によって、塩(えん)として、<span style="font-size: large">硫酸バリウム</span> BaSO<sub>4</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> + Ba(OH)<sub>2</sub> → BaSO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硫酸 + 水酸化バリウム → 硫酸バリウム + 水
硫酸バリウムは白色であり、また、沈殿(ちんでん)を生じる。つまり、硫酸バリウムは白色の沈殿になる。
したがって、硫酸と水酸化バリウムの中和で、白色の沈殿が生じる。この、硫酸と水酸化バリウムの中和で生じた白色の沈殿が、硫酸バリウムである。
反応式を書くときは、塩だけでなく、水も生じることを忘れないように。
なお、硫酸バリウムは、医療用の放射線検査でもちいる造影剤(ぞうえいざい)である。
・炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub>
<br />
白色の沈殿である。石灰水を白く濁らせるのは、この<span style="font-size: large">炭酸カルシウム</span> である。
炭酸と、水酸化カルシウム水溶液との、中和で炭酸カルシウム CaCO<sub>3</sub> が生じる。
:H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → CaCO<sub>4</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:炭酸 + 水酸化カルシウム → 炭酸カルシウム + 水
・塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub>
<br />
塩酸 HCl と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で、塩化カルシウム CaCl<sub>2</sub> が生じる。
・硝酸カルシウム Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub>
<br />
硝酸 HNO<sub>3</sub> と 水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> の中和で生じる。
:2HNO<sub>3</sub> + Ca(OH)<sub>2</sub> → Ca(NO<sub>3</sub>)<sub>2</sub> + 2H<sub>2</sub>O
:硝酸 + 水酸化カルシウム → 硝酸カルシウム + 水
沈殿は'''生じない'''。水溶液から硝酸カルシウムを取り出す場合は、蒸発や再結晶などによって取り出す。
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以上の塩の例のように、塩には、NaClのように水に溶けやすい塩と、硫酸バリウム BaSO<sub>4</sub>のように水に溶けにくい塩との、2種類がある。
=== PH ===
水溶液中での酸性やアルカリ性には強さがある。酸性やアルカリ性の強さを決める要因は、おもに、その酸の種類またはアルカリの種類と、水溶液中での酸またはアルカリの濃度で決まる。
水溶液の酸性やアルカリ性の強さを表す値を '''pH'''('''ピーエイチ'''、もしくはペーハー) と呼ぶ。pH が、 pH=7のとき、その溶液は中性である。
pHが7未満が酸性である。pHが小さくなるほど、溶液は酸性に近づく。
一般に、pH=0 で最も強い酸性である。
またpHが7より大きいと、アルカリ性である。pHが大きくなるほど、溶液はアルカリ性に近づく。一般に、pH=14が最も強いアルカリ性である。
pHは普通、0から14の範囲内である。
私たち中学3年以上の読者は、イオンを知っているし、酸は水素イオン H<sup>+</sup> によって出来ることも知っているし、アルカリは水酸化物イオン OH<sup>-</sup> などによって出来ることも知っている。
つまり、PHの強さは、水溶液中の水素イオンや水酸化物イオンの数や濃度から、計算することができる。( PHとイオンの数の計算は、くわしくは、高校で習う。 )
{{コラム|高校の範囲: 水素イオン指数|
pH は、一定量を加えたときに電離したときの水素イオン濃度をもとに、値が決められています。(受験研究社)
酸は、どんな酸でも、水溶液中で電離したときに
水素イオン H<sup>+</sup> が発生します。
なので、水素イオン濃度 をもとに決める方法で、ほとんどの酸の強さを決められます。
:(※ もしかしたら、ごく例外的な酸で、pHが中性に近いのに反応のつよい酸などもあるかもしれないが、しかし中学高校では扱わないので、そういう例外的な物質は考えないでおく。)
同様に、すべてのアルカリは、水溶液中で電離したときに OH<sup>−</sup> を発生します。
この OH<sup>−</sup> の影響で、もとあった水にふくまれていた H<sup>+</sup> がうばわれます。
なので、水溶液全体の水素イオン H<sup>+</sup> の濃度を調べる方法で、
酸の強さもアルカリの強さも、両方とも分かる、という仕組みなわけです。
なので、pH のことを「水素イオン指数」とも言います(受験研究社)。
ただし、一般的には pH (ピーエイチ、ペーハー)の呼び方が普及しています。
:※ 詳しくは、高校で習います。中学では、ここまで知っておけば、もう十分でしょう。
}}
==== pH指示薬 ====
物質の中には、水溶液に接触させた時に、水溶液のpHの値によって色が変化するものがある。このような物質はpHを調べるのに用いることができるので、これらの物質のうちpHを調べる物質として実用化されている物質を'''pH指示薬'''(pH indicator、ピーエイチ・インディケイター)という。いわゆるリトマス試験紙もpH指示薬に含まれる。またリトマス試験紙のように、pH指示薬を試験用の紙に染み込ませて用いる事が多い。このようなpH指示薬を染み込ませてある紙を'''pH試験紙'''(pH indicator paper)という。
リトマス紙やBTB溶液やフェノールフタレイン溶液は、pH指示薬である。pH指示薬には、他にもメチルオレンジなどがある。
pH指示薬は、その物質によって、色を変えるpHの範囲が限られている。たとえば、メチルオレンジはpH=3.1以下では赤色で、そこからpHが高くなると黄色味を増していき、pH=4.4では橙黄色である。pH=4.4より高いpHでは橙黄色のまま、ほとんど色が同じなので、このpHの範囲では指示薬として用いられない。
なお、このように指示薬の色が変わるpHの範囲を'''変色域'''(へんしょくいき、indicator range など)という。
== 水溶液とイオン ==
=== 水溶液の電気伝導性 ===
==== 電解質 ====
水に溶かしたとき、その水溶液に電流が流れるようになる物質を{{ruby|'''電解質'''|でんかいしつ}}(英語: electrolyte)という。
:例) 塩化ナトリウム(食塩)、水酸化ナトリウム、塩化銅、硫酸、塩化水素(塩酸) など。
水にとかしてもその水溶液に電流が流れない物質を{{ruby|'''非電解質'''|ひでんかいしつ}}という。
:例) エタノール、砂糖、など。
塩化ナトリウムであっても、水溶液に溶かしていない、固体の塩化ナトリウムでは、たとえ電気回路に電圧を加えても、電気を流さない。水酸化ナトリウムも同様に、水溶液に溶かしていない固体の水酸化ナトリウムは電気を流さない。
塩化銅も、固体の状態では、電圧を加えても、電気を流さない。
水の電気分解の実験を思い出そう。純粋な水そのものは電気を通さないので、少量の水酸化ナトリウムを加えた。
水酸化ナトリウムは、電解質である。なので、ツジツマが合っている。
いっぽう、砂糖は、水に溶かしても(砂糖水にしても)電流が流れない。この事は、砂糖が非電解質であることと、ツジツマが合っている。
=== 塩化銅の水溶液に電気を流す実験 ===
塩化銅の水溶液に電気を流すため、水溶液にプラスの陽極とマイナスの陰極の電極を差し込んで電気を流すという実験について、これから説明する。
この塩化銅水溶液に電気を流す実験では、陰極に、銅が付着する。一方、陽極付近には、塩素が気体として発生する。
発生気体が塩素であることは、{{ruby|臭い|におい}}が、プールの消毒液のような臭いであることからも分かる。有毒な気体なので、あまり、かぎすぎないように。においをかぐときは、手であおぐようにして、かぐこと。
実験をするときは、換気をして、実験すること。
この陽極と陰極のそれぞれの発生物質から、塩化銅の水溶液では、塩素と銅という二つの物質に分かれている事が、予想される。
電気を流していない状態では、二つに分かれた塩素と銅は、水溶液に溶けている状態だが、電気を流すことで、出てきた、という仕組みが予想される。
電気は、プラスとマイナスが、引き寄せあうのだった。
陰極に銅が付着するということは、水溶液中の銅は、逆の電荷を持っているということであり、つまり銅はプラスの電荷を持っているということである。
一方、陽極に塩素が発生するという事は、つまり塩素は逆符号の電気を持っている、つまり塩素はマイナスの電気を持っているということである。
そのほかの様々な実験からも、塩化銅の水溶液中での、電気を流す前の塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。水溶液中の銅についても、塩化銅の水溶液の中では、電気を流す前の銅は、プラスの電気を持っていることが確認されている。
さて、普通の水に少量の食塩などを混ぜて電気を流すと、水の電気分解によって、水素と酸素が発生する。
今回の塩化銅の水溶液に、電気を流して、銅と塩素を発生させる実験は、つまり、塩化銅の電気分解(電解)をしたことになる。
なお、この実験で陰極に銅が付着することを応用して、金属の表面に 銅めっき をすることが出来る。
=== 銅の電解精錬 ===
[[File:Electrorefining copper jp.svg|thumb|400px|銅の電解精錬]]
銅の純度が20%から40%の銅精鉱を、コークス(主成分:炭素)などとの加熱反応で還元したものは、銅の純度が約99%であり、{{ruby|粗銅|そどう}}と呼ばれる。粗銅には亜鉛や銀などの不純物が含まれるため、純度をさらに上げるには、これらの不純物を分離する必要がある。その手段として電解が利用されている。
電解液には硫酸銅(II)水溶液を用いる。陽極(英語: anode、アノード)には、純度を上げたい粗銅を使用する。一方、陰極(英語: cathode、カソード)には純度の高い銅を用いる。電気分解により、以下の反応が起こる:
* 陰極: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
* 陽極: Cu → Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
陽極からは銅だけでなく、銅よりイオン化傾向の大きい鉄、亜鉛、ニッケルなども溶け出す。しかし、陰極で析出するのはほぼ銅のみであるため、高純度の銅が得られる仕組みとなっている。
粗銅中に銀や金が含まれていた場合、これらはイオン化傾向が銅よりも小さいため、陽極の下に沈殿する。この沈殿物を{{ruby|陽極泥|ようきょくでい}}(英語: anode slime)という。陽極泥には金や銀などが含まれているため、これらの貴金属も回収の対象となる。
陰極には純度99.99%程度の高純度銅が析出する。これを{{ruby|純銅|じゅんどう}}という。
=== 塩化水素の水溶液に電気を流す場合 ===
他の電解質の水溶液に、電気を流す場合も考えてみよう。
塩酸の水溶液に電気を流すと、陽極に塩素が発生する。塩化銅の水溶液に電気を流す実験でも、陽極には、塩素が発生したのであった。以上の2つの実験から、塩素をふくむ電解質の水溶液の陽極には、ふつう、塩素が発生することがわかる。
一方、塩酸の水溶液に電気を流す実験で、陰極(マイナス極)のほうには、水素が発生する。
:水素が陰極に引かれることから、水素は逆の電気を持っている、つまり水素はプラスの電気を持っている。
:塩素が陽極に引かれることから、つまり塩素の電気は逆符号の電気であり、塩素はマイナスの電気を持っている。
そのほかの様々な実験からも、塩酸や塩化銅の水溶液中での塩素は、マイナスの電気を持っていることが確認されている。中学生は、この実験結果を、うのみにして良い。
=== 原子の成り立ちとイオン ===
原子は, {{ruby|'''陽子'''|ようし}}と{{ruby|'''中性子'''|ちゅうせいし}}からなる{{ruby|'''原子核'''|げんしかく}}と、原子核のまわりを回る'''電子'''からできている。原子の直径は1億分の1cm程度である。電子は、原子核には含めない。
陽子の質量と、中性子の質量は、同じである。厳密にいうと、ほんのわずかに質量が違うのだが、ほとんど同じなので、中学の段階では、陽子の質量と、中性子の質量は同じである、と考えてよい。一方、電子の質量は、陽子と比べて、極めて小さい。電子の質量は、陽子の質量の 約 <math>\frac{1}{1800}</math> 倍 でしかない。
したがって、原子にとって、電子は、ほとんど質量が無い。ある原子や分子の質量の大きさを決めているのは、その原子核の陽子や中性子の個数である、と考えても、中学高校では、あまり問題は無い。
電子1個のマイナスの電気の強さは、陽子1個のプラスの電気の強さと符号が反対なだけで、強さは同じであるので、1個の電子と1個の陽子の力がつりあう。
原子の中心には+の電気をもつ原子核が1つあり、マイナスの電気をもついくつかの電子がそれを取り巻いている。安定している状態の原子や分子では、原子核の持つ陽子の数と、電子の持つ数とは、同じであり、原子核がもつ+の電気の総量と、電子のもつマイナスの電気の総量が等しいので、原子全体は電気を帯びていない。
ある原子が、何の'''元素'''であるかは、原子核に含まれる陽子の数で決まる。一方で、原子核の中性子の数は、陽子の数に近いが、必ずしも陽子と中性子の数が同じとは限らない。原子核に含まれる陽子の数が同じで(すなわち、同じ元素で)、中性子の数が異なるものを、{{ruby|'''同位体'''|どういたい}}(英語: isotope)という。
ふつうの水素原子の原子核は、1個の陽子だけである。1個の陽子だけを持つ水素原子のまわりの電子の数は、1個の電子がある。
[[File:Helium Atom jp.svg|frame|right|ヘリウム原子のモデル。図での緑色で表された粒が、中性子。ヘリウムの原子核は2個の陽子と、2個の中性祖を持つ。ヘリウムの電子は2個である。]]
ふつうのヘリウム原子の原子核は、2個の陽子と、2個の中性子との、計4個の粒子である。ヘリウムの電子の数は、陽子と同じ2個である。
ヘリウム原子の原子核の質量は、水素原子の原子核の質量の、ほぼ4倍である。
たとえば水素原子とヘリウム原子の質量の比なら、電子の質量は無視できる。よって原子核の粒子数の比から、ヘリウム原子の質量は、水素原子の質量の4倍である。
電気を帯びた原子を'''イオン'''という。イオンのうち、+(プラス)の電気を帯びたイオンを'''陽イオン'''と言い、いっぽう、-(マイナス)の電気を帯びたイオンを'''陰イオン'''という。
塩化銅の水溶液での塩素は、陰イオンである。塩化水素の水溶液での塩素も、陰イオンである。<br>
塩化銅の水溶液での銅は、陽イオンである。塩化水素の水溶液での水素は、陽イオンである。
イオンは原子が電子を失ったり受けとったりすることにより、安定な状態になったものである。陽イオンは、原子が電子を失って+の電気を帯びたものである。電子を2個失うと、1個の場合の2倍の+電気を帯びる。一方、塩素原子などは電子を受けとり-の電気を帯びる。
原子の記号の右肩に,帯びている電気の種類と量を書いた記号を'''イオン式'''という。
(注:イオン式という用語は、令和2年度教科書から全ての教科書で撤廃されました。)
:水素イオン(H<sup>+</sup>) …… 水素原子が電子を1個失った陽イオン
:銅イオン(Cu<sup>2+</sup>) …… 銅原子が電子2個を失った陽イオン
:カリウム イオン (K<sup>+</sup>)
:亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)
:ナトリウムイオン(Na<sup>+</sup>)
:塩化物イオン(Cl<sup>-</sup>) …… 塩素原子が電子1個を取りこんだ陰イオン
:水酸化物イオン(OH<sup>-</sup>)のように、イオンには原子がいくつか集まったもので電気を帯びたものもある。
:硫酸イオン(SO<sub>4</sub><sup>2-</sup>)
:硝酸イオン(NO<sub>3</sub><sup>-</sup>)
OHなど、いくつかの原子があつまった物であるが、分子にはなっていないものを、原子の集まりという意味で、原子団(げんしだん)と言う。
アンモニウムイオンも、このような、いくつかの原子があつまったイオンであり、アンモニウムイオンは原子団である。
ナトリウムイオンは陽イオンであり、Na<sup>+</sup>である。
塩化ナトリウム NaCl では、塩化物イオンCl<sup>-</sup>のマイナス電荷1個と、ナトリウムイオンNa<sup>+</sup>とのプラス電荷1個がつりあっているので、塩化ナトリウム NaCl 全体では電気を持っていない。
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
塩化銅 CuCl<sub>2</sub> も、塩化物イオン Cl<sup>-</sup> の2個と、銅イオン1個 Cu<sup>2+</sup> のプラス電荷の2個がつりあっているので(銅イオンの場合、銅原子1個につき電気が2個ある)、塩化銅 CuCl<sub>2</sub>全体では電気を持っていない。
: CuCl → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
電解質が水にとけて陽イオンと陰イオンとに分かれることを{{ruby|'''電離'''|でんり}}(英語: ionization)またはイオン化という。非電解質は電離しない。
塩化ナトリウムが水に溶けてイオンに分かれることも、電離である。塩化銅が水溶液中で塩化物イオンと銅イオンに分かれることも電離である。
砂糖が水に溶けても、電離はしていない。エタノールを水に溶かしても、電離してない。
塩化水素は、気体の状態では水素原子と塩素原子が結合したもので電気的に中性である。水にとけると、水素イオンH<sup>+</sup>と塩化物イオンCl<sup>-</sup>となる。1つの塩化水素からは1つの水素イオンと1つの塩化物イオンができる。
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
*さまざまな電解質の電離の例
・塩化水素
: HCl → H<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・塩化ナトリウム
: NaCl → Na<sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
・水酸化ナトリウム
: NaOH → Na<sup>+</sup> + OH<sup>-</sup>
・塩化銅
: CuCl<sub>2</sub> → Cu<sup>2+</sup> + 2Cl<sup>-</sup>
=== 参考: 人体とイオン ===
スポーツドリンクなどの広告とかで、「電解質」やら「イオン」などの文字を見たり聞いたりすることもあるでしょう。保健体育などの授業でも、電解質やイオンなどの言葉を聞く場合もあるかもしれません。
これは、どういうことでしょうか。
じつは、私たち人間の体にも、血液中などに、塩化物イオンやナトリウムイオンなどのイオンが溶けています。
ナトリウムイオンは、人体で、さまざまな働きをしています。汗をかくと、ナトリウムイオンなどのイオンが失われます。もしナトリウムが不足しすぎると、 めまい や けいれん などの危険な症状になります。
なので、ナトリウムイオンなどをおぎなうために、食事などでは{{ruby|食塩|しょくえん}}をおぎなう必要があるので、塩分のふくまれたものを食べるのです。
学校の給食は、栄養士の人などが、中学生に必要な塩分やカロリーやビタミンなどを計算して、給食を作っています。アレルギーが無い限り、なるべく給食を食べるようにしましょう。
さて、汗をたくさん、かいたあとに、水だけを飲んでも、ナトリウムは補われません。熱中症で、汗をかきすぎた場合は、患者に水だけを飲ませるよりも、うすめの食塩水をのませたほうが良いのです。(中学高校の保健体育の教科書でも、そう説明されています。)ちなみに、みそ汁の濃度と同じくらいの濃度が、熱中症の人に飲ませる食塩水の濃度では、ちょうど良いとされています。この濃度は、水1kgあたり、食塩2gていどです。
スポーツドリンクで「イオン」とか「電解質」と言ってるのは、商品にもよりますが、運動で汗をかいたときに不足しやすいナトリウムなどのイオンが含まれている飲料だからです。
=== 電池のしくみ ===
化学変化や温度差、光などの作用によって電気エネルギーをつくり出す装置を{{ruby|'''電池'''|でんち}}(英語: battery)という。
電池のうち、化学変化を利用して化学エネルギーを電気エネルギーに変える電池のことを、{{ruby|'''化学電池'''|かがく でんち}}と呼ぶ。
一方、太陽光発電パネルなどのように、化学反応を用いなくても発電できる装置は、化学電池ではない。
本節では、化学電池を重点的に説明する。イオンの観点から、化学電池を説明する。
さて、化学電池では、どうやって、化学変化で電気を起こしているのだろうか。
* 復習:電気回路とは
まず、電気回路について、復習の便宜のため、説明しておこう。
まず電流とは、導線の内部を、マイナスの電気をもつ電子が流れているのが電流の正体である。
金属線を電池などの電源に接続すると、金属線中の電子は-極から+極に向かっていっせいに移動する。回路を流れている電流とは、このように電源の-極から+極に流れる電子の移動である。
'''電流の向きは電源の+極から出て-極に入る向きに流れる'''と決められている。これは、電流の向きが決められた当時は電子がまだ発見されていなかったことによる。電流の正体が-の電気をもつ電子の流れであることがわかってからも、「電流は電源の+極から出て、-極に入る向きに流れるもの」と定義されている。
==== 参考:電池の発見の歴史 ====
[[File:VoltaBattery.JPG|thumb|200px|ボルタの電椎(でんつい)とほぼ同じ構造の電池。]]
1780年ごろ、イタリアの解剖学者ガルバーニ(1737〜1798)は、解剖したカエルの あし に2種類の金属を接触させると、あしが感電したかのようにけいれんすることを発見した。ガルバーニはカエルの筋肉に電気がたくわえられているのだろうと考え、これを「動物電気」と名づけた。
しかし、解剖した あし が けいれん する本当の原因は、2種類の金属が、電池の電極となって、電気をつくっているのだった。
イタリアのボルタ(1745〜1827)による電池の研究によって、けいれんの本当の原因が明らかになった。
そしてボルタは、1800年、2種類の金属(銅と亜鉛)で、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)でしめらせた厚紙をはさんだ物によって電池をつくり、現代でいう「ボルタの電池」を発明した。
[[File:ボルタの電椎のしくみ.svg|thumb|350px|left|ボルタの電椎のしくみ]]
この電池から取り出される電流は小さかったので、ボルタは直列的に2種類の金属ではさんだ厚紙(食塩水でしめらせてある)を何段も積みかさね、柱状にした電池を発明した。この柱状に積み重なったボルタの電池を「ボルタの電椎」(でんつい)という。
{{-}}
==== ボルタの電池 ====
[[File:ボルタの電池.svg|thumb|400px|ボルタの電池]]
うすい塩酸、またはうすい硫酸に、亜鉛板と銅板をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の正極で、亜鉛板の側が負極である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液からなる電池を'''ボルタの電池'''(Voltaic pile)という。
亜鉛板が電池のマイナス極に相当し、銅板がプラス極に相当する。
ここで重要なのは、決して片方の亜鉛板だけを硫酸にひたしても、マイナス極しか出来ていないから、電気は発生しなくて、電池にはならない。たとえ亜鉛板が酸と反応して溶けても、電池は出来ず、電気も流れず、単に亜鉛板が硫酸にとけていくだけである。
マイナス極の亜鉛板だけでなく、亜鉛板にくわえて、プラス極になる銅板を薄い硫酸にひたして、こうしてプラス極とマイナス極とがそろって、化学電池になるのである。
ボルタの電池が、電池であることを確認するには、回路に豆電球(ただし理科実験用の小型のもの)をつないだり、あるいはモータ(ただし理科実験用の小型のもの)をつなげば良い。回路に電球やモータをつないだとき、電極で起こる化学反応は以下の通りである。
* 亜鉛板
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオン(Zn<sup>2+</sup>)になり水溶液にとけ出す。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
* 銅板
亜鉛板にたまった電子が導線へ流れ出し、モーターを通ったあと銅板に流れこむ。この電子は、水溶液中の水素イオン(H<sup>+</sup>)と結びつき水素原子になる。できた水素原子2個が結びついて水素分子(<math>H_2</math>)になる。
電子の流れは「亜鉛板 → 銅板」なので、電流の向きは、「銅板 → 亜鉛板」となり、亜鉛板が−極、銅板が+極となる。
ボルタの電池の電圧は、最初は常にほぼ一定である。この電池が作る電圧を{{ruby|'''起電力'''|きでんりょく}}(英語: electromotive force, EMF)という。ボルタの電池の起電力は、1.1ボルトである。
電圧や起電力の単位の「ボルト」の由来は、ボルタの電池を発見したボルタが由来である。
なお、ボルタの電池は、時間がたつと、起電力が下がっていってしまう。
起電力が下がる理由として、よく言われてきた説は「反応中に銅板で発生する水素による泡が原因である」という説があるが、詳しい理由は不明、または他の理由なども混ざった複合的な現象であるかもしれないと考えられている。(このため、原因については入試に出ない)
用語として、水素の泡が原因という説に立った場合の用語だが、電極に発生した泡による起電力の低下を、電池の{{ruby|分極|ぶんきょく}}(英語: polarization)という。(分極は高校レベルなので、中学生は、あまり気にしなくて良い。)
ボルタの電池のように、プラス極の金属板とマイナス極の金属板は、べつの種類の元素でなければならない。プラス極とマイナス極の両方の金属板を亜鉛板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
同様に、プラス極とマイナス極の両方の金属板を銅板にして、塩酸など酸溶液にひたしても、まったく電気は流れない。
ボルタの電池の他にも、化学反応を用いた電池は多くある。たとえば、乾電池に用いられるアルカリ電池やマンガン乾電池も、化学反応を用いている。
このように、起電力の電圧の発生要因に化学反応を用いている電池を化学電池(かがくでんち)という。
金属と酸との化学電池の組み合わせは、銅と亜鉛だけでなくとも、可能である。
銅板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
亜鉛板とマグネシウムリボンでも、塩酸の水溶液で、電池は出来る。
※ じつは、ボルタ電池では、亜鉛板のほうにもH<sub>2</sub>の泡が発生する(これは、後述のイオン化傾向の理論通りの結果である)。起電力が低下する原因として、銅表面が実は酸化銅であり、それが電池として使用されて消耗するからだという説もある。このように事情で、「分極」の通説が間違っている可能性もあるので、中高生はボルタ電池には深入りの必要は無い。後述のダニエル電池に、仕切りの「素焼き板」がある。「素焼き板が無くても電池が作れる」という事さえ、分かればいい。
※ 論文[https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/46/10/46_KJ00003520589/_pdf 『ボルタ電池はもうやめよう』, The Chemical Society of Japan]が詳しい。
==== イオン化傾向 ====
:(※くわしくは高校でイオン化傾向を習うが、中学の検定教科書と参考書などに書かれているので、余裕があれば学んで頂きたい。)
ボルタ電池や、後述するダニエル電池のような反応がなぜ起こるかは、この節で説明する、亜鉛板と銅板との「イオン化傾向」というものの差による。
金属元素の単体を水または水溶液に入れたときの、陽イオンのなりやすさを{{ruby|'''イオン化傾向'''|イオンか けいこう}}(英語 ionization tendency、イオニゼイション・テンデンシー)という。
例として、亜鉛Znを{{ruby|希塩酸|きえんさん}}HClの水溶液に入れると、亜鉛Znは溶け、また、亜鉛は電子を失ってZn<sup>2+</sup>になる。
:Zn + 2H<sup>+</sup> → Zn<sup>2+</sup> + H<sub>2</sub>
一方、銀Agを希塩酸(薄い塩酸のこと)に入れても反応は起こらない。
このように金属のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさ)の大きさは、物質ごとにイオン化傾向の大きさが異なる。
今度は、銅を希塩酸の溶液に入れてみた場合を考える。この場合は、なにも反応しない。
以上の例だけでは、まだ、銅と銀のイオン化傾向の大きさの大小関係は不明である。
* 銅と銀のイオン化傾向
;硝酸銀溶液と銅の場合
そこで、銅と銀のイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)を比べるための実験例として、
硝酸銀AgNO<sub>3</sub>の溶液に、銅線や銅板などの銅の固体を添加する。
ここでは、銅板を添加したとしよう。すると、銅板の表面に銀が付着し、銀が析出する。
一方、この硝酸銀の溶液中では銅板は陽イオンとなり溶ける。
溶液は、しだいに青くなるが、この青色は銅イオン溶液の色である。以上の変化を反応式で書くと、
:Cu + 2Ag<sup>+</sup> → Cu <sup>2+</sup> + 2Ag
なお、この反応で生じた銀を、生じ方が樹木が伸びるように析出した銀が伸びることから{{ruby|'''銀樹'''|ぎんじゅ}}という。
;硫酸銅溶液と銀の場合
いっぽう、今度は溶液を変え、硫酸銅 H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> の溶液に銀板Agをいれても、
なにも析出せず、なにも変化は起きない。
これらのことから、銅は銀よりもイオン化傾向(陽イオンのなりやすさのこと)が大きいであろうことが予測できる。
;亜鉛と銅のイオン化傾向
また溶液を変え、硫酸銅の水溶液に亜鉛板Znを添加すると、亜鉛の表面に銅が析出する。
このことから、亜鉛Znは銅Cuよりもイオン化傾向が大きいことが予想できる。
* イオン化列(イオンか れつ)
さまざまな溶液や金属の組み合わせで、イオン化傾向の比較の実験を行った結果、
イオン化傾向の大きさが決定された。
左から順に、イオン化傾向の大きい金属を並べると、以下のようになる。
: Li > K > Ca > Na > Mg > Al > Zn > Fe > Ni > Sn > Pb > (H<sub>2</sub>) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
:左側ほど、陽イオンになりやすい。 右側ほど、イオン化しづらい。
(中学の段階では、覚える必要はない。)
金属を、イオン化傾向の大きさの順に並べたものを金属の{{ruby|'''イオン化列'''|イオンかれつ}}(英語: ionization series)という。
水素や水は金属では無いが、比較のため、イオン化列に加えられる。
金属原子は、上記の他にもあるが、高校化学では上記の金属のみのイオン化列を用いることが多い。
なお、イオン化列の記憶のための語呂合わせとして、
「リッチに貸そうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる借金。」(りっちに かそうかな、まあ、あてにすな、ひどすぎる しゃっきん。)
などのような語呂合わせがある。ちなみにこの語呂合わせの場合、
:「Liリッチ に Kか そう かCa なNa、まMg あAl、あZn てFe にNi す なPb、ひH2 どCu すHg ぎAg る 借金Pt,Au。」
と対応している。中学では無理に覚える必要はない。
==== ダニエル電池 ====
[[File:Daniell cell education japanese.svg|thumb|400px|ダニエル電池]]
[[File:Galvanic cell-ja.png|thumb|400px|ダニエル電池<br>
この図での「カチオン」<br>とはZn<sup>2+</sup> のこと。「アニオン」とはSO<sub>4</sub><sup>2-</sup> のこと。
※ 中学生用の説明図がまだ作成されていません。検定教科書や市販の教材で、図をご確認ください。
アノードとは、電池のマイナス極のこと。カソードとは電池のプラス極のこと。
]]
:(※編集者への注意。 2021年の指導要領改訂により、従来のボルタ電池に加えて、ダニエル電池を中学で習うようになった。また、イオン化列もより詳しく習うようになった。)
ビーカーをセロハンまたは素焼き(すやき)の筒・板で区切り、どちらかに硫酸銅水溶液に銅板、もう一方に硫酸亜鉛水溶液に亜鉛版をひたすと、電池が作れる。銅板の側が電池の+極(プラスきょく)で、亜鉛板の側が-極(マイナスきょく)である。このように、亜鉛板と銅板と酸溶液、セロハンまたは素焼きの板からなる電池を'''ダニエル電池'''という。
※ 素焼きとは、天然の粘土をこねて焼いた材料。
ダニエル電池にはボルタ電池では分極の原因だった H<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> が無いので、ダニエル電池では分極が起きない。
* 亜鉛板側
亜鉛原子が電子を2個失って亜鉛イオンになり水溶液にとけ出す。なので亜鉛イオンはとけてボロボロになっていく。
: Zn → Zn<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup>
: 亜鉛(原子) → 亜鉛イオン + 電子(2個)
ここで、記号 e は電子である。電子は、当然、マイナスの電気を持っているので、e<sup>-</sup>という記号になる。
電子e<sup>-</sup>は、導線を伝わって、亜鉛板から銅板のほうへと流れていく。
亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。
* 銅板側
亜鉛版側から流れてきた電子e<sup>-</sup>は硫酸銅水溶液中の銅イオンとくっつき、銅原子となり銅板に付着する。
: Cu<sup>2+</sup> + 2e<sup>-</sup> → Cu
: 銅イオン + 電子(2個) → 銅(原子)
銅イオンが銅板に付着するため、硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、溶液の色も青色から無色に変化していく。
* セロハンを使う理由
セロハンとは?→紙のようなもので目には見えない無数の穴があり、イオンが通り抜けることができる。
:1...液体が混合するのを防ぐため。
:→当たり前のことであるが、硫酸銅水溶液と硫酸亜鉛水溶液をセロハン・仕切りを入れずにビーカーに入れたら混ざってしまう。
:2...電気的なかたよりを防ぐため。
:→ダニエル電池では、銅板側の硫酸銅水溶液のイオンの濃度は薄くなり、亜鉛イオンが溶けだすことにより硫酸亜鉛水溶液内のイオンの濃度は濃くなっていく。ということは、銅板側では陽イオンである銅イオンが減り、-にかたよっている、亜鉛側では陽イオンである亜鉛イオンが増え、+にかたよっているといえる。そのためダニエル電池ではセロハンを通してイオンが移動する現象が起きる。亜鉛版側の亜鉛イオンが硫酸銅水溶液側に行き、銅板側の水溶液の硫酸イオンが+極側に移動する。そのため電気的なかたよりがなくなる。
==== 身の回りの化学電池 ====
*マンガン乾電池
マンガン乾電池の起電力の電圧は約1.5ボルトである。
マンガン電池の内部では、マイナス極に亜鉛を用いており、プラス極に二酸化マンガンを用いている。
電解質として、塩化亜鉛水溶液を用いている。
ボルタ電池のような反応がなぜ起こるかは、次の節で説明する、亜鉛板と銅板とのイオン化傾向の差による。
===== 二次電池 =====
* 鉛電池(なまり でんち)
自動車のバッテリーで用いられている電池である。
電極は、マイナス極に{{ruby|鉛|なまり}}を用いている。プラス極には、酸化鉛を用いている。
電解質には、うすい硫酸が用いられている。
鉛電池では、外部から逆向きに電流を加えることで、{{ruby|'''充電'''|じゅうでん}}が出来る。このように、充電の出来る電池のことを{{ruby|二次電池|にじでんち}}と言う。
一方、充電できない電池を{{ruby|一次電池|いちじ でんち}}という。マンガン乾電池は充電できないので、マンガン乾電池は一次電池である。
* リチウムイオン電池
携帯電話のバッテリーや、ノートパソコンのバッテリーに用いられている。二次電池であり、充電できる。
* ニッケル水素電池
デジタルカメラなどに用いられている。二次電池であり、蓄えられる電気の大きさが大きい。
=== 燃料電池 ===
[[Image:Solid oxide fuel cell protonic.svg|thumb|燃料電池。 (水素-酸素系)<br>左側から供給された水素 H<sub>2</sub> の一部は、正極でイオン化され、負極にたどり着き、酸素 O<sub>2</sub> と反応し水になる。<br>anode = 陰極 , cathode = 正極 , Fuel = 燃料 , electrolyte = 電解質 .]]
