Wikisource jawikisource https://ja.wikisource.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 MediaWiki 1.46.0-wmf.23 first-letter メディア 特別 トーク 利用者 利用者・トーク Wikisource Wikisource・トーク ファイル ファイル・トーク MediaWiki MediaWiki・トーク テンプレート テンプレート・トーク ヘルプ ヘルプ・トーク カテゴリ カテゴリ・トーク 作者 作者・トーク Page Page talk Index Index talk TimedText TimedText talk モジュール モジュール・トーク Event Event talk 唯識三十頌 0 10522 239994 239972 2026-04-11T12:33:34Z 中村忠司 42996 239994 wikitext text/x-wiki s8k18es65x6nl110fxstlu7w06uqfjd 239996 239994 2026-04-11T12:56:48Z 中村忠司 42996 239996 wikitext text/x-wiki giumphy35lxx42cwysrt8yzyab6f4a8 240002 239996 2026-04-11T14:41:18Z 中村忠司 42996 240002 wikitext text/x-wiki 5yi26edei291nlognyk3oovexey622e 240003 240002 2026-04-11T14:43:33Z 中村忠司 42996 240003 wikitext text/x-wiki jgk7se3uk48jtbyxtzbe28ve6v2xpuw 240004 240003 2026-04-11T15:30:13Z 中村忠司 42996 240004 wikitext text/x-wiki dexnp8jgm50ds55rkb8i7l2sczgcd2r 240065 240004 2026-04-12T08:31:01Z ~2026-22372-96 45527 240065 wikitext text/x-wiki 14advpsy2kqdwlg2fpytnsuiaf6pwlm 240066 240065 2026-04-12T08:36:18Z ~2026-22372-96 45527 240066 wikitext text/x-wiki dfidr20ry861jkbsdorss9hn28ps1zd Page:小倉進平『南部朝鮮の方言』.djvu/9 250 40053 240009 183533 2026-04-12T02:53:54Z Fish bowl 11761 𲨹 240009 proofread-page text/x-wiki m0dmb6d6auxd83h8fl0zfsun9tnruu0 240010 240009 2026-04-12T02:59:04Z Fish bowl 11761 {{ママ|𲨹川|沔川}} 240010 proofread-page text/x-wiki gjzwenpztpebbk5yv22k94c1v00z0ta 禮記/鄉飲酒義 0 42192 240048 210182 2026-04-12T07:16:25Z 温厚知新 35206 訳を加筆 240048 wikitext text/x-wiki c42xkprin251ujtp2tqju536be2cpm2 口語訳旧約聖書 目次 0 50050 240011 230993 2026-04-12T03:05:27Z 村田ラジオ 14210 表を加筆。 240011 wikitext text/x-wiki holgrnhpquyu4x5iipbafqzek5iaxci 利用者:村田ラジオ/sandbox4 2 54234 239997 239970 2026-04-11T13:10:45Z 村田ラジオ 14210 内容の置換:「-キケロ Tusculanæ Disputationes トゥスクルム荘対談集」 239997 wikitext text/x-wiki j3jpnv8khwjknzwphiqss4ju908z4zf 239998 239997 2026-04-11T13:25:49Z 村田ラジオ 14210 トゥスクルム荘対談集05 239998 wikitext text/x-wiki 9p1w2zct8p1cuz9gija2ej180x3ps2x 240005 239998 2026-04-12T02:07:48Z 村田ラジオ 14210 ページの白紙化 240005 wikitext text/x-wiki phoiac9h4m842xq45sp7s6u21eteeq1 240008 240005 2026-04-12T02:34:08Z 村田ラジオ 14210 口語訳旧約聖書 目次 240008 wikitext text/x-wiki cexm9po79vdhp26deck1rjseizxnygs 利用者:AntiquatedMan2025/森鷗外 2 55450 240006 239968 2026-04-12T02:10:01Z AntiquatedMan2025 44229 240006 wikitext text/x-wiki okn0t0kj109s2v7s6a2fjaiommci5x5 240026 240006 2026-04-12T05:54:37Z AntiquatedMan2025 44229 240026 wikitext text/x-wiki tganpoeaj6mdj98wff82kmxzukr520h 240045 240026 2026-04-12T06:34:20Z AntiquatedMan2025 44229 240045 wikitext text/x-wiki i53vz66plq77an46gtttkdepu9rt5sc 人類の星の時間/序 0 55485 240001 239988 2026-04-11T14:07:37Z ~2026-22201-10 