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敦煌
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2026-06-16T15:02:04Z
Takanori555
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/* 鉄道で */
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[[File:Mondsichelsee-03.JPG|thumb|400px|月牙泉、ゴビ砂漠]]
'''敦煌'''(とんこう)は[[中華人民共和国]]の[[甘粛省]]にある都市。古くから西域への玄関口として、シルクロード交易の要衝として栄えたオアシス都市です。
== 知る ==
{{引用
|渭城<sup>ノ</sup>朝雨、<ruby>浥<rp>(</rp><rt>うるほ</rt><rp>)</rp></ruby><sup>シ</sup><sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆓</sub>輕塵<sup>ヲ</sup><sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆒</sub><br />
客舍青青、柳色新<sup>ナリ</sup><br />
勸<sup>ム</sup><sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆑</sub>君<sup>ニ</sup>、更<sup>ニ</sup>盡<sup>クセ</sup>一杯<sup>ノ</sup>酒<br />
西<sup>ノカタ</sup>出<sup>ヅレバ</sup><sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆓</sub>陽關<sup>ヲ</sup><sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆒</sub>無<sup>カラム</sup><sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆓</sub>故人<sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆒</sub>
|『送元二使安西』王維
}}
河西走廊の西端にあり、[[シルクロード|陸のシルクロード]]において非常に重要な役割を果たした都市です。広大な砂の土地に築かれた都市であり、周囲には砂漠が延々と続きます。[[中国王朝#漢|前漢]]の武帝が対匈奴の最前線として構築して以来、東西の交易路の重要な中継地点と西の異界への入り口として在り続けてきました。こうした歴史的重要性から、敦煌文書が見つかったり巨大な莫高窟があったりと文化的に非常に面白い町になっています。また、遊牧民族の土地である西域を感じるにもいい場所です。
=== 歴史 ===
敦煌は太古より[[内陸アジア世界#月氏|月氏]]の土地でしたが、[[内陸アジア世界#匈奴|匈奴]]の最盛期である冒頓単于の時代に侵攻され、匈奴が支配下に置いていました。その後前漢の武帝による西域出征によって漢の支配下に入り、河西四郡の1つとして敦煌郡が置かれた話は有名です。その後、西域への防御策として玉門関と陽関が置かれ、以降もこれらはシルクロードの重要な関所として機能していきます。張騫が獲得した有名な汗血馬もまたこの地を通って運ばれました。その後[[中国王朝#唐|唐]]の時代まで、この地はシルクロードの中心地として栄えていましたが、中原からすれば辺境の地であり、東から追いやられてきた貧民や犯罪者などが多かったと言います。
政情が不安定になった晩唐に吐蕃によって占領されると交易がとまり、その後支配勢力は二転三転し一時は交易が再開されるなどしましたが、シルクロードの海行路への変遷とともに寂れ、近代になるまで町は忘れ去られていきました。1900年、王円籙が偶然敦煌文書の一部を見つけると、そのうわさを聞き付けた西洋の学者たちが訪れ資料を自国へ持ち帰るなどしたため、[[中国王朝#清|清]]朝がこれらの資料を保護しました。敦煌文書には多種多様な言語で書かれた多種多様な宗教の経典が含まれており、その文化的価値が評価され再び敦煌に人の目が向くようになりました。現在は[[世界遺産|世界文化遺産]]に登録された場所の1つとして、人気の観光地となっています。
=== 地理 ===
西にタリム盆地、北にゴビ砂漠が控える中国の辺境の地で、河西回廊と呼ばれるシルクロードの重要中継地に当たります。この地に築かれた関所の1つである玉門関は万里の長城の終点でもあり、また現在では世界遺産「シルクロード:長安−天山回廊の交易路網」にも含まれています。
=== 観賞 ===
この地は最西域の地として漢詩の中にもしばしば登場します。冒頭でもご紹介した王維の詩『送元二使安西』はその1つで、西域へ向かう旧友への別れの詩なのですが、最も有名な最後の句に出てくる「陽關」こそ敦煌の関所の1つ[[#陽関|陽関]]を指しています。
また、涼州詞の代表的な作である王之渙の『涼州詞』にも、「春光<ruby>不<rp>(</rp><rt>ず</rt><rp></ruby><sub style{{=}}"font-size:66%; vertical-align:-0.15em; line-height:0px;">㆑</sub><ruby>度<rp>(</rp><rt>わた</rt><rp></ruby><sup>ラ</sup>玉門關」と敦煌の玉門関に言及があります。
== 着く ==
=== 飛行機で ===
* {{vCard | type=airport | name=[[敦煌空港]] | directions=市街地から東に{{km|12.7}}程の所にあります。 | wikidata=Q1154516 | content=[[北京]]、[[重慶]]、[[南京]]、[[西安]]、[[杭州]]、[[昆明]]、[[上海]]、[[成都#成都天府国際空港|成都]]、[[香港]]などの主要都市からのフライトがあります。中国国外からの国際便はほとんどないため、国内で乗り継ぐ必要があります。 }}
=== 鉄道で ===
*[[:w:敦煌駅|敦煌駅]] - 市内に最も近いですが、停車する列車は少ないです。
*柳園駅 - 市内から{{km|120}}離れています。
*柳園南駅 - 柳園駅と同様市内から{{km|120}}離れており、高速列車が停車します。
== 観る ==
<gallery mode=packed>
ファイル:Crescent Moon Spring Yueyaquan Mingshashan Dunhuang Gansu China 敦煌 鸣沙山 月牙泉 - panoramio (2).jpg|鳴沙山と月牙泉
</gallery>
*莫高窟 - 世界文化遺産に登録されている、大規模な石窟です。見学する場合は莫高窟数字展示中心にて入場券を購入する必要があります。
*月牙泉 - 月牙とは中国語で三日月のことです。砂漠のなかにありますが、一度も枯れたことがありません。
*沙州故城
以上は市内からバスで行くことができます。以下は市内から車をチャーターする必要かあります。
*白馬塔 - 白亜の仏塔。4世紀に、ある高僧が連れてきた白馬が死んだため、埋葬のためにこの塔を建てたといいます。
*楡林窟 - 万仏峡ともいう。唐代から清代まで開削され現存は41カ所です。
*鎖陽城 - 唐代の城で、この城で戦いが起きて食料が尽きた時漢方の材料である鎖陽を食べてもちこたえたのてこの名がつきました。
*玉門関 - 漢代では中国最西端の地でした。
*陽関 - 王維の詩でも詠われた、重要な関所でした。
*西千仏洞 - 莫高窟の西にあるため、西千仏洞といいます。
*ヤルダン地質公園 - 広大な砂漠の中に奇怪な岩の多数が並びます。張芸謀監督映画「HERO」のロケ地でした。
== 食べる ==
*沙州市場 - 甘粛省料理が食べられます。
== 泊まる ==
有名観光地というだけあり、高級ホテルからYHAまで揃っています。
*敦煌太陽大酒店は日本のグループツアーがよく使うホテルであります。
*敦煌賓館は国内外の要人が宿泊します。
*敦煌非你莫宿青年旅舎は敦煌のYHA。
== 出かける ==
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[[カテゴリ:中国の都市]]
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広州
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56975
2026-06-16T14:57:04Z
Takanori555
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/* 着く */
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wikitext
text/x-wiki
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'''広州市'''(こうしゅうし | {{lang-zh-Hans|广州}};[[広東語会話集|広東語]]では {{lang|yue-Latn|Gwóngjāu}}、標準中国語では {{lang|cmn-Latn|Guǎngzhōu}} と発音)は、[[華南|中国南部]]・[[広東省]]の省都です。
2020年の国勢調査によれば、市の人口は1870万人(都市圏全体では2690万人)であり、重慶、上海、北京に次ぐ中国第4の都市です。[[珠江デルタ]]地域の重要な一部を占め、同地域には[[深圳]]、[[東莞]]、[[仏山]]、[[江門]]、[[恵州]]、[[中山]]、[[珠海]]も含まれます。[[香港]]や[[マカオ]]も地理的・言語的・文化的にはPRD(珠江デルタ)に属しますが、政治的・行政的には別個とされます。
紅茶貿易の時代、西洋では広州は「Canton」として広く知られていました。今日でもこの地域の料理や言語は「広東」と呼ばれ、西洋名と中国名はしばしば併用されています。広東人は勤勉な精神、優れた食文化、強い商才で知られています。
広州は何世紀にもわたり国際的な貿易拠点であり、中国最大の交易行事である広州交易会(広交会)の開催地でもあります。現代の広州は高層ビルや広大なショッピング街で知られていますが、豊かな文化的景観も併せ持ちます。歴史的・宗教的な名所や、国際的に評価される博物館、美術館、音楽会場も多数存在するのが特徴です。
== 地区 ==
{{Mapframe|width=500|height=600|show=mask|staticmap=Guangzhou map2.png|name=広州市の地図}}
多くの中国の都市と同様、広州市も都市中核だけでなく広大な農村部を含んでいます。広州市には11の行政区があり、そのうち荔湾区、越秀区、天河区が中心市街地で、観光客が最も訪れる地域です。
{{Regionlist
| region1name=[[広州/荔湾区|荔湾区]]({{lang-zh-Hans|荔湾}}、{{LangWithName|yue|3=Lai Wan}})
| region1color=#ffb099
| region1items=
| region1description=広州の歴史的名所が集中していて、植民地時代の沙面島、サイクワン旧住宅、上下九歩行街、陳氏書院などがあります。
| region2name=[[広州/越秀区|越秀区]]({{lang-zh-Hans|越秀}}、{{LangWithName|yue|3=Yuet Sau}})
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| region2description=広州の政治・文化の中心であり、旧時代の政治・軍事地区の核心である東山(TungShan)が含まれます。越秀公園、北京路(旧称 {{lang|yue|雙門底}} Saung Mun Dei の商業街)、孫中山記念堂などが見どころ。
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| region3description=新都心かつビジネス街で、高層ビルやショッピングモールが立ち並びます。多くの外国人コミュニティもここにあります。広東省博物館、広州市図書館、オペラハウス、石牌村などが見どころ。
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| region4color=#ca9f51
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| region4description=広州塔、広交会展館、孫中山大学、珠江プロムナードがあります。
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| region5description=新しく開発された地区で、技術産業に力を入れています。蓮花山や複数のテーマパーク、大学城が見どころ。南沙は市の南端にある工業地域で、高速鉄道の駅もあります。
| region6name=[[広州/北東部|北東部]]
| region6color=#779b61
| region6items=
| region6description=これらの区は主に農村地域です:
*'''白雲区'''({{lang-zh-Hans|白云}} ''Báiyún'')— 農村色が強いですが、近年の開発で徐々に取り込まれつつあります。見どころは白雲山。
*'''黄埔区'''({{lang-zh-Hans|黄埔}} ''Huángpǔ'')— 外国人観光客にはあまり知られていませんが、市中心の東にあります。黄埔軍校跡が見どころ。
*'''花都区'''({{lang-zh-Hans|花都}} ''Huādū'')— 発展中の工業地域。花都広場や広州白雲国際空港があります。
*'''増城区'''({{lang-zh-Hans|增城}} ''Zēngchéng'')— ライチの産地として有名で、収穫は6月から7月に行われます。
*'''従化区'''({{lang-zh-Hans|从化}} ''Cónghuà'')— 温泉と天山天池で知られます。
}}
== 知る ==
[[File:Zhujiang New Town.jpg|thumb|right|230px|天河区の珠江新城、中央に写るのは103階建ての広州西塔]]
広州は海外文化の歴史的な玄関口として、古くから外国人の存在に慣れてきた都市です―中国の他の多くの都市では、今でも訪問者が悪目立ちすることがありますが、広州では違います。そのため旅行者はより自由にゆったりと過ごせると感じることが多いでしょう。中心部の高層ビル群を離れると、伝統的な街並みが今もなお活気を保ち、地元の人々は屋外に集まり、お茶や会話を楽しんでいます。
この都市には中国最大の都市公園、修復された植民地時代の建物が並ぶ魅力的な島、世界的に有名な地平線、一流の美術館や展示会場の数々、そして壮大な中心広場があります。今日の広州は中国でも最も繁栄した都市の1つであり、最も自由で開放的、かつ国際的な都市として評価されています。
=== 歴史 ===
西洋ではかつて ''Canton'' として知られていた広州は、実はおよそ2200年の歴史を持ちます。
[[File:GZFiveRams.JPG|thumb|right|250px|広州の象徴:五羊伝説に登場するヤギを模った五羊石像]]
五羊伝説([[:w:五羊伝説|ウィキペディア]])によれば、かつて5人の仙人が異なる色のヤギに乗り稲束を携えて現在の広州の地に降り立ちました。彼らは持ち寄った稲穂を人々に授け、羊を置いて帰りました。その後、この地域は豊作が続き、広州は富と影響力を持つ都市へと成長しました。仙人たちが残した羊は石に姿を変えたといいます。この伝説にちなんで、広州は羊城({{lang-zh-Hans|羊城}})、穗城({{lang-zh-Hans|穗城}})、五羊城({{lang-zh-Hans|五羊城}})などの別名を持ちます。また、街に咲き誇る花々にちなんで花城({{lang-zh-Hans|花城}})とも呼ばれます。
史記には、広州は紀元前214年に番禺({{lang-zh-Hans|番禺}})の名で建設されたと著され、広州の名は当初は広義の広州府の中の都市を指していたようです。その後都市が拡大するとこの町に「広州」という名が定着しました。
広州は[[シルクロード#海のシルクロード|海のシルクロード]]の重要な拠点として、華南と[[インド]]、[[東南アジア]]、[[中東]]、[[アフリカ]]を結ぶルートの一端を担っていました。中東との交流に影響され627年にはモスクが建てられ、現在も少数のイスラム教徒が暮らしています。禅宗も広州に深いルーツを持ち、インドから渡来した達磨はここで教えを広め、また六祖慧能は広州で生まれ、後に有名な「六祖壇経」を説きました。彼の寺院は現在も大切に保護されています。
キリスト教においても重要な場所であり、1807年には最初のプロテスタント宣教師ロバート・モリソンが広州に到着し、中国におけるキリスト教布教の端を切りました。今日では経済成長とグローバル化に伴い、中国最大のアフリカ人コミュニティも広州に存在します。
広州の歴史には幾多もの支配者が刻まれています。786年にはペルシア人によって都市が略奪され、1514年には[[ポルトガル]]人がヨーロッパ人として初めて広州に到達し、17世紀に[[オランダ]]人が到来するまで独占的に貿易をしていました。1711年にはイギリス東インド会社が交易所を設け、1757年に清朝が対外貿易を制限した際も広州のみが対外的に開かれました。この制限は1842年のアヘン戦争敗北と南京条約締結まで続き、その後4つの通商港が開かれました。これにより広州の工業化が後押しされました。
軍閥時代には、孫文とその勢力が袁世凱や北洋政府に対抗する拠点として広州を利用し、後に黄埔軍官学校を設立、多くの国民党・共産党の指導者を育成し、中国内戦の行方を大きく左右しました。
広州の影響力は国外にも及び、世界各地の華僑の多くが広州とその周辺にルーツを持っています。特に英語圏諸国([[アメリカ合衆国|アメリカ]]、[[イギリス]]、[[カナダ]]、[[オーストラリア]])や東南アジア([[クアラルンプール]]や[[ホーチミン市]]など)では広東系コミュニティが強い影響力を持っています。
社会主義市場経済が展開された時代においても広州は重要な交易拠点であり続け、今でも続く1957年に始まった広州交易会(広交会)の開催地となりました。鄧小平の改革開放以後は香港や海外広東人コミュニティからの投資を受け、大規模な経済都市への発展を遂げました。2019年には広州のGDPが香港を上回るほどにまで成長しました。
=== 気候 ===
<!--
{{climate chart
|Guangzhou
|10.6 |18.7 |51.1
|12.5 |20.0 |56.1
|15.5 |22.3 |101.0
|19.6 |26.4 |193.8
|23.1 |30.0 |329.0
|25.1 |32.0 |364.9
|25.8 |33.3 |242.6
|25.5 |33.2 |270.3
|24.2 |32.0 |203.2
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|16.7 |25.3 |37.4
|11.9 |20.7 |33.4
|float=right
|clear=right
|description=
|source = China Meteorological Administration,<ref name="CMA">{{cite web
| url = http://old-cdc.cma.gov.cn/shuju/search1.jsp?dsid=SURF_CLI_CHN_MUL_MMON_19712000_CES&tpcat=SURF&type=table&pageid=3 {{dead link|December 2020}}
|archive-url=https://web.archive.org/web/20130921055035/http://old-cdc.cma.gov.cn/shuju/search1.jsp?dsid=SURF_CLI_CHN_MUL_MMON_19712000_CES&tpcat=SURF&type=table&pageid=3 {{dead link|June 2020|December 2020}} {{dead link|December 2020}}
|archive-date=2013-09-21
| script-title=zh:中国地面国际交换站气候标准值月值数据集(1971-2000年)
| publisher = China Meteorological Administration
| language = Chinese
| accessdate = August 12, 2016 }}</ref> all-time extreme temperature<ref name = Mherrera>{{cite web
|url= http://www.mherrera.org/temp.htm
|title= Extreme Temperatures Around the World
|accessdate= 2010-12-01}}</ref>
}}
-->
観光に最適な気候は10月から11月で、4月から5月も良いでしょう。広州は亜熱帯気候に属し、夏はじめじめとして、気温も時々40℃近くに達するなどかなり暑いです。台風は6月から9月に訪れます。広交会は毎年4月中旬から5月上旬、10月中旬から11月上旬に開催され、この時期は宿泊施設がどこも満員になり料金も高騰します。詳しくは[[#泊まる|泊まる]]のセクションを確認してください。
== 話す ==
広州の地元住民は母語として '''[[広東語会話集|広東語]]''' を話します。香港の広東語よりも外国語の影響が少なく、「最も純粋な」広東語を学べる場所とされています。
広州では標準の広東語にいくつかの異なるアクセントがあり、代表的なのは東山区アクセント({{lang-zh-Hans|东山口音}})と西関アクセント({{lang-zh-Hans|西关口音}})でしょう。発音に違いはありますが、すでに広東語に堪能であれば理解に大きな支障はありません。
また、'''[[中国語会話集|標準語]]'''も中国本土の公用語であり、すべての学校での教育言語でもあるため、若い世代の多くは広東語と標準語の2か国語話者です。広州は中国でも最も繁栄した都市の一つであり、全国各地からの移住者も多いため、広東語を話さず標準語だけを話す人も多いです。標準語だけでも日常的な意思疎通は十分ですが、地元社会に溶け込むには広東語の知識がほぼ不可欠ともいえます。しかし外国人居住者は広東語よりも実用範囲の広い標準語を学ぶことを選ぶ場合が多いです。
[[英語会話集|英語]]は中国の他地域(北京・上海を除く)よりも通じやすいですが、それでも多数派にはなっていません。ホテルの名刺を常に持ち歩くことをお勧めします。道を訊く際の混乱を避けるため、目的地の名前を中国語で紙に書いてホテルで用意してもらうといいと思います。教育を受けた若者は基本的な英語力を持っている場合が多く、外国人に人気のホテルやバー、レストランでも英語が通じることが多いでしょう。
== 着く ==
=== 飛行機で ===
{{main|広州白雲国際空港}}
{{vCard | type=airport
| name=広州白雲国際空港 | name-local=广州白云国际机场 | alt={{IATA|CAN}} | url=https://www.guangzhouairportonline.com/ | email=
| address=白雲区 | lat=23.390 | long=113.298 | directions=
| phone=+86 20 3606 6999 | tollfree=
| hours= | price=
| lastedit=2016-01-30