酸素と水素を用いて、電気分解と逆の反応を行っている。水素などの陽極の燃料を、触媒を用いてイオン化させ、余った電子を取り出す電池。陽極の燃料が水素の場合は、陰極で酸素および回収した電子と反応し水になる。このような仕組みで、電気を取り出す装置を燃料電池(ねんりょう でんち)という。様々な方式の燃料電池がある。
:2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub> → 2H<sub>2</sub>O + 電気
一方、電気分解は、次のような反応式で表せた。
:2H<sub>2</sub>O + 電気 → 2H<sub>2</sub>+O<sub>2</sub>
水素ガスなどからエネルギーを取り出せる燃料電池(ねんりょう でんち)は、べつに発電方法では無い。電池は、発電した電力を蓄える装置でしかない。水素ガスを作るのに、別の電力が必要になる。
石油を燃やしたりするのとは違い、燃焼を行っておらず、反応では水と電気が出来るだけなので、直接的に大気汚染をすることは無く、環境への負担が低いと考えられており、そのため燃料電池の開発が進められている。
=== 電気分解 ===
電解質の水溶液に、電極を2本入れて、それぞれの電極に、外部の直流電源から電気を通じると、電極で水溶液中の物質に化学反応を起こせる。これを'''電気分解'''(でんきぶんかい、electrolysis、イレクトロシス)という。あるいは略して'''電解'''(でんかい)という。
電気分解で、直流電源の負極につないだ側の電極を'''陰極'''(いんきょく、cathode、カソード)という。
電気分解で、直流電源の性極につないだ側の電極を'''陽極'''(ようきょく、anode、アノード)という。
陰極の電荷は、電源の負極から電子が送られてくるので、陰極は負電荷に帯電する。一方、陽極の電荷は、正電荷に帯電する。
なお、電極には、白金や炭素などを用いる。
一般に電気分解で反応を起こしたい対象は「水溶液」であり、電極そのものは反応を起こしたい対象ではないので、混同しないように注意のこと。外部の文献などでは、説明の簡略化のため、電気分解では「電極での反応」などという事が多いが、電極そのものが析出をするのでは無いので、間違えないように。
この電気分解の実用例として、金属の精錬に利用されている。
;水の電気分解
純水な水は電気を通さないので、導電性を高めるために硫酸か、あるいは水酸化ナトリウムを加える。
ナトリウムは、非常にイオン化傾向が大きいので、ナトリウム原子は陰極では電子を受け取らずに、水分子がイオンを受け取るので、結果として、下記のように水素イオンが電子と反応をするので、水の電気分解が下記のように起きる。
陰極で水素 H<sub>2</sub> が発生する。
:陰極: 2H<sup>+</sup> + 2e<sup>-</sup> → H<sub>2</sub>↑
陽極では、酸素 O<sub>2</sub> が発生。
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
:陽極: O<sub>2</sub>が発生。
このままだと、陰極と陽極の電子の数が釣り合わないので、陰極を2倍すればいい(すると、両方とも4個になる)。
:陰極: 4H<sup>+</sup> + 4e<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>↑
:陽極: 4OH<sup>-</sup> → 2H<sub>2</sub>O + O<sub>2</sub> +4e<sup>-</sup>
さて、実験結果では、水の電気分解で発生する気体の体積の比率は、一定で、
:(陽極の酸素):(陰極の水素)= 2:1
である。
ちょうどこれは、上記の電子の個数がつりあった陰極と陽極の化学式での、それぞれの気体の係数に、反比例をしている。
この事と、他のさまざまな化学反応実験の結果を合わせれば、今回の実験が、この中学理科であつかった分子やイオンの考え方が正しい事の証明のひとつになる。
:(※ 範囲外)中学の検定教科書では深入りしないが、電気分解に限らず、化学合成や分解といった化学反応では、一般的に、電子の受け渡しが仲介として行われている。そのため、上記のように、電子の個数に注目して化学式を計算していった結果が、実験結果によく合う事になる。(詳しくは高校で習う。)
=== 発展: 強電解質と弱電解質 ===
:※ 参考書の範囲
塩化ナトリウムのように、水に溶かすと電気を流れさせることのできる物質のことを、電解質という。
電解質のなかには、水に加えた分子のかZu の割には、電流が流れづらい物質もある事が分かっている。
たとえば、酢酸(さくさん) や、 アンモニア(アンモニア水)が、そうである。
これは、加えた分子のうち、一部しかイオンになっていないからである。このような、水に溶かしたさいに、どれだけの割合でイオンになるかを数値的に示した割合のことを「電離度」(でんりど)という(高校の範囲なので、理解できなくても良い)。
たとえば、酢酸の電離度は 0.1 の前後や 0.01 くらいであることも多い(温度や濃度によって変わるので、覚えなくて良い)。
いっぽう、塩酸の電離度は、0.999 のように、ほぼ1に近いので、計算では塩酸の電離度は1で近似するのが普通である
電離度の数値は、割合なので、0から1のあいだの数値を取る。
:※ じつは受験研究社が、脚注で「電離度」を紹介している(P.304 の脚注)。
電離度が、一定の割合よりも低い場合、その物質のことを、弱電解質(じゃくでんかいしつ)という。
いっぽう、塩酸や硫酸、水酸化ナトリウムなどは、その多くが水の中ではイオンになるので、これを強電解質といい、電離度は大きい。
上記では、サラっと「電離」という言葉を使ったが、水溶液中で、電解質の分子がイオンになって陽イオンと陰イオンに分かれることを「電離」(でんり)という(旺文社)。
「電」解質が、陽イオンと陰イオンに分かれて「離」れるから、その名の通り「電離」と呼ぶ。
電解質の単元でも紹介したが、電流が流れるのは、あくまでイオンに分かれて電離しているときである。
なので、たとえ強電解質であっても、水に溶かしていない固体ならば、電気を流さない。
たとえば塩化ナトリウムの固体は、強電解質であるが、しかし固体のままなので、電気を流さない。
{{コラム|「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の考え混同しないように|
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」の考えは、別物ではある。混同しないように。
たとえば、食塩である塩化ナトリウム NaCl は、強電解質ではあり、電離度も高く、電離度は 1 に近い。しかし、NaCl は、その水溶液(食塩水)は、まったく酸性でもなければアルカリ性でもない。
このように、「強酸」・「強アルカリ」の考え方と、強電解質の考え方は、まったく別々のものである。
あまり、関連づけて考えないほうが安全だろう。(参考書でも、関連づけはしていない。
「強酸」や「強アルカリ」と、「強電解質」は、両方とも、「電離度」の考え方で、考えることができる。
なので、無理やりにでも関連づけをさせようとすれば、「強酸」「強アルカリ」と「強電解質」の関連づけをさせる事もできる。だが、上記の食塩のように、あくまで別々の考えなので、あまり関連づけをしないほうが安全である。
}}
=== 塩とpH ===
分子式が、酸とアルカリの中和で作れる分子になってる化合物を、'''塩'''(えん)と言う。
つまり、
:酸 + アルカリ → 水 + 塩
である。
さて、強酸と弱アルカリを中和したときに得られる塩について、考える。
塩酸(これは強酸である)HClとアンモニア水(これは弱酸である(NH<sub>3</sub>水溶液)との中和で生じる塩は、塩化アンモニウム NH<sub>4</sub>Cl である。
この塩化ナトリウムを取り出して、、あらたに中性の水溶液中にこの塩化アンモニウムを加えると、下記のように電離する。
NH<sub>4</sub>Cl → NH<sub>4</sub><sup>+</sup> + Cl<sup>-</sup>
弱アルカリを作るもとになっているアンモニウムイオンによって作られるアルカリ性と、塩素イオンによって作られる酸性とで、全体として強酸のもとになっている塩素イオンによって生じる酸性のほうが強いので、全体として、塩化アンモニウムの水溶液は、酸性になる。
同様に、硝酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
同様に、硫酸アンモニウムも、その水溶液は、酸性である。
このように、強酸と弱アルカリからなる塩を、中性の水溶液に加えた場合は、全体として酸性になる場合が多い。
次に、今度は、弱酸である酢酸 CH<sub>3</sub>COOH と、強アルカリである水酸化ナトリウム NAOH の中和によって生じる塩である 酢酸ナトリウム CH<sub>3</sub>COONa を考えよう。
酢酸ナトリウムは、中性の水溶液中で、次のように電離する。
CH<sub>3</sub>COONa → CH<sub>3</sub>COO<sup>-</sup> + Na<sup>+</sup>
この酢酸ナトリウム水溶液は、全体として、アルカリ性を示す。
ほか、炭酸ナトリウム Na<sub>2</sub>CO<sub>3</sub> 水溶液も、全体としてアルカリ性を示す。(炭酸は弱酸であり、水酸化ナトリウムは強アルカリであるので。)
このように、弱酸と強アルカリからなる塩の水溶液は、アルカリ性を示す場合が多い。
なお、塩化ナトリウム NaCl 水溶液は、中性を示す。
これは、強酸である塩酸 HCl と 強アルカリである水酸化ナトリウム NaOH の塩として NaCl を考えれば、強酸と強アルカリとの塩であると考えることができる。
つまり、強酸と強アルカリとの塩は、中性を示す場合が多い。
同様に、いちいち式を書かないが、硝酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、硫酸カルシウム、塩化バリウム、硝酸バリウム、硫酸バリウムなど、すべて、それぞれの水溶液は中性を示す。
水酸化カルシウム Ca(OH)<sub>2</sub> や、水酸化バリウム Ba(OH)<sub>2</sub> は、それぞれ強アルカリであるので。
ただし、弱酸と弱アルカリとの反応は、やや特別である。
なお、暗黙の前提として、中和反応によって生じる「塩」は、電解質である。
なお、余談だが、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウムなどは、水に溶けにくい。
このように、電解質だからといって、水に溶けるからといって、水に溶けやすいとは限らない。
なお、塩化バリウムは、水に溶けやすい。(上記の溶けにくい物質に、塩化バリウムが無いことに注目)
このため、塩化バリウム水溶液と、硫酸銅水溶液を混ぜると、溶けにくい硫酸バリウムが出来るので、硫酸バリウムの沈殿が出来る。(受験研究社の参考書にある実験例)
:※ 中学の範囲を超えるので、深入りしない。旺文社の参考書では紹介していない実験。
== 発展 ==
=== 発展: 電子殻 ===
この節で扱う電子殻(でんしかく)について、詳しくは高校で習う。
[[Image:Electron shell 008 Oxygen (diatomic nonmetal) - no label.svg| thumb |200px| 酸素原子Oの電子は、K殻に2個の電子。L殻に6個の価電子を持つ。]]
[[File:Electron shell 001 Hydrogen (diatomic nonmetal) - no label.svg|thumb|200px| 水素原子Hの電子は、K殻に1個の価電子を持つ。]]
原子の構造のうち、電子が並んでいる原子核の周りの部分について、より詳しく見ていこう。
; 電子殻(でんしかく、electron shell) : 電子が飛び回っている部分全体を指す。階層構造になっている。
この電子殻は何重かにわかれており、内側から{{ruby|'''K殻'''|ケーかく}}(英語: K shell)、{{ruby|'''L殻'''|エルかく}}(英語: L shell)、{{ruby|'''M殻'''|エムかく}}(英語: M shell)、……と呼ぶ。
それぞれの層に入ることのできる電子の数は決まっており、その数以上の電子が一つの層に入ることは無い。たとえば、K殻に入ることのできる電子の数は2つまでである。また、電子は原則的に内側の層から順に入っていく。M殻以降では例外もあるが、中学・高等学校の化学ではこれについては扱わない。
また、いちばん外側の電子殻にある電子を{{ruby|'''最外殻電子'''|さいがい でんしかく}}と呼ぶ。最外殻電子は原子の性質に大きな影響を与える。ある原子とある原子との接点が、実際には電子殻であるため、原子の結合の仕方などはこの最外殻電子の個数が重要になってくる。原子の性質を決める最外殻電子を特別に{{ruby|'''価電子'''|かでんし}}(英語: valence electron)と呼ぶ。
:※ 「価電子」という用語は中学では習わないかもしれないが、当wikiの図表の都合で、紹介する。
最外殻にそれ以上電子が入ることのできない状態を{{ruby|'''閉殻'''|へいかく}}という。閉殻になっている原子の価電子の個数は'''0'''である。
[[File:Electron shell 002 Helium - no label.svg|thumb|left|200px| ヘリウム原子Heの電子は、K殻に2個の電子を持つ。ヘリウムは閉殻構造である。閉殻なのでヘリウムの価電子は0と数える。]]
基本的には、周期表の順番どおりに、電子が埋まっていく。だから、第一周目の水素 H とヘリウム He は、最外殻電子はK殻となる。
:※ 本ページ内に、周期表を掲載。「周期表・付録」でページ検索すると閲覧できるようにしておく。[[中学校理科_第1分野/化学変化とイオン#周期表・付録]]
そして、周期表の2行目以降のリチム Li やベリリウム Be などは、L殻に電子が配置されはじめる。
[[File:電子配置.png|400px|thumb|周期が3までの元素の電子配置]]
各々の原子の電子の、電子殻への配列の仕方を{{ruby|'''電子配置'''|でんしはいち}}(英語: electron configuration)という。K殻に2個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガス(希ガス)であるヘリウムHeの電子配置と同じである。L殻まで電子が全て収められ、L殻に8個の電子とK殻に2個の電子の合計10個の電子が全て収められた場合の電子配置は、貴ガスであるネオンNeの電子配置と同じである。
同様に、M殻の終わりまで全て電子が収められた状態は、貴ガスであるアルゴンArの電子配置と同じである。
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File:Electron shell 011 Sodium.svg |ナトリウム原子Naの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に1個の価電子を持つ。イオン(Na<sup>+</sup>)になったときは、最外殻の電子1個が放出されている。<br />電解質の場合、ナトリウムの電子殻が放出した電子の行き先は、電解質の、もう一方の原子の電気殻である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、ナトリウムNaの放出した電子の行き先は、塩素原子Clの電子殻である。
File:Electron shell 017 Chlorine.svg| 塩素原子Clの電子は、K殻に2個の電子。L殻に8個の電子。M殻に7個の価電子を持つ。イオン(Cl<sup>-</sup>)になったときは、最外殻に電子が1個入っている。<br />電解質の場合、塩素の電子殻に、やってきた電子の出所は、ほかの原子である。たとえば塩化ナトリウムNaClの場合、塩素原子Clの電子殻にやってきた電子の出所(でどころ)は、ナトリウムNaから放出されている。
</gallery>
<gallery widths=250px heights=250px>
File:Electron shell 010 Neon.svg|ネオンの電子配置。
File:Electron shell 018 Argon.svg|アルゴンの電子配置。
</gallery>
ナトリウムがイオン化すると、電子配置はネオンNeと同じになる。(原子核は、ナトリウムNaとネオンNeは、ちがっている。)
塩素がイオン化すると、電子配置は、アルゴンArと同じになる。(原子核は、塩素 Cl とアルゴン Ar は、ちがっている。)
----
* 第1周期…H:水素 He:ヘリウム
* 第2周期…Li:リチウム Be:ベリリウム B:ホウ素 C:炭素 N:窒素 O:酸素 F:フッ素 Ne:ネオン
* 第3周期…Na:ナトリウム Mg:マグネシウム Al:アルミニウム Si:ケイ素 P:リン S:硫黄 Cl:塩素 Ar:アルゴン
* 第4周期…K:カリウム Ca:カルシウム
{| class="wikitable" style="float:right"
|+ 原子番号20までの原子の電子配置
! 原子番号 !! 元素記号 !! K殻 !! L殻 !! M殻 !! N殻 !!
|-
! 1 !! H
| 1 || || || ||
|-
! 2 !! He
| 2 || || || ||
|-
! 3 !! Li
| 2 || 1 || || ||
|-
! 4 !! Be
| 2 || 2 || || ||
|-
! 5 !! B
| 2 || 3 || || ||
|-
! 6 !! C
| 2 || 4 || || ||
|-
! 7 !! N
| 2 || 5 || || ||
|-
! 8 !! O
| 2 || 6 || || ||
|-
! 9 !! F
| 2 || 7 || || ||
|-
! 10 !! Ne
| 2 || 8 || || ||
|-
! 11 !! Na
| 2 || 8 || 1 || ||
|-
! 12 !! Mg
| 2 || 8 || 2 || ||
|-
! 13 !! Al
| 2 || 8 || 3 || ||
|-
! 14 !! Si
| 2 || 8 || 4 || ||
|-
! 15 !! P
| 2 || 8 || 5 || ||
|-
! 16 !! S
| 2 || 8 || 6 || ||
|-
! 17 !! Cl
| 2 || 8 || 7 || ||
|-
! 18 !! Ar
| 2 || 8 || 8 || ||
|-
! 19 !! K
| 2 || 8 || 8 || 1 ||
|-
! 20 !! Ca
| 2 || 8 || 8 || 2 ||
|-
|}
「イオン化」の現象とは、最外殻電子が閉殻していない原子から、たとえば電子が外れたり、あるいは逆に空いている部分に電子が入る事である。
たとえば、ナトリウムがイオン化すると、最外殻電子のM殻にあった1個の電子を放出するので、そのナトリウムイオンの電子配置は、Mの一つ前のL殻の電子配置と同じになり(「閉殻」の構造)、比較的に安定する。
イオン化の反応にかぎらず、一般的によくある反応の直後で安定している場合は、原子の周囲の電子配置は、閉殻の電子配置になっているので、安定する、という仕組みになっているのが普通である。
ヘリウムや、ネオンやアルゴンなどの周期表18族原子は、右の表を見れば分かるように、最外殻電子が満杯の状態になっている。このため、18族のヘリウム、ネオン、アルゴンは、安定しており、化学反応しづらい。
18族以外の他の原子でも、イオン化や化学反応などによって、最外殻の電子配置が満杯になると、その原子や分子などは安定する。なので、水溶液中などでは、電子配置が、最外殻電子を埋めるように、もしくは最外殻電子をなくすように、反応をする。
この結果、周期表を見ることで、イオンになった場合の電荷の数や符号が、だいたい予想できる。
水素H、リチウムLi、ナトリウムNaなど、周期表の1族の原子がイオンになったとき、イオンはそれぞれ、H<sup>+</sup>、Li<sup>+</sup>、Na<sup>+</sup>、・・・というふうに、イオンの電気がプラス1である。
逆に、塩素は、周期表の17族にあるが、電子が1個だけ増えると、18族の電子配置と同じになるので、塩素イオンCl<sup>-</sup>というふうに、塩素イオンの電気はマイナス1ということが、周期表からも予想できる。
イオンに限らず、分子をつくる反応でも、最外殻電子の電子数を安定配置にする方向に、反応が進む。
たとえば水素Hの気体が、水素分子H<sub>2</sub>として存在する理由も、2個の水素原子が最外殻電子を1個ずつ共有すると、電子配置がヘリウムと同じになり、安定するからである。
酸素分子も同様であり、2個の酸素原子が、電子を2個ずつ共有すれば、16族の酸素原子は、ちょうどネオン(18族)の電子配置と同じになる。
固体の塩化ナトリウムでも、ナトリウムの電子1個が、塩素の電子殻に移動することで、それぞれ電子殻が安定する。
電子殻について、詳しくは高校で習う。
{{コラム|電子殻はナゼK殻から始まるか?|電子殻のアルファベットがKから始まるのは、発見当初にはK殻より内側にも殻があることもないことも示す論証も理論もなく、未知の殻は多くても10個を超えないだろうということでK殻から順に名付けることになりました。
しかし、K殻よりも小さい殻は発見されませんでした。
}}
{{clear}}
{{-}}
=== 周期表・付録 ===
「周期表・付録」
;周期表
{| border="0" cellspacing="1" cellpadding="0"
|-align="center"
!style="vertical-align: bottom; width:60px"|1
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
|style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"| ||style="width:60px"|
!style="width:60px"|18
|-align="center"
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|1<br/>[[w:水素|'''H''']]<br/>水素
!style="vertical-align: bottom;"|2
| || || || || || || || || ||
!style="vertical-align: bottom;"|13
!style="vertical-align: bottom;"|14
!style="vertical-align: bottom;"|15
!style="vertical-align: bottom;"|16
!style="vertical-align: bottom;"|17
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|2<br/>[[w:ヘリウム|'''He''']]<br/><small>ヘリウム</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|3<br/>[[w:リチウム|'''Li''']]<br/><small>リチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|4<br/>[[w:ベリリウム|'''Be''']]<br/><small>ベリリウム</small>
| || || || || || || || || ||
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|5<br/>[[w:ホウ素|'''B''']]<br/>ホウ素
|style="border:solid #999 2px"|6<br/>[[w:炭素|'''C''']]<br/>炭素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|7<br/>[[w:窒素|'''N''']]<br/>窒素
|style="border:solid #999 2px;color:#3f3"|8<br/>[[w:酸素|'''O''']]<br/>酸素
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|9<br/>[[w:フッ素|'''F''']]<br/>フッ素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|10<br/>[[w:ネオン|'''Ne''']]<br/>ネオン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|11<br/>[[w:ナトリウム|'''Na''']]<br/><small>ナトリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|12<br/>[[w:マグネシウム|'''Mg''']]<br/><small>マグネシウム</small>
!style="vertical-align: bottom;"|3
!style="vertical-align: bottom;"|4
!style="vertical-align: bottom;"|5
!style="vertical-align: bottom;"|6
!style="vertical-align: bottom;"|7
!style="vertical-align: bottom;"|8
!style="vertical-align: bottom;"|9
!style="vertical-align: bottom;"|10
!style="vertical-align: bottom;"|11
!style="vertical-align: bottom;"|12
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|13<br/>[[w:アルミニウム|'''Al''']]<br/><small>アルミニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|14<br/>[[w:ケイ素|'''Si''']]<br/>ケイ素
|style="border:solid #999 2px"|15<br/>[[w:リン|'''P''']]<br/>リン
|style="border:solid #999 2px"|16<br/>[[w:硫黄|'''S''']]<br/>硫黄
|style="border:solid #09f 2px;color:#3f3"|17<br/>[[w:塩素|'''Cl''']]<br/>塩素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|18<br/>[[w:アルゴン|'''Ar''']]<br/>アルゴン
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|19<br/>[[w:カリウム|'''K''']]<br/>カリウム<small></small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|20<br/>[[w:カルシウム|'''Ca''']]<br/><small>カルシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|21<br/>[[w:スカンジウム|'''Sc''']]<br/><small>スカンジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|22<br/>[[w:チタン|'''Ti''']]<br/>チタン
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|23<br/>[[w:バナジウム|'''V''']]<br/><small>バナジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|24<br/>[[w:クロム|'''Cr''']]<br/>クロム
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|25<br/>[[w:マンガン|'''Mn''']]<br/><small>マンガン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|26<br/>[[w:鉄|'''Fe''']]<br/>鉄
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|27<br/>[[w:コバルト|'''Co''']]<br/><small>コバルト</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|28<br/>[[w:ニッケル|'''Ni''']]<br/><small>ニッケル</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|29<br/>[[w:銅|'''Cu''']]<br/>銅
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|30<br/>[[w:亜鉛|'''Zn''']]<br/>亜鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|31<br/>[[w:ガリウム|'''Ga''']]<br/><small>ガリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|32<br/>[[w:ゲルマニウム|'''Ge''']]<br/><small>ゲルマニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|33<br/>[[w:ヒ素|'''As''']]<br/>ヒ素
|style="border:solid #999 2px"|34<br/>[[w:セレン|'''Se''']]<br/>セレン
|style="border:solid #09f 2px;color:#f33"|35<br/>[[w:臭素|'''Br''']]<br/>臭素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|36<br/>[[w:クリプトン|'''Kr''']]<br/><small>クリプトン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|37<br/>[[w:ルビジウム|'''Rb''']]<br/><small>ルビジウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|38<br/>[[w:ストロンチウム|'''Sr''']]<br/><small>ストロンチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|39<br/>[[w:イットリウム|'''Y''']]<br/><small>イットリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|40<br/>[[w:ジルコニウム|'''Zr''']]<br/><small>ジルコニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|41<br/>[[w:ニオブ|'''Nb''']]<br/><small>ニオブ</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|42<br/>[[w:モリブデン|'''Mo''']]<br/><small>モリブデン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|43<br/>[[w:テクネチウム|'''Tc''']]<br/><small>テクネチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|44<br/>[[w:ルテニウム|'''Ru''']]<br/><small>ルテニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|45<br/>[[w:ロジウム|'''Rh''']]<br/><small>ロジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|46<br/>[[w:パラジウム|'''Pd''']]<br/><small>パラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|47<br/>[[w:銀|'''Ag''']]<br/>銀
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|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|50<br/>[[w:スズ|'''Sn''']]<br/>スズ
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|51<br/>[[w:アンチモン|'''Sb''']]<br/><small>アンチモン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|52<br/>[[w:テルル|'''Te''']]<br/>テルル
|style="border:solid #09f 2px"|53<br/>[[w:ヨウ素|'''I''']]<br/>ヨウ素
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|54<br/>[[w:キセノン|'''Xe''']]<br/><small>キセノン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|55<br/>[[w:セシウム|'''Cs''']]<br/><small>セシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|56<br/>[[w:バリウム|'''Ba''']]<br/><small>バリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*1</small><br/><small>ランタノイド</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|72<br/>[[w:ハフニウム|'''Hf''']]<br/><small>ハフニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|73<br/>[[w:タンタル|'''Ta''']]<br/><small>タンタル</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|74<br/>[[w:タングステン|'''W''']]<br/><small>タングステン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|75<br/>[[w:レニウム|'''Re''']]<br/><small>レニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|76<br/>[[w:オスミウム|'''Os''']]<br/><small>オスミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|77<br/>[[w:イリジウム|'''Ir''']]<br/><small>イリジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|78<br/>[[w:白金|'''Pt''']]<br/>白金
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|79<br/>[[w:金|'''Au''']]<br/>金
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff;color:#f33"|80<br/>[[w:水銀|'''Hg''']]<br/>水銀
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|81<br/>[[w:タリウム|'''Tl''']]<br/>タリウム
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|82<br/>[[w:鉛|'''Pb''']]<br/>鉛
|style="border:solid #999 2px;background:#f0f0ff"|83<br/>[[w:ビスマス|'''Bi''']]<br/><small>ビスマス</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ccffff"|84<br/>[[w:ポロニウム|'''Po''']]<br/><small>ポロニウム</small>
|style="border:solid #09f 2px"|85<br/>[[w:アスタチン|'''At''']]<br/><small>アスタチン</small>
|style="border:solid #0f9 2px;color:#3f3"|86<br/>[[w:ラドン|'''Rn''']]<br/><small>ラドン</small>
|-align="center"
|style="border:solid #f90 2px;background:#f0f0ff"|87<br/>[[w:フランシウム|'''Fr''']]<br/><small>フランシウム</small>
|style="border:solid #9f0 2px;background:#f0f0ff"|88<br/>[[w:ラジウム|'''Ra''']]<br/><small>ラジウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff;color:red"|<small>*2</small><br/><small>アクチノイド</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|104<br/>[[w:ラザホージウム|'''Rf''']]<br/><small>ラザホージウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|105<br/>[[w:ドブニウム|'''Db''']]<br/><small>ドブニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|106<br/>[[w:シーボーギウム|'''Sg''']]<br/><small>シーボーギウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|107<br/>[[w:ボーリウム|'''Bh''']]<br/><small>ボーリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|108<br/>[[w:ハッシウム|'''Hs''']]<br/><small>ハッシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|109<br/>[[w:マイトネリウム|'''Mt''']]<br/><small>マイトネリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|110<br/>[[w:ダームスタチウム|'''Ds''']]<br/><small>ダームスタチウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|111<br/>[[w:レントゲニウム|'''Rg''']]<br/><small>レントゲニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|112<br/>[[w:コペルニシウム|'''Cn''']]<br/><small>コペルニシウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|113<br/>[[w:ニホニウム|'''Nh''']]<br/><small>ニホニウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|114<br/>[[w:フレロビウム|'''Fl''']]<br/><small>フレロビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|115<br/>[[w:モスコビウム|'''Mc''']]<br/><small>モスコビウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|116<br/>[[w:リバモリウム|'''Lv''']]<br/><small>リバモリウム</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|117<br/>[[w:テネシン|'''Ts''']]<br/><small>テネシン</small>
|style="border:solid #999 2px;background:#ffffcc"|118<br/>[[w:オガネソン|'''Og''']]<br/><small>オガネソン</small>
|-
|
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*1</span> [[w:ランタノイド|ランタノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|57<br/>[[w:ランタン|'''La''']]<br/><small>ランタン</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|58<br/>[[w:セリウム|'''Ce''']]<br/><small>セリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|59<br/>[[w:プラセオジム|'''Pr''']]<br/><small>プラセオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|60<br/>[[w:ネオジム|'''Nd''']]<br/><small>ネオジム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|61<br/>[[w:プロメチウム|'''Pm''']]<br/><small>プロメチウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|62<br/>[[w:サマリウム|'''Sm''']]<br/><small>サマリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|63<br/>[[w:ユウロピウム|'''Eu''']]<br/><small>ユウロピウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|64<br/>[[w:ガドリニウム|'''Gd''']]<br/><small>ガドリニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|65<br/>[[w:テルビウム|'''Tb''']]<br/><small>テルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|66<br/>[[w:ジスプロシウム|'''Dy''']]<br/><small>ジスプロシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|67<br/>[[w:ホルミウム|'''Ho''']]<br/><small>ホルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|68<br/>[[w:エルビウム|'''Er''']]<br/><small>エルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|69<br/>[[w:ツリウム|'''Tm''']]<br/><small>ツリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|70<br/>[[w:イッテルビウム|'''Yb''']]<br/><small>イッテルビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|71<br/>[[w:ルテチウム|'''Lu''']]<br/><small>ルテチウム</small>
|-align="center"
|colspan="3" style="text-align:right"|<small><span style="color:red;">*2</span> [[w:アクチノイド|アクチノイド]]: </small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|89<br/>[[w:アクチニウム|'''Ac''']]<br/><small>アクチニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#f0f0ff"|90<br/>[[w:トリウム|'''Th''']]<br/><small>トリウム</small>
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|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|93<br/>[[w:ネプツニウム|'''Np''']]<br/><small>ネプツニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|94<br/>[[w:プルトニウム|'''Pu''']]<br/><small>プルトニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|95<br/>[[w:アメリシウム|'''Am''']]<br/><small>アメリシウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|96<br/>[[w:キュリウム|'''Cm''']]<br/><small>キュリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|97<br/>[[w:バークリウム|'''Bk''']]<br/><small>バークリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|98<br/>[[w:カリホルニウム|'''Cf''']]<br/><small>カリホルニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|99<br/>[[w:アインスタイニウム|'''Es''']]<br/><small>アインスタイニウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|100<br/>[[w:フェルミウム|'''Fm''']]<br/><small>フェルミウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|101<br/>[[w:メンデレビウム|'''Md''']]<br/><small>メンデレビウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|102<br/>[[w:ノーベリウム|'''No''']]<br/><small>ノーベリウム</small>
|style="border:solid #00f 2px;background:#ffffcc"|103<br/>[[w:ローレンシウム|'''Lr''']]<br/><small>ローレンシウム</small>
|
|-
|colspan="18" style="text-align:right"|
{| border="0" cellspacing="4" cellpadding="0" style="margin-left:auto;text-align:left"
|-
|style="border:solid #999 1px;"| 1 ||常温で[[w:固体|固体]]
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|style="border:solid #999 1px;background:#f0f0ff"| ||[[w:金属元素|金属元素]]