45518 240001 wikitext text/x-wiki hf5iimbnz8w5r3hxeerbobpdciwl8bo 土地区画改良ニ係ル法律 0 55487 239995 239993 2026-04-11T12:51:48Z ZEWLbXsXzC1O 42047 239995 wikitext text/x-wiki 3i9f7p5ithjc7iu2hmkw7b4e0zegp6q トゥスクルム荘対談集/第5巻 0 55488 239999 2026-04-11T13:30:51Z 村田ラジオ 14210 ラテン語版 Wikisource, [[la:Tusculanæ Disputationes]] の第5巻を翻訳 239999 wikitext text/x-wiki sd88eflrx6ez06y38gp9zx2e9nc4o2c 煙草製造營業者煙草稅現金收納ニ關スル法律 0 55489 240000 2026-04-11T13:31:09Z ZEWLbXsXzC1O 42047 ページの作成:「{{header | title = 煙草製造營業&#xFA5B;煙草稅現金收納ニ關スル法律 | year = 1897 | portal = 日本の法律 | notes = '''煙草製造營業&#xFA5B;煙草稅現金收納ニ關スル法律''' *明治30年法律第40号 *公布:1897年4月󠄁󠄁󠄁󠄁󠄁󠄁󠄁󠄁󠄁1日 *施行:1898年1月1日 *常用漢字表記:煙草製造営業者煙草税現金収納ニ関スル法律 *公布時の条文を掲載 *底本:官報第4121号、大…」 240000 wikitext text/x-wiki aq31aqsrmkvy0yy7jksbmyvybkfs911 Index:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf 252 55490 240007 2026-04-12T02:11:12Z AntiquatedMan2025 44229 ページの作成:「」 240007 proofread-index text/x-wiki cny0n9ij7g0rkm557nl4iprju67ouqu Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/5 250 55491 240012 2026-04-12T03:59:37Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「妄想<br/> <br/>  目前には廣々と海が橫はつてゐる。<br/>  その海から打ち上げられた砂が、小山のやうに盛り上がつて、自然の堤防を形づくつてゐる。アイルランドとスコットランドとから起つて、ヨオロッパ一般に行はれるやうになつた {{r|dûn|ドユウン}} といふ{{r|語|ことば}}は、かういふ處を{{r|斥|さ}}して言ふのである。<br/>  その砂山の上に…」 240012 proofread-page text/x-wiki czwvvmi5se7kfegq39qmbg72hynkz09 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/6 250 55492 240013 2026-04-12T04:00:23Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 河は迂回して海に{{r|灌|そそ}}いでゐるので、岨の下では甘い水と{{r|鹹|から}}い水とが出合つてゐるのである。<br/>  砂山の{{r|背後|うしろ}}の低い處には、漁業と農業とを兼ねた民家が疎らに立つてゐるが、砂山の上には主人の家が只一軒あるばかりである。<br/>  いつやらの暴風に漁船が一艘跳ね上げられて、松林の松の梢に引つ懸つてゐたと…」 240013 proofread-page text/x-wiki rnlcm1zqzt5wnvgs9jl7dayffxofrvv 利用者:AntiquatedMan2025/森鷗外/妄想 2 55493 240014 2026-04-12T04:02:03Z AntiquatedMan2025 44229 ページの作成:「[[../|Up]] ---- <pages index="NDL1134395_妄想_-_他3篇.pdf" from="5" to="17" fromsection="yasuifujin/>」 240014 wikitext text/x-wiki jsbt68mluhk5b9g8wdaaa37f5nboltm Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/7 250 55494 240015 2026-04-12T04:06:02Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「芝居を見る。舞踏場にゆく。それから珈琲店に時刻を移して、歸り道には街燈丈が寂しい光を放つて、馬車を乘り廻す掃除人足が掃除をし始める頃にぶらぶら歸る。素直に歸らないこともある。<br/>  さて自分の住む宿に歸り着く。宿と云つても、幾竈もあるおほ家の入口の戶を、邪魔になる大鍵で開けて、三階か四階へ、蠟マッチを擦り擦り登つ…」 240015 proofread-page text/x-wiki 9k46tauxzhts7fdq4g4avt771boruaw Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/8 250 55495 240016 2026-04-12T04:07:11Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「れるのが根に響くやうな感じであるが、これは舞臺でしてゐる役の感じではない。併しそんな感じは、一寸頭を舉げるかと思ふと、直ぐに引つ込んでしまふ。<br/>  それとは違つて、夜寐られない時、こんな風に舞臺で勤めながら生涯を終るのかと思ふことがある。それからその生涯といふものも長いか短いか知れないと思ふ。