| content=中国を代表する国際的なハブ空港の一つで、市街地の北{{km|28}}のところにあります。タクシーや地下鉄で市内にアクセス可能な最も便利な空港です。'''[https://www.csair.com 中国南方航空]'''の主要拠点です。
}}
'''香港'''経由でのアクセスも可能です。[[香港国際空港]]からは広州行きの直行フェリーがあり、香港の入国審査を通過せずに移動できます。また、空港から広州や広東各地へ直行する越境バスもありますが、この場合は香港の入国審査が必要です。バス会社は中国旅游集団(CTG)、環島中港通、永東バスなどで、料金は片道{{currency|HKD|220-250}}ほど。機場快線の九龍駅の次の駅である西九龍駅に移動すれば高速鉄道で広州へ行けます。
広州空港では、54カ国の市民が第3国への乗り継ぎ時に最大240時間(10日間)の査証免除で広東省に滞在できます。詳細は[[広東省]]の項を参照。
=== 鉄道で ===
広州は中国各地へ高速鉄道網が整備されており、中心は広州南駅(南站)です。主な接続は以下の通り:
'''香港'''(西九龍駅)までは最速で1時間以内です。福田、[[深圳]]、虎門を経由し、料金は片道200香港ドルから、概ね毎時2~4本運行されています。出発90分前までに西九龍駅で出国手続きを済ませ、広州到着後はすぐに乗り換えが可能です。香港へ向かう場合は出発20分前でも大丈夫ですが、入国審査の時間を考慮する必要があります。
また、西九龍と広州東駅(東站)を結ぶ列車もありますが、所要時間は長いです。さらに、広州から深圳の羅湖駅まで中国側の列車で行き、徒歩で国境を越えて香港MTR東鉄線に乗り換える安価な方法もあります。この方法は地元民がよく利用します。
'''中国本土:''' 武漢(3時間)、北京(8時間)、西安、上海(7時間)、南寧(4時間)、昆明などへ高速鉄道が走っています。最も特筆すべきはチベットの[[ラサ]]行きの列車で、約{{km|5000}}の高地ルートを通り、所要は55時間近いです。寝台料金は¥923以上です。詳細は[[陸路でチベットへ]]を参照。
広州には主要駅が3つあり、多くの旅行者が駅を間違えて列車に乗り遅れるため、切符をよく確認する必要があります。
* {{vCard | type=station
| name=[[:w:広州南駅|広州南駅]] | alt={{lang-zh-Hans|广州南站}}, Nan-Zhan | url= | email=
| address= | lat=22.99139 | long=113.26379 | directions=地下鉄 {{rint|guangzhou|2}}, {{rint|guangzhou|7}}, {{rint|guangzhou|22}}
| phone= | tollfree=
| hours= | price=
| wikidata=Q1073420
| lastedit=2019-12-17
| content=高速鉄道の主要駅。中心部から南へ{{km|20}}、地下鉄2号線で30分(運賃¥5)。広大な出発コンコースや飲食店もあります。香港路線が中心のため駅員の多くは英語ができます。周辺のホテル群は外国人宿泊を拒否する傾向があるため、予め予約サイトなどで宿泊の可否を確認しましょう。[[珠江デルタ]]の各地を連絡する鉄道網のターミナルである[[:w:番禺駅|番禺駅]]は広州南駅に隣接しています。
}}
* {{vCard | type=station
| name=[[:w:広州東駅|広州東駅]] | alt={{lang-zh-Hans|广州东站}}, Dong-Zhan | url= | email=
| address= | lat=23.15395 | long=113.31949 | directions=地下鉄 {{rint|guangzhou|1}}, {{rint|guangzhou|3}}
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| wikidata=Q1185849
| lastedit=2024-08-08
| content=[[深圳]]への頻繁な列車のほか、中国本土東部への高速列車も発着。
}}
* {{vCard | type=station
| name=[[:w:広州駅|広州駅]] | alt={{lang-zh-Hans|广州站}}, Guangzhou-Zhan | url= | email=
| address= | lat=23.15256 | long=113.25209 | directions=地下鉄 {{rint|guangzhou|2}}, {{rint|guangzhou|5}}
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| wikidata=Q1047372
| lastedit=2023-12-26
| content=国内最大級の駅の一つで、[[ハルビン]]や[[ラサ]]まで向かう列車も発着します。スリが多発するため所持品には十分注意してください。
}}
* {{vCard | type=station
| name=[[:w:広州白雲駅|広州白雲]] | alt={{lang-zh-Hans|广州白云站}}, Guangzhou Baiyun-Zhan | url= | email=
| address= | lat=| long=| directions=地下鉄 {{rint|guangzhou|8}}
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| lastedit=2023-12-26
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| content=広州で最も新しく最大の駅。高速鉄道と在来線の双方を扱います。
}}
* {{vCard |type=station
|name=[[:w:広州北駅|広州北駅]]|wikidata=Q756512}}利用する可能性は低いです。なお広州西駅は貨物専用です。
=== バスで ===
香港国際空港から広州への直行バスがあり、目的地には黄埔大道({{lang-zh-Hans|黄埔大道}})の曁南大学({{lang-zh-Hans|暨南大学}})、花園ホテル({{lang-zh-Hans|花园酒店}})、中国大酒店({{lang-zh-Hans|中国大酒店}})などが含まれます(ホテルの項を参照)。所要時間は3時間以上、料金は{{HKD|250}}。香港各地にも越境バスターミナルがあり、その1つは九龍公園近くのオースティン道と広東道の交差点にあります。片道料金は約{{HKD|100}}。
国内では、広東省内のほぼ全域から広州行きのバスに乗ることが可能で、隣接する[[広西]]、[[湖北]]、[[福建]]からも多数の便があります。市内の主なバスターミナルは以下の通り:
* {{vCard | type=bus
| name=省バスターミナル | alt={{lang-zh-Hans|省汽车客运站}} | url= | email=
| address=広州市環市西路145-149号 {{lang-zh-Hans|环市西路145-149号}} | lat=23.15086 | long=113.24728 | directions=地下鉄2・5号線 広州駅 出口F1, F2, H1, H2
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=
| content=主に広東省外への長距離路線を運行。
}}
* {{vCard | type=bus
| name=流花站 | alt={{lang-zh-Hans|流花站}} | url= | email=
| address= | lat=23.1496984 | long=113.2504565 | directions=地下鉄2・5号線 広州駅 出口D4
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=
| content=省汽車客運站の向かいにあり、主に省内都市への便を扱う。
}}
* {{vCard | type=bus
| name=天河バスターミナル | alt={{lang-zh-Hans|天河客运站}} | url= | email=
| address=広州市燕嶺路633号 {{lang-zh-Hans|燕岭路633号}} | lat=23.17379 | long=113.33696 | directions=地下鉄3・6号線、天河バスターミナル
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=
| content=中国南部・中部方面へ向かう便を運行し、遠くは甘粛省まで到達する。広東省内都市への便も多数ある。
}}
* {{vCard | type=bus
| name=海珠バスターミナル | alt={{lang-zh-Hans|海珠客运站}} | url= | email=
| address=広州市南洲路182号 {{lang-zh-Hans|南洲路182号}} | lat=23.06669 | long=113.29329 | directions=地下鉄2号線 南洲駅 出口A
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=
| content=海珠区南部に位置し、省内主要都市や海南省を含む中国南部の省への便を運行。
}}
* {{vCard | type=bus
| name=芳村バスターミナル | alt={{lang-zh-Hans|芳村客运站}} | url= | email=
| address=華迪中路51号 | lat=23.08264 | long=113.22942 | directions=地下鉄1号線 坑口駅 出口B
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=
| content=海珠客運站と同様の方面への便を運行。
}}
* {{vCard | type=bus
| name=越秀南汽車站 | alt={{lang-zh-Hans|越秀南汽车站}} | url= | email=
| address={{lang-zh-Hans|越秀南东园横2号}} | lat=23.12108 | long=113.27207 | directions=地下鉄6号線 团一大広場駅
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=
| content=省内外の都市に加え、マカオや香港行きの便もある。
}}
* {{vCard | type=bus
| name=広州南バスターミナル | alt={{lang-zh-Hans|广州南汽车客运站}} | url= | email=
| address= | lat=22.99419 | long=113.26556 | directions=地下鉄2・7号線 広州南駅
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=
| content=主に近隣都市への便を運行。羅湖へのバス(料金¥65、毎時運行)があり、これは香港と中国本土を結ぶ一般的な国境越えルートです。
}}
バスターミナルの日本語名と中国語名は「バスターミナル」「客運駅」「省汽車客運站」など、表記が統一されていないことがあり、同じ駅を指している場合もあります。
=== 船で ===
広州には南沙港、蓮花山港の2つの主要な旅客港があり、その他にもいくつかの小規模な港があるります
* {{vCard | type=harbor
| name=南沙港旅客ターミナル | alt={{lang-zh-Hans|南沙港客运码头}} | url=http://www.nskyg.com/ | email=
| address=広州市南沙経済技術開発区海浜新城商貿大道南二路2号 {{lang-zh-Hans|南沙经济技术开发区海滨新城商贸大道南二路2号}} | lat=22.77290 | long=113.60695 | directions=市中心から非常に遠く、地下鉄4号線の終点
| phone=+86 20 84688963 | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=2016-01-30
| content=香港行き(90分、1日4便、¥180)、香港国際空港行き(70分、1日2便、¥300)、マカオ行き(80分、週末のみ1日2便、¥180)の船が発着します。
}}
* {{vCard | type=harbor
| name=蓮花山港 | alt={{lang-zh-Hans|莲花山港}} | url=http://www.lhsgp.com/en/ | email=passenger@lhsgp.cn
| address=広州市番禺区石楼鎮港前路1号 {{lang-zh-Hans|番禺区石楼镇港前路1号}} | lat=22.97072 | long=113.50214 | directions=地下鉄4号線 石碁駅 出口Aから無料シャトルバスあり
| phone=+86 20 84659906 | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| lastedit=2018-01-26
| content=香港行き(1日4便、¥180)、香港国際空港行き(1日3便、¥300)の船が発着します。
}}
== 移動する ==
広州には効率的で急速に拡大している公共交通システムがあります。長期滞在する予定なら、様々な用途で使える'''岭南通-羊城通'''というICカードを購入するといいでしょう。[[香港]]のオクトパスカードに似ており、[[広東省]]内の多くの都市(ただし[[深圳]]を除く)で利用可能です。バス、地下鉄、パーキングメーター、一部のタクシーだけでなく、公衆電話、指定された店舗、観光地、特定の自販機でも使用できます。価格は{{CNY|50}}({{CNY|18}}のデポジット+{{CNY|32}}の残高)。購入やチャージはセブンイレブン、地下鉄のカスタマーサービスカウンター、天天洗衣などで可能です。旅行終了時にカードを返却する場合は、任意の羊城通サービスセンターで対応できます。おすすめの場所は、公園前駅出口J、体育西路駅出口G、広州東駅出口HJ付近のセンターです。記念に持ち帰るのもいいでしょう。
=== 地下鉄で ===
[[File:Guangzhou-Foshan Metro Diagram by Tim.svg|thumb|400px|広州地下鉄路線図]]
[[File:Train in China DSC 6894 (9406365585).jpg|thumb|広州地下鉄の車両]]
広州の'''[http://www.gzmtr.com/ 地下鉄]{{Dead link|date=March 2024 |bot=InternetArchiveBot }}'''は1999年に開通し、それ以来驚異的なスピードで拡張され続けています。観光客が訪れる多くの場所は駅から徒歩圏内であり、利便性と価格の安さを兼ね備えているため、最も便利な交通手段といえます。
駅の標識は中国語と英語で併記され、車内アナウンスは普通話(標準中国語)、広東語、英語の三か国語で行われます。通勤ラッシュ時(特に3号線)は非常に混雑します。運賃は距離によって{{CNY|2-21}}。自販機で購入でき、{{CNY|5}}、{{CNY|10}}、{{CNY|20}}紙幣と{{CNY|1}}硬貨に対応し、お釣りも出ます。最近はアリペイ対応機もありますが、外国人は使えないことが多いでしょう。大きな紙幣や傷んだ紙幣は窓口で両替可能です。切符は小さな丸いプラスチック製トークンで、入場時はセンサーにかざし、出場時は自販機のようにスロットへ返却します。羊城通カードを使えばさらに便利で、運賃も5〜40%割引になります。
中国標準のルールとして、駅に入る際はセキュリティチェックを受けます。ただし比較的緩く、金属探知機で軽くチェックされる程度の駅もあります。
現在、APM線を除いて15路線が運行中:
'''<span style="background:#F3CF45;">1号線</span>''':西南の芳村・西塱駅から天河区の広州東駅まで。市中心部の中山路の地下を通り、買い物や観光地へのアクセスに便利。
'''<span style="background:#0066A1; color:white;">2号線</span>''':白雲区の嘉禾望崗から広州南駅までの南北路線。白雲山、広州駅、越秀公園、海珠広場などを経由。西部・中心部滞在なら、嘉禾望崗で3号線に乗り換えて空港へ行くのにも便利。
'''<span style="background:#E9994A;">3号線</span>''':Y字型の南北線。主線は番禺広場から天河バスターミナルまで、北線は体育西路駅で分岐し空港南駅まで伸びる(広州東駅経由)。
'''<span style="background:#008542; color:white;">4号線</span>''':東部郊外を南北に走り、黄埔区の黄村から南沙港客運駅まで。オリンピックセンターや大学城にアクセス可能。
'''<span style="background:#C30045; color:white;">5号線</span>''':西の窖口から黄埔区の文沖まで。市内の環状道路に沿って走り、広州駅、花園ホテル、珠江新城に停車。
'''<span style="background:#772059; color:white;">6号線</span>''':珠江の北岸を走る路線。北京路、文化公園、黄花崗、団一大広場、東山湖公園に停車。
'''<span style="background:#77bc1f; color:white;">7号線</span>''':南部郊外を東西に横断。
'''<span style="background:#008b95; color:white;">8号線</span>''':海珠区を東西に横断し、鳳凰新村から万勝囲まで。中山大学、琶洲国際展示センターに停車。
'''<span style="background:#BED600;;">広仏線</span>''':中国初の都市間地下鉄。広州と[[仏山]]市中心部を結ぶ。中心部から約45〜60分で仏山へ。広州地下鉄の乗換や羊城通カードも利用可能。
'''<span style="background:#00B9E4;">珠江新城APM</span>''':天河区中心部を走る無人運転の小型路線。全9駅で林和西から広州塔まで運行し、オペラハウス、海心沙島(2010年アジア大会開会式会場)、広州塔など観光地に直結。他路線と異なりトークンは入場ゲートで投入し、出場ゲートは自動開放。運賃は均一で{{CNY|2}}(羊城通カード利用で5%引き)。
その他、{{rint|guangzhou|9}} {{rint|guangzhou|13}} {{rint|guangzhou|14}} <span style="color: #333; background-color: #0047ba; border:2px solid #0047ba; font-size:70%;"> <span style="color: white; font-weight: bold; white-space: nowrap;">18</span> </span> <span style="color: #333; background-color: #201747; border:2px solid #201747; font-size:70%;"> <span style="color: white; font-weight: bold; white-space: nowrap;">21</span> </span> <span style="color: #333; background-color: #cd5228; border:2px solid #cd5228; font-size:70%;"> <span style="color: white; font-weight: bold; white-space: nowrap;">22</span> </span> は郊外路線で、観光客にはあまり関係がありません。
さらに拡張が進められており、[[東莞]]、[[恵州]]、[[中山]]への接続も検討されています。
=== バスで ===
広州には市内全域を網羅する包括的な公共バス網もあります。最も安価な移動手段であり、旧型バスは{{CNY|1}}、新しいエアコン付きバスは{{CNY|2}}。ただし旧型はほぼ引退しています。バス停の案内はほとんどが中国語ですが、現在地の停留所名はピンインまたは英語で表記されていることが多いです(ただし英語の車内アナウンスと一致しない場合もある)。地下鉄駅近くの停留所は広州地下鉄のロゴで示されることが多く、道に迷ったときに役立ちます。車内アナウンスは普通話(標準中国語)、広東語、時に英語で行われます。乗車時には釣り銭不要の正確な運賃か羊城通カードが必要です。空いているバスでは降車時に合図をするのが望ましく、降車ドア横の赤いブザーを押すか、「下ー有下(ピンイン: xià yī zhàn yǒu xià、次で降りますの意)」または簡単に「有下({{lang-zh-Hans|有下}})」と言えば問題ありません。広東語では「yau lok」({{lang-zh-Hans|有落}})です。
多くの路線が通るバス停は複数の区画に分かれており、それぞれ異なる番号が付いています。通常は道路の片側に連続して配置されますが、海珠広場のように広範囲に散らばっている場合もあります。
バスは一つの区内移動や、地下鉄が通っていない郊外地区へ行くのに便利です。渋滞で移動が遅く不快になることもありますが、安価な市内観光代わりとしては使えます。トロリーバス(101〜109路線)は荔湾区や越秀区の探索に便利です。
ほとんどのバス路線は06:00〜22:00まで運行し、その後は夜行バス(路線名のはじめに「夜({{lang-zh-Hans|夜}})」がつく)が走ります。番号は通常路線と無関係で、運賃は通常{{CNY|3}}です。夜行バスはほとんどが01:00〜02:00頃に運行終了し、05:00頃から再開します。夜間はタクシー利用の方がいいでしょう。
広州には30以上の通勤急行バス({{lang-zh-Hans|高峰快线}})があり、主にラッシュ時に主要バス・地下鉄駅から混雑地域や郊外へ向かいます。運賃は{{CNY|1}}〜{{CNY|4}}。大学城専用線({{lang-zh-Hans|大学城专线}})も4路線あり、市内の主要駅から大学城へ直行できます({{CNY|2}}〜{{CNY|4}})。また観光バス({{lang-zh-Hans|旅游专线}})は市内の多くの景勝地を巡回しています。他にも商業地区直行線、住宅団地向けのシャトル、ショッピングセンター専用無料バスなどがあり、シャトルは領収書提示を求められる場合もあります。
=== 高速バスで ===
広州のBRT(バス高速輸送)は2010年初頭に開業しました。廈門のような高架式ではなく、天河路・中山大道の東郊外に向かう専用レーン方式です。交差点の一部は橋やトンネルでスムーズに通過できますが、信号がある場所では渋滞も発生します。混雑は地下鉄駅並みに激しいですが、車両はドアが少なく車内も狭いです。
BRTを走るバスは「B」の接頭辞(例: B1, B22)付きで、一部は「B」がなくても近くに停車します。路線図(中国語)では、各BRT停留所名の上にBRTロゴが表示されます。B1は全停留所に停まりますが、他のB路線は一部のBRT停留所だけ利用し、残りは通常道路を走ります。
通常の停留所から乗車すれば通常運賃({{CNY|2}})ですが、BRT停留所から乗車すれば同料金で乗り換え無料です。停留所ではコイン{{CNY|2}}を改札機に入れるか羊城通カードで入場し、バス乗車時の支払いは不要になります。後部ドアから乗車可能です。
ただし英語・日本語表記はほとんどなく、ピンインがあるのは現在地のみです。中国語が読めない旅行者にはあまり役立ちません。
=== タクシーで ===
[[File:Guangzhou Taxi Bytaxi Blue.JPG|thumb|right|青色の広州タクシー]]