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|style="border:solid #f90 2px"| ||[[w:アルカリ金属|アルカリ金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#f33"| 1 ||常温で[[w:液体|液体]]
|
|style="border:solid #999 1px;background:#ccffff"| ||[[w:半金属元素|半金属元素]]
|
|style="border:solid #9f0 2px"| ||[[w:アルカリ土類金属|アルカリ土類金属]]
|-
|style="border:solid #999 1px;color:#3f3"| 1 ||常温で[[w:気体|気体]]
|
|style="border:solid #999 1px"| ||[[w:非金属元素|非金属元素]]
|
|style="border:solid #09f 2px"| ||[[w:ハロゲン|ハロゲン]]
|-
| ||
|
|style="border:solid #999 1px;background:#ffffcc"| ||[[w:人工元素|人工元素]]
|
|style="border:solid #0f9 2px"| ||[[w:希ガス|貴ガス]]
|-
| ||
|
| ||
|
|style="border:solid #00f 2px"| ||[[w:遷移元素|遷移元素]]
|}
|}
書籍などでの実際の周期表には、つぎのように、原子番号や質量が、元素記号のとなりに書かれる。
:<math>\mathrm{{}_1^1 H}</math> (水素原子を例にとった。)
左上の数字は原子番号で、左下の数字は炭素原子{{sup|12}}Cの質量を12としたときの、その原子のおよその質量である。
書籍によっては、書く位置が違う場合もあるので、その書籍ごとに確認のこと。
それぞれの原子を羅列していくと、
; 元素の周期
: 第1周期 <math>\mathrm{{}_1^1 H , {}_4^2 He } </math>
: 第2周期 <math>\mathrm{ {}_7^3 Li , {}_9^4 Be , {}_{11}^5 B , {}_{12}^6 C , {}_{14}^7 N , {}_{16}^8 O , {}_{19}^9 F , {}_{20}^{10} Ne }</math>
: 第3周期 <math>\mathrm{ {}_{23}^{11} Na , {}_{24}^{12} Mg , {}_{27}^{13} Al , {}_{28}^{14} Si , {}_{31}^{15} P , {}_{32}^{16} S , {}_{35}^{17} Cl , {}_{40}^{18} Ar }</math>
というようになる。
----
=== 参考: 炎色反応 ===
:(※ 炎色反応は、2014年の現在では、中学校では、扱わない。もし読者に時間に余裕があれば、読んでもらいたい。)
化学反応で発生したイオンを調べる方法には、様々な方法があるが、一つの方法として、次に説明する炎色反応が応用できる。
ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのある種の元素は、炎の中に入れると、元素の種類ごとに特有の色の炎が上がる。
このような現象を{{ruby|'''炎色反応'''|えんしょくはんのう}}(英語: flame test)という。
イオンの検出では、白金線にイオン水溶液をつけガスバーナーの炎に入れると、もし水溶液中のイオンがリチウムイオンなら赤色に、ナトリウムイオンでは黄色に、カリウムでは赤紫色にそれぞれ炎が色づく。
{|align="center" style="border:solid #aaffaa 1px; text-align:center;"
|[[File:FlammenfärbungLi.png|52px|リチウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungNa.png|50px|ナトリウムの炎色反応]]||[[File:FlammenfärbungK.png|50px|カリウムの炎色反応]]
|-
|Li||Na||K
|}
* 炎色反応の元素と色の一覧
:リチウム: 赤
:カリウム: 赤紫
:ナトリウム: 黄色
:カルシウム: 橙(オレンジ色っぽい色のこと)
:銅: 青緑
:バリウム: 緑
中学の段階では、元素と色の対応を、無理に覚える必要はない。<!--また、色温度と混同しないように-->
<gallery>
Image:Flametest--.swn.jpg|試料を加えない場合のガスバーナーの色
Image:Flametest--Na.swn.jpg|ナトリウム
Image:Flametest-Co-Na.swn.jpg|ナトリウム(コバルトガラスを通した場合)
Image:FlammenfärbungK.png|カリウム
Image:FlammenfärbungCa.png|カルシウム
Image:FlammenfärbungLi.png|リチウム
Image:Flametest--Cu.swn.jpg|銅
Image:Boratflamme.jpg|ホウ素
Image:FlammenfärbungSb.png|アンチモン
</gallery>
花火の色は、炎色反応を利用しているのが、一般である。
[[Category:中学校教育|りか1]]
[[Category:理科教育|中1]]
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エスペラント/文法/前置詞
0
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Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
エスペラントでは、名詞などの格変化が少ない分、前置詞でそれらの内容を補うことになります。次のような前置詞があります。
* al : ~に
* de : ~の
* per : ~で
ほかにもたくさんの前置詞があります。一つ一つ、覚えていきましょう。
{{stub}}
[[カテゴリ:エスペラント文法|ふんほう せんちし]]
[[カテゴリ:前置詞]]
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日本のすがた 地理 都道府県/京都府
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text/x-wiki
[[ファイル:Flag of Kyoto Prefecture.svg|100px|border|京都府旗]] [[ファイル:Emblem of Kyoto Prefecture.svg|80px|京都府章]]
(画像は左から「京都府旗」、「京都府章」)
'''京都府'''(きょうとふ)は、日本の地方公共団体の一つ。長岡京市には10年ほど「長岡京」が、京都市には平安時代以降「平安京」が置かれ、明治2年まで日本国の首都となった。府庁所在地は京都市。
{{stub}}
[[カテゴリ:京都府]]
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高等学校古文/漢詩/竹里館
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text/x-wiki
==白文 訓読文==
'''竹里館 {{ruby|竹里館|ちくりかん}}'''
{{ruby|王維|おうい}}
'''獨坐幽篁裏''' 独り坐す 幽篁の裏
'''彈琴復長嘯''' 琴を弾じて 復た長嘯す
'''深林人不知''' 深林 人知らず
'''明月來相照''' 明月 来たりて相照らす
{{substub}}
[[Category:高等学校教育 国語 漢文 漢詩|竹里館]]
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高等学校歴史総合
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Kwawe
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/* 世界経済の拡大と日本 */
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text/x-wiki
[[小学校・中学校・高等学校の学習]]>[[高等学校の学習]]>[[高等学校地理歴史]]>高等学校歴史総合
{{進捗状況}} 「'''歴史総合'''」は標準単位数2単位で'''必修科目'''です。
=== 注意事項 ===
# 目次の項目、本文内容ともに[https://www.shimizushoin.co.jp/info_kyo/rekishisougou/index.html 清水書院『私たちの歴史総合』]【歴総705】に合わせています。ただし、コラムの項目名とかはwikibooksオリジナル表題に変更しています。
# なお、古代と中世に関しては、当科目では扱っていないので、[[高等学校世界史探究|世界史探究]]と[[高等学校日本史探究|日本史探究]]の学習内容を見てください。
== 第1編 歴史の扉 ==
=== 第1章 歴史と私たち ===
* [[高等学校歴史総合/日本とスポーツの歴史|日本とスポーツの歴史]]{{進捗|100%|2024-11-22}}(スポーツ史)
=== 第2章 歴史の特質と資料 ===
* [[高等学校歴史総合/8月15日とそれぞれの「終戦」|8月15日とそれぞれの「終戦」]]{{進捗|100%|2025-06-03}}(玉音放送)
== 第2編 近代化と私たち ==
=== 第1章 生活や社会の変化を読み取ってみよう(未記述) ===
=== 第2章 結びつく世界と日本 ===
==== 18世紀までの世界 ====
* [[高等学校歴史総合/近世の日本と世界|近世の日本と世界]]{{進捗|100%|2024-11-23}}(日本の「鎖国」と東アジアの交易、近世東アジアの国際秩序)
* [[高等学校歴史総合/18世紀の中国とアジア貿易|18世紀の中国とアジア貿易]]{{進捗|100%|2024-12-15}}(清の繁栄、清と近隣諸国とのつながり)
* [[高等学校歴史総合/18世紀のイギリス・アジア・アフリカ|18世紀のイギリス・アジア・アフリカ]]{{進捗|100%|2024-12-29}}(ヨーロッパの世界進出と大西洋三角貿易、世界経済の覇権を握ったイギリス)
* もっと知りたい 海を渡った日本産陶磁器{{進捗|00%|2023-12-24}}(陶磁器の歴史)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 琉球と蝦夷地|もっと知りたい 琉球と蝦夷地]]{{進捗|100%|2025-03-26}}(琉球王国、蝦夷地)
==== 工業化と世界市場の形成 ====
* [[高等学校歴史総合/産業革命による経済発展と社会の変化|産業革命による経済発展と社会の変化]]{{進捗|100%|2025-01-01}}(産業革命、資本主義社会)
* [[高等学校歴史総合/世界市場の形成とイギリスによるアジア進出|世界市場の形成とイギリスによるアジア進出]]{{進捗|100%|2024-12-27}}(イギリスによる世界市場の形成、イギリスのアジア進出 )
* [[高等学校歴史総合/日本の開国とその影響|日本の開国とその影響]]{{進捗|100%|2024-12-28}}(日本の開国・開港、交通革命の進展と東アジア)
* 歴史のなかの16歳 工女と工場法{{進捗|00%|2022-12-25}}(工場法など)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 産業革命とブラスバンド|もっと知りたい 産業革命とブラスバンド]]{{進捗|100%|2024-11-23}}(金管楽器の歴史)
=== 第3章 国民国家と明治維新 ===
==== 国民国家と立憲体制 ====
* [[高等学校歴史総合/二つの市民革命と近代民主主義社会の成立|二つの市民革命と近代民主主義社会の成立]]{{進捗|100%|2024-12-20}}(アメリカ独立革命、フランス革命、ナポレオン)
* [[高等学校歴史総合/国民統合とナショナリズム|国民統合とナショナリズム]]{{進捗|100%|2024-12-12}}(19世紀前半のヨーロッパ諸国、ドイツ統一、南北戦争など)
* [[高等学校歴史総合/明治維新期の日本と世界|明治維新期の日本と世界]]{{進捗|100%|2024-01-03}}(明治新政府の成立、近代化と東アジア)
* [[高等学校歴史総合/近代国家への移行と憲法の制定|近代国家への移行と憲法の制定]]{{進捗|100%|2025-01-04}}(大日本帝国憲法、条約改正の実現)
* もっと知りたい 国境の過去・現在・未来{{進捗|00%|2022-12-26}}(近代国家と領土画定など)
* もっと知りたい 女王と天皇 理想の家族{{進捗|00%|2022-02-12}}(近代の天皇史)
==== 帝国主義とアジア・アフリカの変容 ====
* [[高等学校歴史総合/列強による帝国主義|列強による帝国主義]]{{進捗|100%|2024-12-28}}(第2次産業革命と帝国主義、欧米諸国の帝国主義政策)
* [[高等学校歴史総合/帝国主義がアジア・アフリカにもたらしたもの|帝国主義がアジア・アフリカにもたらしたもの]]{{進捗|100%|2024-12-28}}(列強のアフリカ分割、西アジア諸国の改革など)
* [[高等学校歴史総合/日清戦争とその影響|日清戦争とその影響]]{{進捗|100%|2025-01-02}}(日清戦争、東アジアの構造変動)
* [[高等学校歴史総合/日露戦争|日露戦争]]{{進捗|100%|2025-01-03}}(義和団事件、日露戦争、朝鮮の植民地化、辛亥革命)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 近代の博覧会|もっと知りたい 近代の博覧会]]{{進捗|100%|2025-03-15}}(万国博覧会の歴史)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい ペストと感染症|もっと知りたい ペストと感染症]]{{進捗|100%|2024-12-08}}(ペストの大流行ほか)
=== 第4章 近代化と現代的な諸課題 ===
* 鉄道建設{{進捗|00%|2023-03-02}}
== 第3編 国際秩序の変化や大衆化と私たち ==
=== 第1章 生活や社会の変化を読み取ってみよう(未記述) ===
=== 第2章 第一次世界大戦と大衆社会 ===
==== 第一次世界大戦と国際社会 ====
* [[高等学校歴史総合/第一次世界大戦|第一次世界大戦]]{{進捗|100%|2024-11-25}}(第一次世界大戦)
* [[高等学校歴史総合/社会主義革命|社会主義革命]]{{進捗|100%|2024-11-27}}(ロシア革命、コミンテルン、ソビエト社会主義共和国連邦)
* [[高等学校歴史総合/国際協調体制|国際協調体制]]{{進捗|100%|2024-11-23}}(ヴェルサイユ体制とワシントン体制、国際協調の高まり)
* [[高等学校歴史総合/アジアの民族運動|アジアの民族運動]]{{進捗|100%|2025-01-04}}(アジアの経済成長、東アジアの民族運動、インド・東南アジア・西アジアの民族運動)
* もっと知りたい ユダヤ人のパレスチナ移住とパレスチナ分割{{進捗|00%|2022-12-30}}(パレスチナの歴史、シオニズム運動)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 浅川巧 朝鮮の人々とともに生きた日本人|もっと知りたい 浅川巧 朝鮮の人々とともに生きた日本人]]{{進捗|100%|2025-03-10}}(浅川兄弟)
==== 1920年代の世界と大衆の時代の到来 ====
* [[高等学校歴史総合/大衆の政治参加|大衆の政治参加]]{{進捗|100%|2025-01-02}}(世界史上の民衆運動、大正デモクラシーと大衆の政治参加)
* [[高等学校歴史総合/女性の社会参加|女性の社会参加]]{{進捗|100%|2024-12-10}}(女性の社会進出、日本の大正期の女性)
* [[高等学校歴史総合/大衆社会の形成|大衆社会の形成]]{{進捗|100%|2024-11-27}}(大衆社会の出現、1920年代のアメリカ、日本の大衆社会)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 映画と「大衆化」|もっと知りたい 映画と「大衆化」]]{{進捗|100%|2025-03-28}}(映画の歴史)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい オリンピックの歩み|もっと知りたい オリンピックの歩み]]{{進捗|100%|2025-03-26}}(オリンピックの歴史)
=== 第3章 経済危機と第二次世界大戦 ===
==== 国際協調の挫折と2度目の世界大戦 ====
* [[高等学校歴史総合/世界恐慌|世界恐慌]]{{進捗|100%|2025-01-04}}(昭和恐慌、ブロック経済圏)
* [[高等学校歴史総合/ファシズムの台頭|ファシズムの台頭]]{{進捗|100%|2024-12-22}}(ファシズム、ナチ党の政権掌握)
* [[高等学校歴史総合/日本の大陸進出|日本の大陸進出]]{{進捗|100%|2024-12-07}}(満州事変、日中戦争)
* [[高等学校歴史総合/第二次世界大戦|第二次世界大戦]]{{進捗|100%|2025-01-06}}(ドイツの拡大、第二次世界大戦、大量殺戮と民衆の抵抗)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい リンゲルブルム・アーカイヴと『アンネの日記』|もっと知りたい リンゲルブルム・アーカイヴと『アンネの日記』]]{{進捗|100%|2025-03-07}}(アンネ・フランク)
* [[高等学校歴史総合/歴史のなかの16歳 満蒙開拓青少年義勇軍|歴史のなかの16歳 満蒙開拓青少年義勇軍]]{{進捗|100%|2025-03-11}}(満蒙開拓青少年義勇軍の活動とか)
==== 世界大戦がもたらしたもの ====
* [[高等学校歴史総合/アジア太平洋戦争|アジア太平洋戦争]]{{進捗|100%|2025-01-12}}(日米交渉の挫折と開戦、日本のアジア支配、戦争の被害と加害)
* [[高等学校歴史総合/戦争が変えた人々のくらし|戦争が変えた人々のくらし]]{{進捗|100%|2024-12-08}}(マス・メディアの普及と情報や生活の画一化、国民の組織化と戦時動員ほか)
* [[高等学校歴史総合/戦後世界の新たな枠組み|戦後世界の新たな枠組み]]{{進捗|100%|2025-01-08}}(戦後構想と大戦の終結、冷戦の開始とドイツの分断、国際連合の成立)
* [[高等学校歴史総合/敗戦後の日本とアジア|敗戦後の日本とアジア]]{{進捗|100%|2025-01-10}}(日本の戦後改革、大衆は敗戦をどう生きたか、冷戦と日本の独立)
* [[高等学校歴史総合/冷戦下の東アジア|冷戦下の東アジア]]{{進捗|100%|2025-01-17}}(戦後の中国、朝鮮半島の南北分断、現代の朝鮮半島と台湾)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 戦争を「記憶」するということ|もっと知りたい 戦争を「記憶」するということ]]{{進捗|100%|2025-03-13}}(明日の神話ほか)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 核と原子力エネルギー|もっと知りたい 核と原子力エネルギー]]{{進捗|50%|2025-03-27}}(原子力の平和利用、原子力エネルギーの普及と課題)
=== 第4章 国際秩序の変化や大衆化と現代的な諸課題 ===
* ナショナリズム{{進捗|00%|2022-03-08}}[発展講義]
== 第4編 グローバル化と私たち ==
=== 第1章 生活や社会の変化を読み取ってみよう(未記述) ===
=== 第2章 冷戦と世界経済 ===
==== 冷戦と国際政治 ====
* [[高等学校歴史総合/脱植民地化とアジア・アフリカ諸国|脱植民地化とアジア・アフリカ諸国]]{{進捗|100%|2025-01-25}}(アジア・アフリカ諸国の独立、第三世界の形成と連帯)
* [[高等学校歴史総合/冷戦下の地域紛争|冷戦下の地域紛争]]{{進捗|100%|2025-01-22}}(ベトナム戦争、中東戦争)
* [[高等学校歴史総合/先進国の政治と社会運動|先進国の政治と社会運動]]{{進捗|100%|2025-01-23}}(西側諸国と福祉国家政策、国境をこえる社会運動)
* [[高等学校歴史総合/核兵器の脅威と核軍縮|核兵器の脅威と核軍縮]]{{進捗|100%|2025-01-18}}(核拡散と核兵器反対運動、核軍縮の取り組みと課題)
==== 世界経済の拡大と日本 ====
* [[高等学校歴史総合/西ヨーロッパ・東南アジアの地域連携|西ヨーロッパ・東南アジアの地域連携]]{{進捗|100%|2024-12-03}}(西ヨーロッパ統合への動き、東南アジア諸国の動き)
* [[高等学校歴史総合/戦後の日本とアジア諸国との関係|戦後の日本とアジア諸国との関係]]{{進捗|100%|2024-12-04}}(日本の国連加盟、アジア諸国との国交回復、沖縄の本土復帰)
* [[高等学校歴史総合/高度経済成長|高度経済成長]]{{進捗|100%|2024-12-08}}(日本と西ドイツの経済成長、高度経済成長と人々の生活、成長のもたらした課題)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい グローバリゼーションとストリートダンス|もっと知りたい グローバリゼーションとストリートダンス]]{{進捗|100%|2025-03-16}}(ダンスの歴史)
* [[高等学校歴史総合/歴史のなかの16歳 集団就職 「金の卵」たちの時代|歴史のなかの16歳 集団就職 「金の卵」たちの時代]]{{進捗|25%|2025-06-26}}(集団就職列車など)
=== 第3章 世界秩序の変容と日本 ===
==== 市場経済の変容と冷戦の終結 ====
* [[高等学校歴史総合/石油危機と価値観の転換|石油危機と価値観の転換]]{{進捗|100%|2025-01-11}}(戦後経済の転換、石油危機と日本、価値観の転換)
* [[高等学校歴史総合/アジアの成長|アジアの成長]]{{進捗|100%|2024-12-15}}(アジア諸国の成長、第三世界の多様化、日本の経済大国化)
* [[高等学校歴史総合/冷戦の終結|冷戦の終結]]{{進捗|100%|2024-12-07}}(社会主義世界の変容、冷戦の終結とソ連の崩壊、冷戦後の地域紛争と日本)
==== 冷戦終結後の世界 ====
* [[高等学校歴史総合/民主化の進展と冷戦終結後の日本|民主化の進展と冷戦終結後の日本]]{{進捗|100%|2024-12-18}}(民主化の進展と課題、日本の政治の展開)
* [[高等学校歴史総合/市場開放と経済の自由化|市場開放と経済の自由化]]{{進捗|100%|2024-11-29}}(新自由主義の台頭、経済のグローバル化と新たな国際経済組織)
* [[高等学校歴史総合/地域統合の進展と課題|地域統合の進展と課題]]{{進捗|100%|2024-11-29}}(地域統合の拡大、地域統合の課題)
* [[高等学校歴史総合/情報通信技術の発達|情報通信技術の発達]]{{進捗|100%|2024-11-27}}(情報通信技術の発達と社会の変化、情報化社会とその課題)
* [[高等学校歴史総合/冷戦終結後の紛争と平和への取り組み|冷戦終結後の紛争と平和への取り組み]]{{進捗|100%|2024-12-07}}(冷戦終結後の紛争、紛争の解決と国際社会の役割)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 災害と私たち|もっと知りたい 災害と私たち]]{{進捗|100%|2025-03-15}}(自然災害)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 中東の少数派クルド人|もっと知りたい 中東の少数派クルド人]]{{進捗|100%|2025-03-17}}(国民国家の中の少数派、クルド人問題の展開)
=== 第4章 現代的な諸課題の形成と展望 ===
* 移民{{進捗|00%|2023-02-22}}(近代の移民史)
== 近現代史関連用語解説・参考 ==
* 近現代史関連用語解説{{進捗|00%|2023-02-22}}
* 途上国から見た国際関係理論{{進捗|00%|2023-03-05}}[発展講義(イマニュエル・ウォーラースティンなど)]
[[カテゴリ:歴史|こうとうかつこうれきしそうこう]]
[[カテゴリ:高等学校歴史総合|*]]
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/* 世界経済の拡大と日本 */
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[[小学校・中学校・高等学校の学習]]>[[高等学校の学習]]>[[高等学校地理歴史]]>高等学校歴史総合
{{進捗状況}} 「'''歴史総合'''」は標準単位数2単位で'''必修科目'''です。
=== 注意事項 ===
# 目次の項目、本文内容ともに[https://www.shimizushoin.co.jp/info_kyo/rekishisougou/index.html 清水書院『私たちの歴史総合』]【歴総705】に合わせています。ただし、コラムの項目名とかはwikibooksオリジナル表題に変更しています。
# なお、古代と中世に関しては、当科目では扱っていないので、[[高等学校世界史探究|世界史探究]]と[[高等学校日本史探究|日本史探究]]の学習内容を見てください。
== 第1編 歴史の扉 ==
=== 第1章 歴史と私たち ===
* [[高等学校歴史総合/日本とスポーツの歴史|日本とスポーツの歴史]]{{進捗|100%|2024-11-22}}(スポーツ史)
=== 第2章 歴史の特質と資料 ===
* [[高等学校歴史総合/8月15日とそれぞれの「終戦」|8月15日とそれぞれの「終戦」]]{{進捗|100%|2025-06-03}}(玉音放送)
== 第2編 近代化と私たち ==
=== 第1章 生活や社会の変化を読み取ってみよう(未記述) ===
=== 第2章 結びつく世界と日本 ===
==== 18世紀までの世界 ====
* [[高等学校歴史総合/近世の日本と世界|近世の日本と世界]]{{進捗|100%|2024-11-23}}(日本の「鎖国」と東アジアの交易、近世東アジアの国際秩序)
* [[高等学校歴史総合/18世紀の中国とアジア貿易|18世紀の中国とアジア貿易]]{{進捗|100%|2024-12-15}}(清の繁栄、清と近隣諸国とのつながり)
* [[高等学校歴史総合/18世紀のイギリス・アジア・アフリカ|18世紀のイギリス・アジア・アフリカ]]{{進捗|100%|2024-12-29}}(ヨーロッパの世界進出と大西洋三角貿易、世界経済の覇権を握ったイギリス)
* もっと知りたい 海を渡った日本産陶磁器{{進捗|00%|2023-12-24}}(陶磁器の歴史)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 琉球と蝦夷地|もっと知りたい 琉球と蝦夷地]]{{進捗|100%|2025-03-26}}(琉球王国、蝦夷地)
==== 工業化と世界市場の形成 ====
* [[高等学校歴史総合/産業革命による経済発展と社会の変化|産業革命による経済発展と社会の変化]]{{進捗|100%|2025-01-01}}(産業革命、資本主義社会)
* [[高等学校歴史総合/世界市場の形成とイギリスによるアジア進出|世界市場の形成とイギリスによるアジア進出]]{{進捗|100%|2024-12-27}}(イギリスによる世界市場の形成、イギリスのアジア進出 )
* [[高等学校歴史総合/日本の開国とその影響|日本の開国とその影響]]{{進捗|100%|2024-12-28}}(日本の開国・開港、交通革命の進展と東アジア)
* 歴史のなかの16歳 工女と工場法{{進捗|00%|2022-12-25}}(工場法など)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 産業革命とブラスバンド|もっと知りたい 産業革命とブラスバンド]]{{進捗|100%|2024-11-23}}(金管楽器の歴史)
=== 第3章 国民国家と明治維新 ===
==== 国民国家と立憲体制 ====
* [[高等学校歴史総合/二つの市民革命と近代民主主義社会の成立|二つの市民革命と近代民主主義社会の成立]]{{進捗|100%|2024-12-20}}(アメリカ独立革命、フランス革命、ナポレオン)
* [[高等学校歴史総合/国民統合とナショナリズム|国民統合とナショナリズム]]{{進捗|100%|2024-12-12}}(19世紀前半のヨーロッパ諸国、ドイツ統一、南北戦争など)
* [[高等学校歴史総合/明治維新期の日本と世界|明治維新期の日本と世界]]{{進捗|100%|2024-01-03}}(明治新政府の成立、近代化と東アジア)
* [[高等学校歴史総合/近代国家への移行と憲法の制定|近代国家への移行と憲法の制定]]{{進捗|100%|2025-01-04}}(大日本帝国憲法、条約改正の実現)
* もっと知りたい 国境の過去・現在・未来{{進捗|00%|2022-12-26}}(近代国家と領土画定など)
* もっと知りたい 女王と天皇 理想の家族{{進捗|00%|2022-02-12}}(近代の天皇史)
==== 帝国主義とアジア・アフリカの変容 ====
* [[高等学校歴史総合/列強による帝国主義|列強による帝国主義]]{{進捗|100%|2024-12-28}}(第2次産業革命と帝国主義、欧米諸国の帝国主義政策)
* [[高等学校歴史総合/帝国主義がアジア・アフリカにもたらしたもの|帝国主義がアジア・アフリカにもたらしたもの]]{{進捗|100%|2024-12-28}}(列強のアフリカ分割、西アジア諸国の改革など)
* [[高等学校歴史総合/日清戦争とその影響|日清戦争とその影響]]{{進捗|100%|2025-01-02}}(日清戦争、東アジアの構造変動)
* [[高等学校歴史総合/日露戦争|日露戦争]]{{進捗|100%|2025-01-03}}(義和団事件、日露戦争、朝鮮の植民地化、辛亥革命)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 近代の博覧会|もっと知りたい 近代の博覧会]]{{進捗|100%|2025-03-15}}(万国博覧会の歴史)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい ペストと感染症|もっと知りたい ペストと感染症]]{{進捗|100%|2024-12-08}}(ペストの大流行ほか)
=== 第4章 近代化と現代的な諸課題 ===
* 鉄道建設{{進捗|00%|2023-03-02}}
== 第3編 国際秩序の変化や大衆化と私たち ==
=== 第1章 生活や社会の変化を読み取ってみよう(未記述) ===
=== 第2章 第一次世界大戦と大衆社会 ===
==== 第一次世界大戦と国際社会 ====
* [[高等学校歴史総合/第一次世界大戦|第一次世界大戦]]{{進捗|100%|2024-11-25}}(第一次世界大戦)
* [[高等学校歴史総合/社会主義革命|社会主義革命]]{{進捗|100%|2024-11-27}}(ロシア革命、コミンテルン、ソビエト社会主義共和国連邦)
* [[高等学校歴史総合/国際協調体制|国際協調体制]]{{進捗|100%|2024-11-23}}(ヴェルサイユ体制とワシントン体制、国際協調の高まり)
* [[高等学校歴史総合/アジアの民族運動|アジアの民族運動]]{{進捗|100%|2025-01-04}}(アジアの経済成長、東アジアの民族運動、インド・東南アジア・西アジアの民族運動)
* もっと知りたい ユダヤ人のパレスチナ移住とパレスチナ分割{{進捗|00%|2022-12-30}}(パレスチナの歴史、シオニズム運動)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 浅川巧 朝鮮の人々とともに生きた日本人|もっと知りたい 浅川巧 朝鮮の人々とともに生きた日本人]]{{進捗|100%|2025-03-10}}(浅川兄弟)
==== 1920年代の世界と大衆の時代の到来 ====
* [[高等学校歴史総合/大衆の政治参加|大衆の政治参加]]{{進捗|100%|2025-01-02}}(世界史上の民衆運動、大正デモクラシーと大衆の政治参加)
* [[高等学校歴史総合/女性の社会参加|女性の社会参加]]{{進捗|100%|2024-12-10}}(女性の社会進出、日本の大正期の女性)
* [[高等学校歴史総合/大衆社会の形成|大衆社会の形成]]{{進捗|100%|2024-11-27}}(大衆社会の出現、1920年代のアメリカ、日本の大衆社会)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 映画と「大衆化」|もっと知りたい 映画と「大衆化」]]{{進捗|100%|2025-03-28}}(映画の歴史)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい オリンピックの歩み|もっと知りたい オリンピックの歩み]]{{進捗|100%|2025-03-26}}(オリンピックの歴史)
=== 第3章 経済危機と第二次世界大戦 ===
==== 国際協調の挫折と2度目の世界大戦 ====
* [[高等学校歴史総合/世界恐慌|世界恐慌]]{{進捗|100%|2025-01-04}}(昭和恐慌、ブロック経済圏)
* [[高等学校歴史総合/ファシズムの台頭|ファシズムの台頭]]{{進捗|100%|2024-12-22}}(ファシズム、ナチ党の政権掌握)
* [[高等学校歴史総合/日本の大陸進出|日本の大陸進出]]{{進捗|100%|2024-12-07}}(満州事変、日中戦争)
* [[高等学校歴史総合/第二次世界大戦|第二次世界大戦]]{{進捗|100%|2025-01-06}}(ドイツの拡大、第二次世界大戦、大量殺戮と民衆の抵抗)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい リンゲルブルム・アーカイヴと『アンネの日記』|もっと知りたい リンゲルブルム・アーカイヴと『アンネの日記』]]{{進捗|100%|2025-03-07}}(アンネ・フランク)
* [[高等学校歴史総合/歴史のなかの16歳 満蒙開拓青少年義勇軍|歴史のなかの16歳 満蒙開拓青少年義勇軍]]{{進捗|100%|2025-03-11}}(満蒙開拓青少年義勇軍の活動とか)
==== 世界大戦がもたらしたもの ====
* [[高等学校歴史総合/アジア太平洋戦争|アジア太平洋戦争]]{{進捗|100%|2025-01-12}}(日米交渉の挫折と開戦、日本のアジア支配、戦争の被害と加害)
* [[高等学校歴史総合/戦争が変えた人々のくらし|戦争が変えた人々のくらし]]{{進捗|100%|2024-12-08}}(マス・メディアの普及と情報や生活の画一化、国民の組織化と戦時動員ほか)
* [[高等学校歴史総合/戦後世界の新たな枠組み|戦後世界の新たな枠組み]]{{進捗|100%|2025-01-08}}(戦後構想と大戦の終結、冷戦の開始とドイツの分断、国際連合の成立)
* [[高等学校歴史総合/敗戦後の日本とアジア|敗戦後の日本とアジア]]{{進捗|100%|2025-01-10}}(日本の戦後改革、大衆は敗戦をどう生きたか、冷戦と日本の独立)
* [[高等学校歴史総合/冷戦下の東アジア|冷戦下の東アジア]]{{進捗|100%|2025-01-17}}(戦後の中国、朝鮮半島の南北分断、現代の朝鮮半島と台湾)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 戦争を「記憶」するということ|もっと知りたい 戦争を「記憶」するということ]]{{進捗|100%|2025-03-13}}(明日の神話ほか)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 核と原子力エネルギー|もっと知りたい 核と原子力エネルギー]]{{進捗|50%|2025-03-27}}(原子力の平和利用、原子力エネルギーの普及と課題)
=== 第4章 国際秩序の変化や大衆化と現代的な諸課題 ===
* ナショナリズム{{進捗|00%|2022-03-08}}[発展講義]
== 第4編 グローバル化と私たち ==
=== 第1章 生活や社会の変化を読み取ってみよう(未記述) ===
=== 第2章 冷戦と世界経済 ===
==== 冷戦と国際政治 ====
* [[高等学校歴史総合/脱植民地化とアジア・アフリカ諸国|脱植民地化とアジア・アフリカ諸国]]{{進捗|100%|2025-01-25}}(アジア・アフリカ諸国の独立、第三世界の形成と連帯)
* [[高等学校歴史総合/冷戦下の地域紛争|冷戦下の地域紛争]]{{進捗|100%|2025-01-22}}(ベトナム戦争、中東戦争)
* [[高等学校歴史総合/先進国の政治と社会運動|先進国の政治と社会運動]]{{進捗|100%|2025-01-23}}(西側諸国と福祉国家政策、国境をこえる社会運動)
* [[高等学校歴史総合/核兵器の脅威と核軍縮|核兵器の脅威と核軍縮]]{{進捗|100%|2025-01-18}}(核拡散と核兵器反対運動、核軍縮の取り組みと課題)
==== 世界経済の拡大と日本 ====
* [[高等学校歴史総合/西ヨーロッパ・東南アジアの地域連携|西ヨーロッパ・東南アジアの地域連携]]{{進捗|100%|2024-12-03}}(西ヨーロッパ統合への動き、東南アジア諸国の動き)
* [[高等学校歴史総合/戦後の日本とアジア諸国との関係|戦後の日本とアジア諸国との関係]]{{進捗|100%|2024-12-04}}(日本の国連加盟、アジア諸国との国交回復、沖縄の本土復帰)
* [[高等学校歴史総合/高度経済成長|高度経済成長]]{{進捗|100%|2024-12-08}}(日本と西ドイツの経済成長、高度経済成長と人々の生活、成長のもたらした課題)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい グローバリゼーションとストリートダンス|もっと知りたい グローバリゼーションとストリートダンス]]{{進捗|100%|2025-03-16}}(ダンスの歴史)
* [[高等学校歴史総合/歴史のなかの16歳 集団就職 「金の卵」たちの時代|歴史のなかの16歳 集団就職 「金の卵」たちの時代]]{{進捗|50%|2025-06-26}}(集団就職列車など)
=== 第3章 世界秩序の変容と日本 ===
==== 市場経済の変容と冷戦の終結 ====
* [[高等学校歴史総合/石油危機と価値観の転換|石油危機と価値観の転換]]{{進捗|100%|2025-01-11}}(戦後経済の転換、石油危機と日本、価値観の転換)
* [[高等学校歴史総合/アジアの成長|アジアの成長]]{{進捗|100%|2024-12-15}}(アジア諸国の成長、第三世界の多様化、日本の経済大国化)
* [[高等学校歴史総合/冷戦の終結|冷戦の終結]]{{進捗|100%|2024-12-07}}(社会主義世界の変容、冷戦の終結とソ連の崩壊、冷戦後の地域紛争と日本)
==== 冷戦終結後の世界 ====
* [[高等学校歴史総合/民主化の進展と冷戦終結後の日本|民主化の進展と冷戦終結後の日本]]{{進捗|100%|2024-12-18}}(民主化の進展と課題、日本の政治の展開)
* [[高等学校歴史総合/市場開放と経済の自由化|市場開放と経済の自由化]]{{進捗|100%|2024-11-29}}(新自由主義の台頭、経済のグローバル化と新たな国際経済組織)
* [[高等学校歴史総合/地域統合の進展と課題|地域統合の進展と課題]]{{進捗|100%|2024-11-29}}(地域統合の拡大、地域統合の課題)
* [[高等学校歴史総合/情報通信技術の発達|情報通信技術の発達]]{{進捗|100%|2024-11-27}}(情報通信技術の発達と社会の変化、情報化社会とその課題)
* [[高等学校歴史総合/冷戦終結後の紛争と平和への取り組み|冷戦終結後の紛争と平和への取り組み]]{{進捗|100%|2024-12-07}}(冷戦終結後の紛争、紛争の解決と国際社会の役割)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 災害と私たち|もっと知りたい 災害と私たち]]{{進捗|100%|2025-03-15}}(自然災害)
* [[高等学校歴史総合/もっと知りたい 中東の少数派クルド人|もっと知りたい 中東の少数派クルド人]]{{進捗|100%|2025-03-17}}(国民国家の中の少数派、クルド人問題の展開)
=== 第4章 現代的な諸課題の形成と展望 ===
* 移民{{進捗|00%|2023-02-22}}(近代の移民史)
== 近現代史関連用語解説・参考 ==
* 近現代史関連用語解説{{進捗|00%|2023-02-22}}
* 途上国から見た国際関係理論{{進捗|00%|2023-03-05}}[発展講義(イマニュエル・ウォーラースティンなど)]
[[カテゴリ:歴史|こうとうかつこうれきしそうこう]]
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教育法
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{{Otheruses|法学等における法体系|教育学における教育の方法|教授法}}
*[[法学]] > [[教育法]]
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教育法、すなわち「教育に関する法体系・法令」の教科書。
== 教育法の教科書 ==
*[[教育基本法]]
*[[食育基本法]]
*[[障害者基本法]]
*[[学校教育法]]
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{{Otheruses|法学等における法体系|教育学における教育の方法|教授法}}
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==教育法とは==
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教育法とは、すなわち「教育に関する法体系・法令」をいう。
== 教育法の教科書 ==
教育法の教科書。
*[[教育基本法]]
*[[食育基本法]]
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福祉法
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*[[法学]] > [[福祉法]]
==概要==
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== 福祉法の教科書 ==
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*[[児童福祉法]]
*[[身体障害者福祉法]]
*[[知的障害者福祉法]]
*[[老人福祉法]]
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小型船舶操縦士国家試験/学科試験
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一級小型船舶操縦士については
* [[小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(一般)]]
* [[交通の方法(一般)]]
* [[運航(一般)]]
* [[運航(上級運航I)]]
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ニ級小型船舶操縦士については
* [[小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(一般)]]
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ニ級小型船舶操縦士(湖川小出力限定)については
* [[小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(湖川小出力限定)]]
* [[交通の方法(湖川小出力限定)]]
* [[運航(湖川小出力限定)]]
特殊小型船舶操縦士については
* [[小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(特殊)]]
* [[交通の方法(特殊)]]
* [[運航(特殊)]]
[[カテゴリ:国家試験]]
[[category:小型船舶操縦士国家試験|かつかしけん]]
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交通の方法 (一般)
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== 試験内容 ==
試験内容は一般海域での交通の方法と港内での交通の方法と特定海域での交通の方法と湖川及び特定水域での交通の方法です
== 一般海域での交通の方法 ==
== 港内での交通の方法 ==
== 特定海域での交通の方法 ==
== 湖川及び特定水域 ==
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[[category:小型船舶操縦士国家試験|こうつうのほうほう]]
[[カテゴリ:交通]]
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運航(一般)
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text/x-wiki
== 試験内容 ==
試験内容は操縦一般と航海の基礎と船体、設備及び装備品と機関の取扱いと気象及び海象と荒天時の操縦と事故対策です
== 操縦一般 ==
== 航海の基礎 ==
== 船体、設備及び装備品 ==
== 機関の取扱い ==
== 気象及び海象 ==
== 荒天時の操縦 ==
== 事故対策 ==
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[[category:小型船舶操縦士国家試験|うんこう]]
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Wikijunior:算数の図形/平行線
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text/x-wiki
'''平行'''とは、複数の線の状態のことをいいます。
==平行==
2つの直線AとBがあるとします。このAとBをどこまで伸ばしてもずっと交わらないとき、'''AとBは平行である'''といえます。これは直線がいくつあっても同じです。(例:直線AとBとCは平行である。)
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[[カテゴリ:算数 (ウィキジュニア)]]
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text/x-wiki
'''平行'''とは、複数の線の状態のことをいいます。
==平行==
2つの直線AとBがあるとします。このAとBをどこまで伸ばしてもずっと交わらないとき、'''AとBは平行である'''といえます。これは直線がいくつあっても同じです。(例:直線AとBとCは平行である。)
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[[カテゴリ:算数 (ウィキジュニア)]]
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数学演習 高等学校I・A
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text/x-wiki
{{pathnav|frame=1|初等数学演習}}
== 数学 I ==
*[[/数と式|数と式]] {{進捗|00%|2017-12-11}}
*[[/2次関数|2次関数]] {{進捗|00%|2017-12-11}}
*[[/図形と計量|図形と計量]] {{進捗|00%|2017-12-11}}
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== 数学 A ==
*[[/場合の数と確率|場合の数と確率]] {{進捗|00%|2017-12-11}}
*[[/整数|整数]] {{進捗|00%|2017-12-11}}
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[[Category:高校数学演習|1A]]
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高等学校世界史探究/冷戦の展開
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text/x-wiki
[[カテゴリ:冷戦]]
[[小学校・中学校・高等学校の学習]]>[[高等学校の学習]]>[[高等学校地理歴史]]>[[高等学校世界史探究]]>冷戦の展開
冷戦によって、東西の関係はどう変わりましたか?