丁度その頃留學生仲…」 240016 proofread-page text/x-wiki dje584t866zwtg9q940cjgt07jekykj Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/9 250 55496 240017 2026-04-12T04:08:02Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 西洋人は死を恐れないのは野蠻人の性質だと云つてゐる。自分は西洋人の謂ふ野蠻人といふものかも知れないと思ふ。さう思ふと同時に、小さい時二親が、侍の家に生れたのだから、切腹といふことが出來なくてはならないと度々諭したことを思ひ出す。その時も肉體の痛みがあるだらうと思つて、其痛みを忍ばなくてはなるまいと思つたことを…」 240017 proofread-page text/x-wiki 5kfpksxzssufgts3kp65ny6uxs6zl62 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/10 250 55497 240018 2026-04-12T04:09:13Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「ずる。苦は進化と共に長ずる。初中後の三期を閱し盡しても、幸福は永遠に得られないのである。<br/>  ハルトマンの形而上學では、此世界は出來る丈善く造られてゐる。併し有るが好いか無いが好いかと云へば、無いが好い。それを有らせる根元を無意識と名付ける。それだからと云つて、生を否定したつて、世界は依然としてゐるから駄目だ。…」 240018 proofread-page text/x-wiki 6twh36uxr73xufk7cxfeyfjtt6oav6y Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/11 250 55498 240019 2026-04-12T04:09:58Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「利な國を去らなくてはならないことになつた。<br/>  故鄉は戀しい。美しい、懷かしい夢の國として故鄉は戀しい。併し自分の研究しなくてはならないことになつてゐる學術を眞に研究するには、その學術の新しい田地を開墾して行くには、まだ種々の要約の闕けてゐる國に歸るのは殘惜しい。敢て「まだ」と云ふ。日本に長くゐて日本を底から知…」 240019 proofread-page text/x-wiki 3mg2it3vcc23iigdpq7ui10g3decmfc Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/12 250 55499 240020 2026-04-12T04:10:42Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「產であつた。<br/> <br/>        *     *     *<br/> <br/>  自分は失望を以て故鄉の人に迎へられた。それは無埋もない。自分のやうな洋行歸りはこれまで例の無い事であつたからである。これまでの洋行歸りは、希望に輝く顏をして、行李の中から道具を出して、何か新しい手品を取り立てて御覽に入れることになつてゐた。自…」 240020 proofread-page text/x-wiki egp4v8edz3am1tkr8a4e9xvw2hrs3yb Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/13 250 55500 240021 2026-04-12T04:12:17Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「くれるから、自分の撥ね出されたのは、國家の爲めにも、人類の爲めにもなんの損失にもならない。<br/>  只奮闘してゐる友達には氣の毒である。依然として雰圍氣の無い處で、高壓の下に働く潛水夫のやうに喘ぎ苦んでゐる。雰圍氣の無い證據には、まだ Forschung といふ日本語も出來てゐない。そんな概念を明確に言ひ現す必要をば、社會が感じて…」 240021 proofread-page text/x-wiki onk7rooux6nylghmn6uiie1cubyq8ks Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/14 250 55501 240022 2026-04-12T04:13:31Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 この頃自分は Philipp Mainlaender が事を聞いて、その男の書いた救拔の哲學を讀んで見た。<br/>  此男は Hartmann の迷の三期を承認してゐる。ところであらゆる錯迷を打ち破つて置いて、生を肯定しろと云ふのは無理だと云ふのである。これは皆迷だが、死んだつて駄目だから、迷を追つ掛けて行けとは云はれない筈だと云ふのである。人は最初に遠く…」 240022 proofread-page text/x-wiki fc4hinc4crwjwz0lyz0z0kpqh0hsgho Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/15 250 55502 240023 2026-04-12T04:14:18Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 そしてその代りに哲學や文學の書物を買ふことにした。それを時間の得られる限り讀んだのである。<br/>  只その讀み方が、初めハルトマンを讀んだ時のやうに、饑ゑて食を貪るやうな讀み方ではなくなつた。