広州のタクシーは比較的安価。初乗り{{CNY|12}}({{km|3}}まで)、以降{{km|1}}ごとに{{CNY|2.6}}かかります。燃料過重はありません。走行距離が{{km|15}}、{{km|25}}に達するとそれぞれ20%、50%の割増がなされます。少数のタクシーは羊城通カード決済可ですが、運転手に好まれません。タクシーホットラインは96900(忘れ物対応可)。'''必ず領収書を受け取ってください'''。そこに車両番号が記載されています。
外国語を話す運転手はほとんどいません。行き先は必ず中国語で住所を用意しておくこと。地方出身で広東語も話せない運転手も多いです。あまり知られていない目的地の場合は有名なランドマークも一緒に書く(例:「花園ホテルの向かい」など)とわかりやすいでしょう。
市内にはVWやヒュンダイ製の標準タクシーが多いですが、近年はロンドンタクシー型も増加しています(最新型は中国の吉利汽車製造)。車椅子対応・6人乗り可能です。黄色タクシーは地元ドライバーのみ雇用しているため道に詳しいとされおすすめです。他は他省からの出稼ぎ運転手が多く、土地勘がない場合もあります。
シフト交代は15:00〜17:00に多く、この時間は乗車困難です。07:30〜09:00、17:00〜19:00のラッシュ時も捕まりにくいです。夜間は比較的簡単につかまるはずです。
==== 詐欺 ====
多くの運転手は誠実ですが、交易会(広交会)時期には白雲国際展示センター周辺で乗車拒否やメーター不使用の事前料金交渉が横行します。他地域では空車が見つからないこともあります。
また一部は偽札を渡すことがあり注意が必要です。料金所で領収書を必ず確認し、メーター料金に加算するのは通行料のみであることをみてください。空港〜広州東駅間は{{CNY|120}}〜{{CNY|130}}程度です。
{{CNY|100}}札で支払う場合、受け取られるまで絶対に目を離さないこと。外国人を狙い、すり替えて偽札を渡される例があります。
=== 車で ===
{{see also|中国での運転}}
広州での運転は可能ですが、未経験者には大都市特有の交通事情が非常に困難かつ危険に感じられることが多いでしょう。運転手付きレンタカーを利用するのが一般的です。
道路渋滞は他都市同様に深刻です。
レンタカー会社:
*'''Avis'''({{lang-zh|安飞士汽车租凭}})、華利路9号、{{phone|+86 20 3829-6279}}、08:30~17:30
*'''[http://www.hertz.cn/ Hertz]'''({{lang-zh|赫兹国际汽车出租}})、林和西路89号景星酒店1階、{{phone|+86 20 8755-1608}}
=== バイクで ===
裏路地などでは便利ですが、市中心部ではオートバイは禁止になっています。違反すると罰金や没収もあり得ます。登録済み電動バイクは多くの道路で走行可で、正しいヘルメット着用と後席に大人がいなければ警察に止められることは少ないです。また、取り締まりは全般的に緩いです。
=== 自転車で ===
公共交通の発達や自家用車の普及で、自転車利用は減少しています。市政府は低炭素交通として推進中で、BRT線や地下鉄駅沿いにレンタル拠点が100以上あります。料金は時間制で1日最大{{CNY|30}}。人気ルートは珠江沿いの海珠区側で、天河区など中心部にも専用レーンが整備されつつあります。多くのレンタル拠点は羊城通カードに対応しています。
新車は大手スーパーで{{CNY|200}}程度のシングルから{{CNY|800}}程度の21段MTBまで、ただし品質は低めです。台湾ブランドのジャイアント、メリダは{{CNY|1000}}以上しますが高速かつ高品質です。盗難が多いので鍵は必須です。
折りたたみ自転車は地下鉄持込可(バス不可)、タクシーのトランクも運転手判断で大丈夫です。非折りたたみは公共交通不可(渡し船は例外)です。珠江トンネルや橋は通行禁止ですが、渡し船が({{CNY|1}}、自転車可)利用可能です。
=== 渡し船で ===
珠江横断の最安手段です。1980〜90年代前半までは市民数万人が利用していましたが、橋や地下鉄トンネル完成で激減しました。中心部ではテムズ川程度の川幅で、橋や地下鉄の方が早く便利です。ただし、黄沙埠頭(沙面島横の海鮮市場付近)〜芳村の長堤路埠頭間の航路は人気です。06:00〜22:00、10分ごとに出航。運賃は現金{{CNY|0.5}}(釣銭なし)または羊城通カードで支払い可能です。自転車持込は{{CNY|1}}かかります。自転車と歩行者で乗船ゲートが分かれており、ゲートで支払います。
=== 徒歩で ===
広州は都市規模が大きく、区をまたぐ移動には不向きでしょう。ただし各区を散策するには最適で、市場、骨董店、地元食堂などが路地ごとに点在しています。幹線道路沿いは工事で歩行者用迂回が多く不便です。マンホールが開いたまま、セメントの山で歩道が塞がれることもあります。横断時は信号が青でも要注意で、自転車や車が無理に突っ込んできます。主要交差点は地下道や歩道橋を渡る必要があります。地図は必携です。小道の迷路で迷うこともありますが、英語併記の標識も一部あります。
== 観る ==
広州の長い歴史は荔湾区や越秀区で感じることができます。市の急速な発展により伝統的な建築物は少しずつ姿を消していますが、益徳路・人民南路・中山路周辺ではまだ見られ、写真スポットとして人気です。'''沙面島'''(荔湾区)は19世紀に欧州人居留地だった場所で、植民地時代の建物が残っています。'''陳氏書院'''(荔湾区)は伝統的な広東建築の代表例であり、越秀区には人気の寺院が点在します。また越秀区には20世紀の歴史的建築物である'''中山記念堂'''もあります。
天河区は新しいビジネス地区(珠江新城)が形成され、高層オフィスビルや文化施設が立ち並んでいます。
広州は大都市でありながら自然景観も豊かです。市中心北に位置する'''白雲山'''は森林や渓流、長いハイキング道を備えた大規模な山岳公園で、冒険が苦手な人向けにケーブルカーもあります。南部番禺区の'''長隆テーマパーク群'''には人気のサファリパークやローラーコースターなどの遊園地が集まっています。
'''広州塔(Canton Tower)'''は正式名称'''広州テレビ観光塔'''で、海珠区に立つ高さ604m(1,982フィート)の多目的展望塔です。2009年に竣工、2010年9月29日にアジア大会に合わせて営業開始しました。かつては世界一高いタワーで、トロントのCNタワーを抜きましたが、後に[[墨田区#Q57965|東京スカイツリー]]に抜かれた。2013年に上海タワーが完成するまでは中国で最も高い建築物で、現在は中国で2番目、世界で5番目に高い自立式建造物となっています。
== する ==
[[File:Guangzhou-cruise.jpg|thumb|400px|珠江ナイトクルーズ]]
* '''珠江ナイトクルーズ'''({{lang-zh-Hans|珠江夜游}}) – 大沙頭埠頭({{lang-zh-Hans|大沙头码头}})、天字埠頭({{lang-zh-Hans|天字码头}})、西堤埠頭({{lang-zh-Hans|西堤码头}})発。夜の1〜2時間クルーズで、珠江沿いの広州のスカイラインを眺めたり、白鵝潭でのライトショーを楽しむことができます。高級ホテルでデラックスディナークルーズのチケット購入ができます。料金は1人{{CNY|50-200}}。高級クルーズにはビュッフェディナー付き。
* '''昼間の川「クルーズ」''' – なんと{{CNY|5}}で中山大学の終点まで往復できる遊覧船。リバーサイドホステル前の船着場で切符売りに「遊覧船に乗りたい」と伝えるだけです。帰りは川向こうの商業地区中心部で降りて散策や食事を楽しんだ後、{{CNY|1}}で再びリバーサイドホステルへ渡れます。
* '''市バスに乗る''' – 安くて概ね安全です。ただし[[スリ]]には注意してください。電動トラムはさらに安く、一律{{CNY|2}}。乗車時に「観光で来ました」と伝えると運転手が親切に案内してくれることも多い(広東語で「遊車河」(Yau Cheh Hor)といい、「ただ乗って楽しむ」という意味)。終点で降りたら周囲の人に帰りの路線を聞き、バスの運転手に「着いたら教えて」とお願いしましょう。地元の人はとても親切なので心配無用です。過剰に詐欺や犯罪を恐れると、せっかくの旅の楽しみを損なうだけです。
=== 祭り ===
* '''春節(旧正月)'''({{lang-zh-Hans|春节}} ''Chūnjié'')– 旧暦1月1日、通常1月か2月。15日間にわたり、多くの出稼ぎ労働者が帰郷するため一部地域は人が少なくなります。大晦日前の花市が人気。
* '''端午節(ドラゴンボート祭り)'''({{lang-zh-Hans|端午节}} ''Duānwǔ jié'')– 旧暦5月5日、通常5〜6月。戦国時代に政府の腐敗に抗議して川に身を投じた詩人屈原({{lang-zh-Hans|屈原}})を祀ります。珠江でのドラゴンボートレースや、竹の葉で包んだちまき({{lang-zh-Hans|粽子}})が見どころです。
* '''中秋節'''({{lang-zh-Hans|中秋节}} ''Zhōngqiū jié'')– 旧暦8月15日、通常9〜10月。月餅を食べる習慣があり、蓮香楼や陶陶居の月餅が有名([[#Eat|食べる]]参照)です。子どもは紙ランタンを楽しみ、多くの市民が珠江で渡し船に乗り満月を観賞します。
* '''清明節(墓掃除の日)'''({{lang-zh-Hans|清明节}} ''Qīngmíng jié'')– 春分頃、例年4月5日。家族の墓参りをして掃除や供え物をします。
* '''重陽節(ダブルナイン節)'''({{lang-zh-Hans|重阳节}} ''Chóngyáng jié'')– 旧暦9月9日、通常10月。広東では白雲山に登山する習慣があります。4月の清明節に対する秋の墓参りの意味合いもあります。
* '''七夕(中国版バレンタインデー)'''({{lang-zh-Hans|七夕}} ''Qīxī'')– 旧暦7月7日、通常8〜9月。織女({{lang-zh-Hans|织女}})と牛郎({{lang-zh-Hans|牛郎}})の伝説に基づき、年に一度だけ会える日とされます。広州ではパレードやカーニバルも行われる。ただし近年は2月14日の西洋式バレンタインデーに人気を奪われつつあります。
* '''冬至'''({{lang-zh-Hans|冬至, 过冬}} ''Dōngzhì'')– 12月22日頃。「冬が来る日」を意味し、広東では家族でごちそうを囲む習慣があります。保存鴨や腸詰なども出ますが、主役は湯圓({{lang-zh-Hans|汤丸}})という団子入りスープです。
=== 広交会 ===
[http://www.cantonfair.org.cn/en/index.asp 広州交易会](中国輸出入商品交易会)は毎年春と秋に海珠区の中国進出口商品交易会展館で開催。毎回数週間にわたります。例: 2018年秋は10月15日〜11月4日。
毛沢東時代から鄧小平の改革開放(1978年)前まで、中国人と外国人が直接商談できるほぼ唯一の場でした。現在も中国最大の見本市で、2012年10月には総展示面積100万m<sup>2</sup>以上、出展者24,000社、海外バイヤー188,000人超。契約額は3.25億ドルに上ったとされますが、その後の商談でさらに増えたと考えられます。
参加するなら宿泊は早めに予約をしましょう。会期中はホテルが高騰し満室になります。会場へは地下鉄が便利で、多くのホテルが無料シャトルを提供しています。
なお、毎年[[廈門]]でも2つの重要な交易会があり、スケジュールを調整すれば広州交易会と合わせて訪問できます。
== 学ぶ ==
広州には中国の名門大学の一つであり、広東省で最も権威ある大学である'''[http://www.sysu.edu.cn/ 中山大学]'''(広東語: ''Jūngsāan Daaihhohk''、標準中国語: ''Zhōngshān Dàxué'')があります。この大学は中華民国の初代大総統・孫文によって創設され、彼の名を冠している歴史的に重要な大学です。留学生が入学できる機会があり、また海外大学との交換留学プログラムも行われています。
留学希望の方にとって興味深いと思われる他の教育機関は以下の通りです:
* {{vCard | type=university
| name=広州中医薬大学 | name-local=广州中医药大学 Guǎngzhōu Zhōngyīyào Dàxué | url=http://www.acupuncture.edu/guangzhou/ | email=
| address= | lat= | long= | directions=地下鉄2号線 三元里駅 B出口
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| content=中国医学および鍼灸({{lang-zh-Hans|中医和针灸}})を学ぶことができる中国の主要な大学の1つであり、多くの海外からの留学生を受け入れています。珠海にも分校があります。}}
* {{vCard | type=university
| name=鄭家屋敷広州校 | name-local=广州美和汉语学校 Guǎngzhōu Měi hé Hànyǔ Xuéxiào | url=http://www.mandarinhouse.com/learn-chinese-guangzhou | email=
| address= | lat= | long= | directions=天河区ビジネス街
| phone= | tollfree= | fax=
| hours= | price=
| content=世界的語学教育賞「STM Star Award」の受賞歴を持ち、複数回ノミネートされた実績があります。上海や北京にも校舎を持ち、国際語学センター協会(IALC)の認定を受けています。広州校では他の校舎と同じカリキュラム・コース・教育レベルを提供しています。集中コースやビジネス中国語、個別指導、HSK対策、ジュニア向けプログラムなど、学習者のレベルに最適なコースが用意されています。}}
== 買う ==
[[File:廣州市民 正佳廣場出邊 2006.jpg|thumb|350px|天河区のグランドビュー・プラザ前を行き交う市民。背景は80階建ての中信広場。]]
=== 露天市 ===
時間と天候が許せば、路地を歩いて散策することが市内を楽しむ最良の方法です。路地裏には骨董品が多く並び、車では入れない場所もあります。多くの業種や商品は特定のエリアや大通りに集中しています。
詳しくは[[広州/荔湾区#露天市|荔湾区]]や[[広州/越秀区#露天市|越秀区]]の記事を参照してください。
=== 商業施設 ===
越秀区や天河区には大規模なショッピングモールが数多く建設されています。
== 食べる ==
{{details}}
広東料理は「色・香・味・形」の調和で知られ、中国四大料理の一つに数えられています。特に点心はシンプルながら美味しいことで有名です。西洋との交流が他地域に比べて早くからあったことや、地元の食習慣が広東料理の発展と多様性に大きく寄与してきました。西洋で一般的に「中華料理」と呼ばれるものの多くは広東料理を基にしており、多くの西洋人旅行者にとって親しみやすい料理となっています。
また、広東料理は「何でも食べる」と言われるほど食材の幅が広いことで全国的に有名です。中国の有名な冗談に「机以外の四本足は食べる、飛行機以外の飛ぶものは食べる、潜水艦以外の泳ぐものは食べる」というものがあります。そのため肝臓・腎臓・心臓・脳などの内臓もよく食べられております。こうした理由から広東料理は中国でも最も冒険的な料理の一つであり、食文化の多様性を示すものです。これが「食は広州にあり({{lang-zh-Hans|食在广州}})」といういわれの由来です。
四川料理などとは異なり、広東料理は食材本来の味を生かすことを重視し、あまり辛くないのが特徴です。旨味を強調した料理が多く、スープも重要な位置を占めています。広東のスープは長時間(通常4時間以上)煮込むことで独特の味を出しています。
また国際都市であるため、広州では世界各国の料理も楽しめます。特にアフリカからの居住者が多いため、各国の'''アフリカ料理'''を提供するレストランもあります。
* '''白切鶏({{lang-zh-Hans|白切鸡}})''' — 広東料理の代表的な一品です。鶏肉本来の旨味を味わえるよう薄味で仕上げられ、通常は生姜とネギのソースを添えて提供されます。広州酒家の文昌鶏、炳勝酒家の本味鶏、または各店の清平鶏など、店ごとに看板料理として提供されています。
* '''飲茶/点心({{lang-zh-Hans|饮茶/ 点心}})''' — 広州の飲茶文化を象徴する言葉が「一盅两件(一つの茶に二つの点心)」です。地元の人々は新聞を読んだり会話を楽しんだりしながら、少量の注文で長時間過ごすこともあります。点心の種類は100を超えることもあり、一口サイズの料理であるため、多様な味を少しずつ楽しむことができます。
* '''焼味({{lang-zh-Hans|烧味}})''' — 広東式バーベキューは世界的に有名で、店頭に吊るされた焼きアヒルや焼き鶏の光景はおなじみです。叉焼({{lang-zh-Hans|叉烧}})、焼鵝({{lang-zh-Hans|烧鹅}})、焼肉({{lang-zh-Hans|烧肉}})などが代表的です。
* '''海鮮({{lang-zh-Hans|海鲜}})''' — 新鮮な魚やエビを自分で選び、頭付きのまま調理して食べるのが広東式です。観光客にとっても刺激的な体験になるでしょう。
* '''デザート({{lang-zh-Hans|甜品, 糖水}})''' — 広東料理にデザートは欠かせません。スープ状やプリン状の甘味が一般的で、代表的なものに双皮奶({{lang-zh-Hans|双皮奶}})、姜撞奶({{lang-zh-Hans|姜撞奶}})があります。他にも豆腐花({{lang-zh-Hans|豆腐花}})、紅豆沙({{lang-zh-Hans|紅豆沙}})、緑豆沙({{lang-zh-Hans|綠豆沙}})、亀苓膏({{lang-zh-Hans|龟苓膏}})、芝麻糊({{lang-zh-Hans|芝麻糊}})、西米露({{lang-zh-Hans|西米露}})などがあります。
=== 海外チェーン ===
外国のファストフードやコーヒーチェーンも広州に多数進出しています。サブウェイ({{lang-zh-Hans|赛百味}})、デイリークイーン({{lang-zh-Hans|冰雪皇后}})、サイゼリヤ、パパ・ジョンズ・ピザ({{lang-zh-Hans|棒约翰}})、ケンタッキー({{lang-zh-Hans|肯德基}})、ピザハット({{lang-zh-Hans|必胜客}})、マクドナルド({{lang-zh-Hans|麦当劳}})、バーガーキング({{lang-zh-Hans|汉堡王}})、スターバックス({{lang-zh-Hans|星巴克}})、ハーゲンダッツ({{lang-zh-Hans|哈根达斯}})などがあり、正佳広場に多く集まっています([[#買う|買い物]]参照)。
=== コンビニ ===
広州ではほぼ全ての角にコンビニがあり、多くは24時間営業です。セブニレブン、ファミリーマート、サークルK、C-Storeなどがあります。価格は地元の商店やスーパーに比べてやや高めで、特にセブンイレブンは高めです。一部のファミリーマートやサークルKではタバコを販売していませんが、C-Storeでは購入できます。コーナーズデリは輸入食品を扱う専門店チェーンで、市内に複数店舗があります。中信広場裏通りの6号店などがその一例です。
=== スーパーマーケット ===
'''カルフール'''({{lang-zh-Hans|家乐福}}) フランス系の大型スーパーで、広州に4店舗あります。陳家祠駅近くの康王中路656号にも店舗があり、安価で品揃えも豊富です。
'''ジャスコ'''({{lang-zh-Hans|吉之岛}}) 天河区の天河城広場や東駅近くの林和中路などに店舗がある日本系スーパーです。輸入食品が豊富です。
'''パークンショップ'''({{lang-zh-Hans|百佳}}) 香港系のスーパーで、コンビニから大型店舗まで幅広く展開しています。長寿路駅上のショッピングモールや天河北路の店舗が大型店です。価格はやや高めですが輸入食品が揃っています。
'''テスコ''' イギリス系チェーンで、便利なコンビニ業態に加え、地下鉄西門口駅上の中山六路に大型店舗があります。4階建てで、価格は手頃です。
'''ウォルマート'''({{lang-zh-Hans|沃尔玛}}) アメリカ系のスーパーで、広州市内に多数の店舗があります。食品以外の商品が豊富ですが、食品はやや少なめです。週末は混雑します。
'''ヴァンガード'''({{lang-zh-Hans|华润万家}}) 中国資本の大型スーパーで、香港では3番目に大きいチェーンです。広州には20店舗以上展開しています。
'''ロータス'''(卜蜂莲花) コンビニから大型店舗まで幅広く展開しており、代表的な店舗は車陂路399号にあります。
== 飲む ==
[[File:广州 白鹅潭 酒吧街 灯牌 2005.jpg|right|thumb|250px|白鵝潭のバー街]]
広州はお酒を楽しむには中国でも有数の都市です。外国人居住者も比較的多いため、あらゆる趣向に合わせたナイトスポットが揃っています。
中国の主要ビールブランドとして「青島(Tsing Tao)」と「珠江(Zhu Jiang)」があり、市内のほぼどこでも購入できます。どちらも一般的なライトラガーです。また、広州ではカールスバーグも醸造されており、市内のバーに多くのカールスバーグの生ビールサーバーが見られるのはそのためです。
[[File:Cave Bar.JPG|thumb|250px|ケイブバー]]
パブは越秀区や天河区に多く、ダンスクラブは特に越秀区の花園ホテル(地下鉄5号線 淘金駅)周辺に集中しています。
=== 茶館 ===
飲茶({{lang-zh-Hans|饮茶}})として知られるお茶文化は広州に深く根付いています。19世紀に中国とヨーロッパの間で盛んに行われた大規模な茶貿易の中心地がこの都市であったことも理由です。
黄振龙凉茶は伝統的な冷茶チェーンで、市内に十数店舗を構えています。たとえば、文昌南路17号、花桂路109号、第十甫路51号、西華路504号などに店舗があります。
[http://www.starbucks.com.cn/en/store/store-list.html スターバックス]ではフリーWi-Fiが利用できます。人気の店舗は、広州友誼商店近くの淘金路、和平世界広場の環市東路、花園ホテル向かい、そして沙面島などです。公式サイトで店舗一覧をご確認ください。緑茶ティラミスや生姜入り豚肉パニーニなど、中国茶を取り入れたフュージョンメニューもおすすめです。
== 泊まる ==
{{sleeppricerange|200元未満|200-500元|500元以上}}
{{details}}
{{cautionbox|4月中旬から5月上旬、および10月中旬から11月上旬(おおよそ4月15日~5月5日、10月15日~11月5日)は毎年恒例の広州交易会(広州国際貿易フェア)の時期にあたります。この期間は宿泊料金が通常の2倍から4倍にまで値上がりし、ホステルでさえ同様です。交易会が目的でない場合は、この時期の訪問は避けることをおすすめします。}}
'''ホテル'''は市内全域にありますが、特に[[広州/越秀区|越秀区]]や[[広州/天河区|天河区]]に集中しています。
'''ユースホステル'''は、他の大都市とは異なり広州ではあまり一般的ではありません。市内の多くのホステルは無許可で運営されており、住宅ビル内にある場合が多いです。管理者は騒音による近隣からの苦情や取り締まりを避けるため、宿泊者同士の交流活動を控えるように勧めることが多いです。
== 安全を確保する ==
中国で最初に開港した都市である広州は、一般的に多文化に寛容です。
1990年代には治安が悪いと評判になることもありましたが、現在の犯罪率は同規模の欧米都市と比べても良好で、暴力犯罪は非常にまれです。[[スリ]]は繁華街や交通拠点で活動しているため、貴重品を人目にさらさないことが最良の防御策です。必ず正規のタクシーを利用し、両替は銀行で行うようにしてください。観光地では[[詐欺]]が行われていることもありますので、「うますぎる話は疑う」という意識が必要です。