== 軍事同盟の広がりと核兵器開発 ==
== 戦後のアメリカ社会 ==
== 西欧・日本の経済復興 ==
== ソ連の「雪どけ」 ==
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数学演習 高等学校I・A/数と式
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wikitext
text/x-wiki
==単項式と多項式==
==同類項==
==加法と減法及び乗法(整式)==
==展開==
==因数分解==
==循環小数==
==四則計算==
==絶対値==
==平方根==
==不等式==
==集合==
==命題と条件==
==対偶証明法==
==背理法==
==平方完成==
==関数のグラフ==
==最大値(max)・最小値(min)==
==平行移動・対称移動==
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[[Category:高校数学演習|1A かすとしき]]
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中学校社会 地理/世界の気候
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~2025-82196
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wikitext
text/x-wiki
世界の国々には一年を通して暑い国もあれば、夏でも日本の冬と同じぐらいの気温にしかならない国など様々だ。また、砂漠のようにほとんど雨の降らない国や、逆に一年中たくさん雨が降る国、他にも季節によって雨の多い時期と少ない時期のある国とさまざまな殺し合いがある。
降水量の平均的な状態を捉えて特徴付けたものを{{ruby|気候|きこう}}という。ここでは、世界の気候を見ていこうと思う。なお、一部発展的な内容の用語もある。無理に覚える必要はないが、知っておくと大変便利なので、できればそちらも殺ってほしい。
[[ファイル:Map world climate zones (simplified to 10)-blank.svg|thumb|300px|気候区分により色分けした世界地図。色と気候の関係は[[w:気候|こちら]]。]]
[[ファイル:World Köppen Map.png|thumb|300px|[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]により色分けした世界地図。細かい記号の意味は[[w:ケッペンの気候区分|こちら]]。]]
== 世界の気候について ==
世界の気候については一般的に、ドイツの気候学者[[w:ケッペン|ケッペン]]が[[w:植生|植生]]に注目して気温と降水量から区分した[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]が用いられる。この正確な内容については[[高等学校地理B/世界の自然環境|高校地理B]]で習うが、中学校では以下のことを理解してもらえれば十分である。
気候は大まかに5つに分かれ、'''{{ruby|寒帯気候|かんたいきこう}}'''、'''{{ruby|亜寒帯気候|あかんたい きこう}}'''、'''{{ruby|温帯気候|おんたいきこう}}'''、'''{{ruby|熱帯気候|ねったい きこう}}'''、'''{{ruby|乾燥帯気候|かんそうたい きこう}}'''がある。
この5つの気候は降水量を元にしてさらに細かく分けられる。
たとえば熱帯気候は、一年中降水量が多く森林の多い'''{{ruby|熱帯雨林気候|ねったいうりん きこう}}'''と、雨の多い時期と雨の少ない時期の差が大きく木々のまばらでゆったりとしている'''サバナ気候'''に分かれる。
本記事では、まずは5つの大まかな気候から説明する。
温度のもっとも低い寒帯気候、その次に温度の低い亜寒帯気候、温度のそれほど暑すぎもなく寒すぎもない温帯気候、気温が高く雨の多い熱帯気候などがある。
乾燥帯である{{ruby|砂漠|さばく}}では、普通温度が高い。だが、必ずしも乾燥帯で温度が高いとは限らない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。
乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、涼しくても雨が少なければ乾燥帯でありうる。
この他の気候もある。地域の特性によって、様々な気候がある。
たとえば南アメリカ大陸のアンデス山脈など、標高の高い地域での気候で、{{ruby|高山気候|こうざん きこう}}がある。
標高が100m増えるごとに、気温が0.6度ほど下がる。このため、標高が高いほど寒い。
== {{ruby|熱帯|ねったい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap A.png|thumb|right|260px|ケッペンの気候区分における熱帯の分布図]]
熱帯は、一年中、暑くて雨が多い。地域によって、'''雨季'''と'''乾季'''がある。日射量が多いため、もっとも寒い月でも平均気温が18度を下回ることがなく、一年を通して気温の変化がほとんどない。そのため、四季ははっきりしない。一年中高い気温のため、上昇気流が発生して低気圧が生まれる。この低気圧が大量の雨をもたらすため、降水量も多い。
分布場所は、おもに、赤道から北回帰線・南回帰線の間にある。インドネシアなどの東南アジアの島々の熱帯雨林や、南アメリカ大陸の'''アマゾン川'''の流域の'''熱帯雨林'''や、アフリカ州のケニアの草原('''サバナ''')などがある。
{{clear}}
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 熱帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱帯雨林気候'''</SPAN>
|年中、雨が多い。<br>密林。||アマゾン川流域<br />東南アジアなど
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''サバナ気候'''</SPAN>
|雨季と乾季がある。<br>サバナという長い草の草原。||アフリカのケニア
|-
|}
熱帯は2つに分かれる。年中、雨が多く、森林が多く広葉樹のしげる'''熱帯雨林気候'''が一つ。もう一つは、雨季と乾季があり、木々はまばらで、草地('''サバナ''')の多い'''サバナ気候'''にである。長い草が多くなる。
熱帯での農業では、米やカカオ(チョコレートの原料)や綿花など、成長期に多くの雨や水を必要とする作物が作られる事が多い。
=== 熱帯雨林気候 ===
[[Image:ClimateSingaporeSingapore.png|thumb|left|200px|シンガポールの雨温図]]
赤道直下の地域に分布していて年中多雨で気温の年較差は少ない。午後からはスコールと呼ばれる激しい雨が降る。数十メートルの高さにまでなる多種類の熱帯性植物がうっそうと{{ruby|茂|しげ|}}っておりこのような森林を'''{{ruby|熱帯雨林|ねったいうりん}}'''(tropical rainforest <ref>ターゲット編集部『英単語ターゲット1400 <nowiki>[5訂版]</nowiki>』、旺文社、2021年1月24日、P.362</ref>)と呼ぶ。
一年を通して高温多湿となるので、人々の衣服や住居は湿気を上手く逃がすようなものになっている。たくさんの雨が降るためにラテライトと呼ばれる鉱石の混じったやせた赤土に地面が覆われ、農業には向かない。しかし、{{ruby|焼畑農業|やきはた のうぎょう}}によって、キャッサバやタロイモ、ヤムイモなどの生産が伝統的に行われてきた。現在は'''プランテーション'''による天然ゴム・アブラヤシ・カカオの生産も盛んに行われているが、もともと農業に向かない土地であるため、プランテーションによる農業が熱帯雨林の破壊をもたらしている面もある。
この気候に属する、主な都市はシンガポール(シンガポール)、ジャカルタ(インドネシア)、クアラルンプール(マレーシア)である。
=== サバナ気候 ===
[[Image:ClimateBangkokThailand.PNG|thumb|left|200px|バンコクの雨温図]]
南回帰線から北回帰線の間の多くの地域に分布する。夏は雨の多い雨季となるが、冬は雨の降らない乾季になる。丈の高い草原の中に乾燥に強い樹木がまばらに生える、'''サバナ'''とよばれる草原が多く見られる。
人々の生活や農業は熱帯雨林気候と大体同じだが、ガンジス川の河口のバングラデシュや、メコン川流域のベトナム南部・カンボジア、チャオプラヤ川流域のタイなどでは米の二期作が行われており、生産量も多い。
この気候に属する主な都市は、ホーチミン(ベトナム)、バンコク(タイ)、リオデジャネイロ(ブラジル)である。
{{clear}}
== {{ruby|乾燥帯|かんそうたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 乾燥帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''乾<br />燥<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''砂漠気候'''</SPAN>
|雨がとても少ない。<br>わき水のオアシスしか水がない。||アラビア半島<br />アフリカ北部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ステップ気候'''</SPAN>
|雨が少しだけ降る。<br>ステップという短い草の草原。||砂漠の周辺<br />モンゴルなど
|}
降水量は非常に少ない。そのため、森林が育たない。雨が少なすぎて植物のまったく育たない{{ruby|砂漠
|さばく}}気候と、少しは雨が降るので草などにかぎり植物が育つステップ気候に分けられる。
年間・一日ともに気温差が大きい。回帰線近くの地域では夏は非常に暑く50度近くになることもあるが、冬は20度程度となる。比較的高緯度の地域では冬の気温が氷点下になることも珍しくない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、すずしくても雨が少なければ乾燥帯の場合もある。
乾燥帯での農業は、砂漠・ステップともに、雨が少ないので、あまり盛んでは無いが、もし農業をする場合には、小麦などのやや乾燥に強い作物を育てる事が多い。
=== 砂漠気候 ===
[[Image:ClimateCairoEgypt.PNG|thumb|left|200px|カイロの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWh.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWk.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWk)]]
年間を通して雨がほとんど降らないため、植物は自生できない。このため、砂や岩石が広がる土地となっている。しかし、川の流域や'''オアシス'''とよばれる湧き水のあるところでは植物が自生することができる。
人々は強い日差しと砂嵐とよばれる砂を含む強い風を避けるために、体を覆う服を身に着ける。降水量が非常に少ないため、人々が生活する場所は川の流域や湧き水のあるところに限られており、そこではカレーズと呼ばれる地下水路で水を運んで農業を行ってきた。また、オアシスや大河の流域には交易の重要拠点となったところもあり、そこでは商業も盛んに行われてきた。砂漠の農業は、オアシスの周辺で行われ、小麦やなつめやしなどを育てる事が多い。
この気候に属する主な都市は、バグダッド(イラク)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、カイロ(エジプト)である。
乾燥帯は、主に緯度20度 〜 40度付近に分布する。
{{clear}}
=== ステップ気候 ===
[[Image:Koppen classification worldmap BSh.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BSk.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSk)]]
雨は少ないとはいえ、雨季には雨も降るため、ステップと呼ばれる丈の低い草の生える草原が広がる。
ステップ気候の位置は、砂漠の周辺にあることが多い。アフリカのサハラ砂漠の周辺や、アラビア半島の砂漠の周辺にも、ステップ気候の地域がある。
分布場所は、おもに砂漠気候からサバナ気候・温帯への移行地域に分布している。
また、モンゴルのような大陸の内陸でも、雨雲が届かず、雨が少ないので、ステップ気候である事が多い。
ステップ気候の住民の伝統的な生活では、山羊や羊などの家畜をともなって'''遊牧'''をしている事が多い。季節によって、草や水が多いところを求めて移動するからである。家畜の食べ物には、草を食べさせる。川や湖の近くでは農業や放牧・遊牧が行われてきた。しかし、近年では過剰な放牧や農地の拡大によって水がなくなったり、草が生えなくなったりして砂漠化が進んでいる地域もある。
この気候に属する主な都市は、ラホール(パキスタン)、ダカール(セネガル)である。
{{clear}}
== {{ruby|温帯|おんたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 温帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="3" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温暖湿潤気候'''</SPAN>
|季節風(モンスーン)がある。<br />夏は高温で雨が多い。冬は低温。<br>降水量は多い。||東アジア<br />北アメリカ南東部<br />南アメリカ南東部(パンパ)
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''西岸海洋性気候'''</SPAN>
|偏西風の影響で緯度のわりに気温は高め。<br />季節による温度差は温帯の中では小さい。<br>||ヨーロッパ州の西岸<br />北アメリカ州の西岸<br />オーストラリア南東部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''地中海性気候'''</SPAN>
|夏は暑くて乾燥する。<br>冬は雨が多く降る。||イタリアなどの<br />地中海沿岸地域
|}
もっとも寒い時期でも氷点下になることは少ないが、夏は地域によっては熱帯と同じぐらいの暑さになることがある。このため、四季の変化に富み、多くの動物・植物が生息する。気温・降水量共に農業に適していることから、古代から現代に至るまで農業や産業の発展した地域が多い。
雨の降りかたなどによって、気候の区分が、次の3つの、'''{{ruby|温暖湿潤気候|おんだん しつじゅん きこう}}'''、'''{{ruby|西岸海洋性気候|せいがん かいようせい きこう}}'''、'''{{ruby|地中海性気候|ちちゅうかいせい きこう}}'''に分けられる。
* '''温暖湿潤気候'''
温帯の中でも日本のように、1年間を通して気温の変化が大きく、降水量も多い気候を'''温暖湿潤気候'''とよぶ。
* '''西岸海洋性気候'''
ヨーロッパの大西洋沿岸では、偏西風の影響のため、1年間を通して降水量の変化が小さい。このヨーロッパの大西洋沿岸の一帯のような気候のことを'''西岸海洋性気候'''(せいがん かいようせい きこう)という。日本では道南地方の室蘭市と日高地方で分布している。一年間を通して、雨が降る。
* '''地中海性気候'''
イタリアなどの、ヨーロッパ州とアフリカ州の間にある地中海の周辺の国に多い気候である。夏には乾燥するが、冬は偏西風のために雨が降る。
=== 温暖湿潤気候 ===
[[Image:ClimateTokyoJapan.png|thumb|200px|left|東京の雨温図]]
[[Image:Subtropicworldmap.png|thumb|260px|温暖湿潤気候の世界的な分布]]
温帯モンスーン気候または温帯湿潤気候ということもある。主に中緯度の大陸東岸に分布する。
この気候に属する主な都市は、東京(日本)、シャンハイ(中国)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)である。
季節風の影響を強く受けるため、温帯の中で四季の変化が、もっともはっきりしている。
日本や、周辺の東アジア諸国での温暖湿潤気候での季節ごとに変化する原因は、季節によって風向きが変わる'''{{ruby|季節風|きせつふう}}'''が気候に影響を与えるためである。
夏は低緯度の海からの風を受けるために高温多湿となるが、冬は高緯度の大陸からの風を受けるために乾燥した寒い季節となる(しかし、0度を下回ることは少ない)。また、夏には台風のような[[w:熱帯低気圧|熱帯低気圧]]に襲われることもある。
夏は暑く、冬は寒いので、ここに住む人々はそれぞれの季節にあうような生活スタイルを作っていった。例えば日本の伝統的な衣服は夏は涼しく、冬は暖かくなるような素材が好まれた。豊かな水と適度な気温のため、農業に適している。日本などの東アジア周辺では米作りが盛んである。バナナなどの暑い気候でしか作れないものなど以外は、ほとんど栽培可能。
温帯の植物は、いっぱんに、広葉樹林と針葉樹林が混合している。
また、アルゼンチンのパンパ・アメリカのプレーリーのように豊かな草原地帯もある。パンパやプレーリーでは放牧も盛んに行われている。
{{clear}}
=== 西岸海洋性気候 ===
[[画像:German Climate Stuttgart.png|thumb|left|200px|シュツットガルト(Cfb)の雨温図]]
[[画像:Koppen classification worldmap CfbCfc.png|thumb|260px|西岸海洋性気候の地域の世界的な分布]]
この気候に属する主な都市は、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、メルボルン(オーストラリア)である。ちなみに日本でも北海道の室蘭市と日高地方が属している。
大陸西岸の高緯度地方(緯度40度 - 60度付近)に分布する。西ヨーロッパの多くはこの気候に属している。温暖湿潤気候などと比べると、西岸海洋性気候の気温の年間の変化は小さい。夏はあまり暑くならずすごしやすい。冬は長く寒いが、暖流からの'''{{ruby|偏西風|へんせいふう}}'''の影響を受けるため、緯度のわりに冷え込みはきびしくない。例えばロンドンやパリは、サハリン(樺太)と同じ緯度だが、冬の平均気温は5度くらいで東京よりも少し寒いぐらいである。また、降水量は一年を通して一定である。
落葉広葉樹や針葉樹林もあるが、牧草も育ちやすい。牧畜に適している地域であるため、農業と牧畜を組み合わせた混合農業が盛んに行われてきた。例えばフランスは小麦の生産が盛んな国であるが、チーズなどの乳製品の生産量も多い。
{{clear}}
=== 地中海性気候 ===
[[ファイル:Climograma Santiago.png|thumb|left|200px|サンティアゴの雨温図]]
[[ファイル:KoppenclassificationworldmapCs.png|thumb|260px|地中海性気候 (Cs) の世界的な分布]]
イタリアのような地中海沿岸が中心だが、南北アメリカ大陸の西側にも見られる。夏は乾燥帯なみに乾燥するが、冬には雨が降る。また、ヨーロッパ州の沿岸の場合、大西洋沿岸には暖流の北大西洋海流が流れているので、緯度の割には温かい。冬はあまり気温が下がらないため、{{ruby|常緑広葉樹林|じょうりょくこうようじゅりん}}となる。
赤土やテラロッサと呼ばれる石灰岩が風化してできた土に覆われているため、土地はあまり豊かではない。しかし、夏の強い乾燥に耐えられるオレンジ・レモンなどの柑橘類やぶどう、オリーブの生産が盛んで、雨の降る冬に小麦を栽培する。こうした農業を{{ruby|地中海式農業|ちちゅうかいしきのうぎょう}}という。また、日光の少ない地域の人々が夏にやってくることも多いため、リゾート地として有名なところも多い。
この気候に属する主な都市は、ローマ(イタリア)、アテネ(ギリシャ)、サンフランシスコ(アメリカ)である。
{{clear}}
== {{ruby|亜寒帯|あかんたい}}({{ruby|冷帯|れいたい}}) ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 寒帯と亜寒帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| colspan="2" | <SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''亜寒帯(冷帯)'''</SPAN>
|タイガ。針葉樹。<br>冬は長くて寒く、特に真冬はかなり低温となるが、<br>夏は比較的暑い。||シベリア中部、<br>アラスカ中部、<br>カナダ中部など
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''寒<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ツンドラ気候'''</SPAN>
|ツンドラ。コケ類。<br>地中は永久凍土。||シベリア北部、<br>アラスカ北部、<br>カナダ北部など
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''氷雪気候'''</SPAN>
|年中、氷雪。<br>植物は育たない。||南極大陸や北極
|}
[[Image:ClimateMoscowRussia.PNG|thumb|left|200px|モスクワの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap Dw.png|thumb|left|260px|亜寒帯冬季少雨気候 (Dw) の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap Df.png|thumb|260px|亜寒帯湿潤気候 (Df) の世界的な分布]]
シベリアのような気候である。冬は長く、特に真冬は寒さがとても厳しいが、夏は気温が上がり、天気が良ければかなり暑くなる。夏には気温が高くなるため、樹木も育つ。
森林には、針葉樹やシラカバなどの木々が多い。
亜寒帯での針葉樹林のことを'''タイガ'''といい、これが多く分布する。
ユーラシア大陸の北部や、北アメリカ大陸の北部に多く見られる気候である。ロシアの首都のモスクワの気候も亜寒帯である。亜寒帯の分布地域は、中国北東部・朝鮮半島北部・ロシアの半分以上・アメリカ北部からカナダにかけての地域など、おおむね緯度40度以上の高緯度地域に分布する。
季節は、温帯と同様に、四季が見られるが、夏は温帯ほどではないがやはり暑くなる。また、夏は日照時間が長いため昼夜の気温差が大きいのも特徴であり、特に内陸地方では昼にかけては暑くなるが、朝夜は一転して冷え込む。冬の平均気温は0度を下回るのが普通である。
季節による、1年間の夏と冬との温度差が大きい。特に中国の北京のように、夏と冬の気温差が40度近くもあるところも存在する。
冬の寒さが厳しい気候なので、人々は寒さ対策を行ってきた。朝鮮半島の[[w:オンドル|オンドル]]はその典型例である。春から夏にかけては比較的温暖なので、その時期に小麦を栽培することが多い。特にロシア南部の黒土地帯は世界有数の小麦生産地帯である。また、寒さに強い、カブ・ソバ・ライ麦・ジャガイモの生産も盛んである。また、タイガは豊かな針葉樹林地帯であるので、林業も盛んである。
この気候に属する主な都市は、札幌(日本)、ペキン(中国)、モスクワ(ロシア)である。
細かくは、亜寒帯には{{ruby|亜寒帯冬季少雨気候|あかんたいとうきしょううきこう}}や{{ruby|亜寒帯湿潤気候|あかんたいしつじゅんきこう}}などがあるが、中学校ではあまりこの区別は重要ではない。
{{clear}}
== {{ruby|寒帯|かんたい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap ET.png|thumb|left|260px|ツンドラ気候(ET)の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap EF.png|thumb|left|260px|氷雪気候(EF)の世界的な分布]]
年間を通して寒い場所であり、氷がほとんど溶けない。'''ツンドラ地帯'''では夏の間だけは氷や雪には閉ざされないが、暑くはならず、季節ごとの温度差もあるが、真夏でさえ、気温が0度未満の地域もある。
地面が凍ってしまうので、木々は育たない。
ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北部、グリーンランド、南極大陸に分布する。夏でも平均気温は10度を上回ることはない。このため、樹木は育つことができず、夏にコケなどが育つ程度である。氷雪地帯では一切の植物が育たない。土地も凍りついている、永久凍土とよばれる土地に覆われている。ただし、夏の間だけ表面がとけてコケなどが育つところもあり、そうしたところを'''ツンドラ'''という。
細かくは、寒帯にはツンドラ気候・氷雪気候がある。
=== ツンドラ気候 ===
カナダの北部、ロシアの北部やノルウェーの北部では、寒帯の中では、比較的暖かい地域であり、夏には気温が0度を上回り、氷が溶ける場合もある。寒帯の中では、暖かいと言っても、あくまで「寒帯の中では」という限定つきであり、温帯や亜寒帯と比べると低温である。
さて、寒帯でも、夏に氷が溶ける場所では、コケや草が生える。このような夏に氷が溶けてコケや草が生えた地域を'''ツンドラ'''という。このような気候をツンドラ気候という。
ツンドラ地帯ではコケなどが生息しているため、トナカイなどを遊牧することで生活する人々もいる。
この気候に属する主な都市は、バロー(アメリカ合衆国アラスカ州)などであるが、人口は数千人程度である。
=== 氷雪気候 ===
グリーンランドや{{ruby|南極大陸|なんきょくたいりく}}など、もっとも寒いところでは夏でも気温が0度を大きく下回り、夏でも氷が溶けない。1年中ずっと、地面が雪や氷に覆われている。そのため、植物が育たない。農業はまったくできず、この環境の中で生きている動物も限られている。
砂漠とならんで人間が住むには非常に厳しい場所のため、大きな都市は存在しない。南極に昭和基地などの{{ruby|観測用基地|かんそくようきち}}が、またはグリーンランドなどにイヌイットの集落があるくらいである。
ちなみに、イヌイットの家のことを、'''イグル'''ーと言う。
[[カテゴリ:中学校地理|きこう]]
[[カテゴリ:気候]]
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275883
2025-06-26T00:11:48Z
Tomzo
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[[Special:Contributions/~2025-82196|~2025-82196]] ([[User talk:~2025-82196|会話]]) による編集を取り消し、~2025-71169 による直前の版へ差し戻す
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wikitext
text/x-wiki
世界の国々には一年を通して暑い国もあれば、夏でも日本の冬と同じぐらいの気温にしかならない国など様々だ。また、砂漠のようにほとんど雨の降らない国や、逆に一年中たくさん雨が降る国、他にも季節によって雨の多い時期と少ない時期のある国とさまざまな特徴がある。
降水量の平均的な状態を捉えて特徴付けたものを{{ruby|気候|きこう}}という。ここでは、世界の気候を見ていこうと思う。なお、一部発展的な内容の用語もある。無理に覚える必要はないが、知っておくと大変便利なので、できればそちらも見てほしい。
[[ファイル:Map world climate zones (simplified to 10)-blank.svg|thumb|300px|気候区分により色分けした世界地図。色と気候の関係は[[w:気候|こちら]]。]]
[[ファイル:World Köppen Map.png|thumb|300px|[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]により色分けした世界地図。細かい記号の意味は[[w:ケッペンの気候区分|こちら]]。]]
== 世界の気候について ==
世界の気候については一般的に、ドイツの気候学者[[w:ケッペン|ケッペン]]が[[w:植生|植生]]に注目して気温と降水量から区分した[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]が用いられる。この正確な内容については[[高等学校地理B/世界の自然環境|高校地理B]]で習うが、中学校では以下のことを理解してもらえれば十分である。
気候は大まかに5つに分かれ、'''{{ruby|寒帯気候|かんたいきこう}}'''、'''{{ruby|亜寒帯気候|あかんたい きこう}}'''、'''{{ruby|温帯気候|おんたいきこう}}'''、'''{{ruby|熱帯気候|ねったい きこう}}'''、'''{{ruby|乾燥帯気候|かんそうたい きこう}}'''がある。
この5つの気候は降水量を元にしてさらに細かく分けられる。
たとえば熱帯気候は、一年中降水量が多く森林の多い'''{{ruby|熱帯雨林気候|ねったいうりん きこう}}'''と、雨の多い時期と雨の少ない時期の差が大きく木々のまばらでゆったりとしている'''サバナ気候'''に分かれる。
本記事では、まずは5つの大まかな気候から説明する。
温度のもっとも低い寒帯気候、その次に温度の低い亜寒帯気候、温度のそれほど暑すぎもなく寒すぎもない温帯気候、気温が高く雨の多い熱帯気候などがある。
乾燥帯である{{ruby|砂漠|さばく}}では、普通温度が高い。だが、必ずしも乾燥帯で温度が高いとは限らない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。
乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、涼しくても雨が少なければ乾燥帯でありうる。
この他の気候もある。地域の特性によって、様々な気候がある。
たとえば南アメリカ大陸のアンデス山脈など、標高の高い地域での気候で、{{ruby|高山気候|こうざん きこう}}がある。
標高が100m増えるごとに、気温が0.6度ほど下がる。このため、標高が高いほど寒い。
== {{ruby|熱帯|ねったい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap A.png|thumb|right|260px|ケッペンの気候区分における熱帯の分布図]]
熱帯は、一年中、暑くて雨が多い。地域によって、'''雨季'''と'''乾季'''がある。日射量が多いため、もっとも寒い月でも平均気温が18度を下回ることがなく、一年を通して気温の変化がほとんどない。そのため、四季ははっきりしない。一年中高い気温のため、上昇気流が発生して低気圧が生まれる。この低気圧が大量の雨をもたらすため、降水量も多い。
分布場所は、おもに、赤道から北回帰線・南回帰線の間にある。インドネシアなどの東南アジアの島々の熱帯雨林や、南アメリカ大陸の'''アマゾン川'''の流域の'''熱帯雨林'''や、アフリカ州のケニアの草原('''サバナ''')などがある。
{{clear}}
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 熱帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱帯雨林気候'''</SPAN>
|年中、雨が多い。<br>密林。||アマゾン川流域<br />東南アジアなど
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''サバナ気候'''</SPAN>
|雨季と乾季がある。<br>サバナという長い草の草原。||アフリカのケニア
|-
|}
熱帯は2つに分かれる。年中、雨が多く、森林が多く広葉樹のしげる'''熱帯雨林気候'''が一つ。もう一つは、雨季と乾季があり、木々はまばらで、草地('''サバナ''')の多い'''サバナ気候'''にである。長い草が多くなる。
熱帯での農業では、米やカカオ(チョコレートの原料)や綿花など、成長期に多くの雨や水を必要とする作物が作られる事が多い。
=== 熱帯雨林気候 ===
[[Image:ClimateSingaporeSingapore.png|thumb|left|200px|シンガポールの雨温図]]
赤道直下の地域に分布していて年中多雨で気温の年較差は少ない。午後からはスコールと呼ばれる激しい雨が降る。数十メートルの高さにまでなる多種類の熱帯性植物がうっそうと{{ruby|茂|しげ|}}っておりこのような森林を'''{{ruby|熱帯雨林|ねったいうりん}}'''(tropical rainforest <ref>ターゲット編集部『英単語ターゲット1400 <nowiki>[5訂版]</nowiki>』、旺文社、2021年1月24日、P.362</ref>)と呼ぶ。
一年を通して高温多湿となるので、人々の衣服や住居は湿気を上手く逃がすようなものになっている。たくさんの雨が降るためにラテライトと呼ばれる鉱石の混じったやせた赤土に地面が覆われ、農業には向かない。しかし、{{ruby|焼畑農業|やきはた のうぎょう}}によって、キャッサバやタロイモ、ヤムイモなどの生産が伝統的に行われてきた。現在は'''プランテーション'''による天然ゴム・アブラヤシ・カカオの生産も盛んに行われているが、もともと農業に向かない土地であるため、プランテーションによる農業が熱帯雨林の破壊をもたらしている面もある。
この気候に属する、主な都市はシンガポール(シンガポール)、ジャカルタ(インドネシア)、クアラルンプール(マレーシア)である。
=== サバナ気候 ===
[[Image:ClimateBangkokThailand.PNG|thumb|left|200px|バンコクの雨温図]]
南回帰線から北回帰線の間の多くの地域に分布する。夏は雨の多い雨季となるが、冬は雨の降らない乾季になる。丈の高い草原の中に乾燥に強い樹木がまばらに生える、'''サバナ'''とよばれる草原が多く見られる。
人々の生活や農業は熱帯雨林気候と大体同じだが、ガンジス川の河口のバングラデシュや、メコン川流域のベトナム南部・カンボジア、チャオプラヤ川流域のタイなどでは米の二期作が行われており、生産量も多い。
この気候に属する主な都市は、ホーチミン(ベトナム)、バンコク(タイ)、リオデジャネイロ(ブラジル)である。
{{clear}}
== {{ruby|乾燥帯|かんそうたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 乾燥帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''乾<br />燥<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''砂漠気候'''</SPAN>