昔世にもてはやされてゐた人、今世にもてはやされてゐる人は、どんな事を言つてゐるかと、譬へば道を行く人の顏を辻に立つて冷澹に…」 240023 proofread-page text/x-wiki oi0pf0x0y6itnsmumtxs6etkamv1o2f Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/16 250 55503 240024 2026-04-12T04:15:12Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「た自分の意識は、或時懶眠の中から鞭うち起された。<br/>  それは Nietzsche の超人哲學であつた。<br/>  併しこれも自分を養つてくれる食餌ではなくて、自分を醉はせる酒であつた。<br/>  過去の消極的な、利他的な道德を家畜の群の道德としたのは痛快である。同時に社會主義者の四海同胞觀を、あらゆる特權を排斥する、愚な、とんまな群の道德…」 240024 proofread-page text/x-wiki 61xsmyp0bzvflgxryf6cc2n6zi83phg Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/17 250 55504 240025 2026-04-12T04:15:55Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「そして既往を回顧してこんな事を思ふ。日の要求に安んぜない權利を持つてゐるものは、恐らくは只天才ばかりであらう。自然科學で大發明をするとか、哲學や藝術で大きい思想、大きい作品を生み出すとか云ふ境地に立つたら、自分も現在に滿足したのではあるまいか。自分にはそれが出來なかつた。それでかう云ふ心持が附き纏つてゐるのだら…」 240025 proofread-page text/x-wiki gy5xrb3ykminrk0j2486ds8c1l673zh 利用者:AntiquatedMan2025/森鷗外/蛇 2 55505 240027 2026-04-12T05:55:51Z AntiquatedMan2025 44229 ページの作成:「[[../|Up]] ---- <pages index="NDL1134395_妄想_-_他3篇.pdf" from="18" to="29" fromsection="yasuifujin/>」 240027 wikitext text/x-wiki ame716sa9plh91f3wmfu5hweooj2xt9 240033 240027 2026-04-12T06:00:45Z AntiquatedMan2025 44229 240033 wikitext text/x-wiki 7rm8r6rmjkic6mdig2htu271th3wu7j 240034 240033 2026-04-12T06:01:16Z AntiquatedMan2025 44229 240034 wikitext text/x-wiki afaz3qbmn2ia4vgm8579w8v8qd574y7 240050 240034 2026-04-12T07:38:08Z AntiquatedMan2025 44229 240050 wikitext text/x-wiki qr21feh2gvi9pc4asck9e45pfyranva Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/18 250 55506 240028 2026-04-12T05:56:19Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「蛇<br/> <br/>」 240028 proofread-page text/x-wiki 197qiszd49iyg1ywk5kyaqf9bwonugw Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/19 250 55507 240029 2026-04-12T05:56:53Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 明け易い夏の夜に、なんだつてこんなさうざうしい家に泊り合わせたことかと思つて、己はうるさく頬のあたりに飛んで來る蚊を逐ひながら、二間の緣側から、せせこましく石を据ゑて、いろいろな木を植ゑ込んである奧の小庭を、ぼんやり眺めてゐる。<br/>  座布團の傍に蚊遣の土器が置いてあつて、靑い烟が器に穿つてある穴から、絕えず立…」 240029 proofread-page text/x-wiki 2z5witysuh6xwwf8yrbwsarjxtvrlhr 240037 240029 2026-04-12T06:05:15Z AntiquatedMan2025 44229 240037 proofread-page text/x-wiki cwrqrgehq0h2avrd0pum0mlmmvoljxd Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/20 250 55508 240030 2026-04-12T05:57:29Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 暫く耳を濟まして聞いてゐたが、相手の詞が少しも聞こえない。女は一人でしやべつてゐるらしい。<br/>  挨拶に出た爺いさんが、「病人がありまして、おやかましうございませう」と、あやまるやうに云つたが、まさか病人があんなにしやべり續けはすまい。<br/>  もしや狂人ではあるまいか。<br/>  詞は分からないが、音調で察して見れば、…」 240030 proofread-page text/x-wiki 3r065dx05b73btyawlzzuot8k8smjhn Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/21 250 55509 240031 2026-04-12T05:58:13Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「「さう。