広州は中国で最も豊かな省の省都であるため、国内各地や他の発展途上国から多くの出稼ぎ労働者を引きつけています。薬物取引は重大な犯罪であり、外国人も死刑を免れません。使用だけでも警察による厳重な取締りの対象であり、摘発された場合は罰金・拘留・国外追放となる可能性があります。警察は外国人間の薬物取引の増加に対応するため、アラビア語や英語が話せる警官の採用を進めています。
[[File:African area, Guangzhou - 01.jpg|thumb|広州のアフリカ人街]]
広州には中国最大規模のアフリカ人コミュニティがあり、主に[[広州/北東部|白雲区]]の三元里({{lang-zh-Hans|三元里}})、[[Guangzhou/Yuexiu|越秀区]]の小北({{lang-zh-Hans|小北}})や広園西({{lang-zh-Hans|广园西}})に集中しています。現地の中国人とアフリカ人との関係は緊張しており、地域の治安の悪さや、アフリカ人住民への嫌がらせ・差別的な扱いが問題になることもあります。
広州の交通事情は大きく改善しており、交通ルールもある程度守られるようになっています。ただし他の中国都市と同様、車が歩行者に道を譲らないのは一般的で、横断歩道も形式的なものに過ぎません。
緊急電話番号は以下の通りです: '''警察: 110'''; '''消防: 119'''; '''救急: 120'''; '''交通事故: 122'''。迷った場合は、まず110に電話してください。
=== 領事館 ===
<!--
おそらくvCardの計算量が多すぎて落ちるため,いったんコメントアウト--Tmv 2026-05-01
*{{flag|項目=Q408}} {{listing | name=オーストラリア | url= | email= | address-local=珠江新城临江大道3号发展中心12楼 | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 3814-0111 | tollfree= | fax= | hours= | price= | content= }}
*{{flag|項目=Q31}} {{listing | name=ベルギー | url= | email= | address-local=天河北路233号中信广场1601-1602A室 | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 3877-2351 | tollfree= | fax= | content= }}
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*{{flag|項目=Q664}} {{listing | name=ニュージーランド | url= | email= | address-local=流花路中国大酒店商业大厦1160室 | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 8667-0253 | tollfree= | fax= | hours= | price= | content= }}
*{{flag|項目=Q843}} {{listing | name=パキスタン | alt= | url=http://www.pakbj.org/index.php?m=content&c=index&a=lists&catid=9 | email= | address-local= | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 8550-5679 | tollfree= | fax= | hours= | price= | content= }}
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*{{flag|項目=Q39}} {{listing | name=スイス | url= | email= | address-local=天河区天河路228号广晟大厦27层 | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 3833-0450 | tollfree= | fax= | hours= | price= | content= }}
*{{flag|項目=Q869}} {{listing | name=タイ | url= | email= | address-local=环市东路368号花园酒店2楼M07室 | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 8384-9937 | tollfree= | fax= | hours= | price= | content= }}
*{{flag|項目=Q145}} {{listing | name=イギリス | url= | email= | address-local=环市东路339号广东国际大酒店二楼 | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 8314-3000 | tollfree= | fax= | hours= | price= | content= }}
*{{flag|項目=Q30}} {{listing | name=アメリカ | alt= | url=http://guangzhou.usembassy-china.org.cn/ | email=GuangzhouACS@state.gov | address-local=天河区珠江新城华就路43号 | lat= | long= | directions=public entrance on Huaxia Road ({{lang-zh-Hans|华夏路}}), near Exit B1 of Zhujiang New Town metro station on Line 3 and Line 5 | phone= | tollfree= | fax= | hours= | price= | content=This is the only U.S. Consulate in China that processes adoption and immigration visas. }}
*{{flag|項目=Q881}} {{listing | name=ベトナム | url= | email= | address-local=侨光路8号华厦大酒店B座2楼 | lat= | long= | directions= | phone=+86 20 8330-5911 | tollfree= | fax= | hours= | price= | content= }}
-->
== 繋がる ==
*広州の'''市外局番'''は'''020'''です。海外からは +86 20 XXXX-XXXX とダイヤルします。固定電話番号は8桁、携帯電話番号は11桁です。市内から市外番号をかける場合は、先頭に0を付けます。海外からは +86 XXX-XXX-XXXXX で発信してください。
* {{vCard | type=tourism authority
| name=広州市観光局 | name-local=广州市旅游局 | url= | email=
| address=東風西路140号13-15階 | address-local=东风西路140号13-15楼 | lat= | long= | directions=
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}}
*広州白雲国際空港全体でSSID「AIRPORT-WIFI-FREE」によるフリーWi-Fiが利用できます。
*'''ネットカフェ'''は広州にも多くありますが、しばしば当局の取り締まり対象となっています。有名な場所としては以下のようなものがあります:
**江蘇路のWorldwide Network
**淮海中路セントラルプラザ内の高級カフェSparkice({{lang-zh-Hans|实华开}})
**天河北路189号のChina Mayors Plaza({{lang-zh-Hans|市长大厦}})
**福州路のBudget Internet Cafe
**スターバックス
* {{vCard | type=border control
| name=広州市公安局 出入境管理受付ホール | name-local=广东省广州市公安局出入境管理接待大厅 | url=https://www.nia.gov.cn/n741445/n741609/n766847/n768841/n784820/c1047420/content.html | email=
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| content=ここでビザの延長手続きが可能です。
}}
=== テレビ ===
香港の国際チャンネル「TVBパール」が多くのホテルで視聴でき、イギリスやアメリカの番組や毎日のニュース(19:30および23:00以降)が放送されています。ただし中国国内での放送は検閲を受ける場合があります。
=== 新聞と雑誌 ===
英字新聞としてはチャイナデイリーや環球時報が入手可能です。市内の新聞スタンドで販売されているほか、図書館にも置かれています。外国語の雑誌も一部の書店で販売されています。香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)も定期購読で入手可能です。''South China TALK'' や ''[http://www.thatsmags.com/guangzhou That's Guangzhou]'' は広州を拠点とする月刊英語雑誌です。
中国語が読める方には、''南方都市報''({{lang-zh-Hans|南方都市报}})が広州の主要紙として知られています。リベラルな論調を持ち、当局と対立することもあります。政府系メディアとは異なる視点を得ることができます。
=== 郵便 ===
中国郵政(China Post)は通常の郵便やはがきに最も適しています。荷物の発送については、郵便局のほかDHL、FedEx、UPS、TNT、EMSの代理店が市内に多数あります。高級ホテルには発送カウンターが設置されていることもありますので、最寄りをホテルに確認してください。
*'''郵便局(中国郵政)''' - 郵便局は通常対応が遅く、英語はほとんど通じませんが、EMSが利用可能です。観光地周辺の支店例:
:* 沙面郵便局: 沙面三街({{lang-zh-Hans|沙面三街}}) 営業時間09:00-17:00、日曜休業。
:* 流花郵便局: 環市西路151号({{lang-zh-Hans|广州市环市西151号}}) 広州駅と省汽車客運站の間。
:* 淘金郵便局: 淘金北路正平中街5号({{lang-zh-Hans|淘金北路正平中街5号}}) {{phone|+86 20 8357-1583}}
*'''[http://www.cn.dhl.com/en.html DHL]''' 花園ホテル内に支店があります。{{phone|+86 20 8384-9210}}。
*'''UPS''' 広園中路1121号 {{phone|+86 20 8657-9898}}、中国大酒店 {{phone|+86-20 8666-2696}}、天河城 {{phone|+86 20 8230-4008}}。
=== 銀行 ===
外国発行のクレジットカードやデビットカードに対応したATMはショッピングモールや観光地に多く設置されており、中国元での引き出しが可能です。市内中心部の銀行では外貨から人民元への両替が可能で、パスポートの提示が必要です。両替証明があれば元から外貨への再両替が可能な銀行もあります。
*'''[http://www.boc.cn/en/index.html 中国銀行]'''({{lang-zh-Hans|中国银行}}) 花園ホテル内に支店があります。白天鵝ホテル1階や市内100カ所以上にATMがあります。
*'''[http://www.bofa.com/ バンク・オブ・アメリカ]''' 人民中路555号2506室 {{phone|+86 20 8130-0888}}。中国建設銀行と提携しています。
*'''[http://www.citi.com/ シティバンク]''' 体育東路118号フォーチュンプラザ101室。{{phone|+86-20 3898-1688}}。外貨両替や24時間対応ATMを備えたフルサービスの支店です。
=== 洗濯 ===
安宿やホステルの多くにはコインランドリーはなく、街中にあるクリーニング店を利用するのが一般的です。通常は衣類を預け、翌日に受け取る形です。チェーン店の「天天洗衣」は多くの地下鉄駅にあり便利です。沙面島にも多くのクリーニング店があります。1回の洗濯でおよそ{{CNY|100}}程度が相場です。
他の地域でも、近所の小規模なクリーニング店を利用できます。標準的な洗濯物で{{CNY|40}}以内、毛布は{{CNY|10}}、掛け布団は{{CNY|30}}、セーターのドライクリーニングは約{{CNY|8}}です。
=== 宗教 ===
[[#観る|観光スポット]]で紹介した宗教施設はすべて礼拝に利用可能です。
* {{vCard | type=church
| name=広州国際キリスト教会 | alt= | url=http://www.gicf.net | email=
| address=林和西路89号 | address-local=林和西路89号 | lat= | long= | directions=地下鉄1号線 広州東駅近くの景星酒店
| phone=+86 1366 234 6904 | tollfree=
| hours= | price=
| wikipedia= | wikidata=
| lastedit=
| content=毎週日曜10:00に礼拝を行っています。現地居住者の入場は法律で制限されているため、旅行者は旅券を提示する必要があります。
}}
== 健康を維持する ==
*'''広東省人民医院''' 花園ホテルの近く、中山二路106号 {{phone|+86 20 8382-7812}}、{{phone|+86 20 2062-2031}}。
=== ジム ===
広州には[http://www.totalfitness.com.cn トータルフィットネス]{{Dead link|date=March 2024 |bot=InternetArchiveBot }}が15店舗以上あり、その一つは正佳広場({{lang-zh-Hans|正佳广场}})の8階にあります。マリオットホテル([[#泊まる|泊まる]]参照)には最新のジム設備、プール、テニスコート、サウナ、スチームルームが備わっています。
== 出かける ==
* 20世紀初頭の海外華僑の望楼式住居がある '''[[開平]]'''({{lang-zh-Hans|开平}})。芳村バスステーション({{lang-zh-Hans|芳村汽车站}})(地下鉄1号線 坑口駅B出口)から2時間のバスで行けます。料金は{{CNY|60}}です。
* '''[[仏山]]'''({{lang-zh-Hans|佛山}})は広州から1時間の距離です。祖廟({{lang-zh-Hans|祖庙}})で有名で、伝説の武術家である黄飛鴻と葉問の故郷でもあります。広州地下鉄1号線の西朗駅から佛山地下鉄に乗ります。
* '''[[香港]]'''({{lang-zh-Hans|香港}})は高速鉄道でわずか1時間、普通鉄道で約2時間ですが、国境での待ち時間を考慮する必要があります。また、中国本土を出ることになるため、再入国する予定がある場合はマルチエントリービザが必要です。
* '''虎門'''({{lang-zh-Hans|虎门}})は [[東莞]]({{lang-zh-Hans|东莞}})にあり、アヘン戦争時代の遺跡({{lang-zh-Hans|虎门销烟}})で有名です。南沙区から橋で行けます。深圳や香港行きの多くの高速列車が虎門に停車します。
* '''[[韶関]]'''({{lang-zh-Hans|韶关}})は美しい [[丹霞山]] を含む自然で知られ、大きな瑶族の少数民族の故郷です。高速鉄道で北に1時間です。
* '''[[深圳]]'''({{lang-zh-Hans|深圳}})はバスや電車で1時間未満、香港の国境に近い場所にあります。世界の窓、華僑文化村、華南のテーマパークなどを訪れてみてください。
* '''[[中山]]'''({{lang-zh-Hans|中山}})は清朝を倒した革命の指導者で中華民国初代大統領の孫文の故郷です。
* '''[[珠海]]'''({{lang-zh-Hans|珠海}})は南にあるもう一つの経済特区で、[[マカオ]] に隣接しています。市内の主要駅からバスで行けます。また、南駅(地下鉄2号線 広州南駅)から高速鉄道に乗ると約45分({{CNY|44}})で到着します。
* '''[[潮州]]'''({{lang-zh-Hans|潮州}})は木彫り芸術、城壁、川にかかる橋、美しい公園で有名です。南駅または東駅から高速鉄道に乗ると、潮汕(潮州と汕頭の間にある高速鉄道駅)まで約3時間です。市内バスも頻繁に運行しており、市街地へは北出口からアクセスできます。
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福建省
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wikitext
text/x-wiki
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'''福建省'''(福建 Fújiàn)は、[[華東]]にある沿岸部の省です。古くから海上貿易に深く関わる外向的な地域であり、とりわけ[[東南アジア]]に住む多くの華僑の家系の故郷です。[[台湾]]の対岸に位置しており、多くの台湾人の祖籍地でもあり、現在でも台湾と密接な文化的結びつきがあります。
福建省の地形は非常に山がちです。「八山一水一分田」(福建は山が8割、水が1割、田が1割)という言葉があります。山岳地帯で他の地方から孤立していたため、福建には多くの地方言語や方言が存在し、その多くはお互いに理解し合えません。
2020年の国勢調査によると人口は4,150万人で、中国の省としては少ない方ですが、[[カナダ]]、[[ポーランド]]、[[カリフォルニア州]]よりやや多いくらいです。最重要都市は海岸沿い([[厦門]]、[[泉州]])や大きな河川を少し遡った場所([[福州]])にあります。
== 地域 ==
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{{disclaimerbox|[[金門]]および[[馬祖]]列島は、中華人民共和国政府と中華民国政府の双方によって公式に福建省の一部とされていますが、実質的には[[台湾]]の中華民国政府が統治しており、台湾の通貨を使用し、訪問には台湾の査証が必要であるため、ウィキボヤージュでは台湾の一部として扱っています。}}
== 都市 ==
福建省は行政上9地域に分かれています。そのうち8つは地級市で、それぞれ中心都市の名を冠しています。9番目の厦門については独立した地級行政区はなく、市のみです。9都市は以下の通りです。
* {{marker|type=city|name=[[福州]]|wikidata=Q68481}}({{lang-zh-hans|福州}}) — 省都
* {{marker|type=city|name=[[竜岩]]|wikidata=Q68862}}({{lang-zh-hans|龙岩}}) — 閩西にある[[福建土楼]]への玄関口
* {{marker|type=city|name=[[南平]]|wikidata=Q68534}}({{lang-zh-hans|南平}}) — 福州から閩江を遡った場所にあり、[[武夷山]]への玄関口
* {{marker|type=city|name=[[寧徳]]|wikidata=Q68919}}({{lang-zh-hans|宁德}}) — 福州北方の海岸沿い
* {{marker|type=city|name=[[莆田]]|wikidata=Q68579}}({{lang-zh-hans|莆田}}) — 福州と泉州の間にあり、人気の海の女神媽祖の故郷
* {{marker|type=city|name=[[泉州]]|wikidata=Q68695}}({{lang-zh-hans|泉州}}) — [[シルクロード|海のシルクロード]]沿いにある歴史的港湾都市で、[[世界遺産]]にも登録済み
* {{marker|type=city|name=[[三明]]|wikidata=Q68614}}({{lang-zh-hans|三明}}) — 山間部に位置
* {{marker|type=city|name=[[厦門]]|wikidata=Q68744}}({{lang-zh-hans|厦门}}) — 経済特区および港湾都市、[[台湾]]行きフェリーも運行されています
* {{marker|type=city|name=[[漳州]]|wikidata=Q68814}}({{lang-zh-hans|漳州}}) — 厦門の南西部
これらのいずれも大都市であり、人口200万人未満の都市はありません。
== 知る ==
<!-- 日本と福建の関係も説明するか -->
福建地域には歴史的に「百越」と称される非漢民族が居住していました。紀元前111年に漢王朝に征服される以前、福建は独立した閩越国であり、中華帝国の属国ではなく朝貢国でした。征服後、百越の人々は徐々に漢民族へ同化していきました。
福建は長らく中国でも比較的豊かかつ外向的な省であり、商人や航海者の土地でした。地形の大部分が山岳地帯があったことが、福建と中国内陸部との間の自然の障壁として機能し、福建は主に海を通じて外界と結ばれていました。[[漳州]]と[[泉州]]は[[シルクロード|海のシルクロード]]繁盛期の中国有数の港湾都市であり、世界最古の華僑共同体のいくつかもこの二都市の商人によって築かれました。快速帆船による茶貿易の時代には、中国の五大条約港のうち二つ、[[厦門]]と[[福州]]が福建にあり、福州は中国最大の茶輸出港でした。英語の “tea” という語は、実は[[厦門]]方言に由来しており、オランダ商人が当地から茶を仕入れイギリスへ販売していました。
福建は中華系移民の有数の出身地でもあり、[[東南アジア]]の多くの華僑、そして大多数の[[台湾]]人は福建に祖先を持っています。実際、台湾は1887年に清朝政府によって別省として分離される以前は福建省の一部として統治されていました。
第二次世界大戦後、福建は比較的厳しい時代を迎えました。伝統的な取引相手であった[[日本]]や台湾との貿易が大きく減少したためです。国共内戦の結果、福建は分断され、本土部分は中華人民共和国(PRC)が統治する一方、沖合の[[金門]]および[[馬祖]]は中華民国(ROC)が統治しました。しかし福建はその後復興し、他の沿海省と同様、中国でも比較的近代的かつ豊かな地域の1つとなっています。東南アジアの多くの華人が、家族的関係によって福建へ多額の投資を行いました。また南部は、文化的・言語的結びつきの強さから台湾企業家に人気の投資先となっています。2019年には福建省GDPが台湾を上回り、福建の経済発展における重要な節目となりました。
産業では衣料品や靴を中心とする軽工業が主流ですが、一部重工業も存在します。農業も重要であり、とりわけ福建は大量の茶を生産しており、優れた烏龍茶でも高名です。沿海省であるため海との関わりも深く、漁業および養殖業も重要産業であり、郷土料理でも海産物が重視されています。
福建には、[[シルクロード|海のシルクロード]]を通じた交易の歴史が影響して、華南の中では比較的多くの[[イスラム教|ムスリム]]が居住しており、また19世紀の宣教活動の中心地であったため[[キリスト教|キリスト教徒]]も多くいます。
[https://www.fujian.gov.cn/english/FujianInfo/AboutFujian/201702/t20170210_1869390.htm 福建省公式サイト]に観光情報も掲載されています。
== 話す ==