|雨がとても少ない。<br>わき水のオアシスしか水がない。||アラビア半島<br />アフリカ北部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ステップ気候'''</SPAN>
|雨が少しだけ降る。<br>ステップという短い草の草原。||砂漠の周辺<br />モンゴルなど
|}
降水量は非常に少ない。そのため、森林が育たない。雨が少なすぎて植物のまったく育たない{{ruby|砂漠
|さばく}}気候と、少しは雨が降るので草などにかぎり植物が育つステップ気候に分けられる。
年間・一日ともに気温差が大きい。回帰線近くの地域では夏は非常に暑く50度近くになることもあるが、冬は20度程度となる。比較的高緯度の地域では冬の気温が氷点下になることも珍しくない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、すずしくても雨が少なければ乾燥帯の場合もある。
乾燥帯での農業は、砂漠・ステップともに、雨が少ないので、あまり盛んでは無いが、もし農業をする場合には、小麦などのやや乾燥に強い作物を育てる事が多い。
=== 砂漠気候 ===
[[Image:ClimateCairoEgypt.PNG|thumb|left|200px|カイロの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWh.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWk.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWk)]]
年間を通して雨がほとんど降らないため、植物は自生できない。このため、砂や岩石が広がる土地となっている。しかし、川の流域や'''オアシス'''とよばれる湧き水のあるところでは植物が自生することができる。
人々は強い日差しと砂嵐とよばれる砂を含む強い風を避けるために、体を覆う服を身に着ける。降水量が非常に少ないため、人々が生活する場所は川の流域や湧き水のあるところに限られており、そこではカレーズと呼ばれる地下水路で水を運んで農業を行ってきた。また、オアシスや大河の流域には交易の重要拠点となったところもあり、そこでは商業も盛んに行われてきた。砂漠の農業は、オアシスの周辺で行われ、小麦やなつめやしなどを育てる事が多い。
この気候に属する主な都市は、バグダッド(イラク)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、カイロ(エジプト)である。
乾燥帯は、主に緯度20度 〜 40度付近に分布する。
{{clear}}
=== ステップ気候 ===
[[Image:Koppen classification worldmap BSh.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BSk.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSk)]]
雨は少ないとはいえ、雨季には雨も降るため、ステップと呼ばれる丈の低い草の生える草原が広がる。
ステップ気候の位置は、砂漠の周辺にあることが多い。アフリカのサハラ砂漠の周辺や、アラビア半島の砂漠の周辺にも、ステップ気候の地域がある。
分布場所は、おもに砂漠気候からサバナ気候・温帯への移行地域に分布している。
また、モンゴルのような大陸の内陸でも、雨雲が届かず、雨が少ないので、ステップ気候である事が多い。
ステップ気候の住民の伝統的な生活では、山羊や羊などの家畜をともなって'''遊牧'''をしている事が多い。季節によって、草や水が多いところを求めて移動するからである。家畜の食べ物には、草を食べさせる。川や湖の近くでは農業や放牧・遊牧が行われてきた。しかし、近年では過剰な放牧や農地の拡大によって水がなくなったり、草が生えなくなったりして砂漠化が進んでいる地域もある。
この気候に属する主な都市は、ラホール(パキスタン)、ダカール(セネガル)である。
{{clear}}
== {{ruby|温帯|おんたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 温帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="3" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温暖湿潤気候'''</SPAN>
|季節風(モンスーン)がある。<br />夏は高温で雨が多い。冬は低温。<br>降水量は多い。||東アジア<br />北アメリカ南東部<br />南アメリカ南東部(パンパ)
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''西岸海洋性気候'''</SPAN>
|偏西風の影響で緯度のわりに気温は高め。<br />季節による温度差は温帯の中では小さい。<br>||ヨーロッパ州の西岸<br />北アメリカ州の西岸<br />オーストラリア南東部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''地中海性気候'''</SPAN>
|夏は暑くて乾燥する。<br>冬は雨が多く降る。||イタリアなどの<br />地中海沿岸地域
|}
もっとも寒い時期でも氷点下になることは少ないが、夏は地域によっては熱帯と同じぐらいの暑さになることがある。このため、四季の変化に富み、多くの動物・植物が生息する。気温・降水量共に農業に適していることから、古代から現代に至るまで農業や産業の発展した地域が多い。
雨の降りかたなどによって、気候の区分が、次の3つの、'''{{ruby|温暖湿潤気候|おんだん しつじゅん きこう}}'''、'''{{ruby|西岸海洋性気候|せいがん かいようせい きこう}}'''、'''{{ruby|地中海性気候|ちちゅうかいせい きこう}}'''に分けられる。
* '''温暖湿潤気候'''
温帯の中でも日本のように、1年間を通して気温の変化が大きく、降水量も多い気候を'''温暖湿潤気候'''とよぶ。
* '''西岸海洋性気候'''
ヨーロッパの大西洋沿岸では、偏西風の影響のため、1年間を通して降水量の変化が小さい。このヨーロッパの大西洋沿岸の一帯のような気候のことを'''西岸海洋性気候'''(せいがん かいようせい きこう)という。日本では道南地方の室蘭市と日高地方で分布している。一年間を通して、雨が降る。
* '''地中海性気候'''
イタリアなどの、ヨーロッパ州とアフリカ州の間にある地中海の周辺の国に多い気候である。夏には乾燥するが、冬は偏西風のために雨が降る。
=== 温暖湿潤気候 ===
[[Image:ClimateTokyoJapan.png|thumb|200px|left|東京の雨温図]]
[[Image:Subtropicworldmap.png|thumb|260px|温暖湿潤気候の世界的な分布]]
温帯モンスーン気候または温帯湿潤気候ということもある。主に中緯度の大陸東岸に分布する。
この気候に属する主な都市は、東京(日本)、シャンハイ(中国)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)である。
季節風の影響を強く受けるため、温帯の中で四季の変化が、もっともはっきりしている。
日本や、周辺の東アジア諸国での温暖湿潤気候での季節ごとに変化する原因は、季節によって風向きが変わる'''{{ruby|季節風|きせつふう}}'''が気候に影響を与えるためである。
夏は低緯度の海からの風を受けるために高温多湿となるが、冬は高緯度の大陸からの風を受けるために乾燥した寒い季節となる(しかし、0度を下回ることは少ない)。また、夏には台風のような[[w:熱帯低気圧|熱帯低気圧]]に襲われることもある。
夏は暑く、冬は寒いので、ここに住む人々はそれぞれの季節にあうような生活スタイルを作っていった。例えば日本の伝統的な衣服は夏は涼しく、冬は暖かくなるような素材が好まれた。豊かな水と適度な気温のため、農業に適している。日本などの東アジア周辺では米作りが盛んである。バナナなどの暑い気候でしか作れないものなど以外は、ほとんど栽培可能。
温帯の植物は、いっぱんに、広葉樹林と針葉樹林が混合している。
また、アルゼンチンのパンパ・アメリカのプレーリーのように豊かな草原地帯もある。パンパやプレーリーでは放牧も盛んに行われている。
{{clear}}
=== 西岸海洋性気候 ===
[[画像:German Climate Stuttgart.png|thumb|left|200px|シュツットガルト(Cfb)の雨温図]]
[[画像:Koppen classification worldmap CfbCfc.png|thumb|260px|西岸海洋性気候の地域の世界的な分布]]
この気候に属する主な都市は、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、メルボルン(オーストラリア)である。ちなみに日本でも北海道の室蘭市と日高地方が属している。
大陸西岸の高緯度地方(緯度40度 - 60度付近)に分布する。西ヨーロッパの多くはこの気候に属している。温暖湿潤気候などと比べると、西岸海洋性気候の気温の年間の変化は小さい。夏はあまり暑くならずすごしやすい。冬は長く寒いが、暖流からの'''{{ruby|偏西風|へんせいふう}}'''の影響を受けるため、緯度のわりに冷え込みはきびしくない。例えばロンドンやパリは、サハリン(樺太)と同じ緯度だが、冬の平均気温は5度くらいで東京よりも少し寒いぐらいである。また、降水量は一年を通して一定である。
落葉広葉樹や針葉樹林もあるが、牧草も育ちやすい。牧畜に適している地域であるため、農業と牧畜を組み合わせた混合農業が盛んに行われてきた。例えばフランスは小麦の生産が盛んな国であるが、チーズなどの乳製品の生産量も多い。
{{clear}}
=== 地中海性気候 ===
[[ファイル:Climograma Santiago.png|thumb|left|200px|サンティアゴの雨温図]]
[[ファイル:KoppenclassificationworldmapCs.png|thumb|260px|地中海性気候 (Cs) の世界的な分布]]
イタリアのような地中海沿岸が中心だが、南北アメリカ大陸の西側にも見られる。夏は乾燥帯なみに乾燥するが、冬には雨が降る。また、ヨーロッパ州の沿岸の場合、大西洋沿岸には暖流の北大西洋海流が流れているので、緯度の割には温かい。冬はあまり気温が下がらないため、{{ruby|常緑広葉樹林|じょうりょくこうようじゅりん}}となる。
赤土やテラロッサと呼ばれる石灰岩が風化してできた土に覆われているため、土地はあまり豊かではない。しかし、夏の強い乾燥に耐えられるオレンジ・レモンなどの柑橘類やぶどう、オリーブの生産が盛んで、雨の降る冬に小麦を栽培する。こうした農業を{{ruby|地中海式農業|ちちゅうかいしきのうぎょう}}という。また、日光の少ない地域の人々が夏にやってくることも多いため、リゾート地として有名なところも多い。
この気候に属する主な都市は、ローマ(イタリア)、アテネ(ギリシャ)、サンフランシスコ(アメリカ)である。
{{clear}}
== {{ruby|亜寒帯|あかんたい}}({{ruby|冷帯|れいたい}}) ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 寒帯と亜寒帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| colspan="2" | <SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''亜寒帯(冷帯)'''</SPAN>
|タイガ。針葉樹。<br>冬は長くて寒く、特に真冬はかなり低温となるが、<br>夏は比較的暑い。||シベリア中部、<br>アラスカ中部、<br>カナダ中部など
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''寒<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ツンドラ気候'''</SPAN>
|ツンドラ。コケ類。<br>地中は永久凍土。||シベリア北部、<br>アラスカ北部、<br>カナダ北部など
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''氷雪気候'''</SPAN>
|年中、氷雪。<br>植物は育たない。||南極大陸や北極
|}
[[Image:ClimateMoscowRussia.PNG|thumb|left|200px|モスクワの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap Dw.png|thumb|left|260px|亜寒帯冬季少雨気候 (Dw) の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap Df.png|thumb|260px|亜寒帯湿潤気候 (Df) の世界的な分布]]
シベリアのような気候である。冬は長く、特に真冬は寒さがとても厳しいが、夏は気温が上がり、天気が良ければかなり暑くなる。夏には気温が高くなるため、樹木も育つ。
森林には、針葉樹やシラカバなどの木々が多い。
亜寒帯での針葉樹林のことを'''タイガ'''といい、これが多く分布する。
ユーラシア大陸の北部や、北アメリカ大陸の北部に多く見られる気候である。ロシアの首都のモスクワの気候も亜寒帯である。亜寒帯の分布地域は、中国北東部・朝鮮半島北部・ロシアの半分以上・アメリカ北部からカナダにかけての地域など、おおむね緯度40度以上の高緯度地域に分布する。
季節は、温帯と同様に、四季が見られるが、夏は温帯ほどではないがやはり暑くなる。また、夏は日照時間が長いため昼夜の気温差が大きいのも特徴であり、特に内陸地方では昼にかけては暑くなるが、朝夜は一転して冷え込む。冬の平均気温は0度を下回るのが普通である。
季節による、1年間の夏と冬との温度差が大きい。特に中国の北京のように、夏と冬の気温差が40度近くもあるところも存在する。
冬の寒さが厳しい気候なので、人々は寒さ対策を行ってきた。朝鮮半島の[[w:オンドル|オンドル]]はその典型例である。春から夏にかけては比較的温暖なので、その時期に小麦を栽培することが多い。特にロシア南部の黒土地帯は世界有数の小麦生産地帯である。また、寒さに強い、カブ・ソバ・ライ麦・ジャガイモの生産も盛んである。また、タイガは豊かな針葉樹林地帯であるので、林業も盛んである。
この気候に属する主な都市は、札幌(日本)、ペキン(中国)、モスクワ(ロシア)である。
細かくは、亜寒帯には{{ruby|亜寒帯冬季少雨気候|あかんたいとうきしょううきこう}}や{{ruby|亜寒帯湿潤気候|あかんたいしつじゅんきこう}}などがあるが、中学校ではあまりこの区別は重要ではない。
{{clear}}
== {{ruby|寒帯|かんたい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap ET.png|thumb|left|260px|ツンドラ気候(ET)の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap EF.png|thumb|left|260px|氷雪気候(EF)の世界的な分布]]
年間を通して寒い場所であり、氷がほとんど溶けない。'''ツンドラ地帯'''では夏の間だけは氷や雪には閉ざされないが、暑くはならず、季節ごとの温度差もあるが、真夏でさえ、気温が0度未満の地域もある。
地面が凍ってしまうので、木々は育たない。
ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北部、グリーンランド、南極大陸に分布する。夏でも平均気温は10度を上回ることはない。このため、樹木は育つことができず、夏にコケなどが育つ程度である。氷雪地帯では一切の植物が育たない。土地も凍りついている、永久凍土とよばれる土地に覆われている。ただし、夏の間だけ表面がとけてコケなどが育つところもあり、そうしたところを'''ツンドラ'''という。
細かくは、寒帯にはツンドラ気候・氷雪気候がある。
=== ツンドラ気候 ===
カナダの北部、ロシアの北部やノルウェーの北部では、寒帯の中では、比較的暖かい地域であり、夏には気温が0度を上回り、氷が溶ける場合もある。寒帯の中では、暖かいと言っても、あくまで「寒帯の中では」という限定つきであり、温帯や亜寒帯と比べると低温である。
さて、寒帯でも、夏に氷が溶ける場所では、コケや草が生える。このような夏に氷が溶けてコケや草が生えた地域を'''ツンドラ'''という。このような気候をツンドラ気候という。
ツンドラ地帯ではコケなどが生息しているため、トナカイなどを遊牧することで生活する人々もいる。
この気候に属する主な都市は、バロー(アメリカ合衆国アラスカ州)などであるが、人口は数千人程度である。
=== 氷雪気候 ===
グリーンランドや{{ruby|南極大陸|なんきょくたいりく}}など、もっとも寒いところでは夏でも気温が0度を大きく下回り、夏でも氷が溶けない。1年中ずっと、地面が雪や氷に覆われている。そのため、植物が育たない。農業はまったくできず、この環境の中で生きている動物も限られている。
砂漠とならんで人間が住むには非常に厳しい場所のため、大きな都市は存在しない。南極に昭和基地などの{{ruby|観測用基地|かんそくようきち}}が、またはグリーンランドなどにイヌイットの集落があるくらいである。
ちなみに、イヌイットの家のことを、'''イグル'''ーと言う。
[[カテゴリ:中学校地理|きこう]]
[[カテゴリ:気候]]
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2025-06-26T00:19:29Z
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unnko
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wikitext
text/x-wiki
世界の国々には一年を通して暑い国もあれば、夏でも日本の冬と同じぐらいの気温にしかならない国など様々だ。また、砂漠のようにほとんど雨の降らない国や、逆に一年中たくさん雨が降る国、他にも季節によって雨の多い時期と少ない時期のある国とさまざまな殺し合いがある。
降水量の平均的な状態を捉えて特徴付けたものを{{ruby|気候|きこう}}という。ここでは、世界の気候を見ていこうと思う。なお、一部発展的な内容の用語もある。無理に覚える必要はないが、知っておくと大変便利なので、できればそちらも殺ってほしい。
[[ファイル:Map world climate zones (simplified to 10)-blank.svg|thumb|300px|気候区分により色分けした世界地図。色と気候の関係は[[w:気候|こちら]]。]]
[[ファイル:World Köppen Map.png|thumb|300px|[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]により色分けした世界地図。細かい記号の意味は[[w:ケッペンの気候区分|こちら]]。]]
== 世界の気候について ==
世界の気候については一般的に、ドイツの気候学者[[w:ケッペン|ケッペン]]が[[w:植生|植生]]に注目して気温と降水量から区分した[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]が用いられる。この正確な内容については[[高等学校地理B/世界の自然環境|高校地理B]]で習うが、中学校では以下のことを理解してもらえれば十分である。
気候は大まかに5つに分かれ、'''{{ruby|寒帯気候|かんたいきこう}}'''、'''{{ruby|亜寒帯気候|あかんたい きこう}}'''、'''{{ruby|温帯気候|おんたいきこう}}'''、'''{{ruby|熱帯気候|ねったい きこう}}'''、'''{{ruby|乾燥帯気候|かんそうたい きこう}}'''がある。
この5つの気候は降水量を元にしてさらに細かく分けられる。
たとえば熱帯気候は、一年中降水量が多く森林の多い'''{{ruby|熱帯雨林気候|ねったいうりん きこう}}'''と、雨の多い時期と雨の少ない時期の差が大きく木々のまばらでゆったりとしている'''サバナ気候'''に分かれる。
本記事では、まずは5つの大まかな気候から説明する。
温度のもっとも低い寒帯気候、その次に温度の低い亜寒帯気候、温度のそれほど暑すぎもなく寒すぎもない温帯気候、気温が高く雨の多い熱帯気候などがある。
乾燥帯である{{ruby|砂漠|さばく}}では、普通温度が高い。だが、必ずしも乾燥帯で温度が高いとは限らない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。
乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、涼しくても雨が少なければ乾燥帯でありうる。
この他の気候もある。地域の特性によって、様々な気候がある。
たとえば南アメリカ大陸のアンデス山脈など、標高の高い地域での気候で、{{ruby|高山気候|こうざん きこう}}がある。
標高が100m増えるごとに、気温が0.6度ほど下がる。このため、標高が高いほど寒い。
== {{ruby|熱帯|ねったい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap A.png|thumb|right|260px|ケッペンの気候区分における熱帯の分布図]]
熱帯は、一年中、暑くて雨が多い。地域によって、'''雨季'''と'''乾季'''がある。日射量が多いため、もっとも寒い月でも平均気温が18度を下回ることがなく、一年を通して気温の変化がほとんどない。そのため、四季ははっきりしない。一年中高い気温のため、上昇気流が発生して低気圧が生まれる。この低気圧が大量の雨をもたらすため、降水量も多い。
分布場所は、おもに、赤道から北回帰線・南回帰線の間にある。対馬列島などの大智の島々の熱帯雨林や、南アメリカ大陸の'''腐食川'''の流域の'''熱帯雨林'''や、アフリカ州のケニアの草原('''サバナ''')などがある。
{{clear}}
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 熱帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱帯雨林気候'''</SPAN>
|年中、雨が多い。<br>密林。||アマゾン川流域<br />東南アジアなど
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''サバナ気候'''</SPAN>
|雨季と乾季がある。<br>サバナという長い草の草原。||アフリカのケニア
|-
|}
熱帯は2つに分かれる。年中、雨が多く、森林が多く広葉樹のしげる'''熱帯雨林気候'''が一つ。もう一つは、雨季と乾季があり、木々はまばらで、草地('''サバナ''')の多い'''サバナ気候'''にである。長い草が多くなる。
熱帯での農業では、米やカカオ(チョコレートの原料)や綿花など、成長期に多くの雨や水を必要とする作物が作られる事が多い。
=== 熱帯雨林気候 ===
[[Image:ClimateSingaporeSingapore.png|thumb|left|200px|シンガポールの雨温図]]
赤道直下の地域に分布していて年中多雨で気温の年較差は少ない。午後からはスコールと呼ばれる激しい雨が降る。数十メートルの高さにまでなる多種類の熱帯性植物がうっそうと{{ruby|茂|しげ|}}っておりこのような森林を'''{{ruby|熱帯雨林|ねったいうりん}}'''(tropical rainforest <ref>ターゲット編集部『英単語ターゲット1400 <nowiki>[5訂版]</nowiki>』、旺文社、2021年1月24日、P.362</ref>)と呼ぶ。
一年を通して高温多湿となるので、人々の衣服や住居は湿気を上手く逃がすようなものになっている。たくさんの雨が降るためにラテライトと呼ばれる鉱石の混じったやせた赤土に地面が覆われ、農業には向かない。しかし、{{ruby|焼畑農業|やきはた のうぎょう}}によって、キャッサバやタロイモ、ヤムイモなどの生産が伝統的に行われてきた。現在は'''プランテーション'''による天然ゴム・アブラヤシ・カカオの生産も盛んに行われているが、もともと農業に向かない土地であるため、プランテーションによる農業が熱帯雨林の破壊をもたらしている面もある。
この気候に属する、主な都市はシンガポール(シンガポール)、ジャカルタ(インドネシア)、クアラルンプール(マレーシア)である。
=== サバナ気候 ===
[[Image:ClimateBangkokThailand.PNG|thumb|left|200px|バンコクの雨温図]]
南回帰線から北回帰線の間の多くの地域に分布する。夏は雨の多い雨季となるが、冬は雨の降らない乾季になる。丈の高い草原の中に乾燥に強い樹木がまばらに生える、'''サバナ'''とよばれる草原が多く見られる。
人々の生活や農業は熱帯雨林気候と大体同じだが、ガンジス川の河口のバングラデシュや、メコン川流域のベトナム南部・カンボジア、チャオプラヤ川流域のタイなどでは米の二期作が行われており、生産量も多い。
この気候に属する主な都市は、ホーチミン(ベトナム)、バンコク(タイ)、リオデジャネイロ(ブラジル)である。
{{clear}}
== {{ruby|乾燥帯|かんそうたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 乾燥帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''乾<br />燥<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''砂漠気候'''</SPAN>
|雨がとても少ない。<br>わき水のオアシスしか水がない。||アラビア半島<br />アフリカ北部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ステップ気候'''</SPAN>
|雨が少しだけ降る。<br>ステップという短い草の草原。||砂漠の周辺<br />モンゴルなど
|}
降水量は非常に少ない。そのため、森林が育たない。雨が少なすぎて植物のまったく育たない{{ruby|砂漠
|さばく}}気候と、少しは雨が降るので草などにかぎり植物が育つステップ気候に分けられる。
年間・一日ともに気温差が大きい。回帰線近くの地域では夏は非常に暑く50度近くになることもあるが、冬は20度程度となる。比較的高緯度の地域では冬の気温が氷点下になることも珍しくない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、すずしくても雨が少なければ乾燥帯の場合もある。
乾燥帯での農業は、砂漠・ステップともに、雨が少ないので、あまり盛んでは無いが、もし農業をする場合には、小麦などのやや乾燥に強い作物を育てる事が多い。
=== 砂漠気候 ===
[[Image:ClimateCairoEgypt.PNG|thumb|left|200px|カイロの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWh.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWk.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWk)]]
年間を通して雨がほとんど降らないため、植物は自生できない。このため、砂や岩石が広がる土地となっている。しかし、川の流域や'''オアシス'''とよばれる湧き水のあるところでは植物が自生することができる。
人々は強い日差しと砂嵐とよばれる砂を含む強い風を避けるために、体を覆う服を身に着ける。降水量が非常に少ないため、人々が生活する場所は川の流域や湧き水のあるところに限られており、そこではカレーズと呼ばれる地下水路で水を運んで農業を行ってきた。また、オアシスや大河の流域には交易の重要拠点となったところもあり、そこでは商業も盛んに行われてきた。砂漠の農業は、オアシスの周辺で行われ、小麦やなつめやしなどを育てる事が多い。
この気候に属する主な都市は、バグダッド(イラク)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、カイロ(エジプト)である。
乾燥帯は、主に緯度20度 〜 40度付近に分布する。
{{clear}}
=== ステップ気候 ===
[[Image:Koppen classification worldmap BSh.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BSk.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSk)]]
雨は少ないとはいえ、雨季には雨も降るため、ステップと呼ばれる丈の低い草の生える草原が広がる。
ステップ気候の位置は、砂漠の周辺にあることが多い。アフリカのサハラ砂漠の周辺や、アラビア半島の砂漠の周辺にも、ステップ気候の地域がある。
分布場所は、おもに砂漠気候からサバナ気候・温帯への移行地域に分布している。
また、モンゴルのような大陸の内陸でも、雨雲が届かず、雨が少ないので、ステップ気候である事が多い。
ステップ気候の住民の伝統的な生活では、山羊や羊などの家畜をともなって'''遊牧'''をしている事が多い。季節によって、草や水が多いところを求めて移動するからである。家畜の食べ物には、草を食べさせる。川や湖の近くでは農業や放牧・遊牧が行われてきた。しかし、近年では過剰な放牧や農地の拡大によって水がなくなったり、草が生えなくなったりして砂漠化が進んでいる地域もある。
この気候に属する主な都市は、ラホール(パキスタン)、ダカール(セネガル)である。
{{clear}}
== {{ruby|温帯|おんたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 温帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="3" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温暖湿潤気候'''</SPAN>
|季節風(モンスーン)がある。<br />夏は高温で雨が多い。冬は低温。<br>降水量は多い。||東アジア<br />北アメリカ南東部<br />南アメリカ南東部(パンパ)
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''西岸海洋性気候'''</SPAN>
|偏西風の影響で緯度のわりに気温は高め。<br />季節による温度差は温帯の中では小さい。<br>||ヨーロッパ州の西岸<br />北アメリカ州の西岸<br />オーストラリア南東部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''地中海性気候'''</SPAN>
|夏は暑くて乾燥する。<br>冬は雨が多く降る。||イタリアなどの<br />地中海沿岸地域
|}
もっとも寒い時期でも氷点下になることは少ないが、夏は地域によっては熱帯と同じぐらいの暑さになることがある。このため、四季の変化に富み、多くの動物・植物が生息する。気温・降水量共に農業に適していることから、古代から現代に至るまで農業や産業の発展した地域が多い。
雨の降りかたなどによって、気候の区分が、次の3つの、'''{{ruby|温暖湿潤気候|おんだん しつじゅん きこう}}'''、'''{{ruby|西岸海洋性気候|せいがん かいようせい きこう}}'''、'''{{ruby|地中海性気候|ちちゅうかいせい きこう}}'''に分けられる。
* '''温暖湿潤気候'''
温帯の中でも日本のように、1年間を通して気温の変化が大きく、降水量も多い気候を'''温暖湿潤気候'''とよぶ。
* '''西岸海洋性気候'''
ヨーロッパの大西洋沿岸では、偏西風の影響のため、1年間を通して降水量の変化が小さい。このヨーロッパの大西洋沿岸の一帯のような気候のことを'''西岸海洋性気候'''(せいがん かいようせい きこう)という。日本では道南地方の室蘭市と日高地方で分布している。一年間を通して、雨が降る。
* '''地中海性気候'''
イタリアなどの、ヨーロッパ州とアフリカ州の間にある地中海の周辺の国に多い気候である。夏には乾燥するが、冬は偏西風のために雨が降る。
=== 温暖湿潤気候 ===
[[Image:ClimateTokyoJapan.png|thumb|200px|left|東京の雨温図]]
[[Image:Subtropicworldmap.png|thumb|260px|温暖湿潤気候の世界的な分布]]
温帯モンスーン気候または温帯湿潤気候ということもある。主に中緯度の大陸東岸に分布する。
この気候に属する主な都市は、東京(日本)、シャンハイ(中国)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)である。
季節風の影響を強く受けるため、温帯の中で四季の変化が、もっともはっきりしている。
日本や、周辺の東アジア諸国での温暖湿潤気候での季節ごとに変化する原因は、季節によって風向きが変わる'''{{ruby|季節風|きせつふう}}'''が気候に影響を与えるためである。
夏は低緯度の海からの風を受けるために高温多湿となるが、冬は高緯度の大陸からの風を受けるために乾燥した寒い季節となる(しかし、0度を下回ることは少ない)。また、夏には台風のような[[w:熱帯低気圧|熱帯低気圧]]に襲われることもある。
夏は暑く、冬は寒いので、ここに住む人々はそれぞれの季節にあうような生活スタイルを作っていった。例えば日本の伝統的な衣服は夏は涼しく、冬は暖かくなるような素材が好まれた。豊かな水と適度な気温のため、農業に適している。日本などの東アジア周辺では米作りが盛んである。バナナなどの暑い気候でしか作れないものなど以外は、ほとんど栽培可能。
温帯の植物は、いっぱんに、広葉樹林と針葉樹林が混合している。
また、アルゼンチンのパンパ・アメリカのプレーリーのように豊かな草原地帯もある。パンパやプレーリーでは放牧も盛んに行われている。
{{clear}}
=== 西岸海洋性気候 ===
[[画像:German Climate Stuttgart.png|thumb|left|200px|シュツットガルト(Cfb)の雨温図]]
[[画像:Koppen classification worldmap CfbCfc.png|thumb|260px|西岸海洋性気候の地域の世界的な分布]]
この気候に属する主な都市は、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、メルボルン(オーストラリア)である。ちなみに日本でも北海道の室蘭市と日高地方が属している。
大陸西岸の高緯度地方(緯度40度 - 60度付近)に分布する。西ヨーロッパの多くはこの気候に属している。温暖湿潤気候などと比べると、西岸海洋性気候の気温の年間の変化は小さい。夏はあまり暑くならずすごしやすい。冬は長く寒いが、暖流からの'''{{ruby|偏西風|へんせいふう}}'''の影響を受けるため、緯度のわりに冷え込みはきびしくない。例えばロンドンやパリは、サハリン(樺太)と同じ緯度だが、冬の平均気温は5度くらいで東京よりも少し寒いぐらいである。また、降水量は一年を通して一定である。