別になんにもないのだが、お前の方で忙しくないなら、少し聞いて見たいことがある。」<br/> 「いえ。どういたしまして。どうぞなんなりとも仰やつて下さいますやうに。」腰はまた落ち着けられた。<br/> 「どうだい。ここいらでは夏でもそんなに遲くまで起きてはゐないのだらうが、かうしてお前を引き留めて、話をしてゐても好いかい…」 240031 proofread-page text/x-wiki a3kwp3wf6yreqp28iccrjmnyk4eevk6 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/22 250 55510 240032 2026-04-12T05:59:08Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「の長壽をして、こなひだ死ぬるまで、每日十人ずつの乞食に二十五錢ずつ施すことになつてゐたので、近年は郡役所で貧窮のものを調べて、代り代り貰ひに來させることになつてゐた。若い奉公人の中には、「御隱居樣のお客樣」と云つて、蔭で笑ふものがあつたが、貰ひに來るものの感情を害するやうな事をしたものはない。<br/>  この夫婦の間…」 240032 proofread-page text/x-wiki 4ebzlxqkv0wseely6tz7oyb535p8okx Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/23 250 55511 240035 2026-04-12T06:02:36Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「の事を、そろそろ相談し掛けて見ても、「淸吉、お前に任せるから、これまで通りに遣つてくれ」と云つて顧みようともしない。そんなら何か熱心にしてゐる事があるかと思つて、氣を附けて見ても、分からない。もう六十を越してゐた御隱居には優しくして、一家の事は自分に任せてゐるので、至極結構な御主人ではあるが、どうも張合のないや…」 240035 proofread-page text/x-wiki hlx8ecrttvaej4vnplo8ecjzo9wv3c4 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/24 250 55512 240036 2026-04-12T06:03:33Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「つた。親類には口のやかましい人もあつたが、かういふ事に非難も出なかつた。その朝は主人が眞中にゐて、兩側に御隱居と嫁さんとが据わつた。美しい嫁を取つたのが嬉しいと見えて、御隱居が樂しげに主人に話し掛ける。主人が返事をする。嫁さんは下を向いて聞いてゐたが、ろくに物も食べずに、誰よりも先に默つて席を立つてしまつた。自…」 240036 proofread-page text/x-wiki 4yfvyhjtwwvedow8rgo9hwgra9x06yf Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/25 250 55513 240038 2026-04-12T06:07:48Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「の老人が大層心寂しく存じてゐる樣子でして、名高い學者の方に泊つてお貰ひ申したら、何か心得になるやうな事が伺はれるかも知れないと申すのです。それで御迷惑かとは存じながら、お宿をお引受け申しました。先刻から淸吉が色々お話をいたした樣子ですが、わたくし共一家は實に悲慘な境遇に陷つてゐるのです。わたくしは今少し前に、お…」 240038 proofread-page text/x-wiki dn2wrgvbp60p3b79nvvfckf8g567z5j 240044 240038 2026-04-12T06:32:52Z AntiquatedMan2025 44229 240044 proofread-page text/x-wiki ihjwjvyxs4i9n2rnmnj1pvpm94b18jl Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/26 250 55514 240039 2026-04-12T06:09:12Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「をして俯向いてゐる。十一時の時計が鳴つた。<br/> 「そんなら、さつきまで聲のしてゐたのが奧さんですね」と、己は問うた。<br/> 「さうです。いつでも十一時前まではあの通りです。幻覺か何かがある樣子であんな工合にしやべり續けてゐて、草臥れ切るまでは寐ないのです。」<br/> 「なるほど。淸吉さんの話では、奧さんが嘉言善行といふやう…」 240039 proofread-page text/x-wiki fjy3nvofq5f814c941vm814u6x2c4xx 240043 240039 2026-04-12T06:18:30Z AntiquatedMan2025 44229 240043 proofread-page text/x-wiki 7jd6em7bv3c7frmu21h559ce5yqt4sb Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/27 250 55515 240040 2026-04-12T06:12:06Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「ば、むちやな事は出來ない。基督の山の說教なんぞを高尚なやうに云ふが、あれも利害に愬えてゐるのですからねえ。」<br/> 「なるほどさうです。赤ん坊は赤い物に目を刺戟せられれば、火をでも攫む。それと同じやうに、女は我慾を張り通して、自分が破滅するのですね。」<br/> 「まあ、そんな物でせう。