現在、教育を受けた人々は皆[[中国語会話集|標準語]](普通話)を話します。1950年代以来、中国全土で教導言語となっており、福建でも他地域同様に共通語となっています。ただし、特に農村部では、母語話者でない人たちが自身の方言音韻に標準語の発音を当てはめるため、強い訛りが入ることが多いです。福建出身者による典型的な標準語の誤発音として、「f」音を「h」音のように発音する例があります。また、「sh」を「s」、「ch」を「c」、「zh」を「z」と発音する傾向もあります。
しかし福建には多数の地方方言も存在します。嶮岨さゆえにかつてはほぼ各谷ごとに独自言語が存在しました。これらの方言は通常「閩」({{lang-zh-hans|闽}} Mǐn)という語で分類されます。閩は福建の別名です。これらの方言はお互いに通じませんが、ある程度共通の特徴は持っています。一般的に、中国語方言群の中で閩語に分類される言語は標準語との差異が最も大きいとされます。閩南語は、英語とオランダ語の方が中国標準語よりもまだ近しいです。
最も重要な方言の1つは'''[[閩南語会話集|閩南語]]'''({{lang-zh-hans|闽南话}} Mǐnnán huà; Southern Min)で、[[厦門]]、[[泉州]]、[[漳州]]と周辺地域で話されています。三都市間にも方言差があり、厦門方言が標準的方言と見なされています。[[台湾]]でもこの言語は広く話されますが、現地では「台湾語」と呼ばれることがあります。[[マレーシア]]および[[シンガポール]]ではホッキェン(福建語から)と呼ばれています。[[広東省]][[潮汕]]の周辺で話される潮州語は閩南語に近いですが、相互に部分的にしか理解できません。また海南語も近縁ですが、お互いに理解はできません。
'''[[閩東語会話集|閩東語]]'''({{lang|zh-hans|闽东话}} Mǐndōng huà; Eastern Min)または'''福州語'''({{lang|zh-hans|福州话}} Fúzhōu huà)は福州で話され、北部沿岸地域にも多くの話者がいます。これらは[[馬祖]]列島でも話されており、地理的には福州に近いものの台湾統治下にあります。マレーシアやシンガポールでは「ホクチュウ」または「フーチュウ」と呼ばれます。方言差もあり、車で4時間ほどしか離れていない福州と[[福安]]の閩東語はお互いに理解できませんが、福州方言が標準方言とされています。
その他の閩語には'''閩北語'''({{lang|zh-hans|闽北}} Mǐn běi)、'''閩中語'''({{lang|zh-hans|闽中}} Mǐn zhōng)、および[[莆田]]市と周辺[[仙遊]]県で使われる'''莆仙語'''があります。
福建西部や中国南部各地の客家({{lang-zh|客家}} Kèjiā)人は、数世紀前に中国北方の戦乱から逃れてきた人々の子孫です。客家は「客人」を意味します。彼らは独自の'''[[客家語会話集|客家語]]'''({{lang|zh-hans|客家话}} Kèjiāhuà)をしゃべりますが、これは他の福建方言よりも北方方言や広東語に近い言語です。
中国の他地域同様、[[英語会話集|英語]]はあまり通じませんが、大都市の航空会社職員や高級ホテル従業員になれば基本的な英語はいけるかもしれません。
== 着く ==
福建は中国国内の航空・バス・高速道路・鉄道網に密接に結ばれています。
福建最大の空港は[[厦門]]({{IATA|XMN}})です。'''[https://www.xiamenair.com/ 厦門航空]'''の主要ハブ空港で、アジア各国への国際便のほか、[[アムステルダム]]、[[ロサンゼルス]]、[[メルボルン]]、[[シドニー]]、[[バンクーバー]]への大陸間便も運航しています。また、[[福州]]({{IATA|FOC}})および[[泉州]]({{IATA|JJN}})にも他のアジア都市からの限定的な国際便があります。他の多くの都市にも空港はあるものの、ほぼ国内線専用です。
省内および周辺省との道路アクセスも良好です。福建主要都市から近隣省主要都市への定期バスがあります。道路の多くは山岳(または丘陵)地形を通る、たくさんの橋やトンネルがある苦労がにじむ道です。第二次世界大戦中、日本軍は福建の大部分を占領しましたが、この地形のため三明には到達できませんでした。現在では福州から数時間で走りやすい道路に出られます。
[[中国の鉄道旅行|高速鉄道]]も運行されており、福建沿岸主要都市を北の[[温州]]、[[寧波]]、[[杭州]]、[[上海]]、南の[[汕頭]]、[[汕尾]]、[[深圳]]、[[香港]]と結んでいます。最高速度は時速200km以上で、福州・上海間は概ね5~6時間、最短で4時間半です。沿岸部には最高速度350キロに対応した2本目の高速鉄道が建設中であり、福州から[[漳州]]までの区間が開業しています。さらに3本の高速鉄道が内陸部とも結んでいます。1つは福州から[[合肥]]へ、もう1つは福州・莆田から[[江西省]][[南昌]]へ、更にもう1つは漳州から[[竜岩]]を経由し、江西省[[贛州]]までを結んでいます。各線を経由して北京や武漢などに直通する列車もあります。または、内陸部の南平・三明・竜岩を連絡する路線もあります。
山岳の間を縫う旧来の路線も旅客輸送を行っており、料金はかなり安いですが不便かもしれません。例えば福州‐上海間は高速鉄道の{{CNY|280}}(一等車は{{CNY|330}})に対し{{CNY|130}}ですが、所要時間は6時間に比べて17時間もかかります。
福建沿岸にある[[台湾]]の統治下にある島嶼へのフェリーもあります。[[馬尾]](福州郊外)から[[馬祖]]へ、厦門から[[金門]]へのルートが運行されています。台湾本島へは厦門または馬祖から直行フェリーがありますが、金門からはありません。両島から台湾本島への航空便はあります。
一部国籍の旅行者で第三国への乗継中の場合、最大144時間(6日間)の厦門限定査証免除対象となる場合があります。詳細は[[厦門]]の記事を参照してください。
== 移動する ==
かつて都市間移動の主な手段はバス一択でしたが、高速鉄道の整備に伴い、現在は列車のみで、或いは列車とバスを組み合わせて以前よりスムーズに移動できます。低速の普通列車は、山々を大きく迂回するため、福建では他の地域以上に不便です。省内航空便は比較的高いです。
== 観る ==
福建には、山岳や海岸の風景から、何世紀にもわたる海上・内陸交易によって形作られた歴史都市や宗教遺跡まで、多様な見どころがあります。省内各地に有名な観光地が点在しており、その地理と文化史の多様性を垣間見れます。
=== 景観 ===
[[File:Peak Yunu.jpg|350px|thumbnail|武夷山]]
[[武夷山]]は、茶、山、河川、伝統建築で有名な景勝地です。ぜひ山頂からの景色を楽しんでください。登山に時間を割くだけの価値が確かにあります。山頂までは約1時間、下山には約30分かかります。
また、川を下る竹筏遊覧も楽しめます。さまざまな形や大きさの巨大な岩が見られ、中には人や動物に似たものもあります。さらに、「吊るされた棺」と呼ばれるものも見られます。これは2000年以上前のものと考えられている棺で、巨大な岩の裂け目に置かれています。裂け目は川面から{{m|20-40}}ほど上にあり、棺をどうやってそこへ運んだのかは誰も分かりません。遊覧にかかる時間は約1時間半です。各筏には2人の船頭が付き、6人まで乗船できます。
[[コロンス島]]は、[[厦門]]の隣に位置する小島で、厦門市街地から幅{{m|500}}の鷺江を隔てた場所にあります。ここはもともと波の浸食によってできた洞窟に由来して明代に「円洲仔」と呼ばれていました。島は冬暖かく夏涼しい気候を持ち、一年中春のようであることから「海上花園」として知られています。さまざまな花が咲き、草木は常に青々と盛っています。
泰寧県の近くにある中国丹霞は、[[ユネスコ世界遺産|世界遺産]]に登録されています。[[福建土楼]]も世界遺産に登録されている、数百年前に建てられた魅力的な土造建築です。
崇武は今も形よく遺っている海辺の要塞です。六鰲にも翡翠湾とよばれる美しいビーチリゾートや抽象画廊という景勝地、そして要塞遺構などもあります。泰寧鎮は丹霞地形で知られ、世界ジオパークの1つもあります。
=== 博物館 ===
* 福建省博物館は福州の西湖(西湖 Xīhú)脇の公園内にあります。
* [[馬尾]]({{lang|zh-hans|马尾}} mǎwěi)は福州郊外にあり、1880年代の清仏戦争における中国海軍とフランス軍の戦いを記念する博物館があります。
* [[厦門]]には華僑博物院があり、市中心部のフェリーターミナルと厦門大学({{lang|zh|厦门大学}} Xiàmén dàxué)のほぼ中間に位置しています。
* [[泉州]]は、かつて世界有数の港湾都市でした(マルコ・ポーロは[[マルコ・ポーロの足跡|「世界で最も偉大な商業港の二つのうちの一つ」]]と評しました)。ここには海外交通史博物館があります。
=== 宗教建築 ===
福建では多種多様な宗教建築を巡る旅もできます。
[[File:Statue of Lao Tzu in Quanzhou.jpg|thumb|300px|泉州・清源山の老子像]]
[[厦門]]、[[福州]]、[[泉州]]にはいずれも主要な'''仏教'''寺院があり、小都市や農村部にも数多くの小規模寺院があります。福州の華林寺({{lang|zh-hans|华林寺}})は964年創建で、中国最古級の木造建築の一つです。
もちろん、'''道教'''や'''儒教'''の寺院も多数あります。[[泉州]]には、中国各地から参拝客を集める道教の聖地・清源山があります。聖地である理由の1つは道教の祖である老子の有名な像があるためです。中国武術の中心地の一つである本来の少林寺は[[河南省]]にありますが、中国の度重なる戦乱の際、多くの僧侶が南方へ逃れ、清源山と[[莆田]]にそれぞれ寺院を建てて'''南少林寺'''を創設しました。
泉州には、[[シルクロード|海のシルクロード]]を通してもたらされたさまざまな宗教の遺跡もあります。1009年建立の中国最古級のモスクや、複数の'''イスラム教'''聖人の墓はその一例です。川向こうの[[晋江]]には、世界最後の'''マニ教'''寺院があります。泉州と晋江には、'''[[キリスト教#ネストリウス派|景教徒]]'''の遺跡も残っています。ネストリウス派としても知られるこの宗派は[[ペルシア]]を拠点とし、東に宣教師を送り、7世紀までに中国へ到達しました。最初の'''カトリック'''宣教師であるフランシスコ会修道士たちは、1313年に泉州経由で中国へ到達しました。
福建は19世紀から20世紀にかけても宣教活動の主要地域でした。さまざまな宗派の'''キリスト教'''教会が数多く存在し、中国最古の'''プロテスタント'''教会も[[厦門]]にあります。各都市には複数の教会があり、多くの村にも1〜2か所存在します。
[[莆田]]近郊の湄洲島には、道教で信仰される海の女神'''媽祖'''の総本山があります。毎年行われる媽祖祭には、特に漁師や船乗りを中心として、世界中の華人社会から数万人の参拝者が訪れます。
== する ==
福建での活動は、景観や文化環境を体感することが中心で、観光と[[アウトドア|アウトドア活動]]、茶栽培などの農業文化、[[温泉]]などの地域的なレジャー体験ができます。
* [[武夷山]]の竹筏下りでは、森林に覆われた峡谷や奇岩を抜ける九曲渓沿いをガイド付きの筏で進み、この地域の川景色を楽しめます。
* 茶園見学は福建各地でよくある体験であり、旅行者は段々畑状の茶畑を歩きながら、特に烏龍茶や紅茶で知られる山岳・丘陵地域で地元の製茶文化を学べます。
* 武夷山近郊の『印象大紅袍』のような大規模ナイトショーは、自然を背景に音楽と舞踊が披露され、景勝観光の一環として夜間に楽しめます。
== 食べる ==
[[File:Chinese-style geng with meat, fish cakes, and squid.jpg|thumb|肉・魚餅・イカなどが入った羹]]
[[File:Mr_Lin_seafood_shachamian.jpg|thumb|[[厦門]]の海鮮沙茶麺]]
福建料理({{lang|zh-hans|闽菜}} ''mǐncài'')には、海産物とキノコ・タケノコなど山の食材の両方が多用されます。地元には「{{lang|zh|不汤不行}} ''bù tāng bù xíng''」(「スープがなければ食事ではない」)という言葉があり、福建の食事には必ず何らかのスープが付きます。特に、でんぷんでとろみを付けた濃厚な羹が特徴的です。東南アジアとの長年の交易と移民の歴史も料理に影響を与えており、魚醤が調味料として使われるほか、どこかマレー風のピーナッツソース({{lang|zh|沙茶}} ''shāchá''(中国語)、''satay''(閩南語))も人気です。逆に、[[マレー圏料理#中華料理|マレーシアや特にシンガポールの中華料理]]には福建料理の強い影響が見られます。
福建料理はさらにいくつかの系統に分けられ、特に[[閩南]]料理、[[福州]]料理、[[閩西]]料理が明確に分けられます。[[莆田]]は特に美食で有名で、同名のミシュラン星付きレストランチェーンの由来にもなっています。客家人も独自の料理文化を持っています。
* つみれ({{lang-zh|鱼圆}} yú yuán、{{LangWithName|hak|3=鱼丸}}) — 魚のすり身と卵白を小麦粉と混ぜて作ります。種類によっては豚肉やエビを加えるものもあり、最も有名なのはおそらく[[福州]]風です。これを熱湯で茹でて調理します。
* サテ麵({{lang-zh-hanz|沙茶麺}}、{{lang-zh-hans|沙茶面}};''sa-te-mī''(閩南語)、''shāchá miàn''(標準語)) — [[厦門]]名物で、スープは伝統的な[[マレー圏料理#マレー料理|マレー料理]]のサテー({{LangWithName|jv|3=ꦱꦠꦺ}}、{{lang-id|sate}})のつけだれに着想を得ています。
* 太極芋泥(タイジーユイニー、{{lang-zh-hans|太极芋泥}}) — タロイモを煮てペースト状にし、砂糖、卵、水、油を加えて作ります。冷ました後、刻んだナッツやチェリーを上に載せることもあります。福建伝統のデザートの一つです。
* 光餅(グァンピン、{{lang-zh-hans|光饼}}) — 小麦粉、塩、ゴマから作られます。形はドーナツに似ていますが、あまり味はありません。福州では、ゴマなしのものを「光餅」、ゴマ入りのものを「福清餅」と呼びます。
* 福建風ワンタン({{lang-zh|扁食}}) — 福建で一番よくみる軽食です。皮は薄く、短時間で火が通ります。茹でる際には途中で2回冷水を加える必要があります。調理後は半透明になります。「扁食」という呼称は福建でのみ用いられる呼称です。
* 仏跳牆(フッティエウツォン、{{lang-zh-hanz|佛跳牆}}、{{lang-zh-hans|佛跳墙}}) — 福州名物で、おそらく福建料理で最も有名な料理です。フカヒレ、ナマコ、鶏胸肉、アヒル、豚足、干した貝柱、キノコ、アワビ、鳩卵など30種類以上の高級食材と調味料を使用します。調理後は濃厚な香りが周囲に漂うと言われています。その香りがあまりに素晴らしく、ある仏教僧が菜食戒律を忘れて塀を飛び越えて食べに行ったことから、この名が付いたという伝説があります。
== 飲む ==
{{see also|中国料理#飲み物}}
福建は[[中国料理#茶|茶]]で有名です(19世紀には福州が中国最大の茶港でした)。良質な茶はほぼどこでも手に入ります。英語の “tea” という語も茶の閩南語名に由来しています。街角で売られている茶葉蛋(cháyèdàn)も試してみてください。茶で煮込んだゆで卵です。
* 鉄観音茶({{lang-zh-hanz|鐵觀音茶}}、{{lang-zh-hans|铁观音茶}} ''Tiěguānyīn'') — 女神にちなんで名付けられた烏龍茶で、[[泉州]]地域の[[安渓]]周辺で栽培されています。ボストン茶会事件で、アメリカ植民地人がイギリスの課税に抗議して海へ投げ捨てた茶としても知られています。
* 大紅袍({{lang-zh-hans|大红袍}} ) — [[武夷山]]産のもう一つの有名な烏龍茶です。母樹の名前から名付けられたこのお茶は、高級茶として数々の伝説を持っています。
* 白茶 — 中国茶を大きく分類した6つの中の1つです。福建白茶は水吉や政和県など福建各地で栽培されています。茶葉は独特な形状をしており、軽く発酵させた穏やかな風味を持ちながら、後味に甘みが残ります。
中国の他地域同様、福建にもUBC、明天、SPRなど大型中国系カフェチェーンや、いくつかスターバックスの支店があります。西洋人の味覚にはSPRが最も合う場合が多いですが、空港店舗は非常に高価なので避けた方がよいでしょう。Blenz、Dawin、King Buckなどの地元の小規模チェーンもあり、普通これらの方がより安価です。
[[中国料理#アルコール|アルコール飲料]]、特にビールは一般的で、イスラム料理店や仏教寺院を除くほぼすべてのレストランで提供されています。恵泉(Hui Quan)は福建ブランドの軽めのラガービールです。白酒(白い稲妻とも呼ばれる強酒)は主に宴会での正式な乾杯に用いられます。
== 泊まる ==
== 安全を確保する ==
中国南部沿岸地域の他地域同様、福建は[[台風]]の影響を受けやすく、主に7月から9月にかけて多発します。また、省内にはいくつか小規模断層帯があるので、時折[[地震]]も発生しますが、多くは小規模です。
== 出かける ==
沿岸部の隣接する省は、北に[[浙江省]]、南に[[広東省]]があります。[[江西省]]は福建の内陸側に位置しています。これらの地域へは道路・鉄道ともに良好なアクセス手段が確保されています。
[[台湾]]統治下の[[金門]]および[[馬祖]]へは、厦門-金門間(30分または1時間)、福州([[馬尾]])-馬祖間(2時間)の定期フェリーが使えます。また、厦門や場合によっては平潭から台湾本島への直行フェリー、さらに台湾統治下の馬祖諸島から台湾へのフェリーもあります。金門から台湾へのフェリーは存在せず、厦門から台湾への直行便のみです。
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'''福建省'''(福建 Fújiàn)は、[[華東]]にある沿岸部の省です。古くから海上貿易に深く関わる外向的な地域であり、とりわけ[[東南アジア]]に住む多くの華僑の家系の故郷です。[[台湾]]の対岸に位置しており、多くの台湾人の祖籍地でもあり、現在でも台湾と密接な文化的結びつきがあります。
福建省の地形は非常に山がちです。「八山一水一分田」(福建は山が8割、水が1割、田が1割)という言葉があります。山岳地帯で他の地方から孤立していたため、福建には多くの地方言語や方言が存在し、その多くはお互いに理解し合えません。
2020年の国勢調査によると人口は4,150万人で、中国の省としては少ない方ですが、[[カナダ]]、[[ポーランド]]、[[カリフォルニア州]]よりやや多いくらいです。最重要都市は海岸沿い([[厦門]]、[[泉州]])や大きな河川を少し遡った場所([[福州]])にあります。
== 地域 ==
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{{disclaimerbox|[[金門]]および[[馬祖]]列島は、中華人民共和国政府と中華民国政府の双方によって公式に福建省の一部とされていますが、実質的には[[台湾]]の中華民国政府が統治しており、台湾の通貨を使用し、訪問には台湾の査証が必要であるため、ウィキボヤージュでは台湾の一部として扱っています。}}
== 都市 ==
福建省は行政上9地域に分かれています。そのうち8つは地級市で、それぞれ中心都市の名を冠しています。9番目の厦門については独立した地級行政区はなく、市のみです。9都市は以下の通りです。
* {{marker|type=city|name=[[福州]]|wikidata=Q68481}}({{lang-zh-hans|福州}}) — 省都
* {{marker|type=city|name=[[竜岩]]|wikidata=Q68862}}({{lang-zh-hans|龙岩}}) — 閩西にある[[福建土楼]]への玄関口
* {{marker|type=city|name=[[南平]]|wikidata=Q68534}}({{lang-zh-hans|南平}}) — 福州から閩江を遡った場所にあり、[[武夷山]]への玄関口
* {{marker|type=city|name=[[寧徳]]|wikidata=Q68919}}({{lang-zh-hans|宁德}}) — 福州北方の海岸沿い
* {{marker|type=city|name=[[莆田]]|wikidata=Q68579}}({{lang-zh-hans|莆田}}) — 福州と泉州の間にあり、人気の海の女神媽祖の故郷
* {{marker|type=city|name=[[泉州]]|wikidata=Q68695}}({{lang-zh-hans|泉州}}) — [[シルクロード|海のシルクロード]]沿いにある歴史的港湾都市で、[[世界遺産]]にも登録済み
* {{marker|type=city|name=[[三明]]|wikidata=Q68614}}({{lang-zh-hans|三明}}) — 山間部に位置
* {{marker|type=city|name=[[厦門]]|wikidata=Q68744}}({{lang-zh-hans|厦门}}) — 経済特区および港湾都市、[[台湾]]行きフェリーも運行されています
* {{marker|type=city|name=[[漳州]]|wikidata=Q68814}}({{lang-zh-hans|漳州}}) — 厦門の南西部
これらのいずれも大都市であり、人口200万人未満の都市はありません。
== 知る ==
<!-- 日本と福建の関係も説明するか -->
福建地域には歴史的に「百越」と称される非漢民族が居住していました。紀元前111年に漢王朝に征服される以前、福建は独立した閩越国であり、中華帝国の属国ではなく朝貢国でした。征服後、百越の人々は徐々に漢民族へ同化していきました。
福建は長らく中国でも比較的豊かかつ外向的な省であり、商人や航海者の土地でした。地形の大部分が山岳地帯があったことが、福建と中国内陸部との間の自然の障壁として機能し、福建は主に海を通じて外界と結ばれていました。[[漳州]]と[[泉州]]は[[シルクロード|海のシルクロード]]繁盛期の中国有数の港湾都市であり、世界最古の華僑共同体のいくつかもこの二都市の商人によって築かれました。快速帆船による茶貿易の時代には、中国の五大条約港のうち二つ、[[厦門]]と[[福州]]が福建にあり、福州は中国最大の茶輸出港でした。英語の “tea” という語は、実は[[厦門]]方言に由来しており、オランダ商人が当地から茶を仕入れイギリスへ販売していました。
福建は中華系移民の有数の出身地でもあり、[[東南アジア]]の多くの華僑、そして大多数の[[台湾]]人は福建に祖先を持っています。実際、台湾は1887年に清朝政府によって別省として分離される以前は福建省の一部として統治されていました。
第二次世界大戦後、福建は比較的厳しい時代を迎えました。伝統的な取引相手であった[[日本]]や台湾との貿易が大きく減少したためです。国共内戦の結果、福建は分断され、本土部分は中華人民共和国(PRC)が統治する一方、沖合の[[金門]]および[[馬祖]]は中華民国(ROC)が統治しました。しかし福建はその後復興し、他の沿海省と同様、中国でも比較的近代的かつ豊かな地域の1つとなっています。東南アジアの多くの華人が、家族的関係によって福建へ多額の投資を行いました。また南部は、文化的・言語的結びつきの強さから台湾企業家に人気の投資先となっています。2019年には福建省GDPが台湾を上回り、福建の経済発展における重要な節目となりました。
産業では衣料品や靴を中心とする軽工業が主流ですが、一部重工業も存在します。農業も重要であり、とりわけ福建は大量の茶を生産しており、優れた烏龍茶でも高名です。沿海省であるため海との関わりも深く、漁業および養殖業も重要産業であり、郷土料理でも海産物が重視されています。
福建には、[[シルクロード|海のシルクロード]]を通じた交易の歴史が影響して、華南の中では比較的多くの[[イスラム教|ムスリム]]が居住しており、また19世紀の宣教活動の中心地であったため[[キリスト教|キリスト教徒]]も多くいます。