落葉広葉樹や針葉樹林もあるが、牧草も育ちやすい。牧畜に適している地域であるため、農業と牧畜を組み合わせた混合農業が盛んに行われてきた。例えばフランスは小麦の生産が盛んな国であるが、チーズなどの乳製品の生産量も多い。
{{clear}}
=== 地中海性気候 ===
[[ファイル:Climograma Santiago.png|thumb|left|200px|サンティアゴの雨温図]]
[[ファイル:KoppenclassificationworldmapCs.png|thumb|260px|地中海性気候 (Cs) の世界的な分布]]
イタリアのような地中海沿岸が中心だが、南北アメリカ大陸の西側にも見られる。夏は乾燥帯なみに乾燥するが、冬には雨が降る。また、ヨーロッパ州の沿岸の場合、大西洋沿岸には暖流の北大西洋海流が流れているので、緯度の割には温かい。冬はあまり気温が下がらないため、{{ruby|常緑広葉樹林|じょうりょくこうようじゅりん}}となる。
赤土やテラロッサと呼ばれる石灰岩が風化してできた土に覆われているため、土地はあまり豊かではない。しかし、夏の強い乾燥に耐えられるオレンジ・レモンなどの柑橘類やぶどう、オリーブの生産が盛んで、雨の降る冬に小麦を栽培する。こうした農業を{{ruby|地中海式農業|ちちゅうかいしきのうぎょう}}という。また、日光の少ない地域の人々が夏にやってくることも多いため、リゾート地として有名なところも多い。
この気候に属する主な都市は、ローマ(イタリア)、アテネ(ギリシャ)、サンフランシスコ(アメリカ)である。
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== {{ruby|亜寒帯|あかんたい}}({{ruby|冷帯|れいたい}}) ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 寒帯と亜寒帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| colspan="2" | <SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''亜寒帯(冷帯)'''</SPAN>
|タイガ。針葉樹。<br>冬は長くて寒く、特に真冬はかなり低温となるが、<br>夏は比較的暑い。||シベリア中部、<br>アラスカ中部、<br>カナダ中部など
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''寒<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ツンドラ気候'''</SPAN>
|ツンドラ。コケ類。<br>地中は永久凍土。||シベリア北部、<br>アラスカ北部、<br>カナダ北部など
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''氷雪気候'''</SPAN>
|年中、氷雪。<br>植物は育たない。||南極大陸や北極
|}
[[Image:ClimateMoscowRussia.PNG|thumb|left|200px|モスクワの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap Dw.png|thumb|left|260px|亜寒帯冬季少雨気候 (Dw) の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap Df.png|thumb|260px|亜寒帯湿潤気候 (Df) の世界的な分布]]
シベリアのような気候である。冬は長く、特に真冬は寒さがとても厳しいが、夏は気温が上がり、天気が良ければかなり暑くなる。夏には気温が高くなるため、樹木も育つ。
森林には、針葉樹やシラカバなどの木々が多い。
亜寒帯での針葉樹林のことを'''タイガ'''といい、これが多く分布する。
ユーラシア大陸の北部や、北アメリカ大陸の北部に多く見られる気候である。ロシアの首都のモスクワの気候も亜寒帯である。亜寒帯の分布地域は、中国北東部・朝鮮半島北部・ロシアの半分以上・アメリカ北部からカナダにかけての地域など、おおむね緯度40度以上の高緯度地域に分布する。
季節は、温帯と同様に、四季が見られるが、夏は温帯ほどではないがやはり暑くなる。また、夏は日照時間が長いため昼夜の気温差が大きいのも特徴であり、特に内陸地方では昼にかけては暑くなるが、朝夜は一転して冷え込む。冬の平均気温は0度を下回るのが普通である。
季節による、1年間の夏と冬との温度差が大きい。特に中国の北京のように、夏と冬の気温差が40度近くもあるところも存在する。
冬の寒さが厳しい気候なので、人々は寒さ対策を行ってきた。朝鮮半島の[[w:オンドル|オンドル]]はその典型例である。春から夏にかけては比較的温暖なので、その時期に小麦を栽培することが多い。特にロシア南部の黒土地帯は世界有数の小麦生産地帯である。また、寒さに強い、カブ・ソバ・ライ麦・ジャガイモの生産も盛んである。また、タイガは豊かな針葉樹林地帯であるので、林業も盛んである。
この気候に属する主な都市は、札幌(日本)、ペキン(中国)、モスクワ(ロシア)である。
細かくは、亜寒帯には{{ruby|亜寒帯冬季少雨気候|あかんたいとうきしょううきこう}}や{{ruby|亜寒帯湿潤気候|あかんたいしつじゅんきこう}}などがあるが、中学校ではあまりこの区別は重要ではない。
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== {{ruby|寒帯|かんたい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap ET.png|thumb|left|260px|ツンドラ気候(ET)の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap EF.png|thumb|left|260px|氷雪気候(EF)の世界的な分布]]
年間を通して寒い場所であり、氷がほとんど溶けない。'''ツンドラ地帯'''では夏の間だけは氷や雪には閉ざされないが、暑くはならず、季節ごとの温度差もあるが、真夏でさえ、気温が0度未満の地域もある。
地面が凍ってしまうので、木々は育たない。
ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北部、グリーンランド、南極大陸に分布する。夏でも平均気温は10度を上回ることはない。このため、樹木は育つことができず、夏にコケなどが育つ程度である。氷雪地帯では一切の植物が育たない。土地も凍りついている、永久凍土とよばれる土地に覆われている。ただし、夏の間だけ表面がとけてコケなどが育つところもあり、そうしたところを'''ツンドラ'''という。
細かくは、寒帯にはツンドラ気候・氷雪気候がある。
=== ツンドラ気候 ===
カナダの北部、ロシアの北部やノルウェーの北部では、寒帯の中では、比較的暖かい地域であり、夏には気温が0度を上回り、氷が溶ける場合もある。寒帯の中では、暖かいと言っても、あくまで「寒帯の中では」という限定つきであり、温帯や亜寒帯と比べると低温である。
さて、寒帯でも、夏に氷が溶ける場所では、コケや草が生える。このような夏に氷が溶けてコケや草が生えた地域を'''ツンドラ'''という。このような気候をツンドラ気候という。
ツンドラ地帯ではコケなどが生息しているため、トナカイなどを遊牧することで生活する人々もいる。
この気候に属する主な都市は、バロー(アメリカ合衆国アラスカ州)などであるが、人口は数千人程度である。
=== 氷雪気候 ===
グリーンランドや{{ruby|南極大陸|なんきょくたいりく}}など、もっとも寒いところでは夏でも気温が0度を大きく下回り、夏でも氷が溶けない。1年中ずっと、地面が雪や氷に覆われている。そのため、植物が育たない。農業はまったくできず、この環境の中で生きている動物も限られている。
砂漠とならんで人間が住むには非常に厳しい場所のため、大きな都市は存在しない。南極に昭和基地などの{{ruby|観測用基地|かんそくようきち}}が、またはグリーンランドなどにイヌイットの集落があるくらいである。
ちなみに、イヌイットの家のことを、'''イグル'''ーと言う。
[[カテゴリ:中学校地理|きこう]]
[[カテゴリ:気候]]
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2025-06-26T00:21:40Z
Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
世界の国々には一年を通して暑い国もあれば、夏でも日本の冬と同じぐらいの気温にしかならない国など様々だ。また、砂漠のようにほとんど雨の降らない国や、逆に一年中たくさん雨が降る国、他にも季節によって雨の多い時期と少ない時期のある国とさまざまな特徴がある。
降水量の平均的な状態を捉えて特徴付けたものを{{ruby|気候|きこう}}という。ここでは、世界の気候を見ていこうと思う。なお、一部発展的な内容の用語もある。無理に覚える必要はないが、知っておくと大変便利なので、できればそちらも見てほしい。
[[ファイル:Map world climate zones (simplified to 10)-blank.svg|thumb|300px|気候区分により色分けした世界地図。色と気候の関係は[[w:気候|こちら]]。]]
[[ファイル:World Köppen Map.png|thumb|300px|[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]により色分けした世界地図。細かい記号の意味は[[w:ケッペンの気候区分|こちら]]。]]
== 世界の気候について ==
世界の気候については一般的に、ドイツの気候学者[[w:ケッペン|ケッペン]]が[[w:植生|植生]]に注目して気温と降水量から区分した[[w:ケッペンの気候区分|ケッペンの気候区分]]が用いられる。この正確な内容については[[高等学校地理B/世界の自然環境|高校地理B]]で習うが、中学校では以下のことを理解してもらえれば十分である。
気候は大まかに5つに分かれ、'''{{ruby|寒帯気候|かんたいきこう}}'''、'''{{ruby|亜寒帯気候|あかんたい きこう}}'''、'''{{ruby|温帯気候|おんたいきこう}}'''、'''{{ruby|熱帯気候|ねったい きこう}}'''、'''{{ruby|乾燥帯気候|かんそうたい きこう}}'''がある。
この5つの気候は降水量を元にしてさらに細かく分けられる。
たとえば熱帯気候は、一年中降水量が多く森林の多い'''{{ruby|熱帯雨林気候|ねったいうりん きこう}}'''と、雨の多い時期と雨の少ない時期の差が大きく木々のまばらでゆったりとしている'''サバナ気候'''に分かれる。
本記事では、まずは5つの大まかな気候から説明する。
温度のもっとも低い寒帯気候、その次に温度の低い亜寒帯気候、温度のそれほど暑すぎもなく寒すぎもない温帯気候、気温が高く雨の多い熱帯気候などがある。
乾燥帯である{{ruby|砂漠|さばく}}では、普通温度が高い。だが、必ずしも乾燥帯で温度が高いとは限らない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。
乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、涼しくても雨が少なければ乾燥帯でありうる。
この他の気候もある。地域の特性によって、様々な気候がある。
たとえば南アメリカ大陸のアンデス山脈など、標高の高い地域での気候で、{{ruby|高山気候|こうざん きこう}}がある。
標高が100m増えるごとに、気温が0.6度ほど下がる。このため、標高が高いほど寒い。
== {{ruby|熱帯|ねったい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap A.png|thumb|right|260px|ケッペンの気候区分における熱帯の分布図]]
熱帯は、一年中、暑くて雨が多い。地域によって、'''雨季'''と'''乾季'''がある。日射量が多いため、もっとも寒い月でも平均気温が18度を下回ることがなく、一年を通して気温の変化がほとんどない。そのため、四季ははっきりしない。一年中高い気温のため、上昇気流が発生して低気圧が生まれる。この低気圧が大量の雨をもたらすため、降水量も多い。
分布場所は、おもに、赤道から北回帰線・南回帰線の間にある。インドネシアなどの東南アジアの島々の熱帯雨林や、南アメリカ大陸の'''アマゾン川'''の流域の'''熱帯雨林'''や、アフリカ州のケニアの草原('''サバナ''')などがある。
{{clear}}
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 熱帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''熱帯雨林気候'''</SPAN>
|年中、雨が多い。<br>密林。||アマゾン川流域<br />東南アジアなど
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''サバナ気候'''</SPAN>
|雨季と乾季がある。<br>サバナという長い草の草原。||アフリカのケニア
|-
|}
熱帯は2つに分かれる。年中、雨が多く、森林が多く広葉樹のしげる'''熱帯雨林気候'''が一つ。もう一つは、雨季と乾季があり、木々はまばらで、草地('''サバナ''')の多い'''サバナ気候'''にである。長い草が多くなる。
熱帯での農業では、米やカカオ(チョコレートの原料)や綿花など、成長期に多くの雨や水を必要とする作物が作られる事が多い。
=== 熱帯雨林気候 ===
[[Image:ClimateSingaporeSingapore.png|thumb|left|200px|シンガポールの雨温図]]
赤道直下の地域に分布していて年中多雨で気温の年較差は少ない。午後からはスコールと呼ばれる激しい雨が降る。数十メートルの高さにまでなる多種類の熱帯性植物がうっそうと{{ruby|茂|しげ|}}っておりこのような森林を'''{{ruby|熱帯雨林|ねったいうりん}}'''(tropical rainforest <ref>ターゲット編集部『英単語ターゲット1400 <nowiki>[5訂版]</nowiki>』、旺文社、2021年1月24日、P.362</ref>)と呼ぶ。
一年を通して高温多湿となるので、人々の衣服や住居は湿気を上手く逃がすようなものになっている。たくさんの雨が降るためにラテライトと呼ばれる鉱石の混じったやせた赤土に地面が覆われ、農業には向かない。しかし、{{ruby|焼畑農業|やきはた のうぎょう}}によって、キャッサバやタロイモ、ヤムイモなどの生産が伝統的に行われてきた。現在は'''プランテーション'''による天然ゴム・アブラヤシ・カカオの生産も盛んに行われているが、もともと農業に向かない土地であるため、プランテーションによる農業が熱帯雨林の破壊をもたらしている面もある。
この気候に属する、主な都市はシンガポール(シンガポール)、ジャカルタ(インドネシア)、クアラルンプール(マレーシア)である。
=== サバナ気候 ===
[[Image:ClimateBangkokThailand.PNG|thumb|left|200px|バンコクの雨温図]]
南回帰線から北回帰線の間の多くの地域に分布する。夏は雨の多い雨季となるが、冬は雨の降らない乾季になる。丈の高い草原の中に乾燥に強い樹木がまばらに生える、'''サバナ'''とよばれる草原が多く見られる。
人々の生活や農業は熱帯雨林気候と大体同じだが、ガンジス川の河口のバングラデシュや、メコン川流域のベトナム南部・カンボジア、チャオプラヤ川流域のタイなどでは米の二期作が行われており、生産量も多い。
この気候に属する主な都市は、ホーチミン(ベトナム)、バンコク(タイ)、リオデジャネイロ(ブラジル)である。
{{clear}}
== {{ruby|乾燥帯|かんそうたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 乾燥帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''乾<br />燥<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''砂漠気候'''</SPAN>
|雨がとても少ない。<br>わき水のオアシスしか水がない。||アラビア半島<br />アフリカ北部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ステップ気候'''</SPAN>
|雨が少しだけ降る。<br>ステップという短い草の草原。||砂漠の周辺<br />モンゴルなど
|}
降水量は非常に少ない。そのため、森林が育たない。雨が少なすぎて植物のまったく育たない{{ruby|砂漠
|さばく}}気候と、少しは雨が降るので草などにかぎり植物が育つステップ気候に分けられる。
年間・一日ともに気温差が大きい。回帰線近くの地域では夏は非常に暑く50度近くになることもあるが、冬は20度程度となる。比較的高緯度の地域では冬の気温が氷点下になることも珍しくない。内陸の草原地帯などは、雨が少ない地域では乾燥しているが、温度は砂漠ほどは暑くない場合もある。乾燥帯であるかの有無は、雨の量などが関わってくるので、すずしくても雨が少なければ乾燥帯の場合もある。
乾燥帯での農業は、砂漠・ステップともに、雨が少ないので、あまり盛んでは無いが、もし農業をする場合には、小麦などのやや乾燥に強い作物を育てる事が多い。
=== 砂漠気候 ===
[[Image:ClimateCairoEgypt.PNG|thumb|left|200px|カイロの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWh.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BWk.png|thumb|right|260px|none|砂漠気候の世界的な分布(BWk)]]
年間を通して雨がほとんど降らないため、植物は自生できない。このため、砂や岩石が広がる土地となっている。しかし、川の流域や'''オアシス'''とよばれる湧き水のあるところでは植物が自生することができる。
人々は強い日差しと砂嵐とよばれる砂を含む強い風を避けるために、体を覆う服を身に着ける。降水量が非常に少ないため、人々が生活する場所は川の流域や湧き水のあるところに限られており、そこではカレーズと呼ばれる地下水路で水を運んで農業を行ってきた。また、オアシスや大河の流域には交易の重要拠点となったところもあり、そこでは商業も盛んに行われてきた。砂漠の農業は、オアシスの周辺で行われ、小麦やなつめやしなどを育てる事が多い。
この気候に属する主な都市は、バグダッド(イラク)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、カイロ(エジプト)である。
乾燥帯は、主に緯度20度 〜 40度付近に分布する。
{{clear}}
=== ステップ気候 ===
[[Image:Koppen classification worldmap BSh.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSh)]]
[[Image:Koppen classification worldmap BSk.png|thumb|260px|left|ステップ気候の世界的な分布(BSk)]]
雨は少ないとはいえ、雨季には雨も降るため、ステップと呼ばれる丈の低い草の生える草原が広がる。
ステップ気候の位置は、砂漠の周辺にあることが多い。アフリカのサハラ砂漠の周辺や、アラビア半島の砂漠の周辺にも、ステップ気候の地域がある。
分布場所は、おもに砂漠気候からサバナ気候・温帯への移行地域に分布している。
また、モンゴルのような大陸の内陸でも、雨雲が届かず、雨が少ないので、ステップ気候である事が多い。
ステップ気候の住民の伝統的な生活では、山羊や羊などの家畜をともなって'''遊牧'''をしている事が多い。季節によって、草や水が多いところを求めて移動するからである。家畜の食べ物には、草を食べさせる。川や湖の近くでは農業や放牧・遊牧が行われてきた。しかし、近年では過剰な放牧や農地の拡大によって水がなくなったり、草が生えなくなったりして砂漠化が進んでいる地域もある。
この気候に属する主な都市は、ラホール(パキスタン)、ダカール(セネガル)である。
{{clear}}
== {{ruby|温帯|おんたい}} ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 温帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| rowspan="3" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温<br />帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''温暖湿潤気候'''</SPAN>
|季節風(モンスーン)がある。<br />夏は高温で雨が多い。冬は低温。<br>降水量は多い。||東アジア<br />北アメリカ南東部<br />南アメリカ南東部(パンパ)
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''西岸海洋性気候'''</SPAN>
|偏西風の影響で緯度のわりに気温は高め。<br />季節による温度差は温帯の中では小さい。<br>||ヨーロッパ州の西岸<br />北アメリカ州の西岸<br />オーストラリア南東部
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''地中海性気候'''</SPAN>
|夏は暑くて乾燥する。<br>冬は雨が多く降る。||イタリアなどの<br />地中海沿岸地域
|}
もっとも寒い時期でも氷点下になることは少ないが、夏は地域によっては熱帯と同じぐらいの暑さになることがある。このため、四季の変化に富み、多くの動物・植物が生息する。気温・降水量共に農業に適していることから、古代から現代に至るまで農業や産業の発展した地域が多い。
雨の降りかたなどによって、気候の区分が、次の3つの、'''{{ruby|温暖湿潤気候|おんだん しつじゅん きこう}}'''、'''{{ruby|西岸海洋性気候|せいがん かいようせい きこう}}'''、'''{{ruby|地中海性気候|ちちゅうかいせい きこう}}'''に分けられる。
* '''温暖湿潤気候'''
温帯の中でも日本のように、1年間を通して気温の変化が大きく、降水量も多い気候を'''温暖湿潤気候'''とよぶ。
* '''西岸海洋性気候'''
ヨーロッパの大西洋沿岸では、偏西風の影響のため、1年間を通して降水量の変化が小さい。このヨーロッパの大西洋沿岸の一帯のような気候のことを'''西岸海洋性気候'''(せいがん かいようせい きこう)という。日本では道南地方の室蘭市と日高地方で分布している。一年間を通して、雨が降る。
* '''地中海性気候'''
イタリアなどの、ヨーロッパ州とアフリカ州の間にある地中海の周辺の国に多い気候である。夏には乾燥するが、冬は偏西風のために雨が降る。
=== 温暖湿潤気候 ===
[[Image:ClimateTokyoJapan.png|thumb|200px|left|東京の雨温図]]
[[Image:Subtropicworldmap.png|thumb|260px|温暖湿潤気候の世界的な分布]]
温帯モンスーン気候または温帯湿潤気候ということもある。主に中緯度の大陸東岸に分布する。
この気候に属する主な都市は、東京(日本)、シャンハイ(中国)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)である。
季節風の影響を強く受けるため、温帯の中で四季の変化が、もっともはっきりしている。
日本や、周辺の東アジア諸国での温暖湿潤気候での季節ごとに変化する原因は、季節によって風向きが変わる'''{{ruby|季節風|きせつふう}}'''が気候に影響を与えるためである。
夏は低緯度の海からの風を受けるために高温多湿となるが、冬は高緯度の大陸からの風を受けるために乾燥した寒い季節となる(しかし、0度を下回ることは少ない)。また、夏には台風のような[[w:熱帯低気圧|熱帯低気圧]]に襲われることもある。
夏は暑く、冬は寒いので、ここに住む人々はそれぞれの季節にあうような生活スタイルを作っていった。例えば日本の伝統的な衣服は夏は涼しく、冬は暖かくなるような素材が好まれた。豊かな水と適度な気温のため、農業に適している。日本などの東アジア周辺では米作りが盛んである。バナナなどの暑い気候でしか作れないものなど以外は、ほとんど栽培可能。
温帯の植物は、いっぱんに、広葉樹林と針葉樹林が混合している。
また、アルゼンチンのパンパ・アメリカのプレーリーのように豊かな草原地帯もある。パンパやプレーリーでは放牧も盛んに行われている。
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=== 西岸海洋性気候 ===
[[画像:German Climate Stuttgart.png|thumb|left|200px|シュツットガルト(Cfb)の雨温図]]
[[画像:Koppen classification worldmap CfbCfc.png|thumb|260px|西岸海洋性気候の地域の世界的な分布]]
この気候に属する主な都市は、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、メルボルン(オーストラリア)である。ちなみに日本でも北海道の室蘭市と日高地方が属している。
大陸西岸の高緯度地方(緯度40度 - 60度付近)に分布する。西ヨーロッパの多くはこの気候に属している。温暖湿潤気候などと比べると、西岸海洋性気候の気温の年間の変化は小さい。夏はあまり暑くならずすごしやすい。冬は長く寒いが、暖流からの'''{{ruby|偏西風|へんせいふう}}'''の影響を受けるため、緯度のわりに冷え込みはきびしくない。例えばロンドンやパリは、サハリン(樺太)と同じ緯度だが、冬の平均気温は5度くらいで東京よりも少し寒いぐらいである。また、降水量は一年を通して一定である。
落葉広葉樹や針葉樹林もあるが、牧草も育ちやすい。牧畜に適している地域であるため、農業と牧畜を組み合わせた混合農業が盛んに行われてきた。例えばフランスは小麦の生産が盛んな国であるが、チーズなどの乳製品の生産量も多い。
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=== 地中海性気候 ===
[[ファイル:Climograma Santiago.png|thumb|left|200px|サンティアゴの雨温図]]
[[ファイル:KoppenclassificationworldmapCs.png|thumb|260px|地中海性気候 (Cs) の世界的な分布]]
イタリアのような地中海沿岸が中心だが、南北アメリカ大陸の西側にも見られる。夏は乾燥帯なみに乾燥するが、冬には雨が降る。また、ヨーロッパ州の沿岸の場合、大西洋沿岸には暖流の北大西洋海流が流れているので、緯度の割には温かい。冬はあまり気温が下がらないため、{{ruby|常緑広葉樹林|じょうりょくこうようじゅりん}}となる。
赤土やテラロッサと呼ばれる石灰岩が風化してできた土に覆われているため、土地はあまり豊かではない。しかし、夏の強い乾燥に耐えられるオレンジ・レモンなどの柑橘類やぶどう、オリーブの生産が盛んで、雨の降る冬に小麦を栽培する。こうした農業を{{ruby|地中海式農業|ちちゅうかいしきのうぎょう}}という。また、日光の少ない地域の人々が夏にやってくることも多いため、リゾート地として有名なところも多い。
この気候に属する主な都市は、ローマ(イタリア)、アテネ(ギリシャ)、サンフランシスコ(アメリカ)である。
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== {{ruby|亜寒帯|あかんたい}}({{ruby|冷帯|れいたい}}) ==
{| class="wikitable" style="float:right;background:#fff"
|+ 寒帯と亜寒帯の種類
! colspan="2" | '''気候名''' ||'''{{ruby|特徴|とくちょう}}''' ||'''場所'''
|-
| colspan="2" | <SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''亜寒帯(冷帯)'''</SPAN>
|タイガ。針葉樹。<br>冬は長くて寒く、特に真冬はかなり低温となるが、<br>夏は比較的暑い。||シベリア中部、<br>アラスカ中部、<br>カナダ中部など
|-
| rowspan="2" |<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''寒<br>帯'''</SPAN>
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''ツンドラ気候'''</SPAN>
|ツンドラ。コケ類。<br>地中は永久凍土。||シベリア北部、<br>アラスカ北部、<br>カナダ北部など
|-
|<SPAN STYLE="FONT-WEIGHT:NORMAL;">'''氷雪気候'''</SPAN>
|年中、氷雪。<br>植物は育たない。||南極大陸や北極
|}
[[Image:ClimateMoscowRussia.PNG|thumb|left|200px|モスクワの雨温図]]
[[Image:Koppen classification worldmap Dw.png|thumb|left|260px|亜寒帯冬季少雨気候 (Dw) の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap Df.png|thumb|260px|亜寒帯湿潤気候 (Df) の世界的な分布]]
シベリアのような気候である。冬は長く、特に真冬は寒さがとても厳しいが、夏は気温が上がり、天気が良ければかなり暑くなる。夏には気温が高くなるため、樹木も育つ。
森林には、針葉樹やシラカバなどの木々が多い。
亜寒帯での針葉樹林のことを'''タイガ'''といい、これが多く分布する。
ユーラシア大陸の北部や、北アメリカ大陸の北部に多く見られる気候である。ロシアの首都のモスクワの気候も亜寒帯である。亜寒帯の分布地域は、中国北東部・朝鮮半島北部・ロシアの半分以上・アメリカ北部からカナダにかけての地域など、おおむね緯度40度以上の高緯度地域に分布する。
季節は、温帯と同様に、四季が見られるが、夏は温帯ほどではないがやはり暑くなる。また、夏は日照時間が長いため昼夜の気温差が大きいのも特徴であり、特に内陸地方では昼にかけては暑くなるが、朝夜は一転して冷え込む。冬の平均気温は0度を下回るのが普通である。
季節による、1年間の夏と冬との温度差が大きい。特に中国の北京のように、夏と冬の気温差が40度近くもあるところも存在する。
冬の寒さが厳しい気候なので、人々は寒さ対策を行ってきた。朝鮮半島の[[w:オンドル|オンドル]]はその典型例である。春から夏にかけては比較的温暖なので、その時期に小麦を栽培することが多い。特にロシア南部の黒土地帯は世界有数の小麦生産地帯である。また、寒さに強い、カブ・ソバ・ライ麦・ジャガイモの生産も盛んである。また、タイガは豊かな針葉樹林地帯であるので、林業も盛んである。
この気候に属する主な都市は、札幌(日本)、ペキン(中国)、モスクワ(ロシア)である。
細かくは、亜寒帯には{{ruby|亜寒帯冬季少雨気候|あかんたいとうきしょううきこう}}や{{ruby|亜寒帯湿潤気候|あかんたいしつじゅんきこう}}などがあるが、中学校ではあまりこの区別は重要ではない。
{{clear}}
== {{ruby|寒帯|かんたい}} ==
[[Image:Koppen classification worldmap ET.png|thumb|left|260px|ツンドラ気候(ET)の世界的な分布]]
[[Image:Koppen classification worldmap EF.png|thumb|left|260px|氷雪気候(EF)の世界的な分布]]
年間を通して寒い場所であり、氷がほとんど溶けない。'''ツンドラ地帯'''では夏の間だけは氷や雪には閉ざされないが、暑くはならず、季節ごとの温度差もあるが、真夏でさえ、気温が0度未満の地域もある。
地面が凍ってしまうので、木々は育たない。
ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北部、グリーンランド、南極大陸に分布する。夏でも平均気温は10度を上回ることはない。このため、樹木は育つことができず、夏にコケなどが育つ程度である。氷雪地帯では一切の植物が育たない。土地も凍りついている、永久凍土とよばれる土地に覆われている。ただし、夏の間だけ表面がとけてコケなどが育つところもあり、そうしたところを'''ツンドラ'''という。
細かくは、寒帯にはツンドラ気候・氷雪気候がある。
=== ツンドラ気候 ===
カナダの北部、ロシアの北部やノルウェーの北部では、寒帯の中では、比較的暖かい地域であり、夏には気温が0度を上回り、氷が溶ける場合もある。寒帯の中では、暖かいと言っても、あくまで「寒帯の中では」という限定つきであり、温帯や亜寒帯と比べると低温である。
さて、寒帯でも、夏に氷が溶ける場所では、コケや草が生える。このような夏に氷が溶けてコケや草が生えた地域を'''ツンドラ'''という。このような気候をツンドラ気候という。
ツンドラ地帯ではコケなどが生息しているため、トナカイなどを遊牧することで生活する人々もいる。
この気候に属する主な都市は、バロー(アメリカ合衆国アラスカ州)などであるが、人口は数千人程度である。
=== 氷雪気候 ===
グリーンランドや{{ruby|南極大陸|なんきょくたいりく}}など、もっとも寒いところでは夏でも気温が0度を大きく下回り、夏でも氷が溶けない。1年中ずっと、地面が雪や氷に覆われている。そのため、植物が育たない。農業はまったくできず、この環境の中で生きている動物も限られている。
砂漠とならんで人間が住むには非常に厳しい場所のため、大きな都市は存在しない。南極に昭和基地などの{{ruby|観測用基地|かんそくようきち}}が、またはグリーンランドなどにイヌイットの集落があるくらいである。
ちなみに、イヌイットの家のことを、'''イグル'''ーと言う。
[[カテゴリ:中学校地理|きこう]]
[[カテゴリ:気候]]
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生成文法/フランス語
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2025-06-26T07:09:52Z
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text/x-wiki
フランス語は、日本語や韓国語の母語話者からみると、英語とよく似ている、と考えられます。しかしよく見ると多くの点で異なり例えば
(1) 英語の there 構文
:a. There is a book on the shelf.
:b. There are many books on the shelf.
(2) フランス語の il y a 構文
:a. Il y a une livre.
:b. Il y a quelque livres.