だから、赤ん坊を泣かせて、火を攫ませ…」 240040 proofread-page text/x-wiki tns9s1apbjm4ylbsmtivmi391fl5271 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/28 250 55516 240041 2026-04-12T06:13:04Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「いたしてゐるものでございますから、なに、蛇といふものは氣壓なんぞを鋭敏に感ずるものだから、暴風雨の前なんぞには、馴れた棲家を出て、人家に這入り込むことがあるさうだ。佛壇にゐたのは、全く偶然だと申してをりました。ところが、翌朝になつて佛壇を見ますると、蛇はちやんと歸つてゐるのでございます。わたくしも此度は前より一…」 240041 proofread-page text/x-wiki 6y7b95c3re5qd8czfj3800k1paupo6s Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/29 250 55517 240042 2026-04-12T06:13:36Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 爺いさんは目を圓くした。「さやうなら、若い者を呼びまして。」<br/> 「いや。若い者なんぞに二度とは見せないといふ、お前さんの注意は至極好い。蛇位はわたしだつて摑まへる。毒のある蛇だと棒が一本いる。それで頸を押えて、項まで棒を轉がして行つて、頭の直ぐ根の處を摑むのです。これは俗に云ふ靑大將だ。棒なんぞはいらない。わ…」 240042 proofread-page text/x-wiki 6a4s0ttlp1oilmpft923oenr3vjj4cw 240049 240042 2026-04-12T07:37:25Z AntiquatedMan2025 44229 240049 proofread-page text/x-wiki tky6vnx5kujibyn40pkuf0u57atcvj6 利用者:AntiquatedMan2025/森鷗外/心中 2 55518 240046 2026-04-12T06:35:49Z AntiquatedMan2025 44229 ページの作成:「[[../|Up]] ---- <pages index="NDL1134395_妄想_-_他3篇.pdf" from="29" to="38" tosection="shinjuu/>」 240046 wikitext text/x-wiki ful43kgz624bzok3xedj2rtn8v621zl 240047 240046 2026-04-12T06:37:08Z AntiquatedMan2025 44229 240047 wikitext text/x-wiki 1qaxadvhhkw8q169on229z2cj6zx07p 240051 240047 2026-04-12T07:38:48Z AntiquatedMan2025 44229 240051 wikitext text/x-wiki kt9ghdrnapzjiqpzlrcck0eza9oesta 240052 240051 2026-04-12T07:39:03Z AntiquatedMan2025 44229 240052 wikitext text/x-wiki ak4zggayotl10vxyg9hp0ajjk3renjz 240062 240052 2026-04-12T07:56:48Z AntiquatedMan2025 44229 240062 wikitext text/x-wiki ggds81gbydlkzwz1z5dpk3n37b7cwrc 240063 240062 2026-04-12T07:58:17Z AntiquatedMan2025 44229 240063 wikitext text/x-wiki mmt2g8s1pstk16qpas9j6dhec0antag Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/30 250 55519 240053 2026-04-12T07:42:54Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「 お金がどの客にも一度はきつとする話であつた。どうかして間違つて二度話し掛けて、その客に「ひゆうひゆうと云ふのだらう」なんぞと、先を越して云はれやうものなら、お金の悔やしがりやうは一通りではない。なぜと云ふに、あの女は一度來た客を忘れると云ふことはないと云つて、ひどく自分の記憶を恃んでゐたからである。<br/>  それ…」 240053 proofread-page text/x-wiki rda0y20mplho44ui1ebiipr4eu70058 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/31 250 55520 240054 2026-04-12T07:43:45Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「事をはつきり覺えてゐるのは、これも矢つ張僕一人かも知れない。癖と云ふのはかうである。<br/>  お金は客の前へ出ると、なんだか一寸坐わつても直ぐに又立たなくてはならないと云ふやうな、落ち着かない坐わりやうをする。それが隨分長く坐わつてゐる時でもさうである。そしてその客の親疎によつて、「あなた大層お見限りで」とか、「ど…」 240054 proofread-page text/x-wiki 5lczq7hqdykvh2j0x9duwti2vbqgseb Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/32 250 55521 240055 2026-04-12T07:44:39Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「に降つて、手水鉢の向うの南天と竹柏の木とにだいぶ積つて、竹柏の木の方は飲み過ぎたお客のやうに、よろけて倒れさうになつてゐた。