[https://www.fujian.gov.cn/english/FujianInfo/AboutFujian/201702/t20170210_1869390.htm 福建省公式サイト]に観光情報も掲載されています。
== 話す ==
現在、教育を受けた人々は皆[[中国語会話集|標準語]](普通話)を話します。1950年代以来、中国全土で教導言語となっており、福建でも他地域同様に共通語となっています。ただし、特に農村部では、母語話者でない人たちが自身の方言音韻に標準語の発音を当てはめるため、強い訛りが入ることが多いです。福建出身者による典型的な標準語の誤発音として、「f」音を「h」音のように発音する例があります。また、「sh」を「s」、「ch」を「c」、「zh」を「z」と発音する傾向もあります。
しかし福建には多数の地方方言も存在します。嶮岨さゆえにかつてはほぼ各谷ごとに独自言語が存在しました。これらの方言は通常「閩」({{lang-zh-hans|闽}} Mǐn)という語で分類されます。閩は福建の別名です。これらの方言はお互いに通じませんが、ある程度共通の特徴は持っています。一般的に、中国語方言群の中で閩語に分類される言語は標準語との差異が最も大きいとされます。閩南語は、英語とオランダ語の方が中国標準語よりもまだ近しいです。
最も重要な方言の1つは'''[[閩南語会話集|閩南語]]'''({{lang-zh-hans|闽南话}} Mǐnnán huà; Southern Min)で、[[厦門]]、[[泉州]]、[[漳州]]と周辺地域で話されています。三都市間にも方言差があり、厦門方言が標準的方言と見なされています。[[台湾]]でもこの言語は広く話されますが、現地では「台湾語」と呼ばれることがあります。[[マレーシア]]および[[シンガポール]]ではホッキェン(福建語から)と呼ばれています。[[広東省]][[潮汕]]の周辺で話される潮州語は閩南語に近いですが、相互に部分的にしか理解できません。また海南語も近縁ですが、お互いに理解はできません。
'''[[閩東語会話集|閩東語]]'''({{lang|zh-hans|闽东话}} Mǐndōng huà; Eastern Min)または'''福州語'''({{lang|zh-hans|福州话}} Fúzhōu huà)は福州で話され、北部沿岸地域にも多くの話者がいます。これらは[[馬祖]]列島でも話されており、地理的には福州に近いものの台湾統治下にあります。マレーシアやシンガポールでは「ホクチュウ」または「フーチュウ」と呼ばれます。方言差もあり、車で4時間ほどしか離れていない福州と[[福安]]の閩東語はお互いに理解できませんが、福州方言が標準方言とされています。
その他の閩語には'''閩北語'''({{lang|zh-hans|闽北}} Mǐn běi)、'''閩中語'''({{lang|zh-hans|闽中}} Mǐn zhōng)、および[[莆田]]市と周辺[[仙遊]]県で使われる'''莆仙語'''があります。
福建西部や中国南部各地の客家({{lang-zh|客家}} Kèjiā)人は、数世紀前に中国北方の戦乱から逃れてきた人々の子孫です。客家は「客人」を意味します。彼らは独自の'''[[客家語会話集|客家語]]'''({{lang|zh-hans|客家话}} Kèjiāhuà)をしゃべりますが、これは他の福建方言よりも北方方言や広東語に近い言語です。
中国の他地域同様、[[英語会話集|英語]]はあまり通じませんが、大都市の航空会社職員や高級ホテル従業員になれば基本的な英語はいけるかもしれません。
== 着く ==
福建は中国国内の航空・バス・高速道路・鉄道網に密接に結ばれています。
福建最大の空港は[[厦門]]({{IATA|XMN}})です。'''[https://www.xiamenair.com/ 厦門航空]'''の主要ハブ空港で、アジア各国への国際便のほか、[[アムステルダム]]、[[ロサンゼルス]]、[[メルボルン]]、[[シドニー]]、[[バンクーバー]]への大陸間便も運航しています。また、[[福州]]({{IATA|FOC}})および[[泉州]]({{IATA|JJN}})にも他のアジア都市からの限定的な国際便があります。他の多くの都市にも空港はあるものの、ほぼ国内線専用です。
省内および周辺省との道路アクセスも良好です。福建主要都市から近隣省主要都市への定期バスがあります。道路の多くは山岳(または丘陵)地形を通る、たくさんの橋やトンネルがある苦労がにじむ道です。第二次世界大戦中、日本軍は福建の大部分を占領しましたが、この地形のため三明には到達できませんでした。現在では福州から数時間で走りやすい道路に出られます。
[[中国の鉄道旅行|高速鉄道]]も運行されており、福建沿岸主要都市を北の[[温州]]、[[寧波]]、[[杭州]]、[[上海]]、南の[[汕頭]]、[[汕尾]]、[[深圳]]、[[香港]]と結んでいます。最高速度は時速200km以上で、福州・上海間は概ね5~6時間、最短で4時間半です。沿岸部には最高速度350キロに対応した2本目の高速鉄道が建設中であり、福州から[[漳州]]までの区間が開業しています。さらに3本の高速鉄道が内陸部とも結んでいます。1つは福州から[[合肥]]へ、もう1つは福州・莆田から[[江西省]][[南昌]]へ、更にもう1つは漳州から[[竜岩]]を経由し、江西省[[贛州]]までを結んでいます。各線を経由して北京や武漢などに直通する列車もあります。また、内陸部の南平・三明・竜岩を連絡する路線もあります。
山岳の間を縫う旧来の路線も旅客輸送を行っており、料金はかなり安いですが不便かもしれません。例えば福州‐上海間は高速鉄道の{{CNY|280}}(一等車は{{CNY|330}})に対し{{CNY|130}}ですが、所要時間は6時間に比べて17時間もかかります。
福建沿岸にある[[台湾]]の統治下にある島嶼へのフェリーもあります。[[馬尾]](福州郊外)から[[馬祖]]へ、厦門から[[金門]]へのルートが運行されています。台湾本島へは厦門または馬祖から直行フェリーがありますが、金門からはありません。両島から台湾本島への航空便はあります。
一部国籍の旅行者で第三国への乗継中の場合、最大144時間(6日間)の厦門限定査証免除対象となる場合があります。詳細は[[厦門]]の記事を参照してください。
== 移動する ==
かつて都市間移動の主な手段はバス一択でしたが、高速鉄道の整備に伴い、現在は列車のみで、或いは列車とバスを組み合わせて以前よりスムーズに移動できます。低速の普通列車は、山々を大きく迂回するため、福建では他の地域以上に不便です。省内航空便は比較的高いです。
== 観る ==
福建には、山岳や海岸の風景から、何世紀にもわたる海上・内陸交易によって形作られた歴史都市や宗教遺跡まで、多様な見どころがあります。省内各地に有名な観光地が点在しており、その地理と文化史の多様性を垣間見れます。
=== 景観 ===
[[File:Peak Yunu.jpg|350px|thumbnail|武夷山]]
[[武夷山]]は、茶、山、河川、伝統建築で有名な景勝地です。ぜひ山頂からの景色を楽しんでください。登山に時間を割くだけの価値が確かにあります。山頂までは約1時間、下山には約30分かかります。
また、川を下る竹筏遊覧も楽しめます。さまざまな形や大きさの巨大な岩が見られ、中には人や動物に似たものもあります。さらに、「吊るされた棺」と呼ばれるものも見られます。これは2000年以上前のものと考えられている棺で、巨大な岩の裂け目に置かれています。裂け目は川面から{{m|20-40}}ほど上にあり、棺をどうやってそこへ運んだのかは誰も分かりません。遊覧にかかる時間は約1時間半です。各筏には2人の船頭が付き、6人まで乗船できます。
[[コロンス島]]は、[[厦門]]の隣に位置する小島で、厦門市街地から幅{{m|500}}の鷺江を隔てた場所にあります。ここはもともと波の浸食によってできた洞窟に由来して明代に「円洲仔」と呼ばれていました。島は冬暖かく夏涼しい気候を持ち、一年中春のようであることから「海上花園」として知られています。さまざまな花が咲き、草木は常に青々と盛っています。
泰寧県の近くにある中国丹霞は、[[ユネスコ世界遺産|世界遺産]]に登録されています。[[福建土楼]]も世界遺産に登録されている、数百年前に建てられた魅力的な土造建築です。
崇武は今も形よく遺っている海辺の要塞です。六鰲にも翡翠湾とよばれる美しいビーチリゾートや抽象画廊という景勝地、そして要塞遺構などもあります。泰寧鎮は丹霞地形で知られ、世界ジオパークの1つもあります。
=== 博物館 ===
* 福建省博物館は福州の西湖(西湖 Xīhú)脇の公園内にあります。
* [[馬尾]]({{lang|zh-hans|马尾}} mǎwěi)は福州郊外にあり、1880年代の清仏戦争における中国海軍とフランス軍の戦いを記念する博物館があります。
* [[厦門]]には華僑博物院があり、市中心部のフェリーターミナルと厦門大学({{lang|zh|厦门大学}} Xiàmén dàxué)のほぼ中間に位置しています。
* [[泉州]]は、かつて世界有数の港湾都市でした(マルコ・ポーロは[[マルコ・ポーロの足跡|「世界で最も偉大な商業港の二つのうちの一つ」]]と評しました)。ここには海外交通史博物館があります。
=== 宗教建築 ===
福建では多種多様な宗教建築を巡る旅もできます。
[[File:Statue of Lao Tzu in Quanzhou.jpg|thumb|300px|泉州・清源山の老子像]]
[[厦門]]、[[福州]]、[[泉州]]にはいずれも主要な'''仏教'''寺院があり、小都市や農村部にも数多くの小規模寺院があります。福州の華林寺({{lang|zh-hans|华林寺}})は964年創建で、中国最古級の木造建築の一つです。
もちろん、'''道教'''や'''儒教'''の寺院も多数あります。[[泉州]]には、中国各地から参拝客を集める道教の聖地・清源山があります。聖地である理由の1つは道教の祖である老子の有名な像があるためです。中国武術の中心地の一つである本来の少林寺は[[河南省]]にありますが、中国の度重なる戦乱の際、多くの僧侶が南方へ逃れ、清源山と[[莆田]]にそれぞれ寺院を建てて'''南少林寺'''を創設しました。
泉州には、[[シルクロード|海のシルクロード]]を通してもたらされたさまざまな宗教の遺跡もあります。1009年建立の中国最古級のモスクや、複数の'''イスラム教'''聖人の墓はその一例です。川向こうの[[晋江]]には、世界最後の'''マニ教'''寺院があります。泉州と晋江には、'''[[キリスト教#ネストリウス派|景教徒]]'''の遺跡も残っています。ネストリウス派としても知られるこの宗派は[[ペルシア]]を拠点とし、東に宣教師を送り、7世紀までに中国へ到達しました。最初の'''カトリック'''宣教師であるフランシスコ会修道士たちは、1313年に泉州経由で中国へ到達しました。
福建は19世紀から20世紀にかけても宣教活動の主要地域でした。さまざまな宗派の'''キリスト教'''教会が数多く存在し、中国最古の'''プロテスタント'''教会も[[厦門]]にあります。各都市には複数の教会があり、多くの村にも1〜2か所存在します。
[[莆田]]近郊の湄洲島には、道教で信仰される海の女神'''媽祖'''の総本山があります。毎年行われる媽祖祭には、特に漁師や船乗りを中心として、世界中の華人社会から数万人の参拝者が訪れます。
== する ==
福建での活動は、景観や文化環境を体感することが中心で、観光と[[アウトドア|アウトドア活動]]、茶栽培などの農業文化、[[温泉]]などの地域的なレジャー体験ができます。
* [[武夷山]]の竹筏下りでは、森林に覆われた峡谷や奇岩を抜ける九曲渓沿いをガイド付きの筏で進み、この地域の川景色を楽しめます。
* 茶園見学は福建各地でよくある体験であり、旅行者は段々畑状の茶畑を歩きながら、特に烏龍茶や紅茶で知られる山岳・丘陵地域で地元の製茶文化を学べます。
* 武夷山近郊の『印象大紅袍』のような大規模ナイトショーは、自然を背景に音楽と舞踊が披露され、景勝観光の一環として夜間に楽しめます。
== 食べる ==
[[File:Chinese-style geng with meat, fish cakes, and squid.jpg|thumb|肉・魚餅・イカなどが入った羹]]
[[File:Mr_Lin_seafood_shachamian.jpg|thumb|[[厦門]]の海鮮沙茶麺]]
福建料理({{lang|zh-hans|闽菜}} ''mǐncài'')には、海産物とキノコ・タケノコなど山の食材の両方が多用されます。地元には「{{lang|zh|不汤不行}} ''bù tāng bù xíng''」(「スープがなければ食事ではない」)という言葉があり、福建の食事には必ず何らかのスープが付きます。特に、でんぷんでとろみを付けた濃厚な羹が特徴的です。東南アジアとの長年の交易と移民の歴史も料理に影響を与えており、魚醤が調味料として使われるほか、どこかマレー風のピーナッツソース({{lang|zh|沙茶}} ''shāchá''(中国語)、''satay''(閩南語))も人気です。逆に、[[マレー圏料理#中華料理|マレーシアや特にシンガポールの中華料理]]には福建料理の強い影響が見られます。
福建料理はさらにいくつかの系統に分けられ、特に[[閩南]]料理、[[福州]]料理、[[閩西]]料理が明確に分けられます。[[莆田]]は特に美食で有名で、同名のミシュラン星付きレストランチェーンの由来にもなっています。客家人も独自の料理文化を持っています。
* つみれ({{lang-zh|鱼圆}} yú yuán、{{LangWithName|hak|3=鱼丸}}) — 魚のすり身と卵白を小麦粉と混ぜて作ります。種類によっては豚肉やエビを加えるものもあり、最も有名なのはおそらく[[福州]]風です。これを熱湯で茹でて調理します。
* サテ麵({{lang-zh-hanz|沙茶麺}}、{{lang-zh-hans|沙茶面}};''sa-te-mī''(閩南語)、''shāchá miàn''(標準語)) — [[厦門]]名物で、スープは伝統的な[[マレー圏料理#マレー料理|マレー料理]]のサテー({{LangWithName|jv|3=ꦱꦠꦺ}}、{{lang-id|sate}})のつけだれに着想を得ています。
* 太極芋泥(タイジーユイニー、{{lang-zh-hans|太极芋泥}}) — タロイモを煮てペースト状にし、砂糖、卵、水、油を加えて作ります。冷ました後、刻んだナッツやチェリーを上に載せることもあります。福建伝統のデザートの一つです。
* 光餅(グァンピン、{{lang-zh-hans|光饼}}) — 小麦粉、塩、ゴマから作られます。形はドーナツに似ていますが、あまり味はありません。福州では、ゴマなしのものを「光餅」、ゴマ入りのものを「福清餅」と呼びます。
* 福建風ワンタン({{lang-zh|扁食}}) — 福建で一番よくみる軽食です。皮は薄く、短時間で火が通ります。茹でる際には途中で2回冷水を加える必要があります。調理後は半透明になります。「扁食」という呼称は福建でのみ用いられる呼称です。
* 仏跳牆(フッティエウツォン、{{lang-zh-hanz|佛跳牆}}、{{lang-zh-hans|佛跳墙}}) — 福州名物で、おそらく福建料理で最も有名な料理です。フカヒレ、ナマコ、鶏胸肉、アヒル、豚足、干した貝柱、キノコ、アワビ、鳩卵など30種類以上の高級食材と調味料を使用します。調理後は濃厚な香りが周囲に漂うと言われています。その香りがあまりに素晴らしく、ある仏教僧が菜食戒律を忘れて塀を飛び越えて食べに行ったことから、この名が付いたという伝説があります。
== 飲む ==
{{see also|中国料理#飲み物}}
福建は[[中国料理#茶|茶]]で有名です(19世紀には福州が中国最大の茶港でした)。良質な茶はほぼどこでも手に入ります。英語の “tea” という語も茶の閩南語名に由来しています。街角で売られている茶葉蛋(cháyèdàn)も試してみてください。茶で煮込んだゆで卵です。
* 鉄観音茶({{lang-zh-hanz|鐵觀音茶}}、{{lang-zh-hans|铁观音茶}} ''Tiěguānyīn'') — 女神にちなんで名付けられた烏龍茶で、[[泉州]]地域の[[安渓]]周辺で栽培されています。ボストン茶会事件で、アメリカ植民地人がイギリスの課税に抗議して海へ投げ捨てた茶としても知られています。
* 大紅袍({{lang-zh-hans|大红袍}} ) — [[武夷山]]産のもう一つの有名な烏龍茶です。母樹の名前から名付けられたこのお茶は、高級茶として数々の伝説を持っています。
* 白茶 — 中国茶を大きく分類した6つの中の1つです。福建白茶は水吉や政和県など福建各地で栽培されています。茶葉は独特な形状をしており、軽く発酵させた穏やかな風味を持ちながら、後味に甘みが残ります。
中国の他地域同様、福建にもUBC、明天、SPRなど大型中国系カフェチェーンや、いくつかスターバックスの支店があります。西洋人の味覚にはSPRが最も合う場合が多いですが、空港店舗は非常に高価なので避けた方がよいでしょう。Blenz、Dawin、King Buckなどの地元の小規模チェーンもあり、普通これらの方がより安価です。
[[中国料理#アルコール|アルコール飲料]]、特にビールは一般的で、イスラム料理店や仏教寺院を除くほぼすべてのレストランで提供されています。恵泉(Hui Quan)は福建ブランドの軽めのラガービールです。白酒(白い稲妻とも呼ばれる強酒)は主に宴会での正式な乾杯に用いられます。
== 泊まる ==
== 安全を確保する ==
中国南部沿岸地域の他地域同様、福建は[[台風]]の影響を受けやすく、主に7月から9月にかけて多発します。また、省内にはいくつか小規模断層帯があるので、時折[[地震]]も発生しますが、多くは小規模です。
== 出かける ==
沿岸部の隣接する省は、北に[[浙江省]]、南に[[広東省]]があります。[[江西省]]は福建の内陸側に位置しています。これらの地域へは道路・鉄道ともに良好なアクセス手段が確保されています。
[[台湾]]統治下の[[金門]]および[[馬祖]]へは、厦門-金門間(30分または1時間)、福州([[馬尾]])-馬祖間(2時間)の定期フェリーが使えます。また、厦門や場合によっては平潭から台湾本島への直行フェリー、さらに台湾統治下の馬祖諸島から台湾へのフェリーもあります。金門から台湾へのフェリーは存在せず、厦門から台湾への直行便のみです。
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[[カテゴリ:中国の省]]
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閩南
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wikitext
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'''閩南'''(''mǐnnán'')は、[[福建省]]にある人口の多い地域で、何世紀にもわたって対外貿易を行ってきました。多くの華僑にとって祖先の故郷でもあります。
[[莆田]]は、異なる方言が用いられるため慣例的には福建南部の一部とは見なされませんが、閩東よりも閩南との類似性が強いため、ウィキボヤージュでは閩南の一部として扱います。
== 都市 ==
{{mapframe}}
* {{marker|type=city|name=[[莆田]]|wikidata=Q68579}} - 泉州と[[福州]]の間にあり、道教で人気の海の女神・媽祖の生誕地です
* {{marker|type=city|name=[[泉州]]|wikidata=Q68695}} - この地域の歴史的な大港。この地級市には以下の町も含まれます:
** {{marker|type=city|name=[[安渓|安渓県]]|wikidata=Q613673}} - 有名なお茶の産地
** {{marker|type=city|name=[[恵安|恵安県]]|wikidata=Q1374978}} - 工業郊外地区
** {{marker|type=city|name=崇武鎮|wikidata=Q1076159}} - ビーチのある城壁都市
** {{marker|type=city|name=[[徳化|徳化県]]|wikidata=Q1183080}} - 白磁の産地
** {{marker|type=city|name=[[晋江]]|wikidata=Q128883}} - 泉州の川向かいにあります
** {{marker|type=city|name=[[石獅]]|wikidata=Q1025430}} - 厦門近郊にあり、多くの衣料工場があります
* {{marker|type=city|name=[[厦門]]|wikidata=Q68744}} - 急成長している経済特区であり、この地域の主要経済中心地です。郊外には以下があります:
** {{marker|type=city|name=[[厦門/コロンス島|コロンス島]]|wikidata=Q1025339}} - 市中心部近くの風光明媚な島です。茶貿易船時代に領事館や商人の邸宅があり、現在は主要観光地かつ[[ユネスコ世界遺産]]となっています。
** {{marker|type=city|name=[[厦門/海滄区|海滄]]|wikidata=Q926613}}
** {{marker|type=city|name=[[厦門/集美区|集美]]|wikidata=Q974546}}
** {{marker|type=city|name=[[厦門/同安区|同安]]|wikidata=Q1025342}}
** {{marker|type=city|name=[[厦門/翔安区|翔安]]|wikidata=Q1025433}}
* {{marker|type=city|name=[[漳州]]|wikidata=Q68814}} - 厦門の内陸側にあります
** {{marker|type=city|name=六鰲|wikidata=Q10893516}} - ビーチと岩石地形を持つ風の強い半島です
== 知る ==
[[File:HuiAn - Luoyang Bridge - P1230987.JPG|thumb|洛陽橋は、古い海岸街道を河口部で渡すために造られた壮麗な石橋です]]
この地域は昔から外向的でした。[[シルクロード|海のシルクロード]]の時代以来、対外貿易を行ってきており、[[漳州]]と[[泉州]]は中国で最も重要な港湾都市に数えられました。茶貿易船の時代には、[[厦門]]は中国が外国商人に開放を強いられた条約港の1つでした。今日には、これらの都市はすべて繁栄しており、また依然として国際貿易に深く関わっています。厦門は特に急速に発展した経済特区です。
この地域はまた、多くの移民の故郷でもありました。泉州や漳州の商人たちは、[[マラッカ]]、[[ジャカルタ]]、[[マニラ]]、[[ホイアン]]、[[アユタヤ]]などに最古級の華僑コミュニティを築いてきました。現在、[[東南アジア]]の多くの華僑や、大部分の[[台湾]]人はこの地域出身者の子孫です。
=== 石工技術 ===
[[File:Zhaojiabao - P1260202.JPG|thumb|漳浦県でよくみられる、伝統的な浮き彫り石の住宅]]
[[File:Ruian Lou - P1250732.JPG|thumb|瑞安楼は、珍しい花崗岩と日干し煉瓦による土楼で、六鰲から簡単に訪れることができます]]
閩南の沿岸部の県は、長年にわたり地元産の石材(花崗岩)を巧みに利用した建築で知られてきました。石材は細長いブロック状に切り出され、住宅や橋だけでなく、塀などのあらゆる構造物に使われています。
* '''住宅''':地域北部では、伝統的な石造建築は壁と同じ石材ブロックを用いた平屋根を持っていました。この種の建物は、たとえば[[恵安|恵安県]]、特に崇武鎮の城壁都市内で現在も多く見ることができます。地域南部(例:[[漳浦県]])では、伝統家屋は瓦葺きの装飾的な切妻屋根を持つ傾向があります。壁は完全に石造の場合もあれば、一定の高さまで石造とし、その上部を日干し煉瓦と組み合わせる場合もあります。