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[[カテゴリ:フランス語]]
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生成文法/変換文法
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2025-06-26T07:58:04Z
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text/x-wiki
句構造文法は有限状態文法よりは強い生成力を持ちますが自然言語を定義するには十分な生成力を備えていません。チョムスキーは「文に対する弱生成力と構造記述に対する強生成力」と言いましたが、有限状態文法は弱生成力すら備えず、句構造文法は強生成力の点で問題があります。
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[[カテゴリ:生成文法]]
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生成文法/言語学・数学・哲学の必要事項
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text/x-wiki
生成文法の文献では、言語学の概念だけでなく、形式化のために数学、特に論理表現がよく用いられます。また、生成文法の方法論を科学哲学の側面から検討することもよく行われます。
そこで、必要となる言語学、数学、哲学の概念を取り上げ、説明します。
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[[カテゴリ:生成文法]]
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生成文法/システム
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text/x-wiki
フェルディナン・ド・ソシュール以来、現代言語学では個々の独立した要素の集まりではなく、全体の中で他の要素との対立関係において価値・機能が与えられ、そういった全体を言語であると考えます。このような考え方は言語を「システム(体系)」と見る考え方です。
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[[カテゴリ:生成文法]]
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Wikijunior:算数の図形/三角形の作図
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Tomzo
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text/x-wiki
:もし1辺とそれぞれの端2つの角度が分かっていれば、両端からそれぞれ角度をなすように線を伸ばし、交わるまで伸ばせば三角形ができる。
:もし2辺とその2辺がなす角度が分かっていれば、2つの辺のそれぞれ交わっていない方の{{点}}2つを結べば三角形ができる。
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[[カテゴリ:算数 (ウィキジュニア)]]
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売春防止法第6条
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Fukupow
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/* 解説 */ 加筆
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text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール売春防止法]]>売春防止法第6条
== 条文 ==
(周旋等)
; 第6条
# 売春の周旋をした者は、2年以下の懲役又は5万円以下の罰金に処する。
# 売春の周旋をする目的で、次の各号の一に該当する行為をした者の処罰も、前項と同様とする。
## 人を売春の相手方となるように勧誘すること。
## 売春の相手方となるように勧誘するため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
## 広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること。
== 解説 ==
本条は、売春の周旋または周旋の目的による勧誘行為などを処罰する規定である。第1項では周旋行為を規定し、第2項では売春の周旋をするための準備行為のうち、風紀を乱し公衆に迷惑を及ぼすものについて規定している。
=== 第1項 ===
「'''周旋'''」とは、売春をする者とその相手方との間に立って、売春が行われるように仲介することをいう。あらかじめ双方から依頼がある場合だけでなく、一方から依頼があってその依頼に合致する相手方を探して承諾を取り付ける場合も周旋に当たる。ただし、売春をしようとする者から依頼を受け、相手方となりそうな者を勧誘したが周旋に応じなかった場合には、第1項ではなく第2項第1号の処罰対象となる。
=== 第2項 ===
第2項は、売春の周旋をするための準備行為を犯罪として規定したものである。
本項各号の規定は、[[売春防止法第5条|本法5条]]に規定する各行為とほぼ対応している。本項では「'''公衆の目にふれるような方法で'''」という方法の制限が置かれていないが、これは周旋行為はいかなる行為であっても処罰しようと意図するものである。
== 参照条文 ==
== 判例 ==
* 最高裁判所第三小法廷決定、昭和37年12月18日、昭和37年(あ)第1838号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=61365 売春防止法違反]』、最高裁判所裁判集刑事149号217頁。
* 最高裁判所第一小法廷決定、平成23年8月24日、平成22年(あ)第1721号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=81556 売春防止法違反被告事件]』、最高裁判所刑事判例集65巻5号889頁。
{{前後
|[[コンメンタール売春防止法]]
|売春防止法第6条<br>(周旋等)
|[[売春防止法第5条]]<br>(勧誘等)
|[[売春防止法第7条]]<br>(困惑等による売春)
}}
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[[category:売春防止法|06]]
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2025-06-26T00:58:28Z
Fukupow
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/* 第2項 */ 微修正
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text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール売春防止法]]>売春防止法第6条
== 条文 ==
(周旋等)
; 第6条
# 売春の周旋をした者は、2年以下の懲役又は5万円以下の罰金に処する。
# 売春の周旋をする目的で、次の各号の一に該当する行為をした者の処罰も、前項と同様とする。
## 人を売春の相手方となるように勧誘すること。
## 売春の相手方となるように勧誘するため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
## 広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること。
== 解説 ==
本条は、売春の周旋または周旋の目的による勧誘行為などを処罰する規定である。第1項では周旋行為を規定し、第2項では売春の周旋をするための準備行為のうち、風紀を乱し公衆に迷惑を及ぼすものについて規定している。
=== 第1項 ===
「'''周旋'''」とは、売春をする者とその相手方との間に立って、売春が行われるように仲介することをいう。あらかじめ双方から依頼がある場合だけでなく、一方から依頼があってその依頼に合致する相手方を探して承諾を取り付ける場合も周旋に当たる。ただし、売春をしようとする者から依頼を受け、相手方となりそうな者を勧誘したが周旋に応じなかった場合には、第1項ではなく第2項第1号の処罰対象となる。
=== 第2項 ===
第2項は、売春の周旋をするための準備行為を犯罪として規定したものである。
本項各号の規定は、[[売春防止法第5条|本法5条]]に規定する各行為とほぼ対応している。本項では「'''公衆の目にふれるような方法で'''」という方法の制限が置かれていないが、これは周旋行為はいかなる方法であっても処罰しようと意図するものである。
== 参照条文 ==
== 判例 ==
* 最高裁判所第三小法廷決定、昭和37年12月18日、昭和37年(あ)第1838号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=61365 売春防止法違反]』、最高裁判所裁判集刑事149号217頁。
* 最高裁判所第一小法廷決定、平成23年8月24日、平成22年(あ)第1721号、『[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=81556 売春防止法違反被告事件]』、最高裁判所刑事判例集65巻5号889頁。
{{前後
|[[コンメンタール売春防止法]]
|売春防止法第6条<br>(周旋等)
|[[売春防止法第5条]]<br>(勧誘等)
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[[category:売春防止法|06]]
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詐欺
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Tomzo
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text/x-wiki
{{wikipedia}}
{{wikipedia|詐欺による意思表示}}
{{wikipedia|詐欺罪}}
'''詐欺''' - リンクが本ページに転送される場合、転送元の内容に合わせて、転送元のリンクを各々以下の参照ページを転送先として更新してください。
*民事法の制度については[[詐欺 (民法)]]参照。
*刑事法の犯罪については[[詐欺罪]]参照。
*犯罪学・刑事学の類型としては[[詐欺 (犯罪学)]]参照。
[[category:水先案内のページ|さき]]
[[Category:法学|さき]]
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フランス史
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にじいろぼーる9
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/* 先史時代 */校正
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text/x-wiki
==先史時代==
1940年、フランス南西部のラスコー洞窟において、近隣の少年たちが飼い犬を追って偶然、洞窟の壁に描かれた壁画を発見した。この壁画は、約2万年前にフランスに定住していた先史時代のクロマニョン人によって描かれたものであり、当時の野生動物(牛や鹿など)の狩猟の様子が描かれている。
==ガリア時代==
===ガリアの成立とカエサルのガリア遠征===
紀元前4世紀、イタリア北部に定住していた部族ガリア人がローマの領土拡大に伴い、アルプス山脈を越えて現在のフランス・ベルギー地域に定住した。
紀元前58年、現在のイタリアを支配していた共和制ローマの軍人、ガイウス・ユリウス・カエサルがガリア人たちが定住する地域へと遠征を始める。一般にこれをカエサルのガリア遠征といい、この遠征は紀元前51年まで計8回行われた。ガリア側はウェルキンゲトリクスの指導のもと抗戦を続けたが、やがて敗北し、ガリア地域は共和制ローマの属州として編入された。そうした経緯からウェルキンゲトリクスはしばしフランス最初の英雄と称される。(1959年にルネ・ゴシニとアルベール・ユデルゾによって発表された、古代ローマ時代のガリアを題材にした人気漫画「アステリックス」の主人公はウェルキンゲトリクスに由来する。)
またこの一連のガリア遠征を指揮したカエサルはその経過を「ガリア戦記」として著した。
その後、ローマ帝国期のガリアは、平穏を保ちながらローマからの文明を享受し、ローマ化が進められた。
==フランク王国==
===フランク族の登場とメロヴィング朝の成立===
4世紀になると、ゲルマン民族の大移動が起こり、ローマ帝国が衰退していく。その中でも現在のフランス・ベルギー地域に進出したゲルマン民族たちはフランク人と呼ばれた。彼らはやがてクローヴィス1世によって統一され、彼を国王とするメロヴィング朝フランク王国を成立させる。またメロヴィング朝が支配していた旧ローマ帝国領の住人たちがキリスト教カトリックを信仰していたことから、カトリックを受容し、またクローヴィス自身もカトリックの洗礼を受けるなどした。
===西ゴート王国===
5世紀頃になると、ゲルマン民族の大移動の影響を受け、現在のフランス南西部からイベリア半島にかけて西ゴート族の王ワリアによる西ゴート王国が成立した。
しかし507年、クローヴィス率いるメロヴィング朝によってフランス地域を追われ、以降、西ゴート王国はイベリア半島に王国を移した。
===クローヴィス1世の死没と分裂===
511年、クローヴィス1世が没すると、王国はクローヴィスの4人の息子たちによって分割された。またその息子たちが没すると、彼らの息子たち(クローヴィスの孫たち)によってさらに分割されるなどして、王国の土地は分割・世襲されていった。
しかしその後、微分的に王国が分割されていったかというと、そうではなく、クローヴィスの息子たちの中で最後に生き残ったクロタール1世が561年に没する頃や、613年にクロタール2世が統治していた頃などでは、再統一されるなどしていた。
===衰退===
7世紀頃になると、地方豪族が台頭し、また王国の財政を執り仕切る宮宰が実権を持つようになる。
特に宮宰のカロリング家のピピン2世が宮宰となった頃にはメロヴィンング朝の多くの宮宰のポストをカロリング家が占め、またピピン2世の息子であるカール・マルテルが、イベリア半島から北進してくるイスラーム帝国との戦闘である、トゥール・ポワティエ間の戦いに勝利するなど、国内でカロリング家の評価を高めていった。
8世紀になるとカール・マルテルの息子であるピピン3世が、当時のローマ教皇である聖ザカリアスの支援を受け、メロヴィング朝の国王であったキルデリク3世を廃して王位を簒奪し、カロリング朝を成立させる。
ここに約300年続いたメロヴィング朝は消滅した。
===メロヴィング朝の国王一覧===
{| class="wikitable"
|+ メロヴィング朝の国王一覧
|-
! 代数 !! 名前 !! 在位
|-
| 初代 || クローヴィス1世 || 481 ~ 511
|-
| 2代目 || クロタール1世 || 558 ~ 661
|-
| 3代目 || クロタール2世 || 613 ~ 629
|-
| 4代目 || ダゴベルト1世 || 629 ~ 630
|-
| 5代目 || クローヴィス2世 || 639 ~ 658
|-
| 6代目 || クロタール3世 || 658 ~ 673
|-
| 7代目 || キルデリク2世 || 673 ~ 675
|-
| 8代目 || テウデリク3世 || 679 ~ 690
|-
| 9代目 || クローヴィス4世 || 690 ~ 694
|-
| 10代目 || キルデベルト3世 || 694 ~ 711
|-
| 11代目 || ダゴベルト3世 || 711 ~ 715
|-
| 12代目 || キルペリク2世 || 715 ~ 721
|-
| 13代目 || テウデリク4世 || 721 ~ 737
|-
| 14代目 || キルデリク3世 || 743 ~ 751
|}
==カロリング朝==
===ピピン3世の治世===
メロヴィング朝を簒奪する形で成立したカロリング朝は、774年に当時のローマ教皇ステファヌス3世の要請を受け、現在のイタリアに成立したランゴバルト王国に侵攻を開始する。この折、ピピン3世はこの戦いを通じて得たラヴェンナ地方をローマ教皇に寄進する、いわゆる「ピピンの寄進」が起こった。
===カール大帝の治世===
768年にピピン3世が没すると、彼の息子であるカールが即位した。カールはピピン3世の頃より行われていたランゴバルト王国との戦争に続き、772年にヴィドゥキントが治めるドイツのザクセン地方やバイエルン地方への侵攻も開始する。またイベリア半島に成立したイスラーム王朝である後ウマイヤ朝へも遠征を行った。
797年、東ローマ帝国でローマ皇帝史上初となる女帝エイレーネが即位するが、ローマ帝国の西側地域ではそれを僭称とし、現状のローマ帝位は空位であるとした。800年、ローマ教皇レオ3世によってカールはローマ皇帝に戴冠する。
このように生涯多くの時間を戦役に費やしたカールが814年に没する頃、カロリング朝の領土は、ブルターニュを除く現在のフランス、ベネルクス、スイス、スペイン北部、ドイツ西部から中央部、そしてイタリアの北部から中央部にかけて広大に拡がっていった。こうした業績からカールは、カール大帝と呼ばれるようになった。
カール治世下のフランスではカロリング・ルネサンスと呼ばれる文化の隆盛があった。
===ヴェルダン条約とメルセン条約===
814年にカールが没すると、彼の息子であるルートヴィヒ1世がその広大な領土を継承するも、817年に帝国整序令を出し、彼の長男ロタール1世を共治帝とし、次男のピピンにアキテーヌを、末っ子のルートヴィヒ2世にバイエルンを統治させた。
しかしルートヴィヒ1世が840年に没すると、ロタール、ピピン、ルートヴィヒ2世らによる内紛が勃発する。この内紛は結果的に843年のヴェルダン条約と870年のメルセン条約が結ばれた。
ヴェルダン条約ではロタール1世がフランク王国の皇帝位とフランスの中部に成立した中部フランク王国の領土を継承した。メルセン条約では中部フランク王国を東西にそれぞれ東フランク、西フランク王国が分割した。特にメルセン条約によって分割された地域は、後のドイツ、フランス、イタリアの原形となった。
===カロリング朝の国王一覧===
{| class="wikitable"
|+ カロリング朝の国王一覧
|-
! 代数 !! 名前 !! 在位
|-
| 初代 || ピピン3世 || 751 ~ 768
|-
| 2代目 || カール大帝 || 768 ~ 813
|-
| 3代目 || ルートヴィヒ1世 || 813 ~ 840
|}
===東西フランク王国===
東西フランク王国は、ヴェルダン条約とメルケン条約に基づき、カロリング王家が東はルートヴィヒ2世によってドイツ、西はシャルル2世によってフランス地域を支配したが、東フランクでは911年に、また西フランクでは987年にカロリング王家の血統が断絶してしまい、それにより西フランクは滅び、東フランクでは選挙王政が行われた。
==カペー朝==
==ブルボン朝==
==フランス大革命==
==第1共和制==
==第1帝政==
==復古王政==
==7月王政==
==第2共和制==
==第2帝政==
==第3共和制==
==自由フランスとヴィシー政権==
==第4共和制==
==第5共和制==
[[カテゴリ:フランス史|*]]
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にじいろぼーる9
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/* メロヴィング朝の国王一覧 */
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text/x-wiki
==先史時代==
1940年、フランス南西部のラスコー洞窟において、近隣の少年たちが飼い犬を追って偶然、洞窟の壁に描かれた壁画を発見した。この壁画は、約2万年前にフランスに定住していた先史時代のクロマニョン人によって描かれたものであり、当時の野生動物(牛や鹿など)の狩猟の様子が描かれている。
==ガリア時代==
===ガリアの成立とカエサルのガリア遠征===
紀元前4世紀、イタリア北部に定住していた部族ガリア人がローマの領土拡大に伴い、アルプス山脈を越えて現在のフランス・ベルギー地域に定住した。
紀元前58年、現在のイタリアを支配していた共和制ローマの軍人、ガイウス・ユリウス・カエサルがガリア人たちが定住する地域へと遠征を始める。一般にこれをカエサルのガリア遠征といい、この遠征は紀元前51年まで計8回行われた。ガリア側はウェルキンゲトリクスの指導のもと抗戦を続けたが、やがて敗北し、ガリア地域は共和制ローマの属州として編入された。そうした経緯からウェルキンゲトリクスはしばしフランス最初の英雄と称される。(1959年にルネ・ゴシニとアルベール・ユデルゾによって発表された、古代ローマ時代のガリアを題材にした人気漫画「アステリックス」の主人公はウェルキンゲトリクスに由来する。)
またこの一連のガリア遠征を指揮したカエサルはその経過を「ガリア戦記」として著した。
その後、ローマ帝国期のガリアは、平穏を保ちながらローマからの文明を享受し、ローマ化が進められた。
==フランク王国==
===フランク族の登場とメロヴィング朝の成立===
4世紀になると、ゲルマン民族の大移動が起こり、ローマ帝国が衰退していく。その中でも現在のフランス・ベルギー地域に進出したゲルマン民族たちはフランク人と呼ばれた。彼らはやがてクローヴィス1世によって統一され、彼を国王とするメロヴィング朝フランク王国を成立させる。またメロヴィング朝が支配していた旧ローマ帝国領の住人たちがキリスト教カトリックを信仰していたことから、カトリックを受容し、またクローヴィス自身もカトリックの洗礼を受けるなどした。
===西ゴート王国===
5世紀頃になると、ゲルマン民族の大移動の影響を受け、現在のフランス南西部からイベリア半島にかけて西ゴート族の王ワリアによる西ゴート王国が成立した。
しかし507年、クローヴィス率いるメロヴィング朝によってフランス地域を追われ、以降、西ゴート王国はイベリア半島に王国を移した。
===クローヴィス1世の死没と分裂===
511年、クローヴィス1世が没すると、王国はクローヴィスの4人の息子たちによって分割された。またその息子たちが没すると、彼らの息子たち(クローヴィスの孫たち)によってさらに分割されるなどして、王国の土地は分割・世襲されていった。
しかしその後、微分的に王国が分割されていったかというと、そうではなく、クローヴィスの息子たちの中で最後に生き残ったクロタール1世が561年に没する頃や、613年にクロタール2世が統治していた頃などでは、再統一されるなどしていた。
===衰退===
7世紀頃になると、地方豪族が台頭し、また王国の財政を執り仕切る宮宰が実権を持つようになる。
特に宮宰のカロリング家のピピン2世が宮宰となった頃にはメロヴィンング朝の多くの宮宰のポストをカロリング家が占め、またピピン2世の息子であるカール・マルテルが、イベリア半島から北進してくるイスラーム帝国との戦闘である、トゥール・ポワティエ間の戦いに勝利するなど、国内でカロリング家の評価を高めていった。
8世紀になるとカール・マルテルの息子であるピピン3世が、当時のローマ教皇である聖ザカリアスの支援を受け、メロヴィング朝の国王であったキルデリク3世を廃して王位を簒奪し、カロリング朝を成立させる。
ここに約300年続いたメロヴィング朝は消滅した。
===メロヴィング朝の国王一覧===
{| class="wikitable"
|+ メロヴィング朝の国王一覧
|-
! 代数 !! 名前 !! 在位
|-
| 初代 || クローヴィス1世 || 481 ~ 511
|-
| 2代目 || クロタール1世 || 558 ~ 661
|-
| 3代目 || クロタール2世 || 613 ~ 629
|-
| 4代目 || ダゴベルト1世 || 629 ~ 630
|-
| 5代目 || クローヴィス2世 || 639 ~ 658
|-
| 6代目 || クロタール3世 || 658 ~ 673
|-
| 7代目 || キルデリク2世 || 673 ~ 675
|-
| 8代目 || テウデリク3世 || 679 ~ 690
|-
| 9代目 || クローヴィス4世 || 690 ~ 694
|-
| 10代目 || キルデベルト3世 || 694~ 711
|-
| 11代目 || ダゴベルト3世 || 711 ~ 715
|-
| 12代目 || キルペリク2世 || 715 ~ 721
|-
| 13代目 || テウデリク4世 || 721 ~ 737
|-
| 14代目 || キルデリク3世 || 743 ~ 751
|}
==カロリング朝==
===ピピン3世の治世===
メロヴィング朝を簒奪する形で成立したカロリング朝は、774年に当時のローマ教皇ステファヌス3世の要請を受け、現在のイタリアに成立したランゴバルト王国に侵攻を開始する。この折、ピピン3世はこの戦いを通じて得たラヴェンナ地方をローマ教皇に寄進する、いわゆる「ピピンの寄進」が起こった。
===カール大帝の治世===
768年にピピン3世が没すると、彼の息子であるカールが即位した。カールはピピン3世の頃より行われていたランゴバルト王国との戦争に続き、772年にヴィドゥキントが治めるドイツのザクセン地方やバイエルン地方への侵攻も開始する。またイベリア半島に成立したイスラーム王朝である後ウマイヤ朝へも遠征を行った。
797年、東ローマ帝国でローマ皇帝史上初となる女帝エイレーネが即位するが、ローマ帝国の西側地域ではそれを僭称とし、現状のローマ帝位は空位であるとした。800年、ローマ教皇レオ3世によってカールはローマ皇帝に戴冠する。
このように生涯多くの時間を戦役に費やしたカールが814年に没する頃、カロリング朝の領土は、ブルターニュを除く現在のフランス、ベネルクス、スイス、スペイン北部、ドイツ西部から中央部、そしてイタリアの北部から中央部にかけて広大に拡がっていった。こうした業績からカールは、カール大帝と呼ばれるようになった。
カール治世下のフランスではカロリング・ルネサンスと呼ばれる文化の隆盛があった。
===ヴェルダン条約とメルセン条約===
814年にカールが没すると、彼の息子であるルートヴィヒ1世がその広大な領土を継承するも、817年に帝国整序令を出し、彼の長男ロタール1世を共治帝とし、次男のピピンにアキテーヌを、末っ子のルートヴィヒ2世にバイエルンを統治させた。
しかしルートヴィヒ1世が840年に没すると、ロタール、ピピン、ルートヴィヒ2世らによる内紛が勃発する。この内紛は結果的に843年のヴェルダン条約と870年のメルセン条約が結ばれた。
ヴェルダン条約ではロタール1世がフランク王国の皇帝位とフランスの中部に成立した中部フランク王国の領土を継承した。メルセン条約では中部フランク王国を東西にそれぞれ東フランク、西フランク王国が分割した。特にメルセン条約によって分割された地域は、後のドイツ、フランス、イタリアの原形となった。
===カロリング朝の国王一覧===
{| class="wikitable"
|+ カロリング朝の国王一覧
|-
! 代数 !! 名前 !! 在位
|-
| 初代 || ピピン3世 || 751 ~ 768
|-
| 2代目 || カール大帝 || 768 ~ 813
|-
| 3代目 || ルートヴィヒ1世 || 813 ~ 840
|}
===東西フランク王国===
東西フランク王国は、ヴェルダン条約とメルケン条約に基づき、カロリング王家が東はルートヴィヒ2世によってドイツ、西はシャルル2世によってフランス地域を支配したが、東フランクでは911年に、また西フランクでは987年にカロリング王家の血統が断絶してしまい、それにより西フランクは滅び、東フランクでは選挙王政が行われた。
==カペー朝==
==ブルボン朝==
==フランス大革命==
==第1共和制==
==第1帝政==
==復古王政==
==7月王政==
==第2共和制==
==第2帝政==
==第3共和制==
==自由フランスとヴィシー政権==
==第4共和制==
==第5共和制==
[[カテゴリ:フランス史|*]]
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にじいろぼーる9
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wikitext
text/x-wiki
==先史時代==
1940年、フランス南西部のラスコー洞窟において、近隣の少年たちが飼い犬を追って偶然、洞窟の壁に描かれた壁画を発見した。この壁画は、約2万年前にフランスに定住していた先史時代のクロマニョン人によって描かれたものであり、当時の野生動物(牛や鹿など)の狩猟の様子が描かれている。
==ガリア時代==
===ガリアの成立とカエサルのガリア遠征===
紀元前4世紀、イタリア北部に定住していた部族ガリア人がローマの領土拡大に伴い、アルプス山脈を越えて現在のフランス・ベルギー地域に定住した。
紀元前58年、現在のイタリアを支配していた共和制ローマの軍人、ガイウス・ユリウス・カエサルがガリア人たちが定住する地域へと遠征を始める。一般にこれをカエサルのガリア遠征といい、この遠征は紀元前51年まで計8回行われた。ガリア側はウェルキンゲトリクスの指導のもと抗戦を続けたが、やがて敗北し、ガリア地域は共和制ローマの属州として編入された。そうした経緯からウェルキンゲトリクスはしばしフランス最初の英雄と称される。(1959年にルネ・ゴシニとアルベール・ユデルゾによって発表された、古代ローマ時代のガリアを題材にした人気漫画「アステリックス」の主人公はウェルキンゲトリクスに由来する。)
またこの一連のガリア遠征を指揮したカエサルはその経過を「ガリア戦記」として著した。
その後、ローマ帝国期のガリアは、平穏を保ちながらローマからの文明を享受し、ローマ化が進められた。
==フランク王国==
===フランク族の登場とメロヴィング朝の成立===
4世紀になると、ゲルマン民族の大移動が起こり、ローマ帝国が衰退していく。その中でも現在のフランス・ベルギー地域に進出したゲルマン民族たちはフランク人と呼ばれた。彼らはやがてクローヴィス1世によって統一され、彼を国王とするメロヴィング朝フランク王国を成立させる。またメロヴィング朝が支配していた旧ローマ帝国領の住人たちがキリスト教カトリックを信仰していたことから、カトリックを受容し、またクローヴィス自身もカトリックの洗礼を受けるなどした。
===西ゴート王国===
5世紀頃になると、ゲルマン民族の大移動の影響を受け、現在のフランス南西部からイベリア半島にかけて西ゴート族の王ワリアによる西ゴート王国が成立した。
しかし507年、クローヴィス率いるメロヴィング朝によってフランス地域を追われ、以降、西ゴート王国はイベリア半島に王国を移した。
===クローヴィス1世の死没と分裂===
511年、クローヴィス1世が没すると、王国はクローヴィスの4人の息子たちによって分割された。またその息子たちが没すると、彼らの息子たち(クローヴィスの孫たち)によってさらに分割されるなどして、王国の土地は分割・世襲されていった。
しかしその後、微分的に王国が分割されていったかというと、そうではなく、クローヴィスの息子たちの中で最後に生き残ったクロタール1世が561年に没する頃や、613年にクロタール2世が統治していた頃などでは、再統一されるなどしていた。
===衰退===
7世紀頃になると、地方豪族が台頭し、また王国の財政を執り仕切る宮宰が実権を持つようになる。
特に宮宰のカロリング家のピピン2世が宮宰となった頃にはメロヴィンング朝の多くの宮宰のポストをカロリング家が占め、またピピン2世の息子であるカール・マルテルが、イベリア半島から北進してくるイスラーム帝国との戦闘である、トゥール・ポワティエ間の戦いに勝利するなど、国内でカロリング家の評価を高めていった。
8世紀になるとカール・マルテルの息子であるピピン3世が、当時のローマ教皇である聖ザカリアスの支援を受け、メロヴィング朝の国王であったキルデリク3世を廃して王位を簒奪し、カロリング朝を成立させる。
ここに約300年続いたメロヴィング朝は消滅した。
===メロヴィング朝の国王一覧===
{| class="wikitable"
|+ メロヴィング朝の国王一覧
|-
! 代数 !! 名前 !! 在位
|-
| 初代 || クローヴィス1世 || 481 ~ 511
|-
| 2代目 || クロタール1世 || 558 ~ 661
|-
| 3代目 || クロタール2世 || 613 ~ 629
|-
| 4代目 || ダゴベルト1世 || 629 ~ 630
|-
| 5代目 || クローヴィス2世 || 639 ~ 658
|-
| 6代目 || クロタール3世 || 658 ~ 673
|-
| 7代目 || キルデリク2世 || 673 ~ 675
|-
| 8代目 || テウデリク3世 || 679 ~ 690
|-
| 9代目 || クローヴィス4世 || 690 ~ 694
|-
| 10代目 || キルデベルト3世 || 694 ~ 711
|-
| 11代目 || ダゴベルト3世 || 711 ~ 715
|-
| 12代目 || キルペリク2世 || 715 ~ 721
|-
| 13代目 || テウデリク4世 || 721 ~ 737
|-
| 14代目 || キルデリク3世 || 743 ~ 751
|}
==カロリング朝==
===ピピン3世の治世===
メロヴィング朝を簒奪する形で成立したカロリング朝は、774年に当時のローマ教皇ステファヌス3世の要請を受け、現在のイタリアに成立したランゴバルト王国に侵攻を開始する。この折、ピピン3世はこの戦いを通じて得たラヴェンナ地方をローマ教皇に寄進する、いわゆる「ピピンの寄進」が起こった。
===カール大帝の治世===
768年にピピン3世が没すると、彼の息子であるカールが即位した。カールはピピン3世の頃より行われていたランゴバルト王国との戦争に続き、772年にヴィドゥキントが治めるドイツのザクセン地方やバイエルン地方への侵攻も開始する。またイベリア半島に成立したイスラーム王朝である後ウマイヤ朝へも遠征を行った。
797年、東ローマ帝国でローマ皇帝史上初となる女帝エイレーネが即位するが、ローマ帝国の西側地域ではそれを僭称とし、現状のローマ帝位は空位であるとした。800年、ローマ教皇レオ3世によってカールはローマ皇帝に戴冠する。
このように生涯多くの時間を戦役に費やしたカールが814年に没する頃、カロリング朝の領土は、ブルターニュを除く現在のフランス、ベネルクス、スイス、スペイン北部、ドイツ西部から中央部、そしてイタリアの北部から中央部にかけて広大に拡がっていった。こうした業績からカールは、カール大帝と呼ばれるようになった。
カール治世下のフランスではカロリング・ルネサンスと呼ばれる文化の隆盛があった。
===ヴェルダン条約とメルセン条約===
814年にカールが没すると、彼の息子であるルートヴィヒ1世がその広大な領土を継承するも、817年に帝国整序令を出し、彼の長男ロタール1世を共治帝とし、次男のピピンにアキテーヌを、末っ子のルートヴィヒ2世にバイエルンを統治させた。
しかしルートヴィヒ1世が840年に没すると、ロタール、ピピン、ルートヴィヒ2世らによる内紛が勃発する。この内紛は結果的に843年のヴェルダン条約と870年のメルセン条約が結ばれた。
ヴェルダン条約ではロタール1世がフランク王国の皇帝位とフランスの中部に成立した中部フランク王国の領土を継承した。メルセン条約では中部フランク王国を東西にそれぞれ東フランク、西フランク王国が分割した。特にメルセン条約によって分割された地域は、後のドイツ、フランス、イタリアの原形となった。
===カロリング朝の国王一覧===
{| class="wikitable"
|+ カロリング朝の国王一覧
|-
! 代数 !! 名前 !! 在位
|-
| 初代 || ピピン3世 || 751 ~ 768
|-
| 2代目 || カール大帝 || 768 ~ 813
|-
| 3代目 || ルートヴィヒ1世 || 813 ~ 840
|}
===東西フランク王国===
東西フランク王国は、ヴェルダン条約とメルケン条約に基づき、カロリング王家が東はルートヴィヒ2世によってドイツ、西はシャルル2世によってフランス地域を支配したが、東フランクでは911年に、また西フランクでは987年にカロリング王家の血統が断絶してしまい、それにより西フランクは滅び、東フランクでは選挙王政が行われた。
==カペー朝==
==ブルボン朝==
==フランス大革命==
==第1共和制==
==第1帝政==
==復古王政==
==7月王政==
==第2共和制==
==第2帝政==
==第3共和制==
==自由フランスとヴィシー政権==
==第4共和制==
==第5共和制==
[[カテゴリ:フランス史|*]]
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架空世界の作り方/この本で扱う架空世界について
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2025-06-25T20:50:56Z
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架空世界には大きく分けて二種類があります。
* アニメ・小説などの創作のために架空世界を作る。
* 架空世界を作ること自体を目的として作る。
この本は主に後者を対象として作っています。逆に架空世界を作ってからそれに合わせた小説を書いたりする方法も書きます。
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高等学校歴史総合/歴史のなかの16歳 集団就職 「金の卵」たちの時代
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2025-06-26T00:51:02Z
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過去執筆の事後処理(コラム本文大幅見直し)
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[[小学校・中学校・高等学校の学習]]>[[高等学校の学習]]>[[高等学校地理歴史]]>[[高等学校歴史総合]]>歴史のなかの16歳 集団就職 「金の卵」たちの時代
== 戦後の労働力移動と日本社会 ==
森進一は昭和時代の代表歌手として知られています。戦後の日本社会の様子が彼の人生と重なります。彼は母親と一緒に様々な地域で暮らしていました。彼が中学3年生になると、鹿児島県(母親の出生地)へ引っ越しました。中学校卒業後、彼は中卒として働くようになりました。当時、数多くの若者が地方から都会へ仕事を探しに行くために集団就職列車に乗りました。この集団就職列車に彼も乗りました。彼は長い時間をかけて大阪へ向かいました。1963年、4万4千人以上の中学校卒業生が九州地方などから関西地方・関東地方の企業へ就職しました。このような若者は大切な働き手として戦後日本の経済成長を支えました。このような時代の流れから彼の人生も大きく動き出しました。
[[カテゴリ:高等学校歴史総合]]
[[カテゴリ:日本の歴史]]
[[カテゴリ:20世紀]]
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2025-06-26T07:01:11Z
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/* 戦後の労働力移動と日本社会 */
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[[小学校・中学校・高等学校の学習]]>[[高等学校の学習]]>[[高等学校地理歴史]]>[[高等学校歴史総合]]>歴史のなかの16歳 集団就職 「金の卵」たちの時代
== 戦後の労働力移動と日本社会 ==
森進一は昭和時代の代表歌手として知られています。戦後の日本社会の様子が彼の人生と重なります。彼は母親と一緒に様々な地域で暮らしていました。彼が中学3年生になると、鹿児島県(母親の出生地)へ引っ越しました。中学校卒業後、彼は中卒として働くようになりました。当時、数多くの若者が地方から都会へ仕事を探しに行くために集団就職列車に乗りました。この集団就職列車に彼も乗りました。彼は長い時間をかけて大阪へ向かいました。1963年、4万4千人以上の中学校卒業生が九州地方などから関西地方・関東地方の企業へ就職しました。このような若者は大切な働き手として戦後日本の経済成長を支えました。このような時代の流れから彼の人生も大きく動き出しました。
日本の高度経済成長期は1950年代後半から始まりました。当時、重化学工業・繊維工業などが大量の労働者を求めていました。大都市の中学卒業生は主に高等学校・大学に進学しました。一方、地方の中学卒業生は経済的な理由などから高等学校・大学にあまり進学出来ませんでした。地方の中学卒業生は仕事を求めて大都市へ向かいました(金の卵)。1965年の記録によると、鹿児島県男子中学卒業生のうち約7.5割が県外で仕事を探しました。鹿児島県女子中学卒業生でも約9割が県外で仕事を探しました。九州地方・中国地方・四国地方の中学卒業生は集団で大阪市・名古屋市へ鉄道・船を使って向かいました。一方、東北地方・北海道地方の中学卒業生は集団で首都圏へ鉄道・船を使って向かいました。このように、田舎と都会の違いが進路にも現れました。金の卵が日本の高度経済成長期を大きく支えました。
[[カテゴリ:高等学校歴史総合]]
[[カテゴリ:日本の歴史]]
[[カテゴリ:20世紀]]
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高等学校 理数探究基礎/探究計画を立てる
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2025-06-26T00:23:49Z
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[[小学校・中学校・高等学校の学習]]>[[高等学校の学習]]>[[高等学校理科]]>[[高等学校 理数探究基礎]]>探究計画を立てる
== 探究計画の立て方 ==
== 探究計画を立てる時の注意点 ==
{| class="wikitable"
! colspan="2" |1年間の探究計画の例と注意点
|-
|1学期
|
|-
|2学期
|
|-
|3学期
|
|}
== Point ==
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刑法第183条
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2025-06-26T08:37:05Z
Shokupan
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/* 条文 */ 法改正を反映
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wikitext
text/x-wiki
== 条文 ==
(淫行勧誘)
; 第183条