お金はまだ降つてゐるかしらと思つて、耳を澄まして聞いてゐるが、折々風がごうと鳴つて、庭木の枝に積もつた雪のなだれ落ちる音らしい音がする外には、只方々の戶がことこと震ふやうに鳴るばかりで、ま…」 240055 proofread-page text/x-wiki jxy0up08hkyzcjl24s613v30gliddr0 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/33 250 55522 240056 2026-04-12T07:46:04Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「「じれつたいねえ。」お松は足踏をした。<br/> 「もう穿けてよ。勘辨して頂戴、ね。」お花はしどけない風をして、お松に附いて梯子を降りて行つた。<br/>  便所は女中達の寢る二階からは、生憎遠い處にある。梯子を降りてから、長い、狹い廊下を通つて行く。その行き留まりにあるのである。廊下の橫手には、お客を通す八疊の間が兩側に二つ…」 240056 proofread-page text/x-wiki go4ih3lmdkpmt5jsxg2ay5xne3zkifm Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/34 250 55523 240057 2026-04-12T07:51:47Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「つたのを納得させた。婿を嫌つたのは、佐野さんがあるからの事であつた。安穩寺の住職は東京で新しい教育を受けた、物分りの好い人なので、佐野さんの人柄を見て、うるさく品行を非難するやうな事をせずに、「君は僧侶になる柄の人ではないから、今のうちに廢し給え」と云つて、寺を何がなしに逐ひ出してしまつた。そこで佐野さんは、內…」 240057 proofread-page text/x-wiki kgqm9vywaqub68z0zn5f0xo873zgv9l Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/35 250 55524 240058 2026-04-12T07:52:28Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「とは出來ない。これもお蝶の信用を固うする本になつてゐるのである。<br/>  お金は宵に大分遲くなつてから、佐野さんが來たのを知つてゐる。外の女中も知つてゐる。こんな事はこれまでもあつたが、女中達が先きに寢て、暫く立つてから目が醒めて見れば、いつもお蝶はちやんと來て寢てゐたのである。それが今夜は二時を過ぎたかと思ふのに…」 240058 proofread-page text/x-wiki oq9sfo6md1eo9kl0w52rrt8xk5sqht5 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/36 250 55525 240059 2026-04-12T07:53:32Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「やなくつてよ。それに板の隙間では、あんな音はしまいと思ふわ。なんでも障子の紙かなんかの破れた處から吹き込むようだねえ。あの手水場の高い處にある小窓の障子かも知れないわ。表の手水場のは硝子戶だけれども、裏のは紙障子だわね。」<br/> 「さうでせうか。いやあねえ。わたしもう手水なんか我慢して、二階へ歸つて寢ようかしら。」<b…」 240059 proofread-page text/x-wiki at6nnifle7ighhl2hyb46esc6rmui1a Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/37 250 55526 240060 2026-04-12T07:54:33Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「く行きませう。」お花の聲は震えてゐる。<br/> 「まあ、ちよいとお待ちよ。どうも變だわ。あの音をお聞き。手水場の中よりか、矢つ張ここの方が近く聞えるわ。わたしきつとこの四疊半の障子だと思ふの。ちよつと開けて見ようぢやないか。」お松はこん度常の聲が出たので、自分ながら氣強く思つた。<br/> 「あら。およしなさいよ。」お花は慌…」 240060 proofread-page text/x-wiki 5daf7pfdz07pqc44kk5i4dhwqskc202 Page:NDL1134395 妄想 - 他3篇.pdf/38 250 55527 240061 2026-04-12T07:56:29Z AntiquatedMan2025 44229 /* 未校正 */ ページの作成:「<section begin="shinjuu"/>は取るまい。佐野も東京には出て見たが、神經衰弱の爲めに、學業の成績は面白くなく、それに親戚から長く學費を給してくれる見込みもないから、お蝶が切に願うに任せて、自分は甘んじて犧牲になる。」書いてある事は、ざつとこんな筋であつたさうだ。<br/>  川枡へ行く客には、お金が一人も殘さず話すのだから、この話を…」 240061 proofread-page text/x-wiki 5x9fqttf9pnxhmzbbzm7nh28et9ojab 利用者:AntiquatedMan2025/森鷗外/百物語 2 55528 240064 2026-04-12T07:59:09Z AntiquatedMan2025 44229 ページの作成:「[[../|Up]] ---- <pages index="NDL1134395_妄想_-_他3篇.pdf" from="38" to="42" fromsection="hyaku"/>」 240064 wikitext text/x-wiki 1oe5u33jzrmde37hqvmj4oq1q8e8533