* '''橋''':古代の交易路は福建沿岸を通っていました。宋代にはすでに、街道が河口を渡る地点で壮麗な橋がいくつも建設され、橋面には巨大な石材ブロックが使われていました。修復された橋の中でも特に見応えのあるものは、[[泉州]]東端の洛陽橋と、泉州と厦門のほぼ中間にある安平橋です。順済橋(泉州市中心部近く)は国民党時代に大きく改築され、その後崩壊しましたが、橋脚の一部は現在も残っています。
[[File:Zhaojiabao - Wanbilou - P1260172.JPG|thumb|upright|要塞化集落・趙家堡(漳浦県)の中心建築である完璧楼]]
* '''城壁都市''':泉州のような主要都市の城壁は20世紀に取り壊され、歴史記念物として一部の城門楼だけが保存(または再建)されました。しかし、孤立した小規模な城壁都市はいくつかそのまま保存・修復されています。たとえば海辺の[[崇武]](14世紀末に海賊から沿岸を防衛するため建設された要塞の1つ)や、内陸部の湖西畲族郷([[漳浦県]]、漳州南方)にある2つの要塞化集落(趙家堡と詒安城)などがそうです。
* '''土楼''':内陸部に多い[[客家土楼|福建土楼]]とは異なり、沿岸部の漳浦県の一部の土楼では、長方形の花崗岩ブロックと日干し煉瓦が組み合わされ、独特の見た目を作り出しています。
* '''彫像''':地域の一部(特に[[恵安|恵安県]])では、全国市場向けに各種石像製作に力を入れており、道路沿いが石工の展示場のようになっています。
== 話す ==
中国の大部分と同様に、[[中国語会話集|標準中国語]]は非常に広く話されており、[[英語会話集|英語]]はあまり通じません。ただし、多くの地元民は地域訛りの強い普通話を話し、厦門・泉州・漳州で話されるものは台湾のアクセントに非常によく似ています。莆田の人々は独自の特徴的なアクセントを持っています。
地域の大部分では[[閩南語会話集|閩南語]](東南アジアではホッケン語、台湾では台湾語として知られています)が母語です。ただし、莆田周辺では莆仙語(歴史的な呼び方で興化語としても知られます)が話されており、これは同じ閩語系でも閩南語とはお互いに理解できません。一部地域では[[客家語会話集|客家語]]も話されています。
== 着く ==
[[廈門]]には主要空港があり、中国の主要都市すべてに加え、[[アジア]]各地、さらに[[アムステルダム]]への便もあります。詳細は[[廈門#飛行機で]]を参照してください。
[[晋江]]([[泉州]]の川向かい)にも空港があり、多数の国内線と、アジア都市への国際線があります。
沿岸部には最高時速200キロ以上[[中国の鉄道旅行|高速鉄道]]が走っており、この地域の主要都市である莆田・泉州・廈門・漳州に停まります。この路線は北で福州や温州、寧波、杭州、[[上海]]に、南で汕頭や深圳に繋がっています。福州から漳州までは最高時速350キロに対応した2本目の高速鉄道が開業しており、将来的にこの路線も浙江省及び広東省に繋がる予定です。
さらに、[[漳州]]から[[竜岩]]を経由して、江西省[[贛州]]へ向かう内陸部への高速鉄道路線もあります。
また、厦門から漳州・竜岩・[[南昌]]([[江西省]])経由で全国各地へ向かう夜行列車もあります。
フェリーは[[厦門]]および[[泉州]]と、台湾統治下の[[金門]]島を結んでいます。
== 移動する ==
現在、主要都市間の移動には高速鉄道(上記参照)が最も便利です。また、高速道路も整備されており、ほぼどこへでも行けるバス網があります。
== 観る ==
[[File:Xiamen Nanputuo 20120226-05.jpg|thumb|400px|厦門の南普陀寺。屋根棟の端が燕の尾のように見えるのは、閩南建築を特徴づける要素です。]]
この地域は閩南様式建築で知られており、燕尾脊と呼ばれる独特の特徴で他地域の伝統建築と区別できます。もう1つの特徴は、特に寺院建築において用いられる、陶磁器片を用いた色鮮やかで精巧な装飾彫刻です。この建築様式は[[台湾]]でも広く見られ、閩南語話者の多い華僑コミュニティでも見つかります。
=== 旅程 ===
[[ホーチミン市から上海までの陸の旅]]の一部ルートはこの地域を通ります。
中世の大旅行家[[マルコ・ポーロの足跡|マルコ・ポーロ]]および[[イブン・バットゥータの足跡|イブン・バットゥータ]]も、この地域を通過しました。
== する ==
== 食べる ==
福建南部料理は煮込み料理や肉の蒸し煮に集中しており、この特徴は隣接する[[潮汕]]料理とも似通っています。台湾人の大多数はこの地域からの移民の子孫なので、訪れてみると地元料理と台湾料理の多くの類似点に気づくでしょう。莆田の料理は、厦門・泉州・漳州とは大きく異なり独特です。
沿岸地域であるため、漁業および養殖業が重要産業であり、地元料理でも海産物が重視されています。特産品にはアワビやウナギがあり、[[日本]]や中国各地へ大量輸出されています。
より大きな都市、特に[[厦門]]には、国際料理を提供するレストランもあります。
== 飲む ==
この地域ではさまざまなお茶が生産されています。最も有名なのは[[安渓]]産の烏龍茶「鉄観音」でしょう。これは何世紀にもわたって輸出されてきました。ボストン茶会事件で海へ投げ捨てられたお茶もこれでした。
閩南は'''工夫茶'''という、茶の風味を最大限引き出すための特別な淹れ方や作法でも知られています。この伝統は隣接する[[潮汕]]地域や[[台湾]]にも広がっています。
== 安全を確保する ==
国全体での一般的な注意事項については[[中国#安全を確保する|国の記事]]を参照してください。
台湾統治下の[[金門]]島は[[厦門]]近郊にあり、双政府はこの地域を敏感地帯と見なして相当数の軍事力を常に配備しています。旅行者は軍事区域へ立ち入ったり、挑発的と受け取られかねない行動をしたりしないようにしてください。もっとも、この問題もかつてほど深刻ではありません。1970年代以降、この海峡で砲撃戦は発生しておらず、現在では両地間に定期フェリーも運航されていますが、それでも注意するに越したことはありません。
この地域では5月から11月にかけていつでも[[台風]]が発生しており、特に7月と8月にはかなり激しいです。
== 出かける ==
福建省内で隣接する地域は以下の通りです:
* [[閩東]] — 省都かつ歴史都市である[[福州]]があります
* [[閩西]] — [[武夷山]]および[[客家土楼]]があります。いずれも[[ユネスコ世界遺産]]です。
また、南の[[広東省]]へ行くのも簡単です。[[潮州]]および[[汕頭]]は近隣都市であり、岸沿いに北へ進めば[[杭州]]や[[上海]]を通ります。[[中国の高速鉄道|高速鉄道]]が最速かつ最便利ですが、バス路線も充実しています。
さらに、厦門からフェリーで台湾統治下の[[金門]]へ渡り、そこから安い短距離便で[[台湾]]本島へ向かうこともできます。
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[[カテゴリ:華東]]
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閩西
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wikitext
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[[File:云根书院.jpg|thumb|300px|南平近郊の学校]]
'''閩西'''(びんせい、{{lang-zh-hans|闽西}} ''mǐnxī'')は、[[中国]]の[[福建省]]にある地域です。福建省の主要都市は沿岸部にあり、内陸部は主に山地と農業地帯で構成されています。
== 都市 ==
{{mapframe}}
この地域にある3つの地級市には、それぞれ人口250万〜300万人規模が住んでいます。
* {{marker|type=city|name=[[竜岩]]|wikidata=Q68862}}
* {{marker|type=city|name=[[南平]]|wikidata=Q68534}}
* {{marker|type=city|name=[[三明]]|wikidata=Q68614}}
== 知る ==
== 着く ==
* {{vCard | type=airport | name=武夷山空港 | alt={{IATA|WUS}} | wikidata=Q2668990 }}
== 移動する ==
この地域内では、通常はバスで移動します。2018年には南平・三明・竜岩を結ぶ高速鉄道路線が開業し、福州や省外の主要都市からの直通列車が地域内を東西方向に経由するようになりました。南平、三明、竜岩は3都市とも、福建省沿岸部から[[江西省]](福建省の内陸側の隣の省)方面へ向かう[[中国の鉄道旅行|高速鉄道]]各線の道中にあり、南北方向の列車もこの地域を通過します。目的地によっては、列車とバスを都度乗り換えるのが良いかもしれません。
== 観る ==
* {{vCard|type=mountain|name=[[武夷山]]|wikidata=Q207692|content=茶で有名な景勝地で、山岳、河川、歴史的建築があります}}
* {{vCard|type=nature reserve|name=泰寧鎮|wikidata=Q1375194|content=[[三明]]近郊にあるユネスコ世界ジオパークです}}
* {{vCard|type=building complex, cultural heritage|name=[[福建土楼]]|wikidata=Q7800231|content='''永定県'''および'''南靖県'''にある、何世紀もの歴史がある魅力的な土造建築群です}}
== する ==
== 食べる ==
== 飲む ==
== 安全を確保する ==
== 出かける ==
この地域は福建省内の他地域([[閩南]]または[[閩東]])とのアクセスがよく、特に主要都市である[[厦門]]および[[福州]]への行き来は便利です。高速道路など大きい道路が通っている一部地域からは、さらに西の内陸にある[[江西省]]、南方の[[広東省]]、あるいは北方の[[浙江省]]へ向かうことも可能です。
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[[カテゴリ:華東]]
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竜岩
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Takanori555
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wikitext
text/x-wiki
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'''竜岩'''({{lang-zh-hans|龙岩}} Lóngyán)は、[[中国]]の[[福建省]]にある都市です。
== 知る ==
{{climate/chart
|竜岩
|8.4 |17.9 |68.5
|10.3 |19.2 |95.6
|13.0 |21.5 |177.4
|16.9 |25.6 |190.6
|20.2 |28.7 |260.4
|22.8 |30.8 |331.0
|23.6 |33.2 |179.2
|23.3 |32.8 |235.7
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|clear=right
|source=[[:en:Special:Permalink/5236864#Understand|英語版ウィキボヤージュ第5236864版(2026年3月26日00:16の版)]]
|description=
}}
[[File:China Fujian Yongding Hongkeng Tulou West River Bank.jpg|thumb|洪坑土楼の西河岸]]
竜岩は福建省にある、中国の都市の基準では比較的小規模な都市(人口約250万人)です。多くの訪問者は、永定区にある[[福建土楼|客家土楼]]を見る足掛かりとしてこの街を訪れます。観光インフラは最小限しか整備されておらず、大型観光バスもありません。竜岩で過ごす半日は、今尚成長を続ける中国の内陸都市の暮らしを垣間見るいい機会となるでしょう。[[英語会話集|英語]]が通じることは期待しないでください。
地級市としての竜岩市は、新羅区({{lang-zh-hans|新罗区}})、永定区({{lang-zh-hans|永定区}})、漳平市({{lang-zh-hans|漳平市}})、長汀県({{lang-zh-hans|长汀县}})、上杭県({{lang-zh-hans|上杭县}})、武平県({{lang-zh-hans|武平县}})、連城県({{lang-zh-hans|连城县}})から構成されています。
== 着く ==
=== 飛行機で ===
*{{vCard | type=airport
| name=竜岩冠豸山空港 | name-local=龙岩冠豸山机场 | url=http://www.longyanairport.cn/ | email=zhangq@iport.com.cn
| address-local=连城县莲航路288号 | lat=25.6750823197 | long=116.7466724880 | directions=市街地との間を結ぶバスが運行されています。運賃は{{CNY|30}}です。
| phone=+86 597 8918820, +86 597 8918825 | tollfree=
| hours= | price=
| wikidata=Q1930801
| lastedit=2019-02-03
| content=[[北京]]、[[成都]]、[[仏山]]、[[桂林]]、[[昆明]]、[[南京]]、[[上海]]との航空便があります。
}}
=== 鉄道で ===
竜岩には主に以下の都市との鉄道連絡があります。多くは福州・廈門方面の列車です。
* [[福州]]
* [[廈門]]
* [[贛州]]
* [[深圳]]
* [[広州]]
* [[上海]](広州または厦門経由、約9時間)
新しく建設された駅では切符も購入できます。駅内にはATMがなく、外国発行のクレジットカードは利用できません。
=== バスで ===
竜岩は交通の便が良く、[[福建省]]内のほとんどの都市([[廈門]]や[[福州]]を含む)へ行くことができます。バスターミナルは人民東路にあり、隣接する切符売り場で乗車券を購入できます。[[廈門]]からは午後の早い時間帯にたくさんバスが出発していますが、最終の復路便は12:30発です。バスでは途中の村や[[福建土楼|土楼]]で降りることができます。
鉄道駅とバスターミナルは約{{km|1}}離れています。
== 移動する ==
タクシーやバイクタクシーはありますが、営業は不規則です。鉄道駅前にはタクシー乗り場があります。中国の他地域と同様に、Didiアプリ(中国版Uber)を使ってその場でタクシーを呼ぶことができます。市中心部内の移動はおよそ{{CNY|10}}です。
また、市内全域を結ぶ優れた公共バス路線網があります(運賃{{CNY|1}}、現金のみ、釣り銭なし)。宿泊施設でも周辺の村々を訪問するためのタクシーを手配してくれるはずです。
== 話す ==
東部の都市部では'''[[閩南語会話集|閩南語]]'''が主要言語であり、西部の農村地域では'''[[客家語会話集|客家語]]'''が中心的に話されています。ただし、これらの言語を話す若い世代のほとんどは[[中国語会話集|標準語]](普通話)も話せます。あまり観光地として開発されている都市ではないため、英語話者は非常に少数です。
== 観る ==
[[File:China Fujian Yongding Hongkeng Tulou Zhencheng Lou.jpg|thumb|洪坑の振成楼]]
この地域で最も有名な観光名所は、客家人(kèjiārén)の[[福建土楼]](土楼 tǔlóu)です。多くは円形の建物で、[[ユネスコ世界遺産]]に登録されています。
「客家」とは「客人」を意味します。彼らは数百年前に中国北部の戦乱から逃れてこの地域([[閩西|福建西部]]および[[粤東|広東東部]])へ移住してきた人々で、現在でも独自の方言や文化を維持しています。土楼は大家族が暮らせるほど大規模で、防御しやすいよう設計されています。市内にはありませんが、西の村々には数千棟が今でも現存します。ホテルでこれらを見学するための車やバンを手配できます(1日{{CNY|200-300}})。
* {{vCard | type=park
| name=冠豸山国家地質公園 | name-local=冠豸山国家地质公园, Guangzhishan National Geological Park | url=http://www.lcxgzs.cn/Index.aspx | email=
| address-local=连城县 | lat=25.7138370204 | long=116.7814551756 | directions=連城県行きの長距離バスに乗ります。連城県バスターミナル到着後、タクシーを利用するか、停車場から{{m|800}}以内に停車する6番バスを利用します。公園入口はバスターミナルから約{{km|2.5}}、[[冠豸山空港|竜岩冠豸山空港]]から約{{km|5.5}}です。
| phone=+86 597 3128080 | tollfree=
| hours=08:00~17:30(5〜10月)、08:30~17:00(11〜4月) | price={{CNY|115}}、オンライン:{{CNY|99}}
| image=远望冠豸山 - Guanzhai Mountain - 2010.07 - panoramio.jpg
| lastedit=2019-02-03
| content=竜岩で(福建土楼を除けば)最も人気のある景勝地です。公園内の主な見どころは冠豸山({{lang|zh-hans|冠豸山}})と石門湖({{lang|zh-hans|石门湖}})です。
}}
* {{vCard | type=museum
| name=竜岩市博物館 | name-local=龙岩市博物馆 | url=http://www.longyanbowuguan.com/ {{dead link|December 2020}} | email=lysbwg@163.com
| address-local=新罗区龙岩大道人民广场中2号 | lat=25.075124 | long=117.013736 | directions=1、3、9、16、20、30系統バス
| phone=+86 597 3308908 | tollfree=
| hours=08:30~11:30, 15:00~17:30(夏季)、08:30~11:30, 14:30~17:00(冬季)、月曜休館 | price=無料
| lastedit=2020-04-26
| content=
}}
==する==
* {{vCard | type=entertainment, leisure center
| name=天子温泉リゾート | alt= | url= | email=
| address-local=永定区城郊乡东溪村箭滩组4号 | lat=24.7506 | long=116.7592 | directions=永定バスターミナルから2番バスに乗車してください。
| phone=+86 597 3350888 | tollfree=
| hours=08:30~23:00 | price={{CNY|238}}
| lastedit=2019-01-30
| content=4〜5つ星ホテルと90種類の異なる温泉プールを備えたリゾート施設です。
}}
=== 文化 ===
この地域には探索するべき美しい客家の村が数多くあります。特に竜岩の南西に位置する湖坑鎮には、客家土楼の大規模な集積があります。湖坑(土楼文化村)の入場料は{{CNY|90}}、さらに{{CNY|10}}追加すると隣接する高北土楼(高北土楼)も見学できます。湖坑では静かで素朴な土楼の暮らしを垣間見ることができますが、高北は観光客向けになっていて商売色が強くなっています。湖坑には観光客向けレストランがいくつかありますが、価格は高めです(1食{{CNY|90}}〜{{CNY|120}})。多くのレストランでは自家製米酒も提供しています。湖坑や高北周辺には宿泊施設も豊富です。竜岩市街と同様に、英語はほとんど通じません。
=== 娯楽 ===
市の西部には''志高遊楽園''({{lang|zh-hans|志高游乐园}})という遊園地があります。ジェットコースターやディズニーランド風の建築が特徴です。営業時間は平日15:00〜22:30、土日祝日9:30〜22:30です。入場料は大人{{CNY|120}}、子供{{CNY|50}}です。
== 買う ==
竜岩の中心部はそれほど大きくありませんが、ブランド品や携帯電話などを買える場所がかなりあります。
川の北側、中山公園の隣にある中山路(中山路)には、中山路歩行街({{lang|zh-hans|中山路步行街}})と呼ばれる歩行者天国があり、多くの店舗や屋台が夜遅くまで営業しています。
また、靴や茶葉から電子機器まで卸売価格で販売する交易城(交易城)地区もあります。2018年6月時点では、大型家具店や家電量販店も多数開業しています。交易城へは10、12、19番バスで行けます。また、交易城地区には白馬({{lang|zh-hans|白马}})と呼ばれる複数棟から成る衣料市場もあります。もしこれを狙うなら、早めに訪れるのがおすすめです。多くの店舗は16:00までに閉店しますが、路面店の多くはそれ以降も営業しています。
== 食べる ==
市内各地には気軽な屋台や食堂があり、さまざまな郷土料理、とりわけ客家料理を提供しています。特に上記の歩行街には多数集まっています。
また、好きな肉や野菜を選ぶと大量の油で炒めてくれる郊外型レストランもあります。1食あたり約{{CNY|20}}と見込んでください。
== 飲む ==
この地域には多くの茶園があり、福建省は烏龍茶、そしてやや知名度は下がりますが鉄観音茶({{lang|zh-hans|铁观音茶}})で有名です。福建には茶道とも呼べる一種の習慣があり、茶葉をたっぷり入れた急須に湯を注ぎ、すぐ別の急須へ移し、さらに指ぬきほどの小さな茶杯へ注ぎます。レストランや宿泊施設から個人宅たくまで、この地域で泊まると、この様式のお茶でもてなされることが多いでしょう。茶葉の品質や価格は実にさまざまです。
また、多くの家庭には薬材を漬け込んだ大きな白酒の瓶があります。
なお、ソフトドリンクや特にビールは常温で提供されるのが普通です。
== 泊まる ==
竜岩市内および近隣の永定にはホテルがあります。鉄道駅の向かい側には安価なホテルが多数あり、屋上に赤や青の看板がある建物が目印です。ダブルルームで{{CNY|40-60}}程度です。
[[File:China Fujian Yongding Tulou Fuyulou Guesthouse.jpg|thumb|福裕楼長堤客桟]]
多くの土楼では観光客向け宿泊施設を提供しており、非常に質素な部屋(例:浴室なし)から、エアコンと専用浴室を備えた美しく装飾された部屋までさまざまです。詳細は[[福建土楼]]を参照してください。
== 出かける ==
* [[福建土楼]] — 竜岩の南東、永定区や南靖県にある、複数の住居が一つの要塞化された建物群の中に組み込まれた驚くべき土造建築です。
* [[厦門]]
* [[武夷山]]
* [[広東省]]
{{IsPartOf|閩西}}
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{{mapsources|lat=25.088|long=117.024}}
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[[カテゴリ:中国の都市]]
[[カテゴリ:華東]]
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珠江デルタ
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2026-06-16T14:37:08Z
Takanori555