:営利の目的で、淫行の常習のない女子を勧誘して{{ruby|姦|かん}}淫させた者は、3年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処する。
=== 改正経緯 ===
==== 2023年改正 ====
[[刑法第182条|第182条]]「16歳未満の者に対する面会要求等罪」の新設により、従来第182条で規定されていた淫行勧誘罪が本条に移動となった。なお、2022年改正により「懲役」を「拘禁刑」とするものである(施行日2025年6月1日)。
==== 1947年改正 ====
改正前は以下の条項([[姦通罪]])が規定されていたが、1947年の改正で削除、以後2023年改正まで空番。
# 有夫ノ婦姦通シタルトキハ二年以下ノ懲役ニ處ス其相姦シタル者亦同シ
# 前項ノ罪ハ本夫ノ告訴ヲ待テ之ヲ論ス但本夫姦通ヲ縱容シタルトキハ告訴ノ效ナシ
== 解説 ==
:売春防止法制定以前からの条文であるため、同法成立以前は、「淫行の常習のない女子」は「『職業的売春を行なっている者』ではない者」程度の意味を有し、売春業でないものに対する売春の勧誘の禁止程度の意味はあったが、同法成立後は基本的に死文化しているとされていた。しかし2018年にAV出演強要に71年ぶりに適用され注目されている(園田寿「AV出演強要に適用された淫行勧誘罪にちょっと違和感が」[https://news.yahoo.co.jp/byline/sonodahisashi/20180121-00080686 2018/1/21(日)] )
=== 注釈 ===
*;保護法益
:①当該女子の性的自由の保護(団藤・各310)
:②当該女子の性的堕落の防止(平野・概説272)
*;行為
:「淫行の常習のない女子」
:「勧誘」
*;共犯
:姦淫された女子・姦淫の相手方は、共犯として処罰されない。
*;罪数
:暴行・脅迫を用いて本罪を侵したとき、又は13歳未満の女子に対して本罪を侵したときも、強制性交等罪が成立する結果本罪は適用されない(中山・注釈410;大判大正15・11・25新聞2658・11)。
==参照条文==
==判例==
#大判大正15・11・25新聞2658・11
== 参考文献 ==
坂本学史「性的自由領域における刑法と家族法との関係性 : アメリカ合衆国におけるSeduction規定とわが国の淫行勧誘罪を視座として」[https://www.law-kobegakuin.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/47-2_3-12.pdf 神戸学院法学47巻2・3号(2018)401-443頁]
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#2|第2編 罪]]<br>
[[コンメンタール刑法#2-22|第22章 わいせつ、不同意性交等及び重婚の罪]]<br>
|[[刑法第182条]]<br>(十六歳未満の者に対する面会要求等)
|[[刑法第184条]]<br>(重婚)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|183]]
[[カテゴリ:刑法 2023年改正|183]]
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トーク:架空世界の作り方/この本で扱う架空世界について
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2025-06-25T20:49:49Z
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text/x-wiki
== 統合提案 ==
[[架空世界の作り方]]への統合を提案します。この量であれば、統合先の記事に書けば充分だと思われます。-[[利用者:水戸特快|水戸特快]] ([[利用者・トーク:水戸特快|トーク]] | [[特別:投稿記録/水戸特快|投稿記録]]) 2024年3月12日 (火) 06:33 (UTC)
:{{cmt|賛成}} ご指摘のとおりと思います。節化して統合し転送としておけば、元の参加者が話題を拡張し分離が必要というのであれば容易に復帰できます。更新が止まっていますが、1週間程度状況を見て対処したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月25日 (水) 20:49 (UTC)
s98g7ivwe1tasw1i20c834egoa7oxoq
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2025-06-25T20:50:22Z
Tomzo
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/* 統合提案 */
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text/x-wiki
== 統合提案 ==
[[架空世界の作り方]]への統合を提案します。この量であれば、統合先の記事に書けば充分だと思われます。-[[利用者:水戸特快|水戸特快]] ([[利用者・トーク:水戸特快|トーク]] | [[特別:投稿記録/水戸特快|投稿記録]]) 2024年3月12日 (火) 06:33 (UTC)
:{{cmt|賛成}} ご指摘のとおりと思います。節化して統合し転送としておけば、元の参加者が話題を拡張し分離が必要というのであれば容易に復帰できます。更新が止まっていますが、1週間程度状況を見て、異論がなければ対処したいと思います。--[[利用者:Tomzo|Tomzo]] ([[利用者・トーク:Tomzo|トーク]]) 2025年6月25日 (水) 20:49 (UTC)
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高齢者の医療の確保に関する法律第47条
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2025-06-26T00:04:06Z
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text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール高齢者の医療の確保に関する法律]]
==条文==
(後期高齢者医療)
;第47条
:後期高齢者医療は、高齢者の疾病、負傷又は死亡に関して必要な給付を行うものとする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[高齢者の医療の確保に関する法律]]
|[[高齢者の医療の確保に関する法律#4|第4章 後期高齢者医療制度]]<br>
|[[高齢者の医療の確保に関する法律#4-1|第1節 総則]]<br>
|[[高齢者の医療の確保に関する法律第46条]]<br>(納付の猶予)
|[[高齢者の医療の確保に関する法律第48条]]<br>(広域連合の設立)
}}
{{stub|law}}
[[category:高齢者の医療の確保に関する法律|47]]
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275881
2025-06-26T00:04:32Z
Tomzo
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/* 判例 */
275882
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text/x-wiki
[[コンメンタール]]>[[コンメンタール高齢者の医療の確保に関する法律]]
==条文==
(後期高齢者医療)
;第47条
:後期高齢者医療は、高齢者の疾病、負傷又は死亡に関して必要な給付を行うものとする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[高齢者の医療の確保に関する法律]]
|[[高齢者の医療の確保に関する法律#4|第4章 後期高齢者医療制度]]<br>
[[高齢者の医療の確保に関する法律#4-1|第1節 総則]]<br>
|[[高齢者の医療の確保に関する法律第46条]]<br>(納付の猶予)
|[[高齢者の医療の確保に関する法律第48条]]<br>(広域連合の設立)
}}
{{stub|law}}
[[category:高齢者の医療の確保に関する法律|47]]
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ウィキブックス・スクール/生物基礎
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2025-06-25T17:37:40Z
Tomzo
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wikitext
text/x-wiki
「ウィキブックススクール生物基礎」では、難易度が高く理解も難しい内容から掲載します。
そのため、教科書順番にしていません。なお、各リンク先は本家「高等学校 生物基礎」の内容に飛びます。
# [[高等学校 生物基礎/植生とバイオームⅠ|植生とバイオームⅠ]]
#
{{substub}}
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高等学校文学国語/ラムネ氏のこと
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2025-06-25T14:14:48Z
~2025-66365
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/* 本文 */
275815
wikitext
text/x-wiki
{{Pathnav|高等学校の学習|高等学校国語|高等学校文学国語|frame=1}}
==本文==
上
:{{ruby|小林秀雄|こばやしひでお}}と{{ruby|島木健作|しまきけんさく}}が小田原へ{{ruby|鮎|あゆ}}釣りに{{ruby|來|き}}て、{{ruby|三好達󠄁治|みよしたつじ}}の家で鮎を{{ruby|肴|さかな}}に食事のうち、談たまたまラムネに及んで、ラムネの玉がチョロチョロと吹きあげられて{{ruby|蓋|ふた}}になるのを{{ruby|發明|はつめい}}した奴が、あれ一つ發明したゞけで往生を遂󠄂げてしまつたとすれば、をかしな奴だと小林が言ふ。
:すると三好が{{ruby|居|たた}}ずまひを正して我々を見渡しながら、ラムネの玉を發明した人の名前は分つてゐるぜ、と言ひだした。
:ラムネは一般にレモネードの{{ruby|訛|なまり}}だと言はれてゐるが、さうぢやない。ラムネはラムネー氏なる人物が發明に及んだからラムネと言ふ。これはフランスの{{ruby|辭書|じしょ}}にもちやんと載つてゐる{{ruby|事實|じじつ}}なのだ、と自信{{ruby|滿々|まんまん}}たる{{ruby|斷言|だんげん}}なのである。早速󠄁ありあはせの辭書を調べたが、ラムネー氏は現れない。ラムネの玉にラムネー氏とは話が{{ruby|巧|うま}}すぎるといふので三人大笑したが、三好達󠄁治は憤然として、うちの字引が{{ruby|惡|わる}}いのだ、『プチ・ラルッス』に載つてゐるのを見たことがあると、{{ruby|決戰|けっせん}}を後日に{{ruby|殘|のこ}}して、いきまいてゐる。
:後日、このことを思ひ出して、『プチ・ラルッス』を調べてみたが、ラムネー氏は{{ruby|矢張|やは}}り登場してゐなかつた。
:フェリシテ・ド・ラムネー氏といふのは載つてゐる。その肖像も載つてゐるが、頭が異常に大きくて、眼光{{ruby|銳|するど}}く、{{ruby|惡魔|あくま}}の{{ruby|國|くに}}へ通󠄁じる道󠄁を眺めつゞけてゐるやうで、をかしな話だが、小林秀雄によく似てゐる。一七八二年生誕 一八五四年永眠の{{ruby|哲學者|てつがくしゃ}}で、{{ruby|絢爛|けんらん}}にして{{ruby|强壯|きょうそう}}な思索の持主であつたさうだ。{{ruby|然|しか}}し、ラムネを發見したとは書いてない。
:尤も、この哲學者が、その絢爛にして强壯な思索をラムネの玉にもこめたとすれば、ラムネの玉は{{ruby|益々|ますます}}もつて愛嬌のある品物と言はねばならない。
:全くもつて我々の{{ruby|周圍|しゅうい}}にあるものは、{{ruby|大槪|たいがい}}、天然自然のまゝにあるものではないのだ。誰かしら、今ある{{ruby|如|ごと}}く置いた人、發明した人があつたのである。我々は事もなくフグ料理に{{ruby|醉|よ}}ひ{{ruby|癡|し}}れてゐるが、あれが料理として通󠄁用するに至るまでの{{ruby|闇黑|あんこく}}時代を想像すれば、そこにも{{ruby|一篇|いっぺん}}の大ドラマがある。幾十百の{{ruby|斯道󠄁|しどう}}の{{ruby|殉敎者|じゅんきょうしゃ}}が血に血をついだ作品なのである。
:その人の名は{{ruby|筑紫|つくし}}の{{ruby|浦|うら}}の{{ruby|太郞兵衞|たろべえ}}であるかも知れず、{{ruby|玄海灘|げんかいなだ}}の{{ruby|頓兵衞|とんべえ}}であるかも知れぬ。
:とにかく、この怪物を食べてくれようと心をかため、{{ruby|忽|たちま}}ち十字架にかけられて天國へ急いだ人がある{{ruby|筈|はず}}だが、そのとき、子孫を{{ruby|枕頭|ちんとう}}に集めて、{{ruby|爾來|じらい}}この怪物を食つてはならぬと遺󠄁言した太郞兵衞もあるかも知れぬが、おい、俺は今こゝにかうして死ぬけれども、この肉の{{ruby|甘味|うまみ}}だけは子々孫々忘れてはならぬ。
:俺は不幸にして血をしぼるのを忘れたやうだが、お前達󠄁は忘れず血をしぼつて食ふがいゝ。夢々勇氣をくぢいてはならぬ。
:かう遺󠄁言して往生を遂󠄂げた頓兵衞がゐたに相違ない。かうしてフグの胃袋に{{ruby|就|つい}}て、肝臟に就て、又{{ruby|臟物|ぞうもつ}}の一つ一つに就て各々の{{ruby|訓誡|くんかい}}を殘し、自らは十字架にかゝつて果てた幾百十の頓兵衞がゐたのだ。
中
:私はしばらく信州の{{ruby|奈良原|ならはら}}といふ{{ruby|鑛泉|こうせん}}で{{ruby|暮|くら}}したことがある。信越線小諸をすぎ、田中といふ{{ruby|小驛|しやうえき}}で下車して、{{ruby|地藏峠|じぞうとうげ}}を越え{{ruby|鹿澤溫泉|かざわおんせん}}へ{{ruby|赴|おもむ}}く途中、雷に見舞はれ、密林の中へ逃げた。そこで偶然この鑛泉を見つけたのだ。海拔千百{{ruby|米|メートル}}、{{ruby|戶|こ}}{{ruby|數|すう}}十五戶の山腹の密林にある小部落で、鑛泉宿が一軒ある。
:私は雷が消えてから{{ruby|一應|いちおう}}鹿澤へ赴いたが、そこが{{ruby|滿員|まんいん}}に近かつたので、そこで僕を待ち合してゐた{{ruby|若園淸太郞|}}をうながして、奈良原へ{{ruby|戾|もど}}つたのである。
:然し、この鑛泉で長{{ruby|逗留|とうりゆう}}を試みるには、一應の覺悟がいる。どのやうな不思議な味の食物でも喉を通󠄁す勇氣がなくては泊れない。尋常一樣の味ではないのである。私は{{ruby|與|あた}}へられた食物に{{ruby|就|つひ}}て不服を言はぬたちであるが、この鑛泉では悲鳴をあげた。若園淸太郞に至つては、東京のカンヅメを取寄せるために、終日手紙を書き、東京と{{ruby|聯絡|れんらく}}するに{{ruby|寧日|ねいじつ}}ない有樣であつた。
:又、{{ruby|鯉|こひ}}と{{ruby|茸|きのこ}}が嫌ひでは、この鑛泉に泊られぬ。每日每晚、鯉と茸を⻝はせ、それ以外のものは稀にしか⻝はせてくれぬからである。さて、鯉はとにかくとして、茸に就ての話であるが、松茸ならば、誰しも驚く筈がない。この宿屋では、決して素性ある茸を食はせてくれぬ。
:現れた茸を睨むや、先づ腕組し、一應は{{ruby|呻|うな}}つてもみて、植物辭典があるならば箸より先にそれを執らうといふ氣持に襲はれる茸なのである。
:この部落には茸とりの名人がゐて、この名人がとつてきた茸であるから、{{ruby|絕對|ぜつたい}}に大丈夫なのだと宿屋の者は言ふのである。夜になると、十五軒の部落の{{ruby|總|さう}}人口が一日の疲れを休めにこの鑛泉へ{{ruby|集|つど}}つてくるが、成程、茸とりの名人とよばれる人も、やつてくる。六十ぐらゐ。{{ruby|朴訥|ぼくとつ}}な{{ruby|好々爺|こうこうや}}である。俺の茸は大丈夫だと自ら太鼓判󠄁を押してゐる。それゆゑ私も幾度となく茸に箸をふれようとしたが、植物辭典にふれないうちは安心ならぬといふ考へで、この恐怖を冒してまで、⻝慾に溺れる勇氣がなかつたのである。
:ところが、現に私達が泊つてゐるうちに、この名人が、自分の茸にあたつて、往生を遂󠄂げてしまつたのである。
:それとなく臨終のさまを訊ねてみると、名人は必ずしも後悔してはゐなかつたといふ話であつた。
:かういふことも有るかも知れぬといふことを思ひ當つた樣子で、素直な往生であつたといふ。さうして、この部落では、その翌󠄁日にもう人々が茸を食べてゐたのであつた。
:つまり、この村には、ラムネ氏がゐなかつた。絢爛にして强壯な思索の持主がゐなかつたのだ。名人は、たゞ{{ruby|徒|いたづ}}らに、{{ruby|靜|しづ}}かな往生を遂󠄂げてしまつた。然し{{ruby|乍|なが}}ら、ラムネ氏は必ずしも常に一人とは限らない。かういふ闇黑な長い時代に{{ruby|亘|わた}}つて、何人もの血と血の{{ruby|繫|つなが}}りの中に、やうやく一人のラムネ氏がひそみ、さうして、常にひそんでゐるのかも知れぬ。たゞ、確實に言へることは、私のやうに恐れて⻝はぬ者の中には、決してラムネ氏がひそんでゐないといふことだ。
下
:今から三百何十年前の話であるが、{{ruby|切支丹|キリシタン}}が渡來のとき、來朝の{{ruby|判󠄁天連|バテレン}}達󠄁は日本語を勉强したり、日本人に外國語を{{ruby|敎|をし}}へたりする必要があつた。そのために辭書も作つたし、{{ruby|對譯本|たいやくぼん}}も出版した。その時、「愛」といふ字の{{ruby|飜譯|ほんやく}}に、彼等はほとほと{{ruby|困卻|こんきやく}}した。
:不義はお家の御法度といふ不文律が、然し、その實際の力に{{ruby|於|おい}}ては、{{ruby|如何|いか}}なる法律も及びがたい威力を示してゐたのである。愛は直ちに不義を意味した。
:勿論、{{ruby|戀|こひ}}の情熱がなかつたわけではないのだが、そのシムボルは{{ruby|淸姬|きよひめ}}であり、{{ruby|法界坊|ほうかいぼう}}であり、終りを全うするためには、{{ruby|天の網島|てんのあみじま}}や{{ruby|鳥邊山|とりべやま}}へ駈けつけるより道󠄁がない。
:愛は結合して生へ展開することがなく、死へつながるのが、せめてもの道󠄁だ。「生き、書き、愛せり」とアンリ・ベイル氏の墓碑銘にまつまでもなく、西洋一般の思想から言へば、愛は喜怒哀樂ともに生き生きとして、恐らく生存といふものに最も激しく裏打されてゐるべきものだ。然るに、日本の愛といふ言葉の中には、明るく淸らかなものがない。
:愛は直ちに不義であり、{{ruby|邪|よこしま}}なもの、むしろ死によつて裏打されてゐる。
:そこで判󠄁天連は困卻した。さうして、日本語の愛には西洋の{{ruby|愛撫|あいぶ}}の意をあて、戀には、邪惡な慾望といふ說明を與へた。さて、アモール(ラヴ)に相當する日本語として、「御大切」といふ{{ruby|單語|たんご}}をあみだしたのである。{{ruby|蓋|けだ}}し、愛といふ言葉のうちに淸らかなものがないとすれば、この發明も{{ruby|亦|また}}、やむを得ないことではあつた。
:御大切とは、大切に思ふ、といふ意味なのである。余は{{ruby|汝|なんじ}}を愛す、といふ西洋の意味を、余は汝を大切に思ふ、といふ日本語で譯したわけだ。
:神の愛を「デウスの御大切」、{{ruby|基督|キリスト}}の愛を「キリシトの御大切」といふ風に言つた。
:私は然し、昔話をするつもりではないのである。今日も尙、戀といへば、邪惡な慾望、不義と見る考へが生きてはゐないかと考へる。昔話として笑つてすませるほど無邪氣では有り得ない。
:愛に邪惡しかなかつた時代に人閒の文學がなかつたのは當然だ。{{ruby|勸善懲惡|かんぜんちょうあく}}といふ公式から人閒が現れてくる筈がない。然し、さういふ時代にも、ともかく人閒の立場から不當な公式に反抗を試みた文學はあつたが、それは{{ruby|戲作者|げさくしゃ}}といふ名でよばれた。
:戲作者のすべてがそのやうな人ではないが、小數の戲作者にそのやうな人もあつた。
:いはゞ、戲作者も亦、一人のラムネ氏ではあつたのだ。チョロチョロと吹きあげられて蓋となるラムネ玉の發見は{{ruby|餘|あま}}りたあいもなく滑稽である。色戀のざれごとを男子一生の{{ruby|業|わざ}}とする戲作者も亦ラムネ氏に劣らぬ滑稽ではないか。然し乍ら、結果の大小は問題でない。フグに徹しラムネに徹する者のみが、とにかく、物のありかたを變へてきた。それだけでよからう。
:それならば、男子一生の業とするに足りるのである。
<!-->入力環境の関係で一部正体字になっていない箇所があります。<-->
===注釈===
*小林秀雄:評論家。1902年生、1983年没。文学国語の教材の一つ『無常ということ』の著者。
*島木健作:小説家。1903年生、1945年没。
*小田原:神奈川県小田原市。後北条氏の拠点・小田原城や{{ruby|蒲鉾|かまぼこ}}が有名。
*三好達󠄁司:詩人。1900年生、1964年没。
*往生を遂󠄂げる:現世を去る。亡くなる。
*『プチ・ラルッス』:フランスの『ラルース小百科事典』のこと。
*絢爛:きらびやかに輝いて美しいこと。
*筑紫:筑前・筑後の総称。現在の福岡県。
*玄界灘:福岡県の北西に広がる海域。
*太郞兵衞・頓兵衞:「山田太郎」のように、(当時の)日本男性の典型的な名前の例。
*爾来:以後。
*果てる:命が尽きる。亡くなる。
*奈良原:長野県東御市奈良原。
*信越線:群馬県の高崎駅から軽井沢、長野、上越妙高を経由して新潟駅までを結んだ路線。現在は一部区間の廃線及び第三セクター鉄道への移管により3区間に分断されている。
*小諸:長野県小諸市の小諸駅。
*地藏峠:長野県東御市・群馬県吾妻郡嬬恋村の境にある峠。県道94号線が走る。海抜1733m。
*鹿澤溫泉:現在の旧鹿沢温泉。嬬恋村に所在し、西暦650年に開湯したとされているが、1918年の大火災により大部分が現在の新鹿沢温泉へ移転した。
*若園淸太郞:仏文学者。1907年生、1991年没。
*逗留:旅先などにしばらく宿泊して滞在すること。
*寧日ない:不穏な。
*朴訥:飾り気のない。
*好々爺:人が良い老人。
*徒らに:無駄に。無益にも。
*困卻:困り果てる。
*淸姬:伝説『道成寺縁起』に登場する娘。僧である安珍に恋焦がれた清姫は、しかし裏切られたことで蛇に変身し、道成寺の釣鐘に隠れた安珍を焼き殺した後、入水自殺する。
*法界坊:歌舞伎狂言『{{ruby|隅田川 続俤|すみだがわごにちのおもかげ}}』に登場する破戒僧。お組という女性に横恋慕(既に相手がいる異性に恋すること)する。
*天の網島:近松門左衛門の浄瑠璃『心中天綱島』で、{{ruby|天満|てんま}}の紙屋である治兵衛と曽根崎新地の遊女である小春が心中した場所。現在の大阪市都島区綱島。
*鳥邊山:岡本綺堂の戯曲『鳥辺山心中』で、侍である菊池半九郎と茶屋女であるお染が心中した場所。現在の京都市東山区にある山で、平安時代から墓所として用いられた。
*アンリ・ベイル:フランスの小説家。ペンネームはスタンダール。
*アモール:ポルトガル語で「愛」。
*デウス:ポルトガル語で「神」。ここでの「神」は、{{ruby|ユダヤ教・キリスト教・イスラム教|アブラハムの宗教}}に共通の唯一神・[[wikt:יהוה|יהוה]]を示す。
*蓋し:まさしく。
*勸善懲惡:善事を勧め、悪事を懲らしめること。
*戲作者:近世後期の、伝統的文学ではない通俗的な小説(戯作)の作者。
*業:仕事。
==鑑賞==
この文章は、坂口安吾の手により1941年に発表された。坂口安吾は1906年生、1955年没の小説家で、敗戦直後の評論『堕落論』及び小説『白痴』で一躍時の人となった。歴史小説や推理小説、文芸、囲碁・将棋のタイトル戦観戦記など多彩な活動を行った一方で、執筆途中で放棄された未完・未発表の作品も多い。その作風には独特の魅力がある。
この「ラムネ氏のこと」では、命をかけて物事を変革する人たちを「ラムネ氏」と呼び、何かに命を懸けて向き合い、少しずつでも何かを為している姿を肯定している。この作品が発表された当時、日本は太平洋戦争が目前にある状況で、軍の統制により遍く自由主義が弾圧された時代である。そのため、この作品は「自由主義の弾圧に対する芸術的抵抗」としての側面を持つ。しかし、安吾の他の作品では安吾自身が国策に協力するかのような表現も見られる。これは、安吾自身の意見を揺らがせることで検閲を通過させる効果の為と見られている(参考文献も参照)。
「下」の前半では恋について語られる。作中で登場する以外の『恋故の悲劇』を描いた作品としては『八百屋お七』が有名である。恋に関連した文学作品として、森鴎外『[[高等学校文学国語/舞姫|舞姫]]』、夏目漱石『[[高等学校文学国語/こゝろ|こゝろ]]』、三島由紀夫『金閣寺』、谷崎潤一郎『痴人の愛』、木下順二『夕鶴』の読書を勧める。
*参考文献:[http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/bitstream/trair/619/1/T-077025.pdf 都留文科大学研究紀要 第77集 『教科書のなかの坂口安吾 : 「ラムネ氏のこと」論』]
[[カテゴリ:高等学校教育 国語]]
[[カテゴリ:日本語]]
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日本のすがた 地理 都道府県/和歌山県
0
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275880
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2025-06-25T23:59:03Z
Tomzo
248
275880
wikitext
text/x-wiki
{{substub}}
'''和歌山県'''は和歌山市を県庁所在地とする日本の都道府県のひとつである。
==歴史==
1871年11月22日、和歌山、田辺、新宮の3県統合によって現在の和歌山県が成立した<ref>[https://www.pref.wakayama.lg.jp/bcms/prefg/000200/kenmin/web/202112/tokusyu1.html 和歌山県誕生150年]、2025年1月13日閲覧。</ref>。
==脚注==
<references/>
[[category:中学校地理|わかやまけん]]
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鉱業法第1条
0
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275806
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Tomzo
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新規
275806
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(目的)
;第1条
:この法律は、鉱物資源を合理的に開発することによつて公共の福祉の増進に寄与するため、鉱業に関する基本的制度を定めることを目的とする。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール鉱業法]]
|[[コンメンタール鉱業法#1|第1章 総則]]<br>
|-
|[[鉱業法第2条]]<br>(国の権能)
}}
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[[category:鉱業法|01]]
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鉱業法第2条
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Tomzo
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新規
275807
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(国の権能)
;第2条
:国は、まだ掘採されない鉱物について、これを掘採し、及び取得する権利を賦与する権能を有する。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール鉱業法]]
|[[コンメンタール鉱業法#1|第1章 総則]]<br>
|[[鉱業法第1条]]<br>(目的)
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}}
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Tomzo
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/* 参照条文 */
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wikitext
text/x-wiki
==条文==
(国の権能)
;第2条
:国は、まだ掘採されない鉱物について、これを掘採し、及び取得する権利を賦与する権能を有する。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール鉱業法]]
|[[コンメンタール鉱業法#1|第1章 総則]]<br>
|[[鉱業法第1条]]<br>(目的)
|[[鉱業法第3条]]<br>(適用鉱物)
}}
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[[category:鉱業法|02]]
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カテゴリ:小型船舶操縦士国家試験
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[[category:国家試験]]
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最低賃金法第1条
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Tomzo
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==条文==
(目的)
;第1条
:この法律は、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低額を保障することにより、労働条件の改善を図り、もつて、労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資するとともに、国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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{{前後
|[[最低賃金法]]
|[[最低賃金法#1|第1章 総則]]<br>
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|[[最低賃金法第2条]]<br>(定義)
}}
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[[category:最低賃金法|01]]
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最低賃金法第2条
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Tomzo
248
新規
275861
wikitext
text/x-wiki
==条文==
(定義)
;第2条
:この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
:#労働者
:#:[[労働基準法第9条|労働基準法(昭和22年法律第49号)第9条]]に規定する労働者(同居の親族のみを使用する事業又は事務所に使用される者及び家事使用人を除く。)をいう。
:#使用者
:#:[[労働基準法第10条]]に規定する使用者をいう。
:#賃金
:#:[[労働基準法第11条]]に規定する賃金をいう。。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[最低賃金法]]
|[[最低賃金法#1|第1章 総則]]<br>
|[[最低賃金法第1条]]<br>(目的)
|[[最低賃金法第3条]]<br>(最低賃金額)
}}
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[[category:最低賃金法|01]]
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河川法
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2025-06-25T21:17:44Z
Tomzo
248
[[コンメンタール河川法]]への転送ページ
275875
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text/x-wiki
#転送 [[コンメンタール河川法]]
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テンプレート:Otheruses/doc
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ページの作成:「{{テンプレート文書呼出}}{{Documentation subpage|種類=[[Help:テンプレート|テンプレート]]}} ここに概要や目的 __TOC__ == 使い方 == {{wikipedia|テンプレート:Otheruses}} == 引数 == {| class="wikitable" border="1" |+ 引数の一覧 ! 引数 !! 指定内容 !! 既定値 !! 説明 |- ! | || || |} <!-- ''このテンプレートに引数はありません''。 --> == カテゴリ == このテンプレートは、貼り付け…」
275884
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text/x-wiki
{{テンプレート文書呼出}}{{Documentation subpage|種類=[[Help:テンプレート|テンプレート]]}}
ここに概要や目的
__TOC__
== 使い方 ==
{{wikipedia|テンプレート:Otheruses}}
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|+ 引数の一覧
! 引数 !! 指定内容 !! 既定値 !! 説明
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<!-- ''このテンプレートに引数はありません''。 -->
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! カテゴリ !! ソートキー !! 説明
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== 関連項目 ==
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[[カテゴリ:ウィキブックスのテンプレート]]<!-- 適切なサブカテゴリに張り替えてください -->
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健康保険法第182条
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[[法学]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
(先取特権の順位)
;第182条
:保険料等の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[介護保険法第199条]]
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#7|第7章 費用の負担]]<br>
|[[健康保険法第181条の3]]<br>(協会による保険料の徴収)
|[[健康保険法第183条]]<br>(徴収に関する通則)
}}
{{stub|law}}
[[category:健康保険法|182]]
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275894
2025-06-26T01:49:59Z
Tomzo
248
275904
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[コンメンタール健康保険法]]
==条文==
(先取特権の順位)
;第182条
:保険料等の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[国民年金法第98条]]
*[[厚生年金保険法第88条]]
*[[介護保険法第199条]]
*[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条]]
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール健康保険法]]
|[[コンメンタール健康保険法#7|第7章 費用の負担]]<br>
|[[健康保険法第181条の3]]<br>(協会による保険料の徴収)
|[[健康保険法第183条]]<br>(徴収に関する通則)
}}
{{stub|law}}
[[category:健康保険法|182]]
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国民年金法第98条
0
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275905
2025-06-26T01:50:07Z
Tomzo
248
新規
275905
wikitext
text/x-wiki
[[法学]]>[[国民年金法]]
==条文==
(先取特権)
;第98条
:保険料その他この法律の規定による徴収金の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[健康保険法第182条]]
*[[厚生年金保険法第88条]]
*[[介護保険法第199条]]
*[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条]]
==判例==
----
{{前後
|[[国民年金法]]
|[[国民年金法#6|第6章 費用]]<br>
|[[国民年金法第97条]]<br>(延滞金)
|第99条・第100条<br>'''削除'''<br>[[国民年金法第101条]]<br>(不服申立て)
}}
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[[category:国民年金法|098]]
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厚生年金保険法第88条
0
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[[法学]]>[[厚生年金法]]
==条文==
(先取特権の順位)
;第88条
:保険料その他この法律の規定による徴収金の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[健康保険法第182条]]
*[[国民年金法第98条]]
*[[介護保険法第199条]]
*[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条]]
==判例==
----
{{前後
|[[厚生年金法]]
|[[厚生年金法#7|第7章 費用の負担]]<br>
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}}
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[[法学]]>[[厚生年金保険法]]
==条文==
(先取特権の順位)
;第88条
:保険料その他この法律の規定による徴収金の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[健康保険法第182条]]
*[[国民年金法第98条]]
*[[介護保険法第199条]]
*[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条]]
==判例==
----
{{前後
|[[厚生年金保険法]]
|[[厚生年金保険法#7|第7章 費用の負担]]<br>
|[[厚生年金保険法第87条の2]]<br>(保険料の滞納処分等の特例)
|[[厚生年金保険法第89条]]<br>(徴収に関する通則)
}}
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労働保険の保険料の徴収等に関する法律第29条
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[[法学]]>[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律]]
==条文==
(先取特権の順位)
;第29条
:保険料その他この法律の規定による徴収金の[[先取特権]]の順位は、国税及び地方税に次ぐものとする。
==解説==
==参照条文==
*[[健康保険法第182条]]
*[[国民年金法第98条]]
*[[厚生年金保険法第88条]]
*[[介護保険法第199条]]
==判例==
----
{{前後
|[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律]]
|[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律#3|第3章 労働保険料の納付の手続等]]<br>
|[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第28条]]<br>(延滞金)
|[[労働保険の保険料の徴収等に関する法律第30条]]<br>(徴収金の徴収手続)
}}
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[[category:労働保険の保険料の徴収等に関する法律|29]]
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カテゴリ:労働保険の保険料の徴収等に関する法律
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[[category:労働法]]
[[category:社会法]]
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