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着く・移動するの節を加筆修正
57473
wikitext
text/x-wiki
{{pagebanner}}
'''珠江デルタ'''({{lang-zh|珠三角}} {{lang|zh-Latn|Zhūsānjiǎo}})は、[[中国]]の[[広東省]]にあります。超規模の製造業と貿易を擁する活気ある地域であり、その大部分は高度に開発された都市区域で、高い人口密度を有しています。
経済的・言語的には、珠江河口の両岸に位置する特別行政区<!--[[中国の省と地域の一覧|特別行政区]]-->である[[香港]]と[[マカオ]]も珠江デルタの一部と見なされます。しかし、これらは行政的・政治的に大きく異なっています。そのため、本記事ではこれらを扱いません。
この地域は中国でも最も豊かで発展した地域の一つであり、デルタ地帯のすべての都市は[[中国の高速鉄道|中国の高速鉄道網]]によって結ばれています。
== 都市 ==
{{mapframe}}
[[Image:Pearl River Delta Area.png|thumb|300px|珠江デルタの地級市]]
この地域には8つの地級市があります。
* {{marker|type=city|name=[[広州]]|wikidata=Q16572}}({{lang-zh-hans|广州}}) - 広東省の省都であり、この地域の経済・文化の中心です。珠江を数時間上った場所にあり、数千年の歴史を持ち、[[シルクロード|海のシルクロード]]の時代から貿易都市として栄えてきました。
* {{marker|type=city|name=[[東莞]]|wikidata=Q59218}}({{lang-zh-hans|东莞}}) - 広州と深圳の間に位置するアパレル産業の中心地で、製造業の町'''厚街'''もあります。
* {{marker|type=city|name=[[仏山]]|wikidata=Q34412}}({{lang-zh-hans|佛山}}) - 広州の南西に位置する工業都市で、美食の目的地として知られる'''[[順徳]]'''があります。順徳は複雑に交差する水路でも有名です。
* {{marker|type=city|name=[[恵州]]|wikidata=Q59173}}({{lang-zh|惠州}}) - 地域の北東端に位置する、美しく急速に発展している都市で、自然や海岸で人気があります。
* {{marker|type=city|name=[[江門]]|wikidata=Q59132}}({{lang-zh-hans|江门}}) - 港湾都市であり、'''開平'''、'''恩平'''、'''鶴山'''、'''台山'''などといった県級市を含みます。数十万人の[[アメリカ合衆国|アメリカ]]や[[カナダ]]に住む華僑の祖籍地でもあります。
* {{marker|type=city|name=[[深圳]]|wikidata=Q15174}}({{lang-zh-hans|深圳}}) - [[香港]]に隣合う中国本土側の都市です。1970年代後半まではほぼ漁村の集落でしたが、その後経済特区に指定され驚異的な発展を遂げました。現在では人口約2,000万人に迫る成長都市であり、中国の技術産業の中心地です。
* {{marker|type=city|name=[[中山]]|wikidata=Q59223}}({{lang-zh-hans|中山}}) - 孫文の故郷であり、珠海の内陸側に位置する家具産業の中心地です。
* {{marker|type=city|name=[[珠海]]|wikidata=Q59095}}({{lang-zh-hans|珠海}}) - [[マカオ]]に隣接する中国本土側の都市です。こちらも漁村から経済特区へと発展し、2020年時点で人口244万人を有しています。深圳ほど裕福でも派手でもありませんが、伝統的な方言や文化がよりよく保存されています。海辺を散策したり、保存状態の良い20世紀初頭の'''斗門'''旧街を訪れたりできます。
深圳と珠海は、投資を促進するためにさまざまな措置がなされている経済特区<!--[[中国の省と地域の一覧#開発区|経済特区]]-->(SEZ)です。どちらも経済的に多く集客するほか、買い物や各種サービス、娯楽が中国本土の方が安価であることから、香港やマカオからも多数の観光客が訪れます。
== 知る ==
この地域は、[[海のシルクロード]]の時代から茶貿易の時代を経て現代に至るまで、常に中国の主要な対外貿易拠点の一つでした。
広東省は中国の輸出総額の約3分の1を生み出しており、その大部分はデルタ地帯のものです。この地域はしばしば「世界の工場」と呼ばれます。最大の製品分野は衣料品と電子機器ですが、工業基盤は極めて多様であり、生産される製品の種類も膨大です。
1978年、東莞で香港向け輸出用ハンドバッグを製造する小規模な加工工場が開設されました。これは中国初の輸出加工企業でした。その後、鄧小平による改革開放政策が実施されると、デルタ地帯は狂乱的ともいえる発展を遂げました。その背景には、香港・台湾・海外からの大規模投資がありました。また、中国国内の他地域からの投資や大規模な人口流入もありました。
この数十年間、先進工業国のGDP成長率は一般的に年0〜4%程度でした。一方、中国は数十年にわたり全国ベースで毎年8〜9%の成長を達成しました。そしてデルタ地帯は年15%前後という、さらに高い成長率を記録しました。つまり、1980年代から2008年頃まで、GDPが約5年ごとに倍増していたことになります。珠江デルタの象徴都市である深圳は、「世界で最も成長の速い国の、最も成長の速い省の、最も成長の速い地域の、最も成長の速い都市」であると自負しています。
改革開放政策の一環として、投資を促進するために経済特区<!--[[中国の省と地域の一覧#開発区|経済特区]]-->(SEZ)が設置されました。そのうちの二つ、[[深圳]]と[[珠海]]がデルタ地帯にあります。どちらも1970年代の漁村から、現在の活気ある近代都市へと驚異的な成長を遂げました。2020年の国勢調査では、深圳の人口は約2,000万人に迫り、珠海も200万人を大きく上回っています。
=== 費用 ===
非常に限られた予算で旅行するのであれば、この地域を離れ、中国内陸部で本当のお買い得品を探した方がよいでしょう。
費用を気にしない旅行者であれば、香港に滞在するか、他都市の高級施設を利用することで、どちらの場合でも素晴らしい体験ができます。
香港やマカオの住民は、より安価な買い物やサービス、娯楽を求めて日常的に深圳や珠海へ渡っています。旅行者も同様のことができます。一方で、珠江デルタの中国本土住民は、高級ショッピングや娯楽を求めて香港やマカオへ向かいます。ブランド品に対する税率の低さや、[[マカオ]]のカジノ、[[香港ディズニーランド]]などの魅力がその理由です。現在では広州や深圳にも多くの高級ショッピング施設や娯楽施設がありますが、脇道や郊外には依然として安価な選択肢があります。
== 話す ==
この地域の主要言語は'''[[広東語会話集|広東語]]'''であり、隣接する香港やマカオとも共通しています。しかし、[[中国語会話集|標準語]]は何十年にもわたって中国本土全域で教育および行政の言語であったため、こちらも非常に広く話されています。深圳では、他地域からの大規模な移住により標準語が優勢です。この地域の一部では、'''[[台山#話す|台山語]]'''のように広東語と近縁でありながらお互いにあまり通じない方言も話されていますが、こうした話者も通常は標準的な広東語を話します。'''[[客家語会話集|客家語]]'''も地域内のかなり少数の人々に話されていますが、その人々の大半は広東語、標準語、またはその両方も話すことができます。
香港の影響と、この地域が広範な外国貿易の結びつきを持つことから、中国の他地域と比べると[[英語会話集|英語]]は比較的よく通じます。しかし、それでも決して広く普及しているわけではありません。高級ホテルや観光客向けの土産物店のスタッフであれば十分な英語を話せることを期待していいですが、タクシー運転手や地元のレストランのウェイトレスにはあまり期待できません。
この地域は非常に国際色豊かであるため、[[スウェーデン語会話集|スウェーデン語]]から[[スワヒリ語会話集|スワヒリ語]]まで、さまざまな外国語が聞こえてくることもありますが、旅行者にとって広く通用したり一般的に役立ったりする言語はありません。ただし、一部の高級ホテルは特定の国からの旅行者を主な対象としており、日本語、[[韓国語会話集|韓国語]]、[[ロシア語会話集|ロシア語]]、あるいは西ヨーロッパの主要言語でサービスを提供している場合があります。
== 着く ==
=== 飛行機で ===
広州と香港にはどちらも主要な国際空港があり、深圳、珠海、マカオにも大規模な空港があります。これらの空港はすべて1990年頃以降に建設または大幅拡張されたもので、近代的かつ効率的です。珠海空港は国内線のみを扱っており、仏山や恵州の小規模空港も同様です。一部の国際[[アジアの格安航空会社|格安航空会社]]は、着陸料が香港や広州より安いため、マカオや深圳へ就航しています。2018年時点のウィキペディアによる旅客数ベースの世界空港ランキングでは、香港が8位(国際線旅客数では3位)、広州が13位、深圳が32位でした。
=== 船で ===
香港空港からは珠江デルタ地域の複数都市へ直通のフェリーが運航されています。空港からフェリーに乗る場合は、香港の出入境審査や税関を''通過せずに''直接チケットカウンターへ向かってください。詳細は[[香港国際空港#フェリーで]]をご覧ください。マカオ空港と深圳空港からも、珠江デルタ地域の多くの都市へフェリーが運航されています。
=== 車や鉄道で ===
この地域は'''道路と鉄道'''によって中国の他地域と良好に結ばれています。中国の[[中国の高速鉄道|高速鉄道]]網の中核を成すのは、[[武漢]]と[[鄭州]]を経由して[[広州]]と[[北京]]を結ぶ、全線で時速{{km|300}}超の路線です。この路線は多くの都市を通過し、途中で各地へ向かう支線が分岐しています。さらに、最高時速250kmの高速路線が[[深圳]]から[[廈門]]、[[杭州]]を経由して[[上海]]まで海岸沿いに延びています。
=== 査証 ===
この地域には'''3つの異なる査証制度'''があります。すなわち、[[香港]]、[[マカオ]]、そして中国本土の[[中国]]のビザです。多くの西側諸国の国民は[[香港#入境条件|香港へ査証免除で入る]]ことができ、[[マカオ#入境条件|マカオへも査証免除または到着査証で入る]]ことができますが、中国本土へ入るには事前に[[中国#査証|中国観光ビザ]]を取得する必要があります。
中国本土のビザは自国の中国大使館または領事館で取得できます。多くの国の旅券所持者は、香港またはマカオの政府機関でも査証を取得できます。マカオの窓口の方が待ち時間は短めです。両都市の多くの旅行代理店でも、少額の手数料でビザ取得を代行してくれます。国営の中国国際旅行社(CITS)は香港空港に事務所を構えており、ビザ手配と航空券手配の両方を行っています。
深圳または珠海への入域のみを認め、中国本土の他地域へは移動できない特別査証もあります。これらは国境で取得できる場合がありますが、規則は旅券の種類によって異なり、また時期によっても変わります。詳細は[[深圳#査証|深圳]]および[[珠海]]の記事をご覧ください。
==移動する==
<!--
{{infobox|By bridges and tunnel|The 50-km [[Hong Kong]]-[[Zhuhai]]-[[Macau]] link, a bridge and tunnel opened in October 2018, makes it possible to travel quickly across the Pearl River Delta without taking the ferry. Driving your own car is a pain—there are significant restrictions, and drivers must apply for three separate permits (one from each of the Hong Kong, Macau, and mainland governments) to drive across the bridge between Hong Kong and Macau. However, frequent shuttle buses are available.}}
-->
地域全体が'''高速道路'''で良好に結ばれており、地域内のどの都市や町へも'''バス'''で容易に行くことができます。自分で運転することはあまり推奨しません。詳しくは[[中国での運転]]をご覧ください。
広州は中国各地へつながる主要な'''鉄道'''拠点です。[[中国の高速鉄道|高速鉄道]]によって[[深圳]]や[[珠海]]へ迅速に移動でき、それぞれ[[香港]]や[[マカオ]]との国境まで直行できます。中国の高速鉄道は、西九龍(広深港高速鉄道)駅を通じて香港へも直接乗り入れています。この地域には他にも多数の鉄道路線が縦横無尽に走っており、未だに多くの路線が建設中です。珠江デルタ内の各地を結ぶ路線については、[[:w:粤港澳大湾区都市間鉄道|粤港澳大湾区都市間鉄道]]の記事を参照してください。
珠江河口の主要都市を結ぶ旅客'''フェリー'''網も充実しており、その多くは高速水中翼船です。東側の香港・深圳と、西側のマカオ・珠海を結んでいます。一部のフェリーは東莞や中山へも運航されています。また、'''ヘリコプター'''便もあり、高速で便利ですがかなり高額です。詳細は各都市の記事の「着く」節をご覧ください。
すべての都市には優れた'''路線バス'''網(ただし[[スリ]]には注意してください)と豊富な'''タクシー'''サービスがあります。広州、深圳、香港には大規模な'''地下鉄'''網もあり、仏山と東莞にも規模は小さいながら地下鉄があります。これら5都市の地下鉄網はいずれも積極的に拡張が進められています。詳細は各都市の記事の「移動する」節をご覧ください。
珠江デルタ地域の交通インフラはあまりにも急速に拡張されているため、その変化を完全に把握するのは困難です。そのため、本記事を含め、どのガイドも完全に最新の情報を反映しているとは期待しないでください。
== 観る ==
[[File:Chen Clan Ancestral Hall 03048-Guangzhou (32881211901).jpg|thumb|広州の陳氏書院の屋根を飾る見事な彫刻。陳氏書院は、伝統的な嶺南建築の最も優れ、かつ保存状態の良い例の1つです。]]
この地域の伝統建築は嶺南建築として知られています。主として石材で建てられているのが特徴で、伝統的に木造建築が主流であった中国北部の建築とは対照的です。特に寺院では、装飾目的で多数の浮彫や彫像が取り入れられていることが多く、この点も中国北部の伝統建築との大きな違いとなっています。
見どころについては各都市の記事をご覧ください。特に[[広州#観る|広州]]には多くの歴史的建造物や博物館があり、[[深圳#観る|深圳]]には多数のテーマパークや博物館があります。
[[開平]]には、主に20世紀初頭に華僑によって建てられた多くの碉楼(見張り塔)があります。これらの建築物は西洋、中華、時には中東の建築様式をも融合しており、しばしばダイナミックになっています。これらは[[ユネスコ世界遺産]]に登録されています。
西洋とのアヘン貿易の時代の中国史に興味があるなら、[[東莞#観る|東莞]]のアヘン戦争博物館は間違いなく訪れる価値があります。
* {{marker|type=fraction|name=[[開平]]|wikidata=Q599514}} - 珠江デルタ西部の農村県で、20世紀初頭にアメリカやカナダの華僑が東西折衷様式で建設した村落や碉楼で知られています。また、中国の人気映画『さらば復讐の狼たちよ』({{lang-zh-hant|譲子弾飛}}、{{lang-zh-hans|让子弹飞}})の舞台でもあります。
== する ==
[[広州#広州交易会|広州交易会]]は[[広州]]で年2回開催され、中国で最も重要な見本市です。快速帆船の時代には、皇帝は外国人との貿易を広東(現在の広州)でのみ許可していました。毛沢東時代には、広州交易会は中国人と海外の実業家が商談を行えるほぼ唯一の場でした。そうした時代はすでに過去のものとなり、現在では中国の貿易はそれなりに開かれていますが、この見本市は依然として巨大かつ重要な存在です。
この地域は近年の繁栄によって高級娯楽も豊富です。富裕層向けの主要な遊び場は間違いなく[[香港]]と[[マカオ]]ですが、中国本土側の都市でも不足はありません。高級ショッピング、地元住民の週給を超える料金のマッサージセンター、至る所にあるゴルフ場、遊園地(主に[[深圳]])、さらには[[広州/北東部|白雲山]]でのバンジージャンプや[[深圳/中心部|深圳中心部]]で地上{{m|500}}近い高さからの眺望といった珍しい体験まであります。
しかし、予算が限られていても心配はいりません。これらの都市には大規模な労働者層も暮らしており、無料または低料金で楽しめるアクティビティもまた数多くあります。博物館、公園、ハイキングコースの多くは無料で利用でき、深圳の主要な公園はすべて無料です。
この地域は工業と都市開発で知られており、'''本格的なアウトドア愛好家は他の地域を検討した方がよいでしょう'''。ハイカーなら[[粤北]]やさらに内陸部([[中国中南部]]など)へ向かい、海水浴を楽しみたい人は通常[[海南省]]の方へ向かいます。それでも、この地域を訪れているのであれば、珠江デルタには驚くほど美しい'''山々'''やまずまずの'''ビーチ'''もあります。山がお好きなら[[深圳]]や[[恵州]]を訪れ、海辺でくつろぎたいなら恵州や[[珠海]]へ向かうとよいでしょう。隣の[[香港]]にも、驚くほど優れたハイキングコースと息をのむような景観があります。
== 食べる ==
== 飲む ==
== 安全を確保する ==
== 出かける ==
訪れるに値する近隣地域はいくつかあります。
まず、言語・文化・経済の面では珠江デルタ地域の一部ですが、政治的に異なるため本記事では扱っていない地域が2つあります:
* [[香港]]は河口東側に位置するかつての[[イギリス]]植民地です。1841年に、アヘン戦争の結果としてイギリスが獲得し、その中国進出の拠点として使われ、やがて対中貿易の中心地として[[マカオ]]を凌ぐようになりました。1997年に中国の特別行政区<!--[[中国の省・行政区一覧|特別行政区]]-->となり、一国二制度のスローガンの下で自由放任的な資本主義体制の大部分を維持しています。
* [[マカオ]]は河口西側に位置する旧[[ポルトガル]]植民地です。東アジアにおける最初のヨーロッパ人居留地であり、1500年代の建設以来、重要な貿易港として栄えました。現在の主な見どころはカジノ、ヨーロッパ料理やワイン、そして植民地時代の歴史的建築です。1999年に中国の特別行政区となりました。
西へ向かうのであれば:
* 著名な山岳景観と河川景観で知られる[[桂林]]と陽朔
* 熱帯のビーチが魅力の[[海南省]]
* 中国の多くの少数民族が暮らし、非常に人気の高い観光地である[[雲南省]]
* 上記のいずれかを経由して[[ベトナム]]へ、または雲南省経由で[[ラオス]]へ
[[チベットへの陸の旅]]および[[香港から昆明までの陸の旅]]は、この地域を起点として西へ向かう旅程です。
[[福建省]]の北東方面へ向かうなら:
* 歴史と景観で知られる[[武夷山]]
* 活気あふれる現代都市[[厦門]]
* 客家人の巨大な[[福建土楼]]で知られる'''永定県'''
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{{mapshapes|Q4121252}} <!-- 粤港澳大湾区都市間鉄道 -->
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[[カテゴリ:華南]]
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粤西
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2026-06-16T14:30:48Z
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/* 着く */
57472
wikitext
text/x-wiki
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'''粤西'''(えっせい)は[[中国]]の[[広東省]]西部地域です。
== 都市 ==
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* {{marker|type=city|name=[[茂名]]|wikidata=Q38927}}
** {{marker|type=city|name=[[化州]]|wikidata=Q1374792}}
** {{marker|type=city|name=[[高州]]|wikidata=Q1209135}}
* {{marker|type=city|name=[[陽江]]|wikidata=Q59209}} — 美しい海岸線と自然景観で知られています
* {{marker|type=city|name=[[湛江]]|wikidata=Q59144}} — かつての[[フランス]]租借地で、現在は主要な海港都市になっています
* {{marker|type=city|name=[[雷州]]|wikidata=Q1209167}} — 石狗の街。この地域の古都です
* {{marker|type=city|name=[[徐聞]]|wikidata=Q1374567}} — 島嶼部である[[海南省]]への玄関口です
==知る==
==話す==
この地域には'''[[広東語会話集|広東語]]'''とそれに近い複数の方言が存在しますが、標準広東語との相互理解の程度には差があります。[[湛江]]で話される方言はそれほど大きな問題になりませんが、[[陽江]]や[[化州]]の方言は、標準広東語話者にとって理解が難しい場合があります。それでも、これらの方言の話者のほとんどは標準広東語も理解し、話すことができます。雷州の現地方言は閩語の一種であり、海南語と近縁ですが、お互いに通じません。
中国の他地域と同様に、'''[[中国語会話集|標準語]]'''が公用語であり、若い世代を中心に住民のほとんどが話します。
== 着く ==
中国各地から夜行列車が粤西へ向けて運行されています。一部は湛江で終着となり、他の列車は[[雷州]]や[[徐聞]]に停車しながら雷州半島を縦断し、その後客車ごと鉄道連絡船に積み込まれ、[[海南省]]へ向かいます。
2018年末には、[[広州#広州南駅|広州南駅]]から陽江、茂名を経由して湛江西駅までを結ぶ新路線で高速列車の運行が開始されました。2025年末には[[広州#広州駅|広州駅]]と湛江北駅を結ぶ高速鉄道路線が開業し、広州と湛江の間は最速1時間半で結ばれました。
湛江には比較的充実した空港があり、中国の主要航空ハブと直行便で結ばれています。
== 移動する ==
== 観る ==
* {{marker|name=[[東海島]]|wikidata=Q5287406}} — 長い砂浜で知られています
* {{marker|name=[[硇洲島]]|wikidata=Q10441809}} — ウミガメ保護区があります
== する ==
== 食べる ==
== 飲む ==
== 安全を確保する ==
== 出かける ==
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{{IsPartOf|広東省}}
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{{中国}}
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[[カテゴリ